海外でも多くの国にある「コンビニ」ですが、英語で言えますか?
「コンビニ」は和製英語の1つであり注意する必要があります。
日本にもたくさんのコンビニがあり、海外から来た方とコンビニについて話す機会もすくなくありません。
特に日本のコンビニは海外のものと比べて、商品など充実しており、『「日本文化」を英語で紹介|簡単に説明するための8つの基本』でもあるように日本文化の1つでもあります。
目次
「コンビニ」は英語でなんて言う?
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「コンビニ」は英語で「convenience store」です。
コンビニの英語|「convenience」の発音
「convenience」の発音と発音記号は下記となります。
「v」の音は上の歯を下唇に軽く当てて「ヴ」の音で発音します。『Vの発音を今すぐマスターできる簡単な2つの練習方法』の記事を参考にしてみて下さい。
この「v」の口の形をしっかりすると伝わりやすくなります。
また、日本語では「コンビニエンス」ですが「ヴィ」の音にアクセントがあり「コンヴィーニエンス」と伸ばして発音します。
「convenience」は「便利」という意味です。
「convenience store」は直訳すると「便利な店」となります。
「コンビニ」は「コンビニエンスストア」を略した言葉ですが、日本語独特の和製英語表現で英語では略して言っても通じません。
「コンビニ」は数多くある和製英語の1つであり、この機会に『和製英語|各ジャンル別に解説!海外で通じない54選一覧』にも目を通してみて下さい。
また、コンビニのある店舗について話す場合は単数形を使いますが、一般的なコンビニについて話す場合は複数形で「convenience stores」となります。
他にもある!「convenience store」以外での「コンビニ」の英語表現
コンビニに近いお店でも、地域や形態によって「convenience store」以外の表現を使うことがあります。
アメリカではガソリンスタンドと併設されているタイプのコンビニが多いです。
ガソリンスタンドは「gas station」で、そこに併設しているお店も「gas station」といいます。
スタッフの数が少ないコンビニは強盗などトラブルが発生しやすいため、ドライブや給油のついで以外はあまり近づかないようにしているという人もいます。
日本のコンビニのような感覚で買い物に行くのは「drug store」です。
夜に買い物をしたくなったら、ウォールマートなどの24時間営業の大型スーパーで買う人が多いです。
尚、イギリスでは、コンビニのようなお酒などを販売している個人の小さなお店があり、「corner shop」と言います。
英会話の中で使い分けてみましょう!
因みに「kiosk(キオスク)」は、駅や公園内にある新聞などを売る小さな売店として英語でも使われます。
コンビニの商品は英語で?
「弁当」や「おにぎり」など、日本のコンビニで人気の食品類の英語表現を確認しましょう。
外国人との会話の時役立てて下さい。
- 「弁当」: lunch box ※複数形は「es」をつけて「boxes」です。「コンビニ弁当」と限定したい場合は「the lunch boxes sold at convenience stores(コンビニで売っている弁当)」などのように説明するフレーズを使います。日本文化を知っている相手には、「bento」でも構いません。
- 「おにぎり」:rice ball ※是非、『「おにぎり」の英語|10個の具材や作り方などの英語フレーズ』も見てみましょう。
- 「サンドイッチ」:sandwich ※複数形は「es」をつけて「sandwiches」です。
- 「サラダ」:salad ※『「サラダ」の英語|発音と10以上ある種類名やドレッシング』も参考にしてみましょう。
- 「パン」:bread ※「菓子パン」は「pastries」です。『「パン」の英語|発音と20個以上あるパンの種類と基礎知識』の記事も参考にしてみて下さい。
- 「ドーナッツ」:donut(s)
- 「肉まん」:pork bun(s)
- 「ピザまん」:pizza bun(s)
- 「カップラーメン」:instant noodle(s)
- 「お菓子」:snack ※『「お菓子」の英語|3つの表現と栄養成分の重要英単語の見方』の記事も参考にしてみましょう!
- 「おでん」:oden, Japanese fishcake and vegetable stew
- 「ペットボトルのお茶」:bottled tea ※「ペットボトルの緑茶」は「bottled green tea」で、「ペットボトルの紅茶」は「bottled black tea」です。「ペットボトル」自体の英語は「plastic bottle」です。
- 「コーヒー」:coffee ※『「コーヒー」の英語|すぐに使える!3つの表現や種類など』も参考にしてみて下さい。
- 「ミネラルウォーター」:mineral water
- 「缶ビール」:can(s) of beer
- 「酒」:alcohol ※日本酒や焼酎などの表現も『「酒」の英語|お酒の種類や飲み方など22個の使える表現』でも紹介しています。
- 「たばこ」: cigarette
- 雑誌:magazine
- 新聞:newspaper
- おしぼり:wet tissue
- コピー機:copy machine
- ATM:cash dispenser ※「ATM」でも通じます。
- ファック機:fax machine
- コンサートチケット:concert ticket
「コンビニ」の24時間営業は英語で?
日本のコンビニは24時間営業のお店が多いですよね。
「24時間営業している」は英語で「open 24 hours」です。
「24時間営業の」は「24-hour」で、「24時間営業のコンビニ」は「24-hour convenience stores」です。
合わせて知っておきたいのが「24/7(twenty four seven)」というスラングです。
これは「24 hours/ 7 days a week」の略で「24時間年中無休」という意味です。
「コンビニ」の接客で使える基本英語フレーズ
最近では、海外からの観光客も増えてコンビニを利用する外国人も急増しています。
ここでは、コンビニの接客で使える基本の英語表現を確認しましょう。
『接客英語のコンビニ編|スーパーでも使えるレジなど9つの場面フレーズ』でも解説していますので、こちらも確認してみて下さい。より会話の幅が広がります。
- 「こんにちは」:Hello,how are you today? ※「Hello.」だけでもOKです。また、朝は「Good morning.」など時間によって挨拶を変えましょう。『「いらっしゃいませ」の英語|4つの基本表現とフレーズ集』の記事も参考してみて下さい。
- 「お手伝いしましょうか?」:May I help you?
- 「お次の方どうぞ」:Next in line please! ※レジ前に列が出来て待っている場合に使える表現です。
- 「お会計は~円です。」:The total is ~yen.
- 「おつりです。」:Here is your change. ※おつりがなくレシートのみの場合「change」のかわりに「receipt」を入れます。
- 「ポイントカードはお持ちですか?」:Do you have a point card?
- 「20歳以上ですか?」:Are you 20 or older?
- 「温めますか?」:Would you like me to heat this up? ※「this」の部分に「the rice ball(おにぎり)」や「弁当(the lunch box)」を入れてもOKです。尚、「電子レンジ」は英語で「microwave」です。
- 「レジ袋はご利用ですか?」:Do you need a plastic bag?
- 「お箸を付けましょうか?」:Would you like some chopsticks? ※「箸」は2本1組なので、1膳のみでも複数形を使います。「chopsticks」の代わりに「a fork(フォーク)」、「a spoon(スプーン)」、「wet tissues(おしぼり)」でも使えます。
- 「お箸は何膳付けますか?」:How many chopsticks do you need?
尚、「コンビニ店員」は英語で「staff in convenience stores」です。コンビニの中で「店員」にという場合は「staff」だけで通じます。
また、コンビニ以外でも使える接客の英語表現は『接客英語のまとめ|5つ以上の業種で役立つフレーズ集とアプリなど』でご紹介しています。
まとめ:コンビニの英語表現は会話では欠かせない!
日本では生活に欠かせなくなってきている「コンビニ」。これほど、商品が揃っているのは日本だけかもしれません。
海外にもコンビニがありますが、国によって売っている物やサービスが違います。
海外旅行に行く機会があれば、是非コンビニをチェックしてみてください。旅行の1つの思い出になるかもしれません。
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