あなたは今、40代で英語を勉強したいと思っていても次のような不安があるのではないでしょうか?
- 40歳を過ぎてからの英語の勉強はもう遅い?
- 何からスタートした方が効率的?
- 時間があまり割けないけど英語の勉強はできるかな?
など。
40代の主婦の方でも、家事やお子さんの学校行事などで英語の勉強のためだけに時間が割けるほど余裕がないはずです。
これは会社員の40代の方でもそうですね。
バリバリの働き盛りですでに管理職の方もいるでしょう。または、これから管理職になるために英語の勉強だけに時間が割けない方がほとんどではないでしょうか?
主婦、会社員に限らず、社会人であれば忙しいのは当たり前ですね。
でも、一般常識として正社員での採用の転職や再就職で40代はギリギリのラインというのも事実です。
その時に有利なる資格や能力の一つが「英語」でもあります。
主婦の方がこれからお仕事を探すとしても、英語の資格は必須の流れになってきています。事務職でも電話応対やメールなど英語というのが業務の中に普通に存在している業種が多くあります。
資格など関係なく、字幕なしで映画を見たい、外国人の友達を作りたいなど英語を使って生活を充実させてたいという欲求もあるでしょう。
しかし、『30代・40代・50代別|会社員や主婦でも効果的な8つの英語勉強法』でも書いていますが、20代、30代と違って体力も落ちているのは確かです。
1日何時間も時間を英語の勉強に割くことは実質不可能に違いでしょう。
でも、40代から英語の勉強を始めても必ず上達します!これは事実です。
私の生徒さんで60代から一から英語勉強を再開して、ペラペラになった方が何人もいらっしゃいます。別に1日に何時間も英語の勉強をしたわけではありません。
よって今回は、会社員や主婦など忙しい40代が確実に英語が上達するための方法などをご紹介します。是非、今日からスタートしてみましょう!
目次
40代でも遅くない!年齢は関係なく英語を勉強する目的やターゲットを設定
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40代など年代に関わらず、英語を勉強する前に目標を設定することが大切です。
基本的に独学で進めていくので、自分に甘くあるのは目に見えています。継続がどうしても難しいんですね。
私もこれまで何万人という方へ指導していますが、この「継続」が一番のハードルです。
よって、生まれ変わった自分を想像することでそのハードルを乗り越える確率がめちゃくちゃ高くなります。
英語がペラペラになり、自信に満ち溢れているあなたをイメージしましょう。
目標は何でもいいです。
- 映画を字幕なしでみたい
- 英語で外国人とスムーズに打合せをしている
- テレカンで英語で難しい質疑応答をしている
- TOEICで満点や英検1級を取っている
- ヘッドハンティングからいい条件での転職話がきている
- オンライン英会話で「ネイティブ?」と聞かれるくらいの発音を手にしている
- 外国人の友達がたくさんできている
- 海外旅行を辞書を一切使わずに満喫している
- 口から自然と「Oops!」や「Excuse me.」が出ている
など。なんでもいいです。
目標は大きくです。まあ、上記は大きくもなくあくまで通過点に過ぎないと後で実感して頂きます。
英語を勉強するデメリットは一つもありません。
英語力をつけることで仕事や生活の選択肢が広がるのは確実です。
東大生がお笑い芸人になるのも選択肢の一つです。官僚にもなれるし、コンビニでのバイトもできる。
これは英語でも同じです。益々その重要性は大きくなるばかりで、選択肢は無限大に広がります!
仕事だけに限らず一般社会の中で外国人と触れることが今よりも確実に日常的になるのは目に見えていますね。
日本人の平均寿命は男女ともに80歳以上です。今から30年以上もあります。
だから、英語力を身に付けていなければ、30年以上も英語を使わない仕事や生活という選択肢しかありません。
また、英語力に男性、女性は関係ありません。社会的にも平等な武器なのです。
ここでは、その目標設定を少し掘り下げて具体的にすることであなたの目標設定に役立つかもしれません。参考にしてみて下さい。
資格
資格を持つことで大きな武器となります。特に日本は資格文化です。
高卒・大卒なども重んじる風潮が未だに社会にはありますね。だからこそ、英語の資格を持つことはどの分野でもとても有利に働きます。
実際、私が英語講師として活動する前のサラリーマン時代の会社の採用の際で決定的だったのが、「英検1級」という資格でした。これは後ほど上司に聞いたので確かです。
すぐに駐在員候補となったのを覚えています。
もちろん、資格といっても『おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』に書いてあるとおり、様々あります。
翻訳に従事したい方向け、通訳者になりたい方向け、貿易事務につきたい方など。
自分の理想像に合わせた資格を狙うのも目標設定としてはおすすめです。
就職・転職
これは資格とどうしても関連してくるのですが、より条件のいいところに就職・転職したいという目標がある場合は、資格の目標も並行して設定しないといけません。
いくら自分は英語が出来る!と豪語しても企業側としては採用する物差しが必要です。
私は過去に人材派遣の仕事もしていたのですが、留学帰りの学生が「私は英語が話せます」というのですが、それだけで企業は採用しません。
資格が必要になります。
日本国内でのの就職・転職を有利に進めるには、TOEICが必須です。
それも、他の方より優遇されたい、好待遇を望むのであれば、800点以上を目標に設定しましょう。
800点以上がどのレベルなのかは、『TOEICのレベル|点数(スコア)で実力と目安が分かる!』にも書いている通り、簡単なものではありません。
だから、日本では価値があるのです。
もちろんここでの目標設定は、社内評価・社内人事にも影響することは言うまでもありません。昇給のチャンスでもあります。
だからこそ、誰でも取れる点数であれば目標に設定しても意味がありません。冒頭でも言いましてね、目標は大きくです!
しかし、TOEICはあくまで日本国内での就職・評価に有利と限定されます。
海外のの業でで働いたり、移住したいなら、ケンブリッジ英検(Cambridge English exams)とIELTS(アイエルツ)のどちらからの資格がとても有利です。
下記に公式サイトのリンクを紹介しているので参考にしてみて下さい。
よってあなたが就職したいのが国内なのか国外なのかでターゲットにする英語資格が違うということを念頭に置いておきましょう。
その他(仕事・資格以外)
単純に旅行を楽しみたい、外国人の友達を作ってペラペラ話したい、字幕なしで映画を見たいなど、どちらかと言うと「英会話」に近い英語力ですね。
そういう意味では、今現状の会社にはいますが、周りが驚くくらいテレカンや会議で英語でバリバリ打ち合わせをしている姿も同じですね。
そのような方々は、とにかく「聞く・話す」のみに集中した学習が可能ですので、資格や就職が目標の方よりも比較的早く習得できるでしょう。
でも、日本語訛りの片言英語で話しているあなたではありません。
あくまで、「あなた日本人?」と言われるレベルを目標設定にします。かっこいいですよね。
あなたの身近な人たちをびっくりさせてあげて下さい。
でも、40代の自分が本当に英語が上手くなるのか?と疑心暗鬼なのも分かります。
20代、30代と何度も試したけど英語が上達しなかったら尚更ですね。今度こそ最後にしたい・・・
あなたの目標は設定できましたか?
最初は曖昧でもいいですが、1~2週間以内にはある程度固めることをお勧めします。でないと、何度も言いますが、途中で投げ出す可能性が高くなり、今度はいつ英語を勉強する気持ちになるか分かりませんからね。
そしてまた、挫折・・・ 負のスパイラルですね。
はい、だからこそこれからご紹介する英語の勉強法をシッカリと確認してそれに沿って頂くだけでOKです。何も難しいことはありません。
義務教育と全く違うことをやっていきますね。
初心者でも主婦でも40代から英語を勉強するメリットは?
それでも、色んな事情が重なり、自分が設定した目標に達しないことも考えられますが、英語の勉強を通じてメリットは多く存在します。
下記は一例ですが、もっと気軽に英語勉強を先ずスタートすることもとても大切ですね。
語学力が向上し、自己実現やスキルアップに繋がる
英語を学ぶことで、語学力が向上し、自己実現やスキルアップにつながることがあります。
英語圏の書籍や映画を自由に楽しめるようになることで、情報収集能力も向上します。
実際、多くの人が英語がペラペラでなくても、英語圏の書籍や映画を読んだり、観たりしています。
ただし、ペラペラでない場合は、その分読解力や聴解力が求められるため、英語圏の書籍や映画を理解するためには時間がかかるかもしれません。
しかし、単語や文法を学びながら、少しずつ読みやすい本や映画から始めることで、徐々に理解力を高めることができます。
また、現在では英語圏の書籍や映画を日本語に翻訳したものも豊富にありますので、英語がペラペラでなくても、英語圏の作品を楽しむことができます。
英語学習の過程で、日本語翻訳と英語オリジナルの両方を読んだり観たりすることで、英語力を向上させることができます。
海外旅行や留学でのコミュニケーションがスムーズになる
英語がペラペラでなくても、基本的な英語のフレーズや単語を覚えることで、必要な情報を伝えたり、理解することができます。
また、多くの観光地や留学先では、英語が公用語となっている場合があります。そのため、現地の人とのコミュニケーション以外にも、案内書や看板、メニューなどの英語表記が多くあります。
そのため、英語をある程度理解できると、現地での移動や生活がよりスムーズになります。
ただし、英語がペラペラでない場合は、現地の人とのコミュニケーションがスムーズに進まない場合もあるかもしれません。
しかし、基本的な英語のフレーズや単語を覚えておくだけでも、相手の理解を促し、コミュニケーションを円滑にすることができます。
新しい趣味や習慣を通じて海外の友達を作れる
英語学習は、新しい趣味や習慣を身につけることができます。
例えば、英語圏の文学や映画を楽しむことや、英語でのオンラインコミュニケーションを通じて、新しい友達を作ることができます。
言語交換は特におすすめです。
英語を勉強している人と日本語を話すことで、お互いに言語の学習を助け合うことができる方法です。多くのオンラインサイトやアプリがあり、無料で参加できます。言語交換を通じて、海外の友達を作ることができます。
下記がその一例です。このようなツールを使って友達も簡単に作れて、異文化コミュニケーションなどで楽しく英語が学べますし、人生も豊かになりますね。
名称 | 種類 | 特徴 |
---|---|---|
HelloTalk | アプリ | 世界中の人と言語交換ができる。自分が学びたい言語や教えることができる言語を設定し、マッチングされた相手とチャットができる。発音練習も可能。 |
Tandem | アプリ | 世界中の人と言語交換ができる。自分が学びたい言語を設定し、マッチングされた相手とテキストチャット、音声通話、ビデオ通話などでコミュニケーションができる。 |
italki | サイト | 世界中の語学講師とオンラインでレッスンが受講できる。言語交換の相手も探すことができる。語学講師には有料が必要だが、言語交換相手は無料で見つけることができる。 |
Speaky | アプリ | 世界中の人と言語交換ができる。自分が学びたい言語を設定し、マッチングされた相手とテキストチャット、音声通話、ビデオ通話などでコミュニケーションができる。自分のプロフィールには興味や趣味、仕事、学校などの情報を記載でき、共通の話題が見つけやすくなっている。 |
40代からのやり直し英語の勉強は何からスタートした方がいい?
さあ、あなたの目標が設定できたところで次は実際の勉強のスタートですね。
あなたは何から勉強をスタートすると英語が上達すると思いますか?
過去に英語に挫折して、やり直しの場合は特に慎重になりますし、迷いますよね。
- 英単語を覚えることから?
- 外国人と話すことから?
- 映画を見ることから?
- 本を読むことから?
どれもハズレです。
上記は英語を勉強するスタートする上で最初に絶対にやってはいけないことです。
しかし、これらに何か心当たりはありませんか??
実はこれら全て、学校で英語を勉強し始めたころに多くの方が先生から押し付けられた授業内容ばかりです・・・
例えば、40代であれば中学校の義務教育ですでにALT(外国語指導補助)という形で外国人講師が授業で積極的に会話をしていたのではないでしょうか?
外国人と話すことはいいことのように思えますが、全くのお門違いな勉強法です。
英単語も覚えることも聞いたり、会話したりするのに必要だから何がいけないのか?
これは年代に関係なく、単語帳などを作らされたり、発音記号を覚えさせられたりしているはずです。
本を読むことで語彙力も上がるし、映画を見ることでリスニング力も付きそうだけど何故ダメなの?
恐らく多くの方が疑問に思っていることでしょう。
しかし、明確な結果が出ているはずです。
そんなことをいくらやっても、英語が話せない、聞けない日本人で溢れているという事です。
『英語勉強の必要性を感じない?不要じゃない4つのポイントとデータや今後』でも書いているように、日本人の英語力ランキングは世界で53位、アジアでは最下位です。
これが現状です。
しかし、英単語を覚えたり、外国人と話したりする義務教育と高校で教える勉強法はある段階(ステップ)では効果が出ます。
でも、先ほども言いましたが最初にやる勉強法ではありません。
何故こんなにしつこく念押しするのか?
英語の勉強を継続していく上で、伸び悩みなど大小関係なく誰でも経験します。
その時にどうしても従来の勉強方法が安心に思えて、そこに戻りがちになるのです。
新しいことをすることは勇気がいります。で
でも現状をシッカリと直視しましょう。
だからこそ、今のあなた、周りの友達、同僚、ほとんどの方が英語が話せておらず、子供にばかり英語勉強を押し付けている40代が多いということ。
その一方で、ペラペラ話している40代もいます。でも、少ないです。だからこそ、40代で英語をマスターしたら価値があるのです。
そのためにはこれまでの勉強法は一切忘れて下さい!
すみません、前置きが長くなりましたね。でも、これくらい言わないと本当に単語帳で単語を覚えたりする方法をやってしまう方を多く見ているからです。
40代でもう一度挫折したら、再度英語を勉強するチャンスや気力が残っているのか疑問です。
だからこそ、今回は失敗してほしくないのです。
あなたの目標が資格、外国人の友人を作る、いい条件で転職するなどに関係なく、先ほど紹介した『30代・40代・50代別|会社員や主婦でも効果的な8つの英語勉強法』にも書いていますが、40代は必ず「耳」、つまり「リスニング」からスタートです。
先ずは寝る前などでもいいので、リラックスした状態で英語の音に触れることが最初のステップです。それには好きな洋楽などもおすすめしています。
仕事や家事で疲れているからこそ、負荷のかからないテンポが緩い曲がおすすめです。『英語リスニングにおすすめの歌(洋楽)|初級・中級者向け厳選12曲』も参考にして選曲してみて下さい。
しかし、これはあくまで「勉強の前段階」という認識でいて下さい。
そうですね、1週間ぐらいの期間で寝る前やリラックスした状態で音楽を聴くようにしてみて下さい。
下記でご紹介する曲は、歌詞もよく知られているものが多く、英語の勉強に役立つことが期待できます。また、他にも洋楽の中から自分が好きな曲を見つけて、何度も聴いて耳を慣らすのも良いでしょう。
曲名 | アーティスト |
---|---|
“Imagine” | John Lennon |
“Let it be” | The Beatles |
“Ain’t No Sunshine” | Bill Withers |
“Bridge Over Troubled Water” | Simon & Garfunkel |
“Yesterday” | The Beatles |
“Lean On Me” | Bill Withers |
“Something” | The Beatles |
“My Heart Will Go On” | Celine Dion |
“Killing Me Softly With His Song” | Roberta Flack |
“Hotel California” | The Eagles |
ちょっと拍子抜けしましたか?
それくらいでOKです。英語の勉強のやり直しのスタートとしては十分!
最初から負荷をかけすぎては絶対に継続しません。また、それは正しい方法ではありません。
でも、本当にこれくらいのことからスタートして英語が上手くなるのか疑問かもしれないので、先ずは勉強期間についてご説明しますね。
忙しい40代がゼロからの勉強でどれくらいの時間や期間で英語が話せるようになるのか?
さて、どれくらいの勉強で目標を達成するレベルにまで到達するのか?
本格的に始動する前に約1週間、洋楽を聴くことをお勧めしました。それは助走なのでカウントしないで考えると、6ヶ月(半年)~8ヶ月という認識でいて下さい。
例えば、1月に開始したら6月末には相当な英語力が付いています。
しかし、勘違いしないでほしいのが、特に6ヶ月後にTOEICでの高得点が実現しているわけではないということです。
6ヶ月後にあなたの目標を実現するための基本の英語力が付いているという事です。
その後はあなたの目標によって勉強の仕方が異なります。それが7ヶ月目、8ヶ月目です。
英会話であればオンライン英会話での学習、TOEICでの高得点が目標であればTOEICに集中した勉強法などそれぞれの道があります。
先ほども申し上げましたが、目標が何であれば6ヶ月間はすべての40代の方の勉強法は同じです。
それから2ヶ月間ほど(7ヶ月目、8ヶ月目)があなたの目標のために集中した勉強をやっていきます。
40代に独学でおすすめの英語の勉強法やスケジュール(最初の6ヶ月間)やアプリ・教材
ここまで読んでいただいたのであれば、後は1ヶ月目からスタートするのみです。
下記が1ヶ月目から6ヶ月目までの主なスケジュールとなります。
- 1ヶ月目:リスニング
- 2ヶ月目:リスニング+発音
- 3ヶ月目:英文法+リスニング+発音
- 4ヶ月目:英単語+リスニング+発音
- 5ヶ月目:リーディング(音読)+スピーキング(独り言)
- 6ヶ月目:英会話(オンラインなど)
1日5分からでも可能です。決して1日数時間を英語の勉強に割くという意識は捨てて下さい。
また、先ほども申し上げましたが、目標が何であれ、またあなたが英語初級者レベル、中級者・上級者レベルに関係なく同じ勉強を実践します。
アプリなどの教材も、『英語勉強|英検1級・TOEIC満点者おすすめのアプリ・教材35選』に示しているような無料の教材ばかりを使っていきます。
でもその1ヶ月目から6ヶ月目までの詳細な勉強法はどんなものになるのでしょうか?
平日のスケジュール例(社会人の場合)
下記は簡単な例ですが、スキマ時間を上手く利用するのが、英語の勉強を継続させる一つのコツですね。
- 朝5分:英単語帳やリスニングのみ
- 昼休み5分:英語のニュースのヘッドラインを読む
- 帰宅後5分:英語のYouTube動画を見る
- 寝る前5分:英語の音声教材を聴く
このように、一日あたり20~30分程度を目安に、英語の勉強を少しずつ取り入れることができます。
自分に合った勉強スケジュールを見つけ、継続的に勉強することが大切です。また、勉強時間を少しずつ増やしていくと、自然と英語に触れる機会が増え、スキルアップにつながるかもしれません。
平日のスケジュール例(主婦の場合)
子育てなどで忙しい主婦の場合、毎日のスケジュールに英語学習の時間を取り入れるのは難しいかもしれません。
しかし、以下のような方法で、英語学習を取り入れることができます。
- 家事をしながら英語音声教材を聞く
- 子どもと一緒に英語の絵本を読む
- 子どもの習い事の待ち時間に、英語のニュースや記事を読む
- 子どもと一緒に英語の動画を見る
家事や子育ての合間に、10分程度の英語学習を取り入れることで、継続的に学習することができます。
また、子どもと一緒に英語の学習をすることで、親子で楽しく学習することができます。英語の学習時間は、自分に合った形で取り入れ、無理のないペースで続けることが大切です。
更に上を目指す方のためのおすすめ英語勉強法(目標別)
しかし、7ヶ月目以降はあなたが設定した目標により勉強法が異なってきます。
目標を大きく2つに分けてみましょう。
「社内評価・就職・転職」と「英語がペラペラ」という2つです。
7ヶ月目と8ヶ月目のそれぞれの勉強法を見てみましょう。
目標:昇給したい/好条件で就職・転職したい(おすすめの資格など)
社内評価を上げる(昇給する)、今よりもいい条件での転職には「資格」が欠かせません。
TOEIC
あなたが目指すのは800点以上です。でなければ優遇されないと考えてもらってもいいです。
しかし、むやみやたらに英語の勉強をしたからといってTOEICの点数がUPする保証はありません。
でも思い返して下さい。
あなたはこれまでの6ヵ月間でネイティブに匹敵する英語の基礎力を身に付けました。後はシッカリと肉付けするだけです。
それがここではTOEICということです。
先ず敵の中身をしることから始めます。そしてそれに対してのリスニング、単語や文法、長文読解などの対策が必要になります。
今まで感じたことのないスピードで、あなたはTOEICテストにも順応して、模擬テストでも高得点を取っていく流れに乗っているはずですので期待して下さい。
英検
TOEICと並んで人気なのが英検ですね。
しかし、昨今はTOEIC重視で、40代で就職などとなる場合はどうしてもTOEICを優先して受験することを私もおすすめしています。
TOEICを受けた上での英検受験という意識でいて下さい。
その際も英検対策が必要になりすが、私がまずお勧めする資格は英検2級(TOEIC700点以上と言われています)です。
日常会話レベルが英検2級だと思ってください。よくTOEICと英検は比べられますが、使われる単語なども違うため一概に比較は難しいです。
どうしても違いなどを確認したい場合は、『TOEICと英検の違い|換算表と7つのレベル別での単語や目安』を確認してみて下さい。
目標:英語がペラペラになりたい(40代におすすめのオンライン英会話など)
目標が仕事や資格でない方もいらっしゃいますね。
英語を使って充実した生活を送りたい、今まで日本語しか話せなかった自分が英語でペラペラ外国人と話しているという想像をするだけでもワクワクするはずです。
または会社員ですでに打合せやテレカンで英語を使わなければいけない環境の方もいるでしょう。そんな方が外国人の上司の方々や仕事仲間や取引先と笑いながらビジネス英語を交わしていることをイメージするとかっこいいですね!
6ヶ月目でも英会話を実践しますが、7ヶ月目、8ヶ月目も英会話を効率よく継続します。独学の勉強法の記事でも説明していますが、ここでもおさらいしましょう。
英会話のトレーニングを継続するにはいくつかのオプションがあります。
すでに数名の外国人友達がいるのであれば、6ヶ月目以降は積極的に話すようにしましょう。
でも、現時点で外国人の友達がゼロという方も多いかと思います。そんな方々のための練習は次となります。
日常英会話
仕事では英語は使うことはないけど、日常会話を楽しみたい方には、オンライン英会話がいいでしょう。
DMM英会話、レアジョブなど大手のオンライン英会話で、先ずは無料体験から試すことから始めます。これは6ヶ月目と同様です。
40代ともなれば家族や保険、ローンなどにお金がかかる年代でもあります。だからこそ、手軽に割安で英語に触れることができるオンライン英会話がおすすめです。
実際の英会話教室で話すこともいいですが、授業料が割高でもあるので、これは財布との相談ですね。
ビジネス英会話
日常英会話だけではなく、ビジネス英会話を鍛えたい!という方は、ビジネス英語に特化した英会話教室の「SpeakingBiz(スピーキング・ビズ)」は有名な教室の一つです。
一応、念のため例として挙げておきますね。
会社からの補助が出たり、一般教育訓練給付対象であれば是非トライしてみてもいいと思います。
もちろん他にもスパルタ英会話、ベルリッツ、ECC外語学院などの多くの教室がオンラインもビジネス英会話も同時に備えているところも多いです。
お住まいの近く、または勤務先の近くの教室を探すのも継続する上でのコツでもあります。
遠くの教室などであれば、どうしても仕事や家事が忙しくて「行かない理由」を探してしまいがちになるからです。是非、自分の生活圏内の近くで探すのをおすすめします。
短期留学
少し時間とお金に余裕があれば、「短期留学」というのも選択肢の一つです。
海外の文化に触れながら英語を学習して英語がペラペラになれれば一石二鳥ですよね。とても豊かな人生です・・・
今では夏休みや冬休みを利用して短期留学をする方々も多くなりました。しかも、会社員だけではなく、親子留学というのも流行っています。
短期留学先ですが、『英語留学|短期から長期で学べる!7つの国や費用・奨学金・業者など』にも書いていますが、アメリカだけではありません。
フィリピンやニュー時ランドも人気の国でもあります。アメリカに比べると生活費や費用が割安というのもあります。
しかし、一つ注意してほしいのが、アクセントの部分です。あなたが習得したい英語がアメリカ英語なのか?イギリス英語なのか?により留学先を選定する方法もあります。
『イギリス英語とアメリカ英語|文法・発音・単語など4つの違い』の記事も参考にしてみて下さい。
英語力さえあれば40代でも求人は多い!おすすめの仕事や求人サイトなど
英語力を身に付けると仕事の選択肢の幅が大きく広がります。
今現在主婦の方、離職中の方でも正社員で採用される可能性がUPします。英語が出来るということはとても強いアドバンテージにもなります。
英語を話せる人を探している会社は無数に存在します。または、海外勤務での求人案件もあります。
自分で探そうと思って動いてもとても非効率的です。また、自分で探した会社での待遇の交渉など自分自身でやるとなると低く見積もられる可能性もあります。
またその会社があなたにとってベストの会社、また職種を与えてくれるか不明ですよね。
そんな時に役立つのが転職エージェントです。
また、英語案件に強い、40代に強いエージェントがあります。転職エージェントも無数にあるので、下記を参考にしてみて下さい。
- 英語の就職案件に強いエージェント:英語力を活かした転職|勉強法とおすすめ転職求人サイト4選!
- 40代の就職案件に強いエージェント:40代の転職|成功する5つのおすすめ資格と転職サイト・エージェント
せっかく英語を習得したのに就職や転職に失敗したのではもったいないですね。
英語をマスターしても慌てずに、仕事選びは慎重になりましょう!
英語さえ話せればどこでもいいと興奮して就職したけど、給与面や勤務時間などの待遇が悪いと言ってすぐに辞める方も少ない無いので注意して下さい。個別の会社情報(噂なども含めて)はエージェントが知っている可能性もありますので、その点も相談するようにしましょう。
英語力を活かしたおすすめの職種の一例が下記です。参考にしてみて下さい。
職種 | 説明 |
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海外営業 | 海外との取引が多い企業で、英語を使った営業活動を行う。 |
翻訳者・通訳者 | 文章や口頭の翻訳を行う仕事で、英語力が必要。 |
グローバル人材育成 | グローバル企業で、海外赴任や留学を経験した社員の育成を行う。英語力が必要。 |
IT関連職 | グローバル企業での開発やサポート業務で、英語力が求められる。 |
航空業界 | 空港や航空会社での接客や業務で、英語が必要とされる。 |
ホテル業界 | 海外からの観光客が多いホテルでの接客や業務で、英語力が求められる。 |
教育関連職 | 英語教育に関連する職種で、英語力が必要。 |
マーケティング職 | 海外市場をターゲットにしたマーケティング戦略の立案や実行で、英語力が求められる。 |
まとめ:もう挫折は繰り返さい!40代で確実に英語を上達しよう!
一度英語に挫折した人は開始するまでどうしても「やらない言い訳」を探しています。
でも今まで記事を読まれたという事は、少しでも「英語を勉強したい」と思っているからだと思います。
40代という忙しい年代にも関わらずそう思われたのは素晴らしいことです。だからこそそれに価値があり、そのような40代の手助けに慣れれば幸いです。
先ずは6ヶ月間、本当の英語力を身に付ける旅を楽しみましょう!
あっ、最初はリラックスして洋楽探しからですね。
6ヶ月後にはネイティブ発音でその洋楽もスムーズに歌えていることでしょう。
さあ、かっこいい自分を想像して英語の勉強を開始です!20代、30代に負けるな40代!