レジ(会計)で外国人観光客の方に、英語で質問されて困ったことはありませんか?
また、もしあなたがレストランやカフェ・コンビニや居酒屋の店員、ホテルのフロント、アパレルや小売店などの販売店員で、英語で外国人から質問されたことを考えると少しドキドキしますよね。
「簡単なフレーズだけでも英語で説明できたらいいのに」と思ったことがあるのではないでしょうか。
でも実は、レジ(会計)での接客英語は、パターンがある程度決まっているため、覚えてしまえばそれほど難しくありません。
また、客の立場での「お会計お願いします」などの英語表現については『「会計」の英語|2つの英会話フレーズや関連英語を紹介!』でも詳しく解説していますので、こちらも押さえておきましょう!
それと、人工知能(AI)チャットのChat GPTやGeminiを使ったレジで対応する際の接客英語の勉強方法も紹介していますので、参考にしてみて下さい。
ここでご紹介するフレーズなどを実際に外国人のお客さんがいるとイメージしてみると早く吸収できるでしょう。実際に声にも出してみましょう!
目次
「レジ」の基本英語と発音(読み方)
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接客英語のフレーズを確認する前に、まず「レジ」の英語表現について確認しましょう。
「レジ」は英語で?
日本語の「レジ」は英語の「register(読み方:レジスター)」から来ていますが、このままでは外国人には通じません。
「register」は登録(する)という単語で、機械そのものを指していて、「現金」という意味の「cash」を付けて「cash register」と表現することはあります。
日本語でいう「レジ」に該当する英語は、「支払いを済ませて出ていく場所」という意味で「check-out counter」(チェックアウト・カウンター)や後述する会計係を指す「cashier」を使うことがほとんどです。
「check-out」は、動詞の「check out」もありこちらの場合は「(ホテルなどで)支払いをして出ていく」という意味になります。
尚、セルフレジは「self checkout」です。自分で支払って出ていく場所、つまりセルフレジです。
このようにレジやセルフレジなど和製英語は沢山あり、外国人に通じないことが多々あります。この機会に、『通じない和製英語一覧|起源や正しい英語と159問クイズ!』の記事にも目を通しておきましょう!
「register」はアメリカ英語
「register」はアメリカ英語で、イギリス英語では「till」です。
今回のレジ(機械)のように、イギリス英語とアメリカ英語で違う単語がたくさんあります。主な違いは『イギリス英語とアメリカ英語|文法・発音・単語など4つの違い』で紹介していますので、こちらも押さえておくといいでしょう。
しかし、接客で迷った場合はアメリカ英語を使えば基本的には通じるので大丈夫です。
「レジ店員」は英語で?
先ほどもお伝えしましたが、「レジ店員(係)」は英語で「cashier」です。
しかし、ホテルやレストラン、海外の病院などでも会計する場所(カウンター)という意味でも広く使われている単語です。
因みに、「スーパーのレジ店員」は、「cashier at supermarket」、「コンビニのレジ店員」は「cashier at convenience store」となります。
「cashier」の発音と発音記号は下記となります。
読み方は「キャッシャー」ではなく「キャシィアー」となります。間違いやすいので注意しましょう。
レジでの接客英語:3つの基本フレーズと例文
レジで使う具体的な接客フレーズを見ていく前に、接客で使う基本の英語を3つ確認しましょう。
これらの英語は、この後のフレーズでも何度も出てきますので、基本的な使い方をここで確認しましょう。
助動詞を上手く使いこなせるととても丁寧な言い方になります。これからご紹介する表現以外の助動詞については、『英語の15個の助動詞が今すぐ分かる一覧と使い方』の記事もご参考下さい。
May I ~?/~しましょうか?
「~しましょうか」は「May I ~?」から始まる疑問文です。
丁寧な言い方で接客でよく使います。
【例文】
- 英語:May I help you?
- 日本語:お手伝いしましょうか?
お会計時にお客さんが何か困っている時などにもそのまま使えるフレーズです。
Could you~?/~していただけますか?
「~していただけますか?」は「Could you ~?」の疑問文です。
「Could you ~?」は「Can you~?(~できる?)」を過去形にした丁寧な表現です。
【例文】
- 英語:Could you sing here, please?
- 日本語:こちらにサインしていただけますか?
Would you like (to)~?/~したいですか?
「Would you like (to)~?」は「Do you want (to)~?」を丁寧にした表現です。
「~はいかが(欲しい)ですか?」や「~したいですか?」という意味です。
【例文】
- 英語:Would you like a receipt?
- 日本語:レシートはお使いですか?
レジでの接客英語:場面毎や業種別でのフレーズ集
ここからは、具体的な場面ごとのレジの接客フレーズをみていきましょう。
レジに「お客さんが会計に来た時」の英語での挨拶フレーズ
小売店など、レジにお客様が来た時のあいさつは、日本語では「いらっしゃいませ」ですよね。
英語ではこの「いらっしゃいませ」にあたるフレーズがありません。
「いらっしゃいませ」は、「Hello, how are you?(こんにちは!お元気ですか?)」など一般的なあいさつフレーズを使います。
かしこまったお店では「hello」のかわりに「good morning」や「good afternoon」などを使う場合もあります。
英語の「いらっしゃいませ」については、『「いらっしゃいませ」の英語|4つの基本表現とフレーズ集』で詳しく解説していますので、こちらもチェックしてみてください。
あいさつの代わりに、「Are you all set?(すべてお揃いですか?)」などと聞いてもOKです。
同じような意味で、「Is this everything for today?(これで今日は全てですか?)」も使えます。特にアパレルや小売店で使えるフレーズですね。
外国人への挨拶のポイント
日本では、店員とお客様の間に明確な上下関係がありますが、海外では同等に近い関係であることも多いです。
カジュアルなお店では、「Hi! How are you?」など気軽な挨拶でも問題ありません。
「How are you?」と聞いた場合、「You?(あなたは?)」などと、聞き返される場合があります。
返答は、「Good, Thank you!」などで答えればOKです。接客なので、基本的にはポジティブな回答が望ましいです。
「How are you?」の答え方については、『「元気」の英語|返事や質問の4つのパターンを習得する!』 で詳しく解説しています。
飲食店の場合
レストランやカフェ、居酒屋など飲食店のレジでは少し特殊です。
日本語でも「いらっしゃいませ」とは言わないですよね。
飲食店のレジで会計する場合、「お食事はいかがでしたか?」と聞きます。
これは英語でも同様です。
下記がよく使われるフレーズです。
- 英語:How was everything?
- 日本語:お食事はいかがでしたか?
「everything」の意味は「全て」ですが、ここでお客様が召し上がった「お食事」のとです。
特定のものではなく、「全般的にいかがでしたか?」というようなニュアンスになります。
「everything」の部分は「your lunch(ランチ)」や「your dinner(夕食)」などに置き換えてもOKです。
ホテルの場合
ホテルのチェックアウト時の会計も、一般のお店のあいさつフレーズとは違います。
ホテルで会計する場合は、下記のフレーズです。
- 英語:Good morning, how may I help you?
- 日本語:おはようございます。どのようなご用件でしょうか?
あきらかにチェックアウトだとわかる場合は、「Are you checking out?(チェックアウトですか?)」と聞いてもOKです。
お客様からフレーズで「Check out, please.」や「I’d like to checkout, please.」などで、「チェックアウトをお願いします」と言われる場合も多いです。
会計後にお客さんを「お見送りする時」の英語での挨拶フレーズ
見送りのあいさつは、日本語では「ありがとうございました」ですが、英語では「ありがとうございました」に「よい一日をお過ごしください」などのフレーズを加えます。
お見送りのあいさつの例は下記となります。
- 英語:Thank you.Have a nice day!
- 日本語:ありがとうございます。良い日をお過しください。
「nice」の代わりに、「good」などを使ってもOKです。
「Thank you.」のあとに使えるフレーズは、その他にも色々あります。
【例文】
- Enjoy the rest of your day. /今日の残りの時間を楽しんでくださいね。
- Have a good day. /よい一日を! ※日中は「good day」ですが、夕方以降の場合「good night」です。
レジへ誘導する際の英語フレーズ
ここでは、レジへ誘導したり、レジ待ちの列に並んでもらったりする場合の表現を確認しましょう。
「レジはあちらです」と伝えるフレーズは「The casher is over there.」となります。
逆に、「こちらでお支払いいただけます」という場合は「You can pay here.」でOKです。
レジ待ちの列に誘導する表現は下記となります。
- 英語:Please wait in line.
- 日本語:列にお並びください。
「wait」は「待つ」で、「wait in line」は「列に並ぶ」です。
「wait」の他に、「列に加わる」という意味で「get」や、「列の中に立つ」という意味で「stand」を使ってもOKです。
列の一番後ろに誘導する表現は下記となります。
- 英語:Please go to the end of the line.
- 日本語:列の最後にお並びください。
レジで「次の方どうぞ」と誘導する場合は、「Next, please.」や「Next in line, please.」などです。
並んでいたお客様が、レジに来たら「Thank you for waiting .(お待ちいただきありがとうございます)」と伝えましょう。
レジで会計の合計金額を伝える際の英語フレーズ
レジで金額の計算をして、合計金額をお客様に伝えましょう。
合計を伝えるフレーズは下記となります。
- 日本語:The total comes to ~ yen.
- 英語:合計金額は~円です。
文の後ろに「with tax(including tax)」をつけて「税込みで~円です」と言ってもOKです。
その他にもこんなフレーズが使えます。
- That’ll be ~ yen. /~円です。※カジュアルめな表現です。
- You’re bill comes to ~ yen. /お会計は~円です。
- It is going to be ~ yen for 5 items. /5点で~円です。
特に金額の部分の数字の英語は、『英語の数字|7つのパターンでの書き方と読み方を徹底解説!』で、数字の読み方を詳しく解説しています。
数字の英語は、慣れてしまえば難しくないのですが、とっさに言うのが難しいという場合は、レジに表示された数字を見せながら下記のフレーズを言ってもOKです。
- 日本語:Here is your total.
- 英語:合計はこちらです。
レジに合計金額が表示されないタイプの場合、電卓などに金額を入力して見せても大丈夫です。
特にアジア人など、相手も英語ネイティブじゃない場合は、言葉で金額を伝えるより、数字を見せた方が伝わりやすい場合もあります。
お支払い方法を確認する際の英語フレーズ
合計金額を伝えたら、現金やクレジットカードなど支払い方法の確認をします。
支払い方法の確認フレーズは下記となります。
- 英語:How would you like to pay?
- 日本語:どのようにお支払いしますか?
現金かクレジットカードかを聞く場合は下記のフレーズです。
- 英語:Would you like to pay by cash or credit card?
- 日本語:現金とカードどちらでお支払いされますか?
比較的カジュアルなお店の場合は、次のような簡単なフレーズで聞いてもOKです。
- 英語:Cash or charge(credit card)?
- 日本語:現金ですか?カードですか?
「charge」は、商品の代金などを「請求する」という意味で、この場合クレジットカードのことです。
また、ホテルにあるレストランなどでは、飲食代金などを宿泊しているお部屋にチャージすることもできます(チェックアウト時に代金を清算する支払い方)。
その場合は、「Would you like to charge to your room?(お部屋にチャージいたしますか?)」というフレーズがそのまま使えます。
クレジットカードなどが使えない場合
お客様から「カードで支払いたい」と言われたが、現金のみという場合は下記のフレーズで伝えましょう。
- 英語:I’m sorry, but we accept only cash.
- 日本語:申し訳ありませんが、現金のみの取り扱いです。
「accept」は「受け入れる」、「受納する」という意味です。この場合、「現金のみ受け付けている」というニュアンスです。
否定文を使って「クレジットカードは受け付けていない」という言い方もできます。
- 英語:I’m sorry, but we don’t accept credit cards.
- 日本語:申し訳ございません、クレジットカードは取り扱いしておりません。
「credit cards」の部分に下記のような支払方法を入れてもOKです。
- traveler’s checks:トラベラーズチェック
- foreign currency:外国通貨
- prepaid IC card:プリペイドICカード
取り扱いクレジットカードの種類の伝え方
クレジットカードの種類を聞かれた場合、下記のフレーズで伝えましょう。
- 英語:We take these cards.
- 日本語:こちらのカードが使えます。※クレジットカードの種類を記載した表を見せながら伝えます。
「We accept major credit cards. (大手カード会社は使えます)」などでもOKです。
提示されたカード会社を取り扱っていない場合、否定文にして「I’m sorry, but we don’t take this card.(申し訳ありません。このカードは取り扱っていません。)」でOKです。
クーポンやポイントカードに関するフレーズ
ポイントカードや、割引券(クーポン)があり「お持ちですか?」と聞く場合は「Do you have ~?」の質問で聞きます。
- 英語:Do you have our point card?
- 日本語:ポイントカードはお持ちですか?
割引券は「our coupon」です。※「coupon」の発音は、イギリス英語では「クーポン」ですが、アメリカ英語では「キューポン」です。
現金やクレジットカードのやり取りの際の英語フレーズ
支払い方法確認後の、現金やカードのやり取り時に使うフレーズを見ていきましょう。
現金の場合は「おつり」やクレジットカードの場合は「一括・分割」のフレーズなども押さえましょう!
現金で支払いの場合
先ほど説明したフレーズで合計金額を伝えた後、現金を受け取ります。
金額がちょうどの場合は、下記のフレーズです。
- 英語:That’s exactly right.
- 日本語:ちょうどいただきます。
※「exactly」は「正確に」「ちょうど」、「right」は「正しい」という意味です。
合計額より多く渡された場合、下記のフレーズを使います。
- 英語:Out of ~ yen.
- 日本語:~円お預かりします。
金額をすぐに英語で言うことが難しい場合、単純に「Thank you.」と言って受け取っても問題ありません。
おつりを渡す場合は、下記のフレーズとなります。
- 英語:Your change is ~yen.
- 日本語:おつりは~円です。
この場合も、数字をとっさに言うのが難しい場合「Here is your change. /おつりです。」でもOKです。
お釣りがなく、レシートのみをお渡しする場合は下記のフレーズです。
- 英語:Here is your receipt.
- 日本語:レシートのお渡しです。
領収書も英語では「receipt(発音:リシート)」です。
日本のように、お店で正式な領収書を発行していない国も多いです。
そのため、レシートではなく正式な領収書をくださいと言われることは、あまりありません。
もし言われた場合、宛名と但し書きの聞き方は下記となります。
- 【宛名】Who should it be addressed to your receipt?/宛名はどなたに致しますか?
- 【但し書き】May I write payment for ~?/但し書きは~と記入してもよろしいですか?
『「領収書」の英語|書き方やもらう時の2つの簡単フレーズ』の記事も参考にしてみて下さい。
他にも現金での支払いの場合に押さえておきたいフレーズがいくつかあります。
【その他のフレーズ】
- ・I’m sorry, but I can only give you small change. /申し訳ありません、おつりが細かくなってしまいます。
- ・I’m sorry, but we don’t have any change right now. /申し訳ありませんが、現在おつりを切らしております。
- ・Would you like me to use your small change? /小銭を取りましょうか? ※小銭の種類がわからず困っている観光客に使えるフレーズです。
- ・Another ~ yen, please. /もう~円お願いします。 ※渡された現金が足りない場合に使います。
- ・Please check our change. /おつりをご確認ください。
クレジットカードで支払いの場合
クレジットカードで支払いを受け、カードをお預かりする場合のフレーズは下記となります。
- 英語:May I have your card?
- 日本語:カードをお預かりできますか?
お客様自身がカードを機械に入れるタイプの場合、下記のフレーズが使えます。
- 英語:Please insert your card here.
- 日本語:こちらにカードを入れてください。
※「insert」は「差し込む」「挿入する」という意味です。カードを通すタイプの機械の場合は、「insert」の代わりに「swipe」を使います。
控えにサインをお願いする場合のフレーズは下記となります。
- 英語:Could you sign here?
- 日本語:こちらにサインしていただけますか?
※カジュアルなお店では「Sign here, please.」だけでもOKです。
暗証番号を押してもらう場合は、下記のフレーズです。
- 英語:Could you enter your pin?
- 日本語:暗証番号を押していただけますか?
※「enter」は「入力する」、「pin」が暗証番号です。「実行ボタンを押してください」は「Press enter, please.」です。
手続きが完了したら、下記のフレーズでカードとレシートをお返ししましょう。
- 英語:Here is your card and receipt.
- 日本語:カードとレシートです。
※尚、「お客様控え」は「customer copy」です。
お客様のクレジットカードがうまく使えない場合は下記のフレーズで伝えましょう。
- 英語:I’m afraid your card has been rejected because it’s expired.
- 日本語:申し訳ありませんが、有効期限切れでカードが使えません。
※「because」の後は、使えない理由を伝えます。
日本では一括か分割かを確認する場合もありますね。
「一括払い」は英語で「one-time payment」または「pay in full」、分割払いは「pay in installments」です。
基本的に、海外では一括払いがほとんどです。
よって外国人のお客様(欧米の方)は、ほぼ一括払い、もしくはカード会社と別途支払い方法を取り決めていて、お店で決める必要はありません。
そのため、特に指定されなければ、聞かなくてもOKです。
念のため確認する場合は下記のフレーズです。
- 英語:Would you like to pay in full?
- 日本語:一括払いにいたしますか?
高額な支払いなどで、「分割に致しますか?」という場合は下記のフレーズです。
- 英語:Would you like to pay in installments?
- 日本語:分割払いにいたしますか?
「分割払いにしたい」といわれて、一括しかない場合は下記となります。
- 英語:I’m sorry, but we don’t have an installment plan.
- 日本語:申し訳ありません、分割払いはございません。
知っておくと便利なレジでの接客英語フレーズ
前章では、必ず知っておきたい基本の流れとフレーズをご紹介しました。
ここでは、さらに知っておくと便利なフレーズをご紹介します。
まとめて払うか別々か確認する場合
飲食店などで、別々に支払うかまとめての支払いかを確認する場合、下記のフレーズです。
- 英語:Would you like to pay together or separately?
- 日本語:ご一緒になさいますか、それとも別々ですか?
※「together」は「一緒に」、「separately」は「別々に」という意味です。
カジュアルなお店の場合、「Separate checks?/別々ですか?」でもOKです。
ラッピングに関する英語フレーズ
プレゼント用のラッピングが必要か、確認するフレーズは下記となります。
- 英語:Would you like this gift-wrapped?
- 日本語:ラッピングいたしましょうか?
「wrap」は「包む」という動詞です。「gift-wrapped」は「プレゼント用に包んだ状態」です。
プレゼントやギフトラッピングに関しては『2つある!「プレゼント」の 英語や会話で使えるフレーズ集』でも詳しく解説しています。
レジ袋に関する英語フレーズ
「レジ袋(お買い物袋)」は「plastic bag」です。
紙袋は「paper bag」です。
レジ袋が必要か確認するフレーズは、下記となります。
- 英語:Would you like a plastic bag?
- 日本語:レジ袋は必要ですか?
スーパーなどカジュアルなお店では、「Do you need a plastic bag?」などでもOKです。
箸やスプーンなども、同じフレーズが使えます。
コンビニのレジ店員の方も同様に使えます。
- Would you like chopsticks? /お箸は必要ですか?※箸は2本で一膳なので、一膳でも複数形を使います。
- Would you like a spoon? /スプーンは必要ですか?
袋の枚数など、必要な数を確認する場合は「How many?(何枚ですか?)」でOKです。
レジ袋が有料な場合も多いですよね。その場合は下記のフレーズで伝えましょう。
- 英語:We charge 3 yen for a small plastic bag.
- 日本語:小さいレジ袋は1枚3円です。
レジの接客英語で使うその他の関連単語
その他レジで使う、税金(tax)など関連単語を確認しましょう。
- 硬貨:coin
- 紙幣:bill ※「千円札」は「1000 yen bill」です。
- 交換する:exchange ※「両替」もお金の交換なので「exchange」です。
- 返品する:return
- 返金する:refund
- 苦情を言う:complain
- 配送する:deliver
- 免税:duty free, tax free
- 税込み:tax included(with tax) ※税抜きは「tax excluded(without tax)」です。
- 保証書:written guarantee
- デビットカード:debit card
- トラベラーズチェック:traveler’s check
- 外国通貨:foreign currency
- 消費税:sales tax, consumption tax ※「tax」は「税金」です。
- 買い物かご:basket
Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使ってレジ対応の接客英語をマスターしよう!
しっかりとレジ対応の接客英語を覚えて使いかなせるようになるために、人工知能(AI)のチャットサービスもおすすめです。
例えば、次のようなプロンプト(命令文)を入力するだけで、例文やトレーニング問題をドンドン作ってくれます。
- 「飲食店でレジ担当をしていますが、英語のトレーニング問題を20個下さい。想定できるトラブルなど含めてもOKです。」
- 「コンビニのレジの時ですが、お支払方法は自分で選択して下さいと伝えたい時の例文を教えて下さい。」
など。
まさしく、会話をしながらお願いする感覚でOKです。
この人工知能(AI)のチャットサービスにより、このような確認やトレーニングが容易に可能になっています。この機会に試して下さい。
また、AIチャットサービスで有名なのが2つあります。
一つは「Chat GPT」です。OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種で、無料版と有料版がありますが、確認やトレーニングは無料版で十分です。
また、もう一つはGoogleが提供する「Gemini」です。
Chat GPT、Geminiのどちらも素晴らしい機能を提供しており、自分に合ったチャットサービスをご活用下さい。アプリもあるので気軽にスマホやタブレットでも使えます。
まとめ:実際のお客をイメージしながらレジの接客英語を口に出してみよう!
レジでの接客のフレーズの中でも、一番使うのが金額を伝えるフレーズと、クレジットカードに関するフレーズです。
海外では現金をあまり持ち歩かない人も多く、特に旅行中はクレジットカードで決済する人も多いです。基本的流れやフレーズは覚えておくと、とても役に立ちます。
相手にわかりやすく伝えるポイントは、目をみてゆっくり話すことです。わからないことがあれば「Could you say that again?(もう一度言っていただけますか)」などで聞き返したりしてもOKです。
聞き取れないときのフレーズは『接客英語のまとめ|5つ以上の業種で役立つフレーズ集とアプリなど』で詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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