著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英文法の勉強法|効率的に英語の文法力が身に付く6つの練習とコツ

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英語の文法は嫌いだけど、どのようにしたら簡単に効率的に英文法が習得できるのか、その方法をお探しではないでしょうか?

英語の初心者の方、また英語が苦手な社会人の方などと同じように、英語をマスターした方の多くが、英文法が大の苦手な場合が多いです。

英文法がどうしても覚えられない・・・

しかし、英語を習得した方と習得出来ない方と大きく異なる点は、頭で覚えるのではなく、感覚で英文法をマスターしている点なのです。

まさに、ネイティブが習得する感覚で習得したのかどうかということです。私たち日本人も、日本語の文法を頭では決して覚えていませんよね?

でも英語となると文法の専門用語で色々頭を痛めて勉強しながら覚えようとしています。

私は今から説明する方法などで自然に英文法をマスターしたので、英検1級、TOEIC満点を初受験で取得しましたが、実は英文法を生徒さんに教えるのは未だに不得意なのです。

よって、ここでは従来の英文法の勉強や覚え方とは決別して、ネイティブが習得する過程と同じような、ゲーム感覚で英文法が効率的に身に付く方法をご紹介します。

英語初心者の方、英語が苦手な方、時間がない社会人の方でも簡単に実践できる勉強法です。また最後にはスキマ時間に活用できるおすすめの英文法のアプリや参考書などの情報も紹介しています。

また、1ヶ月という期間とノートと鉛筆(ペン)さえあれば、英文法の基礎力は計画的に身に付くものです。

極論は、知らないうちに英文法をあなたの脳が理解して、英語力全般がUPしていることですね。

そのコツや方法などをまとめたテキスト(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼント中ですので、そちらも是非参考にしてみて下さい。

目次:

効率的に英語の文法感覚を自然に身につけるコツと注意点
・英語の文法は勉強しないこと
・本来の文法力で最も重要な要素とは
・文法に「語順(文型)」が重要な理由
・文法の語順感覚を身につける方法
・英文法の分厚い参考書は不要!
・英語の文法は中学基礎で十分!でも注意点が・・・
英文法を自然に習得する6つの勉強法とは?

英文法勉強法その1|「並べ替え」トレーニングのやり方
・並べ替えトレーニング(練習問題)と例
・1日1英文から始めるのが基礎を作り上げるコツ
・“かたまり”並べ替えトレーニング(練習問題)と例 - 中級編
・大学生や社会人はTOEICの英文を使おう!
英文法勉強法その2|「穴埋め」トレーニングのやり方
・穴埋めトレーニング(練習問題)と例
・穴埋めトレーニングの効果とコツ
英文法勉強法その3|「音読」トレーニングのやり方
・過去の英文を活用!音読トレーニング方法
・英文法につなげる音読のコツ
英文法勉強法その4|「スラッシュリーディング」のやり方
英文法勉強法その5|「書き写し」トレーニングのやり方
英文法勉強法その6|「日記」を書いて英文法も英会話力も同時に身けるやり方
・3単語だけでも英会話に必要な不規則動詞などが身につく
・身近で自分に必要な英単語も身につく

1ヶ月間で英文法力を身に付ける勉強計画を立てる!
英語初心者・学生・忙しい社会人は無料の英文法の勉強アプリやサイト・参考書などを使おう!

効率的に英語の文法感覚を自然に身につけるコツと注意点

中学生、高校生、社会人と特に英語初心者は英文法の苦手意識が強すぎます。

冒頭でもお伝えしたように感覚で英文法を習得する勉強法がベストです。

そこには英文法に対する考え方やコツがあるので先ずは確認してみましょう。

英語の文法は勉強しないこと

まず、英語の文法をマスターするのに一番重要なことは、英語ができない日本人がよくやっている英文法の「お勉強」をしないことです。

日本人は英語ではなく、「英語学」という学問を研究するかのように英文法を勉強する悪い癖があります。これも過去の義務教育の弊害ですね。

あるサイトで、「第三者に説明できるくらい英文法を理解すればいい」という記述がありましたが、まさにそれが「英語学」です。

あなたは日本語の文法を完ぺきに第三者に説明できますか?

「国語(日本語)」を大学で専攻して、外国の生徒に日本語を教える夢があるならまだしも、普通に生活してる限り難しいはずです。

でも、自然と日本語の文法を身に付けている。

英語もこれでいいのです!母国語の日本語の文法すら説明できないのに、英語の文法が説明できないのは当たり前です。

英語の先生になりたいという夢、英語学を極めたいという人以外は、英文法を説明できるというバカげた能力は必要ありません

英文法の参考書を片手に熟読しながら勉強しないこと、これが時間を無駄にせずに効率的に英文法を自然と習得する上で一番大事な要素です。

もう既におわかりだと思いますが、文法の参考書や問題集を解いて、解説を読んでというお勉強をしても、本当の文法力も実践で使える英語力も身に付きません。

なぜなら、「英語の文法とは何なのか」と言ったときに、受験英語で習ってきたような勉強法とは180度違うからです。

本来の文法力で最も重要な要素とは

では、英語の文法で最も重要な要素とは何でしょうか?

それは「語順感覚(文型=単語の並び)」を身につけることです。やれ助動詞だ、やれ疑問詞だ、冠詞やらというようなお勉強をしても頭の中で使いこなせなければ意味がありません。

一番最初に絶対に身に付けないといけない英文法がこの文型です。

英語には基本的に次のような5つの文型があります。

  • 第1文型「SV」
  • 第2文型「SVC」
  • 第3文型「SVO」
  • 第4文型「SVOO」
  • 第5文型「SVOC」

「S」や「V」は「主語」と「動詞」を指しますが、ようするにどのような順番に単語が並べられているかです。

ようするに下記の写真のようにパズルを横並びではめ込んでいく感覚です。

日本語で、「今日、あなたと行く、私は、東京ドームへ」の文は多少違和感がありますね。要するに日本語の正しい語順に並べられていないためです。

まずは次で英語の語順の基本を説明するのでそちらを確認してみましょう。最も大切な英文法です。

例えば、学校の先生は何年も生徒に英文法を教えているにもかかわらず、全然英語が喋れませんよね。

「英文法の知識は完璧なのに全然喋れない…」

要は、彼らは文法の語順感覚を身につけないからです。このように英語の文法というのは、知識よりも語順に慣れることの方がよっぽど重要だということです。

上記の5つの文型については、『英語の5文型(語順)の見分け方・例文と簡単マスター勉強法』にて詳しく解説しているので時間がある時で結構ですので目を通しておきましょう!

文法に「語順(文型)」が重要な理由

では、なぜ、文法に「語順感覚」が重要なのでしょうか?

その理由は明確です。

それは、男性と女性が違うのと同じくらい、日本語と英語では文法の語順が全く違うからです。

(1)日本語の文法構造

例えば、

「私は みかんを食べる」は「S(主語) + O(目的語) + V(動詞)」の形になります。

  • S(主語)=「私は」
  • O(目的語)=「みかんを」
  • V(動詞)=「食べる」

これがSOV 型で日本語がこの文型に当てはまります。「私は食べるみかんを」というふうにはあまり言わないと思います。多少違和感が残りますね。

SOV型にあてはまる世界の言語は他にもあります。

grammer-sov-country

上記のような韓国語、ドイツ語、オランダ語、トルコ語、インド語、イラン語なども、このSOV型の文法にあてはまります。

(2)英語の文法構造

次に、 SVO 型があります。

先ほどの日本語文「私はみかんを食べる」を英語に置き換えると、

「I eat an orange.」で「S(主語)+V(動詞) + O(目的語)」の形になります。

  • S(主語)=「I」
  • V(動詞)=「eat」
  • O(目的語)=「an orange」

日本語の語順とは全く違う、SVO型の形になります。

SOV型にあてはまる言語は次のような言葉があります。

grammer-svo-country

上記の国(スペイン、中国、スウェーデン、など)のように、英語と同じ型なら、知っている単語を当てはめていくだけでいいわけです。欧米人が英語習得が早い一つの理由として、この英語と同じSVO型にはめていく言語の国が多いからだと言われています。

要するに、私たち日本人は語順が全く違う言語を私たちは覚えようとしているということです。

この時点で断然不利なんですね。

※因みに、この理論でいくと日本人は同じ文型の韓国語を覚えるのが英語より容易という事になり、実際そのように言われていますね。

だからこそ、この語順感覚がないまま英文法の知識を覚えようとしても無理な話であって、そもそものその国の語順に慣れる勉強をしていなければ結局英語習得はできないということです。

仮に、私たちが日本語の語順感覚がないとしたら、日本語で会話する時でもイチイチ頭で考えながら、手を動かしながら、紙に図を書きながら話さないと、日本語がスラスラ出てこないかもしれません。

マイスキ英語で最も読まれている記事の一つの

『英語の文法|英文法の基礎はたった1つしかない』で詳しく解説していますが、英文法の習得にはこの語順感覚が最重要なのです。

文法の語順感覚を身につける方法

では、文法の勉強法として、基礎中の基礎の語順感覚を身につけるためにはどうすればいいのでしょうか。

それは、語順が間違っている英語に触れて、いかに「違和感」を覚えるかです。

これまでS+V+O+C という文法書を片手に、英文を解読していく「受験英語」を繰り返す人が多いのが現実でした。

ですが、実際に話せるようになるためには、英文法の解説を理解するよりも、文法の中身を感覚で捉えることだけに集中することです。

英文法の分厚い参考書と暗記は不要!

私もそうですが、英語を習得した人は、英語を読んだり、聞いたり、話したりするときに英文法は一切頭に浮かんできません。

それでも英語ができるのは、“違和感”を感じることで、この単語の前後にはコレがくる、など感覚だけで覚えているからです。ただ、それだけです。

もちろん英文法は「語順」だけではありません。

ここに副詞が来るのはおかしい、この後は動名詞だ、ここには「a」の冠詞が必要など、全ての英文法の違和感を感じていると思って下さい。

日本語でも、「て、に、を、は」という日本語文法を自然と感覚と違和感で覚えていますよね。また、ここでその単語がくるのはおかしい、など。

なのに、英語になると、なぜか参考書の解説を熟読して「頭」で理解しようと努力してしまっています。

まさに、無駄な努力で非効率的です。しかも短期記憶ですぐに忘れる習得法です。

要は、違和感さえ感じられればいいだけのことです。日本語と同じように自然と効率的にマスターするのがベストな方法なのです。

英語の文法は中学基礎で十分!でも注意点が・・・

学校英語では、最初に暗記からスタートします。アルファベットや単語、基礎文法、中級文法、上級文法といった流れで覚え込んでいきます。

しかし、英語の文法力なんて、『英文法一覧|中学英語の英文法14種類!勉強法や順番・アプリなど』の記事にあるような、次の中学レベルで十分なのです。

  1. 名詞(可算・不可算・複数)
  2. 形容詞(名詞や主語との関係)
  3. 動詞(不規則動詞など)
  4. 受動態(be動詞+過去分詞)
  5. 能動態(受け身からの言い換え)
  6. 助動詞(canやwillなど)
  7. 副詞(形容詞との違い)
  8. 前置詞(inやwithなど)
  9. 接続詞(becauseやwhenなど)
  10. 不定詞(to+動詞の原形)
  11. 代名詞(主格、所有格、目的格など)
  12. 関係代名詞(2つ以上の文の結合)
  13. 同級、比較級、最上級(betterやmostなど)
  14. 時制(現在完了や過去完了など)

実は、実際の英語で使われる文法は中学生で習得するものばかりであって、それ以外は知らなくてもいい文法ばかりだからです。

これらの14種類の文法を語順感覚と同様に自然と習得できる方法がベストなのです。

しかし、文法知識として、これらの過去分詞、受動態、他動詞、何型の英文なんてことは、一つも覚える必要はありません。

言語学者や専門家がそういう分野を学べばいいだけであって、英語をマスターするのには不要です。

日本語の文法なんて全く知らない人でも日本語を自由に喋れるのと同じで英語を使いこなすのにも支障はないということです。

いかに英語を日本語の文法に置き換えようとするかに執着は絶対しない事です。

また、これからご紹介する勉強法やトレーニングで不正解だった場合でも、英文法解説を読んで納得して安心感を得ないことです。あくまで感覚で英文法を身に付けていきます。

私たちが学校で学んだ英語の勉強方式は非効率です。

例えば、英文を理解しようとするとき、まずわからない単語を辞書で引き、主語、動詞、目的語に区分して日本語に訳していきます。一方で母国語の文章を理解しようとするときにそうじゃありません。

英文法でも同じように知識を入れることよりも慣れることが重要になります。だからこそ、「勉強する」という発想をここでは捨てて下さい。

英文法を自然に習得する6つの勉強法とは?

では、語順の違和感から始めるのは分かったけど、さっきの他の14種類の英文法も同時に自然と習得するにはどの勉強法がいいのでしょうか?

下記が6つの英文法をマスターする方法となります。

  1. 並べ替え
  2. 穴埋め
  3. 音読
  4. スラッシュリーディング
  5. 書き写し
  6. 日記

以上です。

どの勉強法でもどこにも分厚い英文法の参考書は出てきません。

また、並べ替えと穴埋めトレーニングを必ず最初に実践して下さい。もっとも大切なトレーニングとなります。

いきなり日記を書く勉強法や音読をしても全く意味がありません。

それではそれぞれの方法と効果など具体的に次の章からご紹介します。

英文法勉強法その1|「並べ替え」トレーニングのやり方

その方法が並べ替えによる文法勉強法です。この「並べ替え」勉強法は、英文法の参考書や解説を読むことはありません。

実は、英文法マスターとは、誰でも簡単にできて、本来はシンプルなものです。現に、日本語は文法を勉強せずにマスターしているはずです。

並べ替えトレーニングに必要なのは、ノート、鉛筆(ペン)、英文です。

並べ替えトレーニング(練習問題)と例

それでは、その具体的な練習方法をご紹介します。

(1)簡単な英文法の参考書やテキストを用意する

まずは、どの参考書や英文が付いているテキストでもいいので用意します。

(2)和訳付の簡単な英文を選択する

そして、英語と和訳がある簡単な英文を選択します。
例えば、she was very angry because I teased her という文とします。

(3)その英文をバラバラにする

それを、あえて下記のように自分でバラバラにします。ノートなどに書き出すようにしましょう。
I, her, very, she, because, teased, angry, was

(4)和訳を見た後、バラバラな英文を元に戻す

これを、「私が彼女をからかったので、とても怒っていました」という和訳を見た後に
並べ替えをして下さい。

下記の図がその手順となりますので参考にしてみて下さい。

grammer-svo2

(5)他の英文でも繰り返す

たったこの繰り返しだけで十分です。これで、SOV(日本語の型)から、SVO(英語の型)の感覚に慣れることができます。

1日1英文から始めるのが基礎を作り上げるコツ

並べ替えトレーニングのために選ぶ英文は何でも構いません。

英文自体の意味は関係ないので、その点は気にしないで下さい。

しかし、初心者の方は最初から長文は避けて、上記の例文のように3単語~10単語以内の英文を選んで下さい。

また、いきなり1日100英文などしても疲れるだけで、非効率的になる場合があります。自分が毎日続けられるペースがベストです。1日1英文だけでも全然構いません。それだけで今までと全く違った英文法の感覚が身についていきます。

また、文法解説の専門家を目指すわけではありませんので並べ替えは答え合わせするだけで十分です。

その基礎的な方法に慣れてきたら、更にこれまでのトレーニングより多少の負荷をかけた練習をしてみましょう。

ただし、これも文法の解説などは一切求めず、ただ単にゲーム感覚で触れていきましょう。

“かたまり”並べ替えトレーニング(練習問題)と例 - 中級編

上記でご紹介した「並べ替え」トレーニングは基礎的な方法です。

全ての単語をバラバラにするという単純な方法でしたが、ここでは英文をある程度のかたまりで並べ替える方法です。

英語を話す時、聞く時、読むとき、また書く時など、ネイティブは単語、単語を1つずつ繋げていません。

ある程度の”かたまり”で話したり、理解しています。

例えば、「前置詞+名詞」を”ひとかたまり”としています。例)in this town、など。

その感覚を身に付ける上でもここでのトレーニングをおすすめしています。

下記にいくつかの例文問題を用意しています。このかたまりの区切りが絶対!というわけではないので、これは感覚で身に付けるようにしていきましょう。

“かたまり”並べ替え問題1

He is / excited / to start / his new life / in this city.

(1) 語順を意識しながら英文を読んでください。

in this city. / excited / his new life / to start / He is
(彼はこの都市で新たな生活を始めることに興奮している)

(2) 英文の和訳を見た後、バラバラになった英文を元に戻しましょう。

(3)最後は答え合わせをして、正解を確認しましょう。

“かたまり”並べ替え問題2

She is / bugging me / with her attitude.

(1)語順を意識しながら英文を読んでください。

with her attitude. / bugging me / She is
(彼女の態度が気に障る)

(2)英文の和訳を見た後、バラバラになった英文を元に戻しましょう。

(3)最後は答え合わせをして、正解を確認しましょう。

“かたまり”並べ替え問題3

Yesterday was / the last day / of work / for this year.

(1)語順を意識しながら英文を読んでください。

the last day / for this year. / of work / Yesterday was
(昨日は仕事納めだった)

(2)英文の和訳を見た後、バラバラになった英文を元に戻しましょう。

(3)最後は答え合わせをして、正解を確認しましょう。

“かたまり”並べ替え問題4

He asked me / to go out dancing / with him / tomorrow night.

(1)語順を意識しながら英文を読んでください。

tomorrow night. / to go out dancing / He asked me / with him
(彼が明日の夜一緒にダンスに行こうと誘ってきた)

(2)英文の和訳を見た後、バラバラになった英文を元に戻しましょう。

(3)最後は答え合わせをして、正解を確認しましょう。

“かたまり”並べ替え問題5

She is / my grandma / who always / looks happy.
(1)語順を意識しながら英文を読んでください。

who always / She is / looks happy. / my grandma
(彼女は私の祖母で、いつも幸せそうにしています)

(2)英文の和訳を見た後、バラバラになった英文を元に戻しましょう。

(3)最後は答え合わせをして、正解を確認しましょう。

大学生や社会人はTOEICの英文を使おう!

基礎は身についてきて、TOEICの文法を勉強したい方(大学生や社会人)は、TOEICの問題集を使って並べ替えや穴埋めトレーニングを行いましょう。

TOEICが発行している公式問題集で使われている英文がベストでしょう。TOEICに使われている英単語も自然と身につくので一石二鳥です。

また、TOEICテストの英文法問題となるPart5とPart6の点数アップのコツや勉強法について知りたい方は、その出題パターンのコツを『TOEIC文法|絶対に出る6つのコツと英文法』の記事も併せてご参照ください。

TOEIC点数が伸びなくてお困りの方はコツがわかるはずです。

英文法勉強法その2|「穴埋め」トレーニングのやり方

並べ替えトレーニングに慣れてきた時、また並行しても構わない勉強法が「穴埋め」トレーニングです。

ここでも必要なのはノート、鉛筆(ペン)、英文です。

穴埋めトレーニング(練習問題)と例

学校での英語の試験やTOEICでも出題される英文法問題ですが、実はこれはものすごく役立つものなのです。

空いたところを埋めて英文を完成させるだけで、面白いように大事な英語の文法までも習得できるからです。

並べ替えの延長線だと思って下さい。

並べ替えトレーニング同様に、どのテキストでもいいので、1つ英文を選択して、どれでもいいので1単語、または2単語ほど抜きます。

例えば、I accepted her offer although I hated it. という文章があったとします。まだ、この時点では和訳は見ないでください。

そして、herとalthoughを抜いた文をノートなのどに書き出して作ります。

I accepted ( ) offer ( ) I hated it.

そして、和訳の「めちゃくちゃ嫌でしたが、彼女の申し出を受け入れました」を確認して、穴に入る単語を考えます。

下記の図が穴埋めトレーニングの手順ですので参考にしてみて下さい。

grammer-svo3

3-2 穴埋めトレーニングの効果とコツ

実はたったこれだけで、herの所有格、althoughの接続詞を習得しているのと同じなのです。

勉強ではなく、単純に穴を埋めただけです。

これも1日1英文ぐらいから無理なく始めるのが効率的に習得するコツでもあります。

この穴埋めトレーニングを実践するだけで、『TOEICも英会話も楽しくなる中学英語の文法14選』の記事でもあるような、英語で最低限必要とされている文法を簡単に、そして自然とマスターできるようになります。

英文法勉強法その3|「音読」トレーニングのやり方

並べ替えトレーイングや穴埋めトレーニングで使用した英文をそのまま活用するのが「音読」トレーニングです。

英文全体を「線」として捉えることで、英文法の要素が詰まった文をそのまま脳に染み込ませることをしていきます。

英語の音読|5つのやり方とコツ・おおすすめ教材や無料アプリなど』にも書いていますが、音読をすることで単語の記憶力も上がり、またリスニング力もUPしたりと効果が多くあります。

過去の英文を活用!音読トレーニング方法

先ほども説明しましたが、すでに並べ替え、穴埋めで使った英文を再利用ことで、他のテキストなどを準備する必要がないので一石二鳥です。

例えば、穴埋めした後の英文が下記であれば、その出来上がった英文をそのまま音読します。

「I accepted her offer although I hated it.」

たったこれだけです。とても簡単ですね。

英文法につなげる音読のコツ

「I accepted her offer although I hated it.」の英文の意味を忘れた場合は、再度、和訳(めちゃくちゃ嫌でしたが、彼女の申し出を受け入れました)を一度見て音読すると更に単語が記憶されやすくなります。

意味も語順も音読することでものすごく定着しやすくなります。

音読する場合に気になるのが、発音ですね。

英文法を習得する上で、あなたの発音の良し悪しはさほど関係ないのでその点は気にしないでください。

でもシッカリと発音も同時に習得できると素晴らしいですね。

時間的に余裕がある場合は、『英語の発音|初心者でもネイティブ並みに話せる矯正練習法』の記事を読んで、日本人が不得意な発音を矯正しながら音読してみましょう!

英文法勉強法その4|「スラッシュリーディング」のやり方

英語の語順のまま、左から意味のかたまりで「区切りながら(スラッシュを入れながら)」読むのがスラッシュリーディングというリーディングのやり方です。

また、並べ替えトレーニング、穴埋め問題が慣れたら、このスラッシュリーディングのみのトレーニングでOKです。

英語のリーディング|4つのコツや練習・勉強方法や無料アプリなど』でも説明していますが、スラッシュリーディング法では、単語ごとに読むのではなく意味のかたまりを意識して読みます。そのかたまりを区切るために使うのが、スラッシュ(/)記号です。

初めのうち、または初心者は並べ替えトレーニングなで使った英文をそのまま使ってOKですが、慣れてきたら英字新聞など多少難しい英文もトライしてみましょう!

スラッシュリーディングのやり方を上述の例文で見てみましょう。

  • 英文:She is / my grandma / who always / looks happy.
  • 日本語訳(頭の中の和訳):彼女は私の祖母です。私の祖母はいつも見えます、幸せそうに。

並べ替えでやった区切りをそのままリーディングに応用するだけなのです。

しかし、あまたの中の和訳が、この場合の日本語訳が並べ替えトレーニングと若干違うのが分かりますか?

並べ替えトレーニング時にテキストなどに書いている和訳と今回のスラッシュリーディングの時の頭の中の和訳の比較をしみると分かりやすいです。

  • 並べ替え時の和訳:彼女は私の祖母で、いつも幸せそうにしています。
  • スラッシュリーディング時の和訳:彼女は私の祖母です。私の祖母はいつも見えます、幸せそうに。

そうです、スラッシュリーディング時の頭の中の和訳は、英語の語順そのままに和訳しており多少不自然(違和感がある)ですね。

しかし、これが「英語」そのものの違和感なのです。

このスラッシュリーディングで語順や語彙の使い方を身に付ければ、英文(語彙・英文法全て)そのものを塊で吸収することが出来るようになります。

要するに、先ほどの例文で言うと、「She is my gramdma」の文を繋げる時は「who(関係代名詞)」を使い、そして「looks」という三人称の時の動詞の後ろには形容詞の「happy」が来るという感覚が身に付くのです。

この一文だけで、「関係代名詞」、「動詞(三人称単数)」、「形容詞(副詞ではない)」という英文法を身に付けているのです。これに参考書はいらないですよね。

また、このスラッシュリーディングの練習での英文法習得法は、リーディングのスピードUPにもそのまま直結して一石二鳥です。

TOEICテストや英検などの長文読解で時間が足りない!と悩んでいる方は、この方法をお勧めしています。

英文法勉強法その5|「書き写し」トレーニングのやり方

さて、これから最後の2つは「ライティング」という分野での英文法の勉強法となります。

最初は、『英語を「書き写す」勉強法|目的別2つの方法と効果・おすすめ教材』でも解説していますが、すでにある英文を「書き写す」という方法です。

ノートに書き写してもいいですし、PCなどにタイピングしても構いません。

初心者は意味を考えずにそのまま頭から書き写していいのですが、慣れてきたらスラッシュリーディングと同じように意味を語順の通り考えながら書き写ししてください。

シッカリと書くとなると、私も教育を受けた「単語帳」を思い出す方も少ないくないのではないでしょうか?

同じ単語を何度も書いた記憶はないですか?

しかし、この「書き写し」は単語帳とは全く性質と目的が異なります。

書き写しはあくまで「英文」という塊ということ忘れないでください。

初心者の方で意味が分からずに書き写しても、語順やその他の英文法の要素を含んだ英文を書いているので、体感として体に染みついていきます。

単発の単語を書くだけの単語帳では、それを英文のどこの場所で使って、他の単語との文法的な関係性も分からないですよね。

また、ビジネス英語でのメールを上手く書きたい、英語でのプレゼンの資料も上手く作りたいなどの目標がある方は、「書き写し」はライティング力もUPしてくれるので是非トライしてみて下さい。

英文法勉強法その6|「日記」を書いて英文法も英会話力も同時に身けるやり方

これまでの英文法の身に付け方は、既にどこかで作られた英文を使った「受け身」の方法ですが、ここでは自ら英文を作りだす方法で英文法を身に付ける方法をご紹介します。

書き写しも同じようなライティングですが、本質的に異なるのが「アウトプット」という部分です。

それが、「日記を書く」という方法です。

しかし、いきなり1英文が10単語以上や10英文など1日で書く必要はありません。

3単語~5単語を1英文として3英文程度を1日の目安として始めてみて下さい。

英語の日記を書くことが初心者の方は、『英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』の記事を参考にしてみて下さい。

実際にノートに書かなくても、気軽にアプリのメモ帳などに書き留めるのもOKです。

また、上述の記事内にも紹介していますが、「Grammarly」などの添削サービスで英文法の間違えを確認することも大切です。間違ったままアウトプットするのは危険ですので、定期的に利用するようにして下さい。

しかし、この日記を書くことで英文法を習得する上でどのような効果があるのでしょうか?

3単語だけでも英会話に必要な不規則動詞などが身につく

3単語~5単語だけでも、先ず一番大切は語順感覚が身につきます。

簡単な「I played baseball.」だけでも、「SVO」の文型が当たり前のようになってきます。

また、動詞の「不規則動詞」という文法の1つも必要不可欠になります。

不規則動詞とは、動詞の原形(現在形など)が過去や過去分詞になった時に違う単語になるものをいいます。

例えば、上記の例文の「play」は「played」と「ed」を付ければいいだけなのですが、「see」の過去形は「saw」となるように完全に単語が変形するのが不規則動詞です。

日記では基本的に過去形が中心となりますね。これは日本語でも同様です。また何かを友達などに話す時も過去形が多いはずです。

「昨日行ったレストランよかったよ」
「さっきテレビで見たんだけど・・・」

など、過去形が中心ですね。

英語で、特に日常会話を話す時によく使う動詞が過去形になると「不規則動詞」になるのが多いのです。

例えば下記がその例です。

  • go → went
  • buy → bought
  • get → got
  • wake → woke
  • sit → sat
  • make → made
  • sleep → slept

などなど沢山ありますし、英会話では頻繁にでてきます。

このような不規則動詞も、日記を書くことで語順感覚と同時に習得できるようになるのです。

この不規則動詞の他の例などは、『英会話の上達には欠かせない!2つの簡単な英文法と勉強法』でも紹介しています。

身近で自分に必要な英単語も身につく

日記を書くことで同時にあなたの日頃の行動や感想や感情など色々な必要な単語が自然と身についていきます。

まったく関係ない英単語を覚えるよりもはるかに効率的ですね。英文法を習得しながら英単語も覚えることが可能となります。

また、映画や海外ドラマなどで使われている英単語の80%以上は中学レベルだというのをご存知ですか?

これはあなたの日常的な会話でも同様なはずです。

是非、『英語習得と英会話が上達!初心者に必要な285英単語と文法』も参考にして英文法も英単語(英会話力)も一緒にマスターしましょう!

中上級者、また社会人の方は、徐々にビジネスの話題(例えばニュースでみたトピック)などで、自分の意見を日記で書いてみるなどトライしてみましょう!会議やテレカンでのディスカッション能力UPにもつながります。

これまで6つの勉強法を紹介しましたが、それらのすべての要素を含んだコツや勉強法をまとめた小冊子(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼント中ですので参考にしてみて下さい。

1ヶ月間で英文法力を身に付ける勉強計画を立てる!

さて、後はどれくらいの期間と時間、英文法の勉強をすればいいのか、ということです。

先ずは、1ヶ月間、1日10分程度いいので、並べ替えトレーニングからスタートです。

これを1週間ほど実践してみて下さい。

それに慣れてきたら、後は穴埋め、もしくは音読で構いません。それも1週間程度。

その後は、スラッシュリーディングか書き写しを1週間。

そして最終の4週目に日記を書くことをスタートして、あとはこの日記を習慣化させてください。

要するに下記が英文法の勉強スケジュール例となります。

  • 1週目:並べ替えトレーニング
  • 2週目:音読トレーニング
  • 3週目:スラッシュリーディング
  • 4週目:日記を書き始める(後は毎日習慣化)

1ヶ月って短くないですか?という意見が聞こえてきそうですが、1ヶ月後は色々な英語に触れていくだけだから、「英文法を勉強している」という感覚はこれくらいでいいということです。

シッカリと語順という基礎を身に付けておけば、多読、リスニング、などの勉強をしているだけで自然と身に付けていくのが英文法なのです。

因みに多読のメリットは『英語の「多読」|3つの効果・おすすめの無料アプリ・サイト・教材など』でも紹介しています。

上記のスケジュール例のように、今日から1日10分は英文法の勉強に時間を確保する計画を立てて下さい。

週末に3時間やるから平日は勉強しないというパターンでは英文法は身に付きません。

例えば、1日10分でも長いなら、5分という少しの時間でもいいから毎日英語に触れる方の方が上達します。それを念頭に置いて、英文法だけはなく、リスニングなどの練習もしてください。

英語初心者・学生・忙しい社会人は無料の英文法の勉強アプリやサイト・参考書などを使おう!

隙間時間を有効に使えるようになり、楽しくなると英文法もドンドン身についてきます。

しかし、絶対に無理して英文法を覚えようとしないことです。

あくまで体感して感覚で覚えることを続けましょう。

そのためにはアプリ、更に深く英文法を身に付けたいという方には、ここでやっと参考書が必要になります。

でも、これまでの基礎力があるという前提でなければ、またただの英文法の勉強になってしまいます。

英文法を習得|おすすめ無料アプリ・サイト・問題練習・参考書7選』にもある参考書と言っても「問題集」ですね。

簡単な説明がついているくらいの参考書で十分です。

あなたの英文法のレベルチェック目的も兼ね備えています。アプリも同様です。

先ずは、今まで買った無駄にしている参考書のどの英文でもいいのでそれを使いながら、並べ替えトレーニングや穴埋めなどの勉強法で十分です。

また、それぞれの勉強法でご紹介した記事内におすすめの教材なども紹介しいてるのでそちらも参考にしてみて下さい。

まとめ:英文法の勉強は、「楽しく」繰り返すだけ!

英文法は日本人が苦しむ1つだと言われていますが、実はその習得方法が問題視されています。

義務教育の中で、いきなり三人称単数、過去形、不定詞など難しい英文法用語を教わること自体大きな間違えなのです。

日本語を習得したように、先ずは基礎が重要であり、そしてその他の重要な文法も悩みながら勉強として覚えるのではなく、遊びながら楽しく身に付けていくのが本来の方法であり、言語習得の自然な流れなのです。

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