
ビジネスでは相手に「担当者変更」をお知らせする場面は少なくありません。
また逆に、相手側の担当者が変更になった場合にメールでの連絡や直接口頭での挨拶や電話でも受ける場合もあります。
それと、「後任を紹介する場合(引継ぎの挨拶)」と「あなたが新任となり始めて変更の挨拶をする場合(着任の挨拶)」という2つのパターンがありますね。
担当者の英語は、「person in charge」、「responsible person(責任者)」、「contact person(連絡担当者)」など様々な英語があり微妙にニュアンスが異なります。
一般的にはよく「person in charge」が使われることが多いですね。詳しくは『「担当者」の英語|ビジネスメールや電話でも使える厳選9個』の記事も参考にしてみて下さい。
目次:
1.あなたが現担当で「後任を紹介(引継ぎ)」する場合の英語
・メール件名の例
・テンプレート(フレーズ)例
2.あなたがが後任で「初めての挨拶(着任)」の場合の英語
・メール件名の例
・テンプレート(フレーズ)例
3.相手から担当者変更の連絡があった場合の「返事」の英語
・現担当者からの担当者変更(後任の紹介)の連絡があった場合
・後任から直接連絡があった場合
1.あなたが現担当で「後任を紹介(引継ぎ)」する場合の英語

ビジネス相手に、あなたの後任を紹介する時はどのようなフレーズがいいのでしょうか?
因みに、「紹介する」の英語ですぐに浮かぶのが「introduce」という単語かもしれませんが、更に丁寧な言い方は「present(プレゼント)」という動詞があります。
一般的には「introduce」で構いませんが、フォーマルな表現も知っておきましょう。
詳しくは、『「紹介」の英語|人や情報などを紹介する11個の基本フレーズ』にてご確認下さい。
メール件名の例
先ず大切なのがメールの件名です。
直訳で、「後任の紹介」を英語にすると「introduction of my successor」となりますが、それを件名にすることはあまりありません。
※「successor(サクセッサー)」は「後任」という単語です。
例えば次のような件名が一般的です。
- Change of Person in Charge ※直訳で、「担当者変更」となります。
- Notification of Change of Contact Person ※「notification(ノーティフィケーション)」は「正式なお知らせ・通知・告知など」という英語で、ビジネスでもよく使います。
メールの件名は、基本的に単語の最初の文字は大文字、またなるべく長くならないように、冠詞(theやa)などは基本的に省く場合が多いです。「of」などの前置詞は小文字にします。
テンプレート(フレーズ)例
後任を紹介する場合も、あなたが「いつ移動する(日付)」、「誰が後任になる」という2つの大きなポイントを相手に教える必要があります。
その時に役立つフレーズ例が、下記となります。
- As of January 14, Mr.Suzuki take my place.(1月14日付で、山田が私の後任となります) ※「as of 日付」は「~付け」という表現です。「take my place」の部分を「take over my place」や「take my position」という熟語にしてもOKです。
- Ms.Sasaki will be my replacement as of March 1, 2019. ※「replacement(リプレイスメント)」は「代わり・代行など」という単語です。
または、「名前 will be a new person in charege as of 日付」という簡単な表現でもOKです。
それと、もしあなたの新しい移動部署が決まっている場合は、「I will be transferred to 部署名」という表現も使った方が相手に親切です。
※「transfer(トランスファー)」は「移動する」という単語で、その受け身(受動態)の「be動詞 + transferred」を使います。
下記が一例です。
Dear Mr.Baker,
I am pleased to announce that Mr.Suzuki will take my position as of December 12.
Due to the personnel reshuffle, I will be transffered to Customer Service.
It was great working with you and I hope to have business with you again in the future.
I really appreciate all your support.
Sincerly yours,
Tanaka
※「Due to the personnel reshuffle(人事異動により)」、「be動詞 + pleased to ~(謹んで~する)」などの表現を使っています。
2.あなたがが後任で「初めての挨拶(着任)」の場合の英語
以前の担当者(前任者)が何かの都合で相手に事前連絡ができない場合は、あなたが新任の挨拶をする場合があります。
ビジネスでは初めて会う場合などの印象も大切で、正しい英語を使う必要があります。担当者変更とは関係なくても、初めて対面する場合のフレーズなども重要です。その場合は、『「初めまして」の英語|6つの基本フレーズと使い方を習得!』の記事も参考にしてみて下さい。
メール件名の例
メールの件名については、前任者の挨拶でも紹介した件名の書き方で問題ありません。
「Notification of New Contact Person」、「Change of Responsible Person」などの表現でも構いません。
メールの件名を見た時に、「担当者変更のお知らせ」というのが一目で分かる表現であればOKです。
テンプレート(フレーズ)例
ここでも、日付や簡単な理由があればいいでしょう。
前任者が退職、または病気などで対応できない場合は「Due to his/her personal reason(彼/彼女の個人的な都合により)」などの表現があればOKです。
Dear Ms.Carter,
I truly apologize for this sudden notice that I, Mie Osaka, will be replacing Mr.Nara as of October 20.
Due to his personal reason, I will be your new person in charge.
I am honored to work with you from now on and please kindly ask me if anything.
Thank you so much for all your support and understanding.
I am looking forward to meeting you in near future.
Best regards,
Osaka
※上記は、急な担当者変更の通知(sudden notice)を想定した文章の例です。
3.相手から担当者変更の連絡があった場合の「返事」の英語
今まではあなたが当事者で相手に担当者変更の挨拶をする場合のフレーズなどを見てきましたが、最後にあなたが相手側から担当者変更の挨拶メールを受け取った場合の返信の書き方を見てみましょう!
『ご連絡ありがとうございますの英語|ビジネスやメールでも役立つ8例文』の記事でもあるように、「Thank you for ~.」などの書き出しからスタートするのがいいでしょう。
ここでも2つのパターンがありますね。
現担当者からの担当者変更(後任の紹介)の連絡があった場合
この場合は、「あなたとお仕事が出来て本当に良かったです」という感謝の気持ちを込めるフレーズがあるといいでしょう。
「I had a wonderful time working with you.」、「You helped us a lot.」や「I really appreciate your time and support.」などでOKです。
感謝のフレーズについては、『「感謝」の英語|ありがとうの3つの基本とメッセージ集』を参考にしてみて下さい。
後任から連絡があった場合
初めて後任の方への返信の場合は、「あなたとビジネスることを楽しみにしています」という期待してる気持ちがあるようなフレーズもあるとベターです。
「I’m glad to work with you for our business.」や「I’m looking forward to working with you.」など。
『look forward to|意味の違いを13個の例文で紹介』の記事も確認して使い方をマスターしましょう!色々な場面で使えるフレーズです。
「担当者変更」などビジネス英語が学べるオンライン英会話3選
相手に「担当者変更」のお知らせをするなど、ビジネスの場面で使う英語を覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、ビジネス英語が学べるオンライン英会話を3つご紹介します。
- Bizmates
- ベストティーチャー
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
Bizmates
Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。
「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。
レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。
レベルが30段階に分かれているので、英語がまったくできない初心者の方でも安心して受講できます。
初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。
ベストティーチャー
ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。
ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。
実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。
ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
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