「会計」を英語で言えますか?
会社で経理や損益に関わる仕事をしている方が、英語で伝えるとなると専門用語も多く困ってしまうのではないでしょうか。
目次:
1.「会計」の英語
2.「会計」を使った英語フレーズ
2-1.「お会計をお願いします」は英語で?
2-2.「会計を別々でお願いします」は英語で?
3.「会計用語」の英語
4.「会計」の関連英語
1.「会計」の英語
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金銭の出入りを管理する「会計」は英語で「accounting」です。
大学などで学ぶ「会計学」も、そのまま「accounting」が使えます。
「accounting」の発音と発音記号は下記となります。
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「accounting」は不可算名詞です。数えられないため、単数形の「a」や複数形の「s」はつきません。
「会計士」と「税理士」は英語で?
「会計士」は英語で「accountant」(アカウンタント)です。「公認会計士」は「Certified Public Accountant」で、頭文字をとって「CPA」と略します。
また、「税理士」は英語で「tax accountant」です。尚、「米国税理士」の資格保持者は「Enrolled Agent(略称:EA)」と言います。
2.「会計」を使った英語フレーズ
『海外のレストランで役立つ!よく使う英語フレーズと関連英語』の記事でも紹介しているように、レストラン等の支払いという意味の「(お)会計」は「check」、又は「bill」です。
アメリカでは「check」、イギリスでは「bill」という場合が多いですが、どちらでも通じるので問題ありません。
2-1.「お会計をお願いします」は英語で?
「お会計をお願いします」という場合、いろんな言い方ができます。
- 「Check, please.」
- 「Can I get a check?」
- 「May I have a check?」
「Check, please.」はカジュアルな表現です。カジュアルなお店で店員さんと、世間話をして仲良くなった時に使えます。
「May I ~.」の表現は、丁寧な表現なのでどこでも使えます。迷ったら、こちらを使うと間違いないです。
2-2.「会計を別々でお願いします」は英語で?
- 「Could we get separate checks?」 ※少しカジュアルになりますが、「could」の代わりに「can」を使ってもOKです。
- 「We’d like to separate checks.」 ※「We’d」は「We would」を省略しています。先ほどの文とほぼ同じ意味ですが、疑問文ではなく「別々でお会計をおねがいします」と肯定文で伝える表現です。疑問文ではないですが「We’d like to ~」の表現で、こちらも丁寧なのでどこで使っても問題ありません。
尚、店員が「お会計はご一緒ですか?」と聞く場合は、「Will you pay together?」などが使えます。
飲食店での会話は【英語で接客|海外の旅先でも役立つ!11の場面別フレーズ集】でたくさんご紹介しています。
接客する側だけでなく、海外旅行先などでお客さんとして行く場合にも知っておきたいフレーズを紹介していますので、この機会にチェックしてみてくださいね。
3.「会計用語」の英語
基本的な会計用語を確認しましょう。
- 「財務諸表」:financial statement
- 「貸借対照表」:balance sheet
- 「損益計算書」:profit and loss statement
- 「資産」:assets
- 「負債」:liabilities
- 「資本」:equity
- 「費用」:expenses
- 「収益」:revenue
- 「損益」:profit and loss
- 「現金」:cash
- 「商品」:commercial goods
- 「予算」:budget
- 「計上する」:record, book
- 「売上高」:sales ※「売り上げる」という動詞は「sell」です。
- 「仕入れ」「仕入れする」:purchase
- 「売掛金」:accounts receivable
- 「買掛金」:accounts payable
- 「借入金」:debt payable
- 「資本金」:capital
- 「原価計算」:cost accounting
- 「棚卸資産」:inventory
- 「仮払金」:suspense payment
「会計」などビジネス英語が学べるオンライン英会話3選
仕事上で「会計」に関する英語を使いこなしたり、ビジネスシーンでの英語などを覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、「会計」などビジネス英語が学べるオンライン英会話を3つご紹介します。
- Bizmates
- ベストティーチャー
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
Bizmates
Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。
「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。
レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。
レベルが30段階に分かれているので、英語がまったくできない初心者の方でも安心して受講できます。
初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。
ベストティーチャー
ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。
ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。
実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。
ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
4.「会計」の関連英語
その他の「会計」の関連表現を確認しましょう。
- 「会計簿」:account book, the book
- 「会計係(経理事務)」:accounting clerk
- 「経理部」:accounting department ※「会計部門」など経理、会計関係の部門に使える表現です。
- 「経理(会計)部門の責任者」:head of accounting department ※「head」は「頭」という意味ですが、ここでは「責任者」の意味で使っています。「department」は「~部門」という意味です。
- 「会計事務所」:accounting firm
- 「会計年度」:fiscal year ※「2018年会計年度」は「the 2018 fiscal year」又は、「fiscal 2018」です。※イギリスでは「fiscal」の代わりに「financial」を使います。
- 「簿記」:booking
- 「財務」:financial
- 「会計報告」:financial report
- 「出納係」:cashier
- 「~の会計監査を行う」:audit someone’s accounts
- 「会計検査官」:auditor
- 「会計検査院」:the Board of Audit
まとめ:「会計」関連の英語は基本を押さえる!
「会計」に関する用語はたくさんあります。
専門的な用語も多いですが、会計部門ではなくてもビジネスで英語を使う場合は基本的なものを知っておくとよいでしょう。
「会計」に関連して、「請求書」の書き方を【「請求書」の英語|書き方と20個の英単語・テンプレート付】で詳しく解説しています。こちらも是非参考にしてください。
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