
英語の意味を辞書で調べても、英語の発音記号が理解できず、実際はどのような音になるのかわかないことが多くないですか?
せっかく単語は覚えたのに、読み方が分からないと聞き取りも出来ないといった負の連鎖に陥ります。
発音もうまくなりたいのに全然上達しない・・・
聞き慣れた英単語を例として紹介しながら、発音を分かりやすく解説するだけではなく、簡単トレーニングも用意しています。
フォニックスは「スペリング(つづり)」と「発音」の間にある法則を学ぶという勉強法があるのですが、それは次のステップでもあります。
というのも、そもそも日本人は英語の発音に慣れていないので、いくら法則を知ったところで発音できないのです・・・
まずは日本語と違う英語の発音の基本を身に付けることが一番大切です!大人にフォニックスを学ばせると、頭でっかちになるケースが多いのでその点は注意してください。
結局、英語を文字化してしまうからです。
目次:
0.発音記号だけじゃない!「リエゾン・リダクション・アクセント」なども大切
1.そのままで英語の音が分かる簡単な発音記号一覧
2.日本人が見慣れない英語の発音記号一覧と練習・勉強法
その1.tʃ
その2.dʒ
その3.θ
その4.ð
その5.ʃ
その6.ʒ
その7.ŋ
その8.æ
その9.ɔ
その10.ʌ
その11.ʊ
その12.iː
その13.eɪ
その14.aɪ
その15.ɔɪ
その16.uː
その17.əʊ
その18.aʊ
その19.ɪə (ɪɚ)
その20.eə(eɚ)
その21.ɑː(ɑɚ)
その22.ɔː
その23.ʊə(ʊɚ)
その24.əː(ɚː)
その25.ə
3.英語の発音記号トレーニング
0.発音記号だけじゃない!「リエゾン・リダクション・アクセント」なども大切

英語の発音が上手くなりたいというなら、発音記号を覚えるだけでは絶対にネイティブのような発音にはなりません。
一つの単語の発音は基本中の基本ですが、単語単体では英会話はしませんよね?
単語と単語の繋がりのなかで生まれるリンキング、音が落ちるリダクション、英文の中での強弱のアクセントなども大変重要です。
ここで単語の発音をマスターした後の勉強法はそれらの英語独特の音の特徴を捉えることにステップアップしてみましょう!
1.そのままで英語の音が分かる発音記号一覧
アルファベットの読み方そのままで発音が出来る記号がありますが、それらは日本人が比較的簡単に理解できて、発音できるものばかりです。
次の表の発音記号の部分がそれに該当します。
2.日本人が見慣れない英語の発音記号一覧と練習・勉強法
日本人にとっては、特殊な発音記号でも、簡単な英単語を例にして何度か実際に発音するだけで、簡単ににマスターできます。
次からそれらの発音記号と英単語の例などを見て、実際に発音して身に付けましょう!
発音記号その1.「tʃ」
Check(チェック)のchの部分の発音記号がtʃとなります。
動画で確認してみましょう。
(動画内容)
Checkの単語を使って、発音を解説。
他にも、cheap(チープ)、church(チャーチ)、 lunch(ランチ)もそれに該当します。
発音記号その2.「dʒ」
Jungle(ジャングル)のjの部分の発音記号がdʒになります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Jungleの単語を使って、発音を解説。
他にも、jumbo(ジャンボ)、judge(ジャッジ)、general(ジェネラル)もそれに該当します。
発音記号その3.「θ」
Think(シンク)のthの部分の発音記号がθとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Thinkの単語を使って、発音を解説。
他にも、truth(ツルース)、 thank(サンク)、thing(シング)もそれに該当します。
発音記号その4.「ð」
That(ザット)のthの部分の発音記号がðとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Thatの単語を使って、発音を解説。
他にも、these(ジーズ)、there(ゼアー)、this(ディス)などもそれに該当します。
発音記号その5.「ʃ」
Nation(ネイション)のtiの部分の発音記号がʃとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Nationの単語を使って、発音を解説。
他に、relation(リレーション)、ship(シップ)、shop(ショップ)などがそれに該当します。
発音記号その6.「ʒ」
Vision(ビジョン)のsの部分の発音記号がʒとなります。
動画で見てみましょう。dʒ(jungle)との違いも解説しています。
(動画内容)
Visionの単語を使って、発音を解説。
他に、fusion(フュージョン)、television(テレビジョン)などもそれに該当します。
発音記号その7.「ŋ」
Sing(シング)のngの部分の発音記号がŋとなります。
動画を見てみましょう。
(動画内容)
Singの単語を使って、発音を解説。
他に、thing(シング)、動詞の進行形(ing)などもそれに該当します。
発音記号その8.「æ」
Happy(ハッピー)のaの部分の発音記号がæとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Happyの単語を使って、発音を解説。
他に、bad(バッド)、cat(キャット)、hat(ハット)などもそれに該当します。
発音記号その9.「ɔ」
Pot(ポット)のoの部分の発音記号がɔとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Potの単語を使って、発音を解説。
他に、bottle(ボトル)、body(ボディー)などもそれに該当します。
発音記号その10.「ʌ」
Love(ラブ)のoの部分の発音記号がʌとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Loveの単語を使って、発音を解説。
他に、come(カム)、lucky(ラッキー)などもそれに該当します。
発音記号その11.「ʊ」
Good(グッド)のooの部分の発音記号がʊとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Goodの単語を使って、発音を解説。
他に、Look(ルック)、book(ブック)などもそれに該当します。
発音記号その12.「iː」
See(シー)のeeの部分の発音記号がiːとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Seeの単語を使って、発音を解説。
他に、sea(シー)、sheep(シープ)、she(シー)などもそれに該当します。
発音記号その13.「eɪ」
Make(メイク)のaの部分の発音記号がeɪとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Makeの単語を使って、発音を解説。
他に、take(テイク)、shake(シェイク)、bake(ベイク)などもそれに該当します。
発音記号その14.「aɪ」
Ice(アイス)のiの部分の発音記号がaɪとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Iceの単語を使って、発音を解説。
他に、bike(バイク)、pipe(パイプ)、night(ナイト)などもそれに該当します。
発音記号その15.「ɔɪ」
Choice(チョイス)のoiの部分の発音記号がɔɪとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Choiceの単語を使って、発音を解説。
他に、coin(コイン)、oil(オイル)などもそれに該当します。
発音記号その16.「uː」
Loop(ループ)のooの部分の発音記号がuːとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Loopの単語を使って、発音を解説
他に、scoop(スクープ)、snoopy(スヌーピー)などもそれに該当します。
発音記号その17.「əʊ」
No(ノー)のoの部分の発音記号がəʊとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Noの単語を使って、発音を解説。
他に、show(ショー)、tow(トー)などもそれに該当します。
発音記号その18.「aʊ」
Now(ナウ)のawの部分の発音記号がaʊとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
Nowの単語を使って、発音を解説
他に、cow(カウ)、bow(バウ)などもそれに該当します。
発音記号その19.「ɪə(ɪɚ)」
Near(ニア)のearの部分の発音記号がɪəとなります。
動画を見てみましょう。アメリカ英語とイギリス英語との違いも解説。
(動画内容)
Nearの単語を使って、発音を解説。
他に、here(ヒアー)、ear(イヤー)などもそれに該当します。
発音記号その20.「eə(eɚ)」
Where(ウェア)のereの部分の発音記号がeəとなります。
動画で見てみましょう。アメリカ英語とイギリス英語との違いも解説。
(動画内容)
Whereの単語を使って、発音を解説。
他に、hair(ヘアー)、air(エアー)などもそれに該当します。
発音記号その21.「ɑː(ɑɚ)」
Car(カー)のarの部分の発音記号がɑːとなります。
動画で見てみましょう。アメリカ英語とイギリス英語の違いも解説。
(動画内容)
Carの単語を使って、発音を解説。
他に、dark(ダーク)、shark(シャーク)、bark(バーク)などもそれに該当します。
発音記号その22.「ɔː」
Law(ロー)のawの部分の発音記号がɔːとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
lawの単語を使って、発音を解説。
他に、ball(ボール)、call(コール)などもそれに該当します。
発音記号その23.「ʊə(ʊɚ)」
Cure(キュア)のureの部分の発音記号がʊəとなります。
動画で確認してみましょう。アメリカ英語とイギリス英語の違いも解説。
(動画内容)
Cureの単語を使って、発音を解説。
他に、sure(シュア)、pure(ピュア)などもそれに該当します。
発音記号その24.「əː(ɚː)」
Stir(スター)のirの部分の発音記号がəːとなります。
動画で見てみましょう。アメリカ英語とイギリス英語の違いも解説。
(動画内容)
Stirの単語を使って、発音を解説。
他に、percent(パーセント)、dirty(ダーティー)などもそれに該当します。
発音記号その25.「ə」
Common(コモン)の後ろのoの部分の発音記号がəとなります。
動画で見てみましょう。
(動画内容)
他にも、concrete(コンクリート)、lion(ライオン)などもそれに該当します。
3.英語の発音記号トレーニング
問題を解くだけで、もう特殊な英語の発音記号も怖くはありません。
(問題)次の発音記号から、実際の単語が何なのか当ててみましょう。
※ストレス(アクセント)マークは省いています
- ʃoʊ
- bʊk
- naɪt
- θɪŋ
- bæg
- pɑːk
- dʒɔb
- kʌm
- ʃɔp
- θæŋk
(解答)
- show
- book
- night
- thing
- bag
- park
- job
- come
- shop
- thank
まとめ:英語の発音記号は、とにかく慣れるだけ
英語の特殊な発音記号も、一度コツを掴めば、誰でも簡単に習得できるものです。
せっかく英語の表現を調べるのであれば、正確な発音まで身に付けることで、効率よく英語習得に繋がります。
英語学習の復習用として、時間がある時はいつでもここでご紹介した記号と動画での解説に触れてみましょう。
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