
英語を勉強したい、また英語を話したいけど何から(どこから)始めたらいいか迷っていませんか?
過去に英語が苦手で挫折した方、英語は好きだったけど難しくて嫌いになった方、様々な方がいらっしゃるかと思います。
または、今回から始めて英語を勉強してペラペラになりたいという方も同じですが、英語の勉強を始める順番と何からスタートするのかは決まっています。
それ以外はありません!
むやみやたらに、単語帳を開いたり、英文法から勉強を始めても全く意味がありません。
言語習得には普遍的な順番と始め方があります。
しかし、義務教育での英語の教え方は全て逆・・・
正しいステップとやり方で英語の勉強を始めることが、上達への近道です。
そうすることで、英会話教室や留学などしなくても独学で確実に英語力は開花するものです。
あなたが中学生、高校生で受験など控えているとしても同じです。ルールは変わりません。
それらのコツや方法などをまとめたテキスト(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)を動画付きで無料プレゼント中ですので、そちらも是非参考にしてみて下さい。
目次:
0.どこから英語の勉強したらいい?失敗例と正しい順番とは
1.英語初心者(超初心者)が始める「インプット」おすすめの勉強法
・リスニングは何から始める?
・英文法は何から始める?
・英単語は何から始める?
・発音は何から始める?
2.一から英語を勉強したい社会人・大人が始める「アウトプット」おすすめの勉強法
3.英語の勉強を始める方におすすめ!無料アプリ・サイト・本(参考書)などの教材
0.どこから英語の勉強したらいい?失敗例と正しい順番とは
あなたは英語が苦手ですか?
でも、何故そのようになったのでしょうか?
英語を話せるようになりたい!TOEICや英語のテストで高得点を取りたいと思って、次のような勉強から始めた経験はありませんか?
- 英会話スクールに通った
- 聞き流しをした(英語のシャワーを浴びた)
- 洋楽を聴いて勉強した
- YoutubeやNETFLIXなどで映画や海外ドラマをひたすら見た
- 単語帳を眺めて書いたりして覚えた
- 文法の参考書を熟読した
- 英字新聞を読んだ
- シャドーイングとかの勉強法を試した
- 長時間勉強した
『英語・英会話「初心者」の独学におすすめ!3つの勉強法・アプリなど』でも書いていますが、これら英語の勉強を始めるにあたって全てNGの勉強法なのです。
これらを絶対最初にやってはいけません。全て素晴らしい勉強法なのですが、勉強する順番次第で効果が全然変わってきます。
冒頭でも話していますが、言語習得の普遍的な勉強の順番とは?
それは最初は必ず「インプット」から始めて「アウトプット」という順番が正しい勉強法ということです。
洋楽を聴くのはインプットのようですが、実はこれは何の役にも立っていませんし、英文法の参考書を読むという勉強法も同様です。
要するに、先ず最初にあなたの脳の中に基礎の部分である「英語」とは?という部分を正しい勉強法で自然と埋め込む(インプット)ことから始める必要があるのです。
1.英語初心者(超初心者)が始める「インプット」おすすめの勉強法
さて、このインプットですが、どのようなものがあるのでしょうか?
特に初心者に最初に必要なのがこの部分(基礎)です。
インプットには「リスニング」、「文法」、「英単語」、「発音の仕方(自分の意思を話すアウトプットではない)」があります。
こちらも先ほどご紹介した「初心者」の記事内でも解説していますが、それぞれをパッと見ていきましょう。
リスニングは何から始める?
とにかく英語の基礎の英単語や文法、リスニング力が必要となります。
しかし、英語習得の最初のステップは必ず「耳」からです。この流れは決して変わりません。
英語初心者(超初心者)の方は特にこのリスニング力を意識して下さい。
『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』の記事でも解説しているように、英語を上達した方は、必ずリスニング力が備わっています。というか、先ずはその能力を手にしてから英語力を伸ばしています。
そして、聞く力を身に付けるためにまず、リスニングの何から始めればいいのか?
それは、マイスキ英語の多くの記事でもお伝えしている「最初の3単語」という勉強法です。
英語の音を掴む瞬発力となります。下記がそのトレーニング動画ですので、是非参考にしてみて下さい。
その後は上記の動画内にもある持久力を鍛える「数当てトレーニング」という流れになります。
英文法は何から始める?
英文法と聞くと、副詞、関係代名詞、仮定法など難しい専門用語を思い浮かべるのではないでしょうか?
それらを絶対に最初にやってはいけません。
先ずは、英語と日本語の決定的な違いの「語順(単語の並び)」という文型の感覚をインプットしていきます。
それに最適なのが並べ替えトレーニングという練習です。これが最初に実行する英文法の勉強となります。
このトレーニングもマイスキ英語の動画で無料公開しているので是非参考にしてみて下さい。
英単語は何から始める?
英単語も覚えないと意味がありませんが、どの単語から始めたらいいか迷いますよね?
あなたが社会人であれば、ビジネス英語も勉強する必要があるでしょう。
しかし、「中学英語」が最初に身に付けるべき英単語です。これをインプットする必要があります。
英会話の80%以上が中学生で学習する英単語で構成されています。
しかし、教科書もないし、単語帳は苦手という方はアプリの活用をおすすめしています。最適なのが「mikan」というアプリです。
スキマ時間に気軽に触れることがあるので、リラックスして復習しながら始めましょう。中学1年生レベルからスタートです!
発音は何から始める?
発音と言っても自分の意見を話すというアウトプットではありません。
あくまで、「発音の仕方」というインプットになります。
日本語と英語の発音の仕方は、口や舌の動きで全く異なります。あなたは「R」や「TH」の発音が苦手ですか?
先ずは、日本人が苦手と言われている発音の仕方を叩き込む必要があります。
そのトレーニング動画もあるので、参考にしてみて下さい。
これらのインプットがまず最初にやるべき英語の勉強法なのです。
それをないがしろにして英語の上達はありえません!
冒頭でもお伝えてしていますが、これらの勉強法をまとめた小冊子(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)を動画付きで無料で確認できます。忘れないように、いつでも見れるようにスマホなどに保存しておいて下さい。
2.一から英語を勉強したい社会人・大人が始める「アウトプット」おすすめの勉強法
特に社会人の方は、「二度と挫折したくない」、「これでダメなら英語は諦めよう」という気持ちが学生より強いですね。
学生時代に英語を挫折したけど英語を話したい、会社で英語が必要になったなど理由は異なるかもしれませんが、多少なりとも英語アレルギーがある方が多いです。
でも、大人でも子供でも、先ほどのインプットの始め方は同じです。
また、会話だけではなく、特にTOEICは社会人として必須となりますが、何から始めたらいいか分からないですよね。
勉強法としては、TOEIC Part1やPart2、またTOEIC Part5から勉強を始めることをおすすめしています。理由は簡単です。
他のパートより高得点が取りやすいからです。それらから始めるようにしましょう。
詳しい勉強法やコツは下記の記事を参考にしてみて下さい。
- TOEIC Part1で満点攻略!7つのコツと勉強法や問題集・単語
- TOEIC Part2で満点を取る対策とは?6つのコツや問題集など
- TOEIC Part5で満点を取る!3つのコツ・練習問題や勉強法など
少し話はそれましたが、忙しいからこそ、少しでも効率的な勉強に楽しく実践して、しかも通勤中などのスキマ時間などに楽に英語を上達できるのがベストですね。
でも、最後はビジネスパートナーの同僚や取引際の外国人、または旅行先などでもペラペラ英語をアウトプットしたいですよね?
英語のアウトプットには何の英語の勉強から始める?
英語を話すための最初のアウトプットトレーニングは、『一からやり直す!英語が苦手な大人や社会人の短期集中勉強法』でも解説している「日記」がいいでしょう。
自分の行動や気持ちなどを日記にを書くことにより、英会話(アウトプット)らしい文章を作ることができるようになります。
また、そのアウトプット作業と同時に、DMMやレアジョブなど気軽にスタートできるオンライン英会話で実際に話すトレーニングをしてもOKです。
でも、その前には自己紹介や挨拶のフレーズを先ず最初に覚えることが先決です。英会話で最初に交わす言葉ですからね。
それらのフレーズ集は下記のサイトを参考にしてみて下さい。
忙しくて時間がない社会人の方が英語力を身に付けるには、集中して英語に触れる時間が1日5分程度から必要となります。インプットもアウトプットも同様です。
継続するには目標設定も大切ですね。勉強の前に最初にやるべき事項として覚えておいてもいいでしょう。
3.英語の勉強を始める方におすすめ!無料アプリ・サイト・本(参考書)などの教材
社会人や初心者など英語を始めるには何かしらの教材が必要です。
英会話教室やネイティブの講師に教えてもらわなくても独学で簡単に活用することができます。
英語の勉強にはお金がかかるという固定概念があるようですが、先ほども英単語のところでおすすめしたように、今では無料アプリやサイトなど適切な教材を使うと一切お金が不要です。
でもどの教材がいいのか迷いますよね。
冒頭でお伝えしたように、英語の始め方のベストは必ず「リスニング」です。
何度も申し上げますが、英単語の暗記が英語力をUPするように勘違いされている方が多いようですが、それは間違えです。
英語力=単語数ではありません。それであれば、日本は英語を話す方で溢れかえっているはずですが、現実はその真逆です。
だからこそ、この機会に「リスニング力」を鍛えることに集中することが英語勉強の全ての原点だと思って取り組みましょう!
独学におすすめの英語無料アプリやリスニング教材は?
英語の勉強の始め方として使えるアプリや教材については、『英語リスニング教材|厳選!9つのおすすめ無料アプリ・サイト・動画』で紹介しているので参考にしてみましょう!
また、英語のリスニング力の後には、英文法、語彙力(英単語)、発音が必要でしたね。その先は、スピーキング、リーディング、ライティング力、などとなります。
それぞれに活用できる無料アプリや参考書などについては、インプットのトレーニングで英語に触れることが苦にならない、次のステップにいきたいと思った時のために『英語勉強|英検1級・TOEIC満点者おすすめのアプリ・教材35選』に、まとめていますので是非参考にしてみて下さい。
今はまだ見なくてもいいです。インプットのトレーニングに集中しましょう!
まとめ:英語の勉強はリスニングと中学生レベルの英単語から始める
英会話レベルであれば、『英語習得と英会話が上達!初心者に必要な285英単語と文法』にあるような中学生レベルの英単語で会話はできますし、英文法も『英文法一覧|中学英語の英文法14種類!勉強法や順番・アプリなど』にある項目のみで十分です。
それもアプリや音読などの手法で自然と身に付ければOKです。
いきなり英字新聞を見たり、ディスカッションを英語でしたりする能力を今すぐ身に付けることは不可能です。
だからこそ、楽しく、そして継続的に飽きずに英語の勉強を始めることがベストです。
しかし、それも全て「リスニング(聞く力)」を鍛えることから始まることを忘れないようにして、ここでご紹介したノウハウやコツを習得して英語力を開花させていきましょう!