「三日月」は英語で何て言うのでしょうか?
「月」の「moon(ムーン)」は知っていても、「三日月」は意外と知らないかもしれません。
外国人の友達に「今、日本は三日月だよ」などと電話で説明する場面もあるかもしれません。また、英語のリスニングで知っていないと「?」となってしまいますね。
また、「三日月型(の~)」と形を説明する時にも必要ですね。
目次
「三日月」は英語でなんて言う?
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「三日月」は英語で「crescent moon」(クレセント・ムーン)です。
また「crescent」だけでも通じます。
三日月の英語|「crescent」の読み方(カタカナ)・発音
「crescent」の読み方、発音は下記となります。
「crescent moon」は、日本語の「三日月」のような「新月から3日目の月」という厳密な表現ではなく「新月」から「半月」までの内側に凹んだ形の月を一般的に表す表現です。
満ち欠けの日数ではなく形を基準にした表現なので、「満月」の後に、「半月」から「新月」に戻る時に再び同じ形になる時も「crescent moon」です。
この場合、日本語だと「二十六夜」となります。
「満月」に向かう月(三日月)と、「新月」に向かう月(二十六夜)を区別して伝えたい場合は、下記となります。
- 「三日月」:waxing crescent ※「wax(ワックス」は、「月が満ちる)という英語です。車などにワックスを塗る倍も同様の動詞を使います。
- 「二十六夜」:waning crescent ※「wane(ウェイン)」は、「月が欠ける」という動詞です。光や力(権力)などを落ちる時にも使う表現です。
「三日月型」って英語で何て言うの?
「三日月」の形をしたアクセサリーやクッキーなど様々な物がありますよね。
そのような「三日月型」を英語で「crescent-shaped」(クレセント・シェイプト)と言います。しかし、単に「crescent」だけで使うこともあります。
「三日月」以外の月の形や状態を英語で表現!
「三日月」以外の月の形の英語の表現も確認しましょう。
- 「新月」:new moon ※「新しい月」となります。
- 「半月」:half moon ※「half(ハーフ)」は半分という意味です。
- 「十三夜(じゅうさんや)」:gibbous moon ※「gibbous(ギバス)」は月や惑星などが半円より外側に膨らんだ凸型になっている状態のことです。
- 「満月」:full moon ※「full(フル)」は、「沢山の(いっぱいの)」という意味です。
- 「上弦の月」:waxing moon
- 「下弦の月」:waning moon
- 「十五夜」:the harvest moon ※「harvest(ハーヴェスト)」は「収穫」と言う意味で、秋の収穫の時期の「月」のことです。
その他の「月」の状態に関する表現も見てみましょう。
- 「月食」:lunar eclipse ※「lunar(ルーナー)」は「月の~」という形容詞です。「eclipse(エクリップス)」は「月や太陽の食」を表わします。因みに、「日食」は「solar eclipse(ソーラー・エクリップス)」です。
- 「皆既月食」:total eclipse of the moon ※「total(トータル)」は「全て」という意味です。
- 「部分月食」:partial eclipse of the moon ※「partial(パーシャル)」は「部分(的)の」という英語です。
- 「ブルームーン」:blue moon ※1ヶ月に満月が2回ある場合の2回目の月のことで、「青い月」というわけではありません。「滅多に見られない珍しい2回目の満月」という意味で「blue moon」と言う表現を使います。因みに、最初の満月は「first moon」です。
- 「晦(つごもり)」:dark moon ※月が地球に隠れてしまって見えない状態の時です。「dark(ダーク)」は「暗い」という意味です。
- 「満ち欠け」:waxing and waning
まとめ:「三日月」の英語は「満月」などと一緒に覚えよう!
「三日月」や「三日月型」は「crescent」を使うということを押さえておきましょう。また、「満月」や「新月」も簡単な表現ですので、併せて覚えましょう。
「月」に関する表現は、日常生活でどうしても必要な単語ではありませんが、知っていると会話の幅が広がります。
日常会話の基礎を覚えたら、このような会話を広げられる表現も少しずつ覚えて行きましょう。
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