著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

TOEICリスニングですぐに点数が上がるコツと勉強法・対策問題集

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TOEICのリスニングセクションでなかなか点数が伸びずに悩んでいますか?

初心者ほど点数が取りたくても、実力以上に前半のリスニング問題からいきなり点数を落としています

実にもったいないですね。

私は何の対策もせずに、初受験でTOEIC満点(990)を取りましたが、リスニングセクションの各Partを解いている途中で、私の生徒さんに何をTOEIC対策として伝えるべきか明確になったのを覚えています。

実は、私でも多少の聞き逃し(特にPart3とPart4は長文リスニング)はあったでしょうし、それでも満点でした。リスニングセクションは45分間ありますが、ずーっとリスニングに集中はできません。好きなドラマや映画以外は・・・

そこで、今回はTOEICのリスニング問題で初心者でも突然点数が取れる解き方や具体的なリスニング勉強法をご紹介します。実際に、多くの初心者が突然スコアを上げている手法です

【目次】

0 聞き取れない理由は何?初心者に必要な勉強法と続けるコツ
・「聞き取れない理由は何?」リスニングの勉強法が違ってくる!
・TOEICリスニングのスピード対策とコツとは?
・勉強時間は?現時点のリスニング力をサンプル問題や参考書などでチェック!

1 初心者でもTOEICリスニングですぐに点数UPするための勉強法とは?
1-1 初心者がTOEICのリスニングで点が取れない原因第1位はコレ!
1-2 聞き逃しが起こるリスニング部分
1-3 聞き流さない!TOEIC初心者はリスニングの「出だし3語」に集中する
1-4 TOEICリスニング音声を使った3語トレーニング
1-5 TOEICリスニング音声の全体を聞き取れる勉強法
1-6 TOEICリスニングで更に音がクリアに聞けるコツ(日本人が苦手な発音)
1-7 単語も英文法も不十分な初心者におすすめの教材(アプリ)は何?
1-8 TOEIC Part1とPart2で満点を取るための勉強法とは?

2 更に点数UPを加速するためのTOEICリスニング対策とは?伸び悩み解消勉強法
2-1 TOEIC厳選単語のPart1~4を映像化する
2-2 TOEICのリスニング音声を映像化させるコツ
2-3 長文リスニング(Part3とPart4)対策に最適な勉強法とは?
2-4 更にリスニング力や語彙力など鍛えるための勉強法(音読)とおすすめ教材

3 ミスしない!TOEICリスニングの正解率をもっと高める勉強法~テクニック編~
3-1 TOEICリスニングの正答率を高めるために最初にやるべきこと
3-2 TOEICリスニング問題で確実に点数が取れる「パターン」を把握する
3-3 TOEICリスニング問題の「ひっかけ」を把握しておく
3-4 点数を落とさないためのおすすめの勉強法と問題集

0 聞き取れない理由は何?初心者に必要な勉強法と続けるコツ

リスニングセクションは、全部で45分間ガイダンス音声に沿って、4つのPartを解いていきます。

リスニングセクションは全100問で、その満点は495点となります。

後述もしますが、各Part毎に問題数、特徴などが異なります。

  • Part1:写真描写問題(6問)
  • Part2:応答問題(25問)
  • Part3:会話問題(39問)
  • Part4:説明問題(30問)

しかし、おおざっぱに2つの特徴に分けると次となります。

  • Part1とPart2は短文のリスニング
  • Part3とPart4は長文のリスニング

次の第1章ではまずこの「短文のリスニング」に集中して、そして第2章で「長文のリスニング」の勉強法という流れになります。

もう、お分かりかもしれませんが、初心者でもすぐに点数UPしたいのであれば、次章の「短文のリスニング(Part1とPart2)」が最初のキーポイントとなります。

でも、短文のリスニングだと簡単そうですけど、聞き取れないことがありますよね?

「聞き取れない理由は何?」リスニングの勉強法が違ってくる!

特に初心者の方は、「英語が聞き取れない」と言いますが、その理由は大きく分けて2つあります。

理由その1.スピードに付いていけない(速く聞こえる)

英単語も文法もある程度勉強して分かるんだけど、聞き取れない!というケースです。

要するに、流れた音声は聞けなかったけど、テキストを見たら理解出来る方々です。それは単にスピードについていけてないという事ですね。聞くポイントが分かっていないためです。勉強次第で、リスニング満点をすぐに目指せるかもしれません。

このような方は、語彙力などに関してはすでに中級レベル以上なので、リスニングのスピード対応強化(後述する勉強法)に勉強時間を割いてトレーニングしたほうが効率的です。

理由その2.単語も英文法も分からない

流れた音声のテキストを見て意味が分からないという方は、単語力・英文法力不足もあります。

このような方は、スピード対応強化にプラスして、スキマ時間での語彙力UP、英文法の理解などの時間も必要になります。

TOEICリスニングのスピード対策とコツとは?

単語や文法が分かっている、分かっていないに関係なく、初心者であれば特にリスニングのスピード対応への勉強は必須となります。

対策とコツその1.倍速は効果なし!

単語や文法はある程度分かるけど、リスニングのスピードに付いていけない人は、「倍速とかで負荷をかければリスニングができるよになるのでは?」と思いませんでしたか?

どのリスニング速度がベスト?TOEICや受験にも最適な1つの勉強法』でも解説していますが、TOEICのリスニングセクションでで使用されているリスニングスピードは大体150wpm~180wpm(1分間に150文字~180文字)だと言われています。

これは通常の日常英会話でのスピードで、遅くも速くもない速度です。

ようするに、この速度でリスニング強化をすることで英会話にもそのまま対応できる英語耳を手にすることができます。

また、英語は独特のリズムやイントネーションなどで話される言語であり、これが何倍速となるとただの早口言葉でリスニング強化にはなりません

無機質なマシーンが投げるきれいな真っすぐの160km/hの球を打ち続けても、全員がプロ野球選手に慣れないのと同じです。あくまで、色々な抑揚があったりするナチュラルスピードでの勉強法がベストなのです。

対策とコツその2.右耳のみを使う!?

英語のリスニングは右耳と左耳どっちが効果的?2つの違いと勉強法』でも解説していますが、初心者の方でも、中級レベルの方でもリスニングのスピードが不得意という方は、先ず言語脳と言われている「左脳」を鍛えるために、イヤホンなどで右耳のみをつかったリスニングをしてみて下さい。

それで英語のスピードに慣れてきて、また単語などもある程度分かってきた段階で、次は「目を閉じて左耳」でリスニングして下さい。

リスニングで目を閉じると理解力が上がる!?TOEICなど3つの対策』でも説明している通り、右脳を使ったイメージリスニング強化となります。

特に、長文リスニングのPart3とPart4に関しては、聞きながらイメージするという癖付けをすることで、多少途中の単語を聞き逃しても問題を解けるようになります。

勉強時間は?現時点のリスニング力をサンプル問題や参考書などでチェック!

さて、こえれからTOEICリスニング対策の勉強をしていくのですが、先ずは自分のリスニングレベルのチェックをすることから始めましょう!

それには、次のサンプル問題が最適です。今すぐサクッと確認できます。

問題数が少ないため正確な点数が分かりませんが、あなたが短文・長文のどちらが不得意なのかなど簡単にチェックはできます。

しかし、シッカリと確認したい!という方におおすすめなのが「TOEIC公式問題集」です。

書店やアマゾンに散乱しているどの参考書よりも信頼性があり、傾向を掴んでいるのが公式ですね。

参考:TOEIC公式サイト(公式教材・問題集)

のちほど紹介する勉強法にも欠かせない教材の一つになりますので、入手しておくことをおすすめします。

また、常に気軽にリスニングの伸びをチェックしたい!という方は、「TOEIC公式アプリ」がいいでしょう。

同時に勉強もできるので効率的です。ダウンロードサイトは下記となります。

App Sore(iOS)
Google play(android)

また、ここで大切なのが「どれくらい勉強すればいいの?」ということです。

TOEICはリスニングセクションだけではなく、リーディングセクション(Part5,Part6,Part7)もあり、それらを合わせて目指すスコアにより勉強時間が異なります。

「TOEIC勉強時間」の確保や目安|1ヶ月で100点UPを目指す!』でも詳しく説明していますが、1ヶ月で100点UPを目指すとしましょう!

その場合のリスニングに割く時間は1ヶ月最低10時間が目安となります。

つまり次のような計算例となります

  • 現状500点レベルで600点がターゲットであれば、1ヶ月10時間(1日20分程度)
  • 現状600点レベルで800点がターゲットであれば、1ヶ月20時間(1日40分程度)

よって最初にレベルチェックが必要であなたの現時点での実力を把握して、勉強時間の確保をすることも非常に大切にならいます。

1 初心者でもTOEICリスニングですぐに点数UPするための勉強法とは?

特に初心者方は、Part1とPart2対策(短文のリスニング)が点数UPに直結します。

ここで解説する方法は、現時点で知っている単語だけでも確実にリスイングの点数がUPするやり方です。

1-1 初心者がTOEICのリスニングで点が取れない原因第1位はコレ!

TOEICのリスニング問題では英文が何度もアナウンスされません。聞き逃してもそのままアナウンスは先へ進んでしまいます。

TOEIC初心者ほどリスニング時に聞き逃しが大量発生しますが、これを回避することで突然点数が取れるようにするのがリスニング攻略で最初にやるべき勉強法です。

スピードが速くて聞き取れないと思えば思うほど、眠くなったり、ぼーっとして聞いている可能性が高いのです。

1-2 聞き逃しが起こるリスニング部分

リスニング問題で聞き逃しが起こる部分はどこでしょうか。

それは、リスニング音声の最初の部分です。

音声を聞いた直後なら最後の部分の余韻は残っていますが、最初の部分は脳の記憶から消されやすくなります。

しかも、英語はヘッドイニシャル言語で「結論が先に来る」ので重要な内容が最初に含まれます。

つまり、最初の音を聞き逃すことで重要な内容が把握できずに点数を落としてしまっているだけなのです。

では、どうやって最初の音を聞き逃さないようにできるのでしょうか?

1-3 聞き流さい!TOEIC初心者はリスニングの「出だし3語」に集中する

そのコツは、リスニング音声は「出だし3語」に意識を集中させることです。

TOEICの音声をいくら聞き流す勉強をしても何の役にも立ちません。

これはTOEICのリスニング力をアップするだけでなく、英会話やビジネス英語でも、英語を勉強する全ての方に絶対必要なスキルです。

1-3-1 まずは日本語回路を外すこと

そもそも、日本人の言語回路は後ろの部分ほど無意識に聞いてしまうように回路が出来上がっています。

例えば、「明日は出かけるのか、出かけないのか」など後半を聞かないと結論が出ません。だからこそ、日本人は後半に耳を傾ける癖が出来上がってしまっているのです。

よって、この後半を聞く日本語回路を脱却し、前半に耳を傾ける聞き方に脳を切り替えなければいけません。

1-3-2 3語リスニングの注意点

この際に、注意する点が2つあります。

(1)日本語に訳さないこと。

速くてリスニングが聞き取れない人は耳が慣れないだけが原因ではありません。

リスニングで日本語に置き換えて意味を捉えようとしているため、スピードについていけないのです。

japanese language

今後、英語を英語でとらえるスキルは必要ですが、最初の段階では意味は理解しなくていいのです。あくまでも3語の音に意識を向けることです。

(2)リスニングでスペルは気にしない

2つ目は、英語のスペルは気にしないことです。音の認識が大事であって、聞こえた感覚の音で問題ありません。

spelling

逆に習った英文字に変えるほど本来の音が耳に体化しません。

1-4 TOEICリスニング音声を使った3語トレーニング

それでは、具体的にTOEICに出題しやすいリスニング音声を使って、「出だしの3語」を聞き取ってみましょう。

1-4-1 TOEICリスニング|3語のトレーニング例

大事なことは意味を考えることではなく、音のみに集中することです。

<音声>

  • Q1:TOEIC音声 https://mysuki.jp/wp-content/uploads/2015/09/is-it-better.mp3
  • Q2:TOEIC音声 https://mysuki.jp/wp-content/uploads/2015/09/what-kind-of.mp3
  • Q3:TOEIC音声 https://mysuki.jp/wp-content/uploads/2015/09/does-it-contain.mp3
  • Q4:TOEIC音声 https://mysuki.jp/wp-content/uploads/2015/09/It-is-too.mp3
  • Q5:TOEIC音声 https://mysuki.jp/wp-content/uploads/2015/09/your-luggage-is.mp3

<答え>

  • A1:( Is )( it )( better )
  • A2:( What )( kind )( of )
  • A3:( Does )( it )( contain )
  • A4:( It )( is )( too )
  • A5:( Your )( luggage )( is )

1-4-2 市販のTOEIC参考書を使ったトレーニング方法

お手持ちのTOEIC参考書などを使用して3語トレーニングを行う場合、付属のリスニング問題の方のCD音声を活用します。

cd

リスニング部分の音声を流しながら、各センテンスごとに最初の3語に毎回集中しながら聞いていきます。

<リスニング音声の例>

※ここではあえて、Part3やPart4のような長文を例として挙げていますが、こんな時も頭のみに集中する癖を現時点では付けていきます。

Questions 41 through 43 refer to the following conversation.

女性:Excuse me, can you help me? I’m interested inthese two cameras, the PS800-X and the PS800-DN. They seem tohave the same specs, but why is the X model much more expensive than the DN model?

男性:I want to discuss our sales strategy for the new recording products we’ll be releasing in May. What can we do about the existing products our dealers currently have in stock?

英語を習得するためには、必ず正しいステップに沿って一つずつ段階をクリアしていくことです。

最初から一気に全部を理解しようと焦らないことです。まずは、赤文字部分の最初の3語に意識を集中させて聞きましょう。

1-4-3 最初から動詞までを聞き取る

3語に慣れてきたら、それを少し拡げて、「最初から動詞までを聞き取るトレーニング」を行います。

例えば、以下の質問文を見てみましょう。

  • 質問: Why did you send to me the mail ?
  • 和訳:なぜ、あなたは私にメールを送ったのですか?

最初の3語は「Why did you」です。

この3語でわかるのは、「なぜ、あなたは〇〇したのか?」だけです。

この時に、動詞の「send」まで聞き取れれば、「なぜ、あなたは送ったのか?」がわかることで、何について聞かれたのかを予測しやすくなります。

ですので、3語の聞き取りの次は「最初から動詞まで」までをしっかり聞き取る勉強法でリスニング力を強化していくことです。

1-5 TOEICリスニング音声の全体を聞き取れる勉強法

最初の3語や動詞までの音を聞けるようになったら、次は英文全体を聞き取れる力を身につけます。

1-5-1 遊び感覚でリスニング力を劇的に伸ばす勉強法

全体を聞き取る力を身につけるのに、簡単かつ最も効果的なリスニング勉強法が「数当て」です。

英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』の記事内でも紹介していますが、この数当ては「一つの英文が何単語でできているのか」の数を当てるクイズです。

counting

それ以外、何もやる必要はありません。意味はまったく関係ありません。単にリスニングの音声からリズムを刻みながら数えるだけです。

数えるだけだからこそ、逆に音全体の感覚が掴めるようになり、日本人に劇的な効果をもたらします。

1-5-2 数当てリスニングの注意点

数当てのリスニングで注意すべきことは4点です。

数当てリスニングの「4つの注意点」

  • その1.最初の頭から聞いていく(頭から聞けないと数が数えられません)
  • その2.リスニングの正解、不正解は気にしない(むしろ、リズム感覚が重要)
  • その3.意味やスペルを浮かべない(音を習得するのに必要ありません)
  • その4.知っている単語、知らない単語が出ても最後まで聞く(この癖がリスニングでは重要です)

ここでしっかりと、必ず頭から最後までそのまま聞き取っていく癖を身につけましょう。

最初の3単語と数当てトレーニングについては、マイスキ英語のYoutube公式チャンネルにても公開しているので、是非問題を解いてみましょう!

下記が一例です。

1-6 TOEICリスニングで更に音がクリアに聞けるコツ(日本人が苦手な発音)

上記ではリスニング音声の最初と全体を掴む勉強法を伝えてきました。その次のTOEICスコアアップさせるコツは「音の違い」を聞き分けるスキルです。

この力が身につくと、今まで聞こえなかったTOEICのリスニング部分もクリアに聞こえるようになります。

1-6-1 TOEICのリスニング力を上達させる4つの音

具体的には、4つの音を聞き分ける力をつけることでTOEICのリスニング力は上達します。

その4つの音は「R」「TH」「V」「F」です。

これらの音は英語特有の音なのですが、リスニングが苦手な日本人でも聞き取りやすく、意識して聞けば、はっきりと分かるようになる土台の音だからです。

例えば、日本人はRとLの違いがわかりません。レストランで「ライスください」とお願いしても、外国人には「Lice(シラミ)ください」と聞こえています。

だからこそ、会話の中で似た音の違いを聞き分ける耳を作る必要があるということです。同時にそれは圧倒的なリスニング力の上達へとつながります。

この4つの音については、下記のトレーニングを参照してください。

1-6-2 RとLの発音トレーニングによるリスニング上達法

rとlの発音は、日本語のカタカナ読みをしたところで正確には発音できません。

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しかし、舌の位置を意識すれば簡単にマスターできるようになります。

詳しくは『RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニング』でrとlの独自の舌の位置だけに集中して正しい発音に変えることができます。

1-6-3 THとSの発音トレーニングによるリスニング上達法

THの発音には「Thankに使うTH」と「Thisに使うTH」の2つのTHが存在します。発音記号も「θ」(Thank)と「ð」(This)と全く違います。

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そして、多くの日本人はTH「θ」の発音ができないので、Sの発音に置き換えて発音しているケースが目立ちます。

ここでは、基本となるTHの発音の舌を意識しながら『英語のTHの発音|2つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法』で、簡単にTHの発音からリスニング力を上達させることができます。

1-6-4 Vの発音トレーニングによるリスニング上達法

日本人の多くは正しいVの発音ができていません。しかも相手に誤解まで与えています。

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Vの発音は、前歯の位置ではなく、下唇の動きで簡単にマスターできます。

詳しくは『Vの発音を今すぐマスターできる簡単な2つの練習方法』でVの発音からリスニングを上達させていきましょう。

1-6-5 Fの発音トレーニングによるリスニング上達法

Fの発音では、ほとんどの日本人が簡単なコツに気づいていません。Fの発音も日本語にない音だからといって、発音自体が難しいわけではありません。

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Fの発音は、前歯の位置が重要ではなく、下唇の動きでFの発音が飛躍的に上達します。

詳しくは『Fの発音が自然と上手くなる簡単な2つのコツ』でコツを掴みましょう。

1-7 単語も英文法も不十分な初心者におすすめの教材(アプリ)は何?

もちろん、これらの勉強法に加えて、英単語力や文法力が少しでもプラスされていたら、さらなる点数UPにつながります。

これには通勤通学中に気軽に触れることができるTOEIC公式アプリですね。これは冒頭でもご紹介していますので、今すぐダウンロードしておきましょう。

App Sore(iOS)
Google play(android)

TOEICで使われている文法に慣れることも大切ですが、ここでは重要度は低いので先ずは英単語を優先させましょう。

それでも、リスニングにはある程度の英文法力(語順感覚・文型なども含む)が必要になるので、その際は『TOEIC文法|初心者必見!絶対に出る6つのコツや勉強法・問題集』の記事を参考にしてみて下さい。

1-8 TOEIC Part1とPart2で満点を取るための勉強法とは?

初心者の方がリスニングセクションで点数を取りやすいのが、Part1とPart2の短文リスニングです。

しかも、ここでいいスタートを切って波に乗りたいところです。

それぞれのPartのひっかけ問題や傾向などが顕著に出ているところでもあるので、これまでの勉強法で多少自信が付いてきたら、是非次の記事の対策を実践してみましょう!

2 更に点数UPを加速するためのTOEICリスニング対策とは?伸び悩み解消勉強法

リスニング音声の全体が音として聞けて、リズム感覚が身について来たら、次のステップでは、音からの映像化トレーニングを行うことです。

TOEIC Part1やPart2でいい点数を取っても、伸び悩みでぶち当たる壁となります。

その映像化トレーニングが、長文リスニング(TOEIC Part3とPart4)の対策になります。

冒頭でもお伝えした「目を閉じて右脳でイメージしながらリスニング」している感覚となります。

TOEICのリスニング問題では、聞こえた音声を瞬時に理解できなければ、そのスピード感についていけません。

これが、TOEICリスニングで速くて聞き取れない理由の一つですね。

その対策に必要なのが「音から映像化する力」ということです。

image memory

例えば、日本人が「an apple」と音声で聞いた時にその多くが「りんご」という文字で浮かびます。

そこを文字化ではなく、頭に浮かぶように瞬時に映像化させることです。この能力が英語を英語のままとらえる感覚になります。

また、ネイティブは「一つのリンゴ」という個数もイメージできます。

それでは、英語を英語のまま理解していくためのイメージ化のリスニング勉強法をお伝えします。

2-1 TOEIC厳選単語のPart1~4を映像化する

TOEICリスニングで点数を伸ばす「映像化」トレーニングで最適なのは、「英単語のイメージ化」です。

その中でも、短文リスニング、長文リスニングに限らず、TOEICのPart1~4に頻出しやすい単語から映像化することがベストです。

TOEICリスニング問題の頻出単語は、『TOEIC単語|高確率で出るPart別厳選306個の表現』でTOEIC各パートごと、目標スコアごとに厳選単語を選んでいます。

全ての英文に映像を付けていますので、こちらを参照にしてみて下さい。

2-2 TOEICのリスニング音声を映像化させるコツ

TOEIC関連のリスニング音声を映像化させるコツは、自分がやりやすい単語から始めることです。

特にTOEIC単語初心者なら「名詞」から始めて、「動詞」「前置詞」などの映像化にシフトしていきましょう。

そして、慣れてきたら単語単体ではなく「線(一英文)」で覚えることです。

2-2-1 TOEICのリスニング音声を「一つの英文」で映像化する

単語単体だけで覚えるよりも、「英文のかたまりで映像化」すると効率が良くなります。

仮に単語の点だけで覚えてしまうと、どの場面でどのように使うのかさっぱり分かりません。

これはTOEICも同様で、いくら単語だけを覚えても、効果的にスコアを上げることにつながりにくいのです。

2-2-2 日本語回路から徐々に英語回路に変える

英語を映像化する力が身につけば、いちいち和訳しなくても英語が理解できるようになります。

しかし、英語回路ができない段階では英語だけに囚われる必要はありません。

Part 1のリスニング対策では日本語の使用はOKです。

英語の映像化ができるようになるまでは、日本語を工夫して使いましょう。そもそも、ハードルを上げ過ぎて挫折してしまえば意味がありません。

2-2-3 リスニングの映像化は臨場感を作ること

リスニングの音声をそのまま感情が入らないような映像にしないことです。

例えば、

  • 英文例:Some people are lined up.
  • 和訳:何人かの人が並んでいます。

というリスニング音声を聞き取ったら、単に自分と関わりのない場所に自分が無関心な形で何人かの人が並んでいる映像を浮かべてもその効果は薄いです。

lined up

そうではなく、例えば、週末に遊びにいくショッピングモールの中にあるフードコートで、うどん屋とラーメン屋には行列ができているのに、中華のお店はランチ時でも何人かの人しか並んでいないような自分の体験談の中にある映像を浮かべることです。

その他にも英文内で「car」と聞いたら単なる車そのものを映像化せずに、どうしても欲しい赤いフェラーリやご自分の車など印象付けやすい映像と結びつけることです。

こうして、「音から臨場感のある単語で映像化」できるようになると、映像語彙ネットワークを通して、自然に英語の文章も入るようになります。

その他にも英単語の覚え方にはいくつかテクニックがあります。『TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法』よりご自身に合う方法を見つけてください。

以上が、TOEICのリスニング問題で突然スコアが上がる勉強法になります。TOEICだけでなく、英語習得はすべてコツが存在します。

2-3 長文リスニング(Part3とPart4)対策に最適な勉強法とは?

また、単語の映像化、次は一英文の映像化、そして最後が英文のかたまりの「文章」の映像化ですね。

これが出来るようになると多少の聞き逃しがあってもTOEICリスニングで得点が簡単に取れるようになります。

その方法に最適なのが、海外ドラマや映画を「字幕なし」で観るという勉強法です。常に文章に触れ、そしてその意味を見える画像を基に予測リスニングするトレーニングができます。

英語リスニング|映画・海外ドラマが字幕なしで分かる!2つの勉強法』でも詳しく解説していますが、次の手順で実践するのみで文章の映像化がドンドン出来るようになります。

  1. 好きな動画を用意する
  2. 先ずは、日本語吹き替えで、動画を10分~15分見る
  3. その後に、映像を見ずに(後ろ向きになったりして)、英語の音声だけを聞く

たったこれだけです!

日常会話シーンが多い、「フレンズ」や「フルハウス」などの海外ドラマがベターですね。上記の記事内でもタイトルを確認してみましょう。

2-4 更にリスニング力や語彙力など鍛えるための勉強法(音読)とおすすめ教材

短文のリスニングで聞き取れるようになったり、映像化できるようになると、ドンドン英語が楽しくなってきます。

そうなればあとはリスニング満点に向かって進むだけです!

そんな時も使う教材(参考書)は何度もおすすめしているTOEIC公式問題集がベストです。

参考:TOEIC公式サイト(公式教材・問題集)

公式問題集を使った「音読」が効果絶大の勉強法となります。

英語の音読|5つのやり方とコツ・おおすすめ教材や無料アプリなど』でも解説していますが、音読はリスニング力、語彙力、文法力などほぼ全ての英語力を向上してくれる万能な勉強法です。

TOEIC公式問題集の設問部分、選択肢の文を音読することでそれらの英語力がUPしていきます。

慣れてきたら、シャドーイング(影のように追いかけて少し遅れて発音する方法)も効果がありますが、900点を目指す上級者に限りましょう。

初心者の方は、音読、または『英語のシャドーイング|初心者には効果が出ない3つの原因とコツ』でも解説している「オーバーラッピング(音声と一緒に発音する)」がベターです。

3 ミスしない!TOEICリスニングの正解率をもっと高める勉強法~テクニック編~

ここまでTOEICリスニングに対する英語力の土台作りを形成する勉強法についてご紹介してきました。

でも、実力が備わっても点数を落とす場合があります。もったいないですよね。

よってここでは、TOEICのリスニング問題でグンと正答率を高めることで点数を伸ばせる勉強法とテクニックをお伝えします。

3-1 TOEICリスニングの正答率を高めるために最初にやるべきこと

TOEIC受験者が最初にやるべきことは、TOEIC試験の全体像とパターン把握です。

TOEICリスニング問題の全体像を把握することでスコアアップに直結できるとともに、そのリスニング対策が見えてきます。

3-1-1 TOEICリスニングの問題内容を把握

そもそも相手を知らなければ戦えません。TOEICはビジネスシーンが中心に日常会話までのコミュニケーション能力を問われます。

まずはどんな感じで出題されているのか全体像を把握することです。

3-1-2 TOEICリスニング問題の構成を把握

TOEIC試験時間と各PARTの出題形式を把握します。

※「赤字」の部分が新TOEICから変更されたところです(2016年5月~)

解答はすべて3択、4択のマークシート形式です。

TOEICは時間との勝負と言われますが、解く時間が足りなくて最後は適当に埋める受験者が多いのが現状です。

この差は出題者の意図や問題パターンが手に取るように見えるからです。

3-1-3 リスニング問題の時間配分とアナウンス前の準備事項の把握(先読み)

「時間配分はリーディングのPart5~7が大事」だと言われていますが、それは正しくありません。

TOEICのリスニング問題でも時間配分をおろそかにすると、確実に解ける問題も焦って、点数を落としかねません。

TOEIC試験では、リスニング音声が流れる前の事前準備も把握しておくことです。『TOEICで絶対無視できない7つの時間配分』でも詳しく説明しています。

下記がリスニングセクションの各パートの時間とその対策です。

  • Part1:約3分間 ※約90秒間の説明アナウンスが流れた瞬間に、先ず全ての写真に目を通すこと
  • Part2:約9分間 ※全く文字情報がないので、アナウンス時間にそれを聞くことで耳を慣らすことを意識しましょう
  • Part3:約17分間 ※1つの会話問題(各3問ずつ)が終わった後に、約8秒前後の無音の時間があります。その間に、最低でも次の会話問題の最初の1つの設問だけでも先読みすること!
  • Part4:約16分間 ※これもPart3と同様に8秒間の無音を使って先読みしましょう!

3-2 TOEICリスニング問題で確実に点数が取れる「パターン」をシッカリ復習しておく

実は、TOEICリスニング問題で読まずに解ける問題パターンが存在します。

その出題パターンがわかれば、誰でもスコアアップしますので、TOEIC初心者ほどそれらの問題で点数を絶対に落とさないことです。

確実に点数が取れる具体的な勉強箇所は『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』を見ておいてください。

また、次のひっかけ問題対策も大切です。

3-3 TOEICリスニング問題の「ひっかけ」を把握しておく

短文リスニング(Part1とPart2)のところでも多少触れましたが、当然、TOEIC問題にもひっかけ問題が存在します。

例えば、Part2の音声問題で、「degree」とあり、選択肢の中に「agree」とあったとしましょう。TOEIC初心者にありがちなのが、答えが分からない時に何かの“ヒント”に頼ってしまうことです。

それがこのひっかけです。

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しかし、「これは出題者のひっかけだ!」と事前に把握しておけば、ひっかけを除外することで三択が二択になり、正解率は33%から50%に大きく上がります。

ひっかけを見極めるポイントをまとめた記事の『TOEICコツと直前対策|すぐスコアアップする7つの方法』で細かく解説していますが、このように出題者側の意図を読めれば、実力以上のスコアアップが実現できます。

3-4 点数を落とさないためのおすすめの勉強法と問題集

さて、これまでTOEIC公式問題集やアプリなどを使った勉強法をご紹介しましたが、それ以外の問題集などを活用して、完璧なTOEIC対応のリスイング力を身に付けることも可能です。

点数を落とさない英語力ということです。

その他のおすすめ問題集はコレ!

TOEIC公式問題集で問題を解くことは大前提ですが、ドンドン問題を解きたい!という方は、問題数が500もある『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3』もおすすめです。

初心者には少し難しいかもしれませんが、次のステップとして捉えると十分な参考書になります。シリーズ系なので過去の1と2も試していいですね。

アメリカ英語とイギリス英語にも慣れる勉強法

これが結構見落としがちですが、TOEICのリスイングにはアメリカ英語の訛りとイギリス英語の訛りに慣れる必要もあります。

英語の国際化が進む中、アメリカ英語のみのリスニングでは対応できないためです。

イギリス英語とアメリカ英語|文法・発音・単語など4つの違い』でもあるように、アクセントの位置など違いがあります。

基礎を押さえたら、TOEICのビジネス英語も勉強も兼ねて、BBCニュース(イギリス英語)CNNニュース(アメリカ英語)を聞き分けることもおすすめします。

使われている単語は多少難しいかもしれませんが、色々な訛りに慣れておきましょう!

おすすめの英語ニュース|無料サイトやアプリ7選とリスニング勉強法』も参考にしてみて下さい。

まとめ TOEICリスニングは「土台×相手理解」で必ず変わる!

いかがでしたか?ここではTOEICのリスニング力をアップさせる勉強法を紹介しました。

このようにTOEICでも英語力にしても、最初にリスニング力の土台部分を作ることが大事です。その後はTOEICリスニング問題自体を知ることです。すなわち、相手を理解することで、相手の意図が手に取るようにわかり、TOEICのスコアも必然的にアップするようになります。

しかし、目指す得点が500点であれば、リスニングセクションは5割の正解率でいいんだという軽い気持ちも大切です。最初から満点など難しそうな点数を狙わずに、あなたの現時点の実力にあった勉強法を実践しましょう!

TOEICは英検と違い合否がなく、何度も受験が出来るテストですので、徐々に点数を上げていくなど計画的に受けることも大切ですね。

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