
あなたは今、どのように一から英語の勉強を始めていいのか悩んでいませんか?
過去のように、もう挫折はしたくない!と思っているはずです。
もういい大人だけど本当に上達できるのだろうか?と疑心暗鬼になっている方も少なくないでしょう。
もう少し早く勉強をやり直しておけばよかった、など・・・
しかし、断言します!今からでも決して遅くはありません!
私が指導する生徒さん(大人・社会人の方)のほとんどが、過去に英語を一度は挫折している方ばかりです。
だから私の指導方針は一貫して、現時点の英語力、年齢に関係なく、短期集中でも「楽しく英語に触れて続ける」をモットーにしています。
ここでご紹介する無料でもできる勉強法は、そのコンセプトに基づいています。
例えば、あなたが40歳以上でも、50歳、60歳以上でも全く問題ありません!
私の生徒さんには日頃忙しい社会人の方、主婦の方、またご高齢(60~80歳以上)がほとんどで、確実に英語力を手にした方ばかりです。
最初から英語力があり優秀な方は一人としていません。
また、大人の方が基本の英語力を身に付けるためのノウハウなどをまとめた小冊子(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」を今だけ無料プレゼント中(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼント中ですので、是非そちらも確認してみて下さい。
目次:
1.英語が苦手な大人や社会人が最初から英語をやり直す3つのコツ
1-1.短期間でもしっかりと英語勉強を「継続する」ための勉強時間と期間設定
1-2.何のために英語を勉強するのか?の「目標設定」
1-3.効率的に英語を一からやり直すための最初のスタートレベル設定
2.大人・社会人の英語初心者が忙しくてもスキマ時間に独学できる英語勉強法
2-1.英語初心者はリスニングと基礎の中学英語から始めることが基本!
2-2.映画・ドラマ・DVDを使って英語のリスニング力を確実にUPさせる方法
2-3.簡単!知っているだけで英語の発音がよくなるコツ
2-4.洋楽を使って英語力を維持する(またはスタートする)方法
3.大人・社会人向けのNHKの英語講座やおすすめの英会話教室などでの勉強法
3-1.通勤中に学べる!おすすめのNHK英語講座
3-2.土日などでも学べる!大人・社会人向けの英会話学校(オンラインスクール)とおすすめのコース
3-3.効率的に学べる!大人・社会人におすすめの参考書・辞書・テキスト・アプリなど
3-4.オンライン英会話や短期留学は英語上達に効果あり?
4.大人・社会人が英語の苦手意識を克服できた次の4つの勉強法
4-1.NHK英語講座のビジネス入門編に挑戦!
4-2.字幕なしでのリスニングは継続しよう
4-3.ディベートやテレカンにも役立つ!英語で日記を書く習慣を付けよう
4-4.中・上級者向けの英単語にも触れてみよう:英字新聞なども活用
1.英語が苦手な大人や社会人が最初から英語をやり直す3つのコツ
大人や社会人の方が、さあ、英語の勉強をやりなおすぞ!と意気込んでも、単なる単語の暗記など、学生時代に経験した勉強の仕方では、また挫折が待っているのは目に見えています。
せっかくやる気になったのに・・・
もったいないですね。
だから、一から英語の勉強をやり直したい!と思ったこの瞬間に、決めるべきことがあります。ここが一番重要です。
大きく分けて、「楽しく無理なく継続するための時間設定(時間帯や勉強期間など)」、「モチベーションを保つための目標設定」、「何から英語勉強を始めるのかの設定」ということです。
1-1.短期間でもしっかりと英語勉強を「継続する」ための勉強時間と期間設定
特に社会人の方は、まず無理なく勉強できる時間を設定します。
よく通勤中とか帰宅とかに効率よく勉強する、朝活で朝に勉強するなど、色々ありますが、自分の生活スタイルの中で無理をしては決して続きません。
例えば、電車通勤の方で満員電車の中では、勉強自体やる気にならなくなります。また朝が早く通勤の時間に睡眠を確保するかたもいるでしょう。
では、帰宅途中はというと、疲れたり、急な仕事で遅くなったりとそれも難しいかもしれない・・・
そんな方は、「土日祝祭日」などに、30分ぐらいならできるかも、ぐらいの感覚で設定しましょう!
毎日疲れた体や頭でだらだらやるより、しっかりと英語に向き合える時間の方が集中的に上達します。
また、これから勉強法は説明しますが、インプット(リスニングや発音)からアウトプット(実際にオンライン英会話でレッスンするまで)まで移行する期間は大体4ヶ月~6ヵ月ぐらいの感覚でOKです。無理しない勉強期間もここでは必要です。
1-2.何のために英語を勉強するのか?の「目標設定」
今、あなたは何故、一から英語を勉強をやり直したいと思ったのですか?
「字幕なしで映画をみたい」
「会社で必要になった」
「TOEICの点数を上げて転職したい」
「昔から英語には興味があって話せたらかっこいいだろうなと思った」
「海外旅行をもっと楽しみたい」
「ビジネス英語でバリバリ会話したい・ビジネスメールもスラスラ書きたい」
など、人それぞれだと思います。
その理由が原動力(モチベーション)になり、継続しやすくなります。先ずそのことを常に頭に置いておきましょう!
何となく・・・という方は、『おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』の記事にあるような、「英検」、「TOEIC」、「通訳案内士」、「貿易事務検定」などの英語の資格を設定するのもいいでしょう。
英語の資格を目標に英語の勉強を再開された方は多いです。
しかし、いきなりハードルを上げてはこれも本末転倒です。英語への苦手意識が更に倍増されるので、仮に英検であれば「英検準2級」、TOEICであれば「600点」の目標設定がいいでしょう。
社会人の方で、どうしてもTOEICが必要という方は、『TOEIC勉強法|初心者でも大丈夫!600点のレベルと対策』の勉強法を参考にして下さい。
1-3.効率的に英語を一からやり直すための最初のスタートレベル設定
社会人のあなはいきなりビジネス英語を鍛えたいと思っていませんか?
特に、英語をやり直したい理由が「会社で英語が必要になった」のあればなおさらですが、それからスタートすると確実に挫折します。
先ずは初歩的な英会話の力をつけることがベストです。
後述しますが、先ずは「中学生レベルの英語・英単語」からスタートすることをおすすめしています。
既に中学レベルの英語は知っている!という方でもそれを使いこなせていないのが現状です。だから英会話ができていないのです。
復習と実際に英会話で使えるようにする目的でもう一度中学レベルの英語からやり直しましょう!
それをクリアーした後に、少しづつ『ビジネス英語|絶対に押さえておきたい8つのコツと勉強法』で紹介してるビジネス英語に触れるようにしましょう。
なので特に初心者は「中学英語」からやり直すと思って下さい。
2.大人・社会人の英語初心者が忙しくてもスキマ時間に独学できる英語勉強法
さて、時間・目標・英語レベルの設定をおこなったら後は実践のみです。
でも何から始めればいいのでしょうか?
ここでは、独学で、そして今すぐにでもできて、英語・英会話力を身に付けることができる勉強法を4つご紹介します。
しかし、『中学英語をやり直したい!おすすめ教材・アプリを使った4つの方法』や『英語勉強の始め方|何から始めるのがいい?3つのおすすめ独学勉強法』でも紹介しているように、英語の基本は「聞くこと」から始めます。
マイスキ英語で提供している無料動画トレーニングの一例ですが、次のように意味を理解しないリスニングの実践が大前提で必要となるので、是非実践してみて下さい。
これからご紹介する勉強法(英単語や英文法など)でおすすめしているアプリや教材などもできるだけ音声付き、または音声のみで聞いてみるなどの勉強法も並行して行って下さい。
また、ここではまだ「話す」ということはしません。
これは子供でも大人でも同じで、英語学習においてインプットからアウトプットという流れは不変です。
2-1.英語初心者はリスニングと基礎の中学英語から始めることが基本!
中学英語といっても中1レベルの英語が基礎となります。
海外の有名な映画やドラマの約80%が中学1年生レベルの英単語だと知っていますか?
これはどのドラマでも大きく変わりません。要するに、中学1年レベルの英語と文法をしっかりマスターしさえすれば、実は英会話は難しくないんですね。
既に知っている方はそれを使いこなせていない。そんな方も是非実践しましょう!
2-1-1.大人・社会人の初心者に必要な英単語を網羅する
初心者にも気軽に英単語が覚えれるように、『英語習得と英会話上達に必要な285英単語一覧』の記事に一覧を用意してあります。
「名詞」、「動詞」、「形容詞」、「副詞」など中学1年生レベルの英単語を全て網羅していますので、ご自身が設定した時間に覚えるようにしましょう。
中学英語のおさらいに最適なのが、「mikan」というアプリをおすすめしています。
中学1年の英単語だけではなく、中学英語全般(中学1年~3年)までの単語が約3000単語ですので、それらの単語も自然にマスターすることが可能となります。
2-1-1.大人・社会人に必要で英会話に役立つ英文法は2つのみ!
やはり英語を習得するには最低限の英文法も必要になってくるのですが、その全てを覚える必要なありません。
『英会話の上達には欠かせない!必要な2つの簡単な英文法』でも説明しているように、特に大人や社会人の初心者には、2つの英文法のみで全然大丈夫です。
「不定詞」、「仮定法」、「冠詞」など色々あるのですが、「不規則動詞」と「関係代名詞」のみ押さえるようにしましょう。
「不規則動詞」とは、現在形と過去形で単語が変わるものです。
下記がその一例です。
お気付きかもしれませんが、現在形に「ed」が付く過去形ではない、また日常会話に使う動詞のほとんどがこの「不規則動詞」ということです。
これを先ず押さえて覚える必要があります。
一方、「関係代名詞」とは、「二つの文を一つにつなぐ英語」だと思って下さい。
例えば、次のような2つの英文があったとしましょう。
- She is the woman./彼女はその女性です。
- The woman always studies English./その女性はいつも英語を勉強しています。
これを1つの文にします。
- 英文:She is the woman who always studies English.
- 日本語:彼女は、いつも英語を勉強している女性です。
この場合の、関係代名詞は「who」となります。
覚える必要がある関係代名詞は次の4つで大丈夫です。
- who → 人の場合
- which → 物の場合
- that → 物や人の場合
- where → 場所の場合
これらの2つの英文法のみを、先ずは習得していきましょう。他はさほど重要ではありません。
忙しくて時間がないという方は、英文法に気軽に触れて自然と身に付けることができる2つのおすすめアプリもあります。
「An Instant Reply」
「イングリッシュセントラル」
2-2.映画・ドラマ・DVDを使って英語のリスニング力を確実にUPさせる方法
せっかくだから、NETFIXやYoutubeなどの動画配信サービスやDVDなどの好きな映画や海外ドラマなどで英語が勉強できれば続けれそうですよね。
多くの大人や社会人の方で、映画やドラマを字幕なしでみたい!という方は非常に多いのですが、『字幕なしで聞ける!英語のリスニングが劇的に変わる2つの勉強法』の記事で紹介している、「和訳しないリスニング」と「予測リスニング」を実践してみて下さい。
5分刻みでいいので、自分が知っている単語で映画やドラマを理解できている自分にびっくりするでしょう。
やり方は簡単です。
好きなドラマや映画を利用して、字幕や日本語吹き替えをオン・オフしながら勉強するものですので誰でも気軽に実践できます。
しかし、実際の映像を使うので、土日などご自宅でお時間に余裕がある時がいいかもしれません。
通勤や帰宅中の電車の中で、タブレットやスマホなどで動画が見れる方はそちらで実践して頂いても大丈夫です。
また、「英語の聞き流しはいいのでしょうか?」という疑問を多く聞きますが、それは初心者の段階では効果を発揮しません。『英語の聞き流しで効果を出す!無料で正しい1つの学習方法』の中で詳しく解説しているのですが、聞き流しをする英語レベルとタイミングが重要になるので、今はNGと思って下さい。
ただし、今日は英語をやりたくないな・・・でも英語に触れておきたいという感じの場合はいいでしょう。
しかし、それで英語が初級者の段階で上達することはないので、あくまでリラックスするためと思って下さい。
また、英語の音に触れるという意味では、先ほどの英文法のところで紹介した「イングリッシュセントラル」もおすすめです。1分程度の動画ですので、気軽にリスニングをやり直しには適しているかもしれません。
「イングリッシュセントラル」
2-3.簡単!知っているだけで英語の発音がよくなるコツ
英語が苦手な方の多くは、「人前で英語を話すのが恥ずかしい」、「相手に自分の発音が通じるのか不安」という悩みをお持ちです。
特に社会人で英語でのプレゼン、電話対応、テレカンなどの場面など緊張するはずです。
過去に自分が英語を話して、外国人に通じずに聞き直された経験はありませんか?
その最大の理由は、「R」や「TH」、「F」などの基本的発音ではありません。「英語のリズム」が一番の原因です。
自分の考えや気持ちをアウトプットする(英会話)以前の基礎力だと思って下さい。
でも、基本的な発音すらできていないから今すぐにでも解消したい!という方は、是非下記の動画でのトレーニングをお勧めしています。
英語口のマスターするための初歩的なやり直し発音としては最適です。英語の1~10を発音するだけです。
また、日本人の大人はこの「英語のリズム」がどういうものなのか、またどうしたら克服できるのかを知りません。
練習するのもそうなのですが、知識として知っておくだけであなたの英語のリズムが自然とネイティブのように聞こえてくるです。
『日本語訛りをすぐに解消!3つの英語発音矯正トレーニング』で解説している、「リンキング(リエゾン)」、「リダクション」、「アクセント」の3つの英語独特の発音があなたの英語の発音、英語リズムを劇的に変えてくれます。
- 「リンキング(リエゾン)」・・・2つ以上の音がつながる:(例)in it(イン・イット). → イニット
- 「リダクション」・・・音が落ちる:(例)want to(ウォント・トゥー)→ ワォントゥー
- 「アクセント」・・・主語、動詞、場所を強調して発音する
この3つの英語の発音の特徴をしっかりと押さえておけば、発音だけではなく、リスニング力もついてきます。
フォニックスなど、難しい発音のルールを頭に入れる必要もありません。
これらの練習動画もマイスキ英語の公式チャンネルで公開しているので是非参考にしてみて下さい。下記がそのトレーニング動画例です。
上記の3つの「英語のリズム」を克服するトレーニングだと思って下さい。
2-4.洋楽を使って英語力を維持する(またはスタートする)方法
聞き流しと同じように、英語に触れておくという意味、リラックスするときなどには自分の好きな洋楽を聞くのもいいでしょう。
『30代・40代・50代別|会社員や主婦でも効果的な8つの英語勉強法』の記事でも40代の方にとくにおすすめしています。
英語嫌いを少しでも克服するには有効な方法です。
本章の冒頭で、「意味を理解しないリスニング」が大前提といいましたが、この洋楽を聴くことから英語の勉強をスタートしてもいいでしょう。
社会人の方が仕事で疲れたりして、どうしても英語の勉強に時間を割けない時などには効果的です。
その時に、先ほどの「リンキング(リエゾン)」や「リダクション」といった英語独特の発音だけには、少し注意しながら聞くことで、自然と、無理なくリスニング力アップにつながっていきます。
歌詞を丸暗記するのもいいのですが、あくあまでリスニングとリラックスしながら英語力を継続して維持する目的がベストだと思って下さい。
おすすめの洋楽としては、『英語リスニングにおすすめの歌(洋楽)|初級・中級者向け厳選12曲』にも記載している次の7曲のようなゆっくりとしたテンポの曲が初心者や英語をやり直すためのリスニング教材としてはおすすめです。
- Top of the World(Carpenters)
- Imagine(John Lennon)
- We Are the World(U.S.A. For Africa)
- I Want It That Way(Backstreet Boys)
- Let It Go(Idina Mezel)
- Bad Day(Daniel Powter)
- You raise me up(Celtic Woman)
冒頭でもお伝えしていますが、日本にいながらでも誰でも英語力を短期間でUPすることができる勉強法などをまとめた小冊子(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」を今だけ無料プレゼント中(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼンしています。是非参考にしてみて下さい。
3.大人・社会人向けのNHKの英語講座やおすすめの英会話教室などでの勉強法
さて先ほどまでは、独学から始められる大人や社会人の初心者向け勉強法をご紹介しましたが、ここでは多少コストはかかりますが、確実に英語に触れる習慣を作ってくれる方法をご紹介します。
3-1.通勤中に学べる!おすすめのNHK英語講座
NHK英語講座は、もう誰もが知っている有名な講座ですね。
テレビとラジオの両方で、無料で視聴できます。
でも実際多くの方がこの講座で挫折しているのもご存知ですか?
番組が多くあり、何をやったらいいのか分からないという方が多く、そのため無理をして、継続できずに終わっているというのが現状です。
よって、忙しくて、そしてもう一度英語の勉強を始めたい!という方に適した番組を、厳選ししましたので是非ご参考下さい。
- ラジオ:「基礎英語1」/中学1年レベルの単語を使用 ※放送時間:月~金曜日 午前6:00~6:15
- テレビ:「大人の基礎英語」/解説を映像で見れるから分かりやすい ※放送時間:火~金曜日 午前10:15~10:25
どちらか一つでも構いません。先ずはこれからスタートしましょう!
また、NHK英語講座を受講しているのであれば、専用テキストを使うことで効率的に勉強できます。1冊500円前後から購入できるテキストもあります。NHK英語講座もアプリがあり(https://www2.nhk.or.jp/gogaku/app/)、そちらと学習が連動しているので、楽しく続けることができます。
社会人の方は通勤中などに気軽に英語に触れる習慣をつける意味でもアプリを有効活用しましょう。
その他の講座番組の詳細や特徴、再放送時間などは、『TOEIC満点者おすすめのNHK英語講座と2つの勉強法』の記事でも解説しています。
基礎力はある程度あるから別の講座を試したいけど、自分で最適なテキストなどを見付けるのは難しいという方は、NHK提供の「英語力測定テスト」というのがあるので、そちらでアドバイスを提供していますので、参考にしてみて下さい。
3-2.土日などでも学べる!大人・社会人向けの英会話学校(オンラインスクール)とおすすめのコース
さて、ここでようやく「アウトプット」のトレーニングです。
絶対に最初に英会話学校やオンライン英会話を実践してはいけません。
第1章でもお伝えしていますが、ここまでくる勉強期間としては、4ヶ月~6ヵ月程度が目安です。それまでは発音練習はしますが、自分の意思を相手に使えるというアウトプットは一切しません。
それがポイントです。
ある程度リスニングが上達したかな、英単語数も4ヶ月前に比べたら確実に増えていると思ったらアウトプットを開始して下さい。これくらい単語数を身に付けたからとかの基準はなにので、曖昧で構いません。
でも安心して下さい。今までの方法をコツコツ継続しているのなら確実のあなたの英語力はUPしています。
オンラインスクールだと気軽過ぎて怠けそうだから、自分自身に喝を入れる意味でも実際の教室通いをしたいという方は、『TOEIC満点者おすすめ!初心者や社会人に最適な5つの英会話教室』の記事でご紹介してる、「Gaba」、「Berlitz」、「AEONイーオン」、「ECC外語学院」、「NOVA」が初級者にはおすすめです。
その5つの英会話教室は、システムや講師がしっかりしている方が多く、英語上達に集中できるからです。また、オンライン教室も同時に展開している教室も多くなっているので確認しておきましょう。
また、多少金はかかるのですが、それらの教室での「マンツーマン(プライベートレッスン)」がベターです。
数名以上での「グループレッスン」より、「マンツーマン」の方がいい理由は次の通りです。
- 他の日本人の前で話さなくていい → 恥ずかしがらずに継続できる
- ネイティブの英語の発音だけ聞ける → 英語のリスニングに差が出る
- 自分が話す時間が長い → 話す感覚が早く身につく
平日は仕事などで忙しい場合は、土日のコースもいいでしょう。理想としては、心身ともにリラックスしている状態で英語に触れることがベストです。
しかし、やっぱり実際の教室に行ってのマンツーマンは高額となるため、ある程度経済的に余裕がないと厳しい面もあります。
そのような方には「オンライン英会話」がおすすめです。本件については後述しますのでご確認ください。
3-3.効率的に学べる!大人・社会人におすすめの参考書・辞書・テキスト・アプリなど
社会人の方はどうしてもTOEICテストが頭にちらつくかと思います。
特にビジネスの世界では就職・転職や昇格・昇給の基準の一つとしている企業が年々増えています。
英語の資格として避けては通れないですね。
英語でのプレゼン、テレカンや会議などビジネス英語は必須となるので、自分の実力を測定するにもTOEICが主流となっています。
そんな方にお勧めなのが、「TOEIC公式問題集」と「TOEIC公式アプリ」です。
『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』の記事でも問題の解き方やひっかけ問題などを紹介していますが、この2つに勝るものはありません。
「TOEIC公式問題集」
幾つかの公式問題集があるので下記でチェックしてみて下さい。
https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep.html
「TOEIC公式アプリ」
ダウンロードサイトは下記となります。今すぐインストールしておきましょう!
App Sore(iOS)
Google play(android)
ビジネスは土返しで、とにかく海外旅行や日本にいる外国人との会話を楽しみたい!という方は、旅行アプリなどでトレーニングをしてアウトプットに慣れるといいですね。オンライン英会話などと併用するとベターです。
アプリのダウンロードサイトは下記となります。
また、インプット時もアウトプット時も英語の辞書は欠かせないのですが、どれがいいのか迷いますよね?
全て一長一短あるので、正直何とも言えません。
しかし、初級者向けの辞書などは、『おすすめ英語辞書16選|TOEIC満点者が教える正しい使い方・選び方』でもおすすめしているのですが、「エースクラウン英和辞典」(三省堂)、「ワードパル英和辞典」(小学館)、「ライトハウス英和辞典」(研究社)がいいでしょう。
今や辞書は、単語だけを調べるものではなく、英会話につながる表現なども教えてくれる参考書代わりとしても使えます。
3つとも分かりやすく、50,000語程度~70,000語をカバーして、各辞書ともに特徴があります。
- 「エースクラウン英和辞典」・・・学校推薦NO.1の学習英和辞書 ※アプリサイト:http://dictionary.sanseido-publ.co.jp/dicts/english/ac2_app/
- 「ワードパル英和辞典」・・・会話にすぐ使える「ひとこと」欄、応用力が確実につく「テスト」欄などがあります。
- 「ライトハウス英和辞典」・・・重要な名詞と動詞の結びつきを「コロケーション」欄にまとめて表示されてています
今後もスマホでアプリ化されたものもあるので、上手く活用しましょう。
しかし、辞書のアプリでも結構高額なものが多く、節約したいという方はすでに無料で提供されているアプリやネットの翻訳・辞書サービスで十分です。
- google 翻訳 アプリ:iphone(iOS)/android
- エキサイト翻訳 アプリ:iphone(iOS)/android
- Weblio辞書 アプリ:iphone(iOS)/android
- goo辞書
- 英次郎(アルク) アプリ:iphone(iOS)/android
3-4.オンライン英会話や短期留学は英語上達に効果あり?
今やSkype(スカイプ)やZoom(ズーム)などを使ったオンライン英会話教室は多数あり、30分500円以下というのもあり、手軽に英会話を楽しむ1つのツールとして浸透しています。
代表的で安心なのが、レアジョブ(rare job)とDMM英会話ですね。
実際の対面式の英会話教室と比べると安く、また自分の時間で調整できるので、長く続けられる確率は高くなるのですが当然デメリットもあります。
- ネイティブ講師ではない・・・英語の発音がなまっている方が多い
- 音声が伝わりにくい時がある・・・電波状況により勉強が中断することもある
- 英語の間違いを訂正されないことも多い・・・話すことが中心で意味が通じればそのまま
など、全てのオンライン英会話教室にあてはあるわけではないのですが、特に多いのが上記のような事項です。
しかし、英語を話す、楽しむ、というのが目的であれば、問題はありません。
ドンドン話す力を鍛えたい場合は、自分の音声を録音して復習する、また馴れ合いをなくすために、常に違う講師を選択するなど、工夫することでオンライン英会話教室を有効活用できます。
オンラインだけでは物足りず、やっぱり海外の環境で勉強してみたい!という方は、『英語留学|短期から長期で学べる!7つの国や費用・奨学金・業者など』でも紹介している下記の国々が人気です。
- アメリカ
- カナダ
- オーストラリア
- イギリス
- フィリピン
- アイルランド
- ニュージーランド
夏休みや冬休みの1~2週間を利用して実際に海外に行って英語を勉強する「短期の語学留学」ですね。
フィリピンのマニラやセブ島が主な留学先ですが(最近ではフィジーも低価格で人気)、大半の方が、英語の勉強というより、現地の生活を楽しんだりするのに流されている日本人も少なくありません。
しかし、強い意志でしっかり勉強したとしても、帰国してからの英語に触れる環境が整っていなければ、すぐに忘れてしまいます。よって、短期留学される際には、帰国後の学習をどうするのか?といのを留学前に確実に設定するようにしましょう。
例えば
- オンライン英会話は続ける
- 日記も続ける(後述します)
- 英語で出来ることは英語で書いたりするようにする(英語の環境づくり) ※現時点で重要ではありませんが、留学前には『英語の勉強|3つの英語環境作りで日本にいながら独学で上手くなる!』をチェックするようにして下さい。
異文化を体感し、英語に触れることは素晴らしいことです。しかし、それが自己満足で終わらないように少し工夫することを忘れないで下さい。
4.大人・社会人が英語の苦手意識を克服できた次の4つの勉強法
さて、独学での勉強法、NHKや英会話教室、また辞書や参考書などを用いた勉強法をご紹介してきましたが、少しでもご自身で英語の苦手意識がなくなった、上達が感じれたといのであれば、是非少しずつでもいいのでレベルを上げるようにしましょう!
しかし、冒頭でお伝えしているように、楽しく続けられなければ意味がありません。また最初から英語学習をやり直すことととなってしまいます。
最初は初級者向けの学習法とミックスしながら進めるのがいいでしょう。
4-1.NHK英語講座のビジネス入門編に挑戦!
NHK英語講座には、実際にビジネスで英語が必要な社会人向けの講座もあります。
ラジオ・テレビでのビジネス英語講座
- ラジオ:「入門ビジネス英語」・・・初級者向け/放送時間:月・火曜日 午前9:15~9:30
- ラジオ:「実践ビジネス英語」・・・上級者向け/放送時間:水~金曜日 午前9:15~9:30
- テレビ:「しごとの基礎英語」・・・ビジネス英語中心/放送時間:月~木曜日 午後10:50~11:00
徐々にトライしましょう!
4-2.字幕なしでのリスニングは継続しよう
初級者の独学勉強法のところでもありましたが、日本語を使いながらの「字幕なしのリスニング」はそのまま継続するようにしましょう。
しかし、慣れてきたら、全て「字幕なし・音声吹き替えなし」の状態で見るようにして下さい。
どうしても内容を知りたいという場面以外は、英語のみで聞くように心がけて下さい。
一週間で1つの映画などに挑戦など、ご自身が無理のない設定がここでも必要です。
4-3.ディベートやテレカンにも役立つ!英語で日記を書く習慣を付けよう
既にビジネスの現場で、日本国内にいても、外国人とのミーティングやディベート、またテレカン(テレフォン・カンファレンス)など必要な方も多いでしょう。
そんな方には英会話教室など以外でもアウトプット(英語を話すこと)を効率的に鍛えることができます。
それは、日記を書くことです。
ノートに手書きでも、パソコンのワードやアプリのメモ帳、またはSNS(ブログやツイッターなど)に書いてもいいでしょう。
帰宅途中の時間や寝る前、または昼休みなどのスキマ時間を活かす方法です。
先ず慣れるまでは、中学生英語と過去形の不規則動詞に注意して、すぐに書けるようになる習慣をつけることで、実際のビジネスや英会話で英語を話す癖付けができてきます。
これも無理なく、最初は自分の今日の行動を数行(数単語で構成)から始めるのがいいでしょう。そして、次は自分が感じたこと、思ったことなど、徐々に日記の内容を変えていきます。
日本人は何かを書こうとすることに、辞書片手に、長い文章を書きがちですが、この日記はあくまで、短く、より英会話の実践に近い日記にするのがコツです。『英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』の記事も参考にしてみて下さい。
また、日記を書くことで会社員の方は、英語のビジネスメールのライティング力もUPしていきます。主婦の方、またお仕事を引退された方でも外国人とのSNSのやり取りで英語を書く行為は発生するので有効です。
でも、日記もそうですが、あなたが書いた英文が正しいのか不安になりますよね?
そんな方は、添削アプリを使うことをおすすめしています。無料・有料となるので使い分けてみましょう。
- Grammarly(グラマリー)
- HiNative(ハイ・ネイティブ)
- 英文添削アイディー(idiy) ※有料のサービスですがとても人気の添削サービスです。
4-4.中・上級者向けの英単語にも触れてみよう:英字新聞なども活用
そして、覚える英単語のレベルも少し上げて記憶力UPにチャレンジしてみましょう!
上述のアプリの「mikan」などで中学英語をマスターし、また「TOEIC公式アプリ」で英語に触れたとしても、すぐに忘れる可能性もあります。
『TOEIC満点者が教える!英単語の覚え方マスター法』の記事でも解説している「フラッシュバック法」といって、英文を一塊(一英文)で覚えるのが大変効率的で、英単語を忘れない記憶力を身に付けることも可能になります。
また、ある程度のビジネス英語などにも慣れてきたら、英字新聞やそのニュースサイトなども無料で活用するのもいいでしょう。
『英字新聞|初心者でも英語が上達!5つの「コツ」とメリット』や『おすすめの英語ニュース|無料サイトやアプリ7選とリスニング勉強法』でも書いている次のような無料サイトやアプリを利用してみましょう。
しかし、これも今は必要ないので今は確認程度でOKです。
まとめ:大人・社会人の「やり直し英語勉強法」はとにかく楽しく続けることがキーポイント
ここでご紹介した英語の勉強法は、どの大人や社会人でも無理なく、そして気軽に楽しく続けらえるようなノウハウばかります。
現時点のあなたの英語レベルは関係ありません。
また、英語を勉強するという感覚ではなく、楽しむ感覚になってきたらほぼ目標は達成しています。後は、徐々にレベルを上げていくだけです。
先ずは、中学英語からスタートして、毎日でも、土日だけでも続けられるようにすることが大切です。
それでは、またの機会にお会いしましょう!