
音楽が好きで、洋楽を聞きながら英語を勉強したいと思っているは、結構多いですよね。
好きな音楽を聞くのが英語の勉強になるなんて、素敵ですよね。
しかし、実は洋楽で英語を勉強するのは、結構難しいのが現状です。
英語学習に歌を使ったり、リスニングする場合、向いている歌とそうでない歌があり、まずは曲選びからする必要があります。
上級者は自分が好きな歌を選べばいいのですが、初級者と中級者レベルであれば選曲が重要なポイントとなります。
目次:
0.英語の上級者以外は歌(洋楽)を聞き流すリスニングはNG
1.英語初心者のリスニングにおすすめの曲(歌・洋楽)
・その1.Top of the World(Carpenters)
・その2.Imagine(John Lennon)
・その3.We Are the World(U.S.A. For Africa)
・その4.I Want It That Way(Backstreet Boys)
・その5.Let It Go(Idina Mezel)
・その6.Bad Day(Daniel Powter)
・その7.You raise me up(Celtic Woman)
2.英語中級者のリスニングにおすすめの曲(歌・洋楽)
・その1.Story of My Life(One Direction)
・その2.Sk8er Boi(Avril Lavigne)
・その3.All I Want For Christmas Is You(Mariah Carey)
・その4.Just Give Me A Reason(Pink ft. Nate Ruess)
・その5.Just The Way You Are(Bruno Mars)
0.英語の上級者以外は歌(洋楽)を聞き流すリスニングはNG

歌を使った英語学習は、単に聞き流すだけでは効果がでません。
正しい勉強法で、学習する必要があります。
勉強を始める前に、『英語の勉強|洋楽で効果は出ない!?2つのおすすめ勉強法』を読んで、正しい学習方法を確認しましょう。
1.英語初心者のリスニングにおすすめの曲(歌・洋楽)
初心者には、バラードなどゆっくりしたテンポの曲がおすすめです。
ビートルズやカーペンターズなど、長年世界中の人に愛されている名曲は、わかりやすい表現が使われているものが多いです。
しかも、誰もが知っている名曲は、インターネット上で日本語解説している記事も多いので勉強しやすい点でもおすすめです。
その1.Top of the World(Carpenters)
Carpenters(カーペンターズ)は、1970年代に活躍したアメリカ人の兄妹デュオです。
妹のカレンの歌声は、特に発音がしっかりしてとても聞きやすく、初心者向けです。
中でも「Top of the World」は、英語の教科書にも掲載されている名曲です。
Youtubeでは、https://www.youtube.com/results?search_query=Top+of+the+World、にてご確認下さい。
使われている単語も、簡単なものが多く、歌詞や日本語訳もいろんなサイトで紹介されているので勉強しやすいです。
Carpenters(カーペンターズ)は、「Yesterday Once More」や「Sing」など他にも英語学習向けの名曲がいろいろあります。
その2.Imagine(John Lennon)
先に少し紹介しましたが、The Beatles(ビートルズ)やJohn Lennon(ジョン・レノン)の曲も、聞きやすくわかりやすい歌詞で初心者におすすめです。
特におすすめなのが、John Lennonの「Imagine」です。
Youtubeでは、https://www.youtube.com/results?search_query=Imagine、にて検索できます。
誰もが知っているメロディーのこの曲。メッセージ性が強い曲で、ゆっくり簡単な言葉で語るように歌われています。
歌詞で出てくる「Imagine」から始まる文は、「想像してごらん~を」という意味で動詞から始まる命令文です。
「I wonder if ~(~かなと思う)」や「I hope someday ~(いつか~になってほしいと望む)」など、日常会話でフレーズとして使えるものもたくさん含まれている曲です。
The Beatlesは、このほかにも「Yesterday」、「Let It Be」「Help!」など、だれもが聞いたことがある名曲がたくさんあります。
その3.We Are the World(U.S.A. For Africa)
YouTube動画では、https://youtu.be/9AjkUyX0rVw、で聞けます。
「We Are the World」も、だれもが知っている名曲ですよね。
Michael Jackson (マイケル・ジャクソン)、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)など、アメリカのスーパースターたちが集結して、アフリカの貧困や飢餓を救うために歌った曲です。
全世代に向けてのメッセージなので、中学生でもわかるような簡単なわかりやすい言葉を使っています。
「死にゆく人に今こそ手を差し伸べよう」や「知らないふりはやめよう」など、熱いメッセージが込められた曲です。
メッセージ性が強い曲なので、歌詞の意味を知ると心を込めて歌えたりします。
その4.I Want It That Way(Backstreet Boys)
YouTube動画:https://youtu.be/4fndeDfaWCg
アメリカの男性アイドルグループBackstreet Boys(バックストリート・ボーイズ)も、日本でも言わずと知れた存在ですよね。
彼らの曲も、簡単な単語を使っていて、ひとつひとつはっきり発音するので初心者でも聞き取りやすくおすすめです。
特にこの曲は、はテンポがゆっくりなので、聞き取りやすいです。
タイトルの「I Want It That Way」は「僕はそうしたいんだ」という意味です。
彼女が別れを切り出しているけれど、「僕は別れたくない」と歌っているちょっと切ない曲です。
その5.Let It Go(Idina Mezel)
YouTube動画:https://youtu.be/L0MK7qz13bU
お子さんと一緒に、洋楽で勉強するなら映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go」がおすすめです。
子供向けの映画で使われている歌なので、もちろん簡単できれいな言葉が使われています。
日本語バージョンも有名で、テレビなどでもたくさん流れていたので、なんとなく口ずさめる人も多く、英語でも歌いやすい曲です。
その6.Bad Day(Daniel Powter)
YouTube 動画:https://youtu.be/gH476CxJxfg
カナダ出身の歌手Daniel Powter(ダニエル・パウター)の「Bad Day」は、日本でも有名になった曲ですよね。
邦題は「バッド・デイ~ついてない日の応援歌」で、そのタイトルの通り応援歌です。英語の勉強がうまくいってない時、何かで落ち込んだ時に聞きたい曲です。
この曲の中で繰り返し歌われている「You had a bad day.」ですが、「ユハダ バッデイー」って聞こえますが、これは単語と単語を繋げて発音しているためです。
リスニングでは、この繋がり(リンキング)を聞き取ることが上達のポイントです。聞くためには、自分で発音できることが大切です。まずは、この歌で、繋げて発音する練習から始めてみましょう。
その7.You raise me up(Celtic Woman)
YouTube動画:https://youtu.be/Yfwlj0gba_k
アイルランド出身の女性グループCeltic Woman(ケルティック・ウーマン)が歌う「You Raise Me Up」は誰もが聞いたことがある名曲です。
曲自体のテンポがとてもゆっくりで、はっきり発音しているので聞きやすいです。
歌詞も、中学レベルの簡単な単語が多いので、初心者におすすめです。
「You Raise Me Up」は、タイトルは日本語訳すると「あなたは私に力をくれる」です。
2.英語中級者のリスニングにおすすめの曲(歌・洋楽)
初級者向けのゆっくりな曲や、往年の名曲に飽きてきたら、最近のアップテンポの曲がおすすめです。
とはいっても、英語の勉強に使うなら、あまり速すぎず練習すれば発音がついていけるくらいのスピードがおすすめです。
単語はそれほど難しくなくても、テンポアップするだけでリスニングの練習になります。
その1.Story of My Life(One Direction)
YouTube動画:https://youtu.be/W-TE_Ys4iwM
One Direction(ワン・ダイレクション)はイギリス出身のボーカルバンドです。
docomoのCMでも使われていたので、サビは聞いたことがある人が多いと思います。
タイトルは「Story of My Life(僕の人生の物語)」なのですが、直接的に人生を語る曲ではなく別れ話のような恋の話が歌われています。
使われている単語は簡単なのですが、「彼女」が比喩として使われているように感じる部分もあり解釈が難しく奥が深いです。
訳をしながら、意味を想像するのも洋楽で勉強する楽しみのひとつですね。
その2.Sk8er Boi(Avril Lavigne)
Youtube動画:https://youtu.be/TIy3n2b7V9k
Avril Lavigne(アヴリル・ラヴィーン)は、カナダ出身のロック歌手です。ヒット曲の「Girlfriend」などはは日本でも有名で、よく知られていますよね。
彼女の曲は、発音がきれいではっきりしていて、とても聞きやすく英語学習におすすめです。
「Sk8er Boi」も、アップテンポな曲ですが、ひとつひとつの単語をしっかり発音しているので聞き取り安いです。
アップテンポな曲なので中級向けですが、単語自体はとても簡単なものを使っています。
「Sk8ter」の「8」は発音が「エイト(ate)」で「sk8ter」は「skater」のことです。
その3.All I Want For Christmas Is You(Mariah Carey)
YouTube動画:https://youtu.be/yXQViqx6GMY
Mariah Carey(マライア・キャリー)の「All I Want For Christmas Is You」は、クリスマスの定番ソングとして世界中で人気な曲ですよね。
邦題は「恋人たちのクリスマス」ですが、英語タイトルを直訳すると「私がクリスマスに欲しいのはあなただけ」です。
歌詞の内容はシンプル。タイトルにあるように、「クリスマスには他になにもいらないから、あなただけが欲しい」という想いを歌っています。
好きな人に英語で愛を伝えたい人は、参考になるフレーズがたくさん入っています。
歌のスピードは少し早めですが、単語が簡単で、曲も有名で聞いたことがあると思うので歌いやすいですし、聞きやすいと思います。
その4.Just Give Me A Reason(Pink ft. Nate Ruess)
YouTube動画:https://youtu.be/OpQFFLBMEPI
Pinkはアメリカのシンガーソングライターで、この曲は彼女の代表作。グラミー賞にもノミネートされています。
FunのボーカリストNate Ruess(ネイト・ルイス)とデュエットしている、ゆっくりテンポの曲です。
タイトルの「Just Give Me A Reason」を日本語訳すると「ただ、理由を教えて」となります。
壊れかけた恋愛だけれど、でも別れたくないという、男女のすれ違いを歌っています。
その5.Just The Way You Are(Bruno Mars)
YouTube動画:https://youtu.be/LjhCEhWiKXk
Bruno Mars(ブルーノ・マーズ)はハワイ出身の歌手です。
この「Just The Way You Are」は、日本でCMに使われたこともあるのでサビは聞いたことがあると思います。
少しテンポが速いですが、速すぎず慣れれば聞き取れるテンポです。ゆっくりな曲に飽きてきたら、おすすめです。
「Just The Way You Are」は「そのままの君でいい」という意味です。
彼女に「そのままの君が美しい」「なんて素晴らしいんだ」と歌うラブソングです。
歌詞自体はシンプルな表現が多いです。
まとめ:洋楽のリスニングや歌うことでコツを掴もう!
洋楽だけを聞いているだけでは英語は上達しませんが、気分転換を兼ねて英語に触れるのにはおすすめです。
ここでてきた歌手は、英語学習に向いている歌手ばかりです。
ここで紹介できたのは12曲だけですが好きな曲を見つけたら、同じ歌手の別の曲も聞いてみるなど、幅を広げていろんな曲にチャレンジしてみて下さい。
また、英語のリスニング力を確実に伸ばしたいという方のために、効果的なリスニングの勉強法やコツを紹介しています。ぜひ、参考にしてみてください。
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