
突然の質問ですが、あなたは次の単語が、前置詞か接続詞のどちらだと思いますか?
「For」
ほとんどの方が、前置詞と答えるのですが、実は「接続詞」でもあるのです。
先ず、英語の接続詞の役割を簡単にいうと、「接続詞とは、パズルとパズルをつなげるのに必要な1つのピース」だと考えて下さい。2つ以上の文をくっつけるのに接続詞は大きな役割を果たします。
それと、「althoughとthough」、「as/sinceとbecause」、「whenとwhile」、「ifとwhether」、「asとwhen」など英会話でもよく聞く接続詞ですが、微妙な違いがあります。
それらの違いも簡単に分かるように解説しています。
前置詞と接続詞の違いは?
また、接続詞はよく前置詞と混乱する場合があり、英語の前置詞一覧|例文と78個ある前置詞の全てを簡単解説の記事で前置詞の種類や使い方を見て頂ければいいのですが、基本は「前置詞の後ろは名詞(単語)」で「接続詞の後ろは主語+動詞がある文章(節)」(従属接続詞)という認識で構いません。
しかし、等位接続詞(and や so など)の場合はそれだけではありません。本件は、後ほど詳しく解説します。
(例)Forの場合
- 前置詞 - I came here for the party(パーティーに来ました)- forの後ろは名詞
- 接続詞 - She is happy, for I did a good job(彼女は幸せです。というのも私がちゃんと仕事をしたからです。)- forの後ろは主語+動詞の文章(節)
他にも両方になりえるものは次のような接続詞(前置詞)です。
- before
- after
- until
- but
- without
など、まだまだ沢山あります。
ここでは、例文を使って、接続詞の全てを解説するだけではなく、各接続詞の重要度なども参考にできるようになっています。しかし、42種類ある英語の接続詞を全て一気に覚えることはせずに、スキマ時間でもいいので、例文に触れるなどしながら徐々に慣れていきましょう。TOEICなどのビジネス試験にも出るような少し難しい接続詞から、中学英語で習うような、ネイティブたちが英会話の中で口語でよく使う聞きなれた接続詞まで網羅しています。
目次:
接続詞の基本!まずはこれを押さえておこう!
・役割
・「接続詞」そのものを英語で表現すると?
「接続詞」は大きく2つのグループに分けられる?
・等位接続詞
・従属接続詞
・接続副詞とは?
0.このページの使い方
1.Aで始まる英語の接続詞
1-1.After
1-2.Also
1-3.Although
1-4.And
1-5.As
2.Bで始まる英語の接続詞
2-1.Because
2-2.Before
2-3.But
3.Cで始まる英語の接続詞
3-1.Considering
4.Dで始まる英語の接続詞
4-1.Directly
5.Eで始まる英語の接続詞
5-1.Except
6.Fで始まる英語の接続詞
6-1.For
7.Hで始まる英語の接続詞
7-1.However
8.Iで始まる英語の接続詞
8-1.If
8-2.Immediately
9.Lで始まる英語の接続詞
9-1.Lest
9-2.Like
10.Nで始まる英語の接続詞
10-1.Nor
10-2.Now
10-3.Notwithstanding
11.Oで始まる英語の接続詞
11-1.Once
11-2.Only
11-3.Or
12.Pで始まる英語の接続詞
12-1.Plus
12-2.Providing
13.Sで始まる英語の接続詞
13-1.Save
13-2.Since
13-3.So
14.Tで始まる英語の接続詞
14-1.Than
14-2.That
14-3.Though
14-4.Till
15.Uで始まる英語の接続詞
15-1.Unless
15-2.Until
16.Wで始まる英語の接続詞
16-1.When
16-2.Whenever
16-3.Where
16-4.Whereas
16-5.Wherever
16-6.Whether
16-7.While
16-8.Without
17.Yで始まる英語の接続詞
17-1.Yet
接続詞の基本!まずはこれを押さえておこう!

冒頭でも少し触れましたが、接続詞とは文法的にどのような役割を果たしているのでしょうか?
英語学習では欠かせない「接続詞」。この章を初めとして、実際の接続詞や例文を見る前に少し掘り下げて確認してみましょう。
基礎を押さえることで、覚えやすくもなりますね。
役割
役割は文と文を繋げるというのが基本となりますが、等位接続詞(後ほど説明)の「and」は語と語を繋げる役割もあります。
つまり、文と文だけではなく、語と語、節と節、句と句を繋げるのがその役割だと考えてOKです。
また、数多くある接続詞ですが大きく分けて2つのグループに分けることができます。
後述しますが、等位接続詞と従属接続詞(従位接続詞)と呼ばれるものです。
「接続詞」そのものを英語で表現すると?
文法で使う接続詞の英語は英語で何と言うのでしょうか?
「conjunction」の発音と発音記号は下記となります。
|
接続詞を示す場合は可算名詞(数えられる名詞)となり、複数形は「conjunctions」となります。
不可算名詞で使う場合は、「結合、共同、連携」などの意味なり、「I work in conjunction with company A.(会社Aと共同して仕事をしています)」などの少しフォーマルな表現になります。
「接続詞」は大きく2つのグループに分けられる?
接続詞を2つのグループに分けて考えると覚えるのも楽です。
- 等位接続詞・・・coordinate conjunction
- 従属接続詞(従位接続詞)・・・subordinate conjunction
これは私たちが英文を日本語訳にする時にもはっきりと分けることができます。
下記が一例です。
等位接続詞のbutと従属接続詞のbecauseを使っています。
- I tried to call him, but could not reach.(彼に電話をしてみましたが、繋がりませんでした)
- He went to see a doctor because he felt cold.(彼は風邪気味だったので医者に行きました)
気付きましたか?
日本語に訳す順番が全く逆になります。
- but(等位接続詞)の場合・・・接続詞がない節(語)から訳す ※この場合は「彼に電話をしてみました」という箇所ですね。
- because(従属接続詞)の場合・・・接続詞がある節から訳す ※この場合は「彼は風邪気味でした」という箇所ですね。
これを分かってるだけでも接続詞がある長文でも訳しやすくなるので覚えておきましょう!
それぞれの接続詞のグループを見てみましょう。
等位接続詞
等位接続詞は、7つあります。
- and(そして)
- but(しかし) ※逆説の接続詞とも言われています。
- for(というのも~だから) ※ここでは前置詞ではありません。
- nor(もまた~ない)
- or(または)
- so(だから)
- yet(~にもかかわらず/しかし) ※ほぼ「but」と同じです。
このルールは大事!等位接続詞は文頭では使えない?
口頭では区別がつかないのですが、文章にした際に基本的に等位接続詞は文頭(文の始まり)としては使えません。
andを使った文を見てみましょう。
- 間違った使い方・・・I went there. And I bought the shirt. ※2つ目の文の頭に使っているのでNGです。
- 正しい使い方・・・I went there, and (I) bought the shirt. ※前の文とカンマで繋げています。
これは、他の等位接続詞の「but」と「so」なども同様です。口語やカジュアルな場合は問題ありませんが、フォーマルな文章(ビジネスメールやプレゼン資料)などの場合には気を付けましょう!
詳しくは、『文頭で使えない3つの英語の接続詞とは?カンマの位置にも注意!』の記事を参考してみて下さい。
従属接続詞
先ほど挙げた等位接続詞以外の接続詞は全て従属接続詞というグループに入ると考えてOKです。
接続詞がある文を1つの塊の「節」として捉えて文章を繋げています。
ようするに、メイン(接続詞が含まれていない文/主節)とサブ(接続詞が含まれる文/従節)に分かれるイメージです。
接続詞がある節はあくまで、サブの役割ということです。
それには理由や時、仮定なども含まれますね。
次のような接続詞です。あくまで一例です。
- because(~だから)
- when(~の時)
- if(もし~だったら)
など。
例えば、「I lived in Tokyo when I was 10.(10歳の時に東京に住んでいました)」とう文があった場合、あくまでメインは「東京に住んでいた」ということですね。
「when I was 10.」の部分はあくまでサブの役割です。
また、文頭で従属接続詞を使った場合は、主節(メイン)の前にカンマを置きます。
その逆はカンマは不要です。これが基本となります。
- Because I like to eat some apples, I will buy them. ※カンマで繋がていますね
- I will buy some apples because I like to eat them. ※この場合は原則カンマは付けません
など。
しかし、後述する「considering that」や「notwithstanding that」など場合は例外で、その前にカンマを置きます。
接続副詞とは?
文法的に言うと厳密には副詞になるのですが、等位接続詞的な役割を果たしてる副詞が多く存在します。
前置詞との違いは明確ですが、この接続副詞のは少し厄介ですが、とても使いやすいです。
等位接続詞ではないので、副詞なので文頭で使えます。
等位接続詞の「but」の丁寧語としてよく出てくるのが「however」ですが、下記の例文では副詞です。
よって、文頭で使えます。
「I went to the store. However, it was closed.(その店に行きましたが、閉まっていました)」など。
文と文を直接は繋げていないけど、意味的につながるように働きかける副詞が接続副詞というイメージです。
下記がhowever以外にもある接続副詞の一例です。
- therefore(したがって)
- meanwhile(一方で)
- moreover(その上)
- otherwise(さもないと)
など、聞いたことのある単語ばかりではないでしょうか。これらは文頭的にはあくまで副詞という認識でいて下さい。
「接続詞」などが使えるようになるオンライン英会話5選
英語の接続詞などの文法や日常会話でよく使う表現を使えるようになりたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、文法や日常英会話が学べるオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
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クラウティ
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その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
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kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
【おすすめレッスン・教材】 ・文法特訓コース |
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子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
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0.このページの使い方
★印の数によって、その接続詞の使い方頻度や重要度が違います。まずは★2つ以上の接続詞をマスターしよう。
- ★☆☆の場合:口語・文語でもあまり使わない英語の接続詞
- ★★☆の場合:口語・文語でも頻繁に使う英語の接続詞
- ★★★の場合:英語を聞く・見る・話すために最低限必要な英語の接続詞
それでは実際に次からそれぞれの接続詞と例文や使い方を見ていきましょう!
1.Aで始まる英語の接続詞
頭文字がaの接続詞は全部で5個です。
1-1.After ★★★
「〜した後に(〜する後に)」という意味で使います。前置詞として使うことも多い接続詞ですね。
例文:I went to work after I ate breakfast.
和訳:朝ごはんを食べた後に、仕事へ行きました。
「after」を文頭に持ってきて、「After I ate breakfast, I went to work.」という文も同様になります。
1-2.Also ★★★
「そしてその上」という意味で使います。
例文:I did my homework, also I studied for the exam.
和訳:宿題をして、そしてその上、試験のために勉強をしました。
「also」に関しては接続副詞という考え方もあります。また「and also」の「and」が省略している等位接続詞という解釈もある単語です。
接続副詞として捉えた場合は、カンマ繋げずに文頭で使えることもできます。
1-3.Although ★★☆
「〜だけれでも」という意味で使います。
例文:Although I hate him, I have to play with him.
和訳:彼を大嫌いだけれども、彼と遊ばなければならない。
「Although」と「Though」の違いは、「Though」が多少カジュアルであり、また文中・文頭のどちらでも使えます。
一方、「Although」は上記の例文の通り文頭のみとなります。
訳す時は、「~にもかかわらず」としても同様の意味になります。『「にもかかわらず」の英語|日常・ビジネスでも使える9個を例文で紹介』の記事も参考にしてみて下さい。
1-4.And ★★★
「そして〜」や「〜と-」という意味で使います。
例文1:I like apple and orange.
和訳1:私はリンゴとオレンジが好きです。
同じ品詞、つまり名詞(apple)と名詞(orange)を繋げています。
例文2:We met and went to see a movie.
和訳2:私たちは会って、そして映画を見に行きました。
同じ主語で、違う節と節を繋げています。それと基本的に同じ時制(ここでは過去形)になります。
1-5.As ★★☆
Asは大きく分けて3つの使い方があります。
「as」については、『「as」の使い方まとめ|6つ以上もある意味を例文解説で比較する!』でも詳しく解説していますので、参考にしてみて下さい。
1-5-1.〜のように
「〜のように」という意味で使います。
例文:He is so (as) tall as she (is).
和訳:彼女と同じように背が高いです。
1-5-2.〜の時
同時に「〜している時」という意味で使います。
例文:He came into my room as I was watching TV.
和訳:私がテレビを見ていた時、彼が部屋に入ってきました。
「as」と「when」の違いは、「as」は比較的同時(同じタイミング)というのを強調しています。
もちろん会話の中では「when」でも構いません。
1-5-3.〜だから
理由などの「〜だから」という意味で使います。
例文:As you are kind, everybody likes you.
和訳:あなたはやさしいから、みんなあなたのことが好きです。
「as」と「since」と「because」の違いは、「because」は「なぜならば」という聞き手が知らない情報を言う時で、「as」と「since」は、「(承知の通りの情報)だから」という時に使います。
よって上記の例文の「you are kind」は誰もが知っている情報というニュアンスです。
2.Bで始まる英語の接続詞
頭文字がbの接続詞は全部で3個です。
2-1.Because ★★★
理由などの「〜だから」という意味で使います。
例文:I cried because she hit me.
和訳:彼女が私を殴ったから、泣きました。
先ほど解説したように、「as」や「since」と区別できますね。「she hit me」というのは聞き手にとって新しい情報です。
『なので(だから)の英語|会話やビジネスで役立つ7つの接続詞の使い方』でも詳しく解説しています。
2-2.Before ★★★
「〜の前に」という意味で使います。
例文:I have to finish my report before my boss comes.
和訳:上司が来る前に、報告書を終わらせなければならない。
2-3.But ★★★
「しかし〜」や「〜だけれども-」とう意味で使います。
逆説の接続詞とも言われいます。
例文1:I didn’t like to go, but I went anyway.
和訳1:行きたくなかったけれども、結局行きました。
例文2:It is good, but we need to review.
和訳2:いいです。しかし、我々がレビューする必要があります。
上記2つともに、等位接続詞なのでカンマで繋いでいますね。
よく使う表現なので、『「でも(しかし)」の英語|but以外にもある10表現と例文など』も確認しておきましょう。
3.Cで始まる英語の接続詞
頭文字がcの接続詞は全部で1個です。
3-1.Considering ★★☆
「〜を思えば」という意味で使います。
例文:She is doing well, considering she doesn’t have any experience in the field.
和訳:彼女がその分野で経験がないのを思えば、よくやっています。
considering以降が従属節となります。また、正式には「considering that ~」と「that」を省略しません。
4.Dで始まる英語の接続詞
頭文字がdの接続詞は全部で1個です。
4-1.Directly ★☆☆
「〜するとすぐに」という意味で使います。
例文:I went to bed directly I came home.
和訳:家に帰ってすぐに寝ました。
同じような意味で、「as soon as」という熟語がありますね。これは接続詞の役割をしている「接続詞的熟語」と言われています。
「As soon as I came home, I went to bed.」でも同様の意味となります。
また、「the moment 主語+動詞」、「the minute 主語+動詞」も同様に「~するとすぐに」という接続詞的な役割を果たしています。
5.Eで始まる英語の接続詞
頭文字がeの接続詞は全部で1個です。
5-1.Except ★★☆
「〜という以外は」という意味で使います。
例文:He is perfect at work, except (that) he is not punctual.
和訳:時間を守らないという以外は、彼は仕事で完ぺきです。
「except」は前置詞としても使われます。その場合は「except+名詞」となります。
因みに「but」も前置詞にもなりえます。『「以外」の英語|exceptやbutだけじゃない!7つの表現と略』の記事も参考にしてみて下さい。
6.Fで始まる英語の接続詞
頭文字がfの接続詞は全部で1個です。
6-1.For ★★☆
理由の「〜だから」という意味で使います。この記事の最初に紹介した接続です。
例文:He is angry, for I am late.
和訳:私が遅れているから、彼は怒っています。
等位接続詞なので、接続詞が無い節から訳しますね。
7.Hで始まる英語の接続詞
頭文字がhの接続詞は全部で1個です。
7-1.However ★★☆
「どんな方法でも」という意味で使います。
例文:He can play the game however he likes.
和訳:彼はそのゲームを彼が好きなようにどんな方法ででもやっていいです。
「however(しかし)」は接続副詞として使えますが、ここでは複合関係副詞(〜でも)を接続詞として使っています。
このほかに後述する「wherever(どこでも)」や「whenver(いつでも)」も同じ使い方となります。
8.Iで始まる英語の接続詞
頭文字がiの接続詞は全部で2個です。
8-1.If ★★★
Ifは大きく分けて2つの使い方があります。
8-1-1.もし〜ならば
「もし〜ならば」とう意味で使います。
例文:If you tell me the truth, I will listen.
和訳:もしあなたが真実を話してくれるなら、聞きましょう。
『英語の仮定法|すぐにマスターできる簡単な2つの基本ルール』の記事でも詳しく解説しています。
また、「even if~」という形で「たとえ~でも」という使い方もします。その場合は「although」や「though」と同じような接続詞となります。
8-1-2.〜かどうか
「〜かどうか」という意味で使います。
例文:I don’t know if he knows me.
和訳:彼が私のことをしっているかどうか分かりません。
この場合の「if」と「whether」の違いは、「if」がよりカジュアルだと思って下さい。
「whether」については後述します。
8-2.Immediately ★☆☆
「〜するとすぐに」とう意味で使います。前述の「directly」と同じような意味の接続詞です。
例文:He started talking immediately he saw me.
和訳:彼は私を見たらすぐにしゃべり始めた。
「immediately」の代わりに、先ほども説明した「as soon as」という口語的表現を使うことも多々あります。
「immdiately」は「I immediately went home.(私はすぐに家に帰りました)」など副詞で使うことが多い単語です。
9.Lで始まる英語の接続詞
頭文字がlの接続詞は全部で2個です。
9-1.Lest ★☆☆
「〜しないように」という意味で使います。
例文:I must study now lest I (should) fail the exam.
和訳:試験に落ちないように、今勉強しなかればならない。
9-2.Like ★★★
「〜のように」という意味で使います。
例文:It looked like she did something wrong.
和訳:彼女が何か悪いことをしたように見えました。
「It feels like I’m flying now.(今飛んでいるように感じています)」、「It smells like that is one of my favorites.(私が好きな料理の臭いがします)」などで使いますが、次のようなケースは前置詞となります。
「You look like your father.(あなたのお父さんに似ている)」と、「like」の後ろが名詞(ここではfather)の場合は前置詞扱いです。
10.Nで始まる英語の接続詞
頭文字がnの接続詞は全部で3個です。
10-1.Nor ★★☆
「〜もまた-ない(〜もしないし、また〜もしない)」という意味で使います。等位接続詞の1つですね。
例文:He neither talks nor smiles.
和訳:彼はしゃべらないし、わらいもしない。
助動詞などがある場合は、「nor」の後ろは倒置されるのでその点は注意して下さい。
下記がその例文です。
「I won’t go there, nor will I visit anyone tomorrow.(そこに行かないし、明日は誰も訪問する予定はないです)」など。
また、「nor」は「neither A nor B」という使い方が多いですね。
例文:We have neither balls nor gloves.
和訳:ボールもないし、グローブもありません。
これは、「否定形(+either)+or」の形で「We don’t have (either) balls or gloves.」で言い換えることもできます。
10-2.Now ★★☆
「〜であるからには」という意味で使います。
例文:Now you are here, let’s play.
和訳:あなたがここにいるのだから、さあ、遊びましょう!
通常は「今」という副詞で使うことが多いですね。
10-3.Notwithstanding ★☆☆
「〜だけれど」という意味で使います。
例文:She refused the offer, notwithstanding (that) the pay is very good.
和訳:給料はとてもいいけれど、彼女は申し出を断りました。
11.Oで始まる英語の接続詞
頭文字がOの接続詞は全部で3個です。
11-1.Once ★★★
「いったん〜すると」という意味で使います。
例文:Once you get it, you can enjoy a lot.
和訳:いったんそれを理解すると、とても楽しめます。
「If you get it, you can enjoy a lot.」と「if」を使って同じ意味にすることもできます。
11-2.Only ★★☆
Onlyは大きく分けて2つの使い方があります。
11-2-1.ただし〜
「ただし〜」という意味で使います。
例文:I love the game, only difficult.
和訳:そのゲームは大好きですが、ただし難しい。
この場合は「but(等位接続詞)」と同じ扱いとなります。
11-2-2.もし〜でなければ
「もし〜でなければ」という意味で使います。
例文:I would go out for a drink with you, only I am at work.
和訳:もし、仕事じゃなければ、あなたと飲みに行きたいのですが。
11-3.Or ★★★
「〜か-」という意味で使います。
例文:You can go out or stay home.
和訳:外出するか、家にいるかできます。
「nor」のところでも説明しましたが、「either A or B」という形でもよく使います。
12.Pで始まる英語の接続詞
頭文字がpの接続詞は全部で2個です。
12-1.Plus ★☆☆
「そしてまた」という意味で使います。
例文:We are tired, plus (we are ) sleepy.
和訳:私たちは疲れていて、また眠たい。
この場合は「and also」と同じ扱いになりますね。
12-2.Providing ★☆☆
「もし〜ならば」とう意味で使います。
例文:Providing you are free, I would like to have a date.
和訳:もしあなたがフリーなら、デートをしたい。
同じ意味合いの、仮定方法の「if」の方が使われる頻度が多いですね。
13.Sで始まる英語の接続詞
頭文字がsの接続詞は全部で3個です。
13-1.Save ★☆☆
「〜であること以外は」という意味で使います。
例文:She is great for me save (that) her parents are strict.
和訳:彼女の親が厳しいこと以外は、彼女は私にとってすばらしい。
接続詞の「expect」を使った「except that her parents are strict」と同じ意味になります。
13-2.Since ★★☆
Sinceは大きく分けて2つの使い方があります。
13-2-1.〜以来
「〜以来」という意味で使います。
例文:I have been at home since I came from work at 9.
和訳:9時に仕事から帰ってきてから(以来)、家にいます。
「since 2020(2020年以来)」など日付や時間の場合は、前置詞扱いとなります。
13-2-2.〜だから
理由の「〜だから」という意味で使います。
上記で説明している通り、「as」と同じ使い方で、「because」とは異なります。
例文:We will select him as a leader since there is no one available.
和訳:他の誰もいないので、彼をリーダーとして選出します。
13-3.So ★★★
「そこで〜」や「だから〜」という意味で使います。等位接続詞の1つでしたね。
例文:He refused, so I did the presentation instead.
和訳:彼が拒否したので、私が代わりにプレゼンしました。
「so that」もよく使う!
上記を言い換えると、「He refused, so that I did the presentation instead.」となります。
要するに「so that」の「that」省略して口語的にしているのが「so」だと思って下さい。
また、「so that」を「in order that」に置き換えることもできます。
14.Tで始まる英語の接続詞
頭文字がtの接続詞は全部で4個です。
14-1.Than ★★★
「〜よりも」という意味で使います。比較を表す接続詞です。
例文:He runs faster than I (do).
和訳:彼は私より早く走ります。
口語的には「than me」と「than」の後ろに目的格を使う場合もありますが、正式には主語+動詞を使います。
14-2.That ★★★
「〜ということ」という意味で使います。
同格の接続詞とも言われています。
例文:He doesn’t know that test is around the corner.
和訳:彼は、テストが近いことを知りません。
「I think that ~.」という形も会話ではよく使いますね。
しかし、口語では「that」は省略されていることが多いので、そこに接続詞があることはあまり気付きません。
14-3.Though ★★☆
「〜だけれども」という意味で使います。
これも「but」と同じ逆説の接続詞ですが、従属接続詞です。
例文:I did exercise though I was exhausted.
和訳:とても疲れていたけれども、運動をしました。
「although」は文頭のみで使えましたが、「though」は上記のように文中でも使えます。
また、「though」を強調したのが「even though」となります。『even thoughの意味と使い方|althoughやthough・even ifとの違いなど』の記事も参考にしてみて下さい。
14-4.Till ★★☆
期間や時間の「〜までずっと」という意味で使います。
例文:I will be here till you finish your job.
和訳:あなたの仕事が終わるまで、私はここにいます。
後述する「until」よりカジュアルな使い方となります。
どちらともに前置詞として使われることも多いです。
『「~まで」の英語|4つのパターンと期間や距離などで使える例文一覧』の記事も参考にしてみて下さい。
15.Uで始まる英語の接続詞
頭文字がuの接続詞は全部で2個です。
15-1.Unless ★★☆
「もし〜でなければ」という意味で使います。
例文:You’ll never know the detail unless you work harder.
和訳:もっと真剣にしなければ、詳細を分かることはないでしょう。
15-2.Until ★★☆
期間や時間の「〜までずっと」という意味で使います。
例文:I will continue practicing until I am confident.
和訳:自身がつくまで、練習を続けます。
16.Wで始まる英語の接続詞
頭文字がwの接続詞は全部で8個です。
16-1.When ★★★
「〜の時」という意味で使います。
上述していますが、「as」の方がより強調した同時性となります。
例文:When I called him, he was with his girlfriend.
和訳:彼に電話した時、彼は彼女と一緒にいました。
16-2.Whenever ★★☆
「〜する時はいつでも」という意味で使います。
例文:He is always busy whenever I visit him.
和訳:彼を訪れる時はいつも彼は忙しい。
16-3.Where ★★★
「〜のところへ」という意味で使います。
例文:He showed me where he works.
和訳:彼は彼が働くところへ案内してくれた。
16-4.Whereas ★★☆
「〜であるが-」という意味で使います。
例文:Many people like A, whereas some prefer B.
和訳:多くの人はAが好きだが、Bを好む人もいます。
16-5.Wherever ★★☆
「〜のところのどこでも」という意味で使います。
例文:My sister always follows me wherever I go.
和訳:妹はいつも私が行くところはどこでも付いてきます。
16-6.Whether ★★☆
「〜かどうか」という意味で使います。
例文:I have no idea whether he likes it or not.
和訳:彼がそれを好きかどうか分かりません。
または、「whether or not he likes it」という使い方もできます。
「if」より多少フォーマルな言い方です。
『「whether」の発音・使い方や意味|ifとの違いや12個の例文』も参考にしてみて下さい。
16-7.While ★★☆
「〜する間」という意味で使います。
例文:Pleas watch out for my bag while I go to the restroom.
和訳:私がトイレに行っている間、バッグを見てて頂けますか?
「when」は一時的な動作の時で、「while」は持続性と同時性を強調しています。
同時性を表現する接続副詞は多くあります。『「同時に」の英語|ビジネスでも使える熟語・副詞や接続詞7選と例文』も参考にしてみて下さい。
16-8.Without ★☆☆
「〜でなければ」という意味で使います。
例文:You can’t go out without you finish your homework.
和訳:宿題を終わらないと、外出できません。
「without you」など、前置詞で使われるパターンが多い単語です。
17.Yで始まる英語の接続詞
頭文字がyの接続詞は全部で1個です。
17-1.Yet ★★☆
「〜にもかかわらず-」という意味で使います。等位接続詞の1つですね。
「yet」の前にはカンマは忘れないようにしましょう。
例文:He worked around the clock, yet he is energetic.
和訳:彼はずっと仕事をしたいたのに、とても元気です。
まとめ:英語の接続詞は便利
日本語でもそうですが、2つの文(節や句・語)をつなげた方が分かりやすい場合は数多くあります。
文章を読んでいる時も、それぞれの接続詞の役割が分かるだけで、とてもスムーズに読解できるものです。
先ずは、重要度や使用頻度が高い接続詞を中心に慣れるようにしましょう。
また、例文などを見て、しっかりと前置詞との違いも把握すれば、今までよりもっと英語を楽しめるようになります。
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