著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英語の音読|初心者も効果あり!6ステップとおすすめ無料アプリ・参考書

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英語の学習に音読を取り入れていますか?

私の生徒さんたちには、英語力アップには効果がある「音読」を大いに勧めています。

英語上達には欠かせない学習法の1つです。

ただし、音読は、正しい方法を理解して学習しないと、英語の聞き流しのように意味がないものになります。

実にもったいないですね。同じ時間勉強しているのであれば、効果を最大限に出したいものです。

そこで、ここでは英語の音読について、その効果や、正しい学習方法、気をつけるべき点などを詳しくご紹介します。あわせて、気軽に音読ができる、無料アプリや参考書などもご紹介します。

目次:

1.英語の音読とは?(主な5つのやり方)
・スラッシュリーディング法
・オーバーラッピング法
・リピーティング法
・Read & Look Up法
・シャドーイング法
2.英語の音読にはどんな効果があるの?
・リーディングスピードが速くなる
・英文法が習得できる
・スピーキング力と発音の上達
・リスニング力の向上
・実践で使える単語力アップ
3.英語の音読の唯一のデメリットとは?
4.音読をする前に必要な英語力とは?
・基礎の英単語力を身に付ける
・基礎の英文法に触れておく
・苦手な発音は習得しておく
5.初心者でもできる音読の正しいやり方・手順
6.効果的な英語の音読のコツ(勉強時間や回数など)
・コツ1.知らない単語は調べる
・コツ2.スクリプト(テキスト)の音声は5回聞く
・コツ3.棒読みにならない発音を心がける
・コツ4.意味をイメージしながらリピーティングを5回
・コツ5.音読は必ず録音する
・コツ6.1日10分~30分程度を目安に
・コツ7. 先ず1ヶ月は続けてみよう
7.音読に最適な教材の選び方
・目的にあった教材を選ぶ
・簡単に理解できる教材を選ぶ
・テキストはまずは1冊に絞る
8.初心者にもベスト!音読におすすめの参考書やアプリなど
・初級者向けの映画(アニメなど)や海外ドラマ
・おすすめ参考書3選
・おすすめアプリ4選
9.もっと音読の効果を実感したい方のための応用編
・応用編その1.スピードアップして音読する
・応用編その2.センテンスごとに暗唱する

1.英語の音読とは?(主な5つのやり方)

英語の音読とは、英語の文章を声に出して読む学習法です。

黙読(サイレント・リーディング)とは真逆の勉強法です。

この音読ですが、中学校や高校などの学校の英語の授業で、一度はやったことがある人がほとんどなのではないでしょうか。

「Repeat after me.」と先生が言った後に、生徒たちが真似をして発音するのも音読のやり方の1つです。

しかし、この音読のやり方が多岐にわたります。ここでは一般的な音読のやり方をご紹介します。

それぞれ初級者向き、中級者・上級者向きなどレベルよって異なります。

学習手順については後述するので、ここではこんな音読のやり方があるだ、ぐらいの感覚で確認してみて下さい。

スラッシュリーディング法

音読初心者の学習法として、効果的なのがスラッシュリーディング法です。

これから、ご紹介するほかの音読法とあわせて使うこともできます。

スラッシュリーディング法は、英文スクリプトでの意味のかたまりごとに、スラッシュ(/)記号で区切りを書いてから音読する方法です。

短文でもスラッシュを入れることで更に英文を短くして音読するので比較的易しいやり方になります。

【例文】

  • 英語:I played tennis/ with Tom/ on last Sunday.
  • 日本語:私はテニスをした/トムと/先週の日曜日(先週の日曜日、私はトムとテニスをしました。)

上記のように、意味のかたまりごとにスラッシュを入れることで、語順を変えなくても意味を理解しやすくなります。

また、この意味のかたまりを意識することで、自然な位置で区切りを入れて読むことができるようになります。

スラッシュリーディング法は、音読だけでなく黙読などでも幅広く使える学習法です。

オーバーラッピング法

オーバーラッピングも、よく使われる音読法です。

教材の音声を流して、スクリプトを見ながら音声と一緒に英文を読む学習法です。

音声を聞いて英文を見ながら読むだけなので、簡単なようですが、英文を見ながら、教材の音声のスピードにあわせて読むのは、意外と思ったよりも難易度が高いので注意が必要です。

しかし、単純に音声と一緒に読み上げるので意味を考える必要がなく、初心者向きの音読の仕方でもあります。

リピーティング法

音読学習の中で、最も基礎的でよく使われるのがリピーティングという学習法です。

リピーティングでは教材のネイティブの音声を聞いた後に、その音声を真似ながら英文を読み上げます。

しかし、ネイティブの発音を真似する点が少し難易度が上がりますが、これも初心者向きではあります。

また、りぴーディング法はディクテーションの声を出すバージョンですね。

ディクテーションについては、『英語のディクテーション|初心者にも効果が出る7つのコツ』をご参考下さい。

Read & Look Up法

Read & Look Up法は、語彙や文法などの、アウトプットにも力を入れたい人におすすめの音読学習法です。

中級者、上級者向けです。

「look up」は「見上げる」や「目を上げる」などの意味があります。

長文ではなく、一文やフレーズなど短めに区切った英文を、まずはスクリプトを見ながら読みます。その後、一度顔を上げて文を見ずに、先ほど読んだ文を思い出しながら発音します。

2回目は覚えた英文を読まなければいけないので、1回目の音読も集中力が必要です。

また、英文の意味や文法がわからないと、覚えることが難しいため英文の理解にも繋がる音読法です。

シャドーイング法

シャドーイングも音声を聞いて発音するのですが、音声の0.5~1秒程度お遅れて影(shadow)のように付いていきながら発音するという音読になります。

自分が発音している間にも、英文は流れていくので、かなり集中力が必要な音読法です。

英語のシャドーイング|初心者には効果が出ない3つの原因とコツ』でも解説しているように、同時通訳者の訓練方法にも使われるシャドーイングは、リピーティングなど、基本的な学習方法で音読に慣れてきて、更に上達を目指すための上級者向けの勉強法となります。

2.英語の音読にはどんな効果があるの?

音読の効果は多くあります。

特に、リーディング、リスニング、とスピーキング(発音)力アップには、リスニングと同じスピード(つまりネイティブが話すスピード)で、音読できるようになると更に効果が上がります。

音読の目標スピードは180wpm(words per minute)です。1分間に話す単語数です。

これがネイティブのスピード感だと思って下さい。『どのリスニング速度がベスト?TOEICや受験にも最適な1つの勉強法』でも書いているように、ネイティブが話すスピードも同じくらいです。

早口だと200wpmだと言われています。

しかし、初心者の方は無理をせずに多少ネイティブより遅くても構いません。

あくまで上記のスピード感が、あなたが目指す目標だと思って下さい。

初心者は短文からスタートしますが、中級者・上級者になり、長文の音読にトライする際は、1分間でどれくらいの単語を話すことができたのか計ってみて下さい。

それでは、ここから音読の効果についてそれぞれ確認してみましょう。

リーディングスピードが速くなる

音読を続けると、英語の語順(文型)通りに読めるようになり、自然と英語のリーディングスピードがアップします。

英語と日本語は、動詞の位置など語順が違うため、完璧な日本語に訳しながら読もうとすると、英文を前後に返り読みしながら読んでしまいます。

リーディングに時間がかかってしまう大きな原因が、この読み返しです。

これがTOEICリーディングセクションで「時間が足りない」という大きな原因の一つになっています。

これを解消してくれるのが音読で習得するリーディングのスピードアップです。

尚、英語のリーディングについては『英語のリーディング|4つのコツや練習・勉強方法や無料アプリなど』で詳しく解説しています。効果的な音読学習をする上でも知っておきたいポイントを紹介していますので、こちらも是非参考にしてください。

英文法が習得できる

音読は、文法力アップのためにもおすすめの学習方法です。

先ほどの語順の違いも大切な英文法ですが、これを自然と習得しています。

また、他にも英文法で大切なものがありますが、参考書を読んだり、難しい勉強をしたりするのが苦手という方にはおすすめです。

英語教材を音読していくと、自然と文法が正しい英語の文が記憶に蓄積されていきます

正しい英文の情報が大量に蓄積されると、英語をリスニングやアウトプットする時に、感覚的に正しい語順や文法の文を作ることができるようになります。

TOEICなどの英語試験の問題を解く時にも、文法が間違っている文を直感的に選べるようになります。違和感ですね。

感覚的なので、詳しい理論がわかるわけではありませんが、この方法は、ネイティブたちが英語を学ぶ方法と同じなので、ナチュラルな英語を話すためにはとても大切な感覚です。

スピーキング力と発音の上達

もちろん、音読はスピーキング力と英語の発音を鍛える学習としても効果的です。

実際に口を使って英文を読むことで、英語の発音やリズム(リンキングやイントネーション、単語のアクセントなど)、口の筋肉の使い方などに慣れることができます。

紙とペンだけで覚えた単語は、実際の会話ではとっさに出てこないことも多いですが、音読で話す練習をしているとスムーズに会話で使うことができます。

リスニング力の向上

英語を話す音読ですが、リスニング力アップの効果もあります。

正しく発音できる単語が増えると、リスニングで聞き取れる英語の幅が広がります。

それに加えて、発音の練習をするために、事前に教材の音声を何度も確認するのですが、普通にリスニング学習をするより、注意深く英語の音声を聞くので聞き流しより高いリスニング効果が期待できます。

さらに自分で読んだ英文も、自然と耳から入ってきて無意識のうちにリスニングトレーニングを重ねることができます。

実践で使える単語力アップ

音読は、語彙力を高めたい方にもおすすめの学習方法です。

音読では、目で見るだけでなく、口を使って発音し、その音を耳で聞くので、普通の学習方法より五感を使うので、単語などが記憶に残りやすいです。

しかも文章の中で覚えるので、ニュアンスや文章の中での使い方もセットで覚えることができます。

特に英語の単語は、日本語の意味とは微妙なニュアンスが違うものや、様々な意味がある表現も多いので、文章という塊として覚えるのが効果的です。

この効果については、マイスキ英語の人気記事の1つでもある『TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法』にても説明しています。

3.英語の音読の唯一のデメリットとは?

こんなに多くのメリット(効果)がある「音読」ですが、たった一つデメリットというか欠点があります。

どの参考書も音読を褒めたたえていますが、これを指摘しているところは皆無です。

それは、日本人の多くが英語学習で陥りやすい「英語を文字で捉えてしまう癖が付く」かも?ということです。

私たちは、英語学習をどうしても「文字」から入っています。教科書を渡され、リスニングもろくにできないのに文字を読みながら英語を勉強していましたね?

でも、日本語を聞いたり、話したりする時はどうでしょうか?

頭の中に文字は一切出てこないはずです。

これが通常ですが、英語となるとどうしても文字が頭に浮かびませんか?

音読はこれを助長する可能性があります。どうしてもテキストを見ながら声を出すのが基本となるので致し方ありません。

この現象をなるべく避けるためには、「リピーティング法」や「Read & Look Up法」の時に「イメージ」して理解しながら頭の中で和訳しない音読する癖をつけることが大切になります。

これを実現させるには、初心者の方はどうしても音読トレーニングの前に必要な英語力が必須となってきます。

4.音読をする前に必要な英語力とは?

よし、音読の効果とデメリットも分かっでも、すぐに音読の勉強法は始めないでください!

特に初心者はNGです。何の準備もしないでスタートしては、先ほどの「英語の文字化」や冒頭でもお伝えしている通り、全く無意味な聞き流しと同じになってしまいます。

英語の「聞き流し」で効果を出す!6つの勉強法とおすすめ無料教材』でも話していますが、聞き流しはタイミングによってはとても効果があるのもですが、いきなり始める英語の勉強法ではありません。

音読も同じで、始める前に習得しておいた方がいい英語力が3つあります。

中級者・上級者の方も復習として確認しておきましょう。

  1. 中学英語で習う英単語
  2. 中学英語で習う英文法
  3. 最低限の発音力(日本人が不得意な発音)

音読はこれらの能力も習得すると申し上げましたが、基礎力がないと時間がかかり、途中で挫折する可能性が高くなります。

音読の途中で辞書を引いたり、発音の練習をしていては、1つの英文を音読するのに膨大な時間がかかってしまうので非効率的です。

よってこれらの英語力は事前に身に付けておいた方がベストです。私の生徒さんにはレベルに関係なくこの事実は必ず伝えます。

しかし、これら3つの基礎力については、勉強する!というのではなく、通勤・通学でのスキマ時間に触れる程度で構いません。

基礎の英単語力を身に付ける

映画や海外ドラマも同じですが、日常会話の90%以上は中学英語で習う単語と言われています。

これらの単語を身に付けて、音読している内容を理解できると先ほどのデメリット(英語の文字化)を最小限に抑えることができます。

スキマ時間に基本の英単語力を身に付けるには『英語習得と英会話が上達!初心者に必要な285英単語と文法』でも紹介している「mikan」というアプリが最適です。

基礎の英文法に触れておく

語順の違いの把握や他の英文法にも触れておくことで、イメージで理解しながらする音読がスムーズになり、スピードも上がります。

例えば、母音の前にある冠詞の「a」が「an」になるなどの英文法の基礎を知っておくだけでも全然違います。

つまり英文法が理解できない時の「なぜ?」が少なくなります

これにも遊び感覚で気楽にアプリに触れながらトレーニングするのがいいですね。分厚い参考書は不要です。

英文法の勉強法|効率的に英語の文法力が身に付く6つの練習とコツ』でも紹介している次の2つのアプリがいいでしょう。

「An Instant Reply」

「イングリッシュセントラル」

苦手な発音は習得しておく

実はここの部分が音読を英語学習に取り入れていない原因の一つになっているかもしれません。

日本人が不得意な「英語の発音」ですね。

初心者の方でいきなり自信がある方は少ないのではないでしょうか。

特に日本人を苦しめる発音が「F」、「V」、「TH」、「R」の4つです。

また、学校では教えてくれない、2つ以上の音がつながる「リンキング(リエゾン)」なども発音の上達を邪魔します。

それと一番大切なのは英語は「腹式呼吸」ということです。

声を前に出しながら発音するのが英語の特徴であり、日本語の音が落ちるのとは真逆です。

そんな方のために、『英語の発音を楽しく上達する!2つの基礎練習方法と6つの応用編』でも紹介していますが、マイスキ英語のYoutube公式チャンネルでも、発音トレーニング動画を無料公開しています。

是非、この機会に次の動画で練習してみて下さい。

日本人が不得意な4つの発音を克服する

※英語で1~10を声を前に出しながら(腹式呼吸のように)発音することがポイント

リンキングとイントネーションなどを習得する

※真似をしてリピートしながら発音をマスターします

5.初心者でもできる音読の正しいやり方・手順

さて、基礎力を付けたらいよいよ英語力をドンドン開花させてくれる「音読」の練習です。

初心者の方で集中して聞きたいなどの防音対策として、イヤホンを使った方がいいですね。

また、先ずは短文から音読をスタート、または長文の場合はスラッシュリーディングでの音読というのがベストです。 

おすすめの教材や参考書、アプリなどは後ほどご紹介しますが、手順は下記となります。

  1. 音声がある参考書やテキストを選らぶ
  2. 音声を聞く前に黙読(サイレント・リーディング)する
  3. 音声と一緒にスクリプト(テキスト)を目で追いながら聞く
  4. 音声と一緒に発音(オーバーラッピング)
  5. 音声の後にリピートする(リピーティング)※必ず録音する
  6. Read & Look UPにチャレンジ!(音声無しで、真似をして音読)※必ず録音する

6.効果的な英語の音読のコツ(勉強時間や回数など)

さて実際の音読ですが、どれくらいの回数、時間がいいのかなど分からないですよね。

また、音読の効果を最大限に引き出すコツがあります。

コツ1.知らない単語は調べる

黙読(サイレント・リーディング)した時に知らない単語があった場合は、調べておきましょう。

いくら事前に基礎的な英単語に触れているといっても分からない単語は出てきます。

そのような場合は、インターネットの辞書や翻訳機能で調べても十分です。

コツ2.スクリプト(テキスト)の音声は5回聞く

単語の意味や細かい発音を確認したら、ネイティブの音声をCDなどで実際の発音を確認しましょう。

音声は、スクリプトを聞きながら、5回程度聞くのがおすすめです。

1回目は、全体の発音をなんとなく確認する程度で終わってしまいます。

息継ぎのポイントや、リズム、アクセントなど細かいポイントまで確認するためには、リスニングを5回くらい繰り返す必要があります。

音読を効果的にするには準備が大切!
ここまでが、実際の音読の準備段階です。

慣れるまでは、この準備に時間がかかってしまうかもしれません。

しかし、効果的な音読をするためには、本文の意味や正しい発音を理解することがとても大切です。

少し面倒に感じても、ここまでのステップにしっかり時間をかけて、丁寧にやりましょう。

コツ3.棒読みにならない発音を心がける

オーバーラッピングの時も、リピーティングの時も棒読みで音読をすると、効果が半減してしまいます。

感情を込めて、抑揚をつけて、ネイティブの発音にできるだけ近づけて音読します。

少し大げさかな?と思うくらいが丁度よいです。

練習で、少し大げさに発音することで、普通の会話でもネイティブにも伝わる発音をすることができます。

この段階では、「L」と「R」の発音の違いなど、発音の細かいポイントに気を配りながら練習しても構いません。

コツ4.意味をイメージしながらリピーティングを5回

リピーティングを実践する時は、頭の中で意味を理解しながら(しかし文字の和訳ではない)イメージするのがポイントです。

また、英文が長い場合は、スラッシュリーディング法を用いて区切りながら音読しても構いません。

コツ5.音読は必ず録音する

オーバーラッピング、リピーティングの時も、中級者・上級者向けのRead & Look upの時も、自分の音読の音声をボイスレコーダーなどで録音するようにしてください。

音声の音と自分の発音にどれくらいのズレがあるのか?の確認作業が必要です。

そして、発音やイントネーションが違うところは修正して、ドンドン発音もネイティブに近づけていくこともできます。

コツ6.1日10分~30分程度を目安に

音読学習の時間は、1日10分~30分程度が目安です。

集中して効果的な学習をするためにも、長時間の学習にならないように注意しましょう。

また、週に1度まとめて長時間するよりも、毎日コツコツ繰り返しの学習することがおすすめです。

コツ7. 先ず1ヶ月は続けてみよう

音読は、特に初心者には効果を感じるまでに時間がかかる学習方法でもあります。

最低でも、1ヶ月~3ヶ月程度の学習期間が必要です。

時間はかかりますが、その分、しっかりとした基礎力が身につく学習方法なので、あせらずじっくりやりましょう。

継続して音読を続けるには、効果が出たり楽しい参考書や教材が必要ですね。

7.音読に最適な教材の選び方

さあ、楽しく続けるための音読の教材選びが大切になってきます。

しかし、どのように選べばいいのでしょうか?

目的にあった教材を選ぶ

教材の内容は、学習の目的にあったものを選びましょう。

TOEICや大学受験など、英語の試験のために音読学習をする場合は、その試験の参考書を教材とした方が効果的です。

英語の基礎をマスターしたい人は、中学校の教科書もおすすめです。

中学校の英語の教科書は、限られた文字数に日常会話に必要な基礎単語とフレーズ、必要な文法が凝縮されています

中学3年生までの教科書をしっかり音読すると、基礎会話が理解できるようになります。

簡単に理解できる教材を選ぶ

教材のレベルは、普段使っているものより少し簡単なものを選びましょう。

7~8割程度理解できる英文だと、意味をイメージしながら音読ができるので、効果的です。

映画を選択する場合も、アニメなどからスタートしてもOKです。

テキストはまずは1冊に絞る

音読用のテキストはたくさん用意する必要はありません。

たくさん用意すると、結局どれも中途半端になってしまう可能性が高いです。

参考書を1冊用意したら、その1冊に絞ってしっかりと音読しましょう。

1つの文に1週間かけると、1冊音読するのにも最低でも数カ月はかかる場合がありますが、1冊しっかりやりきると、TOEICなどでもかなり点数が上がるはずです。

8.初心者にもベスト!音読におすすめの参考書やアプリなど

でも、それでも教材選びには慣れないうちは迷いますよね。

そこで、初心者の方でもすぐにスタートできるコンテンツをご紹介します。

初級者向けの映画(アニメなど)や海外ドラマ

これは英語の字幕を使った音読のトレーニングとなります。

特に英語はほとんどのスクリプトが下記で確認できるので音読教材としても使えます。

https://www.imsdb.com/

また、『英語の勉強|映画や海外ドラマは初心者にも効果あり!おすすめ17選』でもおすすめしていますが、次の動画がいいでしょう。

  • アナと雪の女王(Frozen)
  • ホームアローン(Home Alone)
  • トイストーリー(Toy Story)
  • NEMO(Finding Nemo)
  • ターミナル
  • トトロ(My Neighbor Totoro)
  • 千と千尋の神隠し(Spirited Away)
  • フルハウス(ドラマ)
  • フレンズ(ドラマ)

など。

これらは、次の動画サイトでいつでも視聴できます。無料視聴期間があるのでお試しから使ってみて下さい。

おすすめ参考書3選

TOEICでの高得点を目指す方は、TOEIC公式問題集のPart1~Part4の部分のテキストを音読トレーニングに使うことをおすすめしています。

また、今でも人気の2つの初心者向けの音読教材もおすすめです。

また、参考書のような本ベースではなく、スマホなどで使える無料アプリも、音読の教材としておすすめです。

スマホアプリを使えば、ちょっとしたすきま時間を使って学習することができます。

おすすめアプリ4選

POLYGLOTS(ポリグロッツ)

90万人以上が利用している、英語ニュースや記事をたくさん配信しているアプリです。

記事の幅が広く、New York Timesなどの世界的なメディアが配信するニュースから、英語学習に関する記事、生活や占いの記事など、興味がある分野を選んで読むことができます。

記事の難易度や、読むのにかかる時間などがわかりやすく表示されていて、レベルや学習時間にあわせて選ぶことができます。

音声機能や、ワンタッチで単語を検索できる機能など、音読に便利な機能もついています。

どのアプリにしようか迷ったらPOLYGLOTSがおすすめです。

TED Audio Books
TED Audio Booksは、NHKでも放送しているTEDのプレゼンテーションで英語学習ができるアプリです。

リスニングアプリなのですが、英語のスクリプトだけでなく、日本語訳もついているので音読教材としておすすめです。

世界中の有名人のプレゼンテーションが教材になっていて、興味深い内容が多く、飽きずに英語学習をすることができます。

英語ネイティブじゃないプレゼンターもいますが、その分、様々な英語に触れることができます。

ただし、音声はプレゼンテーションのものを使っていて、英語教材として作られていないので、少し難易度が高めで中級者以上の方におすすめです。

また、科学や医学など、内容によっては単語が難しいものもあります。上級者以外の方は、日常的な話題など、身近な話題を選ぶとよいでしょう。

App Store(iOS) こちらはiphoneやipad専用アプリです。

しかし、Google Play(android)の方は「TED ME for TED」というアプリが使えます。

English Upgrader
English Upgraderは、TOEICを運営している一般社団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が公式に提供しているアプリで、TOEIC対策におすすめのアプリです。

リーディング用記事というよりは、プレゼンテーションや営業、会議、メールビジネスシーンで実際に使う英語が多く使われていて、ビジネス英語を勉強している方にもおすすめのアプリです。

完全無料なのですが、英語スクリプトと音声、日本語訳がついていて、重要単語のリストや、リーディング後に使える理解度クイズもついていて、無料教材とは思えない充実した内容です。

パソコン用サイトもあり、スクリプトをダウンロードして印刷することも可能です。

VoiceTube(ボイスチューブ)
ボイスチューブは、台湾初の動画で英語が学べる動画サイトで、スマホ用アプリもあります。

英語や日本語字幕が表示されるので、シャドーイング用の教材としておすすめです。

ボイスチューブの最大のおすすめポイントは、動画の種類と数です。

TOEICやTOEFL、IELTSなどの英語の資格試験対策や、CNNやBBCなどの英語ニュース、TEDのスピーチ、ドラマ、音楽など幅広い動画が3万本以上も掲載されているので、興味やレベル、目的にあわせて動画を選んで学習することができます。

辞書機能や単語帳機能、聞き逃したフレーズだけを再生する機能や、自分の声を録音して確認する機能など、英語学習に便利な機能が満載です。

9.もっと音読の効果を実感したい方のための応用編

基本的な音読に慣れてきたら、応用編にもチャレンジしてみましょう。

応用編その1.スピードアップして音読する

ある程度の回数を音読して慣れたら、スピードアップしてみましょう。

現在の音読にかかる時間を一度計って、そこから目標の時間を決めてその時間内に収まるように早口で音読します。スピードをアップしても、きちんと口は大きく動かして、正しく発音するように心がけます。

早口で音読するためには、英文をしっかり覚えていないとできません。

また、口をきちんと動かして早口で発音するためには英語の発音に口が慣れていないと噛んでしまいます。

あまり、まじめにならずにこれをゲーム感覚で行ってみましょう。

もし、英語を学んでいる仲間がいれば、時間を計って勝負したら楽しみながら練習をすることができます。

スピードアップするのに、英語の早口での練習も効果的です。『有名な英語の早口言葉8選|発音もネイティブ並みに上達!』の練習も参考にしてみて下さい。

応用編その2.センテンスごとに暗唱する

センテンスごとに暗唱して、テキストを見ずに音読します。

暗唱してテキストを見ずに、英語の音とリズムに集中して読む練習です。文を完璧に覚えることが目的ではないので、1文丸ごと覚えることが難しければフレーズでもOKです。

まとめ:英語の音読は全ての英語力の上達に効果的!

音読は、スピーキング力はもちろんのこと、リーディング力、リスニング力、語彙力など幅広く効果が期待できる学習方法です。

繰り返しが必要で、初めは特に時間がかかりますが、しっかり時間をかけてやることで、どんどん英語力が上がります。

また、特に初心者は短期間では効果が出にくいので、まずは1ヶ月続けることを意識して音読練習をしましょう。

TOEICや英検など、英語の試験対策としても効果的です。点数で伸び悩んでいる人や、基礎レベルから抜け出せないという方も、是非音読トレーニングをしてみてください。

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