アメリカへ留学してみたいと思っていますか?
映画やドラマを見たり、またアメリカへ海外旅行へ行って、実際に住んでみたい!という方も少なくはないはずです。
特に、英語を学び始めると、ネイティブの環境でもっと深く学びたい、英語をたくさん使ってみたいと思う方も多いのではないでしょうか。
目次
- 1 アメリカ留学の種類
- 2 アメリカ留学(語学留学)の費用はどのくらい?
- 3 アメリカ留学|私立大学と州立大学の費用
- 4 2024年版|アメリカの大学ランキング20
- 5 アメリカ留学が人気の理由
- 6 アメリカの大学の特徴とメリット
- 7 アメリカ留学のデメリット
- 8 アメリカ留学はどんなビザが必要?
- 9 アメリカ留学で学べるのは語学だけじゃない!
- 10 アメリカ留学に向いている人
- 11 アメリカ留学とイギリス、カナダ、オーストラリアの違いは?
- 12 アメリカ留学する際の持ち物リスト
- 13 まとめ:英語習得なら「アメリカ留学」という発想はやめよう!
- 14 アメリカ留学準備におすすめのオンライン英会話6選
- 15 アメリカ留学におすすめの留学相談先・留学エージェント5選
アメリカ留学の種類
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一口にアメリカ留学といっても様々な留学があります。
留学は大きく分けて2つのタイプがあります。語学学校で英語を学ぶ語学留学と、大学、高校など現地の学生と同じ学校に通う正規留学です。
1ヶ月から短期で気軽にできる語学留学
語学留学は1ヶ月未満の短いものから、1年くらいの長期まで期間が選ぶことができます。
また、語学学校の場合英語力がほとんどない状態からでも、留学は可能でハードルが低く気軽に留学することができます。
アメリカ人学生と一緒に学ぶ正規留学
正規留学の場合は、現地の学校に入学するため長期の留学が前提となります。
また、英語で授業が行われるので、ある程度の英語力がないと入学が認められないので、語学留学に比べるとハードルが高くなります。
語学留学と正規留学については、どちらがいいというのはなく、どちらもメリット、デメリットがあります。目的、期間、予算など様々な物を考慮してご自身にあったものを選ぶと良いでしょう。
アメリカ留学(語学留学)の費用はどのくらい?
アメリカ留学と言っても、滞在期間でもその費用は変わったり、アメリカ滞在時の出費でも費用はかわります。
滞在期間別には、あくまで目安ですが以下の費用がかかります。
アメリカ留学の費用:1ヶ月間(短期留学など)
<①滞在準備>
- 往復航空券:約10~25万円
- 保険:1~3万円
- ビザ(eTA):2,000円(14ドル)
<②現地での費用>
- 学校の授業料:約10万~50万円
- 滞在費、宿泊代:約5万~15万円
- 生活費(食費その他):約5万~10万円
費用合計(①+②):約31万2000円~103万2000円
航空券を取るタイミングや語学学校と滞在場所などのグレードで費用は変動しますが、約30万~100万程度の費用となります。
アメリカ留学の費用:3ヶ月間
<①滞在準備>
- 往復航空券:約10~25万円
- 保険:3~10万円
- ビザ(eTA):2,000円(14ドル)
<②現地での費用>
- 学校の授業料:約30万~100万円
- 滞在費、宿泊代:約15万~45万円
- 生活費(食費その他):約15万~30万円
費用合計(①+②):約74万2000円~210万2000円
航空券を取るタイミングや語学学校と滞在場所などのグレードで費用は変動しますが、約70万~200万程度の費用となります。
アメリカ留学の費用:6か月間(半年)
<①滞在準備>
- 往復航空券:約10~25万円
- 保険:7~20万円
- ビザ(eTA):24,000円(160ドル)
<②現地での費用>
- 学校の授業料:約60万~200万円
- 滞在費、宿泊代:約30万~90万円
- 生活費(食費その他):約30万~70万円
費用合計(①+②):約139万4000円~407万4000円
航空券を取るタイミングや語学学校と滞在場所などのグレードで費用は変動しますが、約130万~400万程度の費用となります。
アメリカ留学の費用:1年間
<①滞在準備>
- 往復航空券:約10~25万円
- 保険:10~40万円
- ビザ(eTA):24,000円(160ドル)
<②現地での費用>
- 学校の授業料:約120万~400万円
- 滞在費、宿泊代:約60万~180万円
- 生活費(食費その他):約60万~140万円
費用合計(①+②):約262万4000円~787万4000円
航空券を取るタイミングや語学学校と滞在場所などのグレードで費用は変動しますが、約250万~700万程度の費用となります。
アメリカ留学|私立大学と州立大学の費用
語学学校以外にもアメリカの大学へ留学したい場合、私立大学と州立大学があり、その授業料や学費に違いがあります。
アメリカ留学の授業料・学費|私立大学の場合
例えば、アイビーリーグと呼ばれる名門大学8校(ハーバード、イェール、ペンシルバニア、プリンストン、コロンビア、ブラウン、ダートマス、コーネル)は私立大学です。
私立大学の学費は、州立大学より高くなります。ただし、私立大学でもハーバード大学など名門校と無名の私立大学でも学費の差はあり、大まかな目安としては、1年間の学費で約400万~900万円程度です。
アメリカの私立大学|年間の学費・授業料例
- ハーバード大学:約750万円
- マサチューセッツ工科大学:約850万円
- イェール大学:約900万円
※1ドル150円換算。学費は年によって変動する場合があります。
アメリカ留学の授業料・学費|州立大学の場合
州立大学は私立大学より基本的に安くなります。大まかな目安としては、1年間の学費で約150万~500万円程度です。
ただし、州立大学は州の税金なので、学費や入学審査では州の住民が優先され、留学生などは学費が高くなることもあります。
アメリカの州立大学|年間の学費・授業料例
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校:約650万円
- ワシントン州立大学:約400万円
- ミネソタ大学:約420万円
- ジョージア大学:約450万円
※1ドル150円換算。学費は年によって変動する場合があります。
アメリカの私立大学や州立大学では、私立か州立かだけでなく、州の場所によっても学費が大きく変わってきますので実際に行きたい大学や留学先の候補がある場合はしっかり調べる必要があります。
2024年版|アメリカの大学ランキング20
また、なるべく安い費用でアメリカの大学に留学したいけど、名門の大学や質の高い教育が受けられる大学にも行きたいですよね?
以下では、どの大学が評価が高いのかわからない人に、QS世界大学ランキングによる評価の高い大学の2024年の全米大学ランキングをまとめました。
なお、評価の仕方は、17万の学術論文の分析と5,240人を超える大学の教員と雇用主の専門家の意見に基づいています
【2024年全米大学ランキング】★は州立・公立
順位 | アメリカの大学名 | 場所・州 | 評価 |
1位 | マサチューセッツ工科大学(MIT) | ケンブリッジ (マサチューセッツ州) | 100 |
2位 | ハーバード大学 | ケンブリッジ (マサチューセッツ州) | 98.3 |
3位 | スタンフォード大学 | スタンフォード(カリフォルニア州) | 98.1 |
4位 | ★カリフォルニア大学バークレー校(UCB) | バークレー(カリフォルニア州) | 90.4 |
5位 | シカゴ大学 | シカゴ(イリノイ州) | 90.3 |
6位 | ペンシルベニア大学 | フィラデルフィア(ペンシルベニア州) | 89.4 |
7位 | コーネル大学 | イサカ(ニューヨーク州) | 89.3 |
8位 | カリフォルニア工科大学 | パサデナ(カリフォルニア州) | 87.8 |
9位 | イェール大学 | ニューヘイブン(コネチカット州) | 87.7 |
10位 | プリンストン大学 | プリンストン(ニュージャージー州) | 87 |
11位 | コロンビア大学 | ニューヨーク市(ニューヨーク州) | 85.9 |
12位 | ジョンズ・ホプキンス大学 | ボルチモア(メリーランド州) | 84.5 |
13位 | ★カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA) | ロサンゼルス(カリフォルニア州) | 83.8 |
14位 | ★ミシガン大学アナーバー校 | アナーバー(ミシガン州) | 81.7 |
15位 | ニューヨーク大学(NYU) | ニューヨーク市(ニューヨーク州) | 79.5 |
16位 | ノースウェスタン大学 | エバンスト(イリノイ州) | 76.2 |
17位 | カーネギーメロン大学 | ピッツバーグ(ペンシルベニア州) | 73.7 |
18位 | デューク大学 | ダーラム(ノースカロライナ州) | 72 |
19位 | ★テキサス大学オースティン校 | オースティン(テキサス州) | 71.8 |
20位 | ★カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD) | サンディエゴ(カリフォルニア州) | 70 |
ここに入りきらなかった米国の大学にも名門大学がたくさんあります。
アメリカ留学でどの学校が合うのかわからない場合には、留学エージェントに相談し、もっと詳しい情報や自分にあった学校情報を得るのもおすすめです。
アメリカ留学が人気の理由
近年では、英語だけをとっても世界中の様々な国へ留学することが可能になりましたが、それでも留学先としてはアメリカが一番人気です。
人気の理由は、世界で使われているスタンダードの英語はアメリカ英語だということがまず一つあります。また、ビジネス的にも政治的にもアメリカは世界で重要な位置を占めていて、その文化にじかに触れたいという人も多くいます。
また、アメリカは古くから留学生を受け入れてきた文化があり、外国語としての英語を教える施設や環境が整っていて、留学生を受け入れる体制が整っています。語学学校の数も沢山あり、目的や好みに併せて選ぶことができます。
その他にも、アメリカは世界中から優秀な人を留学生として受け入れる体制が整っているので、アメリカに留学しながら世界の人と出会い、交流することができます。その環境は、国際的に活躍したいと思っている方には最適な場所といえるでしょう。
アメリカの大学の特徴とメリット
アメリカへの留学が人気なのですが、その特徴は何なのでしょうか?
ここではそれらのいくつかをご紹介します。
大学数と様々な専攻分野
なんといっても、アメリカは大学の数が多く、専攻も様々な分野から選ぶことができます。
この数は、日本の約750校、イギリスの約300校、オーストラリアの約40校などと比べると、いかに数が多いかがわかっていただけると思います。
専攻分野は日本にはないものがたくさんあります。変わったものでは、オークションについて特化して学ぶカリキュラムや、美人コンテストの勝利法、ゴルフコースの経営法などといったカリキュラムまであり自分にあった専攻分野を探すことができます。
専攻は入学後に決めればよい
日本の大学は学部を決めて受験をしますが、アメリカは2年目までは一般教養を学ぶためその間に専攻分野を決めればよいことになっています。
また、複数の専攻を同時に学ぶことも可能で、学生が比較的自由に自分のためのカリキュラムを組み立てて学習することが可能です。また、学んでいく中で、入学した大学に学びたい専攻分野がない場合は他大学に編入することも可能で、比較的頻繁に行われています。
4年かからずに卒業も可能
アメリカの大学は基本的には日本と同じ4年制ですが、単位制なので単位を取得してしまえば短い期間での卒業も可能です。
夏休みにサマースクールと言われる夏にも単位がとれるコースがあるので、それらをうまく活用すれば日本人留学生でも3年~3年半で卒業する学生もいます。
アメリカ留学のデメリット
ここまで、アメリカ留学の良いところを紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
留学の費用は高額
アメリカだけでなく全般的に言えることですが留学にはそれなりの費用がかかります。
特に近年アメリカの語学学校や大学では財政難から年々学費が上がっています。年間の上昇率が5%を超えている大学も多くあり、それほど遠くない未来に天文学的数字に達するのではないかとジョークで割れるほどです。
特にアメリカはアイビーリーグをはじめとする、レベルの高い大学ほど学費が高くなる傾向にあります。また、州立大学など、日本の公立大学のような大学もありますが、州の税金で運営されているため州内からの学生と州外の学生では学費が違い州外の場合、州内の学生よりも2倍の費用がかかるというケースも多くあります。もちろん、留学生は州外の学生扱いになります。
学費については、アメリカは奨学金制度が充実していて返済不要で留学生でももらえる可能性がある奨学金も多くありますので、検討することをオススメします。それらを検討した上で、実際にかかる費用を見て留学全体でかかる費用を概算し、最後まで支払えるのかや、留学で得られるメリットがそれにかかる費用と比べて妥当なものなのかなど冷静に検討して決める必要があります。
治安の問題
日本の治安の良さは世界でもトップレベルです。比べて、アメリカは銃社会ですし、治安は日本に比べると良いとはいえません。
普段の生活で気をつけて生活している分には問題はありませんが、地域によってはアジア人が歩くだけでも危ない地域はありますし、夜は気軽に1人で出歩ける場所はとても少ないです。それを十分認識して生活しなければいけません。
このようなことを書いてしまうと、心配してしまう人も多いかもしれませんが、治安の問題は、ある程度、知識を持って危ないところに行かない、狙われるような行動をしないなど対策を取っていれば、大きなトラブルに巻き込まれずに安全に留学生活を送れることがほとんどです。
まとまった時間が必要
短期の語学留学などもありますが、ある程度の成果や学位取得を求めて留学するならそれなりの時間が必要です。
短期留学として一般的なのが3ヶ月の期間が人気なのですが、普通の学生や、社会人であれば長期の時間を開けるというのは、かなり大変です。ましてや正規や長期である1年以上になると、その間日本では働けないので金銭的デメリットや、仕事のブランクなども出てしまいます。
しかし、目的意識をしっかりもって留学すれば、その期間に日本にいては味わえないような様々な経験や、現地で身につける生の英語など、その時間分の価値がある体験を得ることができると思います。
留学したら英語が話せるようになるのか?
「留学したら英語が話せるようになるのか?」という疑問は、留学をする多くの人が抱く疑問だと思います。
残念ながら、全ての人が英語を話せるようになるというわけではありません。留学してもほとんど英語を話せないまま帰国してしまう人も多くいます。
完璧な英語の環境のアメリカで生活するといっても、基本的な大人としての知識があれば、英語がなくても日々の生活は事足りてしまいます。
ロサンゼルスにお住いの80歳前後の女性は「40年以上ここで暮しているけれど、私は英語が全く話せないの。」とおっしゃっています。また、「買い物するのも、バスに乗るのも、英語は必要ないしね。」とも。英語の書類が家に届いたときだけ、日本から駐在で来ているビジネスマンに、読んでもらうのだそうです。
しかし、これが特別なケースではありません。
実際多くの語学学校や、現地の学校には日本人学生が留学していて、そのコミュニティーの中で過ごしてしまい、留学したのに日本に帰ってTOEICや英検を受けてもそれほど高い点数がとれないということもよくあります。
アメリカ留学はどんなビザが必要?
いざ、アメリカ留学するとなると、ビザが必要になります。
ビザ(査証)とは入国許可証のことで、目的に応じて異なる種類のビザが用意されています。以下に主な留学ビザについて簡単に説明します。
※なお、旅行・観光目的であれば「ESTA」と呼ばれる電子渡航証システムに登録すれば、ビザなしで入国・短期滞在ができます。
- F-1ビザ(学生ビザ):
- 対象: 大学、語学学校などでの正規の学問または言語学習を目的とする留学生
- 条件: 留学先の学校からI-20証明書を取得し、SEVIS(Student and Exchange Visitor Information System)に登録する必要があります。
- 有効期間: 入学後の学位取得まで有効。最大5年。
- J-1ビザ(交換留学生・研修生・研究者ビザ):
- 対象: 文化交流、教育プログラム、フェローシップなどの交換留学生
- 条件: スポンサー組織や教育機関からDS-2019証明書を取得し、スポンサーのプログラムに参加する必要があります。
- 有効期間: プログラム期間に応じて異なる。
- M-1ビザ(専門学生):
- 対象: 専門学校での職業訓練や技術系の学習を目的とする留学生。
- 条件: 留学先の職業訓練プログラムに受け入れられ、SEVISに登録する必要があります。
- 有効期間: プログラム期間に応じて異なる。
留学者は、ビザ取得の前に留学先の学校から発行されるI-20やDS-2019などの証明書を取得し、アメリカ合衆国の大使館や領事館でビザ面接を受ける必要があります。また、留学前にSEVIS料金を支払うことも一般的です。
ただし、一部の国や地域はビザ免除プログラムに参加しており、90日以内の短期滞在などの場合はビザが不要なこともあります。留学の具体的な条件や手続きは個人の状況により異なるため、具体的な情報はアメリカの大使館や領事館、留学先の学校などで確認することが重要です。
アメリカ留学で学べるのは語学だけじゃない!
留学というとどうしても英語力を身につけるためのものと考えてしまいがちですが、英語だけであれば日本でも学ぶことができます。実際、留学せずにTOEIC900点以上取る人もいます。
そんな中、あえてお金と時間をかけて留学するなら、それ以上のプラスαを体験して学んで来るべきだと思います。
実際にその国の文化に触れて、その国の人たちとじかにコミュニケーションをすることで見えることはたくさんあります。
言葉の背景には文化があります。その文化を知ることで、さらに深いコミュニケーションができるようになります。それだけでなく、国外に出たからこそ見える日本のことも留学で学べることのひとつです。
また、言葉があまり通じない中でも一生懸命コミュニケーションをする中で、言葉以外のコミュニケーション能力が上達します。その能力は、日本語でコミュニケーションをする中でも役に立ちます。
それ以外にも、たくさん学べることがあります。アメリカの授業ではライティングやスピーチなど表現をすることが必須です。学校で学ぶ中で、これらのスキルも身につけることができます。
アメリカ留学に向いている人
アメリカだけではなく、海外への留学に向いている人と向いていない人がいます。
それでは、どのような人が留学に向いているのか?を見てみましょう。
自分で考え行動できる人
留学で成功する人の多くが、自ら考え行動できる人です。
留学先で、どう生活するか、どのように英語力を身につけるか、どんな経験をするかは自分で決めなければなりません。
また、見ず知らずの土地で友達や家族がいない中で、新しく友達など関係を作っていくには、自分から積極的に行動する必要があります。
自分で考え積極的に行動できる人にとっては、アメリカはすごく向いている土地です。どんどんチャンスが与えられ、英語だけでなく様々な体験をして充実した留学生活になるでしょう。
いい具合に適当で楽観主義な人
文化が違うだけで思い通りに行かないことがたくさんあります。思わぬハプニングが起きたり、言葉も思うように上達しないこともあります。
その時に、神経質に考え過ぎてしまう人だと、留学生活で身がもちません。ある程度、楽観的に物事を見られるくらいの人のほうが留学には向いています。
特にアメリカは、何事においてもおおざっぱな面が多く、それをいちいち日本の基準にあてはめて考えてしまうより、ある程度気楽に「そういうこともあるか」くらいに考えられる方が、留学生活の様々なことをうまく乗り越えることができます。
勉強が好きな人
あたりまえですが留学は「勉強しに行く」わけです。課題も沢山出ますし、平日はほとんど勉強で終わります。
昼間は授業で、家に帰ると授業の予習と課題をこなすということが留学生活のメインです。土日のうち半分くらいを遊んで、残りはまた勉強です。語学学校でももちろんそうですが、正規留学となるとさらに、寝る間も惜しんで勉強です。
日本の学校での成績が必ずしも良い必要はないですが、最低限勉強が好きで、勉強したいと思う人でないと留学生活は難しいかもしれません。
勉強はあまりしたくないという方は、他の国のワーキングホリデーや、長期の旅行などを考えてみることをオススメします。
アメリカ留学とイギリス、カナダ、オーストラリアの違いは?
アメリカに留学を考えているけど、イギリス、カナダ、オーストラリアなどと比べてどうなの?と思っている人に、各国のメリット、デメリットを簡単にまとめてみました。
国名 | メリット | デメリット |
アメリカ | ・名門大学、教育の質が高い ・都市、学校数、選択肢が多い ・最先端のサービス、ビジネス | ・費用、物価が高い ・治安が悪い ・ビザの条件が制限 |
イギリス | ・名門大学、教育の質が高い ・都市、学校数が多い ・ヨーロッパの周辺国が近い ・イギリス英語、文化 | ・費用、物価が高い ・食事の質が高くない ・天気が悪い、不安定 ・治安がやや悪い |
カナダ | ・米英より費用が安い ・訛りのない綺麗な英語 ・自然が多い ・アメリカに近い ・治安がいい | ・雪、冬は寒い ・日本人留学生が多い |
オーストラリア | ・費用が安い ・気候が良くて住みやすい ・自然が多い ・治安がいい ・学生ビザで就労可能 ・日本との時差が少ない | ・訛りのある英語 ・日本人留学生が多い |
アメリカ留学する際の持ち物リスト
アメリカ留学が決まっていて荷物などの準備をする場合には、以下が持ち物リストになります。
必須の持ち物リスト
- 海外航空券
- パスポート
- 米国電子渡航認証(ESTA)※ビザなしの場合
- ビザ取得証明書
- 入学許可証
- 残高証明書(英文)
- 現金、海外対応のキャッシュカード、クレジットカード
- 海外旅行保険契約証
- 証明写真(5枚程度)
- 国際運転免許証
- 衣類
- PC、スマホ、充電器、電子機器、変圧器、文具(少量)
- 常備薬、コンタクトレンズ・洗浄液、眼鏡
- 洗顔、ヘア・スキンケア用品、化粧品、歯ブラシ、爪切り、耳かき、綿棒など
- 洗剤、洗濯用品、洗濯ネット
- ハンカチ、タオル、ポケットティッシュ、生理用品
その他の持ち物リスト
- 電子辞書、電卓、日本の紹介本、地球の歩き方(アメリカ)など
- 日本食、お箸
- 折り畳み傘、雨具
- サングラス、スリッパ、水着
- ホストファミリーなどへのお土産
まとめ:英語習得なら「アメリカ留学」という発想はやめよう!
全ての人が留学に向いているわけではありません。状況や性格、様々なものを考慮して留学をするかどうか考えるべきです。
英語力だけで考えると、日本で身につけることは十分に可能です。
しかし、留学では直にその国の文化に触れて、体感することができます。その経験は、実際にコミュニケーションの場でとても役立ちます。また、専門的で、より進んでいる分野をアメリカで学ぶことが出来るなら是非チャレンジしてみて下さい。
単に、「アメリカへ行けば英語が習得できる」という考え方だけは避けたいものです。ここでご紹介した内容が、これからの選択に役立てて頂ければ幸いです。
アメリカ留学準備におすすめのオンライン英会話6選
よって、アメリカ留学前に少しでも滞在先での英会話を上達させておきたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、留学前のおすすめオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
【おすすめレッスン・教材】 ・実用英会話レベル3 ※チャプター4「Vacations」(旅行に関する内容) ・実用英会話 レベル5 ※チャプター4「Travel」(旅行に関する内容) |
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。
ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
【おすすめレッスン・教材】 ・旅行英会話(シチュエーション別の英会話を学びたい人のための内容) |
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
【おすすめレッスン・教材】 <旅行で使える英会話 シリーズ>
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通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
【おすすめレッスン・教材】
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「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
【おすすめレッスン・教材】
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「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
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また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
アメリカ留学におすすめの留学相談先・留学エージェント5選
アメリカ留学の大学や語学学校を選ぶ際には、留学エージェントに事前相談したり、どこが自分にベストな学校なのかを事前に知っておくことが大切です。
ここでは、アメリカの留学相談でおすすめのエージェントを5つご紹介します。
- U-LABO
- 夢カナ留学
- スマ留
- StudyIn(スタディーイン)
- 留学情報館
それぞれ順番に見ていきましょう。
アメリカ名門大学進学なら「U-LABO」
U-LABOは、世界トップレベルのカリフォルニア大学(UC)への編入学を実現するための留学サポートを行うエージェントです。
編入制度を熟知した専門カウンセラーが的確なアドバイスやフォロー、保護者への定期報告、UC編入後から就職までをもカバーするトータルサポートを強みとしています。
また、合格率でも7年連続でカリフォルニア大学(UC)の合格率100%・UCトップ校合格率89%と圧倒的な合格実績を誇っています。
U-LABOでは無料カウンセリングを実施していますので、気になる方はぜひ相談してみてください。
実質0円留学・オーダーメイド留学なら「夢カナ留学」
夢カナ留学は、安い費用でかつ自分の目的に合うようにオーダーメイドの留学・ワーホリプランを提案してくれる留学エージェントです。
一般的な留学エージェントでは、語学学校先からの紹介報酬(日本人が多く、授業料も高い学校など)で収益を得たりしているケースがあります。
その点、夢カナ留学は紹介報酬に依存していないため、余計な費用負担がかからない分、
- 安くてオーダーメイド型の留学プラン
- 実質0円の留学プラン
- 日本人割合が15%以下の語学学校先
など、それぞれに合う留学プランを提案してくれます。
留学費用を安く抑えたい方、実質0円の留学プランが気になる方などは、無料カウンセリングを受けてみましょう。
格安留学なら「スマ留」
スマ留は、留学のクオリティはそのままで従来の最大半額の費用で最短1週間から行ける、格安留学エージェントです。
スマ留の料金プランは、全てがパッケージになっていてシンプルです。授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みで他社と比べて最大半額。25週間以上の留学であれば、最低価格保証サービスを行っています。
さらに他社であれば、別途20~30万のサポート料金がかかる所もありますが、スマ留では一切追加費用がかかりません。
クオリティは確保しながら格安料金や最安値で留学したい人は、一度、スマ留の無料カウンセリングに相談してみてはいかがでしょうか。
SNS登録者170万人で人気!StudyIn(スタディーイン)
StudyInは、公式YouTubeやTikTokなどSNS登録者数が170万人以上、著名人や有名大学・企業から紹介など口コミでも人気の留学エージェントです。
StudyInの特徴は多くのコンサルタントが海外留学や海外就労を1年以上経験しているため、全員の英語力がビジネスレベルという日本でも稀な留学サポート会社である点です。
そんなコンサルタントが海外視察を繰り返し、選び抜いた5%のトップスクールのみ紹介することで結果にコミットし、短期間で圧倒的に英語が話せるようになるための海外留学をサポートしています。
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現地オフィスがあるエージェントなら「留学情報館」
「留学情報館」は、2005年にロサンゼルスで設立された留学エージェントです。2010年からは日本を拠点にしていて、海外で設立されたからこそのリアルな情報・充実のサポートを行っています。
留学情報館の特徴は、
- 手数料無料のサポート
- 出発前英会話レッスンが無料
- 帰国後の英会話レッスンも1年間無料
- 現地オフィス利用が無料(ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨーク、ラスベガスなど)
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