海外からの観光客が増えて、アパレルショップや小売店などでも外国人のお客様が来ることもありますよね。
日本語で接客するように様々なセールストークができなくても、基本的なフレーズを知っていれば、最低限のコミュニケーションは可能です。
この最低限の部分だけでも接客英語で話せる人は、まだまだ少ないので、英語で話すことができたら外国人のお客様に喜んでいただけます。
それと、人工知能(AI)チャットのChat GPTやGeminiを使ったアパレルなど販売員の接客英語の勉強方法も紹介していますので、参考にしてみて下さい。
目次
「アパレル(販売員)」の英語と発音は?
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まずは、「アパレル」の基本表現を確認しましょう。
日本語の「アパレル」は英語が語源で、英語でも「apparel」です。
「apparel」は可算名詞(数えることができる名詞)で、母音の「a」から始まるので、冠詞は「a」ではなく「an」をつけて「an apparel」となります。
「apparel」の読み方と発音記号は下記となります。
「アパレルスタッフ(アパレル店員・販売員)」は「apparel associate」です。
「associate」は「提携者」、「仲間」、「同僚」などの意味があります。
「apparel associate」は「アパレル担当の社員」、つまり「アパレル店員」」という意味です。
アパレルスタッフも含めて、一般的に「販売員」という意味の「sales associate」を使うことも多いです。
特に、「アパレル」と特定する必要がない場合は、「sales associate」でOKです。
アパレルスタッフ以外の、職業は『「職業」の英語|3つの違いと使える!55個の主な職業』でご紹介しています。
この他に「(私は)アパレル業界で働いている」という意味で「I work in apparel.」や、「アパレル企業で働いている」という意味で、「I work for an apparel company.」などと言ってもOKです。
ワーキングホリデーなど海外でアパレルの仕事をしたいなど、英語で履歴書を書きたい方は『英語の履歴書|7つの基本の書き方・例文やテンプレート付き』を参考にしてください。
服の種類の英語一覧
アパレルの英語では、フレーズを覚える前に、服の種類など基本的な単語を知る必要があります。
『「服」の英語|正しい発音と意外と知らない28個の関連表現』でも解説していますが、ここでもまず、基本的な服の種類の単語をみていきましょう。
- 長袖シャツ:long-sleeved shirt ※「sleeve」は「袖」です。
- 半袖シャツ:short-sleeved shirt, T shirt
- キャミソール:camisole ※フランス語が語源です。
- ワイシャツ:dress shirt
- ブラウス:blouse
- ジャケット:jacket
- ベスト:vest
- コート:coat
- トレーナー:sweatshirt ※「trainers」は「スニーカー」という意味なので要注意です。
- パーカー:hoodie
- ニット:knitwear
- カーディガン:cardigan
- フリース:fleece
- ズボン:pants
- スラックス:slacks
- ジーンズ:jeans
- 短パン:shorts
- スカート:skirt ※「ミニスカート」は「miniskirt」、「ロングスカート」は「long skirt」です。
「シャツ」など英語もそのままな表現もありますが、「トレーナー」など和製英語もあるので要注意です。
因みに、他にも多くの和製英語があります。この機会に『通じない和製英語一覧|起源や正しい英語と159問クイズ!』も確認してみましょう!
アパレル(販売)接客英語フレーズ:基本編
まずは、様々な場面でよく使う必須であり、基本フレーズを確認しましょう。
その1.「Sure./もちろんです(かしこまりました)」
「かしこまりました」は英語で「Certainly.」ですが、ホテルなどかしこまった接客で使う表現なので、カジュアルなアパレルショップだと堅苦しい感じがします。
カジュアルなアパレルショップでは、「もちろんです。」という意味の「Sure.」を使うことが多いです。
尚、「Of course.」を「Sure.」と同じニュアンスで使ってしまう人がいますが、お客様からの頼まれごとには使えません。その理由などは、『「もちろん」の英語|10個の表現をネイティブ並みに使う!』で詳しく解説しています。
その2.「Just a moment, please./少々お待ちください」
「在庫を確認してほしい」と頼まれたときなど、確認作業などでお客様を待たせることがありますよね。
「少々お待ちください」は「Just a moment, please.」です。
「a moment」は、「ちょっとの間」という意味で、「a second(1秒)」や「a minute(1分)」などを使ってもOKです。それぞれ、微妙にニュアンスが違い、「a second」だと「ほんの一瞬待ってください」というニュアンスです。
お客様に待っていただく場面で、英語のフレーズがぱっと出てこなかったりして、無言でお客様を待たせてしまう人も少なくありません。
言葉が通じないからこそ、無言で店員さんがいなくなると、不安になってしまうので一言声をかけましょう。
「I’ll be right back.(すぐ戻ります)」などを使ってもOKです。
戻ってきたときには、「Thank you for waiting.(お待たせしました。)」も忘れずに。
その3.「Here you are./どうぞこちらです」
「Here you are.」は、お客様が探していた商品などを渡すときに使えるフレーズです。
また、「Here is your change.(おつりです。)」など「Here is ~.」のフレーズもよく使うので、知っておくと便利です。
商品の場所を指して「こちらです」という場合は「It’s right here.」が使えます。
その4.「Let me check./お調べします」
「Let me~.」のフレーズを直訳すると、「私に~をさせてください」で、「Let me check.」は「私に調べさせてください」です。
「少々お待ちください」と同じように、サイズや在庫など調べるときは必ず一言声がけしましょう。
アパレル(販売)接客英語フレーズ:場面別
次に、接客の場面ごとのフレーズを見ていきましょう。
いらっしゃいませの英語
お客様が店内に入ってきたときの声がけは「いらっしゃいませ」ですが、英語には『「いらっしゃいませ」の英語|4つの基本表現とフレーズ集』にもあるように、英語には「いらっしゃいませ」のフレーズがありません。
「Hello. How are you?」など、普通のあいさつを使います。カジュアルなお店では「Hi.」など気軽なあいさつでもOKです。
しかし、日本のお店では、外国人の方でも最初のあいさつは日本語の「いらっしゃいませ」で全然大丈夫です。
フランス人やドイツ人など、英語圏の方と見分けがつかない人もいます。
英語を話せない外国人の方の中には、最初から英語で話されるのが嫌という方もいるので、まずは日本語の「いらっしゃいませ」と声かけても全く問題ありません。
お客様へのお声がけ英語フレーズ
お客様への声がけの定番フレーズが「May I help you?」です。
「May I ~?」は「~してもいいですか?」と許可を求めるフレーズで、「May I help you?」は「(何か)お手伝いしましょうか?」となります。
「May I help you?」の疑問文への、お客様の返事の例は下記となります。
【探しているものがある場合の返答】
- 英語:Yes, I’m looking for a long sleeved shirt.
- 日本語:長袖のシャツを探しています。
【探しているものがない場合の返答】
- 英語:Just looking around.
- 日本語:ただ見ているだけです。
「May I help you?」以外にも、日本語の接客と同じように「何かお探しですか?」などで聞いてもOKです。お声がけで使えるフレーズの例は下記となります。
- Are you looking for anything in particular?/何か特にお探しのものはありますか? ※「particular」は「特定の」という意味です。
- What color do you like?/どんな色がお好みですか?
- What kind of patterns do you like?/どんな柄がお好みですか?
- Please let me know if you need anything./何かございましたら、お声掛けください。
- Please take your time./ごゆっくりどうぞ
商品をおすすめする英語フレーズ
おすすめについて聞かれたり、「これがおすすめです」とおすすめしたりすることもありますよね。
「おすすめする」は英語で「recommend」です。
「これがおすすめです」は英語で「I recommend this.」でOKです。
尚、お客様から「What do you recommend?(何がおすすめですか?)」と聞かれた場合は下記のフレーズが使えます。
- How about this?/こちらはいかがですか?
- This one is popular./こちらが人気です。
- This is in now./今流行りです。
- It’s a great deal./お買い得です。
- This is the standard./定番の商品です。
服や靴のサイズに関する英語表現
サイズに関する表現は、少し注意が必要です。
というのも服や靴サイズは、国によって表記が違うからです。
『接客英語のまとめ|5つ以上の業種で役立つフレーズ集とアプリなど』でも解説していますが、こちらでも確認してみましょう!
服(婦人服)サイズの英語
女性の婦人服(号)のサイズと、アメリカ、ヨーロッパの一般的なサイズ表記は下記となります。
例えば、アメリカ人の方に「I am a size 8.(サイズは8号です。)」と言われたら日本でのサイズは11号となります。
S・M・Lの表現
「S」「M」「L」は英語から来ている表記ですが、日本語のように「エス」「エム」「エル」と読んでも通じません。
それぞれ、英語では下記の単語を発音して表現します。
- Sサイズ:small
- Mサイズ:medium
- Lサイズ:Large
大きい小さいは英語で?
相手の国のサイズ表記がわからない場合は、「より大きい」や「より小さい」などの表現を使いながら、お客様に合うサイズを見つけることができます。
- smaller/bigger(より小さい/より大きい)
- too small/too big(小さすぎる/大きすぎる)
- tighter/looser(よりきつい/よりゆるい)
【例文】
- 英語:Would you like bigger size?
- 日本語:もっと大きいサイズがよろしいでしょうか?
「Would you like ~?」は「Do you want to ~?」をより丁寧にした疑問文です。
- 英語:Is it too big?
- 日本語:大きすぎますか?
「too small(小さすぎる)」や、「too tight(きつすぎる)」、「too loose(ゆるすぎる)」などを使ってもOKです。
靴のサイズの英語
男性、女性でも単位がことなるのでその点は注意しましょう!
靴のサイズ「女性編」
靴のサイズ「男性編」
男性サイズの違いは下記となります。
その他のサイズに関する接客英語フレーズ
サイズに関する接客英語フレーズの例は、下記となります。
- May I ask what size you are?/サイズをお伺いしてもよろしいでしょうか? ※What is your size?でもOKです。
- This is one size fits all./こちらはフリーサイズです。
- Let me check if we have other sizes./ほかのサイズがあるか確認します。
- Would you like to try a different size?/ほかのサイズを試着されますか? ※「size」のかわりに「color」などもよく使います。
- This is one-size-fits-all./こちらはフリーサイズです。 ※「free size」は和製英語なので注意しましょう。
- This is only size we have left./こちらのサイズしか在庫がありません。
素材に関する英語表現
アパレルでは服の素材について聞かれることも多いですよね。
お客様が素材を聞くフレーズの例は下記となります。
- 英語:What is this T-shirt made of?
- 日本語:このシャツは何でできていますか?
このフレーズで聞かれたら、「It’s made of polyester.(ポリエステルでできています。)」などと答えます。
主な素材や生地に関する英単語は下記となります。
- 布(生地):cloth
- 綿:cotton
- 麻(亜麻):linen
- シルク:silk
- カシミア:cashmere
- ナイロン:nylon
- レーヨン:rayon
- ポリエステル:polyester
- 皮:leather
- ウール:wool
- デニム:denim
- 毛皮:fur
色や柄に関する英語表現
「Does it comes in other colors?(色違いはありますか?)」など、色や柄ついてもよく聞かれますよね。
色違いについて聞かれて、「黒があります」など「あります」と答える場合は、動詞の「have」を使います。
【例文】
- その1.We have this in black.(こちらは黒もあります。)
- その2.We have it in various colors.(様々な色があります。)
【色や柄の単語】
- 黒:black
- 白:white
- 赤:red
- 青:blue
- 黄色:yellow
- 緑:green
- 薄い(色):light
- 濃い(色):dark
- 柄:pattern
- 和柄:traditional Japanese pattern
- 水玉模様:polka-dot
- チェックの:checkered
- ストライプの:striped
- 無地の:solid
服の色については『「色」の英語一覧|よく使う!13の基本色と慣用句29選』でたくさん紹介しています。こちらも参考にしてください。
試着に関する英語フレーズ
アパレル接客の英語の中で、試着のフレーズは特に覚えておきたいポイントです。
色やサイズは、知っている単語も多く、知っている単語を組み合わせれば伝わることもあるのですが、「試着」は英語で思いつかない人も多いです。
また、日本の試着室は、海外と違って靴を脱ぐなど独特な文化があるため、それを英語で伝える必要があります。
試着するは英語で?
「~試着する」は英語で「try ~ on」です。これは、靴などの時も使える表現です。
「そちらを試着しますか?」は「Would you like to try it on?」です。
尚、お客様から「試着してもいいですか?」と聞く場合は「Can I try this on?」などと聞かれます。
試着してよい場合は、「Feel free to try it on.(お気軽にご試着ください。)/Feel free.のみでもOKです」と答えます。
もし、試着できない商品の場合は、「I’m sorry, but you can’t try it(that) on.(申し訳ございませんが、そちらは試着できません。)」と答えます。
試着室は英語で?
「試着室」は英語で「fitting room」です。
「dressing room」でもOKです。
「試着室はあちらです」と誘導するフレーズは、「The fitting room is over there.」です。
「~is over there.」は試着室以外でも使えます。トイレや、レジ、商品の場所など、場所を聞かれたときに応用しましょう。
海外からのお客様を試着室にご案内する場合は、必ず「Please take off your shoes.(靴を脱いでください。)」と伝えましょう。
【その他のフレーズ】
- The fitting room is occupied./試着室は使用中です。
- Please lock the door from inside./内側から鍵をおかけください。
- You can have only two items in the fitting room at a time./試着室にお持ちいただけるのは一度に2着までです。
- Please wear this cover over your face./こちらのフェイスカバーをお使いください。
試着時のお声がけ英語フレーズ
試着中に「いかがですか?」と声をかけるフレーズは「Is everything OK?」です。
商品を着て試着室のドアが開いている場合は、「How do you like it?」と聞きます。
「How do you like it?」は、直訳すると「どのようにお好きですか?」で、「いかがですか?」と服を気に入ったかどうかを尋ねるフレーズです。
お客様が買うと決めた場合、「I’ll take this one.(これください)」などと言われます。
また、「I think this is too big.(大きすぎる気がします。)」などサイズについて言われることもあります。
試着時に褒める英語フレーズ
試着時に褒めるフレーズは下記となります。
- It suits you./お似合いです。
- It fits you very well./とてもお似合いです。
- How nice!/とても素敵です!
- It looks really good on you./てもお似合いです。 ※「gorgeous.(豪華)」、「elegant(上品)」、「stylish(おしゃれ)」、「cool(かっこいい)」など様々な単語が使えます。
誉め言葉のいいですね、素晴らしいという表現は『「素晴らしい」の英語|厳選!15個の形容詞とその使い方』も参考にしてください。
在庫に関する英語フレーズ
「在庫」は英語で「stock」で、「在庫切れ」は英語で、「out of stock」です。
【例文】
- 英語:They are out of stock now.
- 日本語:ただいま在庫切れです。
【その他のフレーズ】
- We will need to order the item./発注しなければいけません。
- It will take about a week to have it ready./届くまでに、1週間程度かかります。
セールや割引に関する英語フレーズ
割引やセールのフレーズも見ていきましょう。
セール品は英語で?
「セール」は英語で「on sale」です。
「セール除外品です」という場合は、「This is not on sale.」でOKです。
尚、前置詞の「on」を「for」にして「for sale」だと「販売商品」という意味になってしまいます。
~パーセントオフは英語で?
割引の「20パーセントオフ」など「~パーセントオフ」は英語でも「~ percent off」です。
「~ percent off」を使った文の例は下記となります。
【例文】
- その1.This item is 30 percent off.(こちらの商品は30%オフです)
- その2.You get 20 present off if you buy two.(2個以上買えば20%オフになります)
セール品の場合、返品や交換ができないこともありますよね。それを伝えるフレーズは下記となります。
- 英語:These items cannot be returned or exchanged because it’s on sale.
- 日本語:これらの商品は、割引品なので返品交換はできません。
3点で1000円など、まとめ買いで割引になるという場合は下記のフレーズが使です。
- 英語:It will be 1000 yen if you buy three.
- 日本語:3点購入すると1000円になります。
レジの会計で使うフレーズ
レジでの英語フレーズは『接客英語のレジ対応編|飲食店やホテル・小売店で使える40フレーズ集』で詳しく解説しています。
アパレルのレジで、特に使うフレーズは下記となります。
- Is this for your personal use?/ご自宅用ですか?
- Would you like it gift-wrapped?/プレゼント用にお包みいたしますか?
- Would you like to put everything in a big bag?/袋をおまとめしましょうか?
- Cash or charge?/現金ですか?クレジットカードですか?
- In how many installments do you want to pay?/お支払い回数(クレジットカード)はいかがなさいますか? ※海外のお客様の場合1回払いの方が多いので、聞かなくても問題ありません。
- I’m sorry, we don’t accept this card./申し訳ございません、こちらのカードは取扱していません。
- Could you signature here?/こちらにサインをいただけますでしょうか?
- That’ll be 2500 yen./2500円です。
- Out of 5,000 yen./5000円お預かりいたします。
- Here’s your change and receipt./お釣りとレシートです。
- Have a nice day./良い一日をお過ごしください。 ※夕方の場合は、「Have a nice evening.」を使いましょう。
化粧品の販売で使う英語表現
これまで紹介してきたフレーズは、化粧品販売など他の販売で使えるものも多いので、ぜひ応用して活用しましょう。
ここでは、化粧品売り場で特に使う英語をいくつかご紹介します。
下記が基本の英語フレーズ例となります。
- その1.Would you like to apply it?(お肌につけてお試ししますか?)
- その2.Do you have any skin problems?(お肌の悩みはありますか?)
関連単語は下記となります。
- 化粧品:makeup
- 化粧品店:cosmetic shop
- ブランド:brand
- メイク道具:makeup kit
- ~に良い:good for ~
- 肌の色:skin tone
- 敏感肌:sensitive skin
- 乾燥肌:dry skin
- ウォータープルーフ:water-resistance
- 化粧水:skin lotion
- 口紅:lip stick
- アイシャドウ:Eye shadow
- アイライナー:Eye liner
- マスカラ;mascara
- オーガニック:organic
接客英語で使えるおすすめの無料アプリ
英語が苦手で、覚えられる自信がないという人や、音声を聞きながらフレーズの練習をしたいという方には、「接客英語アプリ」というスマホの無料アプリがおすすめです。
接客に使うフレーズがまとめられていて、それぞれのフレーズには音声が収録されています。
音声を流して、お客様に聞いてもらうことで、最低限のコミュニケーションが可能です。
また、数字を入力するだけで、英語に変換してくれる便利な機能もあるので、お会計など数字を伝えたい場合などにも便利です。
【接客英語アプリ】
Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使ってアパレルなど販売員の接客英語をマスターしよう!
しっかりとアパレルなど販売員の接客英語を覚えて使いかなせるようになるために、人工知能(AI)のチャットサービスもおすすめです。
例えば、次のようなプロンプト(命令文)を入力するだけで、例文やトレーニング問題をドンドン作ってくれます。
- 「アパレルの販売員として働いていますが、お客様が欲しい商品は品切れですが、別の色で同じ商品は在庫でありますがと伝えたい時の英文を教えて下さい。」
- 「ダイヤモンドリングなどの販売員として働いていますが、英語で接客する場合のトレーニング問題を20個と使える場面と解説もお願いします。」
など。
まさしく、会話をしながらお願いする感覚でOKです。
この人工知能(AI)のチャットサービスにより、このような確認やトレーニングが容易に可能になっています。この機会に試して下さい。
また、AIチャットサービスで有名なのが2つあります。
一つは「Chat GPT」です。OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種で、無料版と有料版がありますが、確認やトレーニングは無料版で十分です。
また、もう一つはGoogleが提供する「Gemini」です。
Chat GPT、Geminiのどちらも素晴らしい機能を提供しており、自分に合ったチャットサービスをご活用下さい。アプリもあるので気軽にスマホやタブレットでも使えます。
まとめ:アパレル販売員が使うフレーズは短文から先ず使ってみよう!
アパレルの接客は、臨機応変に対応することが求められるため、飲食店やコンビニなど他の業種より少し難易度は高めですが、難しく考えすぎる必要はありません。
簡単な単語や、短い文をいくつか覚えて使ってみることから始めましょう。
質問文は、相手の回答に対して、臨機応変に答えなければいけないので、まずは肯定文から覚えて使い始めるのがおすすめです。
『「おしゃれ」の英語|基本と9つの英単語や和製英語に注意!』も、「おしゃれ」など誉め言葉や、ファッションに関する英語をご紹介しています。こちらも参考にしてください。
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