著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英会話の勉強法|独学で確実に英会話を上達させる7つのステップ

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英会話教室や海外留学とは違う、独学で英会話を上達させる勉強法を探していませんか?

「もし、英語ができたら・・・」「海外で生活してみたい」「とにかく外国人と楽しく会話したい」など、英会話をマスターすることは日本人にとって憧れですよね。

でも、残念ながら、何十年経っても日本人は英語が話せないままです。

もう、今までの勉強法じゃ英語が話せないことは知っているはずです。いったい、どうすればカッコよく英語が話せるようになるのでしょうか?

それがわかれば、わざわざ英会話教室に通わなくても、独学でも英会話をマスターすることも可能になります。

そこで今回は、テストでいつも赤点、就職組で落ちこぼれの私でもできた、タダで、しかも「楽しく独学」でできる英会話上達法をお伝えします。

【目次】
独学で英会話を確実に上達させる勉強法

STEP1 意味を無視して「耳」をチューニングする英会話勉強法
・英会話を勉強しても挫折する理由
・最初の3語のみに集中し、その以外は無視する
・最初の3語で英会話が聞き取れるようになる理由とその勉強法
・ステップ1の英会話勉強法|トレーニング期間とコツ

STEP2 文法を勉強せずに語順感覚を身につける英会話勉強法
・文法は絶対勉強するな!?
・英会話上達には「語順感覚」が不可欠です
・英会話の語順感覚を作る並べ替えトレーニング
・並べ替えで英会話の効果を出すための注意点

STEP3 聴覚とイメージを連動させる英会話勉強法
・英会話ができる人の語彙力の伸ばし方
・単語を覚えても英会話ができない理由
・英会話は単語単体で勉強するな!
・言葉はかたまりで吸収すること
・英会話で使える語彙を大量に吸収する勉強法

STEP4 海外ドラマを効果的に使う英会話勉強法
・英会話に適した短いドラマでオーバーラップ
・「英語を聞いて理解するプロセスの癖付」が英会話上達につながる

STEP5 ネイティブの発音が身につく英会話勉強法
・独学でもネイティブに勘違いされる英語の発音方法

STEP6 自分の頭で考えて、英会話ができるようになるための勉強法
・日本語から英文を作るコツ
・これで自分の英会話力の弱点がわかる
・最初は自分なりの英文を作ればいい
・簡単に言う癖をつける

STEP7 実際の英会話トレーニング

独学で英会話を確実に上達させる勉強法

eikaiwa-babyよく、赤ちゃんが自然に言語を習得する流れに沿うことが正しいように言われますが、それは無理な話です。

なぜなら、現時点で、あなたはすでに“もう赤ちゃんじゃない”からです。

特に、日本人の大人はこれまで学校教育というガチガチのお勉強で頭がどうしても固まっています。

なので、赤ちゃんの言語習得プロセスに沿うだけでは無理があります。そのプロセスに沿うと同時に、日本人の大人の脳にも最適な方法に変えたやり方を実践することです。

STEP1 意味を無視して「耳」をチューニングする英会話勉強法

まずは、独学で英会話を上達させる上で、一番大事な事が意味を完全に無視することです。英語の音をしっかりと聞くことを優先して進めます。

そうすれば、英会話の際に、これは不思議な感覚なので自分自身が一番驚くことになるのですが、確実に相手の言葉を聞き取れるようになります。

英会話を勉強しても挫折する理由

not-speaking-english(1)いきなり英会話教室に通っても上達しない

海外旅行で外国人と接したりすると、私も今度こそ英語を話したいと思って、英会話教室に通いたくなる方がいます。ですが、ここがいきなり英会話で挫折する原因です。

そもそも、赤ちゃんはいきなりアウトプットしませんよね?

最初に耳からのインプットの能力が備わってから、必ずアウトプットします。つまり、正しいインプットや英語耳ができていない状態にもかかわらず、無理やりアウトプットするわけですから、英会話教室に行っていきなりアウトプットを強要されても、思い通りに英会話ができるようになりません。

(2)受験英語の延長線上のまま、英会話の勉強もやっている

not-study-english英語の知識だけを増やすような勉強になっても、忘れるだけです。この延長線上では、結局、リスニングも英会話も文法を頭でイチイチ考えながら話してしまいますし、せっかく時間をかけて覚えた単語でさえ使えなかったはずです。

(3)流して聞いても英会話は上達しない

eikaiwa-listeningもう一つ覚えておきたいのは、ただ漠然と英語を流して聞いていても、絶対に英会話が話せるようにならないことです。

よくいきなり英会話が出来たようなフレーズを耳にしますが、そんなワンステップで言語習得が終わるわけがありません。

要は、英会話がマスターできない人達に共通することは、最初の段階で勉強法が間違っているということです。そんな状態で相手の会話を聞いても、

「ネイティブの会話が速くて聞き取れません・・・」
「何となくは音が聞こえるけど、内容がわからない・・・」
「知っている単語ばかりに囚われてしまう・・・」

など、日本語と同じような感覚で英語のコミュニケーションが取れない人がほとんどです。subject-english

だからこそ、最初に必要なのが、英語の音へのチューニング作業です。日本人の耳ほど英語を聞き取りづらい状態になっているものはありません。まずは、日本語回路を壊し、ネイティブの耳感覚へ脳に英語の音をチューニングさせてあげるのです。

まずは最初の3語のみに集中し、その以外は無視してください

音のチューニング作業として、まずやることが最初の3語のみに集中することです。英会話を上達させるためには聞くことが先決で、その「瞬発力」をつけること大切です。よく、英会話が苦手な日本人に共通することは、会話を流して聞くと、最初の部分が聞けていません。

これは既に日本語自体が、そもそも会話の後半に無意識に耳を傾けるようになっている言語だからです。reson-listen-3word

例えば、日本語だと「ご飯を食べるのか、食べないのか、食べたのか、食べなかったのか?」など、後半に重要な結果や意味合いが含まれます。一方で英語の場合は逆であって、会話の前半部分に重要な意味が含まれます。

つまり、日本人は「会話の後半に重きを置く癖」が無意識に取れていないのです。

まずは、正しい英会話力の土台を作るためには、アウトプットの前に、脳を英語回路に切り替え、正しいインプットをしなければならないのです。

最初の3語で英会話が聞き取れるようになる理由とその勉強法

最初の3語を聞き取る勉強法は、英会話の勉強だけでなく、TOEICでもビジネス英語でも、英語を勉強する全ての日本人に大切な事です。

英会話の「瞬発力」を身につけ、徐々に英文全体を理解できる力を育成します。

大切なことは意味を無視して、音だけに集中することです。

(1) なぜ、「最初の3語」が大切なのか?

その理由は、英語では最初の3語に主語と動詞が含まれるパターンが基本だからです。

次の簡単な英会話の一部を見てください。

play-tennis
質問:Did you play tennis in the park?
(あなたは公園でテニスをしましたか?)

応答:Yes, I did.
(はい、しました)

この英会話文では、最初の3語は「Did you play」です。

もし、「in the park」を聞き逃したとしても、「Did you play」を聞き取れれば、「あなたがプレイしたかどうか?」について、相手の質問の意図が理解できるでしょう。主語と動詞さえがわかれば、「何について聞かれているのか?」くらいは大ざっぱにとらえることができます。

仮に、最初の3語に主語と動詞が含まれない場合でも相手が言いたいことを大ざっぱに推測できます。

質問:How many books do you have? (あなたは本を何冊持っていますか?)

最初の3語は「How many books」です。この3語が聞き取れれば、少なくとも相手が「本の個数」について尋ねていることがわかります。間違っても「Yes」「No」で答えることはなくなります。

(2) 最初の3語で効果を出すための正しい勉強法と注意点

このトレーニングを行う際に、効果を出すためには注意点が2つがあります。

1つ目は、日本語に訳さないことです。

英会話が速くて聞き取れないのは、耳が慣れないだけが原因ではありません。英語を日本語に変換して意味を理解しようとするためです。それでは英会話のスピードについていけません。

現時点ではインプットの段階なので、聞き取った英語の意味は理解する必要はありません。単なる音でとらえる以外無視することが大切です。スペルも一切気にしないことです。

それを従来の勉強法にはめ込んでしまうと、逆効果であって、本来の音が耳に体化しないのです。

ステップ1の英会話勉強法|トレーニング期間とコツ

ステップ1の英会話勉強法のトレーニング期間ですが、1日10分を2週間から1ヶ月程度行うことです。実際に私が教えている塾生もだいたい映画やニュース、英会話の聞き取りに劇的な変化が起こっています。

“ステップ1の目安期間” → 1日10分を2週間〜1か月間

これが全ての入口だとお考え下さい。今までとは全く違うやり方ですよね?これまでの義務教育の勉強法というのは、単語を覚えたり、英文法を勉強したりと、全てが試験のための勉強です。だからダメなのです。
もう、最初のステップの時点で、英会話上達のためには、それらの勉強法に対する意識をここで捨てなければなりません。

なお、ステップ1の趣旨のトレーニングについては、英語のリスニング力を驚くほど開花させる超簡単な勉強法英語のリスニング力をあっという間に伸ばす2つのコツの記事で紹介していますのでやってみてください。(また、しっかり英会話を身につけたい人のために、無料でMYスキのネイティブ育成プログラムもご活用ください)

先ずは、最初の3語のトレーニングを徹底的にやってみましょう!必ず変化が起こります。

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STEP2 文法を勉強せずに語順感覚を身につける英会話勉強法

次に、英会話の勉強法でも、英文法の要素になりますが、英文法を勉強せずに英会話につながる勉強法をお伝えします。特に、英会話を聞く場合も話す場合も、英語の語順のまま聞き取れて話せるという回路が出来上がれば、よりネイティブの感覚に近づけるからです。

文法は絶対勉強するな!?

ここで英会話上達のためにやっていただきたいことは、文法の習得です。

ですが、文法を勉強する必要はありません。

「文法を勉強しないで、本当に英語をマスターできるの?」と思った方は、以下を少し考えてみてください。

①あなたは日本語の文法をどれほど知っていますか?
②あなたは日本語の文法を何時間勉強しましたか?
③日本語の会話で、いちいち文法を頭に浮かべますか?

専門家でない限り、ほとんどの人が日本語の文法を知らないはずです。それでも、あなたは自然に日本語をマスターしています。

この現実をどう考えますか?

ちなみに、私は英文法についてはほとんど知りません。ですが、何の問題もなく、英語でコミュニケーションを取ることができます。TOEICも一発で満点を獲得しています。つまり、あなたが言語の専門家になりたいのなら話は別ですが、ネイティブのように英会話ができるようになるだけであれば、英文法を勉強する必要はありません。

英会話上達は文法よりも「語順感覚」が不可欠

日本の英語教育では英文法を重視しています。ですから、英文法を一生懸命勉強している方が未だに多くいますが、何も「S+V+O+C」のように堅苦しく考えないで下さい。

単純に考えれば、バカな私でも英会話もマスターできるくらい簡単です。

その鍵が「違和感」を身につけることです。そのことを証明するために、次の2つの例文を見てみましょう。

① I will do my best.
② I will do best my.

日本語に訳すと「一生懸命がんばります!」になりますが、この2つの例文から何か違和感を覚えるはずです。少しでも英語を勉強した人であれば、②の「best my」の語順が違うことに気づきます。

もっと簡単な例で説明しましょう。日本語でもいつも使う英語の言葉に「Thank you(サンキュー)」があります。例えば、これを相手がひっくり返して「You Thank(ユーサン)」と言ったとしましょう。

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おそらく、もの凄い違和感があるか、何か新しい言葉なのではないかと勘違いしてしまうことでしょう。

文法で大切なのは、この「違和感」なのです。そして、文法は基本的に「語順」です。この語順感覚を身につけることが本来の英会話として、英語が話せるようになるための文法的役割です。

「過去分詞がこうだ・・・、受動態はああだ・・・」など、難しい用語を覚える必要はありません。語順を間違えた英語に触れた時に、いかに違和感を覚えるかが大切です。それが語順感覚を作る基礎となります。

英会話の語順感覚を作る並べ替えトレーニング

そこで、英会話の勉強法で次にやることが、並べ替えや穴埋めによるトレーニングです。

実は、この違和感や語順感覚を身につけることは、そんなに難しいことではありません。

具体的には、下記のとおり、簡単な並べ替え問題をたくさんやることです。(英文法|ドンドン英語の文法が身に付く2つの勉強法と覚え方の記事でも紹介)

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“ステップ2の目安期間” → 1日10分を2週間〜1か月間

1日10分でも20分でも構いません。2週間から1ヶ月程度、ゲーム感覚で「並べ替え」をしているうちに、間違った英語に触れた時の「違和感」が自然と身についてきていることに気づくはずです。

この繰り返しで、日本語回路であるSOV型(日本語の型)から、英語回路であるSVO(英語の型)の感覚に慣れることで英会話も上達します。

並べ替えで英会話の効果を出すための注意点

このトレーニングの注意点は、参考書に書かれている文法の説明を絶対に読まないことです。例えば「この節の後にはshould が来て…」などいう説明をいまいち読んでいると、今までの学習法と何ら変わらなくなってしまい、会話力は身に付きません。

あくまでもゲーム感覚で「並べ替え」をし、その答えを確認するだけの作業に終始してください。繰り返しますが、難しい用語を覚えるような考えは要りません。

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STEP3 聴覚とイメージを連動させる英会話勉強法

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次のステップは、映像化やイメージ化です。そもそも、英会話でも、英語の意味が理解できなければお話しになりません。

ですので、英語を英語のままとらえ、ネイティブの感覚で、パッと頭にその状況や光景が思い描けるようなるために必要な英会話スキルを身につけます。

そのためにも、英会話の中の多くを和訳していては、実際の会話のスピードにはついていけません。そこで必要なのが、英語を和訳(文字化)しない、聴覚と視覚の連動力(映像化・イメージ化)を作ることです。

英会話ができる人の語彙力の伸ばし方

上記の具体的な勉強法として、暗記や勉強とは違うやり方で映像も英文もまるごとフラッシュバックさせることです。一つの英文を映像と一緒にリンクさせて長期記憶に落とし込みます。

単語を覚えても英会話ができない理由

まず、単語を覚えても英会話ができない、すぐに忘れる、口から単語が出てこないような人は、そもそも、英単語を和訳(文字化)で満足して、それができれば合格だと思っているからです。

つまり、単語を覚えることに対するゴール自体が間違っています。

例として、日本語の単語で考えればわかりやすいでしょう。例えば、あなたが日本語で「疲れた」という言葉を聞いた時、脳にどんな反応が起こっていますか?

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おそらく、うつむきで頭を手で触れたり、ソファーに寝たり、肩や腰の痛みを感じたり、眠そうにしているなど人によって違いますが、いずれにしても、あなたの脳の中には疲れたイメージの「画像(動作)」が無意識に浮かんでいるはずです。

一方で、英語で「tired」と聞いた場合、どうでしょうか?

英会話初心者の方であれば、おそらく、脳には「疲れたイメージ画像」ではなく、「疲れたという日本語の文字」が出てくることが多いはずです。

ここが英語をマスターできる人、できない人の差です。英会話でも日本語の場合と同じように、イメージ化(映像化)する能力が欠かせないのです。

よくバイリンガルの人が「英語をしゃべっている時には日本語が全く出てこない」と言いますが、それは英語を描写的にとらえているからです。英語をマスターしている人は、英語を聞いている時、日本語は全く出てきません。

英会話は単語単体で勉強するな!

上記からも単なる単語の暗記や勉強は英会話習得には向かないということです。おそらく、単語は勉強するなと言うと、猛反発される方もいるでしょう。でも、考えて見てください。

あなたの周りで、中学・高校で単語帳を暗記して、英語がペラペラになった人をご存じですか?

もちろん、単語を知るだけで、全く知らないよりもコミュニケーションはとりやすいです。これは事実なので否定はしませんが、問題なのはその記憶法です。

中学校や高校で勉強して記憶した英単語をほとんどの人は覚えていません。つまり、これは従来のような勉強法で英単語を記憶しても、あまり意味がないということです。

言葉はかたまりで吸収すること

私自身、英単語を単体で頭から出すことができません。それでも、英検1級やTOEIC満点も一発で習得できています。これまでもネイティブとも会話でも「英語を単語単体では覚えていない」ということです。

そうではなく、「英文のかたまり」で習得しています。

もちろん、単純に英文を丸暗記するのは、英単語を単体で覚えるよりも難しいでしょう。しかし、少し覚え方を工夫すれば、単語を単体で覚えるよりも簡単に英語が脳に吸収されます。

英会話で使える語彙を大量に吸収する勉強法

その方法が、私自身が英語を勉強する際に実践して、実際に2万5000語以上の単語を吸収したフラッシュバック法です。

そもそも、日本語を習得するのに、日本語の単語帳は作りませんでしたよね?

何も英単語を暗記しないでも、忘れない記憶力は身に付けることができます。
日本語を習得するのに、日本語の単語帳は作りませんでしたよね?日本人にとって、単語帳などを使った英単語の覚え方が一般的になっていますが、これも言語習得の本質に反しています。

(1) 英文のかたまりを線全体で吸収

単語は”点”で、その点の集まりが”線”となります。点だけで覚えても、その単語の使い方は全く分かりません。
日本語でも、点で覚えていません。文という線の中で、新しい表現があればその状況で覚えて繰り返します。これは英語でも全く同じです。線全体で意味を覚えるようにします。

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(2)刺激を与えて線をイメージ化させる

脳は何らかの刺激を与えることで、吸収しやすくなり、長期記憶化されるといわれます。多くの脳科学者が証明している事実であって、これを英単語の覚え方にも応用することです。それが、線のイメージ化です。

そこで、同時に、自分自身の過去における何かしら衝撃的なことや、今でも思い出すこととつなげて、英文とイメージをまるごとフラッシュバックさせることです。

このようにして、TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法の記事でも紹介していますが、英会話で使える語彙を身につけていくうえで、必ず自分なりのイメージを作る癖付けをしながら吸収していくことです。
“ステップ3の目安期間” → 1日10分を1か月間程度

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STEP4 海外ドラマを効果的に使う英会話勉強法

インプットの勉強法として最後のステップです。ここで「英語を理解しながら聞く」という事を実現します。

英会話に適した短いドラマでオーバーラップ

具体的には、英会話に適した海外ドラマを使って、理解しながら聞いている状況を作り、最少の力で効果的に吸収します。

(1)英会話向けの短いドラマを入手する

まずは短い海外のドラマを先ずレンタルやダウンロードなどで入手します。30分ドラマぐらいがベストです。英会話上達のためですので、必ず家族ものや日常生活を基本にして下さい。SFなどの映画は英会話で使わない表現が多く含まれるので、この時点では不要です。

(2)日本語吹き替えで観る

そして、先ずは日本語吹き替えにてドラマを見て、内容を把握します。

(3)英語のみで観る

次に英語のみで再度ドラマを観ます。その際、映像やイメージ、状況と英語がリンクして、理解しながら聞いているという状況を作り出すことが重要です。

“ステップ4の目安期間” → 1日30分を1か月間程度

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「英語を聞いて理解するプロセスの癖付」が英会話上達につながる

日本人が良くやりがちなのが、英語版のみ聞いて、辞書を引きながらドラマを教材として使っていることですが、それでは常にドラマの進行を区切りながらとなり、ネイティブが英語を聞いている環境とは全く違うものになります。
英語を聞いて理解するという当たり前のプロセスを、ここのステップで徹底的に脳に癖づけさせましょう。

STEP5 ネイティブの発音が身につく英会話勉強法

ステップ5は、相手にあなたの英語が通じるようになるためのアウトプットトレーニングになります。アウトプットによる英会話の勉強は、インプットのトレーニングの後に実践することで、スムーズに英語を話せるようになります。その逆はありません。必ずインプットの次にアウトプットの流れを守って下さい。

独学でもネイティブに勘違いされる英語の発音方法

もちろん、いくらアウトプットに移行したからといっても、発音が出来ていなくて相手に通じないのでは全く意味がありません。

よって、ネイティブに通じる発音スキルを身につけるためには、英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツの記事にあるトレーニングを実践してみます。これを行うだけで、わざわざ海外留学しなくてもネイティブに勘違いされるほど英語の発音が劇的に変わる簡単な方法です。

(1)英会話は腹式呼吸で格段に良くなる

実は、英語は腹式呼吸だとも言われます。これが英会話として相手に通じるように話す大切なコツです。
例えば、外国人と会話すると、テンションが高いと感じたり、スゴく声が大きいなと感じたことはありませんか?

その理由の一つとして、英語は声が前に出るものだからです。その逆に、日本語は音が前に通らずに、途中で沈む感じです。

ですから、日本人が英会話で相手に通じるように話すためには、前に前に言葉を出すように話さなければなりません。英会話では「前に!前に!」を意識しましょう。

(2)日本人が苦手な英語発音を克服する勉強法

ネイティブ並みの発音をするには、英会話で「声を前に出しながら練習する」ことが大事でした。

ただし、単純に前に発音すればいいというわけではありません。日本語にない4つの発音(R、TH、V、F)について声を前に出しながら行うことです。

英語の発音トレーニングは英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツの記事を参考にしてください。

“ステップ5の目安期間” → 1日5分を2週間程度

(3)1日10秒続けるだけでネイティブ並の発音に変わる方法

しかも、この4つの音を攻略するのに、信じられないかもしれませんが、1日たったの10秒でできる方法があります。

それは、1から10の数字を英語で数えるだけです。実は1から10の数字の中に日本人が不得意な発音が含まれています。その発音を意識しながら10数えるだけです。

実際に、私の生徒達も1ヶ月後はネイティブが発音してるんじゃないかと、その場にいた人が誰でも勘違いするような発音を手に入れています。外国人との英会話でもカッコよく相手に通じるようになりますので必ず試してほしいと思います。

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STEP6 自分の頭で考えて、英会話ができるようになるための勉強法

「頭で考えて英語を話す」という流れを繰り返し実践することが、最後のステップへの前準備段階となります。
そのための勉強法が、日本語を見て、直ぐに英語に訳していくトレーニングです。

頭で考えて英語を話す」という流れを繰り返し実践することが、最後のステップへの前準備段階となります。

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これは、英会話の際に相手から話しかけられて、そして直ぐに答えるための脳の流れを強化することができます。それを本来ならば、頭の中に浮かんだ光景やイメージ、伝えたいことをイメージから英語で自然に伝えることができれば問題ないのですが、日本人の場合、そのスキルが欠如しています。

そこで、最初の段階では、特に英会話初心者は、日本語を介してこの流れを実現していくことです。

つまり、日本語から英語にして、脳の中のアウトプット(話す)の流れを作ります。

日本語から英文を作るコツ

英文を作るコツは、主語を明確にすることです。

英会話が苦手な日本人の場合、頭の中に名詞やら動詞、思いつく単語があるものの、それを結びつけてどういうふうにして自分の言葉で表現するのかが難しいと感じることが多いでしょう。

例えば、「攻めの時期だと思います」という考えが頭にあったとします。その時に「え?これ、どういうふうにして英語にすればいいの?」となるわけです。

日本語の特徴でもありますが、そのときに日本語で一番抜けているのは何かというと、主語です。多くの日本語の表現では、主語がものすごく抜けています。

よく自分たちの会話を聞いたりするとわかると思いますが、友人と会話していて、主語はわからないけど内容はわかっています。ところが、英語では必ず主語が入ると思ってもいいくらいです(もちろん、来ない場合もあります)

英語の基本は、主語があって、動詞が来るという感覚なのです。まずは、英文を作る時に必ず主語を意識することです。

これで自分の英会話力の弱点がわかる

さきほどのとおり、「攻めの時期だと思います」という日本語があったとします。

それでは、これを英文にしてアウトプットしてみましょう。

まずは、誰が主語なのか。私が思っているわけなので、まずは主語は「I」ですね。これはもう絶対に主語が何かということを最初に明確にしてください。

次に動詞ですね。私は「思います」なので、「I think」になりますね。その次は、「攻めの時期」ですが、時期がきた場合には、「it’s time to ~」になります。

もちろん、最初の段階からわからなくていいです。例えば、I think time to attack?みたいな感じでとりあえず作成しても問題ありません。

その後、正解を見るなどして、「I think…、おっ、it’s が抜けてた。It’s time to…、attackではなんか強いからここはget aggressiveでいいんだ」など一人解説のような事をして正解までたどり着けばいいだけです。

要するに、これで何がわかるかのかというと、自分が英文をアウトプットをするときの弱点がわかるということです。ひょっとしたら主語も抜けているかもしれない。「ここが抜けてた」「主語が抜けてた」「あっ、自分はそこが不得意なんだ」と表現していく中でわかります。

最初は自分なりの英文を作ればいい

まずは日本語を見る。次に、日本語を見て自分なりの英語を作ってみる。作るときの注意点では主語がちゃんとあるのかどうか。その後は動詞が来ているのかどうか。まずはこの形を落とし込むことです。

日本語というのは、主語がなかったり、動詞が最後に来てしまうなどめちゃくちゃです。日本語は日本語で正しいのですが、私たち日本人の脳には、そのめちゃくちゃな文章を英語に置き換えようと染み込まされています。

それを解決する方法として、日本語を見る、それが自分の頭の中だと思う、それを英語としてどのように表現すればいいのかというトレーニングをやっていく。最後は答えと照らし合わせる。これだけで必ずスピーキング能力は上がっていきます。この繰り返しです。

簡単に言う癖をつける

もう一つ重要なことは、直訳型の思考から脱却することです。

例えば、「あなたが助けてくれればすぐに解決できる」という文章で考えて見ましょう。

まず、ここで誰が解決するのか。あなたが解決、あなたが助けてくれれば。この「くれれば」単語は、皆さんも知ってるif(もし~なら)と同じですね。「If you help me」です。その次の「誰が解決するのか」についてですが、「I can solve quickly.」ですね。

これは何が言いたいかというと、頭の中にある自分が表現したい文章を全部直訳していてはダメだということを言いたいのです。

「あなたが助けてくれれば」という日本語が頭の中に浮かんだとします。

「くれれば…、うーん、くれればって何て言う?あー、Ifを使えば簡単だな」

要するに、「もしあなたが私を助けてくれるなら」という日本語になれば、おそらく、日本人の頭の中にはすぐにifがでてきたと思います。

ですが、そうじゃなくて、「あなたが助けてくれれば」という少し違う文章でも、全く同じ英文が作られます。簡単な文章でできてくるわけです。

英会話の苦手な日本人はどうしても直訳が癖になっていますが、英語では、難しいものを簡単に言う癖をつけていかないといけません。

他の例でも「その責任者は私です」という日本語を見ると、直訳すれば、「The 責任者 is me.」という感じになると思います。一方で、「I’m in charge of it.(私はそれを担当します=責任です)」という日本語の意味と全く同じです。

だからこそ、直訳はしないということです。直訳せずに、日本語を見ていかに英語に置き換えられるかが英会話上達の鍵となります。

まずは、日本語だけを見る。そして、それが自分の頭の中にある表現したいものだというふうに仮定をして、自分で文章を作ることです。もちろん、それを言ったり、書き出してもいいです。

さらに言えば、自分の会話をボイスレコーダーで録音して、英語のリズムで言えているのかをチェックしてみてください。

ただ単純に、外国人と話すからと言って、英会話が上達するわけではありません。このようなトレーニングをしていかなければ、英会話のアウトプットは非常に難しいということです。

“ステップ6の目安期間” → 1日30分を1か月間程度

STEP7 実際の英会話トレーニング

最後の英会話勉強法は、英語で考え、そして英語で話すというネイティブと同じアウトプット型のトレーニングです。ここで初めて英会話学校に行ってOKですし、ネットで毎日30分の英会話が低額で出来るサービスも多く存在しますので是非活用して下さい。

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英語を話しかけられて、瞬時に答えるには、日本語を介していては難しくなってきます。そこで、英会話学校やそれらのネット英会話で、英語を英語で考えるように脳を継続的に導いていくことです。

“ステップ7の目安期間” → 1日15分〜を2か月間程度

英会話上達には必ず正しい順序と勉強法がある

今まで日本人が実践してきた方法を完全に否定はしません。単語は記憶しなくてはいけないし、実際に話さなくてはいけません。しかし、その順序と方法がちょっと違うだけなのです。勉強が出来る人のみが英語が出来るわけではありません。

何故なら、世界でも難しいとされている日本語を日本人の誰もが聞けて、話せています。つまり、日本語も英語と同様で、正しい方法で、また正しい順序で進めることで簡単に習得できているのです。

ここでご紹介した方法は全期間で約6か月〜7か月間程度です。

これからどうしたらいいのか迷われているのであれば、先ずインプットのステップ1から是非チャレンジしてみて下さい。ストレスもなく、気楽に英語に向き合えると思いますよ。

さあ、英会話を楽しんでいる自分をイメージして、Let’s begin!

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