
海外ドラマや映画、海外ニュース、youtubeなどで費用対効果が合わないような高額の英会話スクールに行かないで、無料で英会話スキルを伸ばしたい人もいるかと思います。
英会話スキルは無料でもやり方次第で伸ばすことは可能です。
【目次】
1 無料で学べる英会話サイトや英語教材
1-1 無料英会話サイト|Youtube
1-2 無料英会話サイト|海外ドラマ、映画
1-3 無料英会話サイト|CNN,BBC,NHK等のニュース
1-4 無料英会話サイト|プレゼンや名スピーチの動画「TED」
1-5 無料英会話サイト|ご自身のお手持ちの英会話本や教材
1-6 無料英会話サイト|英会話の無料アプリ
1-7 無料英会話サイト|ビジネス・経営などビジネス英会話
1-8 無料英会話サイト|海外の大学講義
1-9 無料英会話サイト|オーディオブック
1-10 無料英会話サイト|子供向けの無料英会話教材
1-11 無料英会話サイト|日本について紹介した英会話動画
2 無料学習法|英会話も「音」から集中する
2-1 無料英会話法|最初の音に集中する
2-2 英語と日本語の会話構造の違い
2-3 無料英会話法|頭の方から徐々に聞ける音を増やす
2-4 英会話全体のリズム感を捉える
2-5 英会話動画をディクテーションする
3 無料英会話法|音をイメージで捉えること
3-1 英会話の音声をイメージ化する
3-2 英会話の中身を日本語でイメージ化
3-3 SVOレベルだけで単語の文字や音声をイメージ化させる
4 無料英会話法|各コマの状況からアウトプット
4-1 英会話ができる能力=英語で説明する力
4-2 無料で英会話で説明する力を身につける方法
4-3 無料英会話法|アウトプットのコツ
4-4 SVOだけでアウトプット
4-5 慣れて来たらSVOの後を増やしていく
5 最後に英会話スクールやオンライン英会話で会話で実践を積む
1 無料で学べる英会話サイトや英語教材

まずは、自分の目的に合う英会話の素材を選びましょう。
お手持ちのテキストやCD教材、インターネット上など無料の英会話教材というのはたくさんありますので、興味の持てる分野を選んでみてください。
1-1 無料英会話サイト|Youtube
先ずは、「Youtube」のサイト(https://www.youtube.com/)へアクセスします。
トップページの左カラムに、
□ youtubeで人気
□ 音楽
□ スポーツ
□ ゲーム
□ 映画
□ テレビ番組
□ ニュース
□ ライブ
といった、ジャンル別でも人気動画やおすすめ動画が表示されます。
無料で英会話学習に活用するなら、まず言語を「英語」に設定して、「言語(Language)」と「国や地域(Location)」の表示を、“English”や“Worldwide(all)にしておきましょう。これで無料で英会話のチャンネルが広がります。
1-2 無料英会話サイト|海外ドラマ、映画
海外ドラマや映画を使って、無料で英会話力を伸ばしたい人は、huluなどの月額有料以外にも、「Craze Digital Movies」(https://www.youtube.com/user/crazedigitalmovies)で多数の映画が無料でアップされています。少し古い作品が多いですが、すべて無料で英会話を学べます。
また、『英語勉強を映画で実践|おすすめドラマも活用!3つの手順』の記事にて英会話・英語習得に最適な海外ドラマや映画の選び方などを解説しているのでご参考下さい。
1-3 無料英会話サイト|CNN,BBC,NHK等のニュース
ニュース番組で英会話を学びたい人も、CNNやBBCのような英語ニュースの番組が各HPやアプリから無料で視聴できるようになっています。
また、英会話初心者で難易度を簡単にしたい人であれば、VOA(Voice of America)です。
VOAはもともとアメリカ以外の国にアメリカのニュースを伝える目的でニュース配信されているので、日本人でも分かりやすい内容構成です。英会話学習者用によりやさしい英語で配信している「VOA Learning English」もあります。
『おすすめの英語ニュース|無料サイトやアプリなど7選と勉強法』の記事で詳しく紹介しているので参考にしてみて下さい。
1-4 無料英会話サイト|プレゼンや名スピーチの動画「TED」
「TED」とは、Technology、Entertainment、Designの略で、世界の各分野における超一流の人が年に1回集まって開かれる会議です。
このサイトの「TED.com」(http://www.ted.com/)に講演動画がアップされています。
また、「TED」の日本語サイトにいけば、日本語のトランスクリプションもついています。
1-5 無料英会話サイト|ご自身のお手持ちの英会話本や教材
また、過去に英会話教材や英会話のテキストを買ったけどそのまま使っていない人は、お手持ちの英会話本やテキスト、教材を使って、再チャレンジしましょう。
英会話力を伸ばす方法や手順は下記の2章からを参照してください。
1-6 無料英会話サイト|英会話の無料アプリ
スマホで簡単に英会話を無料学習したい人は、ここで紹介しているサイトなどアプリ版で出ているものがたくさんあります。
App storeやGoogle playなどで、『英語・英会話・TOEIC勉強におすすめの無料アプリ10選』の記事でおすすめしているようなアプリで目的に合ったものを先ずは使ってみてましょう!
楽しみながら継続できるのがベストです。
1-7 無料英会話サイト|ビジネス・経営などビジネス英会話
ビジネスや経営に関心がある人であれば、世界で最も人気の大学院の一つでもある、ハーバード・ビジネススクール(HBS)がチャンネル(http://www.hbs.edu/)を開設していますので、そこでたくさんの動画を無料でビジネス英会話向けに学べます。
競争戦略で著名で日本でもベストセラー本となったマイケル・E・ポーター教授の講義動画なども配信されています。
1-8 無料英会話サイト|海外の大学講義
無料英会話サイトでは、全米のさまざまな大学が公式チャンネルを開設し、講義やインタビューなどの動画を配信しています。
ハーバード、コロンビア、スタンフォード、イェール、プリンストン、マサチューセッツ大学(MIT)など有名大学も難易度は高いのもありますが、無料で視聴できます。
大学チャンネルの探し方は、Youtube上で大学名を検索したり、「Youtube EDU (https://www.youtube.com/education?b=400)という特設サイトもあります。
日本でもベストセラーで有名なマイケル・サンデル教授の「Justice(正義)」やカーネギーメロン大学のランディ・パウシュ教授がガンで亡くなる直前に行った「最後の授業」など全米で話題になった動画など、世界中の名講義も無料の英会話教材として活用することができます。
1-9 無料英会話サイト|オーディオブック
無料で英語のオーディブックを使って英会話学習したい人は、Librivox(https://librivox.org/)のサイトで著作権切れの書籍を無料で読めて聞くことができます。
作者、タイトル、ジャンル、言語で絞り込めます。
1-10 無料英会話サイト|子供向けの無料英会話教材
初心者や子ども向けに最適なのがアメリカのアニメや子ども向け番組です。
やさしい英会話中心で映像も豊富なので、比較的聞き取りやすいのが特徴です。
例えば、アメリカの子ども向け教育番組の定番「セサミストリート」(https://www.youtube.com/user/SesameStreet)などがあります。
元々、子どもが楽しみながら英会話などの学習ができるように作られていますので、無料で英会話を学ぶ上でも始めやすいです。その他にも「ザ・シンプソンズ」など英会話を学べる素材がたくさんあります。
1-11 無料英会話サイト|日本について紹介した英会話動画
外国人と英会話する中で話題になるのがお互いの国や文化のこと。
日本について紹介した無料で英会話学習できるサイトとして、「TheJapanChannel.com」(http://thejapanchannel.com/)というのがあります。
他にも、日本の伝統文化について無料で英会話の勉強ができる番組サイト「ナショナルジオグラフィックチャンネル」もYoutubeで見れます。
2 無料学習法|英会話も「音」から集中する
無料の英会話教材や素材を選んだら、正しい言語習得に沿った進め方で英会話力を伸ばしていきます。
また、英語に挫折した方、英語が苦手だった方でも、誰でも簡単に取り組めるようにしたメソッドをご紹介しますので、そちらも合わせて参考にしていただければと思います。
『オンライン英会話や教室で効果を出す!重要な3つの事前学習』のように、実際に英語を話す前に必要なスキルと学習となります。
挫折しないために大変重要なプロセスとなります。
2-1 無料英会話法|最初の音に集中する
英会話のスキルを伸ばす場合も、まず大事なのが、音に集中することです。
多くの人は英会話スクールに通ったり、アウトプット学習をいきなり始めようとします。
ですが、最初のインプットがなければ英会話を自由自在にアウトプットできるスキルを身に着けることができません。
2-2 英語と日本語の会話構造の違い
なぜ、インプットが重要かというと、英会話スキルがない人ほど未だ日本語の頭の構造のままアウトプットしようとするからです。
英語と日本語の会話構造は全く違います。
英語は前の方に重要な情報が含まれているのに対して、日本語は後の方に重要な情報が含まれています。
例えば、
「He did not eat out.」⇔「彼は外食しませんでした」
の英語と日本語の情報の位置を見比べてみて下さい。
彼は外食したのか?しなかったのか?外食をするのか?しないのか?
英語の場合は最初でその事実がわかりますが、日本語の場合は最後を聞かないと結果はどうなのかがわからないですよね。
この意味がどういうことかというと、私たち日本人は会話を理解する上で、生まれてから今まで無意識で最後の方に耳を傾けるように頭の中にインプットされてしまっているということです。
だから、この感覚で英会話でも、無意識が勝手に英語の音も最後の方ばかりを聞いちゃって会話を理解できなかったりしているのです。
ですから、最初のインプットの段階からリスニングも含めて、音に集中しながら頭の構造を逆転させなければいけません。
2-3 無料英会話法|頭の方から徐々に聞ける音を増やす
2-3-1 英会話の各英文で最初の1語~3語に集中する
そこで、まずは1章での英会話の教材や素材を使ってやることは、動画や音声の会話を聞いている中で、最初の1語~3語の音に耳を集中させていくことです。
これを続けると、実際の塾も次々に変化を起こしているのですが、日本語を介せずに英語の音が英語のままスラスラ入ってくるような英語耳ができていきます。
2-3-2 英会話の音を聞く数を頭から増やしていく
また、リスニング力や英会話力に個人差があると思いますが、最初の1語や3語に集中できるようになってきたら、次は最初の5語を聞いて見たり、音の語数を増やしてください。
2-4 英会話全体のリズム感を捉える
最終的には、この音に集中していく中で最後まで聞けるような持久力をつけていきます。
特に、意味を理解するのではなくここでは音に集中するだけにして、英語独特のリズム感覚に慣れていく事です。
2-5 英会話動画をディクテーションする
英会話スキルを身に着ける上で大事なのは、最初に音に集中することでしたが、この音に関しては、いよいよ仕上げとなります。
最後にディクテーションを行います。
ディクテーションとは、英会話の教材や素材で聞こえた音をそのまま書き出していくことです。この段階でも音に集中することですので、聞こえた音をそのまま書いて行きます。
例えば、「apple」が「アポ―」と聞こえたなら正しい文字で書くよりも、「apou」などそのままの音として書き出すことの方が英会話スキル、リスニングスキルなど英語力がよっぽど伸びます。
ディクテーションについては、その効果と理由を『英語のディクテーション|初心者には効果がある!2つの理由』にも記載しています。
3 無料英会話法|音をイメージで捉えること
ここまで英会話の教材や素材を使って、「音」として捉えられるようになったら、次に英会話力を伸ばす上で必要なのが、耳から入ってきた英会話の音を文字化するのではなく、イメージ化することです。
3-1 英会話の音声をイメージ化する
例えば、「an apple」と聞いた時に、「(一つの)りんご」という「文字」ではなく、使用している英会話の会話の状況で想像される(一つの)りんごの絵や自分の中で思い浮かぶ絵をイメージします。
英会話力がある日本人やネイティブなどは「英語の会話で日本語が全く出てこない」のですが、それは無意識の感覚でイメージとして捉えているからです。
この聴覚と視覚の連動力こそ、英会話力のキーとなります。
3-2 英会話の中身を日本語でイメージ化
ただし、使用している英会話のドラマや教材、ニュースといった映像などで、イメージしようとしても知らない単語ばかりで全然進まない方もいるかと思います。
注意するのが、日本語化したからといって、文字化と一緒にしないことです。あくまでイメージを簡単に想起させるために日本語を使っているだけです。
ここでしっかりと頭の中に英会話の素材をイメージ化させましょう。
3-3 SVOレベルだけで単語の文字や音声をイメージ化させる
これをお読みの方で英会話の初心者の方もいらっしゃるかと思います。英会話力がまだまだ発展途上だと言う人は、まずはSVO(主語、動詞、目的語)くらいだけでイメージ化していくことです。
英語でも日本語でも言語では主語、動詞、目的語がわかると大枠はつかめるはずですし、赤ちゃんが語学習得するプロセスにおいても同じように簡単で分かる部分から理解していきます。
いきなり欲張らないで英会話の土台部分から固めていきましょう。
4 無料英会話法|各コマの状況からアウトプット
ここまでで音からイメージ化ができてくれば英会話力もグングン伸ばすことができるようになります。
そして、次がようやく英会話のアウトプットするための方法をお伝えします。
4-1 英会話ができる能力=英語で説明する力
スラスラと英会話を話せるようになるために大切な能力が「英語で説明する力」となります。
例えば、日本語で「昨日は何をしていましたか?」と聞かれたとしましょう。
おそらく、あなたは「昨日した行動などを思い出して、それを相手に説明しよう」という思考回路が働くはずです。
なぜ、こうした思考ができて、答え方ができるのかというと、それはあなたに日本語の基礎能力、つまり、「ものごとを説明する力」が備わっているからです。
特に、日本人は英語をアウトプットすることが苦手なのですが、英会話やスピーキングを上達させるためには、「ものごとを説明する能力」を英語でできるようになるだけです。
英会話はリスニングと説明の繰り返しといっても過言ではありません。“常に自分が答える、説明する”。その感覚を身につけることです。
4-2 無料で英会話で説明する力を身につける方法
では、英会話力のスキルとして、英語で説明する力はどのように身につけるのか?
それは、ご自身で無料で英会話学習の素材として使っているものから、一部の静止画の映像や画面からその状況を予想して、言葉で説明することです。
4-3 無料英会話法|アウトプットのコツ
もちろん、いきなり英会話でアウトプットができる人も少ないでしょう。
英会話のアプトプットのコツとして、最初は主語だけでも構いません。最初に主語が何かを考える癖を身につけることです。
『偏差値40から独学でTOEIC満点を取得した英語勉強法』の記事でも解説しているように、つぶやくという癖付けが大切です。
4-4 SVOだけでアウトプット
まずは主語が何かを考える。次に動詞は何かを考えます。
つまり、最初にSVOの順番で考えるということです。これを繰り返していくうちに、だんだん英会話スキルがアップしていきますが、もちろん、間違っていても問題ありません。
非常によく出来ていて、間違うほど自分がアウトプットする時の弱点もわかるようになります。自分はそこが不得意なんだということが、英語を表現するときに弱点としてわかるのです。
4-5 慣れて来たらSVOの後を増やしていく
そして、慣れてきたら、ようやくSVOの後の単語も増やしていってください。間違ってもいいので自分なりに予想して英会話のアウトプットをする、そして実際の英会話では何を話すかを確認してみてください。
これには、アウトプットの癖付けとして英語で日記を書くことが効果を発揮します。『英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』にて日記の書き方を参考にしてみて下さい。
5 最後に英会話スクールやオンライン英会話で会話で実践を積む
ようやく、最後で英会話スキルを伸ばす方法として、英語で考え、そして英語で話すという実践でネイティブと話すアウトプット型のトレーニングを行います。
ここで初めて英会話学校に行ってOKですし、オンライン英会話などインターネットでマンツーマン英会話が出来るサービスも多く存在しますので是非活用して下さい。
その際は、『TOEIC満点者おすすめ!初心者や社会人に最適な5つの英会話教室』でも解説しているように、話す時間などが長い「マンツーマン(プライベートレッスン)」をお勧めしています。
また、今は初回、または数回無料レッスンを設けている英会話教室がほとんどなので、そのような無料サービスも利用してみましょう。
コメント