英語の「make」は「作る」という意味だけの動詞ではありません。
英会話で使える表現や熟語が多く存在します。
「get」と同様に、英語表現には欠かせない単語です。
「make」の使い方を知っているか、知らないかで英語力に差が出ると言っても過言ではありません。
中1で習得する「make」ですが、それを活用できていない方が多くいらっしゃいます。
それと、人工知能(AI)チャットのChat GPTやGeminiを使った「make」の勉強方法やトレーニングも紹介していますので、参考にしてみて下さい。
目次
- 1 「make」の基本の意味と使い方や発音
- 2 英会話やTOEICでも役立つ!「Make」の熟語や例文一覧
- 2.1 「Make sure」の意味と使い方
- 2.2 「Make up」の意味と使い方
- 2.3 「Make it」の意味と使い方
- 2.4 「Make a difference」の意味と使い方
- 2.5 「Make sense」の意味と使い方
- 2.6 「Make ~ understand・understood」の意味と使い方
- 2.7 「Make believe」の意味と使い方
- 2.8 「Make my day」の意味と使い方
- 2.9 「Make a big deal」の意味と使い方
- 2.10 「Make do with」の意味と使い方
- 2.11 「Make an effort」の意味と使い方
- 2.12 「Make ends meet」の意味と使い方
- 2.13 「Make a wish」の意味と使い方
- 2.14 「Make me feel ~」の意味と使い方
- 2.15 「Make the most of ~」の意味と使い方
- 2.16 「Make a reservation」の意味と使い方
- 2.17 「Make a mistake」の意味と使い方
- 2.18 「Make fun of ~」の意味と使い方
- 3 その他の「Make」を使った英語表現や熟語
- 4 Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使って英語の「make」の使い方をマスターしよう!
- 5 まとめ:「make」の表現は熟語で覚えるのが1つのポイント
「make」の基本の意味と使い方や発音
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ここでは、先ず「make」の基本的な使い方などを解説していきます。
「作る」とう意味だけでは英会話では活かせません。「make」とは何?というところから押さえていきましょう。
「Make」の原形・過去形・過去分詞と発音
下記がその表現となります。
- 原形・・・「Make」(メイク)
- 過去形・・・「made」(メイド)
- 過去分詞・・・「made」(メイド) ※過去形と同じ単語です
『英語の動詞|2種類ある動詞の基本と使い方・活用方法』でも説明しているように、「make」は一般動詞で、過去形・過去分詞が違う単語になる不規則動詞でもあります。
また、原形の主語が三人称単数の場合(It, She, He, その他の単数の名詞)の場合は、「makes」となります。
発音の注意点ですが、日本語読みの「メーク」にはならないようにしましょう。必ず「メイク」というネイティブのような発音がキーポイントです。
『ちゃんと通じる!英語の発音が一気に上手くなる意外な5つの音』の記事でも解説しているので参考にしてみて下さい。
「Make」の基本の使い方や活用例:「~を作る」
私たちが勉強した「maket」の代表的な使いたとしては、「~を作る」というがありますね。
下記がその例文です。
- I make money.・・・お金を稼ぐ(作る)
- He made a plan.・・・彼は計画を立てました(作りました)
このように「作る」という意味なるのですが、そのニュアンスで「稼ぐ」、「こしらえる」などの多くの場面で使えます。
また、日常英会話で頻繁に使う「cook」、「create」、「build」などは、多くの日本人が「make」の違いを知らないで使っています。
その1.~を作る:「make」と「cook」の違い
料理を作る、例えば「夕食を作る」という場合に使う「make dinner」と「cook dinner」との違いは何なのでしょうか?
基本的に「make」の方が一般的に全般の料理や飲み物(コーヒーやスープ)などに使えます。
違いは次の通りです。
- make・・・火を通さずに料理する ※しかし、火を通した料理についても「make」は使えます。「cook a sandwitch」とは言いません。
- cook・・・煮たり、焼いたりして火を通して料理する ※しかし、「make coffee」など飲み物には「make」を使います。「cook coffee」とは言いません。
その2.~を作る:「make」と「create」の違い
この「create(クリエイト)」も「make」と混乱される方が多いです。
日本語でも形容詞の「クリエイティブな人」など使う場面がありますが、その違いを見てみましょう。
- make・・・(手を加えて)何かを作る
- create・・・何もないところから創る(創造する)
よって、下記のニュアンスは大きく違います。
- I made a song.・・・(一曲の)歌を作った
- I created song・・・歌というものを創った(創造した)
その3.~を作る:「make」と「build」の違い
「build(ビルド)」も「作る」という意味で使われますが、「時間をかけてじっくりと大きなものを作る」というニュアンスになります。
よって、「I make a house.(家を建てる)」より、「I build a house.」の方が、比較的大きな家で、時間をかけて作るという意味となります。
また他にも「I made a plan.(計画を立てた)」という表現はビジネスのシーンでもよく使いますが、これが「I built a plan.」とすると、大掛かりな計画を時間と労力を費やして立てたというイメージになります。
「Make」の基本の使い方や活用例:その他の意味
上記でお伝えした「Make」以外にも次のような使い方をします。
主な用例です。
- 構成する・・・「One and one makes two.(1+1は2)」
- ~になる・・・「He will make a good father.(彼はいい父親になるよ)」 ※『「~になる」の英語|6表現の違いや使い分けと例文など』でも、他の表現との違いなどを詳しく解説しています。
- ~を整える・・・「I made a bed for the guest.(来客のためにベッドを用意しました)
などです。
「Make」の基本の使い方や活用例:使役(~させる)
「Make」でよく使わえる表現の仕方に、「~に~をさせる」という表現があります。
これは、『英語の「get」の使い方・意味|16の必要熟語や例文集』でも同じような使い方をします。
英会話で大変役立つので是非覚えましょう。
「make+目的語(代名詞など)+形容詞・過去分詞」の場合
これは、口語でよく使われる表現です。使役的な使い方ですが、「~の状態にする」というニュアンスです。
「~を~させる」場合に使います。
下記がその例文です。
- He made me angry.(彼は私を怒らさた)
- Let’s make it clear.(それをはっきりさせましょう!)
- You made it worse.(あなたが事態を更に悪くした) ※比較級を使って、更に~という表現にしています。
他にも色々な言い方ができる便利な使い方です。
特に「make it ~」は次のような形容詞の表現でもよく使われます。
- make it simple
- make it possible
- make it easy
などです。
「make+目的語(代名詞など)+動詞」の場合
先ほどと違い、「~に~をさせる(動作)」となり、何かの動作をさせる使役的表現となります。
下記がその例文です。
- I made him sign the contract.(私は彼に契約書にサインさせました)
- I made her go to school.(私は彼女を学校に行かせた)
しかし、「make」以外にも使役動詞(get、have、let)などがあります。
例えば、次の例文の何が違うのでしょうか?
「それをさせる」という「do it」を使ってみましょう。「get」以外は「to」は不要です。
- I make her do it.
- I get her to do it.
- I have her do it.
- I let her do it.
日本語訳では、全て「彼女にそれをさせる」となります。
使役動詞の「make」「get~to」「have」「let」の違い
下記のポイントを押さえれば使い方は簡単で、それぞれのニュアンスの違いが明確に分かります。
- 「make」・・・強制してさせる
- 「get~to」・・・お願いや説得でさせる ※「ask~to」に近いですね。
- 「have」・・・自然な流れや義務でさせる
- 「let」・・・したいことをさせる、許可する
要するに先ほどの2つの例文は、強制的にサインをさせた、強制的に学校に行かせたというイメージになります。
英会話やTOEICでも役立つ!「Make」の熟語や例文一覧
ここでは、主に英会話などでネイティブが頻繁に使っている「Make」使った英熟語と例文表現を紹介しています。
リスニングやアウトプット(話す)時に役立つものばかりなので、是非覚えておきましょう!
「Make sure」の意味と使い方
英会話で頻繁に使われる英熟語の1つがこの「make sure」です。
意味は、「(念のため)~を確かめる」や「必ず~する」というのが一般的な使われ方です。
また、この「確かめる」で使う「make sure」ですが、よく「check」との違いで混乱される方が多いです。辞書ではどちらも「確認する」となっています。
「make sure」と「check」の違い
違いは下記のように明確です。きっちりと使い分けましょう!
- 「make sure」・・・既に分かっていることに対して再確認するようなニュアンス
- 「check」・・・今現在どうなのかが分からずに確認するニュアンス
例えば、天気の「weather」を使った英文がどのような意味になるのか確認しましょう。
- 「Make sure of the weather.」・・・既に天気を確認していて、それについての再確認
- 「Check the weather.」・・・現時点で、天気がどうなのかを確認しておらず、これからチェックする
just to make sure
「念のために~を確かめる」という場合に使われます。
下記がその例文となります。
- Just to make sure that I have a reservation.(予約をしているかの確認です)
- Just wanted to make sure.(ただ確認したかっただけです)
文頭に出して、口語的に使います。
また、丁寧な言い方(ビジネスなどのフォーマルな場面)は、「I would like to make sure that I have a reservation.」などとなります。
make sure to
「必ず~する」という場合に使われます。
「to」の後ろには「動詞」がきます。
- Make sure to attend the class.(必ずその授業には出席して下さい)
- Make sure to drive safely.(必ず安全運転して下さい)
make sure of
「~を確認する」という熟語で「of」の後ろには「名詞・代名詞」などがきます。
- I made sure of my shoe size.(靴のサイズを確かめました)
- Make sure of his new address.(彼の新しい住所を確かめて下さい)
make sure that
「that」の後ろには必ず「主語+動詞」の英文がきます。
「確認する」、「必ず~する」の両方で使えます。
また、口語では「that」を省略するケースが多いです。
- Make sure that you attend the meeting.(必ず打ち合わせに出席して下さい)
- I would like to make sure that this is a correct answer.(これが正解か確認したい)
また、「make sure if(whether) 主語+動詞(~かどうか確認する)」という英文も出来ます。
「Make up」の意味と使い方
『4つ以上もある「make up」の意外な!?意味や使い方』の記事でも説明しているように、多くの場面でこの「make up」も使います。
基本は何かを「作り上げる」という場合に使いますが、「makeup」と名詞で「化粧」、「make up a story」で「作り話をでっちあげる」などという場面でも使います。
make up to
「to」の後ろは「名詞・代名詞」が来て、「~に取り入ろうとする」というのが一般的な使われ方です。
- I made up to my father for a new car.(新しい車を買ってもらおうと、父に取り入った)
- He always makes up to our teacher.(彼は常に担任の先生におべっかを言う)
make up with
「with」の後ろには「名詞・代名詞」で、「仲直りする」という意味になります。
- I made up with my friend.(友達と仲直りしました)
- You should make up with him.(彼と仲直りしなさい)
make it up
「埋め合わせをする」、「仲直りをする」という場面で使える熟語です。
- How can I make it up to you?(あなたにどのように埋め合わせをしたらいいですか?) ※「謝罪」の言葉で使われます。
- I made it up with him.(彼と仲直りをしました) ※「make up with」と同様の使い方です。
make up one’s mind
「one’s」のところには、「my」や「his」などの所有格が入り、「決心する」という意味になります。
- Make up your mind.(決めて!) ※相手が、グズグズしている場合などに使う表現です。
- I made up my mind to go overseas.(海外に行くことに決心しました)
「decide」も同じような動詞(決心する)になりますが、その違いは何なのでしょうか?
「make up one’s mind」と「decide」の違い
- 「make up one’s mind」・・・迷った挙句に決心する場合 ※ものすごく労力や時間がかかっているイメージ
- 「decide」・・・単純に、決める場合 ※「これに決めた!」と「make up one’s mind」より軽いイメージ
下記の例文を見てみましょう!
- 「I made up my mind to meet her.」・・・(ものすごく迷った挙句)彼女に会うのを決心しました。
- 「I decided to meet her.」・・・彼女に会うのを決めました。
「Make it」の意味と使い方
この「make it」の熟語のよく使われるのですが、意味が場面により多少異なります。
「都合をつける」、「(病状などが回復する」などの意味もありますが、ここでは主な2つの使い方をピックアップしました。
成し遂げる・成功する
例文は下記となります。
- You can make it!(あなたなら出来る!) ※『英語の「頑張る」と「頑張って」を完全マスターする!』のあるような、励ましや応援の言葉の1つです。
- I finally made it!.(ようやくやりましした!) ※「finally(やっと)」を付けて強調しています。
間に合う
例文を見てみましょう。
- I made it!(間に合った!) ※先ほどの「成し遂げる」と同じ表現ですが、ここでは「間に合う」として使われます。
- Hurry up or you don’t make it to the next class.(急がないと、間に合わないよ) ※「make it to」で「~に間に合う」となります。
「Make a difference」の意味と使い方
「違いを作る」=「効果がある」、「違いがある」という状況で使う表現です。
口語的によく使われる熟語の1つです。
- It doesn’t make a difference.(違いはないよ・同じことです) ※「It doesn’t make any difference.」という表現も同様です。
- It will make a big difference in the long run.(長い目で見れば大きな差・効果が出るでしょう) ※「big」のように、形容詞を入れることもできます。
「Make sense」の意味と使い方
「つじつまが合う」、「うなずける」という場面で使える熟語です。
下記がその例文です。
- It makes sense.(それには納得します)
- What she says makes no sense at all.(彼女が言っていることは、全く筋が通っていない) ※「~ dosen’t make sense」と「makes no sense」はどうようです。また「at all」を使って強調しています。
『「make sense」の主な3つの意味|14例文で使い方を習得!』の記事でも詳しく解説しています。
また、「make a difference」と同様に、否定形の場合に「It dosen’t make any sense.」としてもOKです。
「Make ~ understand・understood」の意味と使い方
「~」のところには「him」や「her」などの目的語(目的格)がきて、「~に上手く自分の考えを伝える」という使役的な用法の1つです。
何か分かりにくいことや自分を分かってほしい(理解してほしい)場面で使える熟語です。
また、(相手を特定せず)自分自身を理解してほしい場合は、「make ~ understood」という言い方もします。「understood」は「understand」の過去分詞です。
この場合、「~」のところには「myself」や「yourself」などの単語が入ります。
それぞれの例文を見てみましょう。
- I tried to make him understand me.(彼に私が言いたいことを上手く伝えるように努力しました)
- I couldn’t make myself understood.(私の言っていることを理解してもらえませんでした・通じませんでした)
「Make believe」の意味と使い方
「make believe」は動詞が2つ重なった特殊な熟語で、「~のふりをする」という動詞になります。
また、「make-believe」で「見せかけ(名詞)」、「ふりをした(形容詞)」にもなる便利な表現です。
それぞれれの例文を見てみましょう。
- He made believe that he was a president.(彼は社長のふりをしました) ※「that」は省略できます。
- They played make-believe.(彼らはごっこ遊びをしました) ※お医者さんごっこなど。
「Make my day」の意味と使い方
口語的表現で、「my」の箇所を「your」や「his」などにも代えて表現できます。
直訳は「私の日を作る」となり、意味は「最高の一日」、「いい気分」などになります。
例文は下記となります。
- Make my day!(楽しませて!) ※おもてなしを受けたり、デートで相手に期待してるときなどに使えます。
- You really made my day.(本当に楽しかった) ※相手に対する感謝の気持ちとして使えます。
「Make a big deal」の意味と使い方
「make a deal」という熟語もあり、「取引をする」という意味です。
例えば、「We made a deal(私たちは取引をしました)」、「I will make a deal with him(彼と取引をします)」などありますが、これに「big」という形容詞が入るだけで、全く別の意味になるので注意しましょう!
「make a big deal」の意味は、「大げさにする」、「大騒ぎする」、「がたがた(文句を)言う」などの意味になります。
- Don’t make a big deal!(大げさにしないで) ※「Don’t make a big deal out of it.」も同じ意味です。
- He made a big deal out of nothing.(何にもないようなことで彼は大騒ぎした)
「Make do with」の意味と使い方
これも「make believe」と同様に、動詞が2つ重なった特殊な熟語です。
「~で間に合わせる」という意味になります。
- We have to make do with what we have.(今あるもので間に合わせるしかない)
- Make do with it.(何とかそれでやりくりして)
「Make an effort」の意味と使い方
『「努力」の英語|4つの名言やことわざなども英語で表現!』の記事にあるように「努力する」という場合に使う熟語です。
- I made a lot of efforts to do that.(それをするのに沢山の努力をしました) ※複数形の「efforts」を使って強調しています。「make efforts」でも同様です。
- He made no effort.(彼は努力をしなかった)
「Make ends meet」の意味と使い方
あまり聞いたことがない熟語かもしれませんが、日常生活でネイティブが使う表現です。
「家計をやりくりする」、「収支を合わせる」という場合に使います。
- I try to make ends meet every month.(毎月なんとか家計をやりくりしています) ※儲けているでしょう?などの質問への返事としてもよく聞きます。
- It is hard to make both ends meet.(生活が大変です) ※「both(両方)」を付けても同じ意味です。
「Make a wish」の意味と使い方
『英語で誕生日メッセージを伝える!34個のお決まりフレーズ』にあるように、ケーキのローソクを消す時などに使える掛け声です。
- Make a wish! (願い事をして!) ※誕生日を迎えた人が、願い事をしてローソクの火を消します。
- She made a wish on a shooting star.(彼女は流れ星に願い事をしました)
「Make me feel ~」の意味と使い方
これも使役的用法の1つです。
「~」の部分に形容詞などを入れて、「(そうなるつもりはなかったけど)~の気分になる」という表現になります。
「feel」を省いても同じような意味になりますが、「feel(気分です)」を言いたい場合は省略しない方がいいでしょう。
- The movie made me feel sad.(その映画をみたら悲しい気分になりました)
- You always make me feel happy.(あなたはいつも私を幸せな気分にしてくれます)
その他に、「sick」や「excited」などの形容詞もよく使われます。
『「感情」表現の英語|今すぐ使える84個のフレーズ一覧』にあるような感情表現の単語も参考にしてみて下さい。
「Make the most of ~」の意味と使い方
「~を最大限に活用する」という場合に使える表現です。
- You should make the most of every opportunity.(あなたは全てのチャンスを最大限に活かした方がいい)
- I made the most of it.(私はそれをフル活用しました)
「Make a reservation」の意味と使い方
「make a reservation」はホテルやレストランを「予約する」という時に使える便利な熟語です。
しかし、予約するでもビジネスでのお客さんとの予約、病院の予約などは、『3つの「予約」の英語|ホテルやレストランで役立つ英語一覧』でも解説しているように、「make an appointment」を使うので注意しましょう。
- I’d like to make a reservation, please.(予約をとりたいのですが) ※「I’d」は「I would」の略です。丁寧な言い方になります。
- I made an appointment with my client at 3pm.(午後3時にお客とアポ・予約をとりました)
「Make a mistake」の意味と使い方
『「失敗」の英語|2つある英単語と会話でも使えるフレーズ集』の記事にもあるように、何かミスをした(間違えた)時などに使える表現です。
後ほど解説しますが、「mistake(間違う)」、「be動詞+mistaken(間違う)」と混乱される方が多いようですのでその点を注意しましょう。
- I made a mistake.(ミスした) ※口語的にパッと言う際によく使われます。
- Don’t make a mistake in calculation.(計算をミスしないでね)
「make a mistake」「mistake」「mistaken」の違い
違いは下記のように明確です。きっちりと使い分けましょう!
- 「make a mistake」・・・ミスをする 例:I cannt make a mistake.(ミスできない)
- 「mistake」・・・勘違いする 例:I mistook him for my brother.(彼を兄弟と勘違いした) ※「mistook」は「mistake」の過去形です。
- 「mistaken」・・・間違う(悪い) 例:I was mistaken.(私が悪かった・間違ってた) ※「mistaken」は「mistake」の過去分詞です。
「Make fun of ~」の意味と使い方
基本的に「of」を付けて表現します。
意味は、「~をバカにする・笑いもの扱いする・からかう」となります。
「fun」が付いているので楽しい時間を過ごすイメージですが、その際は「have fun」と動詞の「have」を使いますので注意しましょう。
- Don’t make fun of me.(私をバカにしないで)
- He always makes fun of adults.(彼はいつも大人の人たちをからかっています)
その他の「Make」を使った英語表現や熟語
今までの表現以外でも日常会話などで「make」を使った表現があるので、それらにも目を通しておきましょう!
- Make yourself at home:「リラックスして」 ※誰かを家に招いた時に使える英語フレーズです。
- make room for ~:~のためにスペースを作る・席を譲る」という表現をします。 ※「make a room」と、冠詞の「a」が付けば、「1つの部屋を作る」となるのでその点は表現の際に注意しましょう。
- make friends with ~:~と仲良くなる、友達になる ※必ず「friends」と複数形を使います。
- make use of ~:~を活用する、利用する ※ほぼ動詞の「use」と同じ使い方です。
- make a point:主張する、述べる
- make it happen:実現させる ※掛け声などで「Let’s make it happen!(実現させよう!)」というフレーズでも使えます。
- make an excuse:言い訳をする
- make noise:うるさくする
- make a call:電話をする ※動詞の「call」と同様です。
- make public:公表する ※受け身で「It was made public.(公表された)」としても使われます。
- make a goal:(サッカーなどで)得点を決める
- make good time:予定より早く着く ※「We made good time.」など
- make waves:事を荒立てる ※流行した時にも使える表現です。
- make a face:顔をしかめる(嫌な顔をする)
- make time:時間を作る
- make love:性行為をする
- make a move:行動をおこす
- make a dicision:決心する ※動詞の「decide」と同様です。
- make dishes:料理を作る ※動詞の「cook」と同様ですが、何の料理かを特定しない時に使えます。
- make a living:生計を立てる ※「make a living as ~(~として生計を立てる)」という表現をよく使います。
- make way:道をあける(譲る)
Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使って英語の「make」の使い方をマスターしよう!
しっかりと「make」の意味と使い方を覚えるのに、人工知能(AI)のチャットサービスもおすすめです。
例えば、次のようなプロンプト(命令文)を入力するだけで、getを習得するための問題などをどんどん作ってくれます。
- 「makeを使った英文がいまいちわかりません。意味が異なるmakeの例文とその解説や和訳もお願いします。」
- 「英語初心者です。makeの使い方をマスターするためのトレーニング問題を20個ほど下さい。」
など。
まさしく、会話をしながらお願いする感覚でOKです。
この人工知能(AI)のチャットサービスにより、このような確認やトレーニングが容易に可能になっています。この機会に試して下さい。
また、AIチャットサービスで有名なのが2つあります。
一つは「Chat GPT」です。OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種で、無料版と有料版がありますが、確認やトレーニングは無料版で十分です。
また、もう一つはGoogleが提供する「Gemini」です。
Chat GPT、Geminiのどちらも素晴らしい機能を提供しており、自分に合ったチャットサービスをご活用下さい。アプリもあるので気軽にスマホやタブレットでも使えます。
まとめ:「make」の表現は熟語で覚えるのが1つのポイント
「make」だけの単語であれば、何となく「作る・構成する」などのイメージがしやすいかと思いますが、それだけでは「make」をマスターしたことにはなりません。
多くのシチュエーションで「熟語」が使われます。
ここでご紹介した熟語は英会話には欠かせないものですがの、熟語を覚えることで英会話力の向上につながります。是非参考にしていましょう!
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