著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

英語のライティング勉強法|コツや書き方・練習問題や無料アプリなど

のべ85,412がこの記事を参考にしています!

英語を書く、というだけで英語力が伸びる勉強法を知っていますか?

また、英語のライティングの基本やコツも学びたいと思いませんか?

インターネット上で、チャットやメールなどライティングのコミュニケーションをする機会も多いですよね。

また、TOEIC(SW)やTOEFL、英検などの試験でも、最近はライティングの試験が導入されています。

英語のライティングというと、少し難しく感じて構えて苦手に感じている方も多いかもしれません。

もちろん、話し言葉より難しいという部分もあります。

しかし一方で、ライティングはマイペースで、辞書で調べながら書くことができ、間違いが起きにくく正確に相手に伝わりやすいです。

さらに、調べながら時間をかけて書くので、書けば書くほど上達していきます。

実は、英語のライティングには日本語との違いや、書き方のコツ、ルールがあるのを知っていましたか?コツやルールを知ると、一気にライティング力がアップします。

ここでは、これらのライティングのコツやルール、ライティング力をアップさせるための勉強方法を詳しく解説します。使えるフレーズや、おすすめのツール、アプリ、TOEICなどテスト向けのライティングのコツなど、英語のライティングに関することを一気にご紹介します。

目次

英語学習としてのライティング勉強法(書き写し)の効果

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英文を単純に真似して、自分のノートやパソコンなどに書き写すという単純なライティング勉強法ですが、それだけで効果はあるのでしょうか?

英語を「書き写す」勉強法|目的別2つの方法と効果・おすすめ教材』の記事でもいくつか紹介していますが、ここでもそのライティング勉強法の効果をご紹介します。

使える英語表現(英単語やフレーズ)に強くなる

英語の書き写しの勉強法は、使える英語表現に強くなる理由はいくつかあります。一般常識化されている、単語帳も不要なります。

  1. 新しい語彙の増加:英語の書き写しをすることで、新しい単語やフレーズを学ぶことができます。これにより、語彙力が向上し、より幅広い表現ができるようになります。
  2. パターンの理解:英語の書き写しをすることで、単語やフレーズのパターンを理解することができます。例えば、文章の構造や文法のパターン、共通の表現方法などを学ぶことで、より自然な英語表現ができるようになります。
  3. 記憶の定着:英語の書き写しを繰り返すことで、英語の単語やフレーズを記憶しやすくなります。この定着した単語やフレーズは、日常的に英語を使う場面で自然に出てくるようになります。

英文法を自然と身に付ける

英語の書き写しは、英文法を自然と身に付けることができる理由がいくつかあります。これができればややこしい英文法書を使う必要がなくなります。

  1. 文法ルールの定着:英語の書き写しをすることで、英語の文法ルールを繰り返し見ることができます。この繰り返しを通じて、ルールが定着し、自然と身に付けることができます。
  2. 文脈の理解:英語の書き写しをすることで、文脈を理解することができます。文脈を理解することで、どのような文法構造を使うべきかが自然と分かり、正しい文法を使うことができます。
  3. パターンの把握:英語の書き写しをすることで、英語の表現パターンを把握することができます。表現パターンを知ることで、英文法をより自然に身に付けることができます。
  4. 読解力の向上:英語の書き写しをすることで、英語の文章を理解する能力が向上します。文章を理解することで、文法のルールや表現パターンを自然と身に付けることができます。

スペルを間違わなくなる(書くスピードが速くなる)

英語の書き写しの勉強法が、スペルを間違わなくなり、書くスピードが速くなる理由はいくつかあります。このコツを身に付ければ、この後解説している、様々な英語ライティング(メールやSNS、プレゼン資料や論文など)の時にとても役立ちます。

  1. スペルの定着:英語の書き写しをすることで、単語のスペルを繰り返し見ることができます。この繰り返しを通じて、スペルが定着し、間違いにくくなります。
  2. スペルのルールを理解:英語の書き写しをすることで、スペルのルールを繰り返し見ることができます。この繰り返しを通じて、スペルのルールを理解し、スペルを間違えにくくなります。
  3. 記憶力の向上:英語の書き写しを繰り返すことで、英単語やフレーズが記憶に定着しやすくなります。この記憶に定着した単語やフレーズは、スペルを書く際にも自然と出てくるようになります。

書き写し勉強法におすすめの英文やアプリ・勉強サイト

今現在の英語レベル合わせて、英語の書き写しをすることをおすすめしています。

初心者向け|書き写しにおすすめアプリ・サイト

  1. 英文: Aesop’s Fables (イソップ物語) – 短くて分かりやすい物語で、基本的な語彙と文法が学べます。 リンク: http://read.gov/aesop/001.html
  2. アプリ: Duolingo – ゲーム感覚で英語を学べるアプリで、書き写しの練習もできます。 リンク: https://www.duolingo.com/
  3. 勉強サイト: BBC Learning English – 初心者向けの英語学習コンテンツが揃っています。 リンク: https://www.bbc.co.uk/learningenglish/

中級者向け|書き写しにおすすめアプリ・サイト

  1. 英文: Project Gutenberg – クラシックな英文学作品を無料でダウンロードできます。 リンク: https://www.gutenberg.org/
  2. アプリ: Lingoda – ネイティブ講師とオンラインで英語を学べるアプリです。 リンク: https://www.lingoda.com/
  3. 勉強サイト: Breaking News English – 短いニュース記事を利用して英語学習ができます。 リンク: https://breakingnewsenglish.com/

上級者向け|書き写しにおすすめアプリ・サイト

  1. 英文: The New York Times – 高度な語彙と表現が学べる英語のニュースサイトです。 リンク: https://www.nytimes.com/
  2. アプリ: italki – ネイティブ講師と個別レッスンが受けられるオンライン英会話アプリです。 リンク: https://www.italki.com/
  3. 勉強サイト: TED Talks – 英語でのプレゼンテーションを学べる動画サイトです。 リンク: https://www.ted.com/talks

英語のライティングをする場面とは?それぞれのコツと例文など

英語を聞く、話すの英語力を鍛えるのに注力する方は多いのですが、実は、「ライティング(書く)」の場面はとても多いんですね。

海外旅行でも、ホテルのチェックイン時、ツアーの申し込みなど、身近に英語ライティングは必要となります。

ここでは、ライティングをする場面のいくつかと、ライティング時に使ういくつかの例をご紹介します。

SNS(チャットやコメント投稿など)

SNSで英文をライティングする際のコツと例文をいくつか紹介します。状況に応じて、短くて分かりやすい表現を心がけましょう。

コツ:

  1. 短くてシンプルな文を使う。
  2. インフォーマルな表現やスラングを適度に使う。
  3. 略語や絵文字を使って、メッセージを短縮する。
  4. 質問を投げかけることで、相手とのコミュニケーションを活性化する。
  5. ポジティブな言葉を使って、友好的な雰囲気を作る。

例文:

  1. 自己紹介
    • Hi, I’m [Your Name] from [Country]. Nice to meet you all! 😊
  2. 質問
    • Has anyone tried the new [Product]? I’d love to hear your thoughts. 🤔
  3. 感謝の表現
    • Thank you so much for your help! I really appreciate it. 👍
  4. お祝いのメッセージ
    • Happy birthday, [Name]! 🎉🎂 Wishing you all the best on your special day.
  5. 賛成の意思表示
    • I totally agree with you, [Name]. That’s a great point! 👏
  6. 慰めるメッセージ
    • I’m so sorry to hear that, [Name]. Sending you hugs and positive vibes. 🤗
  7. イベントや集まりの誘い
    • Hey everyone, we’re having a BBQ this Saturday at 3pm. Feel free to join us! 🍖🌭

メール(カジュアルとビジネスの使い分け)

友達とのカジュアルなメールやビジネスメールで英文をライティングする際のコツと例文をいくつか紹介します。文体や表現に注意しながら、適切な英語を使いましょう。

カジュアルなメールのコツ:

  1. インフォーマルな表現を使う。
  2. 絵文字や顔文字を適度に使って、友好的な雰囲気を作る。
  3. 直接的な言い方や短縮形を使っても構わない。

例文:

  1. 挨拶
    • Hey [Name], how’s it going? 😊
  2. 誘いのメッセージ
    • Wanna grab lunch together tomorrow? 🍱
  3. 感謝の表現
    • Thanks for helping me out the other day! You’re the best. 😄
  4. お詫び
    • Sorry I didn’t get back to you sooner. I’ve been swamped with work. 😓

ビジネスメールのコツ:

  1. フォーマルな表現と丁寧な言い回しを使う。
  2. 目的や要件を明確に伝える。
  3. 敬称(Mr. / Ms.)を使って相手に敬意を示す。

例文:

  1. 挨拶
    • Dear Mr./Ms. [Last Name],
  2. お願い
    • I would appreciate it if you could provide me with the latest sales report.
  3. 情報提供
    • Please find attached the document you requested.
  4. 感謝の表現
    • Thank you for your prompt attention to this matter.
  5. 結び
    • If you have any questions, please do not hesitate to contact me. Sincerely, [Your Name]

友達とのカジュアルなメールとビジネスメールでは、言葉の選び方や文体が大きく異なります。これらのコツと例文を参考にして、適切な英文ライティングを心がけましょう。

英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点』の記事も参考にしてみて下さい。

プレゼンテーション

英語のプレゼンテーションで英文をライティングする際のコツと例文をいくつか紹介します。明確で分かりやすい表現を使い、聴衆にメッセージを効果的に伝えましょう。

コツ:

  1. シンプルで明確な言い回しを使う。
  2. 話の構成を明確にし、順序立てて説明する。
  3. 視覚的なサポート(スライドや図表)を使って情報を補完する。
  4. 聴衆の関心を引くストーリーや事例を用いる。
  5. 適切なトーンとスピードで話すことを心がける。

例文:

  1. イントロダクション
    • Good morning/afternoon everyone, my name is [Your Name], and today I’d like to talk about [Topic].
  2. 目的の説明
    • The purpose of this presentation is to discuss the key challenges and opportunities in our industry.
  3. 話の構成の紹介
    • I’ll begin by providing some background information, then I’ll move on to the main points, and finally, I’ll wrap up with some recommendations.
  4. 話の転換
    • Now, let’s move on to the next point, which is [Point].
  5. 事例の紹介
    • Let me give you an example to illustrate this point. [Describe the example]
  6. 結論
    • In conclusion, [summarize main points] and it’s crucial for us to [take action / make a decision / adapt to changes].
  7. 質疑応答の誘導
    • Thank you for your attention. I’d be happy to answer any questions you may have.

これらのコツと例文を参考にして、英語のプレゼンテーションで英文を効果的にライティングしましょう。聴衆にとって分かりやすく、興味深いプレゼンテーションを作成することが重要です。

英語でプレゼンテーション|3つのパートで使える例文集一覧』の記事も参考にしてみて下さい。

論文

英語の論文で英文をライティングする際のコツと例文をいくつか紹介します。正確で明確な表現を使い、研究の目的や成果を効果的に伝えましょう。

コツ:

  1. 明確で簡潔な言い回しを使う。
  2. 受動態や過去形を適切に使用する。
  3. 専門用語や略語を正確に使う。
  4. 論文の構成(序論、方法、結果、考察、結論)に沿って情報を整理する。
  5. 引用や参考文献を適切に記述する。

例文:

  1. 序論(背景・目的)
    • This study aims to investigate the relationship between [Variable 1] and [Variable 2] in the context of [Research Area].
  2. 方法
    • Participants were randomly assigned to one of two groups: the experimental group and the control group.
  3. 結果
    • The results showed a significant difference between the two groups (p < 0.05), with the experimental group demonstrating a higher [Outcome] than the control group.
  4. 考察
    • One possible explanation for this finding is that [Explanation]. However, further research is needed to confirm this hypothesis.
  5. 結論
    • In conclusion, this study provides evidence that [Variable 1] has a positive impact on [Variable 2]. These findings have important implications for [Application/Area of Research].

英語の論文については、『英語の「論文」|絶対に押さえたい9つの書き方の基本と例文』の記事も参考にしてみて下さい。

ライティングを学ぶ4つの学習メリット

英語のライティングのコツや勉強法をご紹介する前に、英語のライティングを学ぶメリットについて、少し触れたいと思います。

アウトプットの練習ができる!

ライティング学習の最大のメリットはアウトプットの練習になるという点です。

どうしても、英語学習は、聞いたり読んだりとインプットが多くなりがちです。

英語を話せる機会があれば話す練習ができますが、独学している人の中には英語を話す機会がほとんどないという人も多いのではないでしょうか。

ライティングは、相手がいらないので好きな時間に好きなだけアウトプットの練習をすることができます。

語彙力や表現力がアップする!

英語のライティングのトレーニングをすると、語彙力や英語の表現力が確実にアップします。この効果は英語ライティング勉強法の「書き写し」と同じ効果があります。

というのも、書くためにわからない単語や、言い回しを都度調べるからです。

単語帳を暗記する場合より、考えたり調べたりする時間と労力があるので、記憶として定着しやすいです。

さらに、実際の文章の中で使うために調べているので、実践的な知識として身につきやすいです。

ライティングをしている中で、繰り返し出てくる表現もありますし、例文にも多く触れるため、単語だけでなく幅広い英語表現が身につきます。

間違いやすいポイントを見つけられる!

英語のライティングをした後に、見直しをすることで自分が間違いやすいポイントを知ることができます。

主語が三人称単数なのに、動詞の原形を使ってしまったり、冠詞の「a」や「the」を忘れてしまったりなどの細かいミスは、会話で話していると気づきにくい部分です。

ライティングで書いたものを見直して、何度も同じミスがでてくると、自然に気をつけるようになり細かいミスが減っていきます。

可能であれば、ネイティブや英語が得意な人に添削してもらうと、自分で気づきにくいミスや、英語として意味が伝わらない部分なども確認できます。

なお、英文添削アプリ「アイディー」など世界中の講師から英作文添削指導が受けられるアプリもあり、最初に無料のお試しポイント(1200円相当)などついてたりして、同時に日替わりの英作文課題など学習機能も充実しているので、ぜひ試してみてください。

IDIY(アイディー)

自分のペースで正確なコミュニケーションができる!

一見、難しく考えられがちなライティングですが、ビジネス等の場面では、会話よりメールなどライティングのほうが簡単な場合もあります。

ライティングの場合、相手が目の前にいないので、自分のペースで調べながら書くことができます。

同僚に英語が得意な人がいれば、確認しながら書くこともできます。うっかり、間違って数字を言ってしまう等のミスが少ないのがライティングです。

さらに、途中で相手が話しかけてくることもないので、焦ったりすることもありません。

英文ライティングの練習や上達法

最後に、英語のライティング力を向上させるための、効果的な学習方法をご紹介します。

英文ライティングに必要な英文法のおさらいをする

伝わりやすい文を書くためには、文法の知識は必須です。

難しい文法を勉強する必要はありませんが、5つの文型や時制など中学レベルの基本の文法に自信が無い方は一度おさらいしましょう。

因みに、英文のライティングにおいては、絶対に必要な英文法をいくつか紹介します。

  1. 主語と動詞の一致 主語と動詞が一致しているかどうかを常に確認しましょう。例えば、「The dog barks.」という文では、主語の “dog” に対して、動詞の “barks” が一致しています。
  2. 文の語順 英語では、基本的に主語-動詞-目的語(SVO)の順序になります。文の語順を正確に把握し、適切な位置に語彙を配置することが重要です。
  3. 形容詞と副詞の使い分け 形容詞は名詞を修飾するために使用され、副詞は動詞や形容詞、他の副詞を修飾するために使用されます。例えば、「She sings beautifully.」という文では、”beautifully” が “sings” という動詞を修飾するために副詞が使われています。
  4. 動詞の時制 動詞の時制は、過去、現在、未来などの時間を表します。時制を正確に使用することで、文の意味が明確になります。
  5. 文法的に正しい前置詞の使用 英語には前置詞が多数存在し、文法的に正しい前置詞を使用することが非常に重要です。例えば、「I am going to the store.」という文では、”to” が正しい前置詞です。

中学英語の英文法14選!TOEICや英会話にすぐに役立つ』の記事を参考にしてみて下さい。

英語のプレゼンや論文のライティングでよく使う表現を身に付ける

先ほどの例文でもいくつか紹介していますが、ビジネスでの英語のプレゼンや論文などの英語のライティングではよく使うフレーズがあります。

それらのフレーズを、一通り覚えておくとフォーマルな表現の時にも便利です。

ライティングでよく使う表現の例は下記となります。

  • First of all:まずはじめに
  • For example:例えば
  • Such as~:~のような
  • In addition:加えて
  • In fact:事実
  • In my opinion:私の意見では
  • On the other hand:一方で
  • In other words:言い換えれば、つまり
  • In comparison with:~と比較すると
  • However:しかしながら
  • Moreover:その上
  • Furthermore:その上、さらに
  • Nonetheless:それにもかかわらず
  • In order to~:~するために
  • As a result:結果として
  • In conclusion:結論は
  • To sum up:まとめると、要するに

英語の論文については、『英語の「論文」|絶対に押さえたい9つの書き方の基本と例文』、英語のプレゼンについては、『英語でプレゼンテーション|3つのパートで使える例文集一覧』の記事を参考にしてみて下さい。

英字新聞や本のリーディングやサマリーを書く

中級以上の人におすすめなのが、英字新聞のリーディングやそのサマリーを書く勉強法です。

ライティング力をアップさせるために欠かせないのが、リーディングです。

書く練習ももちろん大切なのですが、それだけ繰り返していても上達しません。リーディングで、英語表現をインプットする必要があります。

本や英字新聞を読むと、繰り返し出てくる表現や単語があるので、自然と覚えることができます。

また、単語帳ではなく、実際の文章で覚えるので、ニュアンスなども正確に覚えることができます。絵本や幼児向けの簡単な本などでもいいので、レベルにあわせて本を読んでみましょう。

英文を読んでいる時に、「この表現使えるな」というフレーズがあればノートにメモしましょう。英文を書く時に、そのノートを見ながら書くと、表現の幅が広がります。

それと英字新聞の好きな記事を1つ選んで読んで、内容の簡単なまとめや、感想などを英語で書きます。

記事内の表現を一部使ってもOKです。

英字新聞は短くて読みやすいですし、文法的にも表現的にも正しいものが使われているので、ライティングの参考にもとてもおすすめです。

例えば、英字新聞をサマリーする勉強法において気を付けるべき点と具体的な例は以下の通りです。

  1. 主要な情報を抽出する
    • 記事のタイトル、サブタイトル、本文の冒頭部分から主題となるキーワードや重要な情報を抽出しましょう。

例: タイトル – “New Electric Vehicle Breaks World Speed Record”

  • キーワード: New electric vehicle, world speed record
  1. 5W1Hを明確にする
    • 記事の内容をWho(誰が)、What(何を)、When(いつ)、Where(どこで)、Why(なぜ)、How(どのように)の観点から整理しましょう。

例:

  • Who: A new electric vehicle company
  • What: Broke the world speed record for electric vehicles
  • When: Yesterday
  • Where: At a test track in Nevada
  • Why: To demonstrate the performance capabilities of their new vehicle
  • How: By reaching a top speed of 320 km/h
  1. サマリーを短くまとめる
    • 抽出した情報と5W1Hを基に、短くて分かりやすいサマリーを作成しましょう。

例: “A new electric vehicle company broke the world speed record for electric vehicles yesterday at a test track in Nevada by reaching a top speed of 320 km/h, showcasing the performance capabilities of their new vehicle.”

  1. 主張や結論を把握する
    • 記事の主張や結論を理解し、サマリーに含めることができれば、より効果的なサマリーになります。
  2. 自分の言葉でまとめる
    • サマリーを作成する際には、できるだけ自分の言葉で書くようにしましょう。これにより、理解度が向上し、英語表現力も鍛えられます。

注意点:

  • 記事の内容を正確に理解し、サマリーに誤りがないように注意しましょう。
  • 時制や表現が一貫していることを確認しましょう。
  • 記事を複数回読み、理解を深めることで、より効果的なサマリーが作成できます。

購入しなくても、オンラインで無料で読めるものもたくさんあります。おすすめの英字新聞は『おすすめの英字新聞|レベル別で初心者も上達!5つの勉強法とコツ』でご紹介しています。

英語でのスケジュールでライティングの癖を付ける

身近なライティングで今すぐ出来る勉強法となると、英語でのスケジュールです。

日々の計画を英語で書く癖をつけてみましょう。しかし、そこには略語などが多く使われるのでフォーマルなライティングではないのですが、スタートとしてはベストでしょう。

注意点:

  1. イベントやタスクの名称を簡潔にする。
  2. 曜日、月、日付を正確に記入する。
  3. 時間表記は24時間制(ex. 13:00)または12時間制(ex. 1:00 PM)に統一する。
  4. 場所や参加者が必要な場合は、適切に記入する。

コツ:

  1. 短縮形や省略形を使用してスペースを節約する。
  2. タスクやイベントの優先順位を明確にするため、色分けや絵文字を利用する。
  3. 繰り返しイベントは、適切な間隔で設定する(例: 毎週水曜日)。
  4. リマインダーやアラームを設定して、イベントやタスクの開始時間を忘れないようにする。

例:

  1. タスク(簡潔に)
    • Buy groceries
    • Finish report
    • Call dentist
  2. 会議(日時・場所・参加者)
    • Mar 23, 10:00 AM – 11:00 AM | Team Meeting | Conference Room
    • Apr 3, 2:00 PM – 3:00 PM | Client Presentation | Zoom
  3. イベントやアポイントメント(日時・場所)
    • June 10, 7:00 PM | Dinner with friends | Sushi Restaurant
    • May 5, 9:00 AM | Doctor’s Appointment | Family Clinic
  4. 繰り返しイベント
    • Every Monday, 6:30 PM – 7:30 PM | Yoga Class | Fitness Center
    • 1st Friday of each month, 4:00 PM – 5:00 PM | Monthly Meeting | Office

スケジュールの英語|ビジネスでも活用!18例文と略語など』を参考にしてみて下さい。

初心者には英語での日記をおすすめ!

初心者の場合、英語ライティングの学習として、スケジュールと同様に有効なのが日記です。

日記は、身近で簡単な話題で練習することができます。

初歩の段階では特に、毎日少しずつコツコツ書く必要があります。日記であれば毎日気軽に続けることができます。

難しく考える必要はありません。今日したこと、食べた物など簡単な文から始めましょう。最初は5文くらいでもOKです。

初心者が英語で日記を書く際のライティングの注意点やコツと例が下記となります。

注意点:

  1. 現在形、過去形、未来形の使い分けに気をつける。
  2. 語彙を増やすために、使い慣れていない単語や表現を積極的に取り入れる。
  3. 文法やスペルミスがあっても、完璧を目指さずに気楽に書く。

コツ:

  1. 短い文で書くことで、文法の複雑さを減らす。
  2. 感情や意見を述べることで、自己表現力を向上させる。
  3. 一貫した時制を使い、話が破綻しないようにする。
  4. 新しい単語や表現を学んだら、積極的に日記に取り入れる。

:

“Today was a sunny day, so I decided to go to the park. I met my friend Tom there, and we had a great time together. We walked around the park and saw many beautiful flowers. We also had a delicious ice cream from a nearby shop.

After spending a few hours at the park, I went back home and started working on my English homework. It was a bit difficult, but I managed to finish it before dinner. In the evening, I watched a movie with my family. Overall, I had a fun and productive day.”

これはあくまで例文で、先ほど申し上げたように、まだ自信が無い方は5英文程度からスタートしましょう!

日記を使った学習方法は、詳しくは『英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21つの基本例文』で解説しています。

仕事での英語メールでライティング力を鍛える

特にビジネスで英語のメールが必須の方は毎日がライティングの練習場で上達できる環境です。

英文でメールを書くにも様々なルールがあります。一度そのようなルールを押さえると簡単ですので、『英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点』の記事を参考にしてみて下さい。

英文ライティングに役立つ!参考書や添削・校正ツール・アプリ

自分が英文を書く時に必要なルールやその後の添削の時に役立つツールやアプリ、参考書をここではご紹介します。

誰にも添削してもらえないから、英文のライティングの練習ができない!とならないような役立つものばかりです。独学に是非ご活用ください。

おすすめの英文ライティングのルールブック

先ほどご紹介した英文をライティングする際のルールの他に、ピリオドやカンマの使い方など、細かいルールがあります。

このようなルールは、本にまとめられています。ライティングをする際に、ルールを確認するための辞書としても1冊持っておくと便利です。

おすすめのルールブックは、デイヴィッド・セイン (著)の『英語ライティングルールブック 第3版 正しく伝えるための文法・語法・句読法』というものです。

おすすめの英文校正ツール・アプリ「Grammarly(グラマリー)

Grammarly(グラマリー)は無料で英文添削ができるツールです。

インターネット上のサイトに文章を入力して、添削してもらうこともできますし、アプリをパソコンにダウンロードして使うこともできます。

スペルミスや文法ミス、前置詞の選択ミスなどをチェックしてくれるので、確認して文章を修正します。

機械チェックのため、自分でも判断必要

ただし、注意点として、機械でのチェックなので、全て正しいわけではなく、最終的に自分で判断する必要があります。

また、GoogleクロームやFirefoxの拡張機能に設定しておけば、メールなどブラウザ上で入力した英語もリアルタイムでチェックしてくれるのでかなり便利です。

Grammarly(グラマリー)

おすすめの英文添削アプリ「IDIY(アイディー)」

Grammarlyのような機械チェックでは安心できず、ネイティブに添削してほしいという方にはオンラインで添削してくれるアプリがおすすめです。

一般的な翻訳会社や、英会話スクールで添削してもらうより早く、格安で添削してもらうことができます。

中でもテレビや雑誌などでも取り上げられて人気なのが、IDIY(アイディー)というアプリです。

月額制のコースや、課題をもらってライティングするコースなど、色々なコースがあります。月額4,980円からとお手軽な金額から、添削をしてもらうことができます。

最初に無料のお試しポイント(1200円相当)などついてたりしてるので、ぜひ試してみてください。

IDIY(アイディー)

英文添削・英作文指導専門「フルーツフルイングリッシュ」

フルーツフルイングリッシュは、日本e-Learning大賞を受賞している英文添削・英作文指導専門のオンライン学習サイトです。

基本的に、TOEIC700点以上の人、比較的高い英語力を持っている人が対象となっていますが、TOEIC500点~600点代の人も利用されています。

TOEICスコア利用者分布
TOEICスコア900~990点1700名
TOEICスコア800~895点3244名
TOEICスコア700~795点2721名
TOEICスコア600~695点1991名
TOEICスコア500~595点2373名

※利用者分布数はフルーツフルイングリッシュ公式HPから引用

フルーツフルイングリッシュでは、英語を書く練習と添削指導を通じて、間違いに気づくことで英語力を伸ばし、正しい英語を使える状態にしていきます。

オンライン英会話で添削

自宅に居ながらスカイプなどでレッスンを受けられる、オンライン英会話。このオンライン英会話のレッスンでは、時間内であれば英文添削OKなスクールも多いです。

毎日レッスンを受けられる月額コースで6,000円くらいからあるので、会話の練習もかねて活用するという方法もあります。

英文ライティングが上達するおすすめのオンライン英会話4選

英文のライティング力を独学で勉強したり、一人で毎日続けるのは難しく感じる人も多いかと思います。

そんな時は、ライティングが学べるオンライン英会話を有効活用するのがおすすめです。ライティングのプロからしっかりとマンツーマンで学べば、「書く力」もどんどん鍛えられて、そっちの方が手っ取り早くて上達が早かったりします。

ここでは、話す力とライティングの両方が身に付くおすすめのオンライン英会話サービスを紹介します。

英文添削メインのレッスンが可能!Native Camp(ネイティブキャンプ)

nativecamp_image

レッスンの特徴

  • 予約不要!5分10分の短時間でも今すぐレッスンできる
  • カランメソッドが学べる
  • ライティングや英作文の添削メインのレッスンが可能

おすすめポイント

  • 1日何度でもOK。レッスン回数は無制限
  • 料金が格安!一律たったの月額6,480円で受け放題
  • 話し放題に加えて「読み放題」と「聞き放題」の自習用コンテンツも多数用意
  • 家族で使えるファミリープランもあって格安
  • 急遽空いた時間など5分10分の短時間から「今すぐレッスン」できる
  • 英語母語のネイティブスピーカー、世界120ヵ国を超える講師陣がレッスン
  • 初心者からTOEIC対策まで13,000を超える豊富な教材
  • カランメソッドをオンライン英会話初の正式提携校としてレッスンを提供
  • レッスンや学習に対する相談を日本人カウンセラーがサポート

講師の特徴

  • ネイティブスピーカーをはじめ、世界120ヵ国を超える講師陣がレッスン
  • 初心者向けに日本人講師による英会話レッスンあり
各コースと料金(税込)・プレミアムプラン1:6,480円/月
(レッスン回数無制限、予約レッスンは別途コインが必要、世界120国の講師、多くの教材が使える)
・プレミアムプラン2:16,280円/月
(上記サービスに加え、英語母語のネイティブを含む全講師、全教材が使える※カランメソッド・英検を除く)
・ファミリープラン:1980円/人
(2親等まで利用可能、人数制限なし ※ネイティブ受け放題オプション追加する場合は9800円/人が必要)
レッスン単価@66円~542円
無料体験レッスンの有無有り

Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。

また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。

その中でライティングを強化したい人は、ライティング英文や英作文の添削をレッスンのメインとして、講師に依頼することができます。

さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。

これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。

ネイティブキャンプの無料体験はこちら

世界最大級のオンライン英会話「EFイングリッシュライブ」

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レッスンの特徴

  • ネイティブから教えてもらえる
  • グループレッスンは世界中の生徒と一緒に受講できる
  • ネイティブ講師からライティング・英作文添削が受けられる

おすすめポイント

  • Apple社と提携、言語学者と共同研究した世界最先端の技術を導入
  • 世界120ヶ国2000万人に選ばれた世界最大級のオンライン英会話
  • 日本e-learning大賞、総務大臣賞受賞
  • 1,200社以上のグローバル企業にも語学研修として採用
  • 月にプライベートレッスン8回、グループレッスンは30回(1日で1回以上受講可能)
  • グループレッスンは世界中の生徒と一緒に受講できる!
  • レッスンと教材は初心者から最上級者まで16段階レベルを用意
  • 4技能学習に加え、ライティングは英作文添削も含まれる
  • 教材は世界有数の言語学者、ハーバード大学、ケンブリッジ大学が共同開発、監修
  • TOEIC、TOEFL、職業別の英語レッスンコース有り

講師の特徴

  • 全てネイティブスピーカー
  • 英語を教えるのが専門の認定プロ講師集団
  • 英語を教えるトレーニングを大学で受けTEFLまたはTKTの資格有
各コースと料金(税込)・マンスリープラン8,910円
(プライベートレッスン月8回・グループレッスン月30回・2000時間を超えるコミュニケーション式レッスン)
・3ヶ月プラン24,900円(8,300円/月)
(プライベートレッスン3ヶ月24回・グループレッスン3ヶ月90回・2000時間を超えるコミュニケーション式レッスン)
・6ヶ月プラン44,900円(7,483円/月)
(プライベートレッスン6ヶ月48回・グループレッスン6ヶ月180回・2000時間を超えるコミュニケーション式レッスン)
レッスン単価@196円~234円
無料体験レッスンの有無有り

EFイングリッシュライブでは、レッスン単価も安いのに講師も英語母語かつ他スクールよりもより厳しい条件をクリアしたプロのネイティブが指導してくれて、さらに教材やカリキュラムもレベル別目的別で世界最高峰のメンバーで開発されたものになっています。

しかも、日本人だけのグループレッスンではありません。世界中の生徒が一緒に参加するため、海外にでも語学留学したかのように授業に参加できます。

それぞれのコースにはリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能学習に加えて、ライティングには、ネイティブ講師による英作文の添削までも含まれています。

講師もフィリピン人講師ではなく、全てネイティブスピーカーなのに月8,910円(税込)と他社より一番安く受けられるのも魅力です。

気になる方は、7日間無料で体験できるので世界最高峰のレッスンと教材に触れてみましょう。

EFイングリッシュライブのサイトを見る

初心者もビジネスライティングが上達!「ビズメイツ」

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レッスンの特徴

  • 初心者から上級者まで30段階のレベル分け
  • 資料や英文メールなど添削依頼が可能

おすすめポイント

  • ビジネス英語に特化したプログラム
  • トレーナーの質の高さが評判
  • 上司、同僚など成果が出た声、評判、口コミが多い
  • オリジナルの5ステップレッスン
  • 自分の仕事に必要な英語スキルが学べる
  • 最短1ヶ月で英会話初心者を卒業可能
  • 資料の添削や面接練習までサポート
  • 自学用や予習用コンテンツが充実
  • TOEICスコアも同時に伸ばせる
  • 大手企業からベンチャーまで1100社以上の導入実績
  • どの端末からでも受講可能

講師の特徴

  • 全トレーナーが各業界の専門家やMBA取得者といった優秀なビジネス経験者(フィリピン人・その他)
各コースと料金(税込)・毎日25分プラン:月額13,200円(@440円)
・毎日50分プラン:月額19,800円(@330円)
・オプション:Video Lesson見放題(+月額990円)
※その他特別プランとして毎日75分プラン(月額29,700円)、毎日100分プラン(月額39,600円)も有り
レッスン単価@330円~440円 ※25分
無料体験レッスンの有無有り

Bizmates(ビズメイツ)は、ビジネス特化型でNo.1と言われるオンライン英会話サービスです。

実際の受講生の感想を見ると、英語初心者がビジネス英語を半年~2年ほどで驚くほどレベルアップしていたり、ビズメイツでビジネス英語がめちゃくちゃ上達した同僚や上司から薦められて受講したという人も多いようです。

Assist Lesson|あなたのビジネス課題をサポート

さらに、Assist Lessonでは仕事での英語の悩みに応じて資料の添削や面接練習までサポートしてくれます。

「Assist Lesson」の活用例

・資料や英文メールの添削依頼
・英語面接対策
・プレゼンテーションの予行演習
・フリートーク

今後、ビジネス英語を得意にしておきたいと思う人は、まずはここをチェックしましょう。

ビズメイツのサイトを見る

書いて話せるオンラインスクール「ベストティーチャー」

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ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。

そして、他のスクールと違って、ベストティーチャーでは、日本人が苦手な「アウトプット(書く、話す)」を鍛えられるように英語で話したいことを書くことから始めます。

4技能全てを鍛えられる

一般的なオンライン英会話サービスは、話すレッスンが多いのですが、ベストティーチャーでは、「1.Writing→2.添削→3.Training→4.Speaking」の流れで「話す」「書く」「読む」「聞く」の4技能の全てを鍛えることができます。

ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。

コース名月額料金(税込)レッスン単価
通常コース12,000円/月@400円
試験対策コース16,500円/月@550円
英検対策コース16,500円/月@550円

※毎月も毎日もレッスン回数は無制限
※レッスン可能時間は24時間可能

ライティングのレッスンから始める理由

ライティングのレッスンから始める理由は、まずは書くことで自分の話したいことが整理できるためです。最初は時間をかけてでも、まずは自分が話したい場面で必要な英語を書き出してみて、話せる場面やフレーズをどんどん増やすことが英会話上達の近道と考えられています。

実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。

【おすすめポイントと特徴まとめ】

  • 英語で話したいことを書くことから始めるオンライン英会話スクール
  • 「ライティング→添削→トレーニング→スピーキング」の流れで4技能全てを鍛える
  • 添削された英文や音声を復習する学習機能「ベストレ」を活用できる
  • 1日のレッスン回数は無制限!
  • レッスン可能時間は24時間可能
  • 世界60ヶ国から集まった多彩な講師陣が指導
  • 通常コース(12,000円/月)から試験対策コース(16,500円/月)まで7コースあり

ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。

ベストティーチャーの無料体験はこちらから

英文ライティングの基本構成

英語のライティングは日本語と書き方が違う部分があります。その違いを知らないと、ネイティブにとっては違和感がある読みにくい文章になってしまいます。

TOEIC(SW)やTOEFLなどでもでてくる、エッセイライティングも、大よそ同じフォーマットです。

まずは、この基本フォーマット(構成)を理解する必要があります。

ライティングには、メール、チャット、論文、プレゼン、日記など様々なケースがありますが、ここでは、一般的な文章のフォーマットを解説しています。

それぞれの書き方(ライティング)については後述しています。

英語の一般的な文章は、下記の構成で書きます。

  • Introduction(導入部)
  • Body(本文)
  • Conclusion(結論)/Summary(まとめ)

日本語では、起承転結で文章を書くことが多いですよね。

英語の文章では、「言いたいこと・重要なことを先に言う」のが原則です。導入部で結論を先に言うケースも多いです。

Introduction(導入部)では、この文では何を伝えたいのかを先に伝えます。

各構成部分は、短いParagraph(段落)にわかれているのですが、このParagraphでも大切なことは常に最初の文に書きます。文章全体を見ても、段落ごとでも、重要なことは常にはじめの方に書きます。

日本人は、展開を楽しみに文章を読んだりしますが、英語の場合、何を伝えたいかを先に明記しないと、読む価値がない、わかりにくいと判断されて最後まで読んでもらえない可能性があるので要注意です。

Introduction、Body、Conclusion/Summaryのそれぞれの内容を、簡単に確認しましょう。

ライティングの「Introduction(導入部)」

Introduction(導入部)には、文全体で伝えたいことや結論を書きます。この部分だけよめば、大よその内容が把握できるように書きます。

また、この部分は読者の興味を引き付ける役割もあります。

単に、文章に書かれていることを羅列するのではなく、「面白そう」「先を読みたい」と思ってもらえるような工夫が必要です。

特に、最初の一文目は、「○○って聞いたことがありますか?」、「~という事実を知っていましたか?」など意外な事実や、相手が何だろうとおもうような質問を入れると効果的です。

ライティングの「Body(本文)」

Body(本文)では、Introduction(導入部)で書いたことの詳細を書いていきます。この部分が一番長い文章になります。

例えば、「地球は温暖化が進んでいる」ということについての記事であれば、温暖化が進んでいることを示す事実、そう考える理由を順番に解説していきます。

これらの事実や理由を並べる場合も、ただ列記するのではなく、順番にわかりやすく書きます。先ほどの温暖化の例だと、「地球温暖化が進んでいると考える理由は3つです。1つ目は~、2つ目は~、3つ目は~です。」などと述べた後に、1つ目から順番に詳細を伝えます。

「Conclusion(結論)/Summary(まとめ)」

最後の部分は、Conclusion(結論)もしくは、Summary(まとめ)を書きます。どちらを書くかは、文章の内容や目的によって違います。

Introduction(導入部)で伝えたことを、言い方を変えてもう一度ここで伝えます。Introductionでは、大まかな内容を伝えて興味を持ってもらうことが目的ですが、ここでは、大切なことや結論をまとめることで、伝えたいことを念押しします。

英文ライティングの3つの基本ルールと書き方

英文ライティングの構成とあわせて知っておきたいのが、ライティングのルールです。話し言葉と書き言葉では少し違いがあります。

最低限知っておきたい、書き方の基本ルールを確認しましょう。

友達同士のSNSでのチャットやメール以外での基本ルールとなります。

フォーマルなライティングではスラング(口語表現)は使わない!

ビジネスメールやプレゼン、論文などのフォーマルでライティングで書く英語は、話し言葉より丁寧な表現を使います。口語表現でよく使うスラングは、文章では基本的に使いません。

例えば、ビジネスメールのライティングで「want to」を、スラングで「wanna」などと言ったりしますが、もちろんこのような表現は書き言葉では使えません。

知らず知らずに使っているスラングがあるかも知れません。『英語のスラング一覧|ネイティブが使う厳選39フレーズや略語など』でスラング表現をもう一度確認しましょう。

省略し過ぎない!

英語では「it is」を「it’s」など省略する表現が多くありますよね。

基本的には文章では、これらの省略表現を乱発しません。

ただし、ブログやメールなど気軽な文章の場合は、堅苦しさを出さないために、あえてこれらの省略形を使う場合もあります。

タイトルの頭文字は大文字に!

タイトルの単語の頭文字は基本的に大文字にします。

キャピタライゼーションルールといわれる英語のライティングの基本ルールです。

ただし、例外で大文字にしない物もあります。冠詞、前置詞、不定詞の「to」、等位接続詞などです。尚、5文字以上の前置詞は、大文字にします。

英文ライティングの5つのコツ

英語でわかりやすく、伝わりやすい文章を書くためのコツがあります。

簡単なコツばかりです。カジュアルな場面とフォーマルな場面でライティングのやり方を上手く使い分けましょう!

知っている単語・表現を使う

英語のライティングの一番のコツは、知っている英単語や表現を使うことです。

当たり前のことですが、実は意外に多くの人ができていないポイントです。

ライティングだから、畏まった表現をつかわなければいけないと思ってしまったり、ネイティブが使うような表現に近づけたいと背伸びをしてしまうことが多いからです。

しかし、知らない単語や表現を多用してしまうと、誤解や混乱の原因になります。間違った意味で使ってしまっていたり、使うべきでないところに使ってしまっていたりしてしまうことが多いからです。

多くの場合、中学校や高校で学ぶような、簡単な単語で伝えることができます。まずは、そのレベルの自分が知っている単語から文章を書くようにしましょう。

短い文で書く

初心者のうちは、できるだけ短い文章で英文を書くようにしましょう。短く区切ることで、文法や表現のミスが起きにくく、誤解が生じにくいからです。

日本語の文章を、そのまま訳そうとすると、1文で2行を超えてしまうような長い文になってしまうことがあります。書いていて、文章が長くなってしまったと感じる場合は、2つにわけられないか考えてみましょう。

この方法は、TOEIC(SW)やTOEFL、大学受験などの試験でも有効です。ライティングのテストでは、減点形式で採点されることが多いからです。短く書くことで、減点される文法ミスなどを減らすことができます。

アウトラインを書く

実際の文章を書く前にアウトラインを書きましょう。

文章を書きながら、ストーリーや構成を考える人も多いのではないでしょうか。

考えながら書くと、脱線してしまったり、余計なことを書いたりして相手に伝わりにくくなってしまいがちです。特に外国語の英語の場合、それが起きやすいです。

事前に、書きたいことを整理してアウトラインを書くことで、順序立てて文章を書くことができます。

アウトラインを書くのは、慣れるまで時間がかかるかも知れません。

しかし、アウトラインを書くことで、その後の文章のライティングがとてもスムーズで早くなります。

尚、英検などテストの場合も、簡単なアウトラインを事前に作成すると、英語のフォーマットに沿ったわかりやすい文章を作成することができ、高得点に繋がります。

英語の辞書や例文を活用する

ライティングのコツは知っている単語は表現を使うことなのですが、書いているとどうしても知らない単語を使う必要がでてきます。

新しい単語を使う場合は、必ず例文を確認しましょう。

辞書で単語の日本語の意味だけチェックして使うと、実際の英語のニュアンスが微妙に違う場合がよくあります。例文で、どのように使われているかを確認してから、文章で使うことで、そのようなミスを減らすことができます。

例文チェックには、「Weblio英語例文検索」がおすすめです。

膨大な数の例文があり、日本文化や日本語独特の言葉の例文も多く掲載されています。尚、Weblioはスマホ用アプリなどもあります。

URL:https://ejje.weblio.jp/sentence/

また、英語の辞書を使っての勉強法は、『英語の辞書|効率UPの勉強法!おおすめ辞書の使い方と選び方』を参考にして下さい。

完成したら必ず見直す

完成した英文は、かならず見直しましょう。書いている時と違う視点で、もう一度読んでみると、自分でも理解しにくいなと感じる文章などが出てきます。そのような文章は、もう少し簡単でストレートにできないかなど見直して、修正を加えましょう。

その後、細かい文法の確認をしましょう。三単現の「s」や、単数、複数形の違い、冠詞の「a」や「the」など間違いやすいポイントをしっかり確認しましょう。

上記で紹介した添削アプリなどを上手く活用するのは必須ですね。

英語のライティングテストの練習問題(試験やビジネス英語など)

英語の試験でライティング力を問うものも多く存在しますが、ここではまず基礎的なライティング力を身に付けるのに適した試験(テスト)をご紹介します。

過去問題などを問いて、問題形式を知るのはとても大切ですが、それ以外のそれぞれのライティング対策なども紹介しています。参考にしてみて下さい。

IELTS

IELTSのライティングテストは、英語力を測定する国際試験「IELTS(International English Language Testing System)」の一部です。

ライティングテストは、2つのタスクから構成されています。

  • タスク1 (Task 1) アカデミックモジュール: データやグラフ、表などから情報をまとめ、最低150語の報告書を書く。 ジェネラルトレーニングモジュール: 与えられた状況に基づいて、最低150語の手紙を書く。
  • タスク2 (Task 2) アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュール共通: 与えられたトピックについて、最低250語のエッセイを書く。
  1. 参考書
  2. アプリ
    • IELTS Prep App (by British Council):無料で練習問題や模擬試験を提供しています(Google Playストアのリンクですが、iOSでも利用可能)。
    • IELTS Writing:IELTSライティングの練習問題や、試験のテクニックやアドバイスが提供されています(Google Playストアのリンクですが、iOSでも類似のアプリが利用可能)。

TOEIC

TOEIC SW(Speaking & Writing)テストの一部となります。TOEIC LR(Listening & Reading)より知名度は低いですが、今後注目される試験の1つです。

以下のようなタスクが含まれます。

  1. 写真の説明 (Picture Description)
  2. 応答 (Question Response)
  3. 不適切な箇所の指摘 (Error Recognition)
  4. エッセイライティング (Opinion Essay)

対策や練習問題ができる参考書やアプリは下記となります。

  1. 参考書
  2. アプリ
    • TOEIC Test Simulator:無料でTOEICの模擬試験を提供しています(Google Playストアのリンクですが、iOSでも類似のアプリが利用可能)。
    • TOEIC Test Practice:無料でTOEICの練習問題や単語、文法を学習できます(Google Playストアのリンクですが、iOSでも類似のアプリが利用可能)。

TOEICのライティングテスト対策のポイント

  1. テストフォーマットとタスクに慣れる。
  2. 文法や語彙を強化し、適切な表現を使う。
  3. エッセイの構成(イントロダクション、ボディ、コンクルージョン)を練習する。
  4. 時間管理を意識し、各タスクを効率的にこなす。

入試(高校、大学など)や英検

高校や大学入試での英語ライティングテストは、学校や国によって異なることがありますが、一般的には、英文エッセイや短い文章を書くことが求められます。テストでは、語彙力、文法力、論理的思考力、自分の意見を表現する力などが評価されます。

また、英検も学生には人気で、これらの対策で英検でのライティングも鍛えることができます。

対策や練習問題ができる参考書やアプリは下記となります。

  1. 参考書
  2. アプリ
    • 英語作文WISDOM:英語作文の練習ができるアプリで、例文やテンプレートが提供されています(Google Playストアのリンクですが、iOSでも利用可能)。
    • 英検®英作文:英検の英作文練習ができるアプリで、フレーズや例文が提供されています(iOSのリンクですが、Androidでも利用可能)。

高校や大学入試や英検での英語ライティングテスト対策のポイント

  1. テストフォーマットやタスクに慣れる。
  2. 文法や語彙を強化し、適切な表現を使う。
  3. エッセイの構成(イントロダクション、ボディ、コンクルージョン)を練習する。
  4. 定期的に練習し、フィードバックを受け取る。

まとめ:英語ライティングの基礎やルールを押さえたら継続して書くこと

英語のライティングの基礎をおさえたら、あとは繰り返し書く練習が必要です。

日記など簡単な文章からでいいので、毎日コツコツと続けましょう。

特に、「アイディー」など英文添削アプリで、プロと一緒に日々ライティングをさくさくやれると、圧倒的な英語運用力とコミュニケーション力が身につき、ワンランク上のレベルになるはずです。

ライティングの学習は地味で根気が必要ですが、インターネット上のやりとりでも、ビジネスでもライティングは欠かせません。

TOEICや英検などの試験でも、ライティングのテストが導入されていて、避けて通れなくなってきています。

だからこそ、未来を信じて、日々の積み重ねを大事にしていきましょう。

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