1~12月まで、月を表わす英語を正確に言えますか?
すぐに確認したい方は『【1月~12月】の英語一覧表(省略形も)』を確認して下さい。
日付、誕生日など様々な場面で出てくる「月」に関する表現の「January(1月)」などは、絶対覚えておきたい基本中の基本です。
基本なのだけれど、似ている表現もあるので、うっかり忘れてしまっていたり、あやふやだったりする方も多いのではないでしょうか。
中1の頃に習う基礎表現ですが、大人になっても正確に覚えられていないという方も実は多いですよね。
それと「1ヶ月」などの月の単位、「~月に~する」、「~月までに~しなければならない」、「~か月間~した」など、英会話には欠かせない表現ですね。
また、知識として知っておくと役立つ月の英語表現の由来や、覚え方も解説します。
目次
- 1 【1月~12月】の英語一覧表と略(3文字)・読み方
- 2 語呂合わせよりも効率的な「月」の覚え方・スペルも
- 3 「月」の表現には欠かせない前置詞の使い方
- 4 各月(1~12月)の詳細を見てみよう!
- 4.1 「1月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.2 「2月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.3 「3月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.4 「4月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.5 「5月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.6 「6月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.7 「7月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.8 「8月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.9 「9月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.10 「10月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
- 4.11 「11月」の英語の書き方・読み方や略(短縮)
- 4.12 「12月」の英語の書き方・読み方や略(短縮)
- 5 英会話ですぐに使える! 「month」に関連する英語表現
- 6 惑星の月「moon(ムーン)」の関連表現
- 7 ついでに英語の「曜日」も覚えておくと便利!
- 8 まとめ:「月」の英語は英会話でも頻繁に登場する!
【1月~12月】の英語一覧表と略(3文字)・読み方
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1月から12月までの英語のスペル、省略形を一覧で確認しましょう。
月の表記ルール
上記の一覧表を見て気付かれたかと思いますが、月の頭のスペルは大文字となります。
これが正式な書き方です。
「October」、「December」、など。
しかし、カジュアルなメールやSNSでのメッセージでは、「october」や「december」と小文字で書く場合もあります。これは大文字にするのが面倒なのでそのまま小文字で書くというケースですね。
月の省略形のルール
上記の頭文字を小文字にするより、更に省略することで書く時間を短縮できますし、表記の時にスペースを有効に使えます。
その場合のルールは、「頭から3文字+.(ピリオド/ドット)」が基本となります。
この場合も頭文字は大文字が基本です。
「Jul.」や「Nov.」など。
しかし、次の3つの月に関しては、別のルールも適応できます。
- 6月・・・そのまま「June」で書くことも多いです。
- 7月・・・そのまま「July」と書く場合も多いです。
- 9月・・・4文字の「Sept.」と書いても問題ありません。
また、文末で省略形を使う場合は、『よく見る!カンマ やコロンなど英語独特の句読点11種類の使い方』でも書いていますが、最後のピリオドは省略されます。
(例)I went to Japan in Jul.(7月に日本に行きました)→ 省略の「Jul.」のピリオドが文末に付けるピリオドを兼用しています。
よって、ピリオドが2つ重なることはありません。
それと、省略形で表記されていても、発音は正式名称とします。
例えば、「Jan.」という表記があっても、発音は「January(ジャニュアリー)」という感じです。
詳しくは、『英語の月や曜日の略|たった1つのパターンで完ぺき!』の記事でも説明しています。
月を数字で表記する場合
月名を「March」などアルファベットで表記する他に、「3」などと数字で表現する場合がありますね。
英語の日付を書く場合が特に多いですね。
しかし、『英語で日付の書き方・読み方|順序や4つのパターンを覚える!』でも書いているように、あくまでカジュアルな場合に数字を使うのが多いです。
日付の例で見てみましょう。
アメリカ英語とイギリス英語の日付の書き方の順番が違うのでその点も注意してみて下さい。
下記は全て「2017年11月20日」という場合の表記です。
(アメリカ英語の日付の書き方)
- カジュアル・・・11/20/2017
- フォーマル・・・November 11th, 2017
※順番は左から「月 → 日 → 年」となります。
(イギリス英語の日付の書き方)
- カジュアル・・・20/11/2017
- フォーマル・・・20th November 2017
※順番は左から「日 → 月 → 年」となります。
例えば、「11/12/2021」など、どれが日なのか、月なのか分からない場合もありますね。
よって、これらを混乱させないためにも、ビジネス文書(フォーマルな書類など)などに関しては、「アルファベットで書く」という癖を付けましょう!
月日・曜日の順番
打合せの日時など曜日、場所、時間など書く場合がありますね。
その場合は、「曜日 → 日付 → 時間 → 場所」という順番のが一般的です
(例)We will have a meeting on Thursday, August 27th, at 4 p.m., in Meeting Room B.(8月27日(木)午後4時に会議室Bで会議があります)
など。
上記はあえて長い例文にしましたが、「曜日 → 月日」の順番だけでも押さえておきましょう!
語呂合わせよりも効率的な「月」の覚え方・スペルも
さて、これまで「月」の基本を押さえてきましたが、覚えるのを苦労されている方も多いのではないでしょうか?
例えば、11月は「November」?、それとも「December」?
これは私もいつも間違っていました。また、「February」のスペルもよく間違えましたね。
要するに、月の順番とそのスペルを同時に覚える方法があればとても便利ですね。
語呂合わせで覚えるという方法ありますが、とても非効率的です。
例えば、「August」が何月かというのを覚えるのに、「8月に待ち合わせしましょう」、「オー、ガストで」など。
これを全ての月でやるのは、語呂合わせを覚えるだけでも一苦労です。
では、どの方法がベストなのか?
月の英語は「歌」で覚えよう!
音節で区切ったリズムと歌で覚えるのがベストです。
音節(syllable/シラブル)とは、1音節に1つの母音(a・i・u・e・o)というフォニックスのルールの1つです。
単語を数個の音節に分けるということです。
1月~12月の英語は次のような音節になります。
- January・・・Jan/u/ar/y(4個) ※「y」は発音で「イ」と母音になるので1音節として考えます。
- February・・・Feb/ru/ar/y(4個)
- March・・・March(1個)
- April・・・A/pril(2個)
- May・・・May(1個)
- June・・・June(1個) ※「ne」の「e」は発音自体が無いので母音にカウントしません。
- July・・・Ju/ly(2個)
- August・・・Au/gust(2個)
- September・・・Sep/tem/ber(3個)
- October・・・Oc/to/ber(3個)
- November・・・No/vem/ber(3個)
- December・・・De/cem/ber(3個)
このように特に長い「January」や「November」などは音節に区切るとスペルも覚えやすいです。
『スペルの覚え方|英語の9つの基本ルール・コツやおすすめプアリ』のでもおすすめしている下記の動画がその歌となります。
世界的に参考にされている動画ですので、是非活用してみましょう!
タイトル:「Months of the Year Syllable Song」(和訳:音節での月の呼び方の歌)
「月」の表現には欠かせない前置詞の使い方
「~月にする」と表現する場合など、前置詞は欠かせません。それぞれのパターンで見てみましょう。
「in」は「~月に」
特定の月に何かをする場合などは、「in」を使います。
下記がその例文です。
- 日本語:私は6月にハワイに行く予定です。
- 英語:I will go to Hawaii in June.
質問などで相手に「何月に?」とカジュアルに聞く場合は、「In what month(of the year)?」という疑問文をよく使います。
「by」と「until/till」や「to」は「~月まで」
「月」を使って「~まで」と期限を伝えたい場合は、前置詞の「by」、または「until/till」や「to」を使います。
- 日本語:私はこのプロジェクトを10月の末までに終わらせなくてはならない。
- 英語:I must finish this project by the end of October.
「by」と「until/till」、「to」などの使い方については、『「~まで」の英語|4つのパターンと期間や距離などで使える例文一覧』で、詳しく解説しています。
「from」と「since」は「~月から」
因みに「~から」という場合は、「since」や「from」を使います。
しかし、時制により使い方が異なります。
- I will stay in Kumamoto from May to July.(熊本に5月から7月まで滞在します) ※現在・過去・未来で「~から~まで」という場合には「from」を使います。
- I have been studying English since last June.(6月から英語の勉強をしています) ※現在完了形の時は「since」を使います。
「for」は「~ヶ月間」
「月」を使って、「期間」を伝えたい場合は、前置詞の「for」が基本です。
この場合は各月の表現を使わずに「month」を基本として使います。
- 日本語:私は日本に2ヶ月間滞在しました。
- 英語:I stayed in Japan for 2 months.
※ポイントは、月の英語である「month(マンス)」が、「months」と複数になった時の発音です。「マンツ」となるので注意が必要です。「month」については、後ほど詳しく解説しています。
各月(1~12月)の詳細を見てみよう!
時間がある時でいいので、それぞれの月の正しい発音などシッカリとマスターしておきましょう!
「1月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
1月の英語は「January」(ジャニュアリー)です。
「January」の略は、「Jan.」となります。
「January」の発音と発音記号と省略は下記となります。
「January」の由来は「January」はラテン語からきていますが、ローマ神話の神であるヤヌス(Janus)がこの言葉の由来だと言われています。
ヤヌスは物事のはじまりと終わり(出入り口)を司る神で、始まりである1月に彼の名が使われました。
『「1月」の英語|発音と「1月」に関連する用語や行事を紹介』の記事も参考にして下さい。
「2月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
2月は英語で「February」(フェビュラリー)です。
「February」の略は、「Feb.」となります。
「February」の発音と発音記号と省略は下記となります。
スペルミスが多いので要注意です!
一番多い間違えのスペルはFeburary。カタカナ読みをそのまま書いてしまうパターンです。正しいスペルは、uとrを逆にして「February」です。
「February」という言葉も、ラテン語が語源で、「罪滅ぼしの月」という意味の言葉が語源になっているといわれています。
古代ローマで使われていた暦では3月から始まり、2月が終わりの月でした。
現代の日本でも、年末には全てのヨゴレ、けがれを落としてから新年を迎える習慣がありますが、古代ローマでもその年の罪滅ぼしをして新たに1年をはじめるという習慣があったために2月がFebruary「罪滅ぼし」の月になったそうです。
『「2月」の英語|2つある正しい発音と世界的行事の豆知識』も参考にしてみて下さい。
「3月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
3月の英語は「March」(マーチ)です。
「March」の略は、「Mar.」となります。
「March」の発音と発音記号と省略は下記となります。
「March」の語源は、古代ローマの軍神 Mars(マルス)だといわれています。
軍を司る神マルスがなぜ3月かというと、古代ローマ暦では3月が1年の始まりだったため、1年の軍事行動、計画も3月から始まったと言われています。そのことから、3月は軍神Marsを語源とした「March」が使われるようになりました。
『「3月」を英語で表現!発音と略を正しくマスターする』も確認してみましょう!
「4月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
4月の英語は「April」(エープリル)です。
「April」の略は、「Apr.」となります。
「April」の発音と発音記号と省略は下記となります。
4月はエープリルフール(4月1日)が有名なので、覚えやすいのではないでしょうか。
4月の「April」の由来は諸説ありますが、その一つは「開く」という意味のラテン語 aprilisに由来しているという説があります。
4月といえば春、花が「開く」季節ということも関係しているのかもしれません。
また、美の女神Aphrodite(アフロディーテ)に由来しているという説もあります。こちらも、春は花が咲き美しい季節だからではないかといわれています。
『「4月」の英語の正しい発音と略|世界的イベントも紹介!』も参考にして下さい。
「5月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
5月の英語は「May」(メイ)です。
「May」の略はなく、そのまま「May」です。略していないので、他の月にあるような「ドット(.)」は不要です。
「May」の発音と発音記号と省略は下記となります。
「May」の語源は繁殖や成長を司る女神Maia(マイア)が語源の説が強いです。
女神Maiaに豊作を祈願するために5月に生贄をささげたことが由来だといわれています。
『「5月」の英語と略や発音を完全習得!イベントの英語など』でも解説しています。
「6月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
6月の英語は「June」(ジュン)です。
「June」の略は、「Jun.」となります。
「June」の発音と発音記号と省略は下記となります。
6月は「June bride(ジューンブライド)」、つまり、結婚式が多い月ですね。日本でも一般的なので、覚えやすいと思います。
「June」の由来は、ローマ神話の主神「Jupiter(ユピテル)」の妻「Juno(ユノ)」が由来であると言われています。
Junoは女性神の中では守護神で、結婚生活に関する神であることから「June bride(ジューンブライド)」が人気となっています。
『「6月」の英語|正しい発音や略と「6月の花嫁」の意味など』も参考にしてみて下さい。
「7月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
7月の英語は「July」(ジュライ)です。
「July」の略は、「Jul.」となります。
「July」の発音と発音記号と省略は下記となります。
「July」の語源はローマを平定した英雄Julius Caesar(ジュリアス・シーザ)の名が由来です。
彼自身が誕生月である7月に彼の名前をつけて、後にJulyとなりました。政治改革を行い、貧しい人を救済する政策を取ったといわれています。
『「7月」の英語|発音と2つある略や有名なイベントも紹介!』も確認してみて下さい。
「8月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
8月の英語は「August」(オーガスト)です。
「August」の略は、「Aug.」となります。
「August」の発音と発音記号と省略は下記となります。
初代ローマ皇帝のGaius Octavianus(ガイウス・オクタヴィアヌス)の称号Augustus(アウグストゥス)に由来しています。
彼の誕生月の8月をAugustusとして、後に「August」になったと言われています。
『「8月」の英語|発音や略と夏休みを楽しく過ごす3つの記事』も見てみましょう。
「9月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
9月の英語は「September」(セプテンバー)です。
「September」の略は、「Sep.」となります。
「September」の発音と発音記号と省略は下記となります。
省略形を「Sept.」とする場合も多いです。どちらでも大丈夫です。
7の語源Septiが使われていて「7番目の月」という意味です。
9月なのに7番目なのは、2月のところで紹介した古代ローマの暦が関係しています。その暦では3月がスタートだったため、そこから数えて7番目の月という意味です。
『「9月」を英語で表現|発音や略と同時に豆知識も習得する!』でも解説しています。
「10月」の英語の発音や略(短縮)と由来など
10月の英語は「October」(オクトーバー)です。
「October」の略は、「Oct.」となります。
10月の「October」も9月とほぼ同様の由来で古代ローマ暦の「8番目の月」という意味です。
8本足のタコをOctopusと言うように、Octoは数字の8を表わしています。ちなみに、pusは足という意味なので、Octopusは8本足(の生物)という意味です。
『「10月」の英語の基本|発音と英語で楽しむ!世界的行事』でも詳しく解説しています。
「11月」の英語の書き方・読み方や略(短縮)
11月の英語は「November」(ノーヴェンバー)です。
「November」の略は、「Nov.」となります。
「November」の発音と発音記号と省略は下記となります。
11月の「November」もラテン語で9を意味するNovemからきていて古代ローマ暦の「9番目の月」と言う意味です。
『「11月」の英語|発音とスペルだけじゃない知識も学ぶ!』の記事も参考にしてみましょう。
「12月」の英語の書き方・読み方や略(短縮)
12月の英語は「December」(ディッセンバー)です。
「December」の略は、「Dec.」となります。
「December」の発音と発音記号と省略は下記となります。
スペルのcをsに書いてしまい、Desemberとしてしまう間違いが多いので要注意です。
12月の「December」もラテン語の10を意味するDecemが由来で、古代ローマ暦で「10番目の月」という意味です。
『「12月」の英語|発音や略と一緒にイベントでも英語習得!』も見てみましょう。
英会話ですぐに使える! 「month」に関連する英語表現
「1ヶ月」などの「月」は英語で「month」で、英会話では欠かせない英語の表現です。
「month」の発音
「month」の発音と発音記号は下記となります。
※発音のポイント:「month」の発音は「th」の口の形がポイントです。「th」は舌を歯で軽く挟んで「ス」の音で息を出して発音します。『英語のTHの発音|2つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法』の記事を参考にしてみて下さい。
「month」の意味
「month」は暦上の月、つまり「1ヶ月」のことです。
「~ヶ月」という場合も「two months (2ヶ月)」のように、「month」が使えます。
複数の場合の「months」の発音は、「マンツ」となります。
「month」の省略形
「second(秒)」の「sec.」、「minute(分)」の「min.」のように、「month」も省略形があります。
「month」の略は「mo.」で、複数形の「months」の略は「mos.」です。
【例】
- 1ヶ月:1 mo.
- 3ヶ月:3 mos.
英会話で役立つ!「月(month)」を使う英語表現
「month」を使う主な英語表現を確認しましょう。
- 「毎月」:every month
- 「今月」:this month
- 「来月」:next month
- 「先月」:last month
- 「再来月」:month after next
- 「先々月」:month before last
- 「数ヶ月後」:a few months later ※「5ヶ月後」は「5 months later」
- 「数ヶ月前」:a few months ago ※「5ヶ月前」は「5 months ago」
- 「1ヶ月以内に」:in a month
- 「~月の前半」:the first half of ~
- 「~月の後半」:the latter half of ~ ※「前半」も「後半」も「of」の後には「April(4月)」など月の英語を入れます。
- 「月の上旬」:the beginning of the month ※直訳すると「月のはじめ」です。月名を入れて「early April(4月上旬)」という表現も使えます。
- 「月の中旬」:the middle of the month ※月名を入れて「mid April(4月中旬)」という表現も使えます。
- 「月の下旬」:the end of the month ※月名を入れて「late April(4月下旬)」という表現も使えます。
- 「~ヶ月契約」:~ months contract
- 「妊娠~ヶ月」:~ months pregnant ※「pregnant」は「妊娠した」という意味の形容詞です。
- 「ひと月の家賃」:rent per month
- 「月給」:a monthly salary ※他に「月刊誌:a monthly magazine」や「1ヶ月有効の定期券:a monthly pass」など。
- 「月1回」:once a month ※他に「月2回:twice a month」や「月3回:three times a month」など。
- 「月極めで」:by the month
- 「月ごとの」:month-to-month ※他に「月極め駐車場:month-to-month parking」や「前月比:month-to-month basis」など。
- 「毎月毎月(くる日も、くる日も)」:month after month
- 「月を追うごとに」:month by month
月名を使った場合の英語表現
「来年の5月」など月に関する主な英語表現は下記となります。
例えば、5月の英語の「May」を使った例文を見てみましょう。
- 「来年の~月」:next ~ ※【例】next May(来年の5月)
- 「昨年の~月」:last ~ ※【例】last May(昨年の5月)
- 「~月~日の週」:the week of ~ ※【例】the week of May 3(5月3日の週)
- 「~月一週目」:the first week of ~ ※「二週目」は「the second week of~」、「三週目」は「the third week of ~」です。【例】the first week of May(5月の一週目)
- 「~月最終週」:the last week of ~ ※【例】the last week of May(5月の最終週)
- 「~月最終日」:the end of ~ ※【例】the end of May
- 「~月号」:the ~ number ※【例】the May number(五月号)
惑星の月「moon(ムーン)」の関連表現
日本語では「1ヶ月」や「1月」などの「月」も、惑星の「月」も同じ「月」ですよね。
これは、暦の1ヶ月が月の満ち欠けの期間と同じに設定されているためです。
しかし英語では、惑星の「月」は暦の「月」と違う表現を使います。
ここでは、惑星の「月」の英語表現を確認しましょう。
惑星の「月」は英語で「moon」(ムーン)です。
尚、月は地球の周囲をまわる衛星なので、「moon」は「衛星」と訳される場合もあります。
また、「満月」や「新月」、「三日月」など月の満ち欠けの英語表現を確認しましょう。
- 「新月」:new moon ※英語を直訳すると「新しい月」です。
- 「三日月」:crescent moon ※厳密には日本語の「三日月」ではなく、新月と半月の間の月が「crescent moon」です。
- 「半月」:half moon
- 「満月」:full moon ※「full」は「いっぱいの」「満ちた」という意味です。
尚、「十五夜の月」や「月食」など「月」についての詳しい英語表現は『「三日月」の英語|満月や新月など関連する13個の表現』で紹介しています。
月の英語|「moon」以外は?
月の英語で「moon」以外にも使用される表現があります。例えば、「月」を指す別の単語として「lunar」などいくつかあります。
・lunar:月の、月面の
・crescent:三日月
・gibbous:十三夜
・waxing:上弦
・waning:下弦
ついでに英語の「曜日」も覚えておくと便利!
月と曜日は切っても切り離せない関係でね。
せっかくなので曜日にも触れておきましょう。
詳しくは、『英語の曜日|発音や3つの覚え方!略や前置詞のルール』に書いていますが、下記が一覧となります。
※曜日の場合は3文字と2文字の省略形があります。スケジュールを書く時などどちらかに統一して表記しましょう。
※しかし、木曜日の省略形は、「Thurs.」や「Thur.」のパターンもあります。
英語の曜日の覚え方は、「day」を固定してリズムで覚えるのがいいでしょう。
因みに、特にスペルを覚えるのが難しい水曜日「Wednesday」は、私は今でも「ウェドネスデー」とローマ字読みで覚えています。
下記は子供向けの動画ですが、大人の初心者の方も利用できます。
タイトル:「Days Of The Week Song」(和訳:曜日の歌)
まとめ:「月」の英語は英会話でも頻繁に登場する!
「January(1月)」など、英語の月の名前は規則性があまりなく、覚えにくいですが日常会話でもビジネス英語でも使う欠かせない単語です。
「エープリルフール」の「April(4月)」や、「ジューンブライド」の「June(6月)」などは、日本語でも使われていて比較的覚えやすいですよね。
それ以外の月は語呂あわせで覚える方法もありますが、語呂では頭文字など単語の一部しか覚えられないので、ネイティブのように歌で覚えるほうがおすすめです。
そして、月に使う基本前置詞は、「in」、期限なら「by」、期間なら「for」です。このポイントを覚えれば基本はOKです。
あとは、monthly(毎月)やonce a month(月1回)など基本的な表現から、その他の応用表現と順番に覚えましょう。使いながら覚えるのがベストです!
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