
今、突然、外国人に道を聞かれたら、あなたはスムーズに英語で道案内ができますか?
ボランティア活動の一つとしても大変重要なパートでもあります。
因みに、道案内や案内人の英語自体は下記を使います。
カタカナ英語で聞いたことがある方も多いかと思います。
- guidance(ガイダンス):道案内
- guide(ガイド):道案内人
旅行先であなたが第三者に「道を尋ねる場合」、あるいは第三者から道を「聞かれる場合」やTOEICテストにも頻繁に問題として頻出するほど、英語や英会話には欠かせないものです。
しかし、どの単語も中学英語で覚えるものばかりですので、単語やフレーズに慣れておけばリラックスして対応できます。
基本の単語やアプリなどは、『英単語・英単語帳|おすすめ無料アプリ4選と参考サイト・勉強法』でも紹介していますので参考にしてみて下さい。
また、ここでご紹介した基本表現を押さえたら、道案内の練習ができるアプリ・動画もあるので、そちらも紹介しています。
目次:
0.英語で道案内をする・聞く時の押さえておきたい6つのコツの基本一覧
・地図を見ながら道案内するパターン(It’s here.)
・実際に一緒に連れていくパターン(Follow me.)
・道を聞かれて詳しくないパターン(I am a stranger here.)
・電車の乗り換えなど役立つ英語フレーズ(You transfer to ~ line at ~ station.)
・英語の道案内でよく使う「ブロック」とは?
・英語で道案内を聞いた後のお礼の言い方
1.英語の道案内で良く使う英単語16選
2.英語の道案内で良く使う熟語15選
3.英語の道案内で良く使うフレーズ8選
3-1.海外で道を尋ねる場合の英語の道案内フレーズ
3-2.外国人に英語で道案内をする場合のフレーズ
4.道案内を英語で練習するためのアプリ・動画など
0.英語で道案内をする・聞く時のコツの基本一覧

あなたが英語初心者でいきなり英語で道案内をするとなると緊張しますよね。
また、海外旅行先で、観光地やホテル、レストラン、ショッピングモールやトイレはどこですか?など、場所を聞くのは基本的に押さえておきたいものです。
両方のパターンのどちらも、話す時、聞く時の両方でも必要なので、そんな時のコツを先ず確認しましょう。
地図を見ながら道案内するパターン(It’s here.)
いきなり外国人が地図を片手に道を聞いてきた場合はどのような英語がいいのでしょうか?
基本的には口頭で使う英語フレーズは変わりませんが、若干難易度が下がります。
地図上を指で指しながら、「Here(ここです)」という英語で問題ありません。
- It’s here.
- It’s right here.
などでも構いません。
もう少し親切に教えたいのあれば、これからご紹介する単語やフレーズを使ってみましょう。
実際に一緒に連れていくパターン(Follow me.)
道案内をしていて、「すぐそこです(It’s right there.)」や「あっちです(It’s there)」などと指を指して、連れ行ってあげるととても親切ですね。
そんな時には次のようなフレーズがいいでしょう。そのまま使ってかまいません。
- 英語:I can take you there. Follow me, please.
- 私がそこに連れて行けるので、どうぞついてきて下さい(一緒に行きましょう)」
道を聞かれて詳しくないパターン(I am a stranger here.)
外国人から道を英語で聞かれて、分からない場合もありますよね。
そんな時は、次のようなフレーズが決まり文句です。
- 「I am a stranger here.」
- 「I am a stranger here, too」
直訳では、「わたしもよそ者です」となり、「私も詳しくないんです」という意味になります。あなたが旅先で道案内を聞きいた時の返事が上記のフレーズであれば、相手は詳しくないということです。是非、覚えておきましょう!
電車の乗り換えなど役立つ英語フレーズ(You transfer to ~ line at ~ station.)
バスの乗り換え、電車や地下鉄の乗り換えなどは、道案内では切り離せないものです。
フレーズを知っているだけでも、あなたが海外旅行先で道を尋ねて聞いているリスニングでも役立ちます。
特に「transfer to ~(~に乗り換える)」という熟語はよく使うので覚えておきましょう。
どの場所で乗り換えて何線になるかなど、『「乗り換え」の英語|3つの英単語と電車や飛行機での表現』の記事も参考にしてみて下さい。
下記が一例です。
- 英語:You transfer to Asakusa line at Shinbashi station.
- 日本語:新橋駅で、浅草線に乗り換えて下さい。
この後に、「then get off at Asakusa station(そして、浅草駅で下車します)」などを付け加えるパターンもあります。
英語の道案内でよく使う「ブロック」とは?
後ほどフレーズの中でも出てくるのですが、「3 blocks(3ブロック)」などの「block」の意味や距離的な感覚が日本人にはあまりなじみがありません。
このブロックですが、「家や建物が立ち並ぶ1区画」、つまり「一つ目の角(二つ目の角)」という場合に使える表現です。
つまり、「3つ目の角を右に曲がって下さい」という場合は、「Go down for 3 blocks and turn right.」というフレーズになります。
あなたが実際に道案内をする場合、また外国人に聞いてリスニングの時にも役立ちます。
英語で道案内を聞いた後のお礼の言い方
あなたが旅先で外国人に道を尋ねたパターンの場合、必ず英語でお礼をいいましょう!
丁寧な言い方ではなくでも結構ですので、「Thank you.」や「Thank you very much.」、またその後に「Have a nice day.」などのフレーズも付け加えるといいでしょう。
決して無言にならないようにしましょう。
1.英語の道案内で良く使う英単語16選
ここでは、基礎となる英語の道案内に欠かせない英単語を覚えましょう。
いきなり、街で外国人に英語で道を尋ねられた時や、外国人の友人と一緒に街を散策していて、目的地への行き方を案内する時にも使えます。
※単語を並べただけでも第三者に通じるものを厳選しています
※アルファベット順一覧
他にも、次のような英単語も道案内には使われます。
- 「Station」:駅
- 「Subway」:地下鉄
- 「Bus stop」:バスの停留所
- 「Restroom」:トイレ ※「トイレ」の英語は1つだけじゃありません。『「トイレ」の英語|11個もある表現を場面毎に使い分ける!』でも解説しているように、使う単語を間違えないようにしましょう。
- 「Avenue」:大通り ※「Main street」や普通に「Road」のみでも問題ありません。
- 「Signboard」:看板 ※「Sign」でも同じです
- 「Building」:建物
- 「End」:突き当り ※「at the end」や「at the end of this road」として使います。
- 「Dead end」:行き止まり
2.英語の道案内で良く使う熟語15選
ここでは、単語だけではなく、英語の道案内に欠かせない熟語を紹介します。
よりネイティブらしい表現、そして英語の道案内には頻出する英熟語ばかりです。
※アルファベット順一覧
3.英語の道案内で良く使うフレーズ8選
英語の道案内に頻出する単語と熟語に慣れたら、それらを組み合わせた「フレーズ」として、外国人と受け答えをしていきます。
コツのところでも解説しましたが、「あなたが英語で道を聞く」立場と、「外国人に道を聞かれる」立場の2つのパターンがあります。
3-1.「海外で道を尋ねる」場合の英語の道案内フレーズ
あなたが海外旅行先などで、外国人に道を聞く時に良く使うフレーズです。
『旅行で良く使う英会話|簡単マスター!9つの場面別フレーズ』の記事でも紹介していますが、「トイレどこですか?」や「~駅はどこですか?」など、この英語表現は本当に頻繁に使うので、必ず押さえておきましょう!
次のどのフレーズを使って相手に尋ねても、ほぼ同じ意味ですので問題ありません。自分が気に入ったフレーズを決めて使ってみましょう!
また、道を聞く前の礼儀として、「Excuse me(すみません)」と表現してから、尋ねるのが一般的です。
- フレーズ:Do you know how to get to〜?
- 意味:〜への行き方が分かりますか?
- 音声:
- フレーズ:Could you tell me how to get to〜?
- 意味:〜への行き方を教えて頂けますか?
- 音声:
- フレーズ:Could you tell me where 〜 is?
- 意味:〜の場所を教えて頂けますか?
- 音声:
3-2.「外国人に英語で道案内をする」場合のフレーズ
あなたが外国人から道を聞かれて、答える場合に良く使うフレーズです。
慌てることなく、コツのところでも紹介したフレーズと次のフレーズも合わせて道案内フレーズの基礎として覚えましょう!
※単語や熟語を合わせて表現します (shopping mallなどの名詞を変えることで、その他にも多くの道案内フレーズが作れます)
- フレーズ:Go down this street for 2 blocks and you’ll see it on your right.
- 意味:この道を2ブロック行くと、右手に見えます。
- 音声:
- フレーズ:Go past the traffic light and it’s next to a big shopping mall.
- 意味:その信号機を過ぎて、大きなショッピングモールの隣です。
- 音声:
- フレーズ:It’s too far
- 意味:かなり遠いですよ。
- 音声:
- フレーズ:It’s right there and only a five-mintute walk
- 意味:すぐそこで、歩いて5分です。
- 音声:
- フレーズ:I’m sorry, I am a stranger here,too
- 意味:申し訳ございません。私もここは詳しくありません。
- 音声:
4.道案内を英語で練習するためのアプリ・動画など
ここまで基本の表現などを紹介しましたが、実際に道案内する前に練習してみたい、もっと詳細の道案内を英語でチャレンジしてみたい!という方は動画やアプリを使うのをお勧めしています。
- アプリ:「1日5分で道案内の英会話」「1日5分で道案内の英会話」「1日5分で道案内の英会話」 ※こちらはiOSのみのアプリとなっています。
- 動画:youtube ※「youtube」の検索で「英語 道案内」と入力すると多くの動画が存在するので無料でどんどん活用しましょう!
まとめ:英語の道案内をマスターするには、先ずは単語から覚える
最初から完ぺきに受け答えをしようというより、最初は、ここでご紹介した英語での道案内に必要な単語から覚えるようにします。その後に、熟語、そしてフレーズの順に慣れていくことがベストです。
一番大事なのは、第三者に通じる英語での道案内です。
リラックスして、単語や熟語を組み合わせながら気軽に表現してみましょう!
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