著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

おすすめの英語資格・検定一覧|12種類の難易度やレベル比較とランキング

のべ460,646がこの記事を参考にしています!

英語の資格を取りたいけど、どれが良いのかわからないと悩んでいませんか?

文部省公認の英検からその他民間の英語資格まで無数にあります。

でも、せっかく同じ時間を費やして英語の資格を取るなら、有名な資格がいいですよね?

というのも、民間のマイナーな英語資格を履歴書などに記入してもアピールにつながる可能性が低いからです。

じつにもったいないですね。

また、英語で「私は~の資格を持っています」という場合に次のどの単語を使えばいいのでしょうか?

  • license(ライセンス):許可という意味 ※「I have a driver’s license.(運転免許をもっています)」など。
  • qualification(クオリフィケーション):大きな範囲での資格 ※「I have a qualification of accounting.(簿記の資格があります)」など。
  • certification(サーティフィケーション):公式文書がある認定資格 ※「I have a national certification.(国家資格をもっています)」など。

これらの関連表現も押させておくと役立ちます。

さて、ここで紹介するのは次の11種類の英語資格となります。

それぞれの難易度などをすぐに確認したい方は、「レベル比較一覧」を見てみましょう。

  • 英検(実用英語技能検定)
  • TOEIC(トーイック)
  • TOEFL(トーフル)
  • IELTS(アイエルツ)
  • 全国通訳案内士試験
  • 国連英検(国際連合公用語英語検定試験)
  • 日商ビジネス英語
  • ケンブリッジ英検
  • ビジネス通訳検定(TOBIS)
  • 翻訳専門職資格
  • ほんやく検定
  • 米国公認会計士

しかし一番大切なのは、何のために資格が必要なのか?ということです。

アメリカへの大学留学をする予定もないのに、入学に必要な「TOEFL」を受験したり、TOEICや英検でまだ満足した点数や級ではないのに国連英検を受験したりしても時間と受験料が無駄になります。

英語力を測る上ではいいかもしれませんが、英語力を身に付けながら必要な資格を取得するのが一石二鳥ですよね。

とはいうものの、日本国内での就職・転職、キャリアアップを考えているのであれば、必ず受ける必要がある資格は、英検とTOEICの2大資格です。

このどちらかは専門分野の資格を取得するとしても必須だと思って下さい。避けては通れません。

例えば、後述する「インバウンド接客外国語検定」という英語の資格がありますが、今はまだマイナーですよね。その時に必ずTOEICか英検の資格の有無を聞かれます。

でも、英検やTOEICの何点を目指せばいいのかわからない!という人も多いのではないでしょうか。

ここでは日本で人気であり(アピールできる)、また英語力の指標として一般的に知られている資格を厳選してご紹介いたします。

ここでは各資格の難易度や資格試験のメリット、選び方、履歴書に書くときのポイントなども解説します。資格を取得して、あなたが次のステップへジャンプする英語の指標にしましょう。また、私が初受験の1発でTOEIC満点と英検1級を取得したノウハウ(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼント中ですので、そちらも是非参考にしてみて下さい。

  1. 「資格」そのものの英語と違いは?
    1. license:資格→免許
    2. qualification:広範囲での資格・能力
    3. certification:認定資格
  2. 11種類ある!英語のおすすめ資格一覧(仕事・留学向けなど)
  3. 英語の資格試験の難易度とレベル比較表
  4. 英語の資格の知名度・受験者数ランキング
  5. 英語の資格の3つのメリットとは?
    1. その1.英語力の証明ができる!
    2. その2.短期間で英語力が上がる!
    3. その3.自分の英語のレベルを知ることができる!
    4. その4.いつでも就職(就活)・転職できる自信が付く!高収入も可能!
  6. ビジネス英語に資格は必要か?世界で通用する英語資格は?
    1. 英語資格の最高峰は?持っているとかっこいい資格
    2. 英語検定での国家資格は?
  7. 資格その1.英検(正式名称:実用英語技能検定)
    1. レベルごとに7つの級と何級からが有利?
    2. 英検のメリットと英検1級の凄さは?
    3. 英検よりTOEICのほうが有利?
    4. 英検2級・準2級・1級対策におすすめの英会話教室
    5. 英検5級~2級対策におすすめのオンライン英会話
    6. 上級者・英検1級対策におすすめのオンライン英会話
  8. 資格その2.TOEIC(トーイック)
    1. TOEICの種類と何点から就職や転職でアピールできるの?
    2. TOEICのメリット
    3. TOEICのデメリットと勉強法
    4. TOEIC対策に強いおすすめスクール
    5. TOEICに強いおすすめのオンライン英会話スクール
  9. 資格その3.TOEFL(トーフル)
    1. TOEFL対策・難関大留学でおすすめのスクール
    2. TOEFL対策でおすすめの大手スクール
    3. TOEFL対策できるおすすめのオンライン英会話スクールは?
  10. 資格その4.IELTS(アイエルツ)
    1. IELTS対策におすすめのスクール
    2. IELTS対策でおすすめの大手スクール
    3. IELTS対策でおすすめのオンライン英会話スクール
  11. 資格その5.全国通訳案内士試験
  12. 資格その6.国連英検(国際連合公用語英語検定試験)
  13. 資格その7.日商ビジネス英語
  14. 資格その8.ケンブリッジ英検
  15. 資格その9.ビジネス通訳検定(TOBIS)
  16. 資格その10.翻訳専門職資格
  17. 資格その11.ほんやく検定
  18. 資格その12 米国公認会計士(USCPA)
    1. 米国公認会計士(USCPA)とは
    2. 高い職業評価と報酬
    3. 米国公認会計士(USCPA)資格保有者の転職と年収
  19. その他の英語の資格
    1. 貿易実務検定
    2. 観光英語検定
    3. 経理や秘書の英語資格とは?
  20. 英語の資格試験を選ぶ4つのポイント
    1. 受験の目的は?
    2. 知名度は?
    3. 難易度は?
    4. 受験しやすさ(試験会場、費用、試験日など)は?
  21. 初心者は英検かTOEICがおすすめ!
    1. 中学生や高校生は英検がおすすめ!
    2. 大学受験で一番有利な英語資格は英検
    3. 大学生の就職や社会人の転職にはTOEICがおすすめ!
  22. 英語の資格を取るためのおすすめの勉強法や対策・専門スクールなど
    1. 忙しい社会人は先ず勉強時間の確保が優先
    2. 勉強法と資格専門のスクールや予備校
  23. 「英語の資格」を履歴書に書く時の注意点
    1. 正式名称を書く
    2. 履歴書に書く資格は2個くらいまで
  24. まとめ:英語の資格を取得するための勉強は無駄ではない!

「資格」そのものの英語と違いは?

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先ず「資格」そのものの英語を知っておくことで、「私は~の資格を持っています」「私は資格がある~です」などの表現ができるようになり、面接や自己紹介でも恥をかきません。

それぞれの「資格」の英語とその例文などを見てみましょう。

license:資格→免許

「license」の発音と発音記号は下記となります。

読み方
音声
発音記号
ライセンス

 

 

 

 

 

láisəns

資格というより、「許可」という意味合いが強いです。

driving license(運転免許)、teaching license(教員免許)などがありますね。

また、動詞としても使える単語で、例えば「I’m a licensed doctor.(※国家資格を使っていいと許可されている医者)」となります。

資格があっても許可がないとできない職種などにはこの表現がよく使われます。

qualification:広範囲での資格・能力

「qualification」の発音と発音記号は下記となります。

読み方
音声
発音記号
クオリフィケーション

 

 

 

 

 

kwὰləfɪkéɪʃən

広い範囲での資格、または必要な能力という意味がある表現です。

よって、「qualification」という単語があっても、決して証明書などがある「資格」に限定しない場合も多いです。

次のような場面で使えます。

  • Do you have any qualifications?(いくつか資格を持っていますか?)
  • I get a qualification of translating.(翻訳の資格を取ります)
  • I have a qualification of accounting.(簿記の資格があります)

また、先ほど確認した「license」との違いは何なのでしょうか?

次の例文を見ると分かりやすいです。

  • 英語:I have a qualification as a teacher, but I don’t have a license yet.
  • 和訳:先生の資格や能力はありますが、まだ免許をとれていません。 ※資格があっても許可がないと教えられないというイメージです。

分かりやすいですね。

また、「license」と同じように動詞(qualify/クオリファイ)としても使えます。

  • He’s a qualified doctor.(彼は資格がある医者です)
  • She is qualified for the position.(彼女はその仕事に適任です) ※資格がある必要はありません。

など。

certification:認定資格

「certification」の発音と発音記号は下記となります。

読み方
音声
発音記号
サーティフィケーション

 

 

 

 

 

s`ɚːṭəfəkéɪʃən

「certification」は、公式文書がある認定資格という認識でOKです。

公的文書は「certificate(サーティフィケイト)」という単語を使い、「証書」という意味になります。

卒業証書は「certificate of graduation」などと表現します。

また、他の資格の英語と同様に動詞(certify/サーティファイ)でもよく使われます。

下記がその例文です。

  • I’m a certified accountant.(私は公認会計士です)
  • He’s certified as a pilot.(彼は資格を有するパイロットです) ※公的機関から認定されているという意味が含まれます。

など。

「qualification」との違いを見てみましょう。例えば、求人案内に下記のようなフレーズがあったとしましょう。

日本語訳ではどちらも「資格」という項目です。

  • Qualifications:能力、資格などが必要という大きな範囲での募集
  • Certifications:認定資格が必要というパターンで資格保有者に限定している募集

しかし、一般的に「資格」を話す時は「qualification」とさほど分けて話しません。

「国家資格」も「national qualification」や「national certification」などとどちらでも表現しても間違えではありません。

民間資格も「private qualfication/certification」などと表現します。

それでは実際の英語の資格を次から見ていきましょう!

11種類ある!英語のおすすめ資格一覧(仕事・留学向けなど)

資格 英語

ここでご紹介するのは資格は、「全国通訳案内士試験」以外、全て民間資格となります。

しかし、企業での採用基準になったりと、英語力を計るには十分な資格ばかりです。

転職であれば経験も重要ですが、適切な資格があると鬼に金棒でライバルに差をつけることができます。

英語資格の試験結果を見ているイメージ写真

要するに、履歴書に書いてアピールが出来る、有名な英語資格を厳選しました。

また、翻訳や通訳など専門的なものもあります。

まずはどのうような英語の資格があるのかを見てみましょう。聞いたことがある資格も多いかと思います。

おすすめ資格
受験者の対象
特徴
英検
全般
文部科学省が公認
TOEIC
ビジネス全般
企業の採用基準
TOEFL
北米大学への留学希望者
英語力判定基準
IELTS
イギリスなどへの留学・移住希望者
英語力判定基準
全国通訳案内士試験
外国人向けの添乗員
国家資格
国連英検
全般
外務省が公認
日商ビジネス英語
ビジネス全般
ライティングに重点
ケンブリッジ英検
全般
世界的に有名
ビジネス通訳検定
通訳希望者
変換能力が必要
翻訳専門職資格
翻訳希望者
翻訳能力が必要
ほんやく検定
翻訳希望者
翻訳能力が必要
米国公認会計士大学生、社会人会計・財務知識が必要

後述しますが、この他にも、主に旅行業界の方向けの「観光英語検定」や貿易実務者向けの「貿易実務検定」、工業系の有名な資格、「工業英語能力検定」など専門的な資格もあります。

さらに、会計分野では世界で通用する資格で米国が認定する「米国公認会計士(USCPA)」の資格(試験は全て英語)があります。国際的なビジネス資格でグローバルに知られている資格です。

米国公認会計士(USCPA)の資格、その難易度などに関しては、『米国公認会計士(USCPA)と簿記1級の難易度の違いは?他資格ランキング比較』の方で詳しく解説しています。

それと一般的な話になりますが、日系企業、外資系企業、海外企業の3つの企業タイプでアピールできる英語の資格が異なるのも事実です。すでにどこに就職したいか明確な方は、『英語の資格|就職・転職に有利!3つの企業タイプ別でのおすすめを比較』の記事も確認しておきましょう。

英語の資格試験の難易度とレベル比較表

英語資格には英検のように級により合否があるもの、または点数などで英語力を判断するものがあります。

最初は易しいレベルから受験したとしても、最終的には難易度が高い級や点数をターゲットにしましょう!

難易度の高い目標のイメージ写真

「このページの見方」

資格の難易度を★印を使って表現しています。

  • ★☆☆ ・・・比較的やさしい級・点数があります
  • ★★☆ ・・・多少の時間や勉強が必要な級・点数があります
  • ★★★ ・・・取得者が少ないが、就職には有利になる級・点数があります
資格
レベル
難易度
英検
中学初級~大学上級
★☆☆~★★★
TOEIC
ビジネス英語
★☆☆~★★★
TOEFL
アカデミック全般
★★☆
IELTS
アカデミック・全般
★☆☆~★★★
全国通訳案内士試験
英語・地理・歴史
★★★
国連英検
国際政治・経済
★☆☆~★★★
日商ビジネス英語
ビジネス英語
★☆☆~★★★
ケンブリッジ英検
全般
★☆☆~★★★
ビジネス通訳検定
ビジネス英語
★★☆~★★★
翻訳専門職資格
ビジネス英語
★☆☆~★★★
ほんやく検定
全般
★☆☆~★★★
米国公認会計士大学生、社会人★★★

英語の資格の知名度・受験者数ランキング

どの資格がどれくらい人気なのか気になりますよね。

日本での受験者数(各資格の最新データ)にてランキング付けしています。

ランキングイメージ写真

この表を見ても分かるように、TOEICと英検の受験者数が群を抜いていますね。

冒頭でもお伝えしていますが、他の英語資格を取るとしても、最低でもTOEICか英検のどちらか一つの資格は必須という事です。

要するに多くの日本人、会社や採用面接官も日本国内では周知されていてアピールになるということですね。

資格
受験者数
知名度ランキング
英検
260万人
2位
TOEIC
270万人
1位
TOEFL
8万人
3位
IELTS
3万人
4位
全国通訳案内士試験
1万人
5位
国連英検
非公開
日商ビジネス英語
非公開
ケンブリッジ英検
不明
ビジネス通訳検定
不明
ビジネス翻訳資格
不明
ほんやく検定
1,000人
7位
米国公認会計士9万人6位

冒頭でもお伝えしていますが、基本中の基本である、また避けては通れない資格のTOEIC満点と英検1級を初受験で勉強法をテキスト(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)にまとめていますので、先ずはこの2大資格を押さえる英語力を身に付けましょう!

英語の資格の3つのメリットとは?

でも、今は必要はないから、英語の資格を受けるべきか悩んでいるという方も多いですよね。

英語を勉強するなら、目標設定を資格取得にすることもおすすめしています。モチベーションが高まり継続して英語力がUPするからです。

また、英語の資格試験は受験のメリットが色々あります。それぞれ見てみましょう!

その1.英語力の証明ができる!

言うまでもありませんが、資格を持っていると英語力の証明ができます。

就職の面接などで、「海外に半年住んでいたので英語が話せます」とか「英語を5年勉強しています」といくら口で言っても、具体的にどれくらいの英語力かは相手には伝わりません。

なぜなら、私の生徒さんにもいますが、海外に10年住んでいても、英語が話せない人も少なくないからです。

しかし、逆に「英検準1級を持っています」や「TOEIC800点です」など具体的な数字や資格のほうが、相手へのアピールと説得力があります。

英語資格の証明書のイメージ写真

今現時点で、英語力を証明する必要がなくても、いつ必要になるかわかりません。

企業もどんどん国際化していて、社員にTOEICなどの英語資格を求める傾向は今後もおさまる気配はみじんもありません。もしすでに英語を勉強しているなら、その延長線上で資格取得を目指すとベストですね。

その2.短期間で英語力が上がる!

資格も取得したいけど、日常会話も話せるようになりたいという人も多いですよね。

特に「ここまでのレベルに到達する」という目標がないため、なんとなく勉強しているという人も少なくありません。

こういった場合、長期間勉強していても、実は英語力がそれほど伸びていないという人も少なくありません。

先ほども申し上げましたが、資格試験という目標があることで、何を勉強すればいいかが明確になります。

合格に必要な英単語を覚えたり、リスニングやリーディングの練習にもチャレンジするでしょう。資格試験受験に向けて勉強することで、短期間で効率的に英語学習をするようになります。

格試験に向けて勉強した知識は、英語力の基礎になります。

その3.自分の英語のレベルを知ることができる!

特に社会人は英語を勉強していても、実は自分の実力がどれくらいかがわからないという人も多いですよね。

自分の英語の実力がわからない人のイメージ写真

資格試験にチャレンジすることで、自分の今の英語レベルが明確になります。

さらに、試験結果をみればどこが苦手なのかも把握することができます。

自分のレベルと苦手な分野、得意な分野を明確にすることで、英語力アップのためにどんな学習方法が必要なのかが分かりやすくなります。

英語は幅広い分野で必要とされているため、就職や転職のためのスキルとしてはとても人気です。

そのため、上述で紹介したように資格試験もたくさんの種類があります。

その4.いつでも就職(就活)・転職できる自信が付く!高収入も可能!

これから就活をする学生、今すぐじゃないけど、将来は転職を考えている社会人の方でも、資格をもっているだけでも、心に余裕が生まれます。

「いつでも希望の仕事に就くことができる」という可能性が高まるので、自信もつきますね。

それと、英語資格を保有することで、高収入も現実味を帯びてきます。高収入に繋がる英語を使った仕事については、『英語が活かせる仕事は?厳選11業種一覧|年収1000万以上の高収入編』の記事をご参照ください。

ビジネス英語に資格は必要か?世界で通用する英語資格は?

上記でも説明しているように、資格は絶対に必須ではないのですが、メリットしかありません。

よって、ビジネス英語の勉強をしたい方、身に付けたい方は英語資格の取得はおすすめしています。

その中でも、日本企業だけじゃなく、外資系企業、または海外での就職で世界で通用する資格を探している方も多いでしょう。

ビジネス向けの英語資格として世界で通用する資格の例は下記となります。

  • BEC (Business English Certificate)– ビジネスに必要な英語表現力を測定する試験。Cambridge Englishの試験の一つ。
  • BULATS (Business Language Testing Service)– ビジネスに必要な英語能力を測定する試験。Cambridge Englishの試験の一つ。
  • IELTS (International English Language Testing System) – グローバルなビジネスコミュニケーションに必要な英語能力を測定する試験。アカデミックや移民ビザにも使用される。

アカデミック(学生)向けの英語資格で世界で有名なのが下記となります。上記にもある「IELTS」はビジネス、アカデミックの両方でも指標になります。

  • TOEFL (Test of English as a Foreign Language)– 海外の大学に進学する際に必要な、英語能力を測定する試験
  • Cambridge English – 語学力を示すために使用される英語試験のシリーズ。試験レベルによって、様々な英語表現力を測定する。

特にビジネスとアカデミックの両方で世界で通用する「IELTS」に関しては、後ほど詳しく解説します。

英語資格の最高峰は?持っているとかっこいい資格

よく生徒さんから、「英語資格で一番カッコよく、レベルが一番上は何ですか?」という質問があります。

もちろん、英語資格の最高峰は、一概には言えませんが、以下のようなものが一般的に高い評価を得ています。

英国のケンブリッジ大学が主催する英語検定試験

  • C2レベルの「Certificate of Proficiency in English (CPE)」
  • C1レベルの「Certificate in Advanced English (CAE)」
  • B2レベルの「BULATS」

米国のETSが主催する英語検定試験

  • 「TOEFL iBT (Internet-based Test)」
  • 「TOEFL PBT (Paper-based Test)」

これらの試験は、高い認知度と評価を持ち、持っているときにはカッコいいとされる英語資格です。

しかし、勿論ですが、それぞれの資格は目的に合わせて選ぶ必要があるため、自分の目的に合わせて適切な資格を取得することが重要です。

あれ、「TOEIC」や「英検」は?と思われる方も多いかも知れませんが、実は世界全体で見た時に知名度は低く、英語力の基準とされていないのが現実です。

「英検」や「TOEIC」についても後ほど詳しくご説明します。

英語検定での国家資格は?

さて、日本国内を見渡した時に、英語検定での国家資格はあるの?英検?TOEIC?という疑問をお持ちの方も多いかと思います。

実は英語系での国家資格は、たった1つしか存在しません。

それは、「全国通訳案内士」です。本資格も後ほど詳しく解説します。

英検は、文部科学省が認める「公的資格」という位置づけになり、TOEICなどは「民間資格」となります。

よって、英検とTOEICを比較した場合、英検の方が海外でも認知されており、英語教育者としての信頼性を示すために国際的にも活用される場合があります。

よって、世界で活躍したい!という方は、自分に必要な資格をTOEICや英検以外の資格を最低1つはピックアップするようにして、それを目標設定にしてみましょう!

資格その1.英検(正式名称:実用英語技能検定)

日本で知名度が抜群の英語資格試験といえば、英検です。

50年以上の歴史があり、年間260万人以上が受験しています。

文部科学省が公認しているため、認知度と信頼度が高いのが特徴です。

  • 正式名称:実用英語技能検定
  • 履歴書に記入する目安:2級以上
  • 受験料:5級:2,000円、4級:2,600円、3級:5,900円、準2級:6,900円、2級:7,400円、準1級:8,400円、1級10,300円
  • 試験会場:全国各地
  • 試験日:年3回(一次試験は通常6月、10月、1月)
  • 公式ページ:https://www.eiken.or.jp/eiken/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

受験料もさほど高くなく、試験会場も多く受けやすい試験です。試験開催は年度ごとに3回あります。

また、日本英語検定協会が主催する下記の2つの試験も徐々に人気が出てきているので今後のためにチェックしておいても損はありません。

英検の次に力試しとて受験してもいいですね。

  • Linguaskill Business:オンラインテスト形式で、世界50カ国以上の企業や機関で採用されており、ビジネスで求められるコミュニケーションスキルを測定します。
  • GCAS:ビジネスでの実践的な英語力を測る対面型スピーキングテストとなります。

また、小学生低学年以下(幼稚園・保育園児)向けとして、英検Jr.という資格もあります。リスニング中心の資格ですが、小学校での外国語活動をサポートする役割があるので、お子様がいきなり英検5級を始めるよりも、この資格からスタートしてもいいでしょう。参考にしてみて下さい。

レベルごとに7つの級と何級からが有利?

英検の試験はレベルごとに、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つの級があります。

レベル別の試験になっているため、TOEICのように全員同じ問題を受ける試験が難しく感じる初心者レベルの人も受けやすい試験です。

5級が入門レベルで、難易度が最も高い1級は大学上級程度のレベルです。3級以上は二次試験の面接でスピーキング、準2級以上ではライティングなど幅広いスキルが試される試験です。尚、4級と5級も、一次試験合格ご希望すればインターネット上でスピーキングテストが受けられます。

各級のレベルの目安は下記となります。

二次面接
単語数(目安)
レベル
1級
15,000語
大学上級程度
淳1級
8,000語
大学中級程度
2級
5,000語
高校卒業程度
準2級
3,000語
高校中級程度
3級
2,000語
中学卒業程度
4級
800語
中学中級程度
5級
400語
中学初級程度

上記の表のように、英検の問題は学校で学ぶ英語に対応しています。

そのため、2級の勉強をすると大学入試やセンター試験の対策が自然とできるようになっています。

高校生は、無駄なく資格試験と入試対策ができるためおすすめです。

ただし、上位級は、レベルの目安と実際の学生の学力と必ずしもあっていない部分があります。高卒レベルといわれる2級ですが、高校3年生でこのレベルに達している学生は5%に満たないといわれています。

大学中級レベルといわれる準1級は、中学校や高校の教員でも取得していない人が多いです。中学生の英語教員の準1級取得率は30%未満という調査もあります。

よって差別化を図りたいなら、準1級はほしいところです。

英検対策やレベルについては『英検2級のレベルと対策|効果が出る勉強法と面接のコツ』でも解説しています。

2級のみでなく、準2級、準1級との比較もしていますので、参考にしてください。

英検のメリットと英検1級の凄さは?

英検は合格すると様々なメリットがあります。

高校や大学では、入試で優遇制度を設けている学校が多くあります。外国語の単位として認めていたり、奨学金や学費の免除などの金銭的な優遇制度を設けたりしている大学も少なくありません。

このように、特に学生の場合のメリットは大きく、小学生、中学生、高校生、大学生など、学生で英語資格試験を受ける場合は英検がおすすめです。

尚、多くの学校では、学校で受けられる準会場の試験も実施しています。その場合、受験料も少し安くなります。

さらに、国家資格である全国通訳案内士(通訳ガイド)試験では、英検1級に合格すると外国語科目(英語)の試験が免除されるなど、他の試験でも優遇制度があります。

もちろん、就職や転職で履歴書に記入する英語資格としても非常に有効です。

企業採用担当者で知らない人がいないくらい有名で、英検を記入することで英語力のアピールになります。

英検1級は、英検の最高位であり、日本語を母語とする人が目指す英語能力のうち、最高水準の一つとされています。

英検1級は、次のような特徴があります。

  • 非常に高い英語力が必要:英検1級は、高度な英語能力が求められます。リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つの分野において、高度な理解力や表現力が求められます。一般的には、TOEICやTOEFLのスコアと比較して、より高いレベルが求められます。
  • 国際的な認知度が高い:英検は、日本国内においては広く知られていますが、実は国際的にも認知度が高い資格の一つです。英語を母語としない人が英語能力を証明するために、英検を受験するケースもあります。
  • 知識とともに応用力が問われる:英検1級は、単語や文法の知識だけでなく、応用力が求められます。文章を読み取り、その意味を理解した上で、状況に応じた表現を行うスキルが必要です。
  • 日本企業や大学での就職・進学に有利:英検1級は、日本企業や大学での就職や進学に有利です。特に、外資系企業や海外留学を希望する場合には、英検1級を有することが大きなアドバンテージとなります。

以上のように、英検1級は非常に高度な英語能力が求められる資格であり、国際的な認知度も高く、就職や進学において有利な資格です。

英検よりTOEICのほうが有利?

最近は就職では、TOEICのほうが有利と言われることもあります。

しかし、必ずしもそうとも言えない部分があります。英検はレベル別の試験になっているため、上位級は問題の難易度が高くなるためです。

特に、英検1級や準1級ではTOEICより難易度が高い語彙が出題されます。

英検上位級は面接試験もあります。英検の上位級(特に英検準1級以上)は、TOEICより高く評価しているという会社もあります。

また、英検は一度取得してしまえば、その資格はずっと有効です。

TOEICは、証明書が発行される期間が試験日から2年以内です。そのため、企業や団体によっては勘違いして「TOEICは受験から2年以内のもののみ有効」など期限を指定される場合があるので注意が必要です。実際はスコアに有効期限はなありません。

しかし、一方、根本的に有効期限のないと思われている英検を保険として持っていると安心です。

尚、『TOEICと英検の違い|換算表と7つのレベル別での単語や目安』でも違いについて詳しく解説しています。

英検2級・準2級・1級対策におすすめの英会話教室

ECC外語学院には、英検直前対策コースがあります。直前対策コースでは一次・二次面接対策に分かれ、苦手分野を集中的に攻略できます。

英検直前対策コースのポイント

  • 目標級合格に特化した実践型カリキュラム
  • 問題形式・出題傾向に合わせたスキル習得
  • バイリンガル講師の担任制で一人ひとりの弱点を補強
  • 試験のタイミングに合わせた無駄のない短期集中型
  • 試験直前でのスキルアップ

英検直前対策コースの料金

グループレッスン
  • バイリンガル講師(1次・2次対策)または外国人講師(2次対策)
  • 1次対策 準2級:120分×全6回/2級・準1級:180分×全4回、2次対策180分×全2回
  • 1次対策:33,000円(税込)、2次対策:16,500円(税込)
マンツーマンレッスン
  • バイリンガル講師(1次・2次対策)または外国人講師(2次対策)
  • 1回80分~
  • 22,000円(税込)~(1回あたり)

※料金やスケジュールは変更される場合があります

教室

ECC外語学院の教室は、東北から九州エリアまで幅広く展開しています。

教室・通学エリア・東北エリア:福島
・関東エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城
・東海エリア:愛知、三重、岐阜、静岡
・関西エリア:大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀
・中国九州エリア:岡山、福岡、鹿児島

ECC外語学院では、学習内容によってバイリンガル講師と外国人講師を効率よく学べて、事前事後学習に力を入れています。

まずは無料体験レッスンを受けたり、実際に足を運んでみて自分に合うカリキュラムがあるかを見てみることです。

ECC外語学院

英検5級~2級対策におすすめのオンライン英会話

kimini英会話

kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。

教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。

英検®合格コースでは、学研の人気書籍『英検をひとつひとつわかりやすく。』などの英検に特化した教材で4技能を学べ、二次試験対策も専門コースがあります。

さらに、料金も業界最安値クラスです。

子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。

kiminiオンライン英会話 公式サイトはこちら

上級者・英検1級対策におすすめのオンライン英会話

ベストティーチャー

ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。

ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。

英検®対策コースでは、エッセイや面接対策をライティング、添削、アウトプットによるレッスン方法で、実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。

ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。

ベストティーチャーの無料体験はこちらから

資格その2.TOEIC(トーイック)

社会人向けの英語資格として人気1位はなんといってもTOEIC(トーイック)です。多くの日本企業が採用基準として取り入れています。

  • 正式名称:TOEIC(Test of English for International Communication)
  • 履歴書に記入する目安:600点以上
  • 受験料:6,490円(税込)
  • 試験会場:全国約80都市
  • 試験日:年10回
  • 公式ページ:http://www.iibc-global.org/toeic.html ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

TOEICは「Test of English for International Communication」の略で、英語を母国語としない人のコミュニケーション能力を計る試験です。

問題にビジネスシーンでの日常会話も出るため、「ビジネス向け」と考えられがちですが、一般的な日常会話のスキルを計る試験です。日常会話でよく使う表現が多く出題され、実践的に使える英語能力を証明することができます。

TOEICも英検のように、受験料が比較的安く、受験会場も多いため受けやすい試験です。

試験日は年10回もあるため、受けたい時に気軽に受けることができます。

TOEICの種類と何点から就職や転職でアピールできるの?

実は、一般的に「TOEIC)を私たちが表現しているは、「リスニングとリーディング」を主とした試験で、それだけではないんですね。

TOEICはどんな試験?スコアは?

TOEICは実は大きく分けて2種類試験があります。

※実際は他にも「TOEIC Speaking」、「TOEIC Bridge Listening & Reading」、「TOEIC Bridge Speaking & Writing」がありますが、次に2つに絞って受験をして構いません。

その2つの資格とは、TOEIC LR(TOEIC Listening & Reading Test)とTOEIC SW(TOEIC Speaking & Writing Tests)ですが、一般的にTOEICといわれているのはリスニングとリーディング能力を計る「TOEIC LR」です。

今後「TOEIC SW」の需要は高まると思われるので、「TOEIC LR」でご自身の目標を達成出来たら是非トライしてみて下さい!

TOEICの大きな特徴として、英検と違いレベル分けや合格、不合格がありません。

初級者も上級者も同じ試験を受験します。テスト結果は10~990点のスコアで出て、そのスコアで英語レベルを判定します。

新卒はTOEICスコア500点程度から履歴書でアピールできます。

英検でいうと準2級と2級の間くらいのレベルです。転職で履歴書に書く場合は、600点以上必要です。

英語を頻繁に使う国際的な部署への転職を希望する場合、700点以上はほしいところです。即戦力として使えるレベルは800点からです。

尚、詳しいスコアとレベルについては『TOEICのレベル|点数(スコア)で実力と目安が分かる!』で解説しています。就職に必要なスコアについては『就職に必要なTOEIC|転職や配属にも有利な3つの点数』でも紹介しています。

先ずは公式問題集などを解いて、自分がどの点数の位置になるのか?何点を目標にするのか知るのがとても大切ですね。

TOEICのメリット

TOEICを受験する最大のメリットは、ビジネスシーンでの英語力の証明として強いという点です。

特に日本企業では、7割の企業が採用時に参考にしているという調査もあります。

幅広く知られているため、履歴書に書いた場合に正しい英語力が伝わりやすいです。

特に専門分野で英語を使うなど、特別な事情がある場合以外は、まずTOEICの取得をおすすめします。

昇格や海外赴任などの条件としてTOEICを取り入れている企業も多くあります。

今後も、そのような企業が増えて行く傾向にあります。英語を使った仕事をしたい人や、会社で英語を使う可能性がる人も早めに対策をしてTOEICを受験しておきましょう。

TOEICを履歴書に書く場合は『TOEICの点数を履歴書に記入する3つの正しい書き方』を参考にしてください。

TOEICのデメリットと勉強法

就職や転職で最強といわれるTOEICですが、デメリットもあります。

TOEICが強いのは日本企業のみです。

国際的な試験ではありますが、受験者が多いのは日本と韓国です。

欧米ではほとんど知られていません。海外の企業に応募する場合などは、TOEICが通用しない場合もあるので要注意です。

下記の動画でも解説していますが、TOEIC(トーイック)や英検が世界で通用するという過信は捨てて下さい。

また、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC LR)の場合、リスニングとリーディングのみです。

そのため、スピーキングやライティングなど総合的に点数を計る他のテストより、実際のコミュニケーション力が計りにくいという人もいます。

なので上述の「TOEIC SW(Speaking & Writing)」の資格が今後高まるのは必然的という流れになるでしょう。

また、TOEICに資格は上記の2つにおいても、全受験者が同じテストを受験するため、初心者には問題が難しすぎるというデメリットもあります。先ほども少し紹介した、450点未満の人向けの「TOEIC Bridge」もありますが、一般的にはあまり知られていませんし、アピールには難しいですね。あくまで力試しという位置づけの資格になります。

その上で、TOEICの勉強法としてどの点数を目指すのか?というのがキーとなります。

TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』の記事を参考にしてみましょう。

コツやひっかけ問題になれることはこの資格をマスターする上で欠かせない要素です。取れたはずの点数の取りこぼしを少なくしてくれます。参考にしてみて下さい。

TOEIC対策に強いおすすめスクール

ベルリッツは、仕事で英語やTOEICスコアが必要になった人を中心にビジネスパーソンが多く通う英語教室です。

仕事への実践英語やグローバル人材育成の講座も色々なコースがあり、基礎英会話や日常英会話からビジネス英会話、英語プレゼンテーション、ビジネス英語初級、国際英語をテーマにした英会話中上級向けコース、TOEIC対策まで目的とレベルに細かく分けられたレッスンが多数あります。

ベルリッツのTOEIC対策コース

●TOEIC®対策講座 グループコース(550点突破コース/650点突破コース/750点突破コース)

授業料 99,000円(税込)
※【2ヵ月コース】1レッスン40分、週1回 3レッスン(計120分)、全30レッスン(10週)

教室

教室・通学エリア関東エリア:東京(23校)、神奈川(9校)、千葉(3校)、埼玉(大宮)
東海・関西エリア:愛知、静岡、大阪、京都、兵庫
中国・九州エリア:広島、岡山、福岡(博多)

ベルリッツの良さは、ビジネスパーソン向けの英語習得に強く、上達に必要な学習法・指導法・ベルリッツ独自レッスンが確立していることです。

意識の高いビジネスパーソンも集まるスクールですので、お互い切磋琢磨して成長でき、刺激を受け合えるのも英語だけでない利点です。

気になる方は、無料体験レッスンで実際に見て試してみましょう。

ベルリッツ

TOEICに強いおすすめのオンライン英会話スクール

Native Camp(ネイティブキャンプ)

Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。

また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。TOEICのコースには、

・TOEIC®L&R TEST 600点対策コース
・TOEIC®L&R TEST 800点対策コース

があります。

本レッスンでは、その学習過程で英文を音読することを意識して作成されていて、スコアアップを目指しながら、スピーキング力も同時に鍛えることができるので一石二鳥のコースです。

これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。

ネイティブキャンプの無料体験はこちら

Bizmates

Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。

「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。

レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。

なお、ビズメイツの教材・カリキュラムは「ビジネスで成果をあげるための英語」を修得することを目的としているため、TOEIC®テストのスコアアップを目的とした教材やカリキュラムはありません。しかしながら、本来の英語力をアップした結果として、TOEICスコアを上げることが可能です。

初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。

Bizmates(ビズメイツ)の公式サイトはこちら

資格その3.TOEFL(トーフル)

TOEFLは英語圏の大学や大学院に留学するための英語力を判定する試験です。

特にアメリカやカナダなど北米の多くの大学は、留学生の入学試験にTOEFLを取り入れています。大学の授業を英語で受けられるか判断する試験のため、出題される内容も科学や環境などアカデミックで難易度が高いものが多いです。

よって社会人の方で英語圏の大学などに進学予定がない場合は、この資格は不要です。

  • 正式名称:TOEFL(Test of English as a Foreign Language)
  • 履歴書に記入する目安:iBTテスト/90点以上
  • 受験料:235USドル※直前の申し込みは追加料金あり
  • 試験会場:全国各地
  • 試験日:年間30~40回 ※主に土日
  • 公式ページ:https://www.ets.org/jp/toefl ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

現在、日本で個人受験できるのは、パソコンで受験する「TOEFL iBT」です。

大学など学校で行われる「TOEFL ITP」は、過去問を利用しているため公式なスコアとしては認められていません。

TOEFL iBTもTOEIC同様レベル分けがありません。テスト結果は0~120点のスコアで表示されます。

テスト項目は、リスニングリーディングスピーキングライティングの4技能で各30点です。

英語圏の大学へ留学する場合、最低でも61点以上必要です。

70~80点レベルを求めている大学が多く、レベルの高い大学の場合100点以上が基準になっている場合もあります。尚、スコアの有効期限は2年ですのでその点は注意しましょう。

尚、TOEFLについては、『「TOEFL」は対策が必要!|TOEICや英検との違い』でも、さらに詳しく解説しています。

また、小中学生を対象にしたTOEFL Primary® Step 1・Step 2や中高生を対象にしたTOEFL Junior(R)Standardというテストがあります。お子様を海外赴任先で現地やインターナショナルの学校に行かせたい場合が、是非受けておきたい資格となります。

また、TOEFLほど知名度はありませんが、ACTiTEPというテストもあります。入学希望の大学や大学院がTOEFL以外にも採用するテストでが、学校により異なるので事前に調べておきましょう。

TOEFL対策・難関大留学でおすすめのスクール

TOEFL対策でおすすめのスクールは、東京の田町駅・三田駅(慶応義塾大学の東門近く)にあるLIBERTY(リバティ)です。

LIBERTY(リバティ)の英語学習メソッドでは、単なるテスト対策ではなく、一生ものの「完璧な英語力」を身につけることで、教養ある欧米人がTOEIC、TOEFL、英検などを対策せずとも高得点が取れるように、受講生に対しても、あらゆる英語の試験で高得点を達成できるようにしていくスクールです。

しかも、国内、海外の難関大学や大学院への合格実績が多数あります。

世界トップ100大学への合格実績

「グラマーテーブル」と呼ばれる英語学習メソッドと高い目標達成を後押しする「サクセスコーチング」により、短期間かつ確実に英語力を高められる確固たる実績があり、成果保証を特長としたスクールです。

合格実績(一部)
●米国大学/大学院
ハーバード大学、プリンストン大学、イエール大学、コロンビア大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)、スタンフォード大学、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)●英国大学/大学院
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学、SE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)、ディンバラ大学、ウェールズ大学、マンチェスター大学、ランカスター大学
●国内名門大学院
東京大学大学院、京都大学大学院、慶應義塾大学大学院、早稲田大学大学院、上智大学大学院、一橋大学大学院、津田塾女子大学大学院、東京芸術大学大学院
●国内名門大学
東京大学、京都大学、東北大学、慶應義塾大学、早稲田大学、一橋大学、上智大学、東京藝術大学、日本医科大学、国立音楽大学
●国内名門高校
開成高等学校、慶應義塾高等学校、慶應義塾女子高等学校、白百合学園高等学校、成城高等学校、灘高等学校、雙葉高等学校、麻布高等学校、桜蔭高等学校、筑波大学附属駒場高校、ラ・サール高等学校
※中高一貫校の場合、帰国子女枠受験の方を対象
※LIBERTY(リバティ)公式HPより引用

リバティは、超難関資格、大学、大学院などの合格実績が多数でハイレベルなスクールになります。

本気でTOEFL対策、英語圏の大学や大学院に留学を目指している人は、一度無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

LIBERTY(リバティ)

TOEFL対策でおすすめの大手スクール

また、上記スクールは自宅や職場から通えないという人には、TOEFL対策で複数の教室がある大手でおすすめのスクールは、ECC外語学院です。

ECC外語学院には、TOEFLテスト対策コースがあります。

TOEFLテスト対策コースのポイント
  • リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を総合的に学習
  • 傾向と対策を熟知した講師が正確な会話、文章作成、速読のツボを効率的に指導
  • 担任制による完全サポートで目標達成に向けて徹底指導
TOEFLテスト対策コースの料金
レベルPBT:450・500・550iBT:45・60・80
受講ベース週1回80分・全40回週1回160分・全20回
授業料267,520円(税込)

※料金やスケジュールは変更される場合があります

教室

ECC外語学院の教室は、東北から九州エリアまで幅広く展開しています。

教室・通学エリア・東北エリア:福島
・関東エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、茨城
・東海エリア:愛知、三重、岐阜、静岡
・関西エリア:大阪、京都、兵庫、奈良、和歌山、滋賀
・中国九州エリア:岡山、福岡、鹿児島

ECC外語学院では、学習内容によってバイリンガル講師と外国人講師を効率よく学べて、事前事後学習に力を入れています。

まずは無料体験レッスンを受けたり、実際に足を運んでみて自分に合うカリキュラムがあるかを見てみることです。

ECC外語学院

TOEFL対策できるおすすめのオンライン英会話スクールは?

また、料金も安く抑えたい方にはオンライン英会話スクールでTOEFL対策を行うと良いでしょう。以下、TOEFL対策ができるオンライン英会話スクールです。

EFイングリッシュライブ

EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。

プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。

TOEFL対策としては、受験への備えを完璧にするためのTOEFLテスト対策コース(コミュニケーション式で実践的なレッスン)が用意されています。

EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。

EFイングリッシュライブの無料体験はこちらから

ベストティーチャー

ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。

ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。

ベストティーチャーのTOEFL iBT対策コースでは、TOEFL iBTの出題形式に沿ったオリジナルコンテンツ(ライティング、スピーキング計64問)を使って対策できます。SAPIX YOZEMI GROUP所属のネイティブスピーカーの発話音声を含む協力を得て、受講生がより質の高いコンテンツで試験対策ができるようになっています。

ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。

ベストティーチャーの無料体験はこちらから

資格その4.IELTS(アイエルツ)

IELTSは海外移住や留学のための英語力を証明する試験です。

ブリティッシュ・カウンシルや、ケンブリッジ大学英語検定機構などが共同運営している試験です。

日本では、日本英語検定協会が実施しています。尚、受験は16歳以上が推奨されていて、パスポートが必要です。

  • 正式名称:IELTS(International English Language Testing System)
  • 履歴書に記入する目安:5.0以上
  • 受験料:25,380円(税込)
  • 試験会場:国内15都市
  • 試験日:月数回
  • 公式ページ:http://www.eiken.or.jp/ielts/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

イギリス、オーストラリア、カナダに移住する場合は、英語力の証明として必要となる試験です。

また、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでのほとんどの大学で、TOEFLの代わりとして導入しています。これらの国への留学や、移住を考えている方は受けておいた方がよい試験です。

TOEFLとIELTSは海外の大学や大学院への進学に必要な2大資格と思っていいでしょう。学校ごとに異なるので、調べておきましょう!

試験科目は、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つです。リーディングとライティングはアカデミック・モジュールとジェネラル・トレーニング・モジュールがあります。

大学や大学院に留学する場合や、医師や看護師として行く場合はアカデミック・モジュールを受けます。

ただし、派遣先や留学先によっても違うので、どの試験を受ければいいか、試験結果の提出先に事前に確認しましょう。

テストは合格、不合格などはなく1.0~9.0まで0.5刻みでスコアが出ます。海外で働きたい人は5.0以上のスコアがほしいところです。

IELTSは留学や移住を予定している人以外におすすめしません、力試しとしてもです。

というのも、受験会場が少なく、費用も25,380円と高額だからです。

TOEICや英検だと、何度も受けられますし、そちらで力試しをした方がいいです。さらに、スピーキングテストは、筆記試験の前後6日以内で指定されて、変更することができません。仕事をしている場合や、試験会場が自宅から遠い場合などは、受験自体がかなり大変です。

IELTS対策におすすめのスクール

IELTS対策でおすすめのスクールは、東京の田町駅・三田駅(慶応義塾大学の東門近く)にあるLIBERTY(リバティ)です。

「グラマーテーブル」と呼ばれる英語学習メソッドと高い目標達成を後押しする「サクセスコーチング」により、短期間かつ確実に英語力を高められる確固たる実績があり、成果保証を特長としたスクールです。

合格実績(一部)
●米国大学/大学院
ハーバード大学、プリンストン大学、イエール大学、コロンビア大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)、スタンフォード大学、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)●英国大学/大学院
オックスフォード大学、ケンブリッジ大学、ロンドン大学、SE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)、ディンバラ大学、ウェールズ大学、マンチェスター大学、ランカスター大学
※LIBERTY(リバティ)公式HPより引用

IELTS対策コースの例

●TOEFL、IELTS、国内・海外大学/大学院受験の各コース
・ショート:24回/90分、受講料316,800円(税込)
・ベーシック:48回/90分、受講料528,000円(税込)
・アドバンス:72回/90分、受講料776,160円(税込)

リバティは、超難関資格、大学、大学院などの合格実績が多数でハイレベルなスクールになります。

本気でIELTS対策、英語圏の大学や大学院に留学を目指している人は、一度無料カウンセリングを受けてみるといいでしょう。

LIBERTY(リバティ)

IELTS対策でおすすめの大手スクール

また、上記スクールは自宅や職場から通えないという人には、IELTS対策で複数の教室がある大手でおすすめのスクールは、シェーン英会話です。

シェーン英会話には、IELTS対策コースがあります。

レッスンの特徴

IELTSテストの焦点を絞ったアクティビティを取り入れ、実際の試験形式の演習を数多く設定したレッスン。幅広いトピックは予想される出題を網羅し、解答のコツ、間違いやすい選択肢の問題にも取り組んでいきます。

IELTS対策コースの料金

レベルPBT:450・500・550iBT:45・60・80
受講ベース週1回80分・全40回週1回160分・全20回
授業料267,520円(税込)

※料金やスケジュールは変更される場合があります

教室

シェーン英会話の教室は、関東から九州エリアまで幅広く展開しています。

教室・通学エリア●関東エリア:東京(23区:62校/23区外:18校)、神奈川(33校)、埼玉(27校)、千葉(21校)、茨城(2校)
●東海エリア:愛知、静岡、岐阜
●関西エリア:大阪、京都、兵庫
●九州エリア:福岡

まずは無料体験レッスンを受けたり、実際に足を運んでみて自分に合うカリキュラムがあるかを見てみましょう。

シェーン英会話

IELTS対策でおすすめのオンライン英会話スクール

料金も安く抑えたい方にはオンライン英会話スクールでIELTS対策を行うと良いでしょう。以下、IELTS対策ができるオンライン英会話スクールです。

ベストティーチャー

ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。

ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。

ベストティーチャーの「IDP監修 IELTS対策コース」では、IELTSを共同運営するIDP監修の元に作成したオリジナル問題(アカデミック・ジェネラル合わせて123問)を使用したレッスンを受講できます。

1人では難しいWritingセクション、Speakingセクションの対策では、IELTSの採点基準に沿ったエッセイ(英作文)の添削・回答へのフィードバックを受けることで確実なスコアアップを目指していけます。

ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。

ベストティーチャーの無料体験はこちらから

資格その5.全国通訳案内士試験

通訳案内士試験が、全国通訳案内士試験に変更されました。

英語関連の資格では、唯一の国家資格(日本政府観光局)です。

以前は、独占業務資格で、有料で外国人向けの観光案内(ガイド)をする場合、必須の資格でしたが、現在増える外国人観光客に対応するため、独占業務ではなくなりました。

地域限定であれば、研修を受けて認定されればガイドができるようになっています。要するにこの資格が必須ではなくなったんですね。

そのため、国家試験でありながら試験としての人気は英検などと比べるとあまり高くありません。

しかし、全国通訳案内士の試験は、国家資格だけあって難易度はかなり高いです。

ようするに、全国通訳案内士の資格は、相当な英語力を証明できる資格でもあります。

将来、ガイドをしたい、または通訳案内士とて団体などに所属したい方も目指したい資格の一つでもあります。そうとうなアドバンテージとなります。

基本的には、外国人向けの添乗員の仕事をする人が取る資格です。

試験には英語の知識の他に、地理や歴史など日本についての知識も必要です。英語の筆記試験は、英検1級もしくは、TOEICの要件を満たせば免除されます。

日本についての知識も証明できるため、海外からのクライアントが多い会社などでは、採用で評価される場合が少なくありません。

資格その6.国連英検(国際連合公用語英語検定試験)

国連(国際連合)の普及活動を行う公益財団法人日本国際連合協会が開催する試験です。

外務省が後援している信頼度が高い試験で、高等学校卒業程度認定や警視庁の採用試験などの評価資格としても認められています。

推薦入試や編入試験の評価基準や、単位認定の基準として採用している大学もあります。コミュニケーション能力重視の試験です。

  • 正式名称:国際連合公用語英語検定試験
  • 履歴書に記入する目安:B級以上
  • 受験料:特A級:12,500円、A級:10,000円、B級:7,500円、C級:4,500円、D級:4,000円、E級:3,000円 ※2つの級を併願する場合は割引価格あり
  • 試験会場:全国約20カ所
  • 試験日:年2回
  • 公式ページ:http://www.kokureneiken.jp/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

国連英検は6つレベル分けがあり、特A級、A級、B級、 C級、D級、E級です。

一次試験では筆記試験、リスニング、英作文があります。A級と特A級では二次試験で、面接試験もあります。

単に英語力だけでなく、国際政治や経済に関する理解も問われるため、全体的に難易度が高い試験です。

中でも、特A級は日本で受けられる英語資格の最難関といわれています。国際会議で即戦力として活躍できるレベルの英語力が求められます。

TOEICや英検の結果で満足されている方は、是非英語力向上のためにチャレンジしたい資格の一つでもあります。

資格その7.日商ビジネス英語

日本商工会議所が主催するビジネス英語の資格試験です。

特に、ライティングに重点を置いていて、ビジネスでの契約書、提案書、報告書などの作成スキルと、海外取引に関する知識が問われます。

  • 正式名称:日商ビジネス英語検定
  • 履歴書に記入する目安:2級以上
  • 受験料:1級:7,330円、2級:5,240円、3級:4,200円
  • 試験会場:全国各地
  • 試験日:1級は年2回、2級、3級は随時(全国の試験機関が決定)
  • 公式ページ:https://www.kentei.ne.jp/english ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

知名度は、英検やTOEICなどに比べ低いですが、貿易関連の会社や外資系企業など日々の業務で英語を使う企業に就職する場合、有利になる資格です。

1級~3級まで3つのレベルがあります。

3級は基礎のため、履歴書でアピールできるのは2級からです。

2級はTOEIC600点前後のレベルです。1級は高い英語力と海外取引の豊富な経験が求められるため、難易度は高めです。

2級と3級は、全国の試験会場で随時開催されていて、パソコンで受験することができます。

試験結果もその場ですぐにわかります。転職ですぐに、英語力やビジネス力を証明する資格が欲しいという人には2級試験がおすすめです。

また、英語での文書能力テストで、日商ビジネス英語検定ほど知名度はありませんが、TEP(早稲田大学-ミシガン大学 テクニカルライティング検定試験)というのがあります。1級であれば、外部に出す英文書の最終チェッカーとしての仕事や自ら作成または外国人が作成した文書も校正できるレベルと認定されます。

資格その8.ケンブリッジ英検

日本ではあまり知られていないケンブリッジ英検ですが、ヨーロッパを中心に世界的には有名な試験です。

全世界で年間約500万人が受験していますが、国内での受験者は不明です。

TOEICや英検は海外ではほぼ通じませんが、ケンブリッジ英検は海外の多くの人、学校、会社が認知しています。

世界中の20,000以上の大学、企業 (雇用者)、行政機関が、このケンブリッジ英検を認定していると言われています。ビザ申請にも使われています。

  • 正式名称:ケンブリッジ英語検定
  • 履歴書に記入する目安:FCE以上
  • 受験料:27,000円
  • 試験会場:東京のみ
  • 試験日:年4回※レベルによって開催しない回あり
  • 公式ページ:https://www.cambridgeenglish.org/jp/exams-and-tests/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

レベルごとにテストが5種類あります。それぞれ名前がついていて、CPE、CAE、FCE、PET、KETとなります。

就職でアピールできるのはFCE以上です。CPEは英検1級より難しいといわれていて、合格するとハイレベルな英語力の証明となります。

尚、各テストと英検とTOEICとの比較は下記となります。

【英検とTOEICとのレベル比較】

  • CPE(Certificate of Proficiency in English) → 英検1級以上 /TOEIC:950点以上
  • CAE(Certificate in Advanced English) → 英検1級 / TOEIC900~950 点レベル
  • FCE(First Certificate in English ) → 英検準1級 / TOEIC800~900 点レベル
  • PET(Preliminary English Test) → 英検3~準2級 / TOEIC350~500点レベル
  • KET(Key English Test) → 英検3級 /TOEIC300~350点レベル

ケンブリッジ英検は世界的には有名で、日本でも英語力が高い人の中では知られています。

海外で働きたいという人、移民したいという人は、持っておくとよいでしょう。

ただし、受験料が他のテストと比べても少々高めです。また、東京でしか受けられないなど、全体的に受験のハードルは高めです。

また、大学受験や移民用として上述しているIELTS(アイエルツ)、またアメリカを中心とした大学で必要なTOEFL(トーフル)という資格もありますが、どちらを選ぶかは提出する期間によりどちらを採用するのか分からないので調べておきましょう。

資格その9.ビジネス通訳検定(TOBIS)

通訳技能向上センターが実施している通訳試験です。

外資系の企業内などで活躍する場を想定したビジネスを中心の通訳資格となります。そのため、ビジネスに関連する用語や知識も出題されます。

国家資格の全国通訳案内士試験とはスタンスが異なりますね。

また、試験はヘッドフォンから流れる音声を聞き、マイクを使って通訳音声を録音するという形式です。

  • 正式名称:ビジネス通訳検定(TOBIS)
  • 履歴書に記入する目安:2級以上
  • 受験料:逐次通訳12,000円、同時通訳15,000円、両方受験25,000円
  • 試験会場:受験回により異なる※東京又は大阪のみ
  • 試験日:試験日はホームページで発表7月と11~12月頃
  • 公式ページ:https://www.cais.or.jp/tobis/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

単に英語を理解するだけでなく、英語から日本語、日本語から英語に変換する能力も必要で、一般的な英語試験より難易度が高めです。

試験は逐次通訳試験と同時通訳試験の2種類で構成されています。

  • 逐次通訳試験 → 2級から4級の判定試験となります
  • 同時通訳試験 → 1級判定試験となります

同時通訳試験を受けるためには、逐次通訳試験で2級を取得する必要があります。

2年以上の実務か同時通訳専門訓練を修了すれば、逐次通訳試験と同時通訳試験を両方受けることで、1級にチャレンジすることも可能です。

逐次通訳試験では、英語から日本語、日本語から英語の逐次通訳を30分行います。同時通訳も、英→日、日→英の同時通訳を20分行います。

1級を取得すると鬼に金棒で、ビジネスシーンではとても活躍の場が広がります。

資格その10.翻訳専門職資格

日本翻訳協会が実施している翻訳資格の1つで、1級の難易度はTOEICや英検で高得点でも難しいとされています。

  • 正式名称:JTA公認 翻訳専門職資格
  • 履歴書に記入する目安:2級以上
  • 受験料:5,500円(一科目の場合)
  • 試験会場:インターネットでの在宅試験
  • 試験日:専門分野ごとに実施美が異なる
  • 公式ページ:http://www.jta-net.or.jp/ ※料金改定や日程変更もあるためこちらでご確認下さい。

金融、医学、法律、特許の4つの分野の専門的翻訳家のプロを目指す方が受験します。

レベル
1級
プロの翻訳家として活動できる
2級
プロのレベルではないが高い翻訳力はある
3級
基礎の翻訳力は備わっている
4級
翻訳の基礎をしっかり身に付ける必要がある
5級
日本語と英語の両方の語学力の基礎からが必要

また、文部科学省が後援している、科学技術文書の作成・翻訳を目的とした専門性の高い、また知名度もある日本工業英語協会が提供する技術英語能力検定とうのがあります。工業高校や大学などの生徒さんも多く受験している英語資格です。技術系の翻訳資格を取りたい方は是非参考にしてみて下さい。

資格その11.ほんやく検定

日本翻訳連盟(JTF)が実施する翻訳試験です。

2級以上を取得すると、加盟している翻訳会社への紹介などのメリットがあります。翻訳専門職資格と違い専門性はさほど問われませんが、一般的な大きな範囲での翻訳能力が必要になります。

  • 正式名称:JTF ほんやく検定
  • 履歴書に記入する目安:2級以上
  • 受験料:基礎レベル5級:5,500円、基礎レベル4級:6,600円、実用レベル1科目:11,000円、実用レベル2科目:16,500円
  • 試験会場:インターネットでの在宅試験
  • 試験日:年2回実施(1月と7月の第4土曜日)
  • 公式ページ:https://www.jtf.jp/

単に意味を把握しているかだけでなく、プロとして翻訳を商品にできるレベルかをチェックされます。短い時間内に、すばやく、翻訳できるかもポイントです。

2つのレベルに分けて、その中で階級を決めるという方法です。

  • 基礎レベル → 4級、5級
  • 実務レベル → 1級〜3級 ※実務レベルは、(1)政経・社会、(2)科学技術、(3)金融・証券 (4)医学・薬学、(5)情報処理、(6)特許の中から1つを選択して受験します。

翻訳専門職資格と同様に1級がプロの翻訳力として認められています。初めての方は先ず基礎レベルから受験される方が多いです。

また、TQE (翻訳実務検定)という資格もあります。あまり知名度はありませんが、力試しとして受験してもいいかもしれません。

資格その12 米国公認会計士(USCPA)

米国公認会計士(USCPA)とは

米国公認会計士(USCPA)は、米国が認定する公認会計士の資格です。難易度も高く、国際ビジネス資格で国際的にも最もよく知られている資格の一つです。

なお、オーストラリアやカナダ、香港などでは、相互承認制度があり、別の会計士の資格を取る必要はありません。

高い職業評価と報酬

米国公認会計士の資格を持つことは、高い職業評価や報酬につながります。また、米国の企業やグローバル企業での就職においても有利な条件を得ることができます。

特に、外資系企業やグローバル企業では、USCPA資格保有者の需要が高まっており、その傾向は今後も続くと予想されます。

詳しくは、『米国公認会計士/USCPA|日本で働く場合、どんな勤務先で働ける?』の記事でもお伝えしていますが、USCPA保持者の日本における就職・転職先・勤務先例は以下になります。

日本で働く場合の勤務先例|監査法人・会計事務所・コンサルティングファーム

【監査法人・会計事務所・コンサルティングファームの勤務先例】

監査法人トーマツ、トーマツコンサルティング、アビームコンサルティング、中央青山監査法人、プライスウォーターハウスクーパースフィナンシャル・アドバイザリー・サービス、IBMビジネスコンサルティングサービス、新日本監査法人、新日本アーンストアンドヤング、あずさ監査法人、KPMGビジネスアシュアランス、他多数(敬称略)

※USCPAの予備校のアビタス公式ページの卒業生の勤務先例より引用

日本で働く場合の勤務先例|経理・財務

【経理・財務の勤務先例】

アディダスジャパン、アメリカンエキスプレス、アリコジャパン、EDS、AIG、HSBC、SAPジャパン、クレディリヨネ銀行、ゴールドマンサックス証券、AIGエジソン生命保険、GE横河メディカルシステム、シティバンク、スターバックスコーヒージャパン、日本ゼネラルモータース、DHL、デルコンピューター、ドイツ証券、日本IBM、日本オラクル、日本コカコーラ、日本コダック、日本サンマイクロシステムズ、日本トイザらス、日本ヒューレットパッカード、モトローラ、ファイザー製薬、フィリップモリス、フォード自動車日本、富士ゼロックス、プルデンシャル生命、メリルリンチ証券、ロームアンドハースジャパン、他多数(敬称略)

※USCPAの予備校のアビタス公式ページの卒業生の勤務先例より引用

日本で働く場合の勤務先例|金融機関(三菱商事、三井物産など)

【金融機関の勤務先例】

三菱商事、三井物産、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、オリックス、ミレアホールディングス、ソニー生命保険、野村證券、大和証券、野村総研、ソニー、シャープ、キャノン、資生堂、武田薬品工業、伊藤忠商事、花王、トヨタ自動車、日産自動車、日本たばこインターナショナル、NTTコミュニケーションズ、他多数(敬称略)

※USCPAの予備校のアビタス公式ページの卒業生の勤務先例より引用

米国公認会計士(USCPA)資格保有者の転職と年収

また、米国公認会計士(USCPA)取得者が転職する場合、どのくらいの年収が見込めるでしょうか?

各USCPAの求人・転職サイトを見る限り、下記の年収の幅に近い数字になっています。

企業仕事内容想定年収
監査法人財務諸表監査、内部統制監査、金融商品取引法に基づく内部統制監査(J-SOX)、金融アドバイザリーサービス、その他証明業務など600~1000万
会計事務所M&A実務支援、Financial Advisory Service、組織再編・IPO・企業再生コンサルティング、企業・無形財産等評価サービスなど800~1200万
会計コンサル統合デューディリジェンス、統合戦略・方針立案支援、スタンドアロン・セパレーションコスト分析など500~1000万
総合商社の経理財務決算・税務関連業務、営業グループの会計業務、国内外事業会社や海外現地法人での管理業務など500~1500万

※企業によって想定年収に違いがあります。

大手監査法人から会計事務所、会計コンサル、総合商社の経理や財部部門への転職なども含めて、どれも実務経験や能力、条件によっては1000万以上になる転職のケースもあります。

このようにUSCPAの資格は、国際的な会計・財務の知識や資格が得られるだけでなく、今後のキャリアや仕事のチャンスを増やす上でも大きなメリットもあります。

これからUSCPA資格取得を検討している方は、一度、USCPAの予備校で情報収集することもおすすめです。

3人に2人の合格者を出す人気のアビタス(USCPAの予備校)では、無料で資料請求やオンライン説明会が開催されていますので、気になる方は資料請求や無料説明会に参加してみましょう。

アビタス

その他の英語の資格

その他にも専門分野で優遇される資格を4つご紹介します。

貿易実務検定

日本貿易実務検定協会が実施している検定で、実際の実務者(経験者)も受けている貿易実務の資格となります。

国際社会において、自由貿易などの流れもあり、益々その需要は増えると言われています。

既に学生の間でも人気資格の1つとなっています。

大きく分けて2つのレベルから構成されています

  • B級、C級 → 1〜3年の実務レベル
  • A級 → 3年以上の実務レベル ※準A級は廃止されました

商業英単語なども出題されますが、先ずは基礎として3級か2級からの受講をお勧めします。

しかし、すでに実務経験が3年ほどあり、商業英語にも慣れている方は、最初から1級を目指されてもいいかもしれません。

上述の日商ビジネス英語検定も同時に所持しておくととても有利に働きます。

「日本貿易実務検定協会ホームページ」

観光英語検定

全国語学ビジネス観光教育協会が主催する資格であり、国際社会には必要とされる資格の1つです。

国家資格の全国通訳案内士試験とは多少スタンスが違い、通訳を前提としてはいません(勿論、外国人を案内する業務にも携わる場合もあります)。

レベル
1級
異文化の説明や海外で添乗業務ができる
2級
個人旅行や外国人に簡単な観光ガイドができる
3級
第3者の力を借りれば海外での行動ができる

先ずは2級を目指すのをお勧めします。

「全国語学ビジネス観光教育協会ホームページ」

また、接客スタッフ向けのインバウンド接客外国語検定というのがあり、腕試しに試してみてもいいですね。

経理や秘書の英語資格とは?

これまでの英語資格より更に細かな職種に対しての資格になりますが、外資系や経理部門などで働きたい方は、USCPA(米国公認会計士)やBATIC(国際会計検定)を持っておくといいでしょう。

また、外資系などで秘書を目指す方は、国際秘書検定の資格を所持しておくとベターです。

専門であればあるほど、その英語資格を持っておくとアドバンテージになりますね。

英語の資格試験を選ぶ4つのポイント

これまで英語の資格試験をたくさんご紹介しました。

たくさん資格があり過ぎて迷いますよね。そこで、ここでは英語の資格試験を選ぶポイントを解説します。

英語の資格試験を選ぶポイント4つです。

英語資格を選ぶ4つのポイントのイメージ写真

受験の目的は?

資格試験を選ぶ前に、まず資格を取る目的を明確にしましょう。

仕事のスキルアップのためや、高校や大学入試対策、留学や移住、通訳になりたいなどそれぞれの目的があると思います。

目的が決まれば、アメリカの留学はTOEFL、オーストラリアの留学はIERTSなど、受験する試験はかなり絞られます。

知名度は?

目的で資格を絞ったけれど、まだ複数の資格でまよったら知名度で選びましょう。

履歴書などでアピールする場合は、知名度が重要です。

折角記入しても、担当者が知らない資格だとスル―されてしまう可能性があります。

難易度は?

目的や知名度と同時に、考慮するポイントが難易度です。

例えばTOEICと英検で迷った場合、社会人であればTOEICがおすすめです。

ただし、あなたの英語力が現時点で英検3級以下のレベルの場合、TOEICでは難易度が高すぎて挫折してしまう可能性があります。

その場合、その場合は英検3級程度からチャレンジするのがおすすめです。

逆に英語力が高くてTOEICで900点レベルの実力があるなら、英検1級にチャレンジするという手もあります。

問題の難易度が高く、面接もあるため、高い英語力として評価されやすいからです。

受験しやすさ(試験会場、費用、試験日など)は?

意外に見落としがちなポイントは、受験しやすさです。

試験によって、受験料は大きく変わります。TOEICの4~5倍の受験費用がかかる試験もあります。受験費用が高いと、何度も受けるのは躊躇してしまいます。留学などでどうしても必要な場合を除いて、費用の高い試験は避けたいところです。

試験会場や、年間の試験スケジュールなども確認しましょう。地方では開催していない資格試験も多くあります。

また、年に1~2回しか実施していない試験は、受験したいと思ったタイミングによっては1年後まで試験がないということもあります。

特に、どうしてもそれらの資格が必要だったり、目指したいという場合以外は、受験しやすい試験を選ぶのがおすすめです。

初心者は英検かTOEICがおすすめ!

資格試験を受ける特別な目的がなければ英検かTOEICがおすすめです。

TOIEC、英検をおすすめするイメージ写真

特に初心者はこの2つの資格に絞った方がいいでしょう。

知名度が高く、全国で実施して受験しやすいからです。TOEICは試験回数も多いです。また、費用も他の資格に比べ安めです。

中学生や高校生は英検がおすすめ!

小学生の英語力を計る、また高校、大学の入試を控えている方は英検の方がベターです。で

奨学金や入試の時に優遇されるケースが少ないないからです。

英検2級以上がアピールできるので是非それを目指しましょう!

大学受験で一番有利な英語資格は英検

大学受験生は英検2級~準1級がおすすめ

大学受験では、試験免除・加点・点数換算・出願資格などの形で「英検」が入試に活用されているケースが最も多いです。

その中で、最も目指すべき級数は「英検2級」(志望大学が英検準1級以上が有利になる場合はその級)です。

英検3級中学卒業程度
英検準2級高校中級程度
英検2級高校卒業程度

大学入試での英検を中心とした英語資格の活用は増加傾向にありますので、大学受験生は英検2級~準1級あたりを目標にするのがおすすめです。

アメリカの大学やイギリスの大学を受験する場合

大学受験の志望校がアメリカの大学の場合は、TOEFLのスコアを求められることが多く、イギリスの大学の場合は、TOEFLよりもIELTSの方を求められる場合があります。

大学生の就職や社会人の転職にはTOEICがおすすめ!

大学生以上で、就職や転職で英語力をアピールしたいという人はTOEICがおすすめです。

統一試験でわかりやすく、多くの企業が英語力の基準として導入しているからです。今後更にこのTOEICの重要は高まっていくでしょう。

さらに、就職や転職希望先の業界によって、求められる英語系専門資格もあれば取得するのも手でしょう。

英語の資格を取るためのおすすめの勉強法や対策・専門スクールなど

今まで色々な資格を紹介しましたが、やはり自分が取得したい資格やレベル・点数を達成するには勉強が必要になります。

日本の書店は「TOEIC対策」の教材は多いのですが、その他の資格はどうすればいいのでしょうか?

忙しい社会人は先ず勉強時間の確保が優先

対策をするにしても、平日、週末をどれくらいの時間を確保できるかが最重要となります。

一般的には、週に10〜15時間程度の勉強時間が理想です。

平日の場合、仕事があるため、勉強時間を確保するのは難しいかもしれませんが、通勤時間や昼休みなどの空いた時間を活用することができます。

週末に集中する場合は。土日で合計10時間以上の勉強時間を確保することができると、効果的な勉強ができるとされています。

勉強法と資格専門のスクールや予備校

それぞれの資格には、「過去問題」というのが存在します。

先ずは、それらの参考書やインターネットでの問題を解くことが最初の勉強のやり方です。試験を受ける意味でもメリットしかありません。

メリット説明
試験の形式を知ることができる過去問題を解くことで、試験の出題形式や範囲、難易度などを知ることができ、試験当日に自信を持って受験することができる。
自分の弱点を把握することができる過去問題を解くことで、自分の弱点や不足している知識を把握することができ、効率的に勉強することができる。
実力を確認することができる過去問題を解くことで、自分の実力を確認することができ、不足している分野に集中的に勉強することができる。
実際の問題に慣れることができる過去問題を解くことで、実際の問題に慣れることができ、試験当日に冷静に対応することができる。

2と3の項目にある、「自分の弱点の把握」、「実力の確認」により、単語力不足なのか、リスニング力が弱いのか、などピンポイントで分かることにより、忙しい社会人でも勉強時間を有効に活用できます。

また、自分でどのように勉強したらいいのか分からない方には、資格専門のスクールや予備校もおすすめしています。

有名なスクールや予備校は以下の通りです。一例です。

  • ベルリッツ:世界各地に語学学校を展開しており、英語の各種資格試験に対応したコースを提供しています。
  • 英会話スクール NOVA:日本国内に多数の校舎を持ち、英検やTOEICなどの資格対策コースを提供しています。
  • ECC外語学院:英検やTOEICなどの直前対策コースや集中コースなどを提供しています。
  • シェーン英会話:英検やTOEIC、IELTSなどの初心者から上級者まで資格対策コースを提供しています。

これらのスクールや予備校以外にも、『大人の初心者に最適な英会話教室、格安オンラインまで22社』では、通学型の英会話教室からオンライン英会話スクールまで英会話・英語の資格対策に特化した個別指導やオンライン講座など、様々な形式のスクールを紹介していますので、合わせてご覧ください。

自分に合った形式を選び、英会話習得、資格取得に向けて効率的に学習することが大切です。

「英語の資格」を履歴書に書く時の注意点

英語の資格は、履歴書でアピールしましょう。

英語の履歴書のイメージ写真

下記のサイトでも詳しい履歴書の書き方を解説しているので参考にしてみて下さい。

履歴書に、資格試験を書く時の注意点は2つです。

正式名称を書く

履歴書に資格試験を書く場合は、正式名称を書きます。例えば、英検は「実用英語技能検定○級」と書きます。

正式名称がわからない場合は、資格別でご紹介した公式サイトなどで調べて正確に書きましょう。

履歴書に書く資格は2個くらいまで

英語の資格をたくさん持っている人は、全て書いてアピールしたくなるかもしれません。

しかし、たくさん書きすぎるのも問題です。

特に英語がメインの仕事ではない場合は、2個か3個くらいにとどめておきましょう。

あまり英語の資格ばかり書きすぎると、もっと英語を生かせる職場のほうがいいのでは?と思われてしまうことがあります。

英語力が求められる職場でも3個ぐらいまでです。どうしてもアピールしたい場合は、職務経歴書など別紙に記載しましょう。

まとめ:英語の資格を取得するための勉強は無駄ではない!

しかし、何も目標がないまま英語の勉強は苦痛です。

だからこそ、何をターゲットにするのか?というのを勉強する前の最初の作業にしましょう。

どの資格も英会話にも直結する能力を養うことができるので、何一つ無駄なことはありません。

合格するのか不安という方は、先ず英会話力もアップするから一石二鳥という軽い気持ちでスタートしてもいいかもしれません。

さあ、今日から英語マスターへの第一歩を踏み出しましょう!

習得の鍵は「記憶精度×進め方×勉強法」にある


なぜ、日本人の99%がまともに英語が話せないのか?

1つ断言できるのは、英語マスターに頭の良さは関係ありません。

偏差値40の落ちこぼれ人間だった私でさえ、一発でTOEIC満点も英検1級も取得。英会話もペラペラ、ビジネス英語もマスターしたことからも・・・

その鍵は「記憶精度×進め方×勉強法」にあります。

覚えたら忘れない記憶術。瞬時に英語をアウトプットするスキル。

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