著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英語の発音|初心者でもネイティブ並みに話せる矯正練習法

のべ764,971がこの記事を参考にしています!

あなたは、ネイティブのようにかっこいい流暢な英語の発音ができるようになりたいのではないでしょうか?

特に他の英語が話せる日本人の前で英語を発音する・話すのが恥ずかしいという方は少なくありません。

しかし、具体的な発音のコツを知らないまま、ずっと日本語英語の発音のまま英語が上達せずにあきらめてしまっています。

ネイティブのようにカッコよく英語を発音したいというのは、日本人の憧れです。

英語の発音記号を眺めていただけでは英語の発音は上達しません。また発音が上手い人は必ず英語独特の発音ルールを知っています。

そこでここでは、英語初心者でも劇的に変わる、ネイティブが無意識に実践する英語発音のコツや簡単にできる具体的な発音矯正法をお伝えします。最後には便利な発音アプリなども紹介していますので、是非ご参考下さい。

また、発音練習(トレーニング集)だけをまとめた『英語の発音を楽しく上達する!2つの基礎練習方法と6つの応用編』もあるので是非参考にしてみて下さい。

  1. 「発音」を英語で表現
    1. どうやって発音するんですか?の英語
    2. どんなスペル(綴り)ですか?の英語
  2. 英語をカタカナ発音にするのはいいのか?
    1. 英単語やスペルを覚える時にカタカナ発音はあり?
    2. 英語発音の特徴!単語だけじゃない英文でのイントネーション
    3. 英語の勉強に音読やシャドーイングは欠かせない!
  3. 初心者でも発音が上手くなる英語独特の3つのルールとは?
    1. 発音ルールその1.単語と単語をつなげて読む「リンキング(リエゾン)」
    2. 発音ルールその2.日本語訛りを矯正する英語発音「リダクション」
    3. 発音ルールその3.英語発音で抑揚(イントネーション)をつけるための「アクセント」
    4. 英語の発音で重要なのは舌の動きよりも「リズム感」
    5. 英語の発音がいい人はリスニングも英会話も上達!
  4. フォニックスのルールは覚える必要があるのか?
    1. その他の発音ルール例:take(サイレントe)
    2. その他の発音ルール例:sea(二重母音)
    3. 初心者でもフォニックスを習得する!参考書とおすすめアプリ
  5. 英語の発音が劇的に変わる!短期間集中の練習方法|基礎編その1
    1. 英語の発音の基礎になる「息」の使い方のコツ
    2. 英語の種類:イギリス英語?それともアメリカ英語の発音?
    3. ネイティブ並みの英語発音に近づく超簡単な発音練習法
    4. 喉発音のやり方でネイティブのようにカッコよくなる!でも初心者はNG!
  6. 10秒で英語の発音が更によくなる練習方法|基礎編その2
    1. 「R」の発音の場合
    2. 「TH」の発音の場合
    3. 「F」の発音の場合
    4. 「V」の発音の場合
    5. 4音(R,TH,F,V)を意識的に発音しながら10まで数える練習法
  7. 「a」から始める母音の発音練習|カタカナ英語矯正編
    1. 母音の「æ」の発音練習
    2. 母音の「eɪ」の発音練習
    3. 「母音」に関する文法的な発音ルール「the」と「a」
  8. 日本人が苦手な発音記号|苦手克服編
    1. 日本語の母音はどれくらいあるの?
    2. 英語の発音記号の読み方(母音・子音一覧)
    3. 発音しない文字(スペルと発音が違う)単語一覧
    4. カタカナでは違いが分からない単語一覧
    5. 破裂音はどんな発音?
    6. 鼻音はどんな発音?
    7. 有声唇音はどんな発音?
    8. 強く読むところの見分け方:アクセントの位置とイントネーションでの発音
    9. 早口言葉
    10. 数字のルール
  9. 英語の発音矯正・練習法のコツのまとめ・アプリなど
    1. コツ1|リンキングや日本語にない英語の発音にしっかり意識を置くこと
    2. コツ2|英語独特の発音に集中して意味やスペルは考えないこと
    3. コツ3|最初はゆっくりでいいので英語を発音する「癖づけ」を優先する
    4. コツ4|電子辞書や映画の音声のものまねで発音を矯正
    5. コツ5|略語はしっかりと発音する
    6. コツ6|ボイスレコーダーで録音して自分の発音を聞いてみる
    7. コツ7|英語の発音の練習で喉が痛くなったらしっかり休憩する
    8. コツ8|発音矯正スクール(教室)もあるがその前に独学!
    9. コツ9|発音アプリやサイトで練習してみる
    10. コツ10|シャドーイングが出来れば英語発音は完璧!
  10. ネイティブの実際の会話で英語の発音を更に鍛えよう!
  11. まとめ:単語の発音だけではネイティブ英語で話せない

「発音」を英語で表現

AIスピークバディ英会話_画像

「発音」は英語で「pronunciation」です。

「pronunciation」の発音は下記の通りです。

読み方
音声
発音記号
プロナンシエーション

 

 

prəˌnʌnsɪˈeɪʃn/

これは名詞の「発音」ですが、動詞の「発音する(pronounce/読み方:プロナンス)」を会話で使うことが多いです。

どうやって発音するんですか?の英語

英単語を読んで読み方が分からない時、地名や名前など固有名詞は特に迷いますね。

そんな時に役立つフレーズが下記です。

  • 英語:How do you pronounce it?
  • 和訳:それはどんな発音ですか?

代名詞の「it」を「this(これ)」などに置き換えることもできます。特に英語初心者の方で海外で不安な方は、このフレーズは必須ですので、是非覚えておきましょう!

どんなスペル(綴り)ですか?の英語

相手が話している時、メモに書き留めたい時もありますね。ビジネスのシーンや、海外旅行先での知らない単語や呼吸名詞の場合は、次のようなフレーズが役立ちます。

  • 英語:How do you spell it?
  • 和訳:それはどんなスペルですか?

そして、相手はその単語を、基本的に一文字(アルファベット)ずつ、発音して教えてくれるそのまま書いてOKです。

この場合は、後ほど紹介する「フォニックス」の「音読み」ではなく、通常の「アルファベット読み」で相手に伝えます。

英語をカタカナ発音にするのはいいのか?

日本の社会に多くのカタカナ英語が存在しますね。英語をカタカナに変えて、アクセントや英語の特徴を無視した単語です。

下記が一例です。今回は和製英語は省いて、単純に発音がカタカナだけ紹介しています。

  • レストラン (Restaurant)
  • サラダ (Salad)
  • カメラ (Camera)
  • セーター (Sweater)
  • テーブル(table)

日本人にとっては既に日本語としても認知されている表現ですね。しかし、これらのカタカナはどれも正しくない発音です。

つまり、英語初心者でも最初のステップとして英語をカタカナ発音にすることは、正しい発音を習得する上であまり役に立ちません。

カタカナ発音は、英語の発音とは異なる音が多く含まれているため、正確な発音を学ぶ上で混乱を招くことがあります。また、カタカナ発音を習慣化することは、後に正しい発音を学ぶのがより困難になる可能性があります。

代わりに、英語の発音を正しく学ぶためには、まずは音声学的なルールや発音の基礎を理解することが重要です。

それには、正しい発音を聞き取り、模倣することが必要です。発音を練習する際には、英語の音声学的ルールを理解しながら、正確な発音を意識して練習することが大切です。

この練習などルールについては後ほど詳しく解説します。

英単語やスペルを覚える時にカタカナ発音はあり?

しかし、英単語を覚えたりする時、最初のうちはカタカナ発音、またはローマ字発音が頭に入りやすい場合があります。

私もそうですが、例えば先ほどのカタカナ読みの英語の「restaurant」は、「レスタウラント」と覚えています。

日本人にとって難しいスペルや発音は多く存在します。英単語のスペルを覚えるに限定すれば、効率的になる場合もあります。

英語発音の特徴!単語だけじゃない英文でのイントネーション

今、ここで話しているのはあくまで「単語」の発音が中心でしたが、英語は英文での発音、つまりイントネーションに特徴がある言語です。

日本人は抑揚が無い言語だと言われますが、英語はその逆で、波が存在します。

私はこれを「英語のリズム」と読んでいます。日本語訛りが強い方は、単語の発音というより、この英語のリズムがない発音をしていることがとても多いです。

これを克服するには、音読やシャドーイング、録音して反復練習というのがとても有効です。

アプリで単語のアプリを矯正してくれるのは多く存在しますが、英文での発音は正しい方法での自己学習がとても効果的です。

英語の勉強に音読やシャドーイングは欠かせない!

正しい発音を身に付けるには「ネイティブを真似する」が一番の近道です。

本トレーイニングついては後ほど詳しく解説します。

音読でも、リピーティングという方法(ネイティブの発音のすぐ後にリピートして発音)などがあります。

シャドーイングは、影のようにネイティブの発音に付いていくトレーニングです。

これらのトレーニングは一気に英語の発音を上達させてくれますが、先ずはその基礎やルールを知ることがとても大切です。

焦ると挫折する確率が高くなるので、基本はシッカリと身に付けましょう!

初心者でも発音が上手くなる英語独特の3つのルールとは?

結論をお話すると、英語の発音は「リンキング(リエゾン)」「リダクション」「アクセント(イントネーション)」をマスターすることで、格段に発音力がアップします。

それぞれのルールを見てみましょう。

後ほど解説しますが、もう一つ「フラッピング」というルールがあります。リンキングの1つですが、アメリカ英語では舌を弾く音になります。

発音ルールその1.単語と単語をつなげて読む「リンキング(リエゾン)」

pronunciation-sampleこの「リンキング(リエゾン)」とは、英語の音と音のつながりです。

例えば、「get it」を、我々日本人は「ゲット・イット」と覚えますが、実際にネイティブが「ゲット・イット」と発音することはほとんどありません。たいていの場合、「ゲリット(ゲティット)」と発音します。

※この「ゲリット」という舌を弾いた音がアメリカ英語の特徴の「フラッピング」といいます。

日本語で言えば、「今」と「日」は単体では「いま」と「ひ、にち」などと言いますが、これがMIXされると「今日=きょう」と読むような感覚です。

この音と音のつながりを「リンキング」と言います。これが日本人の英語の発音や英語力自体を苦手にしているのです。

例|日本人とネイティブの発音の違い

日本人とネイティブとの英語のリンキング(リエゾン)での発音の違いをもう少し見てみましょう。

pronunciation-sample2例えば、「have him」の発音について、英語が苦手な日本人なら「ハブ・ヒム」と発音するでしょう。

しかし、ネイティブならそのような英語の発音をすることはほとんどありません。

大抵の場合、「ハビム」と発音します。「him」の「h」の発音が消えて、「ve」を重なっているのんですね。

つまり、「ハブ」と「ヒム」を別々に発音はせずに、単語と単語が混ざり合って発音しています。

ところが、日本人や英語初心者、英語の発音が苦手な人というのは、2つの音が重なり合って発音されていることも知らず、ネイティブの会話や英語のリスニングで「知らない単語」と勘違いしまって、内容が理解できないわけです。

またこれは2つの単語だけではありません。

例えば「~から出たり入ったり」の「in and out of~」は「イネナウトブ」と4つの誰でも知ってる英単語があたかも1つの単語に聞こえてしまうのです。そして、これが自然なネイティブの発音なのです。

さらに、下記のような簡単な中学英語の発音もできません。

pronunciation-native-and-japanese

2,3個の単語をつなげて発音するのが、ネイティブの英語では通常だと認識しましょう。

つまり、このリンキングのルールを知っているだけでも、リスニング力も格段によくなってきます。

「リンキング(リエゾン)の発音例」その1.「Thank you」

日本語でもよく使う「Thank you(サンキュー)」。実はこれも英語の音をつなげているのです。

  • 間違った発音:「サンク・ユー」
  • 正しい発音:「サンキュー」

「リンキング(リエゾン)の発音例」その2.「When I ~」

「When I ~」は、「私が~する(した)時」の英語で、英会話には欠かせない表現です。

  • 間違った発音:「ウェン・アイ」
  • 正しい発音:「ウェナイ」

「リンキング(リエゾン)の発音例」その3.「Get up at」

「Get up at」は、「~時に起きる」の英語です。

上記2つとは違うところは、音が「3つ」つなっているところです。

  • 間違った発音:「ゲット・アップ・アット」
  • 正しい発音:「ゲタッパット/ゲラッパット」

「リンキング(リエゾン)の発音例」その4.「Call him」

「Call him」は、「彼に電話する」の英語です。

  • 間違った発音:「コール・ヒム」
  • 正しい発音:「コーリム」

「him」の「h」の音が消えて、つんがる英語になっていますね。

「Call her(彼女に電話する)」は「コーラー」の発音になります。

「リンキング(リエゾン)の発音例」その5.「With her」

「With her」は、「彼女と一緒に」の英語です。

  • 間違った発音:「ウィズ・ハー」
  • 正しい発音:「ウィザー」

「With him」は「ウィジム」となります。

「リンキング(リエゾン)の発音例」その6.「White house」

「White house」は、「(アメリカ大統領の)ホワイトハウス」の英語です。

  • 間違った発音:「ワイト・ハウス」
  • 正しい発音:「ワイタウス/ワイラウス」」

これも「h」をほとんど発音していないのと同じです。

リスニングや英会話でネイティブから一つ一つの単語を丁寧に発音してもらえれば、初心者でも通じるかもしれません。しかし、リンキングの発音が入ってしまうと、まったく別の言葉にも聞こえてしまうのです。

これは発音だけに限らず、日本人が英語が苦手なのは、本来の音のつながりを全く学んでいないからであって、英語が聞き取れない・話せないのです。受験英語のような単語帳や英文法の本を勉強したところで、全く実践では使えません。

「リンキング(リエゾン)の発音例」その7.「quantity」、「want it」

「t」の発音が落ちる場合もあります。

「want it」は、「それが欲しい」の英語です。

  • 間違った発音:「ウォント・イット」
  • 正しい発音:「ウォニット」

quantity(量)も、「クウォニティー」と「t」が落ちることがあります。

発音ルールその2.日本語訛りを矯正する英語発音「リダクション」

リンキング(リエゾン)と同じようなのが、「リダクション」という発音のルールです。

舌が同じ位置、または1つ目の単語の「最後の音」と2つ目の単語の「最初の音」が同じであれば、2つ目の単語の最初の音を発音しないというものです。

音がなくなるイメージです。「call him」の「h」がなくなってリンキング(リエゾン)されたのと似ています。いくつかの例を見てみましょう。

「リダクションの発音例」その1.「Want to」

「Want to」は「~したい」という、日常英会話では欠かせない表現です。

  • 間違った発音:「ウォント・トゥー」
  • 正しい発音:「ウォントゥー」

「リダクションの発音例」その2.「Black Coffee」

  • 間違った発音:「ブラック・コーヒー」
  • 正しい発音:「ブラッコーヒー」

「リダクションの発音例」その3.「Used to」

「Used to」は「かつて~していた(過去に、よく~していた)」という英語です。

  • 間違った発音:「ユースト・トゥー」
  • 正しい発音:「ユーストゥー」

つまり、日本人のように、一つ一つの音がつっかかる(ハッキリ発音する)英語ではありません。

このことで英語が滑らかに発音できるようになります。

「リダクションの発音例」その4.「twenty」

「twnenty(20)」のように1つの単語の中でも音が落ちる場合があります。

  • 通常の発音:「トゥウェンティー」
  • リダクションの発音:「トゥウェニー」

「n」と「t」の時に舌の位置が同じため、「t」の音が落ちている発音です。

これは、他の数字の「seventy(70)」や「nt」がある単語(quantity/量)などでも同様です。

発音ルールその3.英語発音で抑揚(イントネーション)をつけるための「アクセント」

リンキング(リエゾン)とリダクションでは、2~3単語の音のつながりなどでしたが、実際の英会話や会議でのプレゼンなど、「英文」を発音します。

下の写真のように、英語には抑揚がありますが、一方、日本語は一遍調子のリズムで話す言語です。

これを解決するには、英文での「区切り方(場所)」と「アクセントの位置」2つの方法があります。

それぞれを見てみましょう。

また、単語自体のアクアセントの位置が重要になってきますが、これに関しては「発音記号」のところで詳しく解説します。

発音する時の英文の「区切り方」

例えば次のような英語を話したい時、どこで英文を区切っていますか?

I was late to meet my friend who was waiting in front of the hotel before noon because I overslept.
(寝坊したので、正午前にそのホテルの前で待っていた友人と会うのに遅れました。)

基本的なルールは下記です。

  • to meet(不定詞)の前で区切る
  • who(関係代名詞)の前で区切る
  • inとbefore(前置詞)の前で区切る
  • because(接続詞)の前で区切る

ようするに、例文で言えば、スラッシュ(/)の部分となります。

I was late /to meet my friend /who was waiting /in front of the hotel /before noon /because I overslept.

今回は多少長い英文ですが、これが短くなると楽になります。

発音する時の「アクセントの位置」が重要

アクセントとは、どこの単語を強調して発音するのかということです。

通常の場合と、強調したいことによりアクセントはことなるので2つのパターンを見てみましょう。

アクセントは黒字でしています。基本的には「主語」、「動詞」、「場所」の3つです。

  • 通常の場合:She‘s never asked me to help her at home.
  • 「never」を強調したい場合:She’s never asked me to help her at home.

これが場所の「home」を強調したい場合は、最後を更に強く発音するイメージです。

英語の発音で重要なのは舌の動きよりも「リズム感」

ようするにこの3つが「英語独特のリズム感」です。

日本人の方は、発音には舌の動きや巻き舌などが下手だから英語の発音が上達しないと思い込んでいる方が多いようですが、それよりも英語の発音で一番大事なのはこの「リズム感」です。

「掘った芋いじるな!」で「What time is it now?」が通じるというのは有名な話です。単語それぞれの発音というより、英語のリズムで話せているかの方が重要なのです。

英語の発音には日本語と違う独特のリズム感があり、この感覚の差が発音や英語力に影響します。主に上記で説明した3つの要素が英語を発音する時のリズム大きく影響します。

例えば、私の友人は英語の知識は豊富なのにネイティブとの会話がまったく通じません。語彙力はあるし、文法力もある。英会話や英語のコミュニケーション能力のスキルは持っていました。それなのに、彼の話す英語にはリズム感がなかったせいで、ネイティブが聞き取るためには不十分でした。

実は、海外勤務の日本人でも、語彙力も文法力もあるのに英語が通じないと悩む人が意外と多いのですが、リンキング(リエゾン)、リダクション、そしてアクセントの発音をマスターすれば英語は簡単に通じるようになります。

英語の発音がいい人はリスニングも英会話も上達!

たった1 カ月もあれば、発音やリズム感が驚くほど上達します。あっという間にネイティブとスラスラ話せるようなレベルの発音に矯正されるのです。

これで外国人に聞き直されることもなくなりますし、他の日本人の前で英語を発音することが恥ずかしくなくなります。

このように英語独特のリズムをマスターすることは英語の発音がよくなるだけでなく、リスニングや英会話においても重要なスキルとして生きてくるのです。

英語の発音がいい人はリスニングもいいはずです。英語の音を掴むことが上手くなります。『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』では、英語独特の音やリズムを染み込ませる練習をすることでリスニング力を上達されることを解説しているのでが、発音がいいとその習得度合いが変わってきます。

早速、英語の発音をよくするための具体的な発音矯正法やコツをお伝えします。

フォニックスのルールは覚える必要があるのか?

とその前に、英語の発音となるとよく聞く「フォニックス」ですがそもそも「フォニックス」とは何なのでしょうか?

フォニックス(Phonics)とは、「スペリング(つづり)」と「発音」の間にあるルールで、ネイティブの子供が学ぶ英語学習の1つです。

細かく言うと英語の母音は26個あり、それとと子音の間にある発音ルールだと思って下さい。ものすごく多くの組み合わせになるのは分かりますね。

私たちが知っているアルファベットの基本発音はフォニックス・ルールだと下記となります。

これが「音読み」のルールとなります。

しかし、英語の発音には実際にそれが単語の中に入って、「音読み」となり、違う発音になるケースが多々あります。

要するに、実践的な発音が「音読み」という認識でOKです。

下記がフォニックスの基礎としてよく紹介される「音読み」となります。通常のアルファベット読みとは異なるので注意しながら見て下さい。

文字
アルファベット読み
音読み
単語例
a
エイ
apple
b
ビー
book
c
シー
cook
d
ディー
ドゥ
drive
e
イー
bed
f
エフ
フッ
fish
g
ジー
google
h
エイチ
house
i
アイ
big
j
ジェイ
jeans
k
ケイ
bike
l
エル
look
m
エム
moon
n
エヌ
an
o
オゥ
pod
p
ピー
peach
q
キュー
クゥ
question
r
アール
ゥル
write
s
エス
spoon
t
ティー
トゥ
took
u
ユー
up
v
ヴィ
vase
w
ダブリュー
walk
x
エックス
クス
box
y
ワイ
ィヤ
year
z
ズィー
zoom

その他の発音ルール例:take(サイレントe)

「マジックe」とも言いますが、eが単語の最後にある場合、その前にある母音はアルファベット読みにして、eは発音しないというルールのことです。

例えば、「take」の「a」が母音なので、アルファベット読みの「エイ」にしえ、eは発音しないので「テイク」となります。

他にも次のような単語がそれに該当します。

  • same
  • fine
  • bake

どれもeを発音しません。

その他の発音ルール例:sea(二重母音)

例えば、「e」と「a」という2つの母音が重なっているケースの場合、「イー」と音を伸ばすルールが今回の「sea」では当てはまります。

他にも次のような二重母音では音を伸ばします。

  • peach
  • greave
  • speech

など。

初心者でもフォニックスを習得する!参考書とおすすめアプリ

ここでは2つのルールを紹介しましたが、このような発音ルールが数多くあるのがフォニックスです。

日本人の大人の人が、これらを英単語と例を見ながら一から勉強するのはとても大変なことです。

しかし、私は日本人の大人の方がフォニックスのルールを今から学ぶことはあまりおすすめしません。

発音まで「文字を見ながらのお勉強」になる可能性があるためです。英語の発音のインストラクターになるなら別ですが、日本語訛りを解消して相手に通じるネイティブに近いレベルになれば問題ない方がほとんどなはずです。

その方々のための練習やコツをここでは紹介しています。

「完璧」を目指すには時間がかかりますし、子供と違い大人の方は多少時間を要するので、他に学習することにその時間を充てた方がベターです。

しかしながら、どうしても完璧になりたい!という方にはフォニックスの学習は時間がかかるかもしれませんが、押さえておいても無駄にはなりません。

その場合におすすめなのが下記の参考書とアプリです。どれも初心者向けですので安心して活用できます。

これらに関しては、『大人向け|フォニックスと25種類以上の発音記号をアプリで覚える!』でも詳しく解説しています。

 

英語の発音が劇的に変わる!短期間集中の練習方法|基礎編その1

それでは、リンキングをマスターして、英語の発音をよくするための発音矯正法とそのトレーニング法についてご紹介します。

短期間で初心者でもできる方法ですので是非お試しください。

この発音矯正法は初心者でも簡単なのですが、日々の積み重ねが大切になってきます。英語の発音矯正を行う上で「ここはこんな風に音になるんだ」と意識的に認識をすることです。

逆に言えば、英語の発音が苦手な人というのは、「リンキング」や「リダクション」すら意識していません。そんなことではいつまで経っても発音を矯正することはできません。必ず、知っているような簡単な単語でもそのような英語独特ののリズムにしっかりと認識していくことです。

英語の発音の基礎になる「息」の使い方のコツ

英語は腹式呼吸と言われるくらい、声を前に出す言語です。

一方、日本語の発音は音が前で落ちるイメージです。

外国人が英語で話しているのを聞いて、「うるさい」と思われた方は少なくないはずです。

うるさいのではなく、単純に声が前に出ているだけです。英語を発音する時は、もごもごならずに、しっかりと声を前に出す意識でいるのがコツの1つです。

英語の種類:イギリス英語?それともアメリカ英語の発音?

英語の発音をマスターするのは、基本的にはアメリカ英語から始めて下さい。

イギリス英語とアメリカ英語|文法や発音など4つの違い』の記事でもあるように、単語自体のアクセントの位置、また「R」を発音しないなどの違いがあります。

基本的に私たちは義務教育などを通して、アメリカ英語に慣れています。またビジネス社会でも一般的にアメリカ英語が主流というのがその理由です。

しかし、上述したアメリカ英語の特徴の「フラッピング」の発音がなかなかうまくできない方は、無理にフラッピングせずに通常のリンキングの発音をして下さい。

ネイティブ並みの英語発音に近づく超簡単な発音練習法

それではここでご紹介するリンキング・トレーニング動画を使って英語の発音を矯正しましょう。1日1回繰り返すだけで、ネイティブようなカッコいい発音にどんどん近づいていきます。

(動画内容)

  • Want to, Black Coffee, Used to を連続して3回言う発音トレーニング
  • When I, Wake up, Get up atを連続して3回言う発音トレーニング
  • Call him, With her, White houseを連続して3回言う発音トレーニング

アクセントについては、強調する場所により異なるので、区切り方とアクセントの位置の知識のみで今は問題ありません。

この発音の練習方法は、「日本語訛りをすぐに解消!3つの英語発音矯正トレーニング」の記事でも解説していますので、こちらも併せて確認して下さい。

喉発音のやり方でネイティブのようにカッコよくなる!でも初心者はNG!

巷で、「喉発音」というのを耳にします。

しかし、英語における喉発音は、日本語にはない音で、初学者にとっては難しいとされています。

よって、英語の発音にある程度慣れてきた段階でトライしてみて下さい。

以下に、英語の喉発音の代表的なものとその発音方法を説明します。

  1. /h/音 「house」や「hello」のように、最初に/h/音が出る単語があります。/h/音は、息を吐き出しながら声帯を振動させずに、喉を開けることで出すことができます。
  2. /ʔ/音 「uh-oh」のように、母音の間に短く発音される音があります。この音は、声帯を振動させずに、喉を閉じることで発音します。日本語の「っ」に近い音です。
  3. /ɦ/音 「behind」や「ahead」のように、単語の中で/h/音が使われずに、やや強めに息を吐き出すような音があります。この音は、喉を開けながら息を吐き出すことで出すことができます。

下記がそのやり方を紹介している動画です。


喉発音をマスターすることで、より自然な英語の発音ができるようになります。また、発音を正確にすることで、相手が聞き取りやすくなり、コミュニケーションの精度が向上するでしょう。

しかし、喉発音が必ずしも正しい発音であるわけではないため、正しい発音を学ぶためには、特に英語初心者は母音や子音などの基礎的な発音の習得も大切です。

10秒で英語の発音が更によくなる練習方法|基礎編その2

English-pronunciationさらに、数多くの受講生の英語発音を劇的にネイティブ並に変えてきた発音矯正法をご紹介します。その発音矯正法とは、1から10までの数を英語で数えるトレーニングです。

ここでは、舌や口の形、唇や歯の動きなども含めた、日本人が不得意な英語の発音を矯正する練習をご紹介します。

口を10秒動かすだけなのに、誰でも簡単に発音矯正ができてしまう方法です。意味など関係なく、日本人が知っている簡単な単語で、忘れにくく、それで日本人が不得意な発音矯正には最適なトレーニングだと思って下さい。

下記の動画でトレーニング内容を詳しく解説しています。

なぜ、口を10秒動かすだけで英語の発音が更に上手くなるのか?

それは、1から10の中に日本語にない重要な音が含まれているからです。

英語には、日本人が発音しない音が存在します。カタカナで表示できない英語の発音・・・。これらの音が存在するので、日本人の英語発音の悪さが目立ちます。

そこで日本人がネイティブ並みに発音が良くなるために身につける音が主に4つあります。その4つの音とは、「R、TH、V、F」の発音です。

日本人が不得意な発音の代表的な4つです。

english-pronunciation-R-TH-V-F

それぞれ個別の発音のトレーニング方法については下記の各記事をご確認ください。詳細に発音方法を解説しています。

しかし、なぜその4つの音をマスターすることが大切なのでしょうか?

それは、その発音が変わるだけで、英語自体の意味が変わってくるという現象が起こるためです。

これは英会話では致命的です。

音が違うだけで、意味が変わる例をご紹介しましょう。

「R」の発音の場合

例えば、「Rice」(ご飯)という単語があったとしましょう。

「R」の発音が出来ずに、日本語のカタカナの発音の「ライス」と言ったとしましょう。

その場合の、英語は「Lice」となります。

この意味は、「ご飯」ではなく、「シラミ」になってしまいます。

他にも「R」と発音できずに、日本語の「ラ・リ・ル・レ・ロ」で発音してしますと、意味が全く異なります。

下記はその例です。

  • 「road」(道) → ロード → 「load」(荷物・重荷など)
  • 「red」(赤) → レッド → 「led」(leadの過去形/導いた、など)
  • 「rock」(岩) → ロック → 「lock」(鍵・鍵をかける、など)

全く違う英語になりますね?このような「r」と「l」で意味が違うのが多くあるのが英語の特徴の一つです。

「TH」の発音の場合

この「TH」の発音発音も、カタカナの「サ・シ・ス・セ・ソ」で発音してしまうと、違う英語の意味になってしまいます。

下記はその例です。

  • 「think」(考える) → シンク → 「sink」(沈む・台所のシンク、など)
  • 「thank」(感謝する) → サンク → 「sank」(sinkの過去形)
  • 「thin」(細い) → シン → 「sin」(罪、など)

「F」の発音の場合

実はこの「F」の発音にも、多くの日本人の方がてこずります。

「F」の発音発音も、カタカナの「ハ・ヒ・フ・ヘ・ホ」で違う英語の意味になってしまう、いくつかの例を見てみましょう!

  • 「foam」(泡) → ホーム → 「home」(家、など)
  • 「fear」(怖がらせる) → ヒアー → 「hear」(聞く)
  • 「food」(食物) → フード → 「hood」(フード・ずきん、など)

「V」の発音の場合

「V」の発音の仕方自体は、「F」と変わらない、歯と唇の動きをします。

しかし、多くの日本人が「B」の発音で、「バ・ビ・ブ・べ・ボ」とカタカナで発音してしまいます。その場合も英語の意味が変わってきます。

下記がいくつかの例です。

  • 「van」(車のバン、など) → バン → 「ban」(禁止・禁止する、など)
  • 「vase」(花瓶) → ベイス → 「base」(基礎、など)
  • 「vest」(服のベスト) → ベスト → 「best」(最高、など)

4音(R,TH,F,V)を意識的に発音しながら10まで数える練習法

この日本人が発音できない音を最初は意識的に発音しながら数を数えることです。

そうすることで不思議な感覚ですが、自然にネイティブのような流暢な発音ができるようになります。

「One, Two, Three, Four, Five, Six, Seven, Eight, Nine, Ten」

例えば、数字の3を「three」と発音する時に「TH」が含まれ、数字の4では「four」と発音する時に「F」「R」、数字の5の「five」の発音には「F」と「V」が含まれています。

それぞれの発音が慣れてきたら、「リンキング」意識して下さい。

「1から10」までの数字の中で、どこの数字の発音が「リンキング」するか分かりますか?

それは、「seven」と「eight」です。「seven」の「n」と「eight」の「e」です。「seven eight(セヴネイト)」という感じになります。

この発音矯正法を実践した人達は劇的に発音レベルが変わりました。実際の音声に耳を傾けて見るとわかるのですが「今の声、教科書の音声ですか?」と勘違いされるほど変化が起こる発音矯正法です。

まずは、できる範囲で行動しましょう。簡単に実践するためには、

・朝起きた時の10秒間
・お風呂に入って10秒間
・寝る前の10秒間

などのスキマ時間を10秒作ることです。その間に1~10までの数を日本語にない音に注意しながら数えてみて下さい。実際に私の生徒達はどんどん英語の発音がネイティブと間違えるほど変わっていますし、自然に英語の発音は上達します。もちろん、リスニング力やスピーキング力の向上にもつながります。

「a」から始める母音の発音練習|カタカナ英語矯正編

カタカナ英語は日本人の発音を苦しめます。

例えば、「DVD」をどのように発音しますか?

V(ブイ)ではなく、DVD(ディー・ヴィー・ディー)が正しい発音ですね。

これはまだいい方です。

日本人にとって重要なのが、母音の発音です。上述通り、母音は26個あります。日本語には「あ・い・う・え・お」の5つのみです。

例えば、次のようは発音記号です。

日本語では「あ」ですが、英語では発音の仕方が微妙に違う母音になります。

æ:happy, badなど
ʌ:love, luckyなど
ɑː:car, darkなど
など。

発音を更に上達させるには、特に母音の「a」の発音が日本人にとってキーポイントとなります。

あなたは「baseball」を正しく発音できますか?

ほとんどの日本人が「ベースボール」とカタカナ読みをしています。正しく「ベイスボール」です。

このようなカタカナの発音を矯正するだけでも、ネイティブらしくなるので、お時間のある時にでも、『ちゃんと通じる!英語の発音が一気に上手くなる意外な5つの音』をご確認ください。

意識するだけで、今すぐにでもネイティブのように矯正できます。

発音記号では、「æ」、「eɪ」などとなる母音です。

下記のような日常会話でよく使う単語から先ずは注意してみましょう。

母音の「æ」の発音練習

「ア」ではなく、「エ」に近い発音です。

  • apple → アポーではなく、「エポー」
  • thank you → サンキューではなく、「センキュー」

母音の「eɪ」の発音練習

「エー」と伸ばすのではなく、「エイ」となります。

  • make → メークではなく、「メイク」
  • shake → シェークではなく、「シェイク」

先ほどの「baseball(ベイスボール)」と同様でね。ベースボールとならないように、母音の「a」だけは今すぐ意識してみましょう。

先ずはこれを意識するだけで発音が更に上手くなります。

「母音」に関する文法的な発音ルール「the」と「a」

これは冠詞の「the」と「a・an」ですが、その後の単語が「母音(a, i, u, e, o)」であれば、「The(ザ)」は「The(ジ)」、「a(ア)」は「an(アン)」と発音します。

例えば、名詞の「apple」が冠詞の後ろにあるとします。母音から始める単語です。

その場合の冠詞と発音は次の通りです。

  • an apple(アン・アップル)
  • the apple(・アップル)

冠詞に関しては、『もう悩まない!aとtheや英語の冠詞の使い方を5分で解決』を参考にしてみて下さい。

日本人が苦手な発音記号|苦手克服編

どうしても日本人が苦手な発音を克服するには多少の注意や時間が必要です。

口や舌が回らないというには多々あることです。

しかし、それにも先ずは「単語」の発音自体をシッカリ把握する必要があります。

特に知らない単語を辞書で調べた時は、特に大切です。最初に間違った発音を身に付けてしまうとそれを矯正するのにも時間がかかります。

なので、最低限必要なのが基本のみでいいので発音記号を読む力です。

日本語の母音はどれくらいあるの?

先ず日本語の発音の基本的な数を知っておきましょう。

母音は5つと言われています。実は、この少なさが英語の発音を難しくさせているので、ここを押さえておきましょう。

<母音>

母音発音の例
あめ
いしい
うさぎ
えんぴつ
おに

英語の発音記号の読み方(母音・子音一覧)

母音には短母音、長母音、二重母音、三重母音などあり、24個以上が存在しています。

日本語はたったの5つでしたよね。

下記が主な母音(vowels)となります。

i:
sea

発音記号
単語例
æ
bad
ʌ
love
a
box
ə
about
a:
start
ʊ
cook
ɒ
lot
i
minute
e
bed
a:r
car
ə:r
learn
ɔ:r
more
u:
two
ɔ:
law
ɜː
nurse
ʊə
cure
ər
various
now
əʊ
no
ai
eye
ei
face
ɔi
boy
ou
open
aiər
fire
auər
our
iər
near
uər
air

など。

完璧にマスターする必要はありませんが、日本人が英語の発音に苦労するのは、この母音の数の違いという真実が邪魔をしています。

因みに、子音(Consonants)は次の24個です。

ð
that

発音記号
単語例
p
pen
b
back
t
top
d
day
k
cap
g
get
child
age
f
fast
v
car
very
learn
θ
thank
s
small
z
zero
ʃ
shape
ʒ
pleasure
h
hat
m
move
n
nice
ŋ
thing
l
long
r
right
j
yet
w
when

発音しない文字(スペルと発音が違う)単語一覧

母音の違いだけが発音を難しくさせているわけではありません。

例えば、「know(nóʊ)」のkは発音しませんよね?

他にも、「numb(nˈʌm)」という単語があるのに、「b」の発音記号はありません。

これは日本人が「bomber(ボンバー)」と発音して恥をかいているのと同様で、シッカリと発音記号を確認しないといけません。

他にも次のような単語があります。よって、特に初めて目にする単語の発音記号はある程度読めるようになると便利になります。

  • Knife (ナイフ)– 「k」が発音されない。
  • Hour (アワー)– 「h」が発音されない。
  • Psychology(サイコロジー)- 「p」が発音されない。
  • Wednesday(ウェンズデー)- 「d」が発音されない。
  • Salmon(サーモン)- 「l」が発音されない。
  • Debt(デット)- 「b」が発音されない。
  • Island(アイランド)- 「s」が発音されない。

など。

カタカナでは違いが分からない単語一覧

最低限の発音記号の読解力が必要なのが、これもカタカナ英語の弊害ですが、下記を同じ発音をする日本人が多いです。

  • carve(カーブ・彫る) → 発音記号:kɑ’ːrv
  • curve(カーブ・曲がり) → 発音記号:kə’ːrv

発音記号は異なり、意味も変わるので注意が必要です。

でも、いきなり全ての発音記号を覚えるのは難しいですね。これは慣れもあります。

先ずは、日本人が不得意な発音記号を覚えることが優先です。『英単語・英語発音記号|日本人が不得意な記号の読み方25選』にある25個の発音のように、実際にネイティブのように発音できていない英語があります。

破裂音はどんな発音?

英語には、3つの破裂音があります。それぞれの破裂音の発音方法は以下の通りです。

  1. /p/: この音は唇を合わせて、息を吐き出すと同時に、唇を開いて空気を爆発させるように発音します。例えば、「pan」や「spin」のような単語に含まれます。
  2. /t/: この音は舌先を上の歯茎に押し付け、息を吐き出すと同時に、舌を急に離して空気を爆発させるように発音します。例えば、「top」や「stop」のような単語に含まれます。
  3. /k/: この音は舌を上の口蓋(口の奥の上部)に押し付け、息を吐き出すと同時に、舌を急に離して空気を爆発させるように発音します。例えば、「cat」や「skate」のような単語に含まれます。

これらの破裂音は、英語の発音において非常に重要な要素であり、正確に発音することがコミュニケーションの効果を高める上で役立ちます。

鼻音はどんな発音?

英語には3つの鼻音があります。それぞれの鼻音の発音方法は以下の通りです。

  1. /m/: この音は唇を閉じて、鼻から空気を出しながら、唇を開いて発音します。例えば、「man」や「summer」のような単語に含まれます。
  2. /n/: この音は舌先を上の歯茎に押し付けて、鼻から空気を出しながら、舌を口蓋に触れるようにして発音します。例えば、「nice」や「ten」のような単語に含まれます。
  3. /ŋ/: この音は舌を上の口蓋(口の奥の上部)に押し付けて、鼻から空気を出しながら発音します。例えば、「sing」や「king」のような単語に含まれます。

有声唇音はどんな発音?

有声唇音は、唇音の中でも唇を閉じる際に声帯を振動させる音です。

具体的には、唇を完全に閉じて、その間に空気を閉じ込めます。そして、声帯を振動させることで、空気を圧縮します。唇を突き出して、唇を開くと、空気が一気に放出され、音が出ます。

英語の有声唇音には、以下の3つがあります。

  • /b/: バッグ(bag)の b のような発音です。
  • /v/: ヴァイオリン(violin)の v のような発音です。
  • /w/: ワイン(wine)の w のような発音です。

このうち、/w/ は唇を少しだけ開いた状態で発音され、唇音に近い音になります。

強く読むところの見分け方:アクセントの位置とイントネーションでの発音

また、単語を調べる時は発音記号と同時に「単語のアクセントの位置」にも注意を払いましょう。

アクセントの位置が変わるだけで意味が変わる単語が少なくないからです。

意味が変わる例その1:(suspect)

  • アクセントが前にある:sˈʌspekt ※「名詞」で「容疑者」という意味
  • アクセントが後ろにある:səspékt ※「動詞」で「疑う・嫌疑をかける」になる

意味が変わる例その2:(refuse)

  • アクセントが前にある:réfjuːs ※「名詞」で「ゴミ・廃棄物」という意味
  • アクセントが後ろにある:rɪfjúːz ※「動詞」で「断る・拒絶する」になる

カタカナ英語の弊害の1つでもありますね。

また、バナナを英語のアクセントでちゃんと発音できますか?

「bənˈænə」で「1つ目のナ」の部分にアクセントがあるのが正しい発音です。

私の経験で「success」のアクセントを前に置いて日本語読みの「サクセス」と相手に伝えた時に通じなかった経験があります。それくらいアクセントの位置も大切という事ですね。

単語を調べる時はどうしても分厚い辞書を思い浮かべますが、ネット辞書やアプリなど手軽なもので構いません。

一番の利点は、「音声付」ということです。

発音記号を完ぺきに覚えていなくても、音声を聞いて何となく発音が分かるだけでもOKです。

早口言葉

いくら発音が分かっても、それを実際に発音しないと克服はできませんね。

繰り返しが大変重要なのですが、英語の早口言葉もおすすめです。

see(síː)とshe(ʃiː)の違いだったり、「r」と「l」、上述の「b」の破裂音のような不得意な発音も、『有名な英語の早口言葉8選|発音もネイティブ並みに上達!』にある英語の早口言葉を口ずさむだけでも、舌や唇の動きを柔軟にしてくれます。

数字のルール

単語の発音の仕方はわかったけど、日本人がとっさに発音できないのが英語の数字ではないでしょうか?

電話や金額、など特にビジネスの世界では欠かせませんね。

例えば次のどのように発音しますか?

  • 2020
  • 1800

ご存知かもしれませんが、0を「オー」と発音したりしますが、そのルールはをいつ使うのかなど発音記号には記載されていません。

また、0.1、0.5などはどう発音しますか?

それと序数の「6th」などですが、「th」はほとんど発音しません。発音記号にははっきりと「síksθ」と「θ」があるのにです。

何を言いたいのかと言うと、発音記号だけではネイティブに近い発音をすることは難しいということです。

だから、これからお教えする練習のコツなども本当に大切になります。

因みに、数字の読み方については、『英語の数字|7つのパターンでの書き方や読み方の基本と覚え方・勉強法』を参考にしてみて下さい。

英語の発音矯正・練習法のコツのまとめ・アプリなど

ここまで簡単なトレーニング法のみをご紹介しましたが、英語の発音がよくなるように効果を出すためのコツや注意点があります。

ここでのコツはそのほとんどが「音読」の要素を取り入れています。

要するに「完コピする(真似をする)」ことが最大の効果を出す練習法とコツとなります。

英語の音読|初心者も効果あり!6ステップとおすすめ無料アプリ・参考書』の記事も並行して確認して下さい。

また、シャドーイングというやり方もよく聞く手法ですが、『英語のシャドーイング|初心者には効果が出ない3つの原因とコツ』も話していますが、初心者は絶対に実践しないで下さい。

コツ1|リンキングや日本語にない英語の発音にしっかり意識を置くこと

最初のうちは、英語の音は「意識的に」リスニングをすること、英語を発音することが重要です。

なぜなら、最初から普通に流して聞いてしまうと、脳が英語は関係ないと思ってしまってスル―してしまうからです。

単語と単語がどうリンキングしたのか、日本語にない音の感覚やシグナルを脳に送ることです。

コツ2|英語独特の発音に集中して意味やスペルは考えないこと

今ここでやるべきことは音の認識力を高めることです。

英語の発音や音自体に耳を傾けることができないと、細かい音の認識力がつきません。

その結果、上記のような日本人の下手な発音でしか言うことができません。もちろん、スペルも無視してください。

コツ3|最初はゆっくりでいいので英語を発音する「癖づけ」を優先する

いきなりネイティブのように早い口調で発音することはありません。

最初はゆっくりでいいので、音と音のつながりやRやTHなどの日本語にない音を正しく発音する癖づけを優先的に行ってください。

毎日、癖づけすることで逆にリンキング部分やふつうに日本語訛りで数字を数える事の方が難しくなりますし、違和感が出てきます。

コツ4|電子辞書や映画の音声のものまねで発音を矯正

これは辞書を使った方法ですが、映画や海外ドラマの役者のものまねや洋楽など音楽のものまねで発音を矯正することもできます。

身近な音声でも構いませんが、電子辞書などにある音声をそのままものまねして発音するのいいでしょう。

子供が大人の言い方やイントネーションなどをまねする感じで、映画や海外ドラマのワンシーンでの俳優のものまねも楽しく続けられます。

コツ5|略語はしっかりと発音する

英語には、月や曜日を略して書くことがありますが、これはしっかりと単語を発音します。

例えば、7月の「July」の略語は、「Jul.」ですが、発音は「ジュライ」とします。

他にもメールや文章の中でも、『英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個』のよう沢山の略語が存在します。しっかりと単語を発音する癖をつけましょう。

また、略語の1つである「U.F.O.」は「ユー・フェフ・オー」と発音し、「ユーフォー」と続けて発音はしません。和製英語、カタカナ英語の弊害の1つでもあります。一つ一つの単語をそのまま発音します。

これは、「WTO(ダブリュー・ティー・オー)」や「WHO(ダブリュー・エイチ・オー)」も同様です。

因みに「U.F.O.」は「unidentified flying object(未確認飛行物体)」の略ですが、それを宇宙の物体とは言っていないので、日本人との認識(UFO=宇宙の飛行機)とは違うのでその点は注意しましょう。

コツ6|ボイスレコーダーで録音して自分の発音を聞いてみる

先ほどの早口言葉のものまねや1~10までの発音トレーニング、リンキング(リエゾン)や「リダクション」の発音練習でも、アプリやPCソフトに無料についているボイスレコーダーで実際の自分の発音を録音して聞いてみましょう!

最初に録音した音声を保存しておいて、一週間後、一か月後の自分の発音と比べてみて下さい。全然違うはずです。

コツ7|英語の発音の練習で喉が痛くなったらしっかり休憩する

英語の発音練習をしていく中で、喉を傷める方もいらっしゃいます。

英語は声を前にだしたり、息の使い方が日本語と異なるため、致し方ない部分ですが、そのような時はリスニングを勉強するなどして、しっかりと喉を休めて下さい。無理な練習は避けましょう。

コツ8|発音矯正スクール(教室)もあるがその前に独学!

東京や大阪、またその他の都道府県でも、ボイストレーニングで発音を矯正するなど様々な教室がありますが、まずはここでご紹介した発音練習を独学でやってみましょう。

そのトレーニングだけでも確実に発音が上達するので、その後に更に発音を鍛えたい、という場合のみにそのような発音矯正スクール(教室)を利用するのがいいでしょう。

コツ9|発音アプリやサイトで練習してみる

手軽に発音をチェックしたい、また上達具合を試したい方はアプリなどの活用もおすすめしています。

アプリ名概要リンク
ELSA SpeakAIによるリアルタイムフィードバックにより、正しい発音を身につけることができます。https://elsaspeak.com/
Speechlingネイティブスピーカーによるフィードバックがもらえるため、よりリアルな練習ができます。また、録音した音声の解析によって、どこを改善すべきかを指摘してくれます。https://www.speechling.com/
HiNativeマイクを使って英語を発音すると、ネイティブスピーカーがそれに対してフィードバックをくれるサービスです。https://hinative.com/
FluentUビデオレッスンで英語の発音を学ぶことができるアプリです。ビデオの中の会話を聴いて、自分自身で再現することで、リスニングスキルも同時に向上します。https://www.fluentu.com/
Duolingo一般的な英語学習アプリですが、発音練習の機能もあります。また、音声認識機能によって発音の正確性を自己評価することができます。https://www.duolingo.com/

英語の発音|無料で練習!8つの人気おすすめアプリ・サイトで上達』の記事でもおすすめを紹介していますので参考にしてみて下さい。

また、すぐに「Google音声検索」「Siri」であなたの発音が通じるのかも試せますね。

コツ10|シャドーイングが出来れば英語発音は完璧!

上記で言いましたが、音読やシャドーイングはイントネーションの箇所も自然と分かるようになるのが特徴です。

しかし、音読と同様にか必ず自分の音声を録音して、ネイティブの音と比較して反復練習して下さい。

  1. 音声を選ぶ:自分が聞き取りやすい英語の音声を選びます。ネイティブスピーカーの音声や、教材の音声を利用することができます。
  2. 反復する:最初は遅く、聞き取りやすい速度で音声を聴きます。その後、同じ音声を何度も繰り返し聴き、徐々に速度を上げていきます。
  3. 追いかける:音声を聴きながら、できるだけ正確に音声を追いかけます。自分で音声を出すことが大切で、ネイティブスピーカーの発音に近づくように意識します。
  4. 録音する:自分の音声を録音し、自己評価をすることが大切です。自分で発音した英語と、オリジナルの音声を比較し、改善点を確認します。

おすすめの英語のシャドーイング教材やアプリは、以下のものがあります。

  • BBC Learning English: 英国のBBCが提供する無料の英語学習サイトで、多くの音声素材があります。特に、6 Minute Englishという番組は、シャドーイングに最適な長さの音声が提供されています。
  • English Central: YouTubeやNetflixの映像を利用したシャドーイングができるサイトです。映像に合わせて英語を練習できるため、よりリアルな環境でのトレーニングができます。

ネイティブの実際の会話で英語の発音を更に鍛えよう!

実際にネイティブと発音することで英語の発音はドンドンよくなってきます。

初心者におすすめで英語発音も指摘してくれる英会話教室(オンラインも含む)をいくつかご紹介します。

以下は、英語の発音を矯正してくれるおすすめの英会話教室の一部です。

  1. Berlitz Berlitzは、世界中で有名な言語学習センターであり、英語の発音に重点を置いたレッスンを提供しています。教室でのレッスンだけでなく、オンラインレッスンも提供しているため、自宅からでも学ぶことができます。
  2. 英会話スクールNOVAは、日本国内で最大規模の英会話スクールの1つであり、英語の発音を矯正するための専門的なレッスンを提供しています。また、日本語を話す講師も多数在籍しており、日本人学習者にとっては理解しやすい指導が期待できます。
  3. ECC外語学院は、日本国内に多数の教室を展開する外語学院で、英語の発音を矯正するためのレッスンも提供しています。また、留学プログラムも充実しており、海外での英語学習に興味のある方にはおすすめです。
  4. Gaba Gabaは、日本国内で最大のプライベート英会話スクールの1つで、英語の発音を矯正するためのレッスンを提供しています。オンラインレッスンも提供しており、忙しい人でも無理なく学ぶことができます。
  5. 英会話イーオンは、日本国内に多数の教室を展開する英会話スクールで、英語の発音を矯正するためのレッスンも提供しています。また、日本人講師と外国人講師の両方が在籍しており、自分に合った講師を選ぶことができます。

しかし、ここでも必ず会話を録音して、復習することは忘れないようにしましょう!

まとめ:単語の発音だけではネイティブ英語で話せない

1つ1つの英語の単語を覚えて、それを正しく発音したとしても、それが自己満足に過ぎず、ネイティブのような発音になっていないケースが多い。

ここでは、多くの日本人が知らないリンキングなどの英語独特のリズムや発音矯正法とそのコツを紹介しましたが、これが英語をリスニングする時にも手助けになる一石二鳥の法則だと認識してほしいと思います。

1つの単語だと思って聞いていた英語の発音が、実際は2や3つの単語が連なった音だったり・・・ 今すぐにでもご紹介したトレーニングを試してみましょう。

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