著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

【レベル別】TOEICリスニングですぐに点数が上がるコツと勉強法・対策問題集

のべ249,127がこの記事を参考にしています!

TOEICのリスニングセクションでなかなか点数が伸びずに悩んでいますか?

初心者ほど点数が取りたくても、実力以上に前半のリスニング問題からいきなり点数を落としています

実にもったいないですね。

私は何の対策もせずに、初受験でTOEIC満点(990)を取りましたが、リスニングセクションの各Partを解いている途中で、私の生徒さんに何をTOEIC対策として伝えるべきか明確になったのを覚えています。

実は、私でも多少の聞き逃し(特にPart3とPart4は長文リスニング)はあったでしょうし、それでも満点でした。リスニングセクションは45分間ありますが、ずーっとリスニングに集中はできません。好きなドラマや映画以外は・・・

そこで、今回はTOEICのリスニング問題で初心者でも突然点数が取れる解き方や具体的なリスニング勉強法をご紹介します。実際に、多くの初心者が突然スコアを上げている手法です。

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  1. TOEICリスニングセクションの構成や時間・レベル・満点など
    1. 各リスニングパートの構成・内容・問題数・時間を把握する!
    2. TOEICリスニングの平均点|目標にする点数は?(何割の正解?)
  2. TOEICリスニングで聞き取れない理由は何?
    1. スピードに付いていけない(速く聞こえる)
    2. 単語も英文法も分からない(語彙力)
  3. TOEICリスニングのスピード対策とコツとは?
    1. 対策とコツその1.倍速は効果なし!
    2. 対策とコツその2.右耳のみを使う!?
  4. 語彙力不足の勉強法(おすすめアプリや参考書など)
  5. リスニングの勉強時間は?レベル別のTOEIC対策や勉強法が必要
  6. 初心者向け|TOEICリスニングですぐに点数UPするための勉強法とは?
    1. 聞き逃しを無くす!
    2. TOEICリスニング音声を使った3語トレーニング
    3. 出だしだけじゃなく英文全体を聞き取る勉強法
    4. TOEICリスニングで更に音がクリアに聞けるコツ(日本人が苦手な発音)
    5. TOEIC Part1とPart2で満点を取るためのディクテーションは効果的!
  7. 中級者向け|600点~700点を目指すTOEICリスニング対策とは?
    1. TOEIC厳選単語のPart1~4を映像化する
    2. TOEICのリスニング音声を映像化させるコツ
    3. 長文リスニング(Part3とPart4)対策に最適な勉強法とは?
    4. リスニング力が更にUPする「音読」勉強法とおすすめ教材
  8. 上級者向け|800点~満点を目指すためのテクニックとコツ~
    1. TOEICリスニングの正答率を高めるために最初にやるべきこと
    2. TOEICリスニング問題で確実に点数が取れる「パターン」をシッカリ復習しておく
    3. TOEICリスニング問題の「ひっかけ」を把握しておく
    4. 点数を落とさないためのおすすめの勉強法と問題集
    5. シャドーイング勉強法も効果的!
  9. まとめ TOEICリスニングは「土台×相手理解」で必ず変わる!

TOEICリスニングセクションの構成や時間・レベル・満点など

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先ず、TOEICリスニング対策の勉強を始める前に、特に初心者であれば、構成や点数配分、レベルなど先ずは基礎知識を知ることから始めましょう。

TOEICテスト自体は、リスニングセクションとリーディングセクションに分かれています。

リスニングセクションからテストが始まり、そしてリーディングセクションの流れとなります。

リーディングセクションの勉強法については、『TOEICリーディングで点数が伸びない?初心者におすすめの3つの勉強法』の記事をご参考下さい。

各リスニングパートの構成・内容・問題数・時間を把握する!

リスニングセクションは、全部で45分間ガイダンス音声に沿って、4つのPartを解いていきます。

リスニングセクションは全100問で、その満点は495点となります。

後述もしますが、各Part毎に問題数、特徴などが異なります。

  • Part1-写真描写問題(6問):1枚の写真について最も的確に描写している回答を選ぶ。試験時間も短いため、正確かつ迅速な判断力が求められる。
  • Part2-応答問題(25問):短い会話の中から設問に対して適切な回答を選択するパート。話者が使用する表現や発音に慣れることが重要。
  • Part3-会話問題(39問):2人または3人の人物による会話が流れて、会話全体の流れを理解し、関連する情報を結び付ける能力が必要。
  • Part4-説明問題(30問):アナウンスやナレーションのようなミニトークを聞いて、その内容に関する質問に答えるパート。講演の目的や内容、論理構成を把握し、情報を整理して回答する能力が求められる。

しかし、おおざっぱに2つの特徴に分けると次となります。

  • Part1とPart2は短文のリスニング
  • Part3とPart4は長文のリスニング

もう、お分かりかもしれませんが、初心者でもすぐに点数UPしたいのであれば、次章の「短文のリスニング(Part1とPart2)」が最初のキーポイントとなります。

TOEICリスニングの平均点|目標にする点数は?(何割の正解?)

以下は、 第315回TOEICテストの平均スコア・スコア分布 詳細 (2023年2月26日 午後)となります。

  • リスニング平均:327.7
  • リーディング平均:279.1
  • 合計平均:606.8

あくまで参考ですが、リスニングセクションの満点が495点なので、約66%の正答率となっています。

リーディングセクションの正答率が約56%なので、それよりもリスニングセクションでの点数がとりやすいことが分かりますね。

なお、これらのデータは、一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会 (IIBC) が公式に公表しているものであり、TOEICテストのスコア統計情報として、一般に参考にされることが多いです。

TOEIC全体として見れば、海外出張や留学のための最低点数として、600点以上を目指すことが多いです。これは上記のデータで平均が606.8点と出ているので、それが基準ですね。

また、日本国内での就職活動や転職活動であれば、アピールするには700点以上を目指すことが多いです。

もっと詳しく確認したい方は、『TOEICのレベル|点数(スコア)で実力と目安が分かる!』をご参考下さい。

TOEICリスニングで聞き取れない理由は何?

特に初心者の方は、「英語が聞き取れない」と言いますが、その理由は大きく分けて2つあります。

スピードに付いていけない(速く聞こえる)

英単語も文法もある程度勉強して分かるんだけど、聞き取れない!というケースです。

要するに、流れた音声は聞けなかったけど、テキストを見たら理解出来る方々です。それは単にスピードについていけてないという事ですね。聞くポイントが分かっていないためです。勉強次第で、リスニング満点をすぐに目指せるかもしれません。

このような方は、語彙力などに関してはすでに中級レベル以上なので、リスニングのスピード対応強化(後述する勉強法)に勉強時間を割いてトレーニングしたほうが効率的です。

単語も英文法も分からない(語彙力)

流れた音声のテキストを見て意味が分からないという方は、単語力・英文法力不足もあります。

このような方は、スピード対応強化にプラスして、スキマ時間での語彙力UP、英文法の理解などの時間も必要になります。

TOEICリスニングのスピード対策とコツとは?

単語や文法が分かっている、分かっていないに関係なく、初心者であれば特にリスニングのスピード対応への勉強は必須となります。

対策とコツその1.倍速は効果なし!

単語や文法はある程度分かるけど、リスニングのスピードに付いていけない人は、「倍速とかで負荷をかければリスニングができるよになるのでは?」と思いませんでしたか?

どのリスニング速度がベスト?TOEICや受験にも最適な1つの勉強法』でも解説していますが、TOEICのリスニングセクションでで使用されているリスニングスピードは大体150wpm~180wpm(1分間に150文字~180文字)だと言われています。

これは通常の日常英会話でのスピードで、遅くも速くもない速度です。

ようするに、この速度でリスニング強化をすることで英会話にもそのまま対応できる英語耳を手にすることができます。

また、英語は独特のリズムやイントネーションなどで話される言語であり、これが何倍速となるとただの早口言葉でリスニング強化にはなりません

無機質なマシーンが投げるきれいな真っすぐの160km/hの球を打ち続けても、全員がプロ野球選手に慣れないのと同じです。あくまで、色々な抑揚があったりするナチュラルスピードでの勉強法がベストなのです。

対策とコツその2.右耳のみを使う!?

英語のリスニングは右耳と左耳どっちが効果的?2つの違いと勉強法』でも解説していますが、初心者の方でも、中級レベルの方でもリスニングのスピードが不得意という方は、先ず言語脳と言われている「左脳」を鍛えるために、イヤホンなどで右耳のみをつかったリスニングをしてみて下さい。

それで英語のスピードに慣れてきて、また単語などもある程度分かってきた段階で、次は「目を閉じて左耳」でリスニングして下さい。

リスニングで目を閉じると理解力が上がる!?TOEICなど3つの対策』でも説明している通り、右脳を使ったイメージリスニング強化となります。

特に、長文リスニングのPart3とPart4に関しては、聞きながらイメージするという癖付けをすることで、多少途中の単語を聞き逃しても問題を解けるようになります。

語彙力不足の勉強法(おすすめアプリや参考書など)

もちろん、これらの勉強法に加えて、英単語力や文法力が少しでもプラスされていたら、さらなる点数UPにつながります。

これには通勤通学中に気軽に触れることができるTOEIC公式アプリですね。これは冒頭でもご紹介していますので、今すぐダウンロードしておきましょう。

App Sore(iOS)
Google play(android)

TOEICで使われている文法に慣れることも大切ですが、ここでは重要度は低いので先ずは英単語を優先させましょう。

他にも次のようなおすすめのアプリや参考書があります。

【アプリ】

アプリ名特徴リンク
Duolingo基本的な英単語から始めることができ、レベルアップするごとに難易度が上がる。ゲーム感覚で学ぶことができる。https://www.duolingo.com/
Memriseマニュアルやリスニング練習など、様々な教材がある。スピーキング機能もあり、自分の発音を確認することができる。https://www.memrise.com/
Quizletフラッシュカードを活用して、単語やフレーズの暗記を効率的に行える。言葉の意味や使い方について学習できる音声教材もある。https://quizlet.com/

【参考書】

参考書名特徴リンク
『TOEIC(R)テスト 新形式完全攻略BOOK』(アルク)新形式に対応した、初級から中級レベルまでの単語と表現を網羅。模擬問題も収録されているので、実践的な学習が可能。https://www.alc.co.jp/toeic/toeic-book/bk114.html
『TOEIC(R)テストスーパー語彙800』(研究社)リスニングセクションでよく出題される800の単語を厳選して掲載。意味や使い方の説明、例文などを掲載し、単語力を徹底的に高める。https://www.kenshu.co.jp/toeic/toeic-book/gh417.html
『TOEIC(R)テスト 新形式問題集』(旺文社)新形式に対応した、リスニングセクションに出題される単語や表現を収録。問題形式や出題傾向を把握できるよう、模擬問題も収録されている。https://www.wan.or.jp/toeic/toeic-book/wb20.html

それでも、リスニングにはある程度の英文法力(語順感覚・文型なども含む)が必要になるので、その際は『TOEIC文法|初心者必見!絶対に出る6つのコツや勉強法・問題集』の記事を参考にしてみて下さい。

リスニングの勉強時間は?レベル別のTOEIC対策や勉強法が必要

さて、こえれからTOEICリスニング対策の勉強をしていくのですが、先ずは自分のリスニングレベルのチェックをすることから始めましょう!

それには、次のサンプル問題が最適です。今すぐサクッと確認できます。

問題数が少ないため正確な点数が分かりませんが、あなたが短文・長文のどちらが不得意なのかなど簡単にチェックはできます。

しかし、シッカリと確認したい!という方におおすすめなのが「TOEIC公式問題集」です。

書店やアマゾンに散乱しているどの参考書よりも信頼性があり、傾向を掴んでいるのが公式ですね。

参考:TOEIC公式サイト(公式教材・問題集)

のちほど紹介する勉強法にも欠かせない教材の一つになりますので、入手しておくことをおすすめします。

また、常に気軽にリスニングの伸びをチェックしたい!という方は、「TOEIC公式アプリ」がいいでしょう。

同時に勉強もできるので効率的です。ダウンロードサイトは下記となります。

App Sore(iOS)
Google play(android)

また、ここで大切なのが「どれくらい勉強すればいいの?」ということです。

TOEICはリスニングセクションだけではなく、リーディングセクション(Part5,Part6,Part7)もあり、それらを合わせて目指すスコアにより勉強時間が異なります。

「TOEIC勉強時間」の確保や目安|1ヶ月で100点UPを目指す!』でも詳しく説明していますが、1ヶ月で100点UPを目指すとしましょう!

その場合のリスニングに割く時間は1ヶ月最低10時間が目安となります。

つまり次のような計算例となります

  • 現状500点レベルで600点がターゲットであれば、1ヶ月10時間(1日20分程度)
  • 現状600点レベルで800点がターゲットであれば、1ヶ月20時間(1日40分程度)

よって最初にレベルチェックが必要であなたの現時点での実力を把握して、勉強時間の確保をすることも非常に大切にならいます。

さて、次からはそれぞれのレベル別での具体的な勉強法をご紹介します。

初心者向け|TOEICリスニングですぐに点数UPするための勉強法とは?

特に初心者方は、Part1とPart2対策(短文のリスニング)が点数UPに直結します。

ここで解説する方法は、現時点で知っている単語だけでも確実にリスイングの点数がUPするやり方です。

上述している、「スピードに付いていけない」や「語彙力不足」以外の原因で、点数UPに直結するコツとなります。

TOEICのリスニング問題では英文が何度もアナウンスされません。聞き逃してもそのままアナウンスは先へ進んでしまいます。

TOEIC初心者ほどリスニング時に聞き逃しが大量発生しますが、これを回避することで突然点数が取れるようにするのがリスニング攻略で最初にやるべき勉強法です。

スピードが速くて聞き取れないと思えば思うほど、眠くなったり、ぼーっとして聞いている可能性が高いのです。

聞き逃しを無くす!

リスニング問題で聞き逃しが起こる部分はどこでしょうか。

それは、リスニング音声の最初の部分です。

音声を聞いた直後なら最後の部分の余韻は残っていますが、最初の部分は脳の記憶から消されやすくなります。

しかも、英語はヘッドイニシャル言語で「結論が先に来る」ので重要な内容が最初に含まれます。

つまり、最初の音を聞き逃すことで重要な内容が把握できずに点数を落としてしまっているだけなのです。

では、どうやって最初の音を聞き逃さないようにできるのでしょうか?

そのコツは、リスニング音声は「出だし3語」に意識を集中させることです。

TOEICの音声をいくら聞き流す勉強をしても何の役にも立ちません。

これはTOEICのリスニング力をアップするだけでなく、英会話やビジネス英語でも、英語を勉強する全ての方に絶対必要なスキルです。

まずは日本語回路を外すこと

そもそも、日本人の言語回路は後ろの部分ほど無意識に聞いてしまうように回路が出来上がっています。

例えば、「明日は出かけるのか、出かけないのか」など後半を聞かないと結論が出ません。だからこそ、日本人は後半に耳を傾ける癖が出来上がってしまっているのです。

よって、この後半を聞く日本語回路を脱却し、前半に耳を傾ける聞き方に脳を切り替えなければいけません。

3語リスニングの注意点

この際に、注意する点が2つあります。

日本語に訳さないこと

速くてリスニングが聞き取れない人は耳が慣れないだけが原因ではありません。

リスニングで日本語に置き換えて意味を捉えようとしているため、スピードについていけないのです。

japanese language

今後、英語を英語でとらえるスキルは必要ですが、最初の段階では意味は理解しなくていいのです。あくまでも3語の音に意識を向けることです。

リスニングでスペルは気にしない

2つ目は、英語のスペルは気にしないことです。音の認識が大事であって、聞こえた感覚の音で問題ありません。

spelling

逆に習った英文字に変えるほど本来の音が耳に体化しません。

TOEICリスニング音声を使った3語トレーニング

それでは、具体的にTOEICに出題しやすいリスニング音声を使って、「出だしの3語」を聞き取ってみましょう。

TOEICリスニング|3語のトレーニング例

大事なことは意味を考えることではなく、音のみに集中することです。

<音声>

<答え>

  • A1:( Is )( it )( better )
  • A2:( What )( kind )( of )
  • A3:( Does )( it )( contain )
  • A4:( It )( is )( too )
  • A5:( Your )( luggage )( is )

市販のTOEIC参考書を使ったトレーニング方法

お手持ちのTOEIC参考書などを使用して3語トレーニングを行う場合、付属のリスニング問題の方のCD音声を活用します。

cd

リスニング部分の音声を流しながら、各センテンスごとに最初の3語に毎回集中しながら聞いていきます。

<リスニング音声の例>

※ここではあえて、Part3やPart4のような長文を例として挙げていますが、こんな時も頭のみに集中する癖を現時点では付けていきます。

Questions 41 through 43 refer to the following conversation.

女性:Excuse me, can you helpme? I’m interested inthese two cameras, the PS800-X and the PS800-DN. They seem tohave the same specs, but why is the X model much more expensive than the DN model?

男性:I want to discuss our sales strategy for the new recording products we’ll be releasing in May. What can we do about the existing products our dealers currently have in stock?

英語を習得するためには、必ず正しいステップに沿って一つずつ段階をクリアしていくことです。

最初から一気に全部を理解しようと焦らないことです。まずは、赤文字部分の最初の3語に意識を集中させて聞きましょう。

最初から動詞までを聞き取る

3語に慣れてきたら、それを少し拡げて、「最初から動詞までを聞き取るトレーニング」を行います。

例えば、以下の質問文を見てみましょう。

  • 質問: Why did you send to me the mail ?
  • 和訳:なぜ、あなたは私にメールを送ったのですか?

最初の3語は「Why did you」です。

この3語でわかるのは、「なぜ、あなたは〇〇したのか?」だけです。

この時に、動詞の「send」まで聞き取れれば、「なぜ、あなたは送ったのか?」がわかることで、何について聞かれたのかを予測しやすくなります。

ですので、3語の聞き取りの次は「最初から動詞まで」までをしっかり聞き取る勉強法でリスニング力を強化していくことです。

出だしだけじゃなく英文全体を聞き取る勉強法

最初の3語や動詞までの音を聞けるようになったら、次は英文全体を聞き取れる力を身につけます。

遊び感覚でリスニング力を劇的に伸ばす勉強法

全体を聞き取る力を身につけるのに、簡単かつ最も効果的なリスニング勉強法が「数当て」です。

英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』の記事内でも紹介していますが、この数当ては「一つの英文が何単語でできているのか」の数を当てるクイズです。

counting

それ以外、何もやる必要はありません。意味はまったく関係ありません。単にリスニングの音声からリズムを刻みながら数えるだけです。

数えるだけだからこそ、逆に音全体の感覚が掴めるようになり、日本人に劇的な効果をもたらします。

数当てリスニングの注意点

数当てのリスニングで注意すべきことは4点です。

数当てリスニングの「4つの注意点」

  • その1.最初の頭から聞いていく(頭から聞けないと数が数えられません)
  • その2.リスニングの正解、不正解は気にしない(むしろ、リズム感覚が重要)
  • その3.意味やスペルを浮かべない(音を習得するのに必要ありません)
  • その4.知っている単語、知らない単語が出ても最後まで聞く(この癖がリスニングでは重要です)

ここでしっかりと、必ず頭から最後までそのまま聞き取っていく癖を身につけましょう。

最初の3単語と数当てトレーニングについては、マイスキ英語のYoutube公式チャンネルにても公開しているので、是非問題を解いてみましょう!

下記が一例です。

TOEICリスニングで更に音がクリアに聞けるコツ(日本人が苦手な発音)

上記ではリスニング音声の最初と全体を掴む勉強法を伝えてきました。その次のTOEICスコアアップさせるコツは「音の違い」を聞き分けるスキルです。

この力が身につくと、今まで聞こえなかったTOEICのリスニング部分もクリアに聞こえるようになります。

TOEICのリスニング力を上達させる4つの音

具体的には、4つの音を聞き分ける力をつけることでTOEICのリスニング力は上達します。

その4つの音は「R」「TH」「V」「F」です。

これらの音は英語特有の音なのですが、リスニングが苦手な日本人でも聞き取りやすく、意識して聞けば、はっきりと分かるようになる土台の音だからです。

例えば、日本人はRとLの違いがわかりません。レストランで「ライスください」とお願いしても、外国人には「Lice(シラミ)ください」と聞こえています。

だからこそ、会話の中で似た音の違いを聞き分ける耳を作る必要があるということです。同時にそれは圧倒的なリスニング力の上達へとつながります。

この4つの音については、下記のトレーニングを参照してください。

RとLの発音トレーニングによるリスニング上達法

rとlの発音は、日本語のカタカナ読みをしたところで正確には発音できません。

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しかし、舌の位置を意識すれば簡単にマスターできるようになります。

詳しくは『RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニング』でrとlの独自の舌の位置だけに集中して正しい発音に変えることができます。

THとSの発音トレーニングによるリスニング上達法

THの発音には「Thankに使うTH」と「Thisに使うTH」の2つのTHが存在します。発音記号も「θ」(Thank)と「ð」(This)と全く違います。

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そして、多くの日本人はTH「θ」の発音ができないので、Sの発音に置き換えて発音しているケースが目立ちます。

ここでは、基本となるTHの発音の舌を意識しながら『英語のTHの発音|2つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法』で、簡単にTHの発音からリスニング力を上達させることができます。

Vの発音トレーニングによるリスニング上達法

日本人の多くは正しいVの発音ができていません。しかも相手に誤解まで与えています。

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Vの発音は、前歯の位置ではなく、下唇の動きで簡単にマスターできます。

詳しくは『Vの発音を今すぐマスターできる簡単な2つの練習方法』でVの発音からリスニングを上達させていきましょう。

Fの発音トレーニングによるリスニング上達法

Fの発音では、ほとんどの日本人が簡単なコツに気づいていません。Fの発音も日本語にない音だからといって、発音自体が難しいわけではありません。

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Fの発音は、前歯の位置が重要ではなく、下唇の動きでFの発音が飛躍的に上達します。

詳しくは『Fの発音が自然と上手くなる簡単な2つのコツ』でコツを掴みましょう。

TOEIC Part1とPart2で満点を取るためのディクテーションは効果的!

初心者の方がリスニングセクションで点数を取りやすいのが、Part1とPart2の短文リスニングです。

しかも、ここでいいスタートを切って波に乗りたいところです。

ここで効果的な勉強法がディクテーションです。音声を聞いて、聞いた英文をノートなどに書き出すというとてもシンプルな方法です。

これで一気に英語のリスニング力を高めていきます。

詳しいやり方などは、『英語のディクテーション|初心者に効果あり!2つのコツとおすすめ教材・アプリ』の記事をご参考下さい。

また、それぞれのPartのひっかけ問題や傾向などが顕著に出ているところでもあるので、これまでの勉強法で多少自信が付いてきたら、是非次の記事の対策を実践してみましょう!

また、以下に、前回回答したTOEICリスニングセクションのパート1とパート2に特化した教材やアプリについて、公式ウェブサイトを含めて特徴とリンクを表にまとめました。

【アプリ】

アプリ名特徴リンク
TOEIC Listening Trainerパート1とパート2に特化した模擬テストを収録。スコア推移グラフや問題解説、録音機能などがある。https://play.google.com/store/apps/details?id=com.alpha.term.toeiclistening&hl=ja&gl=US
英会話・TOEICリスニングの公式アプリパート1とパート2に特化した問題を収録。各問題に解説がついており、自分の弱点を把握することができる。https://www.eflsite.com/eikaiwa/official-toeic-listening/

【教材】

教材名特徴リンク
『TOEIC(R)テストパート別特訓』(研究社)パート1とパート2に特化した問題集を収録。問題に対する解答例や解説がついており、自己学習にも向いている。https://www.kenshu.co.jp/toeic/toeic-book/hh401.html
『TOEIC(R)テストスーパー模試』(旺文社)パート1とパート2に特化した模試を収録。スコア推移グラフや問題解説などがある。https://www.wan.or.jp/toeic/toeic-book/wb12.html
TOEICテスト公式ウェブサイトパート1とパート2に特化した学習資材が充実。問題集や模試、スコア推移グラフなどを無料でダウンロード可能。https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/about/materials.html

 

中級者向け|600点~700点を目指すTOEICリスニング対策とは?

リスニング音声の全体が音として聞けて、リズム感覚が身について来たら、次のステップでは、音からの映像化トレーニングを行うことです。

TOEIC Part1やPart2でいい点数を取っても、伸び悩みでぶち当たる壁となります。

その映像化トレーニングが、長文リスニング(TOEIC Part3とPart4)の対策になります。

冒頭でもお伝えした「目を閉じて右脳でイメージしながらリスニング」している感覚となります。

TOEICのリスニング問題では、聞こえた音声を瞬時に理解できなければ、そのスピード感についていけません。

これが、TOEICリスニングで速くて聞き取れない理由の一つですね。

その対策に必要なのが「音から映像化する力」ということです。

image memory

例えば、日本人が「an apple」と音声で聞いた時にその多くが「りんご」という文字で浮かびます。

そこを文字化ではなく、頭に浮かぶように瞬時に映像化させることです。この能力が英語を英語のままとらえる感覚になります。

また、ネイティブは「一つのリンゴ」という個数もイメージできます。

それでは、英語を英語のまま理解していくためのイメージ化のリスニング勉強法をお伝えします。

TOEIC厳選単語のPart1~4を映像化する

TOEICリスニングで点数を伸ばす「映像化」トレーニングで最適なのは、「英単語のイメージ化」です。

その中でも、短文リスニング、長文リスニングに限らず、TOEICのPart1~4に頻出しやすい単語から映像化することがベストです。

TOEICリスニング問題の頻出単語は、『TOEIC単語|高確率で出るPart別厳選306個の表現』でTOEIC各パートごと、目標スコアごとに厳選単語を選んでいます。

全ての英文に映像を付けていますので、こちらを参照にしてみて下さい。

TOEICのリスニング音声を映像化させるコツ

TOEIC関連のリスニング音声を映像化させるコツは、自分がやりやすい単語から始めることです。

特にTOEIC単語初心者なら「名詞」から始めて、「動詞」「前置詞」などの映像化にシフトしていきましょう。

そして、慣れてきたら単語単体ではなく「線(一英文)」で覚えることです。

TOEICのリスニング音声を「一つの英文」で映像化する

単語単体だけで覚えるよりも、「英文のかたまりで映像化」すると効率が良くなります。

仮に単語の点だけで覚えてしまうと、どの場面でどのように使うのかさっぱり分かりません。

これはTOEICも同様で、いくら単語だけを覚えても、効果的にスコアを上げることにつながりにくいのです。

日本語回路から徐々に英語回路に変える

英語を映像化する力が身につけば、いちいち和訳しなくても英語が理解できるようになります。

しかし、英語回路ができない段階では英語だけに囚われる必要はありません。

Part 1のリスニング対策では日本語の使用はOKです。

英語の映像化ができるようになるまでは、日本語を工夫して使いましょう。そもそも、ハードルを上げ過ぎて挫折してしまえば意味がありません。

リスニングの映像化は臨場感を作ること

リスニングの音声をそのまま感情が入らないような映像にしないことです。

例えば、

  • 英文例:Some people are lined up.
  • 和訳:何人かの人が並んでいます。

というリスニング音声を聞き取ったら、単に自分と関わりのない場所に自分が無関心な形で何人かの人が並んでいる映像を浮かべてもその効果は薄いです。

lined up

そうではなく、例えば、週末に遊びにいくショッピングモールの中にあるフードコートで、うどん屋とラーメン屋には行列ができているのに、中華のお店はランチ時でも何人かの人しか並んでいないような自分の体験談の中にある映像を浮かべることです。

その他にも英文内で「car」と聞いたら単なる車そのものを映像化せずに、どうしても欲しい赤いフェラーリやご自分の車など印象付けやすい映像と結びつけることです。

こうして、「音から臨場感のある単語で映像化」できるようになると、映像語彙ネットワークを通して、自然に英語の文章も入るようになります。

その他にも英単語の覚え方にはいくつかテクニックがあります。『TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法』よりご自身に合う方法を見つけてください。

以上が、TOEICのリスニング問題で突然スコアが上がる勉強法になります。TOEICだけでなく、英語習得はすべてコツが存在します。

長文リスニング(Part3とPart4)対策に最適な勉強法とは?

また、単語の映像化、次は一英文の映像化、そして最後が英文のかたまりの「文章」の映像化ですね。

これが出来るようになると多少の聞き逃しがあってもTOEICリスニングで得点が簡単に取れるようになります。

その方法に最適なのが、海外ドラマや映画を「字幕なし」で観るという勉強法です。常に文章に触れ、そしてその意味を見える画像を基に予測リスニングするトレーニングができます。

英語リスニング|映画・海外ドラマが字幕なしで分かる!2つの勉強法』でも詳しく解説していますが、次の手順で実践するのみで文章の映像化がドンドン出来るようになります。

  1. 好きな動画を用意する
  2. 先ずは、日本語吹き替えで、動画を10分~15分見る
  3. その後に、映像を見ずに(後ろ向きになったりして)、英語の音声だけを聞く

たったこれだけです!

日常会話シーンが多い、「フレンズ」や「フルハウス」などの海外ドラマがベターですね。上記の記事内でもタイトルを確認してみましょう。

リスニング力が更にUPする「音読」勉強法とおすすめ教材

短文のリスニングで聞き取れるようになったり、映像化できるようになると、ドンドン英語が楽しくなってきます。

そうなればあとはリスニング満点に向かって進むだけです!

そんな時も使う教材(参考書)は何度もおすすめしているTOEIC公式問題集がベストです。

参考:TOEIC公式サイト(公式教材・問題集)

公式問題集を使った「音読」が効果絶大の勉強法となります。

英語の音読|5つのやり方とコツ・おおすすめ教材や無料アプリなど』でも解説していますが、音読はリスニング力、語彙力、文法力などほぼ全ての英語力を向上してくれる万能な勉強法です。

TOEIC公式問題集の設問部分、選択肢の文を音読することでそれらの英語力がUPしていきます。

慣れてきたら、シャドーイング(影のように追いかけて少し遅れて発音する方法)も効果がありますが、900点を目指す上級者に限りましょう。後ほど、解説します。

また、以下に、TOEICリスニングセクションのパート3とパート4に特化した教材やアプリをリンク付きで表にまとめました。参考にしてみて下さい。

【アプリ】

アプリ名特徴リンク
TOEIC Listening Practice Testsパート3とパート4に特化した模擬テストを収録。各問題に解説がついており、自己採点機能もある。https://play.google.com/store/apps/details?id=com.vistechprojects.toeiclistening&hl=en_US&gl=US
TOEIC Listening Test Practiceパート3とパート4に特化した模擬テストを収録。各問題に解説がついており、リスニング力を効率的に向上させることができる。https://apps.apple.com/us/app/toeic-listening-test-practice/id1450514614

【教材】

教材名特徴リンク
『TOEIC(R)テストパート別特訓』(研究社)パート3とパート4に特化した問題集を収録。問題に対する解答例や解説がついており、自己学習にも向いている。https://www.kenshu.co.jp/toeic/toeic-book/hh402.html
『TOEIC(R)テストスーパー模試』(旺文社)パート3とパート4に特化した模試を収録。スコア推移グラフや問題解説などがある。https://www.wan.or.jp/toeic/toeic-book/wb14.html
The Official Guide to the TOEIC Testパート3とパート4に特化した問題集を収録。解答例や解説、模擬テストなどが充実しており、TOEIC受験に必要なリスニング力を身につけることができる。https://www.ets.org/s/toeic/theofficialguidetothetoeictest.jsp

上級者向け|800点~満点を目指すためのテクニックとコツ~

上級者の方で、全体のTOEIC点数を800点以上狙っているのであれば、「TOEICリスニング満点(495点)の壁」は避けては通れません。

リーディングセクションより満点は取りやすいと言われていますが、受験者の0.5%程度がリスニング満点だと言われています。

それを実現するのは簡単ではありませんが、とにかく適切な練習が必要です。

ミスをなくす!TOEICリスニングで満点を取る1つの対策とは?』ではミスを失くして完璧を目指すための方法などをご紹介しています。余裕が出たら是非、ご確認下さい。

ここまでTOEICリスニングに対する英語力の土台作りを形成する勉強法についてご紹介してきました。

でも、実力が備わっても点数を落とす場合があります。もったいないですよね。

よってここでは、TOEICのリスニング問題でグンと正答率を高めることで点数を伸ばせる勉強法とテクニックをお伝えします。

TOEICリスニングの正答率を高めるために最初にやるべきこと

TOEIC受験者が最初にやるべきことは、TOEIC試験の全体像とパターン把握です。

TOEICリスニング問題の全体像を把握することでスコアアップに直結できるとともに、そのリスニング対策が見えてきます。

TOEICリスニングの問題内容を把握

そもそも相手を知らなければ戦えません。TOEICはビジネスシーンが中心に日常会話までのコミュニケーション能力を問われます。

まずはどんな感じで出題されているのか全体像を把握することです。

TOEICリスニング問題の構成を把握

TOEIC試験時間と各PARTの出題形式を把握します。

※「赤字」の部分が新TOEICから変更されたところです(2016年5月~)

解答はすべて3択、4択のマークシート形式です。

TOEICは時間との勝負と言われますが、解く時間が足りなくて最後は適当に埋める受験者が多いのが現状です。

この差は出題者の意図や問題パターンが手に取るように見えるからです。

リスニング問題の時間配分とアナウンス前の準備事項の把握(先読み)

「時間配分はリーディングのPart5~7が大事」だと言われていますが、それは正しくありません。

TOEICのリスニング問題でも時間配分をおろそかにすると、確実に解ける問題も焦って、点数を落としかねません。

TOEIC試験では、リスニング音声が流れる前の事前準備も把握しておくことです。『TOEICで絶対無視できない7つの時間配分』でも詳しく説明しています。

下記がリスニングセクションの各パートの時間とその対策です。

  • Part1:約3分間 ※約90秒間の説明アナウンスが流れた瞬間に、先ず全ての写真に目を通すこと
  • Part2:約9分間 ※全く文字情報がないので、アナウンス時間にそれを聞くことで耳を慣らすことを意識しましょう
  • Part3:約17分間 ※1つの会話問題(各3問ずつ)が終わった後に、約8秒前後の無音の時間があります。その間に、最低でも次の会話問題の最初の1つの設問だけでも先読みすること!
  • Part4:約16分間 ※これもPart3と同様に8秒間の無音を使って先読みしましょう!

TOEICリスニング問題で確実に点数が取れる「パターン」をシッカリ復習しておく

実は、TOEICリスニング問題で読まずに解ける問題パターンが存在します。

その出題パターンがわかれば、誰でもスコアアップしますので、TOEIC初心者ほどそれらの問題で点数を絶対に落とさないことです。

確実に点数が取れる具体的な勉強箇所は『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』を見ておいてください。

また、次のひっかけ問題対策も大切です。

TOEICリスニング問題の「ひっかけ」を把握しておく

短文リスニング(Part1とPart2)のところでも多少触れましたが、当然、TOEIC問題にもひっかけ問題が存在します。

例えば、Part2の音声問題で、「degree」とあり、選択肢の中に「agree」とあったとしましょう。TOEIC初心者にありがちなのが、答えが分からない時に何かの“ヒント”に頼ってしまうことです。

それがこのひっかけです。

trap

しかし、「これは出題者のひっかけだ!」と事前に把握しておけば、ひっかけを除外することで三択が二択になり、正解率は33%から50%に大きく上がります。

ひっかけを見極めるポイントをまとめた記事の『TOEICコツと直前対策|すぐスコアアップする7つの方法』で細かく解説していますが、このように出題者側の意図を読めれば、実力以上のスコアアップが実現できます。

TOEICリスニングセクションにおける各パートのひっかけ問題の代表的な例が下記となります。

【Part 1】

  • 類義語の混同:例えば、問題文に”cheap”(安い)が出てくるが、選択肢には”inexpensive”(安価な)や”affordable”(手ごろな)など、意味は似ているが微妙に異なる言葉が出現する。
  • 似たような発音の単語の混同:例えば、”beach”(ビーチ)と”bench”(ベンチ)が出現する場合、聞き間違えやすくなる。

【Part 2】

  • 情報の欠落:例えば、スピーカーが言いかけた文章を途中で切って次の問題に移ることがある。
  • 細かい言い回しの混乱:例えば、問題文に”discuss”(話し合う)が出てくるが、スピーカーが”talk about”(話す)や”mention”(言及する)などの別の言い回しを使うことがある。

【Part 3】

  • 話者の意図を見極める問題:例えば、スピーカーが一つの意見を述べた後に反対意見を述べることがあるので、どちらがスピーカーの本当の意見なのか見極める必要がある。
  • 発言の矛盾:例えば、前半と後半で情報が矛盾している場合があり、注意が必要となる。

【Part 4】

  • 情報の欠落:例えば、スピーカーが最初に言いかけた文章を途中で切って次の問題に移ることがある。
  • 文章の構造:例えば、スピーカーが文章の構造を変えることがあるため、どこが重要な情報かを見極める必要がある。

点数を落とさないためのおすすめの勉強法と問題集

さて、これまでTOEIC公式問題集やアプリなどを使った勉強法をご紹介しましたが、それ以外の問題集などを活用して、完璧なTOEIC対応のリスイング力を身に付けることも可能です。

点数を落とさない英語力ということです。

その他のおすすめ問題集はコレ!

TOEIC公式問題集で問題を解くことは大前提ですが、ドンドン問題を解きたい!という方は、問題数が500もある『TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3』もおすすめです。

初心者には少し難しいかもしれませんが、次のステップとして捉えると十分な参考書になります。シリーズ系なので過去の1と2も試していいですね。

また、更に次のような参考書もおすすめしています。

教材名特徴リンク
『短期養成 TOEIC(R) TEST リスニング特訓』(旺文社)リスニングセクションの問題に特化した問題集を収録。音声ファイルも付いており、正しい発音も身につけられる。https://www.wan.or.jp/toeic/toeic-book/wb20.html
『TOEIC(R) TEST 英単語 2000語マスター』(KADOKAWA)リスニングセクションに出題される英単語を重点的に学習できる問題集。日本語解説や模擬テストもある。https://www.kadokawa.co.jp/product/321904000458/

以上が、TOEICリスニングセクションで満点を取るためのおすすめのアプリや教材です。自分のレベルや学

英語訛り!アメリカ英語とイギリス英語にも慣れる勉強法

これが結構見落としがちですが、TOEICのリスニングテストでは、主に以下の英語訛りの音声で問題が出題されます。

  1. アメリカ英語(American English): TOEICテストで最も出題される英語訛りで、アメリカの英語を基礎としたものです。
  2. イギリス英語(British English): アメリカ英語と同じくらい出題されます。イギリス英語は発音やスペルがアメリカ英語と異なる場合があるため、注意が必要です。
  3. オーストラリア英語(Australian English): イギリス英語に近い英語訛りで、特にアクセントの強弱に特徴があります。
  4. カナダ英語(Canadian English): アメリカ英語に近い英語訛りで、アクセントが軽い傾向があります。
  5. ニュージーランド英語(New Zealand English): オーストラリア英語に近い英語訛りで、発音が特徴的です。

受験前に、各地域の英語訛りを聞いて慣れるようにすると、よりスムーズにリスニングテストを受験することができます。

理由としては、現代社会において、英語の国際化が進む中、アメリカ英語のみのリスニングでは対応できないためです。

しかし、大きく区分すると、アメリカ英語とイギリス英語になります。

イギリス英語とアメリカ英語|文法・発音・単語など4つの違い』でもあるように、アクセントの位置など違いがあります。

基礎を押さえたら、TOEICのビジネス英語も勉強も兼ねて、BBCニュース(イギリス英語)CNNニュース(アメリカ英語)を聞き分けることもおすすめします。

使われている単語は多少難しいかもしれませんが、色々な訛りに慣れておきましょう!

おすすめの英語ニュース|無料サイトやアプリ7選とリスニング勉強法』も参考にしてみて下さい。

シャドーイング勉強法も効果的!

音声の後ろを影のように追いかけながら発音するという、シャドーイングはリスニング力UPの有効な方法の一つと言えます。

以下に、シャドーイングの方法を簡単に説明します。

  1. テキストや音声を用意する まずは、自分のレベルに合った英語のテキストや音声を用意します。例えば、TOEICリスニングの問題集や、英語のニュース番組などが挙げられます。
  2. 音声に合わせて発音する テキストや音声を聞きながら、その音声のすぐ後ろについていき自分も声を出して発音します。できるだけ正確な発音を目指し、強勢やイントネーションにも注意して発音しましょう。
  3. 意味を理解する 発音しながら、音声の意味を理解しましょう。単語やフレーズの意味を把握することで、TOEICリスニングの問題に出題される単語や表現にも慣れることができます。
  4. 速度を上げる 最初はゆっくりと始め、徐々にスピードを上げていきましょう。TOEICリスニングの問題は制限時間が厳しいため、できるだけ速く聞き取れるように練習することが重要です。
  5. 繰り返し練習する シャドーイングは、繰り返し練習することで効果を発揮します。同じテキストや音声を何度も練習し、自分自身で録音して聞き返すことも有効です。

しかし、『英語のシャドーイング|初心者には効果が出ない3つの原因とコツ』の記事でも説明している通り、ある程度リスニングや語彙力に自信が付いてきてから実践すると効果が倍増します!

まとめ TOEICリスニングは「土台×相手理解」で必ず変わる!

いかがでしたか?ここではTOEICのリスニング力をアップさせる勉強法を紹介しました。

このようにTOEICでも英語力にしても、最初にリスニング力の土台部分を作ることが大事です。その後はTOEICリスニング問題自体を知ることです。すなわち、相手を理解することで、相手の意図が手に取るようにわかり、TOEICのスコアも必然的にアップするようになります。

しかし、目指す得点が500点であれば、リスニングセクションは5割の正解率でいいんだという軽い気持ちも大切です。最初から満点など難しそうな点数を狙わずに、あなたの現時点の実力にあった勉強法を実践しましょう!

TOEICは英検と違い合否がなく、何度も受験が出来るテストですので、徐々に点数を上げていくなど計画的に受けることも大切ですね。

習得の鍵は「記憶精度×進め方×勉強法」にある


なぜ、日本人の99%がまともに英語が話せないのか?

1つ断言できるのは、英語マスターに頭の良さは関係ありません。

偏差値40の落ちこぼれ人間だった私でさえ、一発でTOEIC満点も英検1級も取得。英会話もペラペラ、ビジネス英語もマスターしたことからも・・・

その鍵は「記憶精度×進め方×勉強法」にあります。

覚えたら忘れない記憶術。瞬時に英語をアウトプットするスキル。

これらの技術を簡単に学べる教材(450日分)をご用意しました。

色々試したけどダメだった人はぜひお試しください。

マイスキ英語「超速トレーニング」はこちら



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