著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英語留学|短期から長期で学べる!7つの国や費用・奨学金・業者など

のべ7,990がこの記事を参考にしています!

留学を考えていますか?英語を学んでいたら、本場でさらに学びたいと思う人も少なくないですよね。

最近は、フィリピン留学など格安で留学できる留学先や、1週間程度の短期のプログラムなど気軽に留学できる選択肢が増えています。

尚、資金があまりないけど本場で英語を学びたいという方は、ワーキングホリデー(ワーホリ)という選択肢もあります。

若者が、働きながら学べる制度です。

ワーホリについては、『5つのおすすめワーホリ(ワーキングホリデー)の国・費用・条件など』で詳しく解説しています。

ここでは、留学について、語学留学から正規留学まで詳しく解説します。留学の期間のことや、留学先の国ごとの特徴なども詳しく紹介します。

■なぜ日本人だけ英語が話せないのか?「英語のカラクリ」を今だけ無料プレゼント中(PDF全71ページ)

目次:

留学の前に知っておこう!どれくらいの期間がいい?
留学の種類(高校生・大学生・社会人)
・その1.社会人にも人気!気軽に挑戦できる語学留学とプログラム
・その2.本気で英語力を付けたい!長期でじっくり学ぶ正規留学
・その3.高校生や大学生が気軽にトライ!交換留学・休学留学
留学の強い味方!奨学金や補助・助成金など

人気NO1の留学先:アメリカ
アメリカより低コストの留学先:カナダ
自然と一緒に英語が学べる留学先:オーストラリア
英語の本場への留学先:イギリス
社会人向けNO1の短期留学先:フィリピン
田舎で英語を学ぶ留学先:アイルランド
短期でもおすすめの留学先:ニュージーランド

留学の費用はどれくらい?
・留学でかかる費用は?
・国別費用比較
注意が必要!留学あるある
・日本とは違う!留学での安全面
・差別は当たり前!?
・コンビニやトイレなど
・インターネット環境など
留学を斡旋する有名で安心な業者

留学の前に知っておこう!どれくらいの期間がいい?

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英語の語学留学をする場合に、悩むことのひとつが留学の期間ですよね。

そこで、気になるのが、どれくらいの期間留学すれば、英語が話せるようになるの?ということではないでしょうか。

一般的に、日常会話が話せるようになるのが、3ヶ月くらいといわれています。このくらいの期間英語漬けで生活すると、耳が慣れてきたり、自分の知っている単語をうまく使えるようになったりします。

ただし、3ヶ月だと日常最低限の会話が話せるレベルです。

簡単な意見を伝えたり、少し込み入った内容を話せるようになるためには、6ヶ月から1年程度の長期間の留学が必要です。

マイスキ英語でも日本国内で英語が話せるようになるには、6ヶ月間は必要だと説明しています。『英会話の勉強法|独学で確実に英会話を上達させる7つのステップ』の記事を参考にしてみて下さい。

ペラペラになるまでと考えると、さらに期間が必要な方が多いです。また、1年留学しても、日常会話レベルしか話せない人も少なくないのが現実です。

もちろん、この期間はあくまで目安です。留学前の英語力や、留学中の環境、留学中の努力次第で変わってきます。

留学前にしっかり準備をして、留学中も、積極的に英語を使う環境に身を置くなど、努力をしてもっと短期間で話せるようになる人もいます。

留学の種類(高校生・大学生・社会人)

留学は大きく分けて3つの種類があります。

語学学校に通って学ぶ、語学留学、現地の学校に入学する正規留学、そして文化交流等を目的とした交換留学です。

その1.社会人にも人気!気軽に挑戦できる語学留学とプログラム

語学留学は、現地の語学学校に通って英語を学ぶ留学です。

社会人にも人気の留学方法です。

語学学校はプログラムが充実していて、1週間くらいの短期留学から、1年ぐらいの長期留学まで、比較的自由に選ぶことができます。短期留学の場合、条件はありますが、学生ビザがなくても通える場合もあり、気軽にチャレンジできるのが語学留学です。

語学学校は、全くの基礎レベルから学べるコースもあるので、英語力がゼロに近い状態からも留学することができます。

フルタイムで留学する場合の授業時間は、平均週15~25時間です。

ひと口に語学学校といっても、様々なプログラムがあります。

例えば下記のようなコースがあります。

  • 日常会話のコース
  • 英語教授法コース
  • ビジネス英語のコース
  • 大学進学を目指すコース
  • お稽古留学のコース(フラワーアレンジメント、ネイル、ダンスなど)
  • スポーツ留学のコース(サッカー、サーフィンなど)
  • 教師宅に泊まってマンツーマンのレッスン
  • 社会人のインターン付きコース

学校やコースによって、雰囲気も様々です。大学進学を目指すための、大学付属の語学学校は課題も多く、授業難易度も高めです。

一方、日常会話のコースでは宿題は少なめで、観光や余暇の時間を多めにとれるコースもあります。

ただし、そのようなコースの場合、生徒や講師の真剣さが足りなくて、ものたりないと感じる場合もあります。事前のリサーチをしかりして、目的にあったコースを選びましょう。

語学留学に関しては、『英語の「語学留学」|メリットやデメリットなど徹底検証!』で詳しく解説しています。

その2.本気で英語力を付けたい!長期でじっくり学ぶ正規留学

高校や大学など、現地のネイティブたちと一緒に学校に通う留学が正規留学です。

現地の学校に入学して、卒業を目指すため長期留学が前提です。

ネイティブたちと同じ授業を英語で受けるため、留学時点でかなりの英語力が必要です。また、ビザの手続きも厳しく審査される場合が多かったり、費用も高めなど、語学留学よりハードルが高めです。

英語で授業を受けるため、即戦力の英語力が身につきます。また、現地の人のなかで学ぶため、現地の文化や考え方についても、より深く学ぶことができます。

もちろん、大学では学位も取得するので、1回の留学で英語と専門分野の強みを2つ同時に持つことができます。

特にアメリカの正規留学にはTOEFLの点数が必要な場合がほとんどです。

大学に入学したい場合には、先ず語学留学で語学学校に通いながら入学するための目標のTOEFLの点数を目指す方も多いです。

「TOEFL」は対策が必要!|TOEICや英検との違い』の記事もご参考下さい。

一方で、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドへの大学留学を考えている方は、「IELTS(アイエルツ)」という英語の試験を受ける必要がある大学がほとんどです。アメリカの大学入学に必要な「TOEFL」に該当するものです。

おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』の記事もご参考下さい。

その3.高校生や大学生が気軽にトライ!交換留学・休学留学

日本の高校や大学や、地方自治体などの交換留学プログラムに参加するという留学方法もあります。

交換留学プログラムでは、半年から1年程度、現地の学校で学ぶことができます。

交換留学プログラムの場合、現地で取った単位も、日本の単位として認めてもらえる場合が多いです。そのため、多くの場合、帰国後留年せずに卒業することができます。

交換留学のプログラムが無い場合は、休学して留学することもできます。

ただし、休学留学の場合は、現地で短期間受け入れてくれる学校を見つけることが難しく、交換留学より要求される英語のレベルが高いため、ハードルが多少高めです。

留学の強い味方!奨学金や補助・助成金など

海外留学したいけどどうしてもお金がない、今すぐ貯まらない!という方は必見です。

後ほど留学の費用概算は説明しますが、長期だと200万円以上かかるのが通常です。

そんな時に役立つのが奨学金制度です。文部科学省から地方自治体まで色々な留学奨学金制度があるので是非活用してみましょう。

代表的な奨学金は、独立行政法人 日本学生支援機構(JASSO)の奨学金です。一例ですが参考にしてみて下さい。

お金がないから留学はできない!とすぐに諦めるのではなく、このような制度も確認してみましょう。

さて、留学先の国として定番のアメリカや、英語の本場イギリスなど、英語圏だけでも留学先はたくさんあります。

次から、主な英語圏の留学先の特徴をそれぞれ詳しくご紹介します。

人気NO1の留学先:アメリカ

留学先の定番といえばアメリカです。

なんと、面積は日本の約25倍もあるアメリカ。選択肢の幅が広いのが特徴です。気候も雰囲気も、留学先によって違うので、留学先の都市選びが大切です。

アメリカは多民族国家で、古くから留学生を受け入れています。そのため、英語教育の歴史が長く、語学学校の数が豊富です。留学の目的に応じて、様々な留学の形を選ぶことができます。

大学や、大学で学べる専門分野の数も豊富で、ハーバード大学など、世界的に有名な大学が多いのもアメリカの特徴です。

  • 人気の都市:ロサンゼルス、ニューヨーク、ワシントン、ボストン、シカゴ
  • ビザの種類:フルタイムで学ぶ場合、F-1ビザが必要です。滞在期間が90日以内で、週の授業が18時間未満の場合は、ビザなしの滞在も可能です。その場合、ESTA(アメリカ電子渡航認証システム)が必要です。

アメリカへの「留学」|メリットと4つのデメリットを比較!』でも詳しく解説しています。

アメリカより低コストの留学先:カナダ

アメリカのお隣カナダは、英語圏の中で比較的、学費や生活費が安く、質が高く穴場です。

フランス語圏があるなど、多民族国家で、英語教育のレベルが高いです。

カナダの英語は、イギリス英語とアメリカ英語の、両方の影響を受けていて、世界標準に近いといわれています。そのため、アメリカや国際的なニュース番組のキャスターはカナダ人が多く採用しています。なまりのない、きれいな英語を学びたい人はカナダがおすすめです。

尚、カナダは6ヶ月以内の留学であれば、ビザは不要です。その分、準備の時間も費用も少なくて済むので、短期留学の方にはおすすめです。

カナダは大学数が、日本やアメリカに比べかなり少なく約90校です。州立大学がほとんどで、大学へ行く場合選択肢の幅が少なめです。

  • 公用語:英語とフランス語
  • 人口:約3695万人(2018年現在)
  • 面積:9,985,000㎡(世界第2位)
  • 通貨:カナダドル
  • 人気の都市:バンクーバー、トロント
  • ビザの種類:6ヶ月未満の留学の場合、ビザは不要です。この期間、通学も自由です。ただし、ビザなしで空路から入国する場合、eTA(電子渡航認証)が必要です。6ヶ月以上の場合は、就学許可(Study Permit)が必要です。

自然と一緒に英語が学べる留学先:オーストラリア

留学生を積極的に受け入れているオーストラリアは、留学生保護の法律まであります。

留学生向けの健康保険(OSHC)など制度が充実しています。日本人も多いですが、世界中から多くの留学生が集まっていて、様々な文化を学ぶことができます。

語学学校のコースも充実しています。美し大自然や海があるオーストラリア。アウトドアアクティビティーと英語学習がセットになったコースなどもあります。

オーストラリアは、留学生にもアルバイトを認めている数少ない国です。2週間で40時間アルバイトをすることができます。また、休暇期間中は時間制限がなくなります。最低時給が約1,500円と高いオーストラリア。アルバイトをして、生活費の一部を稼ぐことができるのが魅力的です。

注意点は教育システムについてです。オーストラリアは教育のシステムが日本と少し違います。特に大学は3年制で、日本の大学2年制以降のレベルです。日本の高校卒業後に、オーストラリアの大学にすぐ入学することはできません。その場合は、ファウンデーションコースという大学準備のためのコースを受講する必要があります。

  • 公用語:英語
  • 人口:約 2496万人(2018年現在)
  • 面積:7,692,000 km²
  • 通貨:オーストラリアドル
  • 人気の都市:シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ
  • ビザの種類:3ヶ月未満の場合は、ETAS(電子ビザ)で留学できます。3ヶ月以上の場合はSubclass 500という学生ビザが必要です。

英語の本場への留学先:イギリス

英語の本場といえばイギリスです。

英語教育はもちろんのこと、高校や大学などの教育レベルが高く、人気の留学先です。大学の数は約100校と少ないですが、ほとんどが国立でどれもレベルが高いです。世界の大学ランキング1位のオックスフォード大学も、イギリスの大学です。

歴史がある国で、歴史的建造物や博物館など観光地として魅力的な場所が多いのもイギリスの特徴です。また、ヨーロッパにあるため、フランスやスペイン、イタリア、ドイツなど近隣ヨーロッパの国々へのアクセスも抜群です。週末や休暇にたくさん観光がしたいという人にはおすすめです。

ただし、正規留学の場合、要注意です。オーストラリア同様、教育のシステムが日本と違います。大学は3年制で、3年間みっちり専門分野を学びます。そのため、日本の大学1~2年生の一般教養の部分は、イギリスの高校レベルにあたります。

日本の高校卒業後にイギリスの大学に留学する場合、ファウンデーションコースという大学進学のためのコースを受ける必要があります。

  • 公用語:英語
  • 人口:約6,600万人(2018年現在)
  • 面積:約245,000㎡
  • 通貨:スターリング・ポンド
  • 人気の都市:ロンドン、オックスフォード、ケンブリッジ
  • ビザの種類:短期留学ビザと長期留学ビザがあります。短期は6ヶ月以上11ヶ月未満です。それ以上の場合長期となります。尚6ヶ月未満は、事前のビザ申請が不要で、イギリス入国時に発行してもらうことができます。

「イギリス留学」の6つの特徴や英語などの事前確認が大切!』でも詳しく解説しています。

社会人向けNO1の短期留学先:フィリピン

最近、語学留学先として人気急上昇中のフィリピン。アジアでも数少ない英語を話す国です。

フィリピンが人気の理由は、なんといっても費用が安いことです。人件費や物価が安いため、先進国に留学する場合の半額か三分の一程度の費用で留学することができます。しかも、マンツーマンや少人数のグループレッスンを、たくさん受けることができる学校が多く、費用対効果が高いと人気です。

多くの語学学校は、寮を完備していて、その設備も充実しています。ホテルのような部屋で、掃除と洗濯のお手伝いさん付きという学校も少なくありません。セブ島のようなリゾートだと、リゾートで休暇をとりながら英語レッスンを受けられるのも人気の理由です。

レッスンのコースも充実しています。親子留学やシニア向け、社会人向けのビジネス英語、TOEICコースなど、目的にあわせてコースを選ぶことができます。

安い分、講師やレッスンの質にばらつきがあります。きちんとしたところを選べば、講師もしっかりトレーニングされていて、発音もきれいです。

実は、最近、フィリピンの大学留学も、ひそかな人気です。というのも、大学は語学留学よりさらに、費用が安くすみます。年間の学費が60万程度という場合がほとんど。もちろん、イギリスやアメリカのような世界に名が知れた大学はありませんが、フィリピン大学のように、日本の国立大学と同等レベルの質の高い大学もあります。

  • 公用語:タガログ語、英語
  • 人口:約1億534万人(2018年現在)
  • 面積:約30万㎢
  • 通貨:フィリピンペソ、センタボ
  • 人気の都市: セブ島、マニラ、バギオ
  • ビザの種類: 語学学校の場合、入国時のビザ申請は不要です。滞在日数+6ヶ月以上のパスポートと、帰国用の航空券を持っていれば入国時に自動付与されます。入国後1ヶ月又は、2ヶ月ごとに観光ビザを延長します。語学学校に通う場合には、SSP(特別就学許可書)が必要です。現地到着後に申請します。正規留学の場合、学生ビザ9(F)が必要です。

田舎で英語を学ぶ留学先:アイルランド

イギリスの隣にあるアイルランド。

北海道くらいの大きさの、農業がさかんなのんびりした国です。人々もアットホームで、田舎でゆっくり学びたいという人におすすめです。ロンドンのような大都市はないけれど、イギリスや、他のヨーロッパ諸国が近いので、観光に困ることはありません。

留学先としては、あまり知られていなアイルランドですが、イギリスと同様古くから留学生を受け入れていて、英語教育の質が高い国です。日本人留学生が少なく、ネイティブの中で英語をしっかり学べます。

アイルランドは、アイリッシュなまりが少しあります。しかし、アイリッシュ・イングリッシュは、アメリカ英語の影響を受けているため、イギリス英語とアメリカ英語を同時に学べるというメリットもあります。

アイルランドの大学は、日本とシステムが違うので要注意です。総合大学は全て国立で7校のみです。その他に、Institute of Technologyという工学と技術を学ぶ州立大学があります。

学士号は種類やコースによってかかる年数が違います。普通学士号は3年ですが、優等学士号は4年、コースによっては5~6年かかる場合があります。大学に正規留学する場合は事前にしっかり確認しましょう。

  • 公用語:アイルランド語(ゲール語)、英語
  • 人口:約476万人(2016年)
  • 面積:約7.3万㎢
  • 通貨:ユーロ
  • 人気の都市:ダブリン、コーク
  • ビザの種類:短期留学、長期留学を問わず、日本国内での申請は不要です。入国時に審査を受け、ビザが発行されます。尚、90日未満は観光ビザ扱いなので、手続き不要です。

短期でもおすすめの留学先:ニュージーランド

南半球のニュージーランドは、人より羊の数のほうが多いのどかな国です。

日本の約34分の3の面積に、人口がたった464万人程度。北海道でも500万人以上いるので、どれだけ人口密度が低いかわかりますよね。

ニュージーランドは政府が教育に力をいれていて、高校や大学、語学学校などどれをとってもレベルが高いです。大学は、質を保つために設置が法律で制限されています。また、語学学校も留学生受け入れの為の認可が必要なので、全体的な質が保たれています。

ニュージーランドは、特に短期留学におすすめです。というのも、3ヶ月以内は事前のビザ申請が不要だからです。また、日本との時差も3時間しかなく、時差ぼけを感じにくいので短期でも効果を上げやすいのが特徴です。

語学学校は、一般的な英語のクラスや、ビジネス英語のクラスももちろんですが、自然豊かな環境を生かして、アウトドアアクティビティーを楽しみながら、英語も学べるコースもあります。アートやスポーツと英語を学ぶコースなどもあります。

  • 公用語:英語、マオリ語、ニュージーランド手話
  • 人口:約 424万人(2018年現在)
  • 面積:268,680㎢
  • 通貨:ニュージーランドドル
  • 人気の都市:オークランド、ウェリントン、クライストチャーチ
  • ビザの種類:3ヶ月未満の場合、観光ビザで留学できます。事前のビザ申請は不要です。3ヶ月以上の場合、学生ビザが必要です。

留学の費用はどれくらい?

留学の準備で最も気になることのひとつが留学費用ではないでしょうか。

この費用については、ひと言で言いにくい部分があります。というのも、人によって大きくばらつきがあるからです。同じ国でも都市や、滞在方法、暮し方(一人暮らし・ホームステイ・シェアなど)によってもかなり差がでます。

一般的には、先進国に1年間語学留学した場合、200万円以上はかかることがほとんどです。

留学でかかる費用は?

留学で主にかかる費用は下記となります。

  • 航空券代
  • 海外留学保険(海外旅行保険)
  • 入学金/授業料
  • 滞在費
  • 食費
  • 通信費(携帯電話代など)
  • お小遣い

この他に、準備時にも細かい費用が発生します。

【準備時にかかる費用の例】

  • パスポート申請
  • ビザ申請
  • 国際運転免許証の手続き
  • 健康診断
  • 予防接種
  • 歯科治療 ※海外旅行保険では歯科治療がカバーされない場合が多く、虫歯がある場合は事前に治療が必要です。
  • スーツケースなど留学に必要な用品

国別費用比較

ここでは、国別の語学学校の留学費用を比較してみましょう。

留学先
3ヶ月
半年
1年
アメリカ
90万円~120万円
120万円~220万円
250万円~430万円
カナダ
60万円~110万円
100万円~170万円
200万円~330万円
オーストラリア
60万円~110万円
130万円~180万円
200万円~350万円
イギリス
60万円~110万円
100万円~180万円
200万円~380万円
フィリピン
15万円~30万円
30万円~60万円
60万円~120万円
アイルランド
60万円~110万円
100万円~150万円
200万円~330万円
ニュージーランド
60万円~80万円
100万円~150万円
280万円~300万円

先進国は全体的に同じくらいの費用です。それと比べると、フィリピン留学はかなり安いことがわかります。

留学先として人気のアメリカは語学学校の費用が高めです。

特に「いい教育にはお金がかかる」と言われているアメリカは、質やレベルの高い学校は、高費用になる傾向があります。

なお、ここで紹介した費用はあくまで目安です。年々物価がかわりますし、都市や暮し方によって大きく変わります。実際に留学する時には、細かく費用を計算して予算を立てましょう。

注意が必要!留学あるある

海外で英語など語学を学ぶことは、外国の文化に触れることもできるのでとても素晴らしいことです。

しかし、いいことばかりではありません。だからこそ、事前に心の準備が必要です。

日本とは違う!留学での安全面

日本は世界一安全な国だとも言われています。

夜に人が普通に道を歩いていますし、財布を片手に買い物に行く人もいます。海外では考えられない光景です。

海外では絶対にNGです。夜の外出は基本的に控えて、現金も最低限の金額だけ財布に入れて必ずズボンやカバンに入れて取られないような位置に身に付けておきましょう。

留学ではないのですが、私がフィリピンでの駐在時で買い物に行くときは、必ず財布はジーンズの前ポケットに入れておきました。

差別は当たり前!?

日本に近いいじめはどこの国でもあります。

語学留学で語学学校だと色々な国の人たちが集まっているのであまりいじめのようなものはないのですが、長期で回りが現地の人の中にポツンと一人アジア人がいるという交換留学や長期留学(高校・大学)の際、差別を受けることもあります。

差別は絶対にない!といは言えません。

コンビニやトイレなど

日本ほどコンビニや自動販売機が充実している国はありません。

すぐに食べ物が買えるという国はそんなにありません。

また、トイレは有料という国もあります。どれだけ日本が便利なのかも身に染みて分かる瞬間でもあります。

インターネット環境など

Wifiなど日本でもインターネット環境が整いつつありますが、海外では進んでいる国とそうでない国もあります。

現地についてインターネットがすぐに使えない!ということがないように事前に確認しておきましょう。

留学を斡旋する有名で安心な業者

いままで英語の留学を中心に様々な情報を記載してきましたが、一人ですべてを準備するのは基本的に無理です。

ホームステイ先、語学学校探しなどなど、多少費用は掛かりますが、懸け橋となってくれる専門業者にお願いするのが安全・安心です。

留学斡旋する業者は多数あるのですが、下記では有名は業者をいくつかピックアップしましたのでご参考下さい。

他の色々な業者と直接話したり、面談するのもいいでしょう。その参考にしてみて下さい。

下記は、J-CROSSという「一般社団法人 留学サービス審査機構」認証を得ています。留学斡旋業者の客観的指標の1つでもあり、信頼ができるものといえます。

まとめ:留学の目的をはっきりして早めの計画!

英語圏の留学でも、様々な国があり、プログラムや留学の種類もたくさんあります。

まずは、留学の目的を明確にしましょう。それから、自分の好みや性格を分析して、それに会った留学先とプログラムを選びましょう。

留学は準備に時間がかかります。ビザの手続きや、保険選びなど準備をはじめると、あっという間に時間が経ってしまいます。留学の準備は、最低でも半年前にははじめたいところです。3ヶ月以上の長期留学であれば、1年くらい前から準備を始めることをおすすめします。

早めに計画的に準備して、実りある留学生活にしましょう。

色々な勉強法を試したけど、英語ができない人へ


なぜ、日本人の99%がまともに英語が話せないのか?

1つ断言できるのは、英語マスターに頭の良さは関係ありません。

偏差値40の落ちこぼれ人間だった私でさえ、一発でTOEIC満点も英検1級も取得。英会話もペラペラ、ビジネス英語もマスターしたことからも・・・

その原因は「記憶精度×進め方×勉強法」にあります。

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色々試したけどダメだった人はぜひお試しください。

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