
「お菓子」を英語で表現するのは何が適切なのか?
- EMS(国際郵便・国際小包)などで海外に住む友達に日本の「お菓子」を送る場合の品名の英語表記
- 普通の英会話での「お菓子」の英単語
など、シチュエーション毎にその英語での表現は多少異なります。
それと「和菓子」や「3時のおやつ」など英語で何と言えばいいのでしょうか?
また、海外から輸入されたお菓子の袋などの裏には、栄養成分の表記もありますが、カロリーや塩分がどれくらいか?悩むことも少なくはありません。
目次:
1.「お菓子」を正しい英語で表現
2.「お菓子」関連した英語表現とフレーズ一覧
3.「お菓子」にある栄養成分の英語の読み方
1.「お菓子」を正しい英語で表現
「お菓子」の英語は一般的に3つあります。
下記がその英語と発音の一覧になります。
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*1.キャンディーやチョコレート、ケーキなどの甘いお菓子を「Sweets(スウィーツ)」という場合も多いです。必ず「sweets」と複数形にします。また、「sweets」はイギリス英語でよく使われる単語です。アメリカ英語は「candy」と覚えておきましょう。
*2.「confection」はラテン語での「ご馳走」からきた単語です。
会話やEMSなどの商品名の表記は、「Snack(スナック)」や「Candy(キャンディー)」のどちらでもいいですが、「Confection(コンフェクション)」は少しフォーマルな表現となります。また複数のお菓子が入っていても、snack, candy, confectionと複数形にしなくてそのまま記載します。
また、「Junk food(ジャンク・フード)」とも言う場合もありますが、EMSなどにはそのように記載しません。また、「カロリーが高いけど栄養価の低いもの」の総称として、ファーストフードなども「Junk food」と表現する場合があります。
ちなみに「Juck」は、「ガラクタ」や「くず」という意味で良く使われます。
2.「お菓子」関連した英語表現とフレーズ一覧
お菓子に関連した英語に触れておくことで英会話の幅も広がります。
下記の一覧をご参考下さい。
- おやつ(間食):snack 午後のおやつは「afternoon snack」や「afternoon tea」と言います。3時のおやつもこの表現でOKです。
- デザート:dessert(ディザート) ※アクセントに位置はザの部分になります。『デザートの英語|間違えられない発音とスペルや3つの表現』の記事も参考にしましょう。
- 乾燥剤:desiccant(デシカント)
- (お菓子の)おまけ:extra ※「This snack comes with an extra ~(gift/sweetsなど)」と表現してもOKです。
- お土産:present/gift ※presentとgift、souvenirの違いなど『「お土産」の英語|3つの表現と渡す時やお礼などのフレーズ』でご確認ください。
- 小分け(個包装)のお菓子:wrapped in small packages ※「individually wrapped sweets」などの表現でも構いません。
- お菓子の詰め合わせ:assorted sweets
- ポテトチップス:potato chips ※アメリカ英語では略して「chips」、イギリス英語では「crisp」と言うのが一般的です。
- せんべい:rice cracker
- サブレ:cookie ※フランス語から来ている表現です。cookieとした方が伝わりやすいでしょう。
- 和菓子:Japanese sweets
- 手作りのお菓子:homemade sweets
- ハロウィーンのお菓子:treat(s):「Trick or treat」という掛け声がありますね。ハロウィーンのお菓子はこの「treat(s)」で表現します。
- 抹茶のお菓子:green tea flavored sweets ※「flavor(フレイヴァー)」は「味・味がする」という単語です。
- ケーキ類全般:cake ※発音は「ケイク」となるので注意しましょう。
- クッキーや焼き菓子全般:cookie
- スナック菓子全般:snack
- グミ:gummy candy(ガミー・キャンディー)
- お菓子屋:candy shop ※「sweet shop」も同様です。駄菓子屋は「penny candy shop(store)」となります。
- (お菓子を)食べる:have sweets ※「eat」より「have」がベターです。
- (お菓子を)配る:give sweets to ~(人など)
- (お菓子を)交換する:exchange sweets
- (お菓子を)包装する:wrap sweets
- (お菓子を)作る/お菓子作り:make sweets
- (お菓子を)ご自由にどうぞ:Feel free to take any sweets you like.
※上記で「sweets」を多く使いましたが、「snack」や「candy」などに代えても問題ありません。
3.「お菓子」にある栄養成分の英語の読み方
「お菓子」だけには限らず、売られている食べもには基本「栄養成分」というものがあります。
現在では、輸入されたお菓子や食べ物を口にすること、また海外旅行でのお土産品などとしてその栄養成分を目にすることも珍しくはなくなっています。
「栄養成分」は英語で「Nutrition Facts(ニューチュリション・ファクツ)」と言います。
下記が主要な表記の見方となります。
- Calories/キロカロリー
- Total Fat/総脂質
- Cholesterol/コレストロール
- Sodium/ナトリウム ※食塩
- Potassium/カリウム
- Total Carbohydrate/炭水化物
- Protein/たんぱく質
「Servings per container」の注意点
「Servings per container 2」など、数字が付いている栄養成分表記が多いのですが、この数字は「~つ」に分けて食べましょうという意味となります。よって、その際に書かれている各成分量は1つの場合となり、実際の総量は「表示されている量×2」となります。
よって、「Servings per container」の後ろに付いている数字を必ず確認しましょう。
まとめ:英語での「お菓子」を気軽に使ってみる
お菓子は子供から大人まで目にしたり口にするケースも日常生活で多々あります。
また、海外旅行などで現地のお菓子を試してみるのも楽しみの一つにしてみて下さい。店員に英語で「お菓子」に関しての質問をしてみるのも面白いですよ。
色々な発見と驚きがあるはずです。