電話やメールを頂いた相手に、「ご連絡ありがとうございます。」という場合がありますね。
『英語メールでお礼|ビジネスでの件名・書き出し・結び30個の例文』でも説明しているように、特にメールの書き出しにはお礼の英文は欠かせないものです。
上司やビジネスでの取引先などに丁寧に返信・返答するのはマナーです。
また、更に丁寧にするなら次のような言い方もありますね。
- お忙しいところ(わざわざ)ご連絡ありがとうございます。
- ご丁寧にご連絡ありがとうございます。
など。
また、「ご連絡ありがとうございます。承知しました。」と後ろ、または前に付けるパターンもあります。
目次
「ご連絡ありがとうございます」の基本英語
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先ずは基本的な「ご連絡ありがとうございます」は、次のように2つの表現になります。
- Thank you for contacting me.
- I appreciate your contacting me.
どちらともにある動詞の「contact(コンタクト)」は「連絡する(コンタクトを取る)」という意味になります。
また、『英語でありがとう|丁寧やフランクな言い方とスラングや略語22選』の記事でも色々と解説していますが、「appreciate」は「thank」より、より丁寧でフォーマルな言い方となります。
今回は「contacting me」と代名詞を「me」としていますが、会社自体に何かしらの問い合わせが来た場合は、「us(私たちに)」という代名詞を使います。
そして、次で解説するように、「ご連絡ありがとうございます」に付け足して表現することもあります。
お忙しいところわざわざご連絡ありがとうございます。
「お忙しいところわざわざ」を直訳して英文にするとすれば、「Thank you very much for contacting me out of your busy schedule.」などとなります。
しかし、もっと短く簡潔に表現するとすると、「Thank you very much for your time to contact me.」(直訳:私に連絡するために割いていただいた時間に感謝します)というのがいいでしょう。
シンプルですが、ストレートに相手に伝わります。
ご丁寧に連絡ありがとうございます。
「ご丁寧に」はどのような表現がいいのでしょうか?
基本的に「Thank you very much for conotacting me.」か「Thank you very much for your contact.」などでもいいのです。
しかし、あえて「丁寧に」を言うなら「Thank you very much for your kind contact.」か「Thank you for kindly contacting me.」など「kind(kindly)」を付け足すといいでしょう。
「contact」を今回は名詞としても使っています。
ご連絡ありがとうございます。承知しました。
「分かりました。ご連絡ありがとうございます。」という場合もありますね。
しかし、『「了解しました」の英語|会話やメールでも使える厳選24個』の記事でも書いている通り、「thank you for contacting me.」という表現だけで、そのことについては了解しました(承知しました)という表現が含まれていると考えてOKです。
ご丁寧に、お忙しいところ、などの表現は特に日本語では丁寧に聞こえて相手に対しても失礼のない言い方なのですが、英語では「ご連絡ありがとうございます」のみの表現でも全然問題ないので留意しておきましょう。
その他の英文で「ご連絡ありがとうございます」を表現できる?
先ほどは「ご連絡ありがとうございます」をそのまま直訳した表現を中心にご紹介しましたが、それだけの表現だけではありません。
それぞれの状況などに応じて変更することが可能です。一つのパターンよりも様々なな表現を知っておくことで英語の幅が広がります。
お知らせ頂きありがとうございます。
相手に何かしらの情報を知らせてくれたことに対してのお礼となる言い方ですね。
次のような表現でOKです。
- Thank you for your kind notice. ※「notice(ノーティス)」は「お知らせ」という単語です。
- I really appreciate your information. ※「情報ありがとうございます。」となります。
メールありがとうございます。
メールで連絡することはビジネスでは多いですね。よってそのままのお礼を言うことで「ご連絡ありがとうございます」と表現できます。
単純に、「Thank you for your e-mail.」でOKです。
ご返信ありがとうございます。
『2つの「返信」の英語とメールで使える!返信フレーズ集』の記事でもあるように、返信は「reply(リプライ)」という単語をよく使います。
「メール受領のご連絡ありがとうございます」というニュアンスも含みますね。
その時は、「Thank you for your (kind) reply.」などでも十分な言い方になります。
お電話ありがとうございます。
メールだけではなく電話で連絡がくることもありますね。
その場合は、「Thank you veru much for your call.」でOKです。
まとめ:ワンパターンにならないことが大切!
ここまでご紹介した表現を参考にして、色々な場面で活用してみて下さい。
先ほども申し上げたように、ワンパターンにならないように注意しましょう!
相手の印象も変わります。
ビジネスシーンで「ご連絡ありがとうございます」を使い分けれるようになるとかっこいいですよ!
今回の英文は、特にビジネスの場面ではよく使う表現の一つでした。
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