
海外経験がある、または今現在海外にいても英語が話せない人がいる事実を知っていますか?
私が指導する生徒さんの中には次のような方がいらっしゃいます。
- 海外の駐在員として仕事をしている
- 語学留学をしている
- 海外に移住して10年以上
- 国際結婚して会話は英語
など、既に英語に触れる環境がある方がいらっしゃいます。
実はこれは不思議なことではなく、海外に住んでいても英語が話せない方は少なくありません。
「国際結婚で会話はどうしているの?」とお思いでしょうが、赤ちゃんが話すほぼ単語ベースで会話が成立しているようです。
これは長年一緒にいる夫婦だからできることですね。第三者とは到底このような会話は続きません。
あなたは、英語教室に行ってネイティブと会話をすれば英語がペラペラ喋れるようになると思っていますか?
それは大きな間違いです。
留学やワーホリ、英会話教室(オンラインなどのスクール)は英語を話す機会を増やすには役立つものですが、英語の基本が備わっていないと時間とお金の無駄になります。
海外にいて英語が話せない方は、英語の基本の力がないためその環境をとても無駄にしているのです。
裏を返せば、日本国内にいても(英語環境でなくても)、英語力は身に付けることが出来るということです。
しかも、独学で無料で可能です。また、何年という長い時間も必要なく英語が上達する方法が存在します。
よってここでは、初心者(超初心者)から上級者まで誰でも今から英語を話せるようになる上達方法と勉強の仕方をご紹介します。なぜ、世界共通語が英語となっているかの理由も分かるでしょう。英語が苦手とか関係なく、誰でも簡単に習得可能です。その過程(ステップ)・やり方・コツが義務教育の英語学習とは全く異なります。
それらを踏まえ、英語が話せない理由から各英語の勉強法まで7つのchpterに分けた保存版用の小冊子(全71ページ)も作成しました。中学生、高校生から社会人まで必ず役立ちますので併せてご活用ください。
目次:
1.なぜ、日本人は英語が話せるようにならないのか?その共通の理由・特徴
2.初心者でも独学で英語が話せるようになる上達法
3.英語の勉強を継続して話せるようになるための目標や時間設定が大事!
4.英語がペラペラ話せるようになるまで期間(時間)
5.英語を話すための最低限の英単語と英文法とは?
6.初心者や社会人でも上達!話せるようになるおすすめ英語アプリや教材
7.英語の聞き流しはダメ!映画の字幕なしはOKの勉強法とは?
8.英語の環境でもっと話したい!おすすめ英会話教室や短期留学・ワーホリなど

1.なぜ、日本人は英語が話せるようにならないのか?その共通の理由・特徴
冒頭でもお伝えしたように、海外に10年以上住んでいていても話せない方が多いのです。
ではなぜそのような方が多いのでしょうか?
また、日本にいて義務教育で3年、高校でも3年の合計6年間も英語に触れたのに英語が話せないのでしょうか?
英語のテストでは高得点をとっているのに英語が全く話せないという方が多いのが日本人の特徴です。
日本で有名な大学に進学しているのに英語が全く話せない生徒さんも数多くいらっしゃいます。
もちろん日本だけではなく世界的に有名は企業の社員の方もいらっしゃいます。
頭は良く、英語のテストも常に高得点の方です。英語の単語も知っている、文法も習得しているのになぜなのか?
勉強法とコツの部分は、『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』の記事でもあるように、9つあります。
- 「音と音のつながり」をマスターしていない
- 英語独特のリズムが分からない
- 英語を聞き流している
- 英語をイメージで捉えていない
- 英語の音素を把握していない
- サイレント・ピリオドを作っていない
- 英語の語順感覚が身につていない
- 素早く理解する力を身に付けていない
- 説明する力をマスターしていない
これらは後ほど上達法のところで解決していくのですが、それ以外のメンタルの部分で英語が話せない、上達しない理由と特徴もみてみましょう。
理由と特徴その1.英語を間違えたくない
義務教育では減点方式で英語を学んできたので、とにかく間違えないようにとプレッシャーの中で英語に触れてきました。
これでは英語が全然楽しくないですよね。
母国語以外を学ぶときには間違えはつきもので、間違えない方が不思議です。
だからこそ日本語と英語の違い、また英語を英語で捉える感覚を知る必要があります。
理由と特徴その2.英語を話すのが恥ずかしい
英語には日本語にない音が多くあります。
全てが違うと言っても過言ではありません。だから、発音が上手くないから恥ずかしいと思う方も多いようです。
例えば「R」や「TH」だったり日本語にない発音の単語が少なくありません。
日本人はどうしてもネイティブの発音ではないと話せないなどシャイになってしまいます。
また英語はリズムに乗りながら話す言語なので、日本語の棒読みとは異なります。
2.初心者でも独学で英語が話せるようになる上達法
でも、英語を独学でペラペラに話すようになるにはどのような勉強をしたら上達するのでしょうか?
すぐに英語を話す環境とおもってオンラインや英会話教室で勉強しようとしていませんか?
それが間違いです。
そもそも、あなたが日本語を習得する過程で日本語のどの分野から始めたでしょうか。
赤ちゃんの頃、いきなり話し始めましたか?それとも絵本の文字を読むことから始めましたか?
大人が話す日本語をただただ聞くことから始めたはずです。
それが日本語を習得した一番最初の過程です。
これは英語でも同様です。要するに、意味を理解しないリスニングが言語習得のスタートです。
義務教育では、ABCなどアルファベットで英単語を書いたり、英文法からスタートしています。
また、「妄想」という独学で英語を話すための勉強法もあります。気軽に英語を話すための勉強を始めたい!という方は、『英語が独学でペラペラ!4つの無料おすすめ「妄想」勉強法とは?』を参考にしてみて下さい。
冒頭でもお伝えしていますが、これらのやり方を一挙にまとめたテキスト(今すぐダウンロードできます)■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」(PDF全71ページ)を動画付きで今だけ無料プレゼント中ですので、ゲットして試してみましょう!
3.英語の勉強を継続して話せるようになるための目標や時間設定が大事!
独学で英語を上達させる、ペラペラに話せるようになるには「続けること」、つまり英語の勉強を継続する習慣を付けることが大きなコツの1つです。
それには、「なぜ英語を勉強するのか?」の目標やモチベーションが必要です。
海外旅行先で外国人と話したい!仕事などビジネスで英語を流暢に話したい!TOEICやスピーキングの資格が欲しい!など色々あると思います。
4.英語がペラペラ話せるようになるまでの期間(時間)
さあ、英語を勉強しよう!と思っても「どれくらいの期間」、「1日どれくらいの時間」勉強すれば英語が話せるようになるのか不安ですよね。
これは誇張でも何でもありまえんが、言語習得の流れの勉強法を実行すれば、最短で6ヶ月で英語が話せるようなレベルになります。
しかも無料教材など利用して、最初から英会話スクールなど通う必要は全くありません。
もちろんそれから継続して続けることでドンドン語彙力や表現力が増えていくのですが、その前の英語の基本力で日常英会話に対応できるレベルにはもっていけます。
それを実現されるには、スキマ(隙間)時間など有効に利用する必要があります。
5.英語を話すための最低限の英単語と英文法とは?
6ヶ月も待てない!今すぐ会社でも英語を話すことが必要だ!という方もいらっしゃるでしょう。
でもいきなりビジネス英語は難しいです。だからこそ、日常英会話に必要な最低限の英単語と英文法を押さえておくことが重要です。
これは日常英会話のリスニングにも役立つものです。
6.中学生・高校生・大学生から初心者・社会人まで|話せるようになるおすすめ英語アプリや教材
英語が本当に苦手という初心者の方、忙しくて英語の勉強に毎日時間を割く自信がない社会人の方には、スキマ(隙間)時間に勉強が出来るツールが必要です。
またそれは正しいツールである必要があります。
通勤、通学中、就寝前のわずかな時間に楽しんで英語を勉強するには、アプリなどが重宝します。
6-1 中学生・高校生、英語初心者におすすめのアプリ・教材
中学レベルの日常英会話単語が学べるアプリ「mikan」
英語のリスニングやスピーキングをゲーム感覚で学べるアプリ「Duolingo」(デュオリンゴ)
自分に合った英語動画学習などができるサイト「VoiceTube」
6-2 大学生、社会人におすすめのアプリ・教材
7.英語の聞き流しはダメ!映画の字幕なしはOKの勉強法とは?
先ほども解説しましたが、隙間時間や楽しみながら英語に触れることは継続して勉強するには非常に大切です。
その中で英語の映画を見たり、ニュースを聞いたりすることは英語表現の吸収にもなるので、話す時のボキャブラリーのUPにもなります。
リスニング力と語彙力を鍛えるには英語を常に聞くことは大変重要です。
日本にいても英語環境を作る1つのコツです。
そこでよく聞く質問が、「聞き流しでもいいですか?」というものです。この質問はものすごく多いです。
英語の聞き流しで効果を発揮するにはタイミングが重要です。
『英語の聞き流しリスニングで効果を出す!無料で正しい1つの学習方法』でも説明しているようにある程度の英語回路と英語リズムが備わった時点で実践することをおすすめします。
初心者は絶対に聞き流しはやめて下さい。自己満足で終わってしまいます。
では、どのような勉強法がいいのでしょうか?
それは映画を字幕なしで観る勉強法です。
しっかりと楽しみながら、意味を理解しながら字幕なしで映画や海外ドラマを観る方法があります。
また、リスニングだけではなく、時間に余裕がある場合は英字新聞などを読む習慣を付けるのもいいでしょう。
ビジネス英語を鍛えたい社会人にもおすすめです。
日本のニュースを英字新聞で見ることから始めるとスタートしやすいです。また和訳が付いているものもあるので、ストレスが少なく、初心者でも読むことが出来ます。
『おすすめの英字新聞|レベル別で初心者も上達!5つの勉強法とコツ』で厳選している英字新聞を手にとってみましょう。
8.英語の環境でもっと話したい!おすすめ英会話教室や短期留学・ワーホリなど
独学の英語の勉強や練習だけでなく、もっともっと完ぺきに英語を話せるようになり、上達したいという方には、別の方法もあります。
身近なもので言えば、英会話教室(オンライン英会話も)、また留学(短期留学)、ワーホリです。
今では英会話カフェといって、自由な時間にカフェに行って外国人と話せる場所も東京など都市には多くあるのでそれらを利用するといいでしょう。
しかし、しっかりと間違えを指摘してくれる教師と生徒という環境がある程度の英語レベルになるまではベターでしょう。
英会話教室のマンツーマンで英会話力を鍛える!
格安のオンライン英会話など色々な種類の学校がありますが、基本はマンツーマンで間違えを指摘してもらえるスクールがベターです。
では、少し割高だけど実際に教室の中で勉強する英会話教室はどうなのでしょうか?
短期留学やワーホリにも挑戦してみよう!
特に社会人に人気なのが、夏休みや冬休みの1週間程度を利用して出来る短期留学です。
ここでご紹介した勉強法を実践してある程度の英語力を身に付けていかないと意味がないのでその点は注意して下さい。留学だけが英語を上達させてくれるわけではないのは冒頭でもお伝えしています。
語学留学より費用が安く英語を話す環境におけるのが、「ワーホリ」です。仕事をしながら英語を学ぶことが可能です。
しかし、全ての方がワーホリに参加出るわけではありません。年齢制限等があるので、『5つのおすすめワーホリ(ワーキングホリデー)の国・費用・条件など』の記事を参考にしてみて下さい。
まとめ:英語を話すには正しいステップと環境づくりが上達の秘訣
英語をペラペラネイティブ並みに話せるようになるには、必ず過程があります。いきなり話すことはせずに、言語習得の流れに沿うことを意識してみて下さい。
そして毎日継続して英語に触れることが重要で、その環境を無理せず作ることから始めます。
また、意味を理解しないリスニングが言語習得のスタートと述べましたが、その具体的なやり方は下記の記事で見れますので参考にしてみてください。
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