著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

何をしても「英会話が上達しない」人の8つの特徴と英語勉強法

のべ6,609がこの記事を参考にしています!

英語が早く上達する人とそうでない人は何が違うのでしょうか?

あなたも、なかなか英語が上達しないと悩んでいませんか?

オンライン英会話や教室で何年も英語に触れているのに、いまだに上達した感がないという方は少なくありません。

また、海外に留学したとしても英語をまともに習得できずに帰国している方が多いのも事実です。

実際、私が指導する生徒の中にも英語圏在住の方が多数いらっしゃいます。不思議ですよね・・・

英語環境が自然と英語力を鍛えるというのは、小さなお子様までです。日本語をある程度習得して、日本の環境にどっぷりつかっていた大人は意識して勉強をしないと上達はしません

一般的な特徴は、『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』でも解説していますが、ここでそれを更に掘り下げて見ていきたいと思います。

ある程度リスニングでの英語は聞けるようになったけど、英会話が上手くならないという方は必見です。最後には正しい上達法をご紹介するので、是非参考にしてみて下さい。

目次

オンライン英会話では英会話は上達しない?

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オンライン英会話は手軽で初心者にも始めやすくなっているのですが、全然続かずに途中で退会される方もとても多いのも事実です。

または、受講しないのに毎月支払いだけが続いている・・・実にもったいないですね。

確かに、「英会話を上手くなりたい!」と思って、すぐに思い浮かぶのが、このような英会話教室で「外国人と話す」イメージではないですか?

間違いではないのですが、自分のレベルがどの時点で受講するのか?などのタイミングがその後の上達スピードに大きな影響を及ぼします。

初心者がいきなり受講しても上達しない理由

特に、今まで何も勉強していない初心者がいきなりオンライン英会話を受けても上達しない理由はいくつかあります。

また、勉強している方でも、下記に該当する方も多いかと思います。

  1. 基礎が不十分な場合:英語を話すためには、基礎的な文法や語彙が必要です。初心者がこれらの基礎を持たずにオンライン英会話を受講すると、コミュニケーションが難しくなります。つまり、効果的な学習ができないため、上達しない可能性があります。
  2. モチベーションの欠如:英語学習には長期的な取り組みが必要です。しかし、初心者がいきなりオンライン英会話を受講すると、短期的な成果が得られない場合もあります。そのため、モチベーションが低下し、学習を続けることができなくなる可能性があります。
  3. コミュニケーションの壁:オンライン英会話は、リアルタイムで相手とコミュニケーションを取るため、聞き取りやすさや発音など、コミュニケーションの壁があります。初心者がこれらの問題に直面すると、自信を失ってしまうことがあります。そのため、学習意欲が低下し、上達しない可能性があります。
  4. 自己評価が高すぎる場合:英語学習において、自己評価が高すぎると、自分の実力と過大評価してしまい、実際の実力と乖離が生じることがあります。そのため、自分のレベルにあった学習を行うことが必要であり、初心者には、自己評価が正しいかどうかを確認する機会を持つことが重要です。

英会話スクールはいつから始めるのがいい?タイミングが重要

では、オンライン英会話などの英会話スクールは、いつ始めればいいのか?

もちろん、基礎的なカリキュラムを提供しているスクールも多く、そこからスタートでもいいのですが、入学前に基礎力は今は無料のアプリや教材などを使って習得できます。

お金の無駄遣いにならないですね。

また、英語力がある程度ある場合でも、スクールに入学する前に自己学習で予習しておくことで、スムーズにカリキュラムについていくことができます。

要するに、スクールに通う前に、英語の基礎的な文法や語彙を身につけておくこともとても重要ということです。また、継続できることもとても大切です。

忙しくて社会人でも、平日、土日問わずに継続的に英会話の時間を割けるタイミングが理想です。また、目標が設定できたタイミングも同時であればベストですね。

英会話が上達しない人の特徴と理由

何をやっても英会話が上達しない人がいます。

でも、一方で、英会話が上達している人もいるのも事実です。

その差はどこで生まれるのでしょうか?何が理由が知りたくないですか?

それが明確になれば、英会話上達の対策にも繋がりますね。

本章は、上記で話した、オンライン英会話で上達しない理由と多少かぶりますが、少し詳しく解説したいと思います。ここで、自分がどれに該当するのか明確にしましょう!

英語を話したいけど明確な目標がない

英会話が上達しない方の多くが、「何となく勉強してる」可能性がとても高いです。

明確な目標を設定することで、自分が何を達成したいのか、どのような英語力が必要なのかを明確にすることができます。

目標設定には、以下のような方法があります。

  1. 具体的な目標を設定する:「英語を話せるようになる」という目標は抽象的で、達成するために何をするべきかが明確になりません。代わりに、「ビジネス英語をマスターする」という具体的な目標を設定すると、そのために必要なスキルや勉強方法が明確になります。
  2. 目標を期限付きで設定する:目標に期限を設定することで、自分がどの程度の期間で達成できる目標なのかが明確になります。例えば、「3ヶ月以内にビジネス英語のレベルを上げる」というように期限を決めることで、モチベーションを保つことができます。
  3. 目標を分割する:大きな目標を小さな目標に分割することで、目標達成のプロセスが明確になります。例えば、ビジネス英語をマスターするためには、ビジネスに関する語彙を覚えることや、ビジネス英語でのメールの書き方を習得することなど、複数の小さな目標に分割することができます。

何をすればいいのか分からない

これも「何となく勉強している」に関連しているのですが、自分の弱点も明確化せずに、単純に英オンライン英会話を受けている、Youtubeで洋楽を聴いているなど、している方も多いのではないでしょうか?

むやみやたらに色々な勉強法を試しても、「勉強法マニア」になっているだけで、それが英会話力UPにはつながっていないケースがとても多いです。

英語は特別な言語ではありません。誰でも正しいステップと勉強法を知っていさえすれば英会話は上達するものなのです。

そして自分に無理なく続けられる合っている勉強法を探すことがとても大切です。

正しい勉強法については後ほど詳しく解説します。

毎日の勉強時間を確保できない

英語の上達には、週末にまとめて勉強するよりも、少しの時間でもいいので毎日英語に触れる学習者の方が確実に上手く英語が話せるようになります。

継続は力なり!やはり継続することはとても重要です。

しかし、忙しい社会人が毎日その時間を確保することが難しいことも承知しています。

よって、毎日の勉強時間を確保できない人でも、「空いた時間(スキマ時間)を有効活用する」ことを意識して下さい。

毎日の忙しいスケジュールの中で、英語の勉強に取り組む時間を作ることができない場合でも、空いた時間を有効活用することで勉強時間を確保することができます。たとえば、通勤中や待ち時間などに、スマートフォンやタブレットを使って英語の勉強をすることができます。

自分の英語力を知らない

先ずは自分の弱点(何が英語勉強に足りないのか)を知ることがとても大切です。

なぜなら、自分の英語力を把握していないと、自分に合った学習方法やレベルにあった学習教材を選ぶことができず、英語学習の成果が上がりにくくなるからです。

自分の英語力を正確に把握するためには、英語能力試験やオンラインの英語テストを受けることがオススメです。

次は気軽に受講できる、無料の英語能力試験やオンラインの英語テストです。

  1. EF Standard English Test:EF Education Firstが提供する無料の英語能力試験で、英語の読み書きとリスニングのスキルを測定できます。 https://www.efset.org/
  2. Cambridge English Placement Test:英国のCambridge Assessment Englishが提供する無料の英語能力テストで、英語の文法、読み書き、リスニング、スピーキングのスキルを測定できます。 https://www.cambridgeenglish.org/test-your-english/
  3. Duolingo English Test:Duolingoが提供する無料の英語能力テストで、英語のリスニング、読み書き、スピーキングのスキルを測定できます。 https://englishtest.duolingo.com/
  4. TOEIC Bridge Test:TOEICの小規模版で、初級~中級レベルの英語スキルを測定できます。TOEIC Bridgeは有料のテストですが、いくつかのオンライン英会話スクールや語学学校で無料のモックテストを提供しています。 https://www.iibc-global.org/toeic/toeicbridge/

自分の英語力を正確に把握することで、自分に合った学習方法を選び、自分のレベルにあった学習教材を使って、効率的に英会話のスキルを上達させることができます。

ひたすら難しい単語を覚えている

あなたが社会人だとしたらTOEICなどのテストが必須かと思いますが、ビジネス英語ばかり勉強していませんか?

ようするに、日常会話もままならないのに、触れている単語はビジネス英語ばかりという、本末転倒な勉強の仕方です。

それは次のステップですね。

海外の映画やドラマ、またに日常英会話も、『英語の単語一覧|初心者に必要な中学英単語1128個とアプリや覚え方』でも書いているように、中学校で習う1200前後の単語で約90%が成立しているのをしっていますか?

中学英語は知っているよ!という方でも、それを上手く使いこなせていないから英会話が上達しないのです。

難しい単語を知るより、先ずは基本中の基本の単語を会話の中で使いこなせるようになるのがとても重要なのです。

おすすめのアプリは後ほどご紹介します。

リスニングばかりしている(またはリスニング不足)

英語が上手く話せないのに、自分が好きな映画やニュースばかり聞いて、「聞けるようになった」という段階で自己満足していませんか?

英語が少し聞けるようになるリスニング力が身に付いても、それから抜け出せない人が多いです。

少しでも聞けるようになったら、「アウトプット」も必要になります。

ネイティブの子供がインプットとアウトプットでミスを繰り返しながら英語を習得するのと同じ過程で、この同時進行がとても大切で目を背けてはいけません。

または、その逆でリスニング力が付いたと自己満足で、実はそこまでの実力が無いケースもあります。

ようするにリスニング(インプット)不足です。

よって、定期的に先ほどご紹介した英語力テストを受講することをおすすめしています。

英語を全然話していない

上記の続きとなりますが、やり方が分からないからと、毎日アウトプットの練習をしていない人が多いです。

つまりアウトプット不足です。

週に1回の英会話教室で英語は話すけど、それ以外は英語をアウトプットしないのであれば、上手くなるはずがありませんよね。

週末だけ何回も素振りをしても、打てるようにならないのはイメージができるかもしれませんが、これは英会話でも同じです。

常に、話すという癖付けをしていないと英会話は上達しません。

日本人の完璧主義が邪魔をしている

日本の教育自体が「減点法」です。

ようするに「間違えてはいけない」と教えられた方がとても多いです。これが英会話の上達の大きな壁になっているのも事実です。

完璧主義の性格は、自分自身に対して過度なプレッシャーをかけたり、失敗を恐れたりすることがあります。

英語を話すことは、語学学習の過程で必ずしも完璧ではないことを受け入れることが重要です。

英語に限らず、語学学習は、試行錯誤の過程であり、間違いや失敗を通じて成長するもだと思って下さい。

あなたは今まで日本語の表現を一切間違わずに今まで生きてきましたか?

国語の点数が全て100点じゃなかったはずです。

アウトプット量を増やす!独学で出来る英会話上達法

先ほども言いましたが、英会話が上達しない人の特徴の大きな1つが、アウトプット不足(スピーキング不足)です。

色々な特徴がありましたが、やっぱり話さないと上手くはなりません。

日本語の環境にいるならなおさら自分自身から英語環境を作って話す機会、またはアウトプットする機会を増やすしかありません。

我々は受験英語に慣れているので致し方ありませんが、英語を受け身、つまり「インプット」での勉強が基本となっています。

しかし、冒頭でも伝えたように、その解決方法が「オンライン英会話」や「英会話スクール」だけじゃないことはお分りいただけたかと思います。

英語のスピーキングが上達する!コツやおすすめの7つの勉強法と練習』でも説明しているのもありますが、掘り下げてご説明致します。

英語が上手くなっている人は、正しい方法でのアウトプット量がそうでない人と圧倒的に違うのです。

音読は本当にすごい効果が出る!

英文を声に出して読み上げるという英語の音読の勉強法は、英会話の上達に非常に役立ちます。以下は、英語の音読が英会話の上達に欠かせない理由です。

  1. 発音の改善:英語の音読は、発音の改善に大きく役立ちます。英語の発音は、他の言語と異なる部分が多くあります。正しい発音を身につけることで、より自然な英会話を行うことができます。
  2. リスニング力の向上:英語の音読は、リスニング力の向上にも役立ちます。正確に英語を発音することで、英語の音により敏感になり、より自然な英会話を理解することができます。
  3. スピーキング力の向上:英語の音読は、スピーキング力の向上にも役立ちます。英語の発音を正確に再現することで、自分自身のスピーキングスキルを改善することができます。
  4. 自信の向上:英語の音読を継続的に行うことで、自信をつけることができます。自信があれば、英語を話す際により自然な表現を行うことができます。

正しいやり方や詳細は『英語の音読|初心者も効果あり!6ステップとおすすめ無料アプリ・参考書』の記事をご参照ください。

ディクテーションかシャドーイングもおすすめ!

聞いた英語を書き出すという「ディクテーション」の勉強法は、英会話の上達に効果的なトレーニング方法の1つです。以下は、ディクテーションが英会話の上達に効果的な理由です。

  1. リスニング力の向上:ディクテーションは、リスニング力を向上させるために非常に効果的です。英語の音声を正確に聞き取り、文字に書き起こすことで、聞き取りの精度を高めることができます。
  2. スペルや文法の学習:ディクテーションは、スペルや文法の学習にも役立ちます。正確なスペルと文法を知ることは、英語の会話や文書作成において非常に重要な要素です。
  3. 聞き取り速度の向上:ディクテーションは、聞き取り速度を向上させるのにも役立ちます。英語を聞き取る能力が高まることで、より速いスピードで英語を理解することができます。
  4. 発音の改善:ディクテーションは、発音の改善にも役立ちます。正確に英語を聞き取ることで、英語の発音に敏感になり、自分自身の発音を改善することができます。

やり方などコツは、『英語のディクテーション|初心者でも効果あり!2つのコツとおすすめ教材』を参考して下さい。

また、英語に自信がついてきたら、英語の音声に影のように付いてき、ワンテンポ遅れで真似をして発音するというシャドーイングの勉強法があります。

しかし、シャドーイングは同時通訳のトレーニングとして開発された勉強法もので、先ずはディクテーションで自信を付けたらトライしてみましょう。

やり方は、『英語のシャドーイング|初心者には効果が出ない3つの原因とコツ』をご参考下さい。

英語の発音を上達させる勉強法

英会話の上達に発音は欠かせません。また日本語訛りを解消したいですね。

解決方法としては下記があります。

  • リスニング力を鍛える:英語の発音を正しく聞き取ることができるように、英語の音声に慣れるようにしましょう。英語の音声を頻繁に聞くことが重要です。
  • 発音記号を学ぶ:英語の発音記号を学び、正しい発音を学ぶことが大切です。英語の単語の発音を正確に知ることで、自分の発音を改善することができます。
  • ネイティブの口の動きを観察する:英語のラジオやテレビ、映画を英語で視聴し、口の動きを注意深く観察することができます。また、日本語字幕ではなく、英語の字幕を使用して、英語の発音を聞き取る練習をすることもできます。
  • 音読で自分の声を必ず録音してネイティブと比較する:先ほど紹介した音読の勉強法で必ず自分の声を録音するようにして下さい。リスニング力が鍛えられているのであれば、発音やイントネーションの違いが明確に分かってきます。

英語の発音|初心者でもネイティブ並みに話せる矯正練習法』の記事もご参考下さい。

英単語も同時に吸収しよう!

ビジネス英語ではなく、先ずは日常英会話レベルの英単語を吸収すると効率がUPします。

しかし、ここで注意してほしいのが、英単語単体で覚える、または英単語帳をめくりながら覚えるのではなく、英文という線で覚える意識でいて下さい。

単語単体の点ではなく、英文という線で覚える。そのことで、どの場面でどのようにその単語が使われているのか自然と分かってくるので、英会話の上達にそのまま直結します。

英単語を単体で覚えるのではなく、英文として覚えたい場合におすすめのアプリは「Duolingo」や「Memrise」です。

Duolingoは、英語の文法や単語を楽しく学ぶことができるアプリです。短い英文を読み、聞き、書く練習を通じて英語のリーディングスキル、リスニングスキル、スピーキングスキルを練習することができます。また、マッチングゲームや単語復習機能もあり、単語だけでなく英文としての語彙力も身につけられます。

Duolingoのリンク:https://www.duolingo.com/

Memriseは、英単語をマスターするためのアプリで、実際の英文を用いた学習コースを提供しています。英文の中に出てくる単語を覚えることで、英語をより自然な形で身につけることができます。また、マッチングゲームや単語復習機能もあり、英文としての語彙力を向上させることができます。

Memriseのリンク:https://www.memrise.com/

どちらのアプリも、楽しく英語学習をすることができ、英文としての語彙力を向上させることができます。おすすめですので、ぜひ試してみてください。

独り言で英語をつぶやく!

オンライン英会話の時間だけアウトプットをしたぐらいじゃアウトプット量が全然足りません。

それ以外に時間で大切なのが、「英語を自分で話す(独り言)」という勉強法です。

コツなど詳しくは『英語の勉強|「独り言」の効果は絶大!4つの正しいやり方とコツなど』を確認して頂きたいのですが、基本的に下記の設定で独り言でアウトプットします。

  • 自分の行動の独り言 → I see a man there.(そこにいる男性を見ている)など
  • 他の誰かと妄想しての独り言 → 例えば、他の職業の人になって話しているのを妄想することで会話力の幅が広がります。

日記を書く!おすすめのアプリや教材

日記を書くこともアウトプットの練習になりますが、それを音読するととても効果的です。

英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』に書いている例文などを参考にしていいのですが、会話の多くが過去形であるので、「相手に伝える」というトレーニングになります。

また、基本は中学英語を使っていいのですが、それでも自分が使いたい単語を調べたりもするはずです。

先ほど紹介したように、文章で音読することで英単語も覚えやすくなります

要するに、あなたがよく使う単語が日記を書くことで浮き出てきて、それを覚えることで英会話力がUPしていきます。

でも、自分が作った英文や日記が正しいのか不安になりますね。間違った表現をそのまま覚えてしまっては英会話上達の妨げになります。

そんな時におすすめの添削アプリがあります。それは無料で使える「Grammarly」です。

「Grammarly」は、英文の文法やスペル、表現などを自動的にチェックしてくれるアプリです。日記を書いた際に、Grammarlyのアプリやウェブサイトにコピーペーストするだけで、文法やスペルのミスを簡単に発見することができます。

また、Grammarlyはプレミアムバージョンがあり、より高度な文法チェックや文章の流れの改善など、より詳細な添削サービスを提供しています。

「Grammarly」のリンクは以下の通りです:

アプリを使ってAIと会話する!おすすめのアプリなど

実際のネイティブとのオンライン英会話は恥ずかしいという初心者の方、また、独り言ばかりはつまらないという方は、『最新!【TOEIC満点者がおすすめ】の英会話アプリ10選』でも紹介しているAIアプリがおすすめです。

他にも次のような機能も活用できます。

1.「Microsoft の AI チャットボット Zo」 「Zo」は、マイクロソフトが開発したAIチャットボットです。英語でのチャットが可能で、テキストベースのコミュニケーションを通じて、自然言語での会話ができます。

2.「IBM Watson Assistant」 「IBM Watson Assistant」は、IBMが開発したAIアシスタントです。英語での会話が可能で、音声入力によって自然言語での質問や応答ができます。また、カスタムAPIを使用して、企業が独自の知識ベースを統合することもできます。

3.「Google Assistant」 「Google Assistant」は、Googleが開発したAIアシスタントで、英語を含む多数の言語で会話ができます。音声やテキストで質問やコマンドを入力することができ、自然言語に対応しています。

以上が、英語でのコンピューターとの会話ができるAIアプリの例です。他にも、Amazonの「Alexa」やAppleの「Siri」など、多数のAIアシスタントがあります。

つまり、コンピューターと会話をするもので、特に英語に自信が無い初心者の方が英会話のアウトプットに慣れるにはとても便利です。

スキマ時間にドンドン話す癖を付けることが可能です。

リスニングは必須!おすすめのアプリなど

言語習得の基本はリスニングです。これができないとアウトプットは上手くなりません。根本的なリスニング力不足の可能性もあるので、その場合は本記事の勉強法を実践する前に「英語耳」をある程度身に付けましょう。

英語が聞けないのに、英語がペラペラという人は一人もいません。留学しても英語が上達しない人のほとんどがこのリスニングでまずつまずいているのです。

それなのに英語をアウトプットしなければいけないので、身に付けるための能力が逆転している環境にいるのです。これはとても辛いことです。

リスニングを上達しない人は、まずは『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』の記事を参考にしてみて下さい。

また、英会話が上達するためのおすすめのリスニングアプリには、以下のようなものがあります。

1.「リスニングディクテーション」 iOSおよびAndroidで利用可能な「リスニングディクテーション」は、TEDトークやニュース番組などの様々な音声コンテンツから選択できます。機能の1つに、選択したトピックに関連する単語やフレーズの解説があるため、リスニングの理解を深めることができます。アプリのリンクはこちらです:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%8B%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3/id932891042

2.「VOA Learning English」 「VOA Learning English」は、Voice of Americaによって提供される無料のリスニングアプリです。アプリ内には、ビジネス、教育、健康、科学、文化など、様々なトピックのオーディオやビデオがあり、全てのコンテンツにはトランスクリプトも付属しています。アプリのリンクはこちらです:https://learningenglish.voanews.com/p/5611.html

3.「BBC Learning English」 「BBC Learning English」は、BBCが提供する無料のリスニングアプリです。アプリには、ビジネス、文化、スポーツ、ニュースなど、様々なトピックのオーディオがあり、毎週更新されます。アプリのリンクはこちらです:https://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/english-at-work

これらのアプリは、リスニング力を鍛えるために役立つように設計されています。英会話の上達には欠かせません。

上達を実感するには英語の資格(スピーキング)をおすすめ!

何となく英語が上手くなってきたかな?と思ってどれくらい伸びているのかわかりませよね。

そんな時は英語の資格を取ることをおすすめしています。

おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』でも説明している、TOEICや英検などは、とても大切な上達の指標にもなります。

また、スピーキングに特化したテストを受けてみるのもいいでしょう。

英語のスピーキングに特化したテストとしては、以下のようなものがあります。

  1. TOEFL iBT Speaking Test TOEFL iBTは、大学入学資格を持つ人が受ける英語能力試験です。この試験には、スピーキングテストが含まれており、4つの課題があります。テストの詳細については、以下のリンクをご覧ください:https://www.ets.org/s/toefl/ibt/about/content/speaking/
  2. IELTS Speaking Test IELTSは、世界中で広く受けられている英語能力試験です。この試験には、スピーキングテストが含まれており、3つのパートがあります。テストの詳細については、以下のリンクをご覧ください:https://www.ielts.org/about/assessment-partners/ielts-speaking-test
  3. PTE Academic Speaking Test PTE Academicは、ビジネスや教育分野での英語力を評価するための試験です。この試験には、スピーキングセクションが含まれており、5つの課題があります。テストの詳細については、以下のリンクをご覧ください:https://pearsonpte.com/about/test-format/speaking/

ダラダラと勉強や英会話をするよりも、何か目標を立てて英会話の上達を目指す方が勉強も継続しやすく、短時間でそれが可能にもなります。

精神論ではありませんが、「やる気」の部分の継続がとても難しいので、是非参考にしてみて下さい。

おすすめの英会話スクール(オンライン英会話など)と活用法

さて、基礎力が付いてきたら、やはりネイティブと外国人と多く話すことが英会話上達にはとても重要になってきます。

はやり「実際に相手と話す(スピーキング・アウトプット)」ことですね。

これから英会話教室に通いたいという方は、選び方も重要ですので、下記の関連記事が参考になります。

<英会話教室に関する記事>
・TOEIC満点者おすすめ!5つの初心者や社会人向け英会話教室
・出会いがある大人向け英会話教室9選
・【BEST3抽出】大手格安まで大人の英会話教室の料金比較

いかは、その中でもおすすめしているオンライン英会話や英会話教室の一部です。

  1. iTalki (https://www.italki.com/)

iTalkiは世界中の講師からレッスンを選べるオンライン英会話教室です。初心者から上級者まで幅広く対応しており、リーズナブルな価格帯も魅力的です。講師の質が高く、レッスンも自分のペースで予約できるので、継続的な学習に向いています。

  1. Verbling (https://www.verbling.com/)

Verblingは、オンライン英会話教室の中でも人気の高いサービスです。豊富な講師陣がいるので、自分に合った講師を選びやすいというメリットがあります。また、マンツーマンレッスンだけでなく、グループレッスンもあるので、お得に学びたい方にもおすすめです。

  1. Cambly (https://www.cambly.com/)

Camblyは、ネイティブ講師とチャット形式で英会話が学べるサービスです。24時間いつでもレッスンが受けられるので、自分のスケジュールに合わせて学習できるのが特徴です。また、料金もリーズナブルなので、気軽に始められます。

  1. Engoo (https://engoo.com/)

Engooは、マンツーマンレッスンがメインのオンライン英会話教室です。講師はフィリピンを中心に世界中から集められており、リーズナブルな価格帯が特徴です。また、ビジネス英語や英検対策などのコースもあるので、目的に合わせた学習が可能です。

日本人講師ではなく外国人を選ぶ

オンライン英会話や実際の英会話スクールで、日本人の講師が在籍しているところも多いです。

最初は不安だから日本人講師にしたい気持ちもわかりますが、もうある程度基礎の英語力が付いている段階での入会なので、「外国人講師」を積極的に選ぶようにしましょう。

オンライン英会話においては外国人講師の方が効果的とされています。その理由は以下のようなものがあります。

  1. 英語の環境を作れる 外国人講師と話すことで、英語でのコミュニケーションが可能となり、英語の環境を作ることができます。これにより、英語に慣れることができ、リスニング力やスピーキング力が向上する可能性があります。
  2. ネイティブスピーカーの発音が聞ける 外国人講師はネイティブスピーカーであるため、正しい発音が聞けることがメリットの一つです。また、地域ごとのアクセントや文化的な背景も知ることができ、より実践的な英語を学ぶことができます。
  3. 文化的な交流ができる 外国人講師と話すことで、英語圏の文化や習慣を知ることができます。また、異文化交流を通じて、自分の知らないことや新しいことを学ぶことができます。

英語が話せるようになる、英会話が上達するという事は、単純に言語上達だけじゃなく、外国人へのアレルギー解消、また異文化を知ることにもつなげないと意味がありません。

オンライン英会話を録音して復習

オンライン英会話15社を比較|おすすめ!初心者や子供でも効果が出る』で紹介している通り、今はいつでも、どこでも英会話のアウトプットができる環境があります。

これを使わない手はないですよね。

既に、いずれからのオンライン英会話や教室に入会されている方で、上達を感じない人は次のことを実践していないことが多いです。

  • 一人の先生に固定して話している → 慣れ合いになり上達より楽しさを優先している
  • 質問をしていない → あなただけが質問に答えるという形でそれは会話ではない
  • 録音していない → 話したという自己満足でレッスンを終了

つまり、その逆をやればいいだけです。

  • 先生を毎回変えて話す → 自己紹介や会話の流れをマスターできる
  • 先生にも質問をする → 英会話になる
  • 会話を録音して復習する → 自分の発音は通じているのか?自分の弱点はどこなのか?などの発見になる

分からないことを積極的に英語で質問する

先ほどの「外国人講師を選ぶ」の続きになりますが、分からないことは日本語ではなく英語で聞くことです。

英会話はキャッチボールです。

あなたが、講師の質問に答えるだけじゃなく、「英語で質問する」という癖もつけて下さい。まさしくこれが英会話の形ですね。

そして、知らないことを何となく放置するのではなく、英語で質問して、英語で答えを聞いて、英語で考えるという英会話の上達にそのまま直結する勉強法の1つになります。

ビジネス英語はどうする?

もう基礎的な英語力、日常会話がある程度できてきた次のステップがビジネス英会話ですが、次のようなタイミングいいかもしれません。

英会話上達に必須ではありませんが、どうしても仕事で必要な場合は留意しておいて下さい。

  1. 就職・転職活動中 ビジネス英会話は、就職活動中に役立つことが多いため、就職活動中に勉強することをおすすめします。履歴書や面接での英語力が求められる場合があり、ビジネス英会話のスキルを持っているとアピールできます。
  2. 新しい仕事を始める前 新しい仕事を始める前に、ビジネス英会話を学んでおくことで、職場でのコミュニケーションやビジネスメールのやりとりがスムーズになる可能性があります。
  3. 定期的にビジネス英会話が必要な仕事をしている場合 ビジネス英会話が必要な仕事をしている場合は、定期的に勉強してスキルを維持することが重要です。会話力を伸ばすために、ビジネス英会話を日常的に取り入れることができるような環境を作るとよいでしょう。
  4. 自分のスケジュールに合わせて ビジネス英会話を勉強するタイミングは、個人のスケジュールに合わせて決めることが大切です。自分のペースで学べるオンライン英会話やスクール、書籍などを活用することで、自分に合った勉強方法を見つけることができます。

ビジネス英語を勉強する際は、『ビジネス英語フレーズ|絶対に押さえておきたい8つのコツと勉強法』の記事も参考にしてみて下さい。

英会話はいつ上達するの?勉強時間や期間

今回のまとめのような形なりますが、勉強時間などは下記を参考にして下さい。

初心者が英会話を上達させるためには、以下のような勉強時間や期間が必要です。

  1. 毎日最低30分から1時間は英語に触れる: 英語のリスニングや英語表現に慣れるために、毎日最低30分から1時間程度は英語に触れるようにしましょう。例えば、英語のテレビ番組や映画を見たり、英語の音声教材を聴いたり、英語のニュースやポッドキャストを聴いたりすると良いでしょう。
  2. テキストやオンライン教材で基礎を学ぶ: 初心者の場合、まずは英語の基礎を学ぶことが必要です。英語の文法や語彙、発音ルールなどを学ぶために、テキストやオンライン教材を利用しましょう。週に数回、1回30分から1時間程度の勉強を継続すると良いでしょう。
  3. 定期的にスピーキングの練習をする: 英会話を上達させるためには、スピーキングの練習が欠かせません。毎日少しずつでも、定期的にスピーキングの練習をするようにしましょう。
  4. オンライン英会話やスクールに通う: 英語を話す環境に身を置くことで、より早く英会話のスキルを上達させることができます。オンライン英会話やスクールに通い、週に数回、1回30分から1時間程度のレッスンを受けると良いでしょう。

上達までの期間は個人差がありますが、上記のような勉強時間や継続期間を実践することで、数ヶ月から1年程度で初心者レベルから中級レベルまで上達することができます。

まとめ:一日の勉強サイクルを決めて習慣化するだけ!

例えば、あなたが社会人で電車通勤をしているとしましょう。

その場合、通勤中から就寝までの一連の中での習慣づけをするだけでも、今まで停滞していた英会話力に進捗が生まれます。

下記がその例です。

  • 通勤中:録音したオンライン英会話の復習、またはNetflixなどの動画での映画・ドラマ鑑賞、または洋楽を聴いて英語に触れる習慣を付ける
  • 休み時間:会社までの道のり(徒歩)や昼休みなど、独り言トレーニングでつぶやく
  • 帰宅中:(通勤中と同じ練習)
  • 就寝前:日記を書いて音読

電車内で見る海外ドラマや映画に関しては、『英語の勉強|映画や海外ドラマは初心者にも効果あり!おすすめ17選』をご参考下さい。

また、『スマホで英語の勉強|今日から出来る!4つの方法とおすすめアプリ』でも書いているように、スマホの言語を英語設定にして、スケジュールなども英語で記入することで、スマホを見た瞬間に常に英語脳のスイッチをオンにできるようにしておくのも上達法の1つでもあります。

バイリンガルが日本語を話しているのに、急に英語を話せるのと同じ感覚です。英語脳へのスイッチのON/OFFの習慣を付けます。

日本語脳のままでは英語も英会話も上達しないのでおすすめの対策の1つです。是非、参考にしてみて下さい。

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