イギリスへの留学を考えていますか?
英語は今では世界中で話されていて、英語と言えばアメリカというイメージが強いかもしれませんが、英語と言われるくらいなので、もともとはイギリス(英国)の言葉です。
英語の母国で本物の英語を学んでみたいと思う方も少なくないでしょう。
目次
イギリス留学の費用はどれくらい?
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留学の準備で最も気になることのひとつが留学費用ではないでしょうか。
この費用については、ひと言で言いにくい部分があります。というのも、人によって大きくばらつきがあるからです。同じ国でも都市や、滞在方法、暮し方(一人暮らし・ホームステイ・シェアなど)によってもかなり差がでます。
イギリスの留学費用の目安
イギリスの留学費用は以下です。
ただし、円安やインフレの年の場合には1.5倍など高くなることもあります。上記の費用はあくまで目安であり、年々物価がかわり、都市や暮し方で大きく変わります。
留学でかかる費用の内訳は?
留学で主にかかる費用は下記となります。
- 航空券代
- 海外留学保険(海外旅行保険)
- 入学金/授業料
- 滞在費
- 食費
- 通信費(携帯電話代など)
- お小遣い
この他に、準備時にも細かい費用が発生します。
【準備時にかかる費用の例】
- パスポート申請
- ビザ申請
- 国際運転免許証の手続き
- 健康診断
- 予防接種
- 歯科治療 ※海外旅行保険では歯科治療がカバーされない場合が多く、虫歯がある場合は事前に治療が必要です。
- スーツケースなど留学に必要な用品
イギリスと各国別の費用を比較
ここでは、国別の語学学校の留学費用を比較してみましょう。
先進国は全体的に同じくらいの費用です。それと比べると、フィリピン留学はかなり安いことがわかります。
留学先として人気のアメリカは語学学校の費用が高めです。
特に「いい教育にはお金がかかる」と言われているアメリカは、質やレベルの高い学校は、高費用になる傾向があります。
なお、ただし、円安やインフレの年の場合には1.5倍など高くなることもあります。ここで紹介した費用はあくまで目安であり、年々物価がかわり、都市や暮し方によって大きく変わります。実際に留学する時には、細かく費用を計算して予算を立てましょう。
社会人が1年間留学したら各パターンで費用はいくら?
また、社会人が各留学スタイルやパターンで1年間留学する場合には、以下の費用が目安としてかかります。
社会人の1年間の留学費用(目安)
- 語学留学:300万~600万円
- 専門留学:300万~500万円
- ワーホリ:80万~150万円
- 大学・大学院留学:300万~600万円
イギリス留学でおすすめの大学は?
また、イギリス留学で大学に行きたい人など、どの大学がいいのかわからないという人もいるでしょう。
以下では、どの大学が評価が高いのかわからない人に、QS世界大学ランキングによる評価の高い大学として、2024年のイギリスの大学ランキングをまとめました。
なお、評価の仕方は、17万の学術論文の分析と5,240人を超える大学の教員と雇用主の専門家の意見に基づいています
2024年イギリス大学ランキング
順位 | イギリスの大学名 | 場所 | 評価 |
1位 | ケンブリッジ大学 | ケンブリッジ | 99.2 |
2位 | オックスフォード大学 | オックスフォード | 98.9 |
3位 | インペリアル・カレッジ・ロンドン | ロンドン | 97.8 |
4位 | UCL(ロンドン大学) | ロンドン | 92.4 |
5位 | エジンバラ大学 | エディンバラ | 86.1 |
6位 | マンチェスター大学 | マンチェスター | 82.2 |
7位 | キングス・カレッジ・ロンドン | ロンドン | 79.3 |
8位 | LSE | ロンドン | 76.9 |
9位 | ブリストル大学 | ブリストル | 72.4 |
10位 | ウォーリック大学 | コベントリー | 68.6 |
11位 | リーズ大学 | リーズ | 65.5 |
12位 | グラスゴー大学 | グラスゴー | 65.2 |
13位 | ダラム大学 | ダラム | 65.1 |
14位 | サウサンプトン大学 | サウサンプトン | 63.5 |
15位 | バーミンガム大学 | バーミンガム | 63 |
16位 | セント・アンドリューズ大学 | セント・アンドリューズ | 61 |
17位 | ノッティンガム大学 | ノッティンガム | 60.4 |
18位 | シェフィールド大学 | シェフィールド | 59.7 |
19位 | ニューカッスル大学 | ニューカッスル | 58.6 |
20位 | ランカスター大学 | ランカスター | 55.7 |
ここに入りきらなかったイギリスの大学にも名門大学がたくさんあります。
イギリス留学でどの学校が合うのかわからない場合には、留学エージェントに相談し、もっと詳しい情報や自分にあった学校情報を得るのもおすすめです。
イギリス留学におすすめの留学エージェント3選
イギリス留学の大学や語学学校を選ぶ際には、留学エージェントに事前相談したり、どこが自分にベストな学校なのかを事前に知っておくことが大切です。
ここでは、イギリスの留学相談でおすすめのエージェントを4つご紹介します。
- 夢カナ留学
- スマ留
- StudyIn(スタディーイン)
それぞれ順番に見ていきましょう。
実質0円留学・オーダーメイド留学なら「夢カナ留学」
夢カナ留学は、安い費用でかつ自分の目的に合うようにオーダーメイドの留学・ワーホリプランを提案してくれる留学エージェントです。
一般的な留学エージェントでは、語学学校先からの紹介報酬(日本人が多く、授業料も高い学校など)で収益を得たりしているケースがあります。
その点、夢カナ留学は紹介報酬に依存していないため、余計な費用負担がかからない分、
- 安くてオーダーメイド型の留学プラン
- 実質0円の留学プラン
- 日本人割合が15%以下の語学学校先
など、それぞれに合う留学プランを提案してくれます。
留学費用を安く抑えたい方、実質0円の留学プランが気になる方などは、無料カウンセリングを受けてみましょう。
格安留学なら「スマ留」
スマ留は、留学のクオリティはそのままで従来の最大半額の費用で最短1週間から行ける、格安留学エージェントです。
スマ留の料金プランは、全てがパッケージになっていてシンプルです。授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みで他社と比べて最大半額。25週間以上の留学であれば、最低価格保証サービスを行っています。
さらに他社であれば、別途20~30万のサポート料金がかかる所もありますが、スマ留では一切追加費用がかかりません。
クオリティは確保しながら格安料金や最安値で留学したい人は、一度、スマ留の無料カウンセリングに相談してみてはいかがでしょうか。
SNS登録者170万人で人気!StudyIn(スタディーイン)
StudyInは、公式YouTubeやTikTokなどSNS登録者数が170万人以上、著名人や有名大学・企業から紹介など口コミでも人気の留学エージェントです。
StudyInの特徴は多くのコンサルタントが海外留学や海外就労を1年以上経験しているため、全員の英語力がビジネスレベルという日本でも稀な留学サポート会社である点です。
そんなコンサルタントが海外視察を繰り返し、選び抜いた5%のトップスクールのみ紹介することで結果にコミットし、短期間で圧倒的に英語が話せるようになるための海外留学をサポートしています。
イギリス留学の様々な相談をしたい方は、留学説明会や資料請求をしてみてはいかがでしょうか。
イギリス留学の特徴(メリットなど)
英語圏の留学は様々な選択肢があります。
一般的に、日本人に人気なのはアメリカで、カナダやオーストラリアへの留学も比較的多いです。イギリスはといえば、日本から留学する人は他の国に比べて少ないのですが、実はイギリスもとても魅力的な留学先です。
イギリス留学の特徴を確認してみましょう。
教育のクオリティーが高い
イギリスは歴史が古く、教育全般的に質が高くレベルの高い教育が受けられることが特徴です。
小中高や大学だけでなく、英語学校においてもレベルの高い教育を提供しています。
文化的にも歴史的にもおもしろい!ヨーロッパへのアクセスも良い!
イギリスは、アメリカやオーストラリアなど他の英語圏の国と比べて、地理的には、周りは海に囲まれた島国ですが海峡トンネルを使えばパリへも電車で2時間半程度で行ける距離にあり、ヨーロッパの近隣諸国へのアクセスがよく休日を使って様々な国へ観光に行くことができます。
アメリカやカナダなどメジャーな留学先に比べ、日本人が少ない学校が多く英語に集中できる環境です。
大学は3年制、大学院のマスターコースは1年制など、日本とシステムが違う部分があります。
日本人の割合が低い
アメリカなどのメジャーな留学先に比べ、イギリスは日本人留学生の割合が低いです。特に、田舎はその傾向が強いです。
アメリカだと、折角留学したのにクラスの半分が日本人だったということもあるので、日本人が少ない環境というのは魅力的です。
ただ、田舎に行くと全く日本人がいない環境もあり、その場合はある程度の自立心がある人向きなので、その点は注意したほうがよいでしょう。日本人が少ない、外国人が少ないということは、現地のそのままの文化に触れられますが、反面対応に慣れていないので、排他的に感じられることもあるかもしれません。
6ヶ月までは事前のビザ申請が不要
イギリス留学の大きな特徴のひとつが、ビザについてです。
6ヶ月までの留学は事前のビザ申請は不要です。基本的には、入学許可の書類と復路の航空券を用意すれば事前の申請をせず入国することが可能です。
ビザが不要であるということではなく、日本国籍を持っている場合は入国審査時に「Short-Term Study Visa」という短期学生ビザを発行してもらうことができるため事前手続きが不要です。
短期学生ビザの場合は、通常事前のビザ申請の際に必要な英語力の証明も不要で、面倒な手続きや、申請代金も不要です。
ビザの審査が厳しくなっている国もあるので、この点はイギリス留学の大きなメリットです。
公的健康保険を使うことができる
イギリスは6ヶ月以上滞在する留学生は公的健康保険制度を適用することができ、無料で医療を受けることができます。
アメリカなど医療費の高騰が問題になっている国もあり、通常は留学時に海外の保険を留学生独自でかけなければなりませんが、イギリスではイギリス国民と同じ保険制度を利用できるため保険をかける必要がありません。
※制度については、変わる場合があるので実際に留学する際はご自身で確認してください。
物価が高い
イギリス留学を検討する上で、知っておかなければならないのはイギリスの物価の高さです。
特にロンドンなどは比較的物価が高いといわれています。食料品など消費税がかからないものもあるため、一概に日本より全てが高いとはいえませんが、外食や文房具など高いものもあるので、留学を検討する場合はその分の費用も考えておく必要があります。
物価については、地域での格差もあります。ロンドンなど都市では高く、田舎では都市部に比べて低くなっています。
イギリス留学で身に付く英語とは?
英語は、現在標準的に話されているアメリカ英語と比べるとアクセントや単語に違いがあります。
アメリカ英語はイギリスからアメリカへ移住した人たちが話し始めそれが変化したものです。そのため、「本物」の英語はイギリス英語だともいえます。
日本など英語を公用語としない国では、政治や経済的背景の影響もありアメリカ英語を基本として学校などで教えている場合が多くなっています。そのため、アメリカ英語の影響力が強くなっていますが、実はイギリス英語も多くの国で使われています。
特に、日本では学校で学ぶ英語がアメリカ英語なので、アメリカ英語が基本というイメージが強いかもしれません。
しかし、英語を公用語とする多くの国や、ヨーロッパの国々ではイギリス英語を基本モデルとして採用していて、一概にアメリカ英語を学んだほうがよいとも言えません。
留学後、どのような場面で英語を使いたいのか、そこを考えて決めるのがよいでしょう。特に、その後のビジョンがない場合は、日本で生活すると考える場合はどちらかと言えばアメリカ英語のほうが、使う機会が多いかもしれません。
イギリスへの「語学留学」
イギリスは語学学校の歴史が長く、古くから留学生を受け入れてきました。そのため、教育のレベルが高く、実践力が高い英語を身につけることができます。
また、コースの種類も多彩で、大学進学のためのコース、ビジネス英語のコースなどハイレベルな英語コースだけでなく、シニアが学べる基礎的なコースや、アートなどの趣味のコースと併せて学べるコースなどもあります。
注意したい点は、語学留学の場合イギリスではインターンシップができません。インターンシップをしながら、実践的なビジネス英語を身につけたい場合などはイギリス以外の国を検討してみて下さい。
イギリスへの「大学留学」
イギリスは1校を除きすべての大学が公立で教育レベルがとても高いのが特徴です。
大学数はアメリカに比べてかなり少なく約100校しかありません。アメリカは4000校以上あるので、イギリスの大学数との差はかなり大きいです。この数の差でもわかるように、アメリカとイギリスでは大学の位置づけが違います。アメリカでは、望めば多くの人が大学に進学することができ、大学卒業といってもそのレベルは様々でピンからキリまであります。
しかし、イギリスは優秀な一部の生徒のみが大学へ進学します。学ぶ内容も専門的なものが多いのがイギリスの大学です。
このように、イギリスの大学はクオリティーが高く、ケンブリッジ大学のような世界有数の大学もいくつかあります。
世界大学学術ランキングで常に上位のケンブリッジ大学、オックスフォード大学は有名です。大学のレベルが高いために世界中から優秀な学生がイギリスに集まります。
大学では専門分野を学ぶため、アメリカのように入学後の専攻分野の変更や編入をすることなどは、イギリスでは基本的にはできません。イギリスの大学で学ぶ場合は、ある程度学びたい分野が明確に決まっている必要があります。
イギリスの大学は3年制
イギリスの一般的な大学は3年制です。大学では専門分野だけを学びます。
大学で学ぶための基礎はファウンデーションコースという基礎コースで学びます。レポートの書き方やリサーチ方法など大学で学ぶ上で必要なスキルをみっちり9ヶ月程度学んでから大学に進学することが一般的です。
そのため、日本の高校を卒業しただけではすぐにイギリスの大学に留学することはできません。イギリス人の学生と同様、基礎コースで学んでから大学に進学します。
日本で、短大を卒業していたり、大学に1年以上在籍していた場合は、条件が整えば基礎コースを受けずに大学進学することも可能ですが、その場合は高い英語力が求められます。
イギリスの大学へ入学するために求められる英語力は「IELTS」という大学留学のための英語力試験で、6.0程度の英語力が必要で、英検に換算すると「準1級レベル」の高い英語力が必要です。
大学では専門分野を凝縮して学ぶので、授業を理解して課題をこなすためにはそれくらいの英語力が必要だということです。
英語力に自信がない人は、現地の語学学校で学んでから大学に進学する方法もあります。
大学院も1年制
イギリスの大学院のマスタープログラムも1年制で日本やアメリカのプログラムに比べると短期集中型です。
もちろん、期間が短い分内容が凝縮されてハードになりますが、金銭的な問題や、スケジュール的な問題で2年間学ぶのが難しい場合はイギリスで修士号取得も選択肢のひとつです。
まとめ:イギリスへの留学はクオリティー重視!
留学先としてはマイナーなイギリスですが、文化的な面や教育の「質」の点を考えると、とても魅力的な留学先のひとつです。
特に歴史は長く、語学学校も様々なコースを提供していて、留学生を受け入れる環境が整っています。
折角、お金と時間をかけて留学するなら、イギリスなど様々な留学先を調べ、ご自身に一番合った国とプログラムで留学したほうがよいでしょう。
そのためにも、早い段階から準備を始めることをオススメします。
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