「右」を英語でどう言うのかお探しでしょうか?
英語では「right」と表現します。
右には、「右利き」、「一番右」、「右から3番目」など様々な表現があります。
しかし、この「right」が曲者なのです。
実は、この「right」には日常会話やビジネスでも使う他の表現も含んでいるのです。
また、発音も日本人が苦手な「R」を含んでいます。
それと右の反対は「左」で「left」となりますが、それだけが「right」の反対語(対義語)ではありません。
目次
「右」は英語ではどう言う?正しい発音・読み方・スペルは?
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上述のとおり、「右」は英語で「right」と表現します。「right」を英語で発音する時に、最も重要で注意しないといけないのが、「R」の部分です。
スペルは「R」から始まります。
「right」の発音と発音記号は下記となります。
注意したいのが、light(ライト、軽い)との発音の違いです。「L」のスペルから始まるのですが意味が全く異なります。RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニングの記事を参考にして下さい。
英語の「right」は「右」以外にも意味がある!
「right」は「右」という和訳の他にも、重要な意味があります。
英語の「right」の他の意味:「正しい」
英語の「右」を表現する「right」を、正しいという形容詞で使うケースが多いです。
下記の例文を見てみましょう。
- 例文:You are right.
- 和訳:あなたは正しい。
第三者が正しい答えや意見を言った場合に頻繁に使う表現です。例えば、「正解」を「right answer」などと表現します。
3つの「正しい」の英語|使い方や発音などを完璧マスター!の記事でも詳しく解説しています。
英語の「right」の他の意味:「権利」
英語の「右」を表現する「right」を、権利という意味の名詞で使うこともあります。
次の表現を確認してみましょう。
- 例文:You have a right to speak.
- 和訳:あなたには発言する権利があります。
「speak」の部分を他の動詞に置き換えて、幾通りも英文を作ることができます。
左右の英語|「右」の対義語は「left」(左)
英単語を覚える時に有効な方法の1つが、同時に反対の言い方も覚えることです。
「left」は「左」という意味になります。
発音などは下記となります。
「left」は他にも意味がある?
英語の「left」は「左」という意味だけではありません。
「leave(去る・残す)」という動詞の過去形・過去分詞でもあります。
例文が下記です。
- 例文1:I left home at 5.(5時に家を出ました)
- 例文2:He left the message for me.(彼は私にメッセージを残しました)
「左右(さゆう)」は英語でどう表現する?
「左右(さゆう)」と表現したい場合は、「right and left」となります。順番に注意です。
白黒と同じように、「black and white」と同様に反対になります。
他にも、東西南北も順序に注意です。「東西南北」を英語で表現|正しい順番を1分で覚える!の記事を参考にしてみて下さい。
「正しい」の対義語は「wrong」
「wrong」は「間違っている」という意味になります。
発音などは下記となります。
ここでも注意したい発音が「R」の部分です。「L」の発音で、「long(長い)」にならないようにしましょう。全く意味がことなります。スペルが「R」か「L」かで意味が全く異なります。
正解(right answer)の反対の不正解(間違い)は「wrong answer」と表現します。
英語の「右」と「左」の覚え方
日本語でも小さな子供が、右と左を間違うことはありますね。
それは英語を話すネイティブでも同様です。
そんな時に、左右を間違わないように、下の写真のように「左手で大文字のLの」を作るようにします。
「L」字がきっちり作れるのが「左」、つまり「Left」で、その逆が「Rihgt(右)」という感じで覚えています。
右で作ると逆のL字になりますね。
どっちかな?と分からなくなった時に是非活用してみて下さい。
英語の「右」と「左」の略語
英語は、英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個にあるように、メールやSNSなどでよく略語を使います。
基本的に3文字で表現するのが多いです。これは「right」も例外ではありません。
「右」と「左」の略語
- 「right」の略語:「rgt」や2文字の「rt」とする場合があります。
- 「left」の略語:「lft」、または「lf」となります。
イヤホンで見る「R」と「L」はどっち?
イヤホンなどで見かけるのが、1文字で「R」、「L」と表記されているのがあります。
- 「R」:「Right(右)」の頭文字となり、右耳にかけます。
- 「L」:「Left(左)」の頭文字となり、左耳にかけます。
英語で良く使う「右」を使った熟語や表現
「右」の英語である「right」を使った表現は多く存在しますが、ここでは特に厳選して紹介しています。
また、「右肩上がり」など「right」を使わない英語表現も追加でご紹介しておきます。
それぞれを見てみましょう。
会話でよく使う「右」の英語表現
英会話でもよく使われる英語フレーズなどを押させておくと便利です。
- 右手:right hand ※「左手」は「left hand」
- 右に曲がってください(右に曲がる):Turn right. ※道案内の時などに役立ちます。「左に曲がる」は「turn left」です。
- 右側:right side ※「~の右側」は「on the right side of~」となり、こちらも英語で道案内|聞かれても困らない英単語やフレーズ39選にあるような道案内にも使えます。また、「right hand side」という口語的表現もあります。左側は「left side」となります。
- 右に回す:turn to the right ※フタ・鍵・ドアノブなど分かっている場合は、「turn it to the right」と言います。
- 右回り(時計回り):clockwise ※「反時計回り(左回り)」は「counter-clockwise」となります。
- 右上:upper right ※「top right」でも同様です。
- 右下:lower right ※「bottome right」も同じ意味です。
- 右斜め:diagnally right ※または、「diagnally to the right」などでも同様です。「diagnally(ダイアグナリー)」は「斜めの」の英語です。
- 右利き:right handed, righty(ライティー) ※「左利き」は「left handed/lefty」となります。
- 一番右(右端):all the way to the right、on the far right、on the right、などでOKです。 ※「一番左」は「right」を「left」に代えるだけです
- 右から3番目:third from the right ※「右から5番目」は「fifth from the right」となります。
- 右クリック:right click ※「右クリックして。」という場合は、そのまま「Right click.」を使えます。
- 右脳:rigth brain
- 右翼:the right wing ※「左翼」は「the left wing」です。
- 右肩上がり:growing ※「成長している」という「expanding」や「soaring」などでも同様になります。
- ~を左右する:influence ※「影響する」という単語を使います。「affect」でも同じような意味になります。
このような表現は、「右(right)」と「左(left)」両方でも使えるので覚えておきましょう!
他にもある!右の意味以外の「right」を使った英語表現
次の表現を見てみましょう。
- 直角:right angle ※「angle(アングル)」は角度です。
- すぐに:right away ※例文:「I will do it right away(今すぐにそれをやります!)」
- 今:right now ※例文:「I am studying right now(私は今、勉強しています)」
- 正解:right answer ※「不正解」は「wrong answer」となります。
- 適任:right person
- 大丈夫:all right
- その通り!:Right on!
まとめ:英語の「右」だけ覚えても使いこなせない!
「右」の英語である「right」だけ習得しても、英会話やリスニング、リーディングにも対応できません。
ここでご紹介した他の意味も是非使いこなせるようになりましょう。
「right」のように、1つの単語で他の意味を含む英単語は多く存在します。同時に覚えることで語彙力も自然とUPしていきますね。
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