「ごめんなさい」(御免なさい)を英語の口語、メール、顔文字などで表現できますか?
また、「ごめんなさい」にはカジュアルやビジネスでのフォーマルな言い方、それと下記のようなフレーズがあります。
- ~できなくてごめんなさい
- 突然ごめんなさい
- お役に立てずごめんさない
- ごめんなさい!遅れます
- いつもごめんね
- 本当にごめんなさい
などなど、日常会話の場面では欠かせない表現の1つです。
また、謝罪、謝る、すみません、申し訳ございません、などの関連表現もあります。
それと、多くの日本人も知っている「I’m sorry.」と「Excuse me.」の表現の違いもしっかり押さえておくことでスムーズな会話につながります。
目次
「ごめんなさい」の2つの基本英語と発音など
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冒頭でもお伝えしましたが、「ごめんなさい」の英語は「I’m sorry.」と「Excuse me.」が広く知られていますが、その違いや使い方はどうなのでしょうか?
ここではまずは2つの表現を見てみましょう!
カジュアルな「I’m sorry.」の使い方
カジュアルな場面で多く使われるのがこの「I’m sorry.」です。
「sorry」の発音を見てみましょう。
発音のポイントはやはり「r」の部分ですね。日本人が苦手な発音の1つです。
『RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニング』の記事も参考にしてみて下さい。
また、この「sorry」ですが、本来の意味は「ごめんなさい」だけではなく、「~を後悔している」、「気の毒に思って」として使うことも多々あります。
言うことを聞かない相手に「You’ll be sorry.(あなたは後悔するでしょう)」、家族に不幸があった相手に「I’m sorry.」または「I’m sorry to hear that.(お気の毒です)」と表現することがあります。
「I’m sorry.」=「ごめんなさい」だけではないことを押さえましょう。
それと、友達間同士など近い関係の場合は軽く「ごめん」=「Sorry.」と一言で言うことが多いですのでその点も覚えておきましょう。
軽いごめんなさいの「Excuse me.」
先ずは「Excuse」の発音を見てみましょう。
「~を許す」という動詞で使われます。
しかし、名詞の「excuse(エクスキュース)/言い訳」として使うことも多く、『「言い訳」の英語|発音・会話で使える例文やスラングの10個を紹介』の記事も参考にしてみましょう。
「I’m sorry.」よりも軽い謝罪の時に使うケースがほとんどです。
例えば、人の前を通ったり、くしゃみをした時など「Excuse me.」を使います。ここで「I’m sorry.」を使うと少し変なので注意しましょう!
ビジネスやメールなどフォーマルな「ごめんなさい」の英語
カジュアルな間柄でも真剣、深刻に謝罪することはありますよね。
「apologize」でごめんなさいを表現
その場合は「I’m sorry.」の表現では相手にごめんなさいの大きさの度合いが通じません。
軽くごめんなさいではない場合は「apologize」(アポロジャイズ)という動詞を使います。
「apologize」の発音と発音記号は下記となります。
「謝罪します・お詫び申し上げます・申し訳ございません」という意味になります。
- 英語:I apologize for ~.
- 日本語:~について謝罪します(申し訳ございません。) ※前置詞の「for」を使って何について謝罪しているのかを表現します。これは「I’m sorry for ~.」と同様です。
※名詞の「謝罪・お詫び」は「apology(アポロジー)」という単語です。
「apologize」を使った様々な謝罪フレーズ
「I apologize for ~.」のフレーズをここでご紹介しますが、軽い謝罪である場合は「I’m sorry for ~.」に置き換えるのみでOKです。
また「apologize」は何かしたことに対しての謝罪ですが、「sorry」はちょっと失礼しますというニュアンスの時にでも使えます。
例えば、「ごめんなさい、理解できません」は、「I’m sorry, but I can’t understand.」がベストです。「apologize」は違和感があります。
他にも「I’m sorry to bother you, but ~.(ちょっとすみませんが・・・/突然ごめんなさい)」などは「sorry」がいいです。
謝る相手、謝罪度合い、場面により使い分けましょう!
- 返信が遅れてごめんなさい:I apologize for my late reply. ※「reply」は返信・返答となり口語でもメールでも使えます。
- ~できなくてごめんなさい(お役に立てず):I apologize for not being able to ~.※お役に立てずという場合は、「not being able to help」となります。また、「英語が出来なくてごめんなさい」は、「I’m sorry, but my english is not good.」など軽い感じでもOKです。
- 私のせいでごめんなさい:I’m sorry that I troubled you. ※これはそのまま「I’m sorry」の文で覚えましょう。また、「I’m sorry. It’s my fault.」と更にカジュアルに表現ができます。
- お手数おかけしてごめんなさい:I apologize for the trouble. ※これは上記と同じような意味合いとなります。
- お騒がせしてごめんなさい:I apologize for bothering you. ※「for disturbing you」でも構いません。
- 急なご連絡ごめんなさい:I apologize for such a short notice. ※「short notice」は「急な連絡」という場合によく使う表現です。
- 心配おかけしてごめんなさい:I apologize for making you worry. ※「make + 代名詞 + 動詞の原形」の形となります。~をーささせるという熟語です。
- 傷つけたのならごめんなさい:I apologize if I hurt you.
- 遅刻してごめんなさい:I apologize for being late.
- 説明不足でごめんなさい:I apologize for not explaining enough.
- 混乱させてごめんなさい:I apologize for confusing you.
また、「心よりごめんなさい(申し訳ございません・お詫び申し上げます)」という場合は、「deeply」や「truly」の副詞を付けることでその表現が可能となります。
謝罪する際の最上級の表現だと思ってもらってOKです。
- I truly apologize for ~.
- I deeply apologize for ~.
「I’m sorry」の場合でも使えますが、よく使う副詞は「really」で、「I’m really sorry (for ~).」(本当にごめんなさい)ですね。
ごめんなさいの英語での顔文字や返事・スラング・略語など
友達同士ではメールはSNSなどで顔文字を使って「ごめんなさい」を表現したり、スラング的に軽く言うことは多々あります。
また、相手に「I’m sorry.」などと言われた時は何と返事をしたらいいのでしょうか?一番いけないのは無言です。よってここでその返事の仕方を習得しておきましょう!
「ごめんなさい」の英語の顔文字
基本的には「悲しい」、「後悔している」という表現ができればOKです。
『英語の「顔文字」一覧|メールやSNSですぐに使える19選』の記事でもあるように、次のような表現があります。
- :‐(
- :’‐(
英語の顔文字の見方は、右90度に起こすと人の顔の表情になるので、そのように見てみましょう(ご自身の顔を左90度に倒してみると分かりやすいです)。
「ごめんなさい」の英語のスラング・略語
これも顔文字と同じように友達にSNSなどで「ごめんなさい」を表現する際に文字の略語を使うことも多々あります。
略語は「sry」と「sorry」を3文字で表現します。
また、口頭でも「ごめん」を「I’m sorry.」より更にカジュアルにスラング的に表現する場合もあります。
その場合は、「My bad.」という表現を使うので覚えておきましょう!
「ごめんなさい」を言われた時の英語での返事
相手に「ごめんなさい」と言われた時は何かしら一言返事をしましょう。さらっと言えるとかっこいいですね。
下記のフレーズを参考にしてみて下さい。
- Don’t worry. ※「No worry(worries)」と更にカジュアルにしてもOKです。
- Never mind. ※「Never mind it.」も同様です。
- No problem. ※「No problem at all.(全然問題ありません)」と強調もできます。
- Don’t mention it. ※直訳で「言わなくていいです」となります。
など。
もっと詳しく知りたい方は、『「気にしないで」の英語|ビジネスでの丁寧な表現やスラングなど15選』の記事も参考にしてみて下さい。
まとめ:ごめんなさいの英語はしっかり伝えることが大切!
ここでは様々な英語の表現(スラングも含む)も紹介しましたが、基本はちゃんと気持ちを込めて棒読みにならずに相手に謝罪することです。
謝罪度合いや間柄にもより表現が異なるのでここでご紹介した表現を場面によりそのまま使って徐々にマスターしましょう!
ごめんなさいの英語を使いすぎるのも日本人の悪い癖なので、頻度にも注意しながらトライしていくといいでしょう。
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