
英語の曜日の使い方は完璧ですか?
今すぐ、英語で「曜日」の表現と略語を知りたい場合は、「【曜日】の英語一覧表」にて確認して下さい。
曜日の言い方、使い方だけをじっくりおさらいする機会は、あまりないですよね。
それほど難しいことではないですが、意外に忘れてしまっていること、知らなかったこともあるかも知れません。
曜日は普段の英会話でもよく使うものなので、一度しっかり学んでおくことをオススメします。
前置詞は何を使うのか、などは英会話の中では大変重要なポイントです。
目次:
1.【曜日】の英語一覧表と発音・表記の基本ルール
・曜日の表記ルール
・曜日の省略形のルール
・曜日と日付の順番
2.語呂合わせよりも効率的な「曜日」の覚え方・スペルも
・由来から覚える!
・リズムの歌で覚える!
・スケジュールで覚える!
・日記で覚える!
3.「曜日」の表現には欠かせない前置詞の使い方
・「~曜日に」を表現する「on」
・「~曜日までに」を表現する「by」
・「~曜日まで」を表現する「until」
・「~曜日から~曜日まで」を表現する「from~to~」
・「~曜日から今まで」を表現する「since」
4.「今日は何曜日?」など英語フレーズ一覧や関連表現
・今日は何曜日ですか?
・「毎週~曜日」
・「~曜日の午前・午後」
・「先週・今週・来週の~曜日」
・「曜日」に関するスラング
・平日と休日の英語は?
5.英語の「1~12月」も覚えておこう!
1.【曜日】の英語一覧表と発音・表記の基本ルール

先ずは、英語での曜日の基本を押さえましょう!
特に「Thursday」の発音が「th」が含まれているため、日本人が不得意な方が多いようです。
『英語のTHの発音|3つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法』の記事も参考にしてみて下さい。
週の始まりは「日曜日」?「月曜日」?
カレンダーでもスケジュールでも「月曜始まり」と「日曜始まり」のどちらもありますが、どちらが正しいのでしょうか?
宗教上、例えば、キリスト教では週の始まり日曜日とされているので、主にアメリカなどではその影響で日曜始まりが多いです。
一方、ヨーロッパなどは労働上、1971年にISO(国際標準化機構)が「月曜日が週始め」と定めて、それに従っている国が多いので、月曜始まりが定着しているところもあります。
よって、どれが正しいかというのはありません。
因みに、私は日曜始まりに慣れているのでスマホのカレンダーなどもそれに設定しています。
曜日の表記ルール
曜日の頭文字のスペルは大文字となります。
これが正式な書き方です。
「Monday」、「Friday」、など。
しかし、これは「月」の時と同じで、カジュアルなメールやSNSでのメッセージでは、「monday」や「friday」と、大文字にするのが面倒なので小文字で書く場合もあります。
フォーマルなメールなどの表記では必ず頭文字は大文字にして下さい。
曜日の省略形のルール
上記の表を見て分かるように、曜日の場合は3文字と2文字の省略形があります。
その場合のルールは、「頭から3文字/頭から2文字 +.(ピリオド/ドット)」が基本となります。
この場合も頭文字は大文字が基本です。
「Mon.」や「Fri.」など。
しかし、木曜日の省略形に限っては、3文字以上の「Thurs.」や「Thur.」のパターンもあります。
また、文末で省略形を使う場合は、『よく見る!カンマ やコロンなど英語独特の句読点11種類の使い方』でも書いていますが、最後のピリオドは省略されます。
(例)I’ll see you on Mon.(月曜日に会いましょう)→ 省略の「Mon.」のピリオドが文末に付けるピリオドを兼用しています。
よって、ピリオドが2つ重なることはありません。
それと、省略形で表記されていても、発音は正式名称とします。
例えば、「Thu.」という表記があっても、発音は「Thursday(サーズデー)」という感じです。
詳しくは、『英語の月や曜日の略|たった1つのパターンで完ぺき!』の記事でも説明しています。
曜日と日付の順番
一般的には、「曜日 → 日付」の順番になります。
日本語の逆ですね。
(例文)Let’s meet up on Monday, Nov.20th.(11月20日の月曜日に会いましょう!)
※「on」などの前置詞については後述します。
また、日付の書き方などについては、『英語で日付の書き方・読み方|順序や4つのパターンを覚える!』をご確認ください。
確認する場合は「日付 → 曜日」でも構わない!
打合せやアポイントを取る場合など、日付を約束する場合に曜日も一緒に言うと誤解が少なくなります。電話等では13(thirteen)と30(thirty)など聞き間違いしやすい数字もあります。
その時に曜日を言って、相手が曜日も日付と同時に確認してくれれば間違いが起こりにくくなります。
また、あなたが復唱する時も、「30日の月曜日ですね。(Monday 30thや30th on Mondayなど)」と曜日を足して言うことで、行き違いが少なくなります。母国語ではない英語でコミュニケーションをする時は、このようなちょっとした工夫が大切です。
打合せの日時など曜日、場所、時間など書く場合がありますね。
その場合は、「曜日 → 日付 → 時間 → 場所」という順番のが一般的です
(例)We will have a meeting on Tuesday, November 22nd, at 6 p.m., in Conference room No.7.(11月22日(火)午後6時に会議室No.7で会議があります)
など。
2.語呂合わせよりも効率的な「曜日」の覚え方・スペルも
英語の曜日は7個ですが、順番やスペルを覚えるのが不得意という方も少なくないでしょう。
因みに、特にスペルを覚えるのが難しい水曜日「Wednesday」は、私は今でも変な癖で「ウェドネスデー」とローマ字読みで覚えていますが、とても非効率的です。
また、覚えていると思っても、英会話でとっさに曜日が英語で出てこないこともあるでしょう。
せっかくなのでこの機会に、曜日の覚え方を確認して自分のものにしましょう!
由来から覚える!
由来や歴史に興味がある方はこの覚え方がいいでしょう。
- Sunday(日曜日):Sun(太陽)に由来。
- Monday(月曜日):Moon(月)に由来。
火曜日~土曜日はローマ神話に出てくる神や人物に由来していると言われています。
- Tuesday(火曜日):北欧神話の天空神Tiu(チュール)に由来。
- Wednesday(水曜日):ゲルマン神話(アングロサクソン)の最高神Woden(ウォーデン)に由来。
- Thursday(木曜日):Wodenの長男でライジンのThor(トール)に由来。
- Friday(金曜日):Wodenの妻のFrigg(フリッグ)に由来。
- Saturday(土曜日):農業神であるSaturn(サターン)に由来。
諸説ありますが、1つの説をご紹介しています。火曜日から土曜日は神話の神や人物に由来しているという説が多いようです。
リズムの歌で覚える!
英語の曜日の覚え方は、「day」を固定してリズムで覚えるのがいいでしょう。
下記は子供向けの動画ですが、大人の初心者の方も利用できます。
タイトル:「Days Of The Week Song」(和訳:曜日の歌)
スケジュールで覚える!
何かの予定を書いたりする時に、特にスケジュール帳は英語表記のものを選ぶようにしましょう。
日付や曜日が英語で書いてあるので自然と目にすることで覚えることができます。
スケジュールの英語|ビジネスでも活用!18例文と略語などの記事も参考にしてみて下さい。
日記で覚える!
英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文のように日記に書く時などに、英語での曜日を使うことを意識することで、同時に日付の書き方も同時にマスターできるので一石二鳥です。
是非今日から実践してみましょう!
「メールや日記などで日付と曜日を記載する例」
メールや日記などで日付を書く場合は、曜日はピリオドを付けずにカッコで囲む場合もあります。スケジュールを書く時にも使えます。
下記は一例です。
- Date: May 15th (Mon)
3.「曜日」の表現には欠かせない前置詞の使い方
英語の曜日の前に前置詞などを加えることで、意味が変わってきます。
前置詞は、英語の前置詞一覧|全部で78個ある前置詞の解説と使い方でも解説していますが、日本人が上手く使いこなせていない英文法の1つです。
英会話やメールなどを書く際にも良く使う表現ですので、是非一度目を通しておきましょう。
「~曜日に」を表現する「on」
「月曜日に~をした/する。」など、曜日を文中で使う場合は、前置詞の「on」を曜日の前に置きます。
「on+曜日」の例は下記となります。
- See you on Monday./月曜日に会おうね。
- I played succor with Tom on Sunday./日曜日にトムとサッカーをしました。
- The meeting will be held on Friday. /ミーティングは金曜日に開催されます。
「~曜日までに」を表現する「by」
締め切りを表現する場合は、前置詞の「by」を使います。
下記が一例となります。
- I need your report by Friday/金曜日までレポートを提出して下さい。
- Be back by next Monday/来週の月曜日まで戻ってきなさい!
「~曜日まで」を表現する「until」
期間の終わりを表現する場合は、前置詞の「until」を使います。
使い方は、「on」や「by」と同じで曜日の前に置きます。
”「by」と「until」の違い”
「by」と同じく訳すと「~曜日まで(に)」となるので混乱しやすいのですが、この2つは違います。「by」は期限を表わしています。
- 「by」の場合:I have to finish my homework by Monday. /月曜日までに宿題をしなければならない。※リミット(締め切り)を表現
- 「until」の場合:I will finish my homework until Monday./宿題は月曜日までには終わらせるよ。※その曜日まで時間があるという状況の場合に使います。
『「~まで」の英語|4つのパターンと期間や距離などで使える例文一覧』の記事も参考にしてみて下さい。
「~曜日から~曜日まで」を表現する「from~to~」
という表現は、次に表現が一般的です。
- ~曜日から~曜日まで → from ~曜日 to ~曜日 ※現在・過去・未来に使える表現
- My friend will be visiting from Wednesday to Friday/友達が、水曜日から金曜日まで訪問しています。
また、期限を決めない場合は、fromのみを使います。
(例)I will study for exam from Saturday.(土曜日から試験勉強をします)
など。
「~曜日から今まで」を表現する「since」
しかし、「過去の曜日から今まで」という現在完了形で良く使う表現があります。
- (過去の)~曜日から → since + ~曜日 ※現在完了形のみに使える表現
- I have worked on this project since last Monday./先週の月曜日からこのプロジェクトに取り掛かっています。
期間については、「期間」を英語で表現|13の単語を意味の違いで使い分け!でも紹介しているので是非ご参考下さい。
4.「今日は何曜日?」など英語フレーズ一覧や関連表現
皆さんは「今日は何曜日ですか?」を英語で聞くとしたら、どのように表現しますか?
一見、簡単なようで意外とすんなり答えがでない方も多いのではないでしょうか?
ここではそのような「曜日」に関連して、英会話でも役立つフレーズをご紹介します。
今日は何曜日ですか?
下記のどちらでも通じます。
- What day is it today?
- What day is today?
曜日を表す単語は「day」です。または、「day of the week」とも表現します。
(例)Sunday is my favorite day of the week.(日曜日は私が好きな曜日です)
など。
「今日は何日ですか?」の英語フレーズ
曜日と混乱するのが「日付(何日)」です。
下記のどちらでも通じます。
- What date is it today?
- What’s the date today?
など。
要するに日付を聞く時は「date(デイト)」です。
「day」と「date」の発音の違いで全く異なるで、注意しましょう。
「毎週~曜日」
「毎週月曜日」と英語で言いたい時は、2つの表現方法があります。
その1.「every + ~曜日」
下記が例となります。
- every Monday/毎週月曜日
- I play tennis every Sunday./毎週日曜日にテニスをします。
※この場合は前置詞の「on」は不要です。
その2.「曜日に複数形のsをつける」
下記が例となります。
- on Mondays/毎週月曜日
- I go to the English conversation school on Wednesdays./毎週水曜日に英会話学校に通っています。
「~曜日の午前・午後」
「月曜日の午後」など表現する場合もあります。
この場合も前置詞は使わずに、「Thursday morning(木曜の午前)」と表現します。
例文は下記となります。
- I see you Monday afternoon./月曜の午後に会いましょう。
- We have a meeting Tuesday afternoon./火曜の午後に打ち合わせがあります
「先週・今週・来週の~曜日」
先週は「last + ~曜日」、今週は「this + ~曜日」、来週は「next + ~曜日」で表現します。
ここでも前置詞は使いません。
下記が例となります。
- last Monday/先週の月曜日 ※I saw him last Monday.
- this Tuesday/今週の火曜日 ※I will play baseball this Tuesday.
- next Wednesday/来週の金曜日 ※Do your best next Wednesday.
「曜日」に関するスラング
曜日に関するスラングで代表的なのが、「TGIF」です。
カジュアルなメールやSNSのチャットなどで週末に使う表現です。
TGIFは、「Thank God, it’s Friday.」の略です。
月曜日からずっと働いて、「やっと金曜日だよ!」「やった!金曜日だね。(週末だ!)」という時に文の最後で使います。そのまま、略さず「Thank God, it’s Friday.」で使うこともあります。
また、「Happy Friday!」でも同様の意味となります。
金曜日は欧米でも日本でも特別ですね。
平日と休日の英語は?
weekday(平日)、weekend(休日/週末)という2つの単語です。
月曜から金曜日をまとめて「平日」、土日をまとめて(休日/週末)と表現できるので便利です。
下記がその例文です。
- On weekdays, I’m usually in Tokyo.(平日は、基本的には東京にいます)
- I go fishing on weekends. (休日に釣りに行くのが趣味です)
など。
5.英語の「1~12月」も覚えておこう!
曜日と月は切っても切り離せない関係ですね。
『「1月~12月」の英語|発音・スペル・省略と効率的な覚え方』でも詳しく書いていますが、次の表を見て確認しておきましょう。
月の覚え方は下記の動画をおすすめしています。参考にしてみて下さい。
タイトル:「Months of the Year Syllable Song」(和訳:音節での月の呼び方の歌)
まとめ:英語の「曜日」は簡単だからこそ基礎をしっかりと身に付ける!
英語の曜日の言い方、使い方から、ちょっとした豆知識まで様々な英語の曜日についてのお話しをご紹介しました。
英会話を学ぶ上で基本中の基本の曜日。生活していたら毎日触れる機会があるものですが、普段なかなか曜日にフォーカスしておさらいするチャンスがなかったと思います。
大切な基礎はなかなかおさらいする機会がないものですね。
今回、曜日についての基礎や押さえておきたいところをすべて盛り込みました。このページをしっかり読んで、忘れていたところはおさらいして曜日について完璧にしましょう。
コメント