英語の勉強は何をするのが効果的なの?英語が話せるようになる具体的な勉強法が知りたいと思っている人もいるでしょう。
当時、勉強で落ちこぼれだった私も、海外への憧れはあったのですが、何をどう勉強したらいいのか分からず、英語が全然伸びませんでした。
目次
私が時間を無駄にした間違った英語勉強法
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私が英語を習得するぞ!と一念発起して先ず取り組んだのが、「単語の暗記」でした。
単語さえ覚えれば、「リスニング」、「リーディング」、「ライティング」、ましてや英会話の力も取得できる近道だ!と思ったからです。
いわゆる、単語帳というのを作り、それにひたすら単語、和訳を書いて受験生のようにひたすら単語を覚えようとしました。「1日50単語を覚えるぞ!」とちゃんと目標を立てたのですが、全く頭に入ってこない!
次の日には忘れている、という現象の連続でした。
同時に実践したのが、「NHKの英語吹き替え」で、リスニング力を身に付けようと思ったのです。また、NHKとは別に当時放送されていた「フルハウス」という30分ぐらいの「海外ドラマ」も必死に見ていました。
単語帳で英語に触れているにも関わらず、何をいっているのかチンプンカンプンだったのを鮮明に覚えています。何の言語?と思ったくらいです。
それでも諦めず、「単語力が足りないんだ!」と思って、図書館に行って「英字新聞」を英和辞書片手に必死に意味を調べていました。
それで、受験生が手に取るような問題集を解いたり、NHKやドラマを何度聞いても全く英語力は付いていませんでした。
じゃあ、それなら「英文法」をやろう!とやけくそになりました。もちろん、難しすぎて逆に英語を再度大嫌いになっていました。
これらの勉強を約半年間は続けたでしょうか。全く時間の無駄でした。
この時、私が将来、英検1級・TOEIC満点を一発で取得するなんて誰も想像できませんでした。それくらいの英語力だったということです。
その時にTOEICを受けていたら、最低限必要とされている500点すら絶対に取れていない自信があります。
初心者必見!1か月で私の英語力を劇的に変えた勉強法
「単語の暗記」、「英語のドラマ」、「英字新聞」、「英文法」と、英語の勉強法としてその当時思い当たることは全てやったつもりでしたが、それが逆効果でした。
言語学の本からの大発見
それでも諦めきれずに、ふと「言語学」の本を手にしていました。どこかにヒントがないか必死だったんですね(笑)。
そこですぐに目に留まったのが、「文型」という言葉でした。
ようするに、「言語の並び順(語順)」です。英文法の基礎的なものですが、とても大切な英語の根本的な基本となるものです。
今となってみれば当たり前のことなのですが、その当時は自分にとって大発見で、英語力を飛躍的伸ばしてくれた事実だったのです。
つまり、簡単な文系でいうと、日本語は次の画像のように構成されています。
- S:Subject (主語)- 私は
- O : Object (目的語)- りんごを1つ
- V:Verb (動詞) - 食べました
一方、英語はというと、下記のようになっています。
- S:Subject (主語)- I
- V:Verb (動詞) - eat
- O : Object (目的語)- an apple
ようするに、「誰が何をした・しない・未来など」という重要な情報は必ず、英語は最初にくるということです。これが大発見でした!
あなたは、こんな経験ありませんか?
- 外国人の英語:「・・・・・・・Japan.」
- あなたが聞こえた英語:最後の「Japan」のみ
私たち日本人は日本語に触れて生活をしているので、ここでは「動詞」、つまり「V」の大事な情報が最後にくるので、耳が自然と最後に集中しているということです。
しかし、英語は全くの逆で、最初に大事な情報がきます。
この癖を取り除くだけで「英語が分かるようになるのでは?」と思って、次の勉強法を試してみたのです。
この文型については、『英語の5文型(語順)の見分け方・例文と簡単マスター勉強法』でも詳しく解説しています。必須ではありませんが、一度目を通しておいてもいいかもしれません。
社会人おすすめ!英語が聞き取れてくる「予測」勉強法
早速家に帰って、録画していた「フルハウス」を見てみました。
その時にやってみたこと。
- 「誰が何をする・した・しない」などだけに集中して聞く
- 他の単語は無視して聞く
たったこれだけを試したところ、今まで訳が分からなかった英語が、はっきりと聞けるようになっているのです。
そして、気づいたのが、「中学1年レベル」の英語で全然聞き取れる!ということでした。
※中学生1年生レベルの英語は、『英語習得と英会話上達に必要な285英単語一覧』で全て網羅していますので、ご参考下さい。
勿論、そのドラマ全てを理解したわけではありません。
でも、ストーリーが何となくわかってきたのです。
そこで、よく考えてみたら、「英語辞書全ての単語を覚えるなんて不可能!」ということを気づきました。遅すぎますね(笑)
最初に集中することで、ある程度のストーリーが何となくわかったのであれば、「予測すること」をすればいいのではないか?と単純に思ったのです。
あなたも是非、今、自分が知っている単語だけでどれくらい予測できるのか試してみて下さい。恐らくびっくりされるはずです。
今まで、一語一句完ぺきに理解しなければ、英語を理解できないと思い込んでいた自分がいました。
あなたもそうではないですか?
是非、この「予測」トレーニングをやってみて下さい。飛躍的に英語のリスニング力がUPします。
今では、無料動画サイトのYoutubeやNetflix, Hulu, Amazonプライムなど、スマホからでも英語を手軽に聞くことができます。
下記に入手しやすいサイトとアプリをご紹介しておきますね。
- Hulu サイト・アプリ(iOS / android)
- U-Next サイト・アプリ(iOS / android)
- Netflix サイト・アプリ(iOS / android)
- Amazonプライム・ビデオ サイト・アプリ(iOS / android)
- Youtube サイト・アプリ(iOS / android)
などがありますが、ご自身が好きな映画やドラマでも実践できます。見ててあなたが楽しめる動画などでトライしていましょう!
しかし、会話が少ない「アクション」や「SF」、難しい言葉使われている法律関係の映画などは、特に初心者の勉強には不向きなのでその点は注意して下さい。
英語のリーディング学習にも効果てきめん!
そして、この原理をそのまま「リーディング」にも応用してみました。これも効果てきめんでした。
最初だけに集中して読んで、あとは無視!これだけで、ある程度の内容を理解しているのです。
こちらも、わざわざ英字新聞や分厚いテキストを買わなくても、無料でリーディングできますね。いくつかの無料サイトをご紹介しておきます。
- 「NHK World」→ https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/
- 「The Japan News」→ http://the-japan-news.com/
『英語のリーディング|4つのコツや練習・勉強方法や無料アプリなど』でも解説していますが、音読、スラッシュリーディング法など様々な方法で更に英語力を高めたい方はご参考下さい。
英語初心者も話すのが楽しくなる!「足し算つぶやき」勉強法
こうなってくると、英語がだんだん楽しくなってきます。
今まで苦痛でしかなかった、自分なんて無理!とあきらめかけた英語で理解できるようになるんですよ?
そうなってきたら、次は実際に「話したい!」という欲が自然と湧いてきました。
英語を話すコツは「最初の主語・動詞」に徹底すること
この時も、最初だけ話す!を徹底しました。といっても、話す相手がいなかったので、自分でつぶやきました。
先ずは、「主語+動詞」のみです。自分の朝から起きてから寝るまでの行動です。
動詞については『英語の動詞一覧|2種類ある動詞の基本と使い方・活用方法』の記事も参考してみて下さい。
- I wake
- I wash
- I eat
- I go
- I walk
- I study
- I finish
- I come
- I eat
- I go
主語は「I」で、動詞は全て自分が知っている中学生レベルのもだけです。
そして、次に1~2単語足していきます。
- I wake up.
- I wash my face.
- I eat breakfast.
- I go out.
- I walk slowly.
- I study English.
- I finish studying.
- I come back.
- I eat dinner.
- I go to bed.
そして、これを過去形にします。
ドラマとか見ていても、会話に過去形が多いのに気づいたためです。
- I woke up.
- I washed my face.
- I ate breakfast.
- I went out.
- I walked slowly.
- I studied English.
- I finished studying.
- I came back.
- I ate dinner.
- I went to bed.
日常で使う動詞には、「ed」が付いて過去形になるのではなく、「woke」や「went」、「ate」のように不規則に変化する動詞(不規則動詞)が多いのにも気づきます。
そして、これに場所や時間を足して、つぶやきました。これは現在形でも過去形でも構いません。
- I woke up at 7.
- I washed my face in a hurry.
- I ate breakfast after washing my face.
- I went out to a library.
- I walked slowly on the way.
- I studied English very hard.
- I finished studying before 6.
- I came back at 7.
- I ate dinner with my family.
- I went to bed early tonight.
自分の行動を日記を書いている感覚ですね。
そして、主語を「He」や「She」に変えたりしてつぶやくだけでした。
先ずは、「主語+動詞」からスタートしましょう!
これらのやり方も『英語の勉強|「独り言」の効果は絶大!4つの正しいやり方とコツなど』の記事に詳細にまとめています。
英検1級・TOEIC満点者が毎日続けている英語勉強法
今までご紹介した勉強法が私の英語を全て変えてくれました。
単純で誰でもすぐに実践できる方法ですので、先ずは試してみて下さい。
リスニングもリーディングも、そしてスピーキングも「頭に集中!」これがキーポイントです。
どうしても英語が上達しなかったり、時間がなくて忙しい人でも気軽に取り組んで効果を実感できるでしょう。
そして、私が今でも毎日取り組んでいる勉強法があります。
この目的は、「英語力の維持」が主な理由です。
せっかく身についた英語力ですが、やはり楽しく継続しないと駄目になってしまいます。
小学低学年の子が、帰国子女で日本に帰ってきて、全く英語に触れなかったら、英語を忘れて話せなくなるというのはよく聞く話です。だから、親はインターナショナルスクールに入れたりするのです。
それと全く同じで、日々の勉強の中に私が実践している勉強法も取り入れることで、ますます英語力が体に染み込んでいきます。
時間に余裕がある時は、是非実践してみて下さい。
英語耳を鍛えて維持するための「数当て」勉強法
最初に集中が一番最初に実践する勉強法でそれが全てなのですが、英語力維持と更に英語力を身に付けるには、英文全てを理解するための勉強法も必要になってきます。
しかし、この方法もめちゃくちゃ簡単です。耳を止めずに、英語を最初から最後まで聞くという癖付けをしていきます。
それに最適なのが、「数当て」というもので、「一英文が何単語で構成されているのか?」をクイズ感覚で当てるものです。
下記に例題があるので、是非トライしていましょう!
- サンプル1:
- サンプル2:
答えは下記となります。
- サンプル1:7単語(I don’t mind working hard every day.)
- サンプル2:6単語(He was fascinated by her acting.)
最初は難しいですね。
でもこれには次のような2つの効果があります。
- 頭の中で英語を復唱することで、英語独特のリズムが備わってきてリスニングが更に楽になる
- リズムを刻み込んだことで、英語を話す時も日本語なまりが自然と消えていく
ようするに、リスニングとスピーキングの力がどんどん上達していくのです。
私も一日最低一英文で数当てトレーニングをやっています。たったこれだけです。
過去に買った参考書に付いていたCDの音声や動画サイトなどでもいつでも気軽に実践できます。意味は基本は考えなくて結構です。数だけに集中しましょう。
でもすぐに教材を準備するのが難しいという方は、マイスキ英語の公式Youtubeチャンネルでもトレーニング動画を準備しているので是非、ご活用ください。下記がレッスン動画の一例となります。
英語を英語で捉える力を身に付ける「英英辞書」勉強法
どうしても日本にいる時間が長くなると、英語を和訳してしまう傾向になります。
それ自体悪くはないのですが、ビジネスなどでのディスカッションや電話など、迅速に対応するような時に、和訳していては頭が追い付かず、聞き逃したり、言いたいことがなかなか出てこないことにつながります。
よって、「英語を英語で理解して話す」という癖を維持するためにも、英英辞書を活用しています。
その活用法は下記です。
- 知っている単語を英英辞書で調べる
- その説明文の中に知らない単語が出てきたら1つでいいので再度調べる
これを1パターンするぐらいでOKです。
英英辞書は、必ずその単語を説明している英文があります。英語を英語で理解するという癖付けを自然と植え付けていくのです。
決して身構えないで、説明文で知らない単語が多くても全く問題ありません!あくまで、英語力の維持といい癖の習慣作りだと思って下さい。
英英辞書にも電子辞書など色々なものもありますが、私がお勧めするのは、『おすすめ英語辞書16選|TOEIC満点者が教える正しい使い方・選び方』でも紹介している「オックスフォード現代英英辞典」と「ロングマン現代英英辞典」です。
特に初心者の方でも、定義が分かりやすく説明も詳しいのでお勧めです。書店やネットでも買えますので、是非参考にしてみて下さい。
中学生はどんな英語の勉強法がおすすめ?
中学生の場合は、学校の英語テストで良い点数を取り、さらに実践的な英語力の両方が伸ばせるといいですよね。
その場合も、扱う題材・テキストを学校の教科書中心にして、上記の勉強法を応用してもらえればばっちりです。
今まで、教科書で単語の暗記、試験で出る文法の勉強という形では今は点数が取れても、将来結局英語を自在に使える人材にはなりません。
同じ勉強時間を使うなら、中学生の時の勉強が、将来の英語習得、外国人と英語でコミュニケーションできる力につながる方法に是非切り替えてほしいと思います。
中学生の勉強で学校の教科書以外でおすすめは?
また、学校の教科書以外で英語の勉強を行う際に、おすすめのテキストは書店の参考書だったり、NHK英語講座などが使いやすいでしょう。
その際も、リスニングでは数当てトレーニングや最初の主語・動詞だけを聞くなど前述した勉強法を参考にチャレンジしてみてください。
中学生向けのNHK英語講座と番組表
NHK英語講座の代表的なラジオ番組です。
中学生の基礎英語1・2、中高生の基礎英語など15分刻みで聞くことができますが、それぞれの講座に特徴があります。
「中学生の基礎英語1」の特徴と放送時間
中学1年レベルの単語や文法が中心で、基礎の基礎となります。
『英語習得と英会話上達に必要!おすすめ285英単語集一覧』にあるような比較的簡単な英語ですが、英会話上達には欠かせない単語となります。
- 放送日時:月~金曜 6:00~6:15(ラジオ第2・NHK-FM)
- 再放送日時:月曜~金曜 6:45~7:00/21:00~21:15、土曜 21:00~22:15(ラジオ第2)
「中学生の基礎英語2」の特徴と放送時間
中2レベルの英語が中心となり講座が進みます。
- 放送日時:月~金曜 6:15~6:30(ラジオ第2・NHK-FM)
- 再放送日時:月曜~金曜 19:00~19:15/21:15~21:30、土曜 22:15~23:30(ラジオ第2)
「中高生の基礎英語」の特徴と放送時間
中学生と高校生の英語レベルとなり、日常の身近なことがらについての簡単なやりとりや社会生活での身近な話題を理解して、自分の意思とその理由を簡単に説明できる力を身につけるためのレベルです。
- 放送日時:月~金曜 6:30~6:45(ラジオ第2・NHK-FM)
- 再放送日時:月曜~金曜 19:15~19:30/21:30~21:45(ラジオ第2)
NHK出版の英語講座『ポケット語学』もあります。
高校受験・高校生・大学受験では英語の勉強法は違う?
高校生の勉強、高校受験や大学受験の際も基本的に勉強の仕方は変わりません。
ただし、受験対策では高校受験や大学受験に出題する内容を題材にしてください。それらの参考書、書籍、問題集などで前述したような確実に英語力を伸ばせる勉強法を取り組むことです。
正しい英語の勉強法は単純だけど初心者にも効果がある!
今までご紹介した方法は、紛れもなく私が実践した方法で、私が指導する生徒さんにも実践してもらっている方法です。
先日、生徒さんからいただいたお便りの一部ですが、ご紹介しますね。
(一部抜粋)
今まで殆ど聞き取れなかった海外ニュースキャスターの捲し立てるような実況も、外国映画やドラマでの俳優のボソボソと喋るセリフも驚くほど、耳にすっと入ってくるようになりました。音が聞けるようになると、「英語」ではなく意味を伴った言葉として耳に入ってくるようになり、海外のニュースや映画を観るのが、本当に楽しくなりました。
これは、嬉しいですね。
しかし、誇張やこの方が特別ということではなく、初心者でも身に付けることが出来る自然な英語力なのです。是非、この瞬間から、正しい勉強法で英語を楽しんで身に付けて下さい。
もう貴重な時間を無駄にせず、英語上達を実感していきましょう!
そして、冒頭でもお話ししていますが、上達した英語力を自己満足にするのではなく、TOEICなどの資格という形で残せたら一石二鳥ですね。
今回は、私が講師をしているTOEICについてその勉強法を伝授しますね。これも独学で出来る勉強の仕方なのであなたの英語力UPに是非活かしてみて下さい。
勉強した英語をアウトプットしよう!無料で試せるオンライン英会話5選
ここまで効果的な英語の勉強法を紹介しましたが、勉強した英語をインプットだけで終わらせず、実際に口に出してアウトプットする所までやっていけると、英語の運用能力が飛躍的に伸びていきます。
そして、アウトプットでおすすめなのがオンライン英会話です。オンライン英会話なら格安でレッスンが受けられて、実際の会話の数をこなすことでどんどん話す力が身に付きます。
ここでは、まずは無料で試せておすすめのオンライン英会話を5つご紹介します。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
忙しい社会人がTOEICを独学で勉強して高得点を取るのは無理?
さて、TOEICで高得点を取る方法をお教えしますが、毎日仕事で忙しい社会人や勉強やバイト、部活で忙しい大学生や高校生が本当に可能のでしょうか?
すでにTOEICの点数を持っていても、もう限界でスコアアップのイメージが持てないという方も是非、一読してみて下さい。
ここでも断言しますが、TOEIC独自のテクニックや適切な参考書やアプリを使うことで初心者でも目標のレベルに達することができます。
目標設定|何点を目指す?
TOEICで目標設定をする前に、あなた自身の将来の目標を大まかでいいので心に刻んで下さい。
冒頭でも話しまた、「海外旅行を楽しみたい!」、「海外の映画を字幕なしで見たい!」、「キャリアップして英語を使ってバリバリ活躍したい!」、「TOEICで高得点を取って国際部門に配置されたい!」などでOKです。
それがモチベーションになり勉強を継続する要因の一つになります。挫折しないための動機付けですね。
そして次は目指すべき点数とそれに対して大まかな勉強の仕方を把握しておきます。
『TOEICのレベル|点数(スコア)で実力と目安が分かる!』と『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』の記事を参考した下記がその指標となります。
- 500点:日常的な英語をある程度理解できるレベル → 易しい問題を解く
- 600点:ビジネスでも最低限必要とされているレベル → 多くの問題を解いて復習する(慣れる)
- 700点:ある程度のビジネスでも通用するレベル → 解答ミスを少なくする
- 800点:社会生活やビジネスで困ることが少ないレベル → 音読で英語力を更に鍛える
- 900点:英語で困ることが少ないレベル → 分からない単語を少なくする
また、TOEICだけでなく、並行していいので『おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』にある英検など他の資格にチャレンジしてもいいでしょう!
初心者が準備すべきおすすめの参考書・アプリは?
TOEIC初心者だろうが、どのレベルの英語力でもTOEICを受けるには、公式問題集が必須だと思って下さい。
参考書は問題集とは別に、「TOEIC presents English Upgrader」という公式アプリもあります。
特に初心者はスキマ時間に飽きずに独学でTOEIC勉強を続けるにはアプリは最適です。
ダウンロードサイトは下記となります。
App Store(iOS)
Google play(android)
また、アジア全体で125万人以上が利用している「SANTA TOEIC」というアプリがあります。
一部有料ですが、圧倒的な問題集と、AIを駆使して、あなたの弱点を判断し、その対策の問題などを勝手に選んでくれるので、特に初心者で独学で勉強したい方にはありがたいアプリとなります。
初心者は何から始める?
さて、目指すレベルも公式問題集とアプリもダウンロードしたけど、何から始めたらいいのでしょうか?
TOEICはビジネス英語が中心です。
ビジネス英語が話せて、日常会話が話せないというネイティブは一人もいないのが想像できますね。これは日本語でも同じです。
私がTOEIC満点を取る前の基礎力を付けたのは全て基本、つまり、『英語習得と英会話が上達!初心者に必要な285英単語と文法』でも説明している日常会話で使われる英単語と英文法(語順)です。
しかし、勉強!という感覚ではなく、スキマ時間に触れるイメージでOKです。中学英語を思い出す感じで次のようなアプリを使ってみて下さい。
TOEICを独学で勉強する前に、自分は基本が足りていないという初心者の方は是非今日からでも実践してみましょう。
英単語アプリ「mikan」
英文法アプリは次の2つとなります。
- 「イングリッシュセントラル」:App Store(iOS)/Google play(android)
- 「An Instant Reply」:App Store(iOS)/Google play(android)
独学での勉強スケジュールはどうする?
さて、では1日どれくらいの時間勉強すればいいのでしょうか?
迷いますよね。
1つの基準として、『「TOEIC勉強時間」の確保や目安|1ヶ月で100点UPを目指す!』でも書いているように、現状のレベルから1ヶ月間で100点UPするには次の勉強時間が必要です。
下記の3つの対策に絞っています。
- リスニング・・・10時間
- 英文法・・・10時間
- リーディング・・・10時間
あなたの今のレベルが500点で600点を目指す場合は、試験まで30日の場合、1日1時間程度の勉強時間が必要だということです。
試験まで60日(2ヶ月)の場合は、1日30分で構いません。短期集中での勉強でTOEICスコアをドンドンUPしていきます。
これくらいの勉強時間であれば、「続かない」という可能性がグーンと低くなるかと思います。
それでは上記3つ(リスニング、文法、リーディング)の勉強法はどんなものなのでしょうか?
TOEICリスニング対策
TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションに分かれていますが、先ずはリスニング問題を解く必要があります。
この記事で何度もお伝えしている「頭を聞く」というは基本中の基本です。それだけで、満点が取りやすい短文リスニングの「Part1」と「Part2」でも大きな効果を発揮します。
また、長文のリスニングになる「Part3」と「Part4」は、問題の先読みをしてからの予測リスニングで、更に内容が明確に理解できるようになります。
TOEIC英文法対策
TOEICの英文法問題は主に「Part5」ですが、リスニングやリーディングで使われている英文法全体を把握することで、問題内容が分かりやすくなります。
それらの英文法知識を身に付けながら、「Part5」も満点を取るようにとにかく出題パターンを知り、ドンドン問題を解いた方がベターです。
TOEICリーディング対策
さあ、これが初心者の独学でも、テスト当日でも悩ませるところです。
特に「Part7」は長文読解で「時間が足りない!」という受験者が多いです。実にもったいないですね。
とにかく「時間配分」がキーポイントで、読み返さない予測リーディングが必須となります。
まとめ:独学のTOEIC対策だけでは英語力に限界がくる!
さて、最後には独学勉強でTOEICで高得点を目指すやり方などをご紹介しましたが、英語を聞く、話すという基礎がないと意味がないですし、必ず壁にぶち当たります。
TOEICで高得点を取る小手先のテクニックだけでは、本当の英語力は付いてきません。
私もTOEIC満点を取ったから英語力が付いたのではなく、基本の英語力があったから何の対策もせずに満点や英検1級も取得しました。
TOEICを独学で勉強する前に、もちろん他の資格でも同じですが、ここでご紹介した基本の部分を先ずは身に付けて下さい。TOEICで高得点を取ったけど、話せないという本末転倒な結果にならないようにしましょう!
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