レストランやカフェ、居酒屋など飲食店で接客していて、海外からの観光客が来て言葉が通じず困ったことはありませんか?
最近は、海外からの観光客が増えていて、地方都市の居酒屋や街の小さなカフェにも、観光客が来店するということも決して少なくはありません。
英語での接客は難しいと考えられがちですが、実はそんなことはありません。
特に、飲食店の接客の場合、一連の流れが決まっていて、使うフレーズが限られているので覚える量もそれほど多くありません。
ワーキングホリデーで海外へ行く方で、日本食レストランなどを働く場所と考えている方も、基本をチェックしておきましょう。
それと、人工知能(AI)チャットのChat GPTやGeminiを使った飲食店の接客英語の勉強方法も紹介していますので、参考にしてみて下さい。
尚、客側としてレストランを利用する場合に使うフレーズは『海外のレストランで役立つ!よく使う英語フレーズと関連英語』でご紹介しています。こちらも、あわせてチェックしておきましょう。
目次
飲食店の基本英語と発音(読み方)
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「レストラン」や「カフェ」、「居酒屋」、「ウエーター」など飲食店の基本単語を確認しましょう。
また、日本語読みのままカタカナ読みするより、ネイティブのようにしっかりと正しい発音にトライしてみましょう!
レストランは英語で?
「レストラン」は英語で「restaurant」です。
「restaurant」の発音記号と読み方は下記となります。
ランチやディナーが店内で食べられる一般的な飲食店が「restaurant」です。
「飲食店」を英語にする場合も「restaurant」でOKです。あえて他の表現を使いたい場合は「eating establishment」や、アメリカの口語で使われる「eatery」などもあります。
カフェ(喫茶店)は英語で?
「カフェ」や「喫茶店」は英語で「café」です。
「café」の発音記号と読み方は下記となります。
「カフェ」は、フランス語が語源の単語です。
発音が少し特殊で、日本語の「カフェ」で発音すると通じません。カタカナにすると「カフェィ」となり、「フェイ」の部分を強く発音します。
カフェでよく使う「コーヒー」の英語は『「コーヒー」の英語|すぐに使える!3つの表現や種類など』で詳しく解説しています。こちらも押さえておくと便利です。
居酒屋は英語で?
「居酒屋」は日本独自のスタイルなので、英語でもそのまま「Izakaya」とする場合が多いです。
ただし、日本のことをよく知らない人の場合、通じません。
英語でわかりやすい言葉に訳すとすれば、「Japanese pub」や「Japanese bar restaurant」などです。
居酒屋のお通しも、日本独自のシステムで説明が必要です。
お通しを説明するフレーズの例は、下記となります。
We have a cover charge of 500 yen per person, which includes a small appetizer served with first drink.
お通しのことなど、居酒屋の英語は『「居酒屋」の英語|4つの表現や「お通し」などの英語も解説』で詳しく解説しています。居酒屋の接客をする場合は、こちらも参考にしてください。
また、居酒屋で提供する日本酒や焼酎、酎ハイなどお酒の種類とその英語は『「酒」の英語|お酒の種類や飲み方など22個の使える表現』でご紹介しています。
接客係は英語で?
レストランなど飲食店の接客係は、英語で「server」です。
「server」の発音記号と読み方は下記となります。
男性の接客係を表す「waiter(ウエイター)」や、女性の接客係を表す「waitress(ウエイトレス)」でも通じますが、最近は男女どちらでも使える「server」のほうを使う人が多いです。
尚、お酒やカクテルを作るバーテンダーは、英語でも「bartender(バーテンダー)」、レジ係は「cashier(キャッシアー)」です。
飲食店での接客英語の基本:料理名の伝え方と説明
レストランなど飲食店での接客英語で、一番難しいのが料理名を伝えることですが、これが基本です。
外国人客が一番気になるのが、料理やその料理名です。
パスタやハンバーグなど洋食であれば、そのまま英語に訳せるので問題はないのですが、日本食だとそのまま使える英語がないので、料理を説明する必要があります。
日本食など英語にないメニューを伝える場合は、食材や調理法、味、食感などを英語にして伝えましょう。
英語では「焼く」と言っても、オーブンで焼く「bake」や、直火で焼く「grill」など様々な表現があります。
調理法の表現は、『「料理」用語を英語で表現|これで十分!134個の英単語』で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
「辛い」など味の表現も、日本語より英語のほうが、語彙数が多いです。味については下記のページも参考にしてみてください。
飲食店でよく使う食材や料理名は下記となります。
- パン:bread ※「パン」は『「パン」の英語|発音と20個以上あるパンの種類と基礎知識』で、様々な種類をご紹介しています。
- ライス(ご飯):rice
- おにぎり:rice ball ※おにぎりにも色々な種類がありますが、『「おにぎり」の英語|10個の具材や作り方などの英語フレーズ』の記事を参考にして下さい。
- 茶漬け:rice and tea
- そば:backewheet noodle
- うどん:wheat noodle
- パスタ:pasta ※「spaghetti(スパゲッティ)」も同様です。
- ラーメン:ramen noodle ※ラーメンについての質問が結構あります。『「ラーメン」の英語|正しい発音や種類なども完全マスター!』の記事を参考にしましょう!
- 天ぷら:tempura, deep-fried ~ ※エビの天ぷらは「deep fried shrimp」です。
- 焼き魚:grilled fish
- 煮魚:boiled fish
- 玉子焼き:Japanese rolled egg ※卵に関する英語は『「目玉焼き」の英語|海外旅行で役立つ!卵関連の表現18選』で詳しく解説しています。
- 刺身:sashimi, raw fish
- とんかつ:breaded pork cutlet
- 丼もの:rice bowl ※「親子丼」は「a chicken and egg rice bowl」、「かつ丼」は 「a deep-fried pork cutlet rice bowl」です。
- カレーライス:curry and rice ※色んな種類のカレーの英語は、『「カレー」の英語|8種類のカレーライスと11個の関連表現』で紹介しています。
- 漬物:pickeles
- 味噌汁:miso soup
- 豆腐:tofu, bean curd ※「湯豆腐」は「boiled tofu」、「油揚げ」は「deep fried tofu」です。『5種類ある!「豆腐」の英語|数え方や豆腐料理の表現一覧』で詳しく解説しています。
寿司(Sushi)など日本食は日本文化の大きな1つで、外国人にはとても魅力的なものです。『「日本文化」を英語で紹介|簡単に説明するための8つの基本』の食べ物編も参考にしてみましょう!
飲食店での接客英語フレーズ集
ここからは、実際の接客英語フレーズを場面毎にみていきましょう。
予約電話を受ける場合
まずは電話での予約を受け付けるフレーズを見ていきましょう。
英語で電話に応答するフレーズの例は下記となります。
- 英語:Thank you for calling ABC restaurant. Taro Tanaka is speaking.
- 日本語:お電話ありがとうございます、ABCレストランの田中太郎がお受けします。
カジュアルなお店であれば、省略してレストラン名を言うだけでもOKです。また、名前は言わない場合も多いです。
日本のレストランなどの場合、日本語で電話に出たら相手が英語で話し始めるというパターンがほとんどなので、この部分は覚えなくても大丈夫です。ワーホリなどで、海外で働く場合は覚えておきましょう。
相手が英語で話してきて、英語が話せる担当者に代わりたい場合は、下記のフレーズが使えます。
- 英語:I’ll put you through to the person in charge. Just a moment, please.
- 日本語:担当者に代わりますので、少々お待ちください。
英語の電話対応全般のフレーズは『英語の電話対応フレーズ|11場面でのかけ方・受け方・切り方』でご紹介しています。レストランの英語対応でも使えるフレーズがあるので、こちらも確認しておきましょう。
「用件を聞く」
「予約をしたい」など相手から用件を言ってくる場合もありますが、それがなかった場合はまず用件を聞きましょう。
- 英語:How may I help you?
- 日本語:どのようなご用件ですか?
予約の場合、お客様が下記のようなフレーズで「予約したい」と伝えてきます。
- I’d like to make a reservation./予約したいのですが。
- Can I make a reservation?/予約できます?
上記のフレーズなどで「予約したい」と言われたら、「Certainly.(かしこまりました)」と答えましょう。
「Certainly」はかしこまった英語なので、一般的なレストランなどではかしこまりすぎないように「Sure. (もちろんです)」などでもOKで す。
「予約の詳細を確認する」
予約の場合、時間や人数などを確認します。予約の詳細を確認するフレーズは下記となります。
- When is your reservation for?/いつのご予約ですか? ※丁寧な表現で聞く場合When would you like to make your reservation?
- I’m sorry, but we are fully booked then./申し訳ありませんが、その時間は満席です。
- Please hold on a moment while I check./確認いたしますので、少々お待ちください。
- How many people (will be in your party)?/何名様ですか?
- Would you like smoking or non-smoking seats?/喫煙席と禁煙席どちらがよろしいですか?
- Do you have any allergies?/アレルギーはありますか?
- May I have your name and phone number?/お名前とお電話番号をお聞きしてもよろしいですか?
- I’ll repeat that./(名前などを)復唱します。
- Let me confirm it and call you back later./確認してこちらから掛けなおします。
予約の詳細を聞いたら、下記のような例文フレーズで予約内容の確認しましょう。
- 英語:Your reservation is for 2 people on May 15th at 6 pm. Is it all right?
- 日本語:5月15日6時に2名様でご予約ですね。お間違いありませんか?
予約内容に間違いがなければ、下記のフレーズで終話します。
- 英語:Thank you for your reservation, we look forward to seeing you then.
- 日本語:ご予約ありがとうございました。ご来店をお待ちしております。
予約の英語やお客様側のフレーズなどは、『3つの「予約」の英語|電話やメールでホテルやレストランを予約!』で詳しくご紹介しています。こちらもぜひ、参考にしてください。
聞き直しなど電話で便利な英語フレーズ
うまく聞き取れなかった場合など、電話の会話で便利なフレーズをご紹介します。
- I’m sorry, I can’t here you well./すみません、よく聞こえません。
- Could you say that again?/もう一度言っていただけますか? ※「Sorry?」や「Pardon?」など一言でもOKです。
- Could you speak more slowly?/もう少しゆっくり話していただけますか?
- Could you spell that?/スペルを教えていただけますか?
もちろん、「Could you say that again?」などは電話以外の接客でも使えます。英会話で必須の、とても便利なフレーズなので覚えておきましょう。
入口での案内の場合
ここでは、レストランや居酒屋の入口での英語対応を確認しましょう。
「あいさつ」
日本語でもそうですが、いらっしゃいませの挨拶が基本ですが、英語では何というのでしょうか?
『「いらっしゃいませ」の英語|4つの基本表現とフレーズ集』でも解説しているように、「いらっしゃいませ」は英語にはありません。
入口でのあいさつは「Hello.」や「Good afternoon.」などでOKです。
「予約の確認」
予約が可能なお店の場合は、下記のフレーズで予約をしているかを確認しましょう。
- 英語:Did you make a reservation?
- 日本語:ご予約されていますか?
予約していた場合は、「May I have your name?(お名前をお伺いしてもよろしいですか?)」などで名前を確認し、「We are expecting you. (お待ちしていました。)」や「Thank you for coming.(お越しいただきありがとうございます)」などとお伝えしましょう。
「人数や席の種類の確認」
予約をしていない場合、人数や席の種類などを確認しましょう。
人数や席の種類を確認する主なフレーズは下記となります。
- How many people in your party?/何名様でしょうか? ※カジュアルなお店の場合「How many?」などでもOKです。
- Smoking or non-smoking?/喫煙席と禁煙席どちらにしますか?
- I’m sorry, but we only have non-smoking seats./申し訳ございませんが、禁煙席しかございません。
- Would you mind sharing a table with someone?/相席でもよろしいでしょうか?
- Would you mind sitting at the counter?/カウンターでもよろしいでしょうか?
「満席の場合」
満席の場合に使う主なフレーズは下記となります。
- I’m sorry, but we have no table available at the moment./申し訳ございませんが、ただいま満席です(ご用意できる席がございません)。
- Would you mind waiting?/お待ちいただけますか?
- Please put your name down here and we’ll call you./こちらにお名前を書いていただければ、お声がけします。※用紙に書くのではなく、直接名前を聞く場合は「May I have your name?」です。
- Mr./Ms ~, your table is ready./~様、お席のご用意ができました。
- There is about an hour wait./只今、1時間待ちでございます。 ※「It’s going to be 30 minutes wait.」なども同じ意味です。
「席への案内」
席に案内するフレーズは下記となります。
- Please have a seat anywhere you like./お好きな席へどうぞ。
- Please follow this way./こちらへどうぞ。
- Here’s your table./こちらのお席をどうぞ。
- Please take off your shoes./靴を脱いでください。
- Do you need high chair?/お子様用のイスをお使いですか?
注文をとる場合
お客様が席に着いたら、メニューを渡して注文をとります。
メニューを渡すフレーズは下記となります。
- 英語:Here is our menu.
- 日本語:こちらがメニューです。
「Here is ~.」は「こちらが~です」となにか渡したり、差し出したりする場合に使います。
料理を出すときなど、レストランではよく使うフレーズなので覚えておきましょう。
注文に関する主なフレーズは下記となります。
- Please ring this bell to order./注文が決まりましたらベルを押してください。
- I’ll be there in a moment./ただいまお伺いします。 ※呼ばれたり、ベルが鳴った場合のフレーズです。
- I’ll be back to take your order./後ほどご注文を伺いにまいります。
- May I take your order?/ご注文をお伺いしてもよろしいですか? ※少しカジュアルですが「Are you ready to order?」などもよく使います。
- What would you like to have?/ご注文はいかがいたしますか? ※「have」は、この場合「食べる」という意味です。
- We recommend A./おすすめはAです。
- Would you like something to drink?/お飲み物はいかがですか?
- Please buy at least one drink if you want your meal here./こちらでお食事される場合、お飲み物を1人1杯以上ご注文ください。
- The soda fountain is over there./ドリンクバーはあちらです。
- You can have any drinks for 1000yen./1000円で飲み放題です。※飲み放題や食べ放題の場合は「all-you-can-eat-and-drink」と表現もできます。
- Could I take your drink order first?/先にお飲み物のご注文をお伺いしてもよろしいでしょうか?
- When should I bring your drink?/お飲み物はいつお持ちしましょうか?
- Would you like it hot or cold?/ホットとコールドどちらにいたしますか?
- It comes with some rice./ライスが付きます。 ※「some rice」を「salad(サラダ)」や「soup(スープ)」などに変えてもOKです。否定文にして「It does not come with ~.」にすると、「~は付きません」と伝えることができます。
- Do you prefer some rice or bread? /ライスとパンどちらがよろしいですか?
- Which soup would you like, A or B?/AとBどちらのスープになさいますか?
- What kind of dressing would you like? We have A, B, and C./ドレッシングはどれになさいますか?AとB、Cがございます。
- Which size would you like?/サイズはいかがなさいますか?
- This item has a minimum order of two serving./こちらは2名様以上のご注文から承ります。
- How would you like your steak?/ステーキの焼き方はいかがなさいますか?
- Would you like a fork?/フォークをお持ちしましょうか?
- Anything else?/他に(ご注文は)ございますか?
- Is that all?(ご注文は)以上でしょうか?
- Let me confirm your order./ご注文を確認させてください。
- I’m sorry, but this is already sold out./申し訳ございませんが、こちらは売り切れです。
- We are taking last food order./ラストオーダーです。
- May I take your menu?/メニューをお下げしてもよろしいですか?
お持ち帰りか確認する英語フレーズ
カフェなどでお持ち帰りか店内で食べるかを確認する場合のフレーズは下記となります。
- 英語:For here, or to go?
- 日本語:店内で食べますか?お持ち帰りですか?
店内で食べる場合は「For here.」、持ち帰りの場合は「To go.」で回答されます。
持ち帰りできる飲食店ではとてもよく使うフレーズなので覚えておきましょう。
料理の提供と食事中の英語フレーズ
ここからは、料理を提供する時のフレーズや、食事中のお声がけのフレーズなどを確認しましょう。
「提供時」
料理を提供する時のフレーズは下記となります。
- 英語:Here is your ~.
- 日本語:こちらが(料理名)です。
グループの人数が多くて、だれがどの注文をしたかわからな場合は、日本と同じように料理名を言えばOKです。
料理をすべて提供し終わったら、「Enjoy your meal.(ごゆっくりお楽しみください)」と言います。
その他、料理を提供する時に使う主なフレーズは下記となります。
- Be careful. It’s very hot./とても熱いのでお気を付け下さい。
- Do you have everything your ordered?/ご注文の品はお揃いですか?
- Take your time and enjoy your meal./ごゆっくり、(食事を)お楽しみください。
- Here is a wet towel./おしぼりをどうぞ。
- Here is some tea. It’s free./お茶をどうぞ。無料です。※海外では、お茶などは有料の場合が多いので、「無料です」と説明すると安心してもらえます。また、ヨーロッパなどでも水は有料の場合がほとんどです。
- Do you have everything you ordered?/ご注文の品はすべてそろいましたか?
「食事中」
追加の注文など食事中に声がけする主なフレーズは下記となります。
- Is everything okay so far?/いまのところ、お料理は大丈夫ですか? ※「everything」はここでは提供した品全般のことです。
- More water?/(追加の)お水いかがですか? ※「Woud you like to refill?(おかわりはいかがですか?)」でもOKです。
- Would you like to have some dessert?/デザートはいかがですか? ※「coffee(コーヒー)」や「another drink(ドリンクもう1杯)」など、様々な追加注文のおすすめに使えるフレーズです。
- Here’s your check. /伝票はこちらです。
- May I take your plates?/お下げしてもよろしいでしょうか?
- Are you done?/お済ですか?
- Are you still working on it?/こちらの皿は、まだお食事中ですか?
いかがですか?(いかがでしたか?)など、『「いかがでしょうか」の英語|進捗確認や提案など10以上の丁寧な表現』の記事も参考にしてみましょう。
お会計の時の英語フレーズ
最後に、レジでの会計のフレーズです。
会計は英語で「check(チェック)」です。お客様から、「May I have a check, please?(お会計をお願いします)」と言われたら、お会計をしましょう。
カジュアルなお店の場合、「Check, please.」など省略して言われることもあります。
尚、「check」はアメリカ英語で、イギリス英語では「bill」です。「check」が「bill」かわるだけで、フレーズは基本同じです。
レストランなどで使う基本の会計フレーズは下記となります。
- Would you like to pay all together or separately?/ご一緒になさいますか、別々ですか?
- Would you like to pay cash or credit card?/現金になさいますか、クレジットカードになさいますか?
- Your total is ~ yen./合計で~円です。
- ~ yen, thank you./~円お預かりします。ありがとうございます。
- Here is your change./おつりです。
- Thank you, have a good day./ありがとうございます。良い一日を! ※夕方以降の場合は「good night」で「よい夜を」とあいさつしましょう。
会計時のレジで使うフレーズは、『接客英語のレジ対応編|飲食店やホテル・小売店で使える40フレーズ集』で詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
他にもある!飲食店の接客英語で必要な関連表現
飲食店の接客で使える関連表現は下記となります。
- 窓側の席:table by the window
- 順番待ちのリスト:waiting list
- 箸:chopsticks ※必ず複数形にします。
- フォーク:fork
- スプーン:knife
- ナイフ:knife ※フォーク、スプーン、ナイフなどはまとめて「cutlery」といいます。
- ラストオーダー:last call ※last orderでも問題ありません。
- ノンアルコール飲料:non-alcoholic beverage ※「ノンアルコールビール」は「non-alcoholic beer」です。
- おすすめメニュー:specials
- セットメニュー:combo(コンボ)
- つけあわせ料理:side dish
- コースメニュー:prix fixe(プリ・フィックス)※フランス語が語源です。
- フルコース:full course menu
- 前菜:appetizer(アパタイザー)
- 一品料理:à la carte(アラカルト)
- メインディッシュ:main dish
- ~抜きで:without ~
- 食べ放題:all-you-can-eat
- 飲み放題 all-you-can-drink
- ビュッフェ形式(バイキング):buffet
Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使って飲食店の接客英語をマスターしよう!
しっかりと飲食店の接客英語を覚えて使いかなせるようになるために、人工知能(AI)のチャットサービスもおすすめです。
例えば、次のようなプロンプト(命令文)を入力するだけで、例文やトレーニング問題をドンドン作ってくれます。
- 「居酒屋で働いていますが、お通しの説明が難しいです。簡単な英語を使った例文をいくつか下さい。その解説も。」
- 「イタリアンレストランのホール担当として働いていますが、英語のトレーニング問題を20個下さい。」
など。
まさしく、会話をしながらお願いする感覚でOKです。
この人工知能(AI)のチャットサービスにより、このような確認やトレーニングが容易に可能になっています。この機会に試して下さい。
また、AIチャットサービスで有名なのが2つあります。
一つは「Chat GPT」です。OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種で、無料版と有料版がありますが、確認やトレーニングは無料版で十分です。
また、もう一つはGoogleが提供する「Gemini」です。
Chat GPT、Geminiのどちらも素晴らしい機能を提供しており、自分に合ったチャットサービスをご活用下さい。アプリもあるので気軽にスマホやタブレットでも使えます。
まとめ:飲食での接客英語は先ずは場面毎で使い分けよう!
飲食店といっても、カジュアルなお店から高級レストランまで様々なお店があります。
英語には日本語のような敬語はありませんが、カジュアルな言い方や丁寧な言い方などの差はあります。
「would」など助動詞の過去形を使う表現は、比較的丁寧な表現であることが多いです。
一方で「Will you ~?」など助動詞の現在形を使うとカジュアルになりがちです。
さらに、「Smoking or non-smoking?」などのように短く省略したフレーズはもっとカジュアルになります。
お店や場面に合ったフレーズを選びましょう。
英語の接客全般については、『接客英語のまとめ|5つ以上の業種で役立つフレーズ集とアプリなど』でご紹介しています。謝罪のフレーズや、聞き取れないときの対応なども詳しく紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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