「毎日」は、英語で「every day」ですが、他にも「each day」や「daily」もあります。
毎日使う表現なので覚えておくととても便利です。
しかし、この「毎日」の表現を正しく使えていない人が多い表現です。
また、2つの単語の「every day」と、1つの単語の「everyday」の違いはわかりますか?
それと「ほぼ毎日」、「毎日の食事」、「日常」など関連英語も覚えると一石二鳥ですね。
目次
3つの「毎日」の基本英語
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1つ目の「毎日」は英語で「every day(エヴリ・デイ)」が多く使われます。
2つ目の「毎日」の英語としては「every day」が多く使う表現ですが、ニュアンスによって「each day(イーチ・デイ)」を使うこともあります。
「each day」も日本語にすると同じ「毎日」ですが、「every day」と少しニュアンスが違います。
「every day」は、「全ての日」という全体的なニュアンスが強い表現ですが、「each day」は「毎日のそれぞれの日」というニュアンスがあり、全体ではなく個別の1日1日に重点を置いた「毎日」です。
また、3つ目の「daily(デイリー)」という単語もありますが、多少フォーマルな感じになります。
「毎日」の英語の「every day」と「everyday」の違いとは?
「every day」(2つの単語)と「everyday」(1つの単語)を使い分けていますか?
「毎日」は「everyday」と覚えている人も多いのではないでしょうか。
正しくは「every day」で、「everyday」は少し意味が違い、使い方も異なります。
実は、ここについてはネイティブも間違えて使っている場合が多いので要注意です。
英語の「every day」の使い方
「毎日」は「every day」なので、以下の例文のような場合は「everyday」ではなく「every day」を使います。
- 日本語:私は毎日英語を勉強しています。
- 英語:I study English every day.
ここで使っている「every day」の「every」は「every morning(毎朝)」や「every night(毎晩)」と同じ使い方をしています。
他にも「every」を使う頻出表現があります。一緒に確認しておきましょう。
- 「毎週」:every week ※「毎週末」は「every weekend(ウィークエンド)」となります。
- 「毎月」:every month
- 「毎年」:every year
- 「隔日」:every other day
- 「隔週」:every other week
- 「毎秒」「刻々と」:every second
※「every ~」とする場合は、複数形にはならないので注意ですね。
英語の「everyday」の使い方
一方、一語にまとめる「everyday」は「毎日の」、「普段の」、「日常の」という意味があり、「形容詞」として使います。
- 日本語:私は大学で日常英会話のクラスに参加しています。
- 英語:I take everyday English conversation class at the university.
この例文では「everyday English conversation」(日常英会話)という表現がでてきましたが、その他にも「everyday」を使った表現がたくさんあります。よく使う表現を集めました。
- 「日常生活」:everyday life ※「life(ライフ)」は「人生・生活」という意味です。
- 「日常業務」:everyday business
- 「日々の活動」:everyday activities ※「activity(アクティヴィティー)」は「活動」です。この場合は「複数の活動」を指しています。
- 「日々の行動」:everyday behavior ※「behavior(ビヘイヴィアー)」は「態度」、「行動」、「行儀」などの意味があります。
- 「日常英語」:everyday English
- 「常用語」:an everyday word
- 「普段着」:everyday clothes ※「clothes(クローズ)」の代わりに「wear(ウェア)」を使ってもOKです。
- 「世間」:the everyday world
- 「生活物資」:everyday commodities ※「commodity(コモディティー)」は「日常品」、「生活必需品」などの意味があります。
- 「日用品」:everyday item ※「item(アイテム)」は「物・アイテム」の英語です。
- 「毎日の点検」:everyday check-up ※「check-up(チェック・アップ)」は「照合」「検査」などの意味があります。「checkup」は「健康診断」という意味です。
知っておきたい「毎日」の別の英語表現!「24/7」と「every single day」
「毎日」の英語と一緒に知っておきたい表現が「24/7」と「every single day」です。
「24/7」はスラングで、「24 hours/ 7 days a week」の略です。
「24 hours/ 7 days a week」は、「1週間に7日、24時間」つまり、年中無休で24時間営業するお店やサービスについて話す時に使う表現です。
また、お店やサービス以外でも「常に怒っている」「いつもそうしている」という場合にも使います。
「24/7」の発音は「twenty four seven(トゥエンティー・フォー・セヴン)」です。「/(スラッシュ)」は発音しません。
「24/7」を使った例文を見てみましょう。
- そのレストランは24時間営業しています。:The restaurant is open 24/7.
- 彼はいつも勉強している。:He is studying 24/7.
「24/7」を使った表現は、かなりフランクな表現です。正式な場面では使いませんので注意しましょう。
また、これと同じように「every day」を強調するのに「every single day」というのがありますが、アクセントは「single」を強くします。
冒頭でご紹介した「each」を使って、「each and every day」という表現でも強調した感じになります。
「毎日」に関係する英語表現一覧
「毎日」に関連する様々な英語表現を見てみましょう。英会話でも使えるものばかりです。
- 「ほぼ毎日」:almost everyday ※「almost(オールモスト)」は「ほとんど~」というとても便利な英単語です。
- 「毎日(薬を)服用する」:take medicine every day ※「dose(ドース)」という単語でも「take medicine(テイク・メディスン)」と同じ意味になります。
- 「毎日の食事」:everyday meal ※「meal(ミール)」は食事の総称です。
- 「毎日の運動」:daily exercise(デイリー・エクササイズ) ※「毎日運動をします」は「excercise daily」といなります。「excercise」は「運動」と「運動する」の両方で使えます。
- 「毎日の練習」:daily practice(デイリー・プラクティス)
- 「毎日の変化」:daily change(デイリー・チェンジ)
- 「毎日の予報」:daily forecast ※「forecast(フォーキャスト)」は「予想する」や「予測する」という意味があり「天気予報」という意味もあります。
- 「毎日のカロリー摂取」:daily caloric intake(デイリー・キャロリック・インテイク) ※「intake」は「摂取」や「摂取量」の意味があります。
- 「毎日入浴する」:bathe daily ※「bathe(ベイズ)」は「入浴する」という意味の動詞です。
※「daily」を「everyday」に代えても同じ意味でカジュアルになります。
私が英語で毎日している3つの独学勉強法
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初心者向け独学:毎日の英語の勉強時間とやること(アプリなど)
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初心者必見!毎日5分の英語勉強法はコレ!
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私が100%自信をもってお勧めする毎日できる英語の勉強です。是非ご参考下さい。
毎日の英語勉強1|英語耳を鍛える!数当てリスニング
やはり英語は全て耳から始まります。
この流れは不変です。
私は生徒さんにも必ず「耳」の重要性をお伝えします。
しかし、それらは聞き流しという幻想では鍛えることはできません。必ず英語の音に集中するということがキーポイントです。
そのトレーニングとは、「一英文が何単語でできているのか?」というリスニングです。
意味は考えずに、頭から最後まで耳が止まらずに英語を聞くという癖付けです。どの英文でもいいので、1日1英文でも構いまえん。ほんの数秒で毎日気軽にできるリスニング勉強法です。
詳しくは、『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』の第二章で説明していますのでご参考下さい。
毎日の英語勉強2|英語口を鍛える!発音(1~10)
この次のスピーキングにもつながるのですが、日本に生活している限りどうしても日本語の口になってしまいます。
英語のように、RやTH、Fなどの発音をする機会が極端に少なくなります。
要するに、英語口や舌の動きがなまってしまいます。しかし、日本にいて日本語を話しているので仕方ないですよね。
だからこそ、英語口と舌を持続する必要があります。毎日たったの10秒でそれを実現する方法があります。
それが英語で1~10を声を出して数えることです。日本人が苦手な、thは「three」、rは「four」、fは「five」、vは「seven」に入っています。
また英語には音と音のつながり(リエゾン/リンキング)というのがあります。例えば、sevenの「n」とeightの「e」が繋がり、あたかも一つの単語に聞こえる、発音するという英語独特の発音です。
『英語の発音を楽しく上達できる2つの練習方法とコツ』で動画付きで解説していますので是非ご参考下さい。
毎日の英語勉強3|つぶやき(独り言)スピーキング
いくら単語の発音がよくなっても、英語を話せないと意味がありませんよね。
多くの日本人が英語が話せない原因は、「英語を話す瞬発力の欠如」と「語順感覚」です。
外国人からよく聞くのが、「日本人に何か簡単な質問しても、答えに時間がかかる」ということです。これが日本人が英語を話す際の瞬発力の欠如です。
言いたいことは分かっているのになかなか口からでないという現象。
頭の中で日本語を英語に訳しているということもありますが、英語と日本語の語順の違いも影響しています。
これらを克服する方法が、毎日独り言で英語を足し算しながらつぶやくというトレーニングです。これは本当に効果があります!私も、知らないうちに今でも毎日独り言のようにつぶやいています。
それが日本語脳から英語脳にスイッチをいつでも切り替えることができる効率的なトレーニング方法なのです。
是非、『偏差値40から独学でTOEIC満点を取得した英語勉強法』の第二章でそのやり方をご参考下さい。
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