相手が病気や怪我になった時の電話口や、病院にお見舞いに行った時の帰り際に、一言「お大事に」というを英語で正しく表現しましょう。
代表的な英語フレーズは「Take care!」です。
しかし、「Get well soon.」や「God bless you.」など、他にもネイティブもよく使う表現があるので、一気に覚えて英会話やメールなどでも役立たせましょう。
「See you.(またね)」などの言葉と併せることで、相手を気遣っているのが伝わるはずです。
無口になるのは論外ですが、ちょっとした一言が英会話でもとても大切です。
最後には、どれくらい「お大事に」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
よって今回は、英語で正しい「お大事に」のフレーズを厳選してみました。また、第三者に伝えてもらう場合の表現もご紹介しています。是非、外国人との英会話に活用してみて下さい。また「お大事に」と相手に言われた際の返事の仕方も身に付けておくと役立ちますね。
目次
相手に直接「お大事に」と言う場合の英語フレーズ
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電話や直接向かって当事者に「お大事に」を英語で伝える表現をピックアップしました。
もちろん、ビジネスメールやSNSでのショートメッセージなどの結びなどでもそのまま使える表現です。
「Take care!」
一番カジュアルで「お大事に!」という言い方がこの「Take care!」です。
ネイティブが気軽に、どんな場面でも使っている表現です。
「See you.(またね)」の前後にちょっと付け加える感覚です。
また、「Take care」は、体を気遣った「お大事に」だけではなく、何か相手がどこかに行く、するなどの場合に「気を付けてね」という意味合いで使われるケースも多いです。
「Take care of yourself.」
直訳で「Take care of yourself.」は「あなた自身をお大事に」となりますが、「Take care!」だけよりちょっと強め、または丁寧なニュアンスです。
また、「good」を中に入れて、「Take good care of yourself.」と表現する場合は、「本当に」、「十分に」という意味が込められています。
仕事相手や上司にビジネスメールなどでも丁寧に「お大事になさってください」と言う場合は、頭に「Please」を付けて、「Please take care of yourself.」とする方がいいでしょう。
「Take care of your body.」
「Take care of your body.」の直訳は「あなたの体を大切にして下さい」となりますが、「Take care of yourself.」と同じ意味合いだと思ってください。
もちろん、「Please take good care of your body.」などの形にもできます。
「Get well soon.」
イギリス英語でもよく使われる表現が「Get well soon.」ですが、「すぐに良くなって下さい(早くよくなりますように)」という思いが込められた「お大事に」となります。
「soon(すぐに)」を入れるのがポイントです。
しかし、「Get well.」だけで、友達同士など軽く使う場合もあります。
「I hope you get better soon.」
「I hope you get will get well soon.(早く回復することを望んでいます)」など「will」を使ってもOKです。
ビジネスメールなど、フォーマルな時にも使えるとても丁寧な表現です。
「I hope(私は望んでいます)」という言葉があると、ないとでは伝わるニュアンスが異なります。
また、「お子さん、お大事に。」など、第三者を気遣うパターンもありますね。
その場合は、「I hope he gets better soon.(彼がすぐに良くなることを望みます)」という形で表現できます。
「God bless you!」
「あなたに幸あれ!」や「頑張って!」という表現をしたい時にも使うフレーズです。
「Bless you!」だけでもOKです。相手がくしゃみをした時にもこの表現を使います。その場合は「お大事に!」というニュアンスになります。
正式には「May God bless you!」という表現で、言うタイミングなど『「くしゃみ」の英語|発音・擬音やくしゃみをした後のおまじない!?』の記事も参考にしてみて下さい。
「お大事に」の前に一言添える言い方
単純に「Take care!」だけではなく、その前後に「大丈夫?」や「無理しないね」というフレーズは欠かせません。
そんな時に役立つ表現をいくつかピックアップしました。是非、ご活用ください。
「Are you OK?」
相手が怪我や病気、体調不良の時に気遣って「大丈夫?(Are you OK?)」と聞く時がありますね。
他にも「Are you feeling OK?」や「Are you all right?」などもあるので、『「大丈夫」の英語|5つの場面で使える!17フレーズと例文一覧』も確認しておきましょう!英語の幅が広がります。
「Did you get a cold?」
ピンポイントで「風邪ですか?」と聞く時のフレーズが、「Did you get a cold?」や「Do you have a cold?」などです。
風邪については、『「風邪」の英語|2つの表現の違いと7つの症状や関連表現』の記事も参考にしてみて下さい。
「I’m sorry.」
ここでの「I’m sorry.」は「ごめんなさい」ではなく、「かわいそうに/お気の毒に」と言う時に使う表現です。
他にも「That’s too bad.」や「Poor girl(男の子の場合は、Poor boy)」、「What a pity!」など様々な表現があります。
『「残念」を英語で表現する!ネイティブが使う4つのパターン』の記事も参考にしてみて下さい。
「Cheer up!」
「元気出して!」と言う時に使うのが「Cheer up!」です。
「頑張って」という表現に近いですね。『英語の「頑張る」と「頑張って」を完全マスターする!』の記事を参考にしてみて下さい。
「Don’t work too hard.」
「Don’t work too hard.」の直訳は「一生懸命働かないで」となりますが、「無理しないでね」というニュアンスになります。
回復している相手にも使えるフレーズです。
『「無理しないで」の英語|ネイティブが使う!15個の表現』にある「Take it easy」や「Don’t work too hard」などのフレーズも知っておくと英会話の幅が広がりますね。
「~にお大事にと伝えて下さい」の時に使う英語フレーズ
第三者に伝えるのをお願いする「お大事に」の表現をご紹介します。
お母様(お父様)にお大事にとお伝えください、ご家族に~、旦那様(奥様)に~、など色んなバージョンで使えます。
- 英語:Tell him(her) to get well soon.
- 日本語:彼(彼女)にお大事にとお伝え下さい。
- 解説:「Please」を頭に付けるとより丁寧になります。また、「get well soon」を「get better」などに変更しても同様です。
このように、「Tell(言う、伝える)」という単語を使って簡単に表現してみましょう。
また、「Please tell him I am worried.(彼に私が心配していると伝えて下さい)」という表現などでも問題ありません。
まとめクイズ:「お大事に」の英語やその返事はさりげなく使おう!
あまり重い表情をせずに、「Take care!」など、さっと伝えるのがポイントです。
また、返事としては「OK.(または、All right.)」や「Thank you.(ありがとう)」、「You, too.(あなたもね)」というの短く返すのがいいでしょう。
英会話では長い文章は要りません。このような、さりげない身近な表現のやり取りが一番大事なのです。
しかし、ビジネスやメールの返信などで丁寧に返事をする場合は、「お気遣いありがとうございます」という気持ちを込めて、「Thank you for your concern.」というフレーズを使うのが一般的ですので覚えておきましょう!
【問題】
- 「あなたに幸あれ!」の意味を含む「お大事に」の英語フレーズは?
- 「good」と「yourself」を使った「お大事に」の英語フレーズは?
- 「~にお大事にと伝えて下さい」の「伝えて下さい」の英語は何の単語を使うといい?
- 「すぐに良くなって下さい」の意味を含み、3単語で表現する「お大事に」の英語フレーズは?
- ネイティブもよく使う2単語で表現する基本の「お大事に」の英語は?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「お大事に」に関する英語でもてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- God bless you!
- Take good care of yourself.
- tell
- Get well soon.
- Take care!
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