海外とのテレカン(テレビ会議)やメールで英語のやりとり、海外社内でも外国人と話す機会が増えている。
だけど、英語が上達しないのは何故なのでしょうか?
これは過去に私に相談があった内容の一つです。
TOEICの試験も受けるように会社に言われていて、明らかに英語に対する意識と触れる量はUPしている、と。
目次
英語に触れる機会はUPしたけど上達しない本当の理由とは?
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さあ、昔に比べると断然、「英語」という言語が私たちの周りに多くなっています。
特に、ビジネスの世界ではグローバル化が進む中で「英語」は切っても切り離せないビジネスツールの一つです。
だからこそ、今ここで上達しない理由を明確にしなければ、このままズルズルと英語が出来ないまま未来へ進んでいきます。
一つ一つの理由を見ていきましょう!
理由その1.英語の辞書や翻訳機に頼りすぎている!?
今やスマホのアプリや自動翻訳機などで、手軽に、そして簡単に英語を調べることができます。
これは素晴らしいことですね。
『英語の音声翻訳機(自動翻訳機)は必要?3つのおすすめ機種など』の記事でもおすすめの翻訳機なども紹介しています。
しかし、英語が上達するためのツールかどうかは使い方によります。
英語の翻訳機などを、会議などのリアルタイムで使っているビジネスマンは日本人ぐらいではないでしょうか?
先ほどの記事でも書いていますが、辞書や翻訳機を使うだけで会議のスピードが遅れますし、それがシッカリと伝わっているかも疑問です。
便利になればなるほど、英語に対応できていると思いがちですが、それは日本だけの常識です。
では、今、スマホに入れた辞書のアプリが起動しない、自動翻訳機の電池が切れたらどうしますか?
理由その2.英語のメールを書くことに慣れて勘違いしている!?
グローバル化が進めば進むほど、メールを英語で書く機会がドンドン増えますね。
『英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点』の記事でも、丁寧にフォーマルな英語を書くことが必要であり、失礼が無いようにしないといけません。
つまり、会話の英語というよりビジネス英語が中心であり、少し堅苦しい言語表現になります。
それを日頃のメールのやり取りでこなしていると、ビジネス英語が習慣化されます。
そのまま友人や同僚に使うとぎこちなくなります。
また、文字のみでのやり取りで意思疎通ができたとしても、それはあくまで文字の世界です。
メールでやり取りしている人通しが、実際に会話をした場合に、日本人が英語が話せないのにびっくりするらしいです。
外国人には英語が書ける=すでに英語を話すことはできて当然、という認識があるからです。日本人はそれがイコールにならないケースが多いのが実情です。
メールでやり取りをしているからといって英語が上達しているとは断言できないのです。
理由その3.英語への苦手意識が払拭できていない
『社会人でも苦手な英語を克服できる!超簡単な3つの独学勉強法』にも書いていますが、次のような苦手意識がある方が多いですね。
- リスニングが苦手
- 英単語を覚えるのが苦手
- 発音が苦手
- 英文法が苦手
などなど。
過去に挫折した経験から、英語に触れる機会が増えたんだけど、どうしても自分から耳や心を閉ざして、英語アレルギーになっているパターンです。
英語が嫌になったのは過去の英語の先生の責任、など責任転嫁しても構いません。
先ずは、苦手意識をフラットにすることです。今までの英語とはおさらばして、ゼロからスタートする意識でいましょう!
理由その4.英語を話そうと前のめりになっている
冒頭でも言いましたが、テレカンや打合せで英語を使う機会が増えることで、どうしても自分が何か発言しなければ、話さないと会話にならないと焦っている方が実に多いです。
しかし、英語が話せるようになるには、先ずリスニング力がないといけません。
『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』の記事でもお伝えしていますが、英語は全て耳からです。これを絶対に無視してはいけません。
話すことに焦って、英会話学校に通ったけどすぐに解約するという人が後を絶たないのはこれが理由だからです。
リスニング力がないのに話そうとする、という悪習慣を今すぐ取り除きましょう!
確実に英語の上達に導くための日々の対策とは?
では、どのような対策や勉強をすれば英語に触れる機会が増えているという最高の環境の中で上達するのでしょうか?
しかも、無理をせずに上達する方法がいいですよね?
ここでは2つの対策をご紹介します。
無理なく、そして自然と英語力を確実に身に付ける方法と考え方です。
対策その1.英語環境を自然体で作ること!
英語に触れる機会がビジネスで増えている方は、英語脳へ切り替えるスイッチが、会社に着いてから、または仕事をスタートしてからとなっているケースが多いです。
つまり、強制的な英語脳への切り替えとなっているのです。
苦手意識がある方は特にそれが息苦しく、英語を上達する大きな弊害となっています。
その対策としては、朝起きてから何気なく英語脳へに切り替へる方法がベストです。
ビジネス以外でも何となく英語に触れているという環境づくりが必要です。
その方法としておすすめしているのが、『スマホで英語の勉強|今日から出来る!4つの方法とおすすめアプリ』の記事でもお伝えしていますが、スマホの言語設定を英語、スケジュールを英語で記入、ゲームを英語で、など自然に英語脳へのスイッチが入る環境を作ることを意識してみて下さい。
また、これは私が今でも英語脳へ切り替える方法として毎日実践しているのが、『英語の勉強|「独り言」の効果は絶大!4つの正しいやり方とコツなど』でもやり方を詳しく解説している、独り言で英語を話すという習慣づけです。
知らないうちに頭の中でも英語で独り言を言ってしまいます。
これって、理想ですよね?
是非、トライしてみて下さい!
対策その2.英語の勉強と仕事は別の意識で!
どうしてもビジネスで英語を使う機会があると、「今すぐにでも英語が出来ないと恥ずかしい」という感覚があるようです。
これは受験生にも共通しているのですが、それはそれ、英語の上達は別で考える、という事です。
上達しない理由のところでもご紹介していますが、英語のリスニング力を鍛えることが英語上達の大前提です。
今現在、ビジネスや英語の試験で英語が不得意と言う方は、先ずは耳から鍛えることに集中してみて下さい。近い未来に、中途半端に英語が出来ていると勘違いしている同僚や同級生をあっという間に抜くことができるはずです。
『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』でも解説してる通り、先ずは意味を理解しないというリスニングからスタートしてみて下さい。
まとめ:絶対に焦らない!正しい方法と考え方で英語は上達する!
とにかく今現状英語ができないからと慌てないでください。
今までの英語学習は効果を発揮していないということを先ずは認識して、ゼロからスタートしましょう!
全て無料で実践できる方法ばかりですので参考にしてみて下さい。とになく、無理をせずに1日5分からでも実践してみましょう!
英語に触れる機会が増えているということは、英語上達の度合いをタダで試せるという事です。それってすごいことですよね?
そのような素晴らしい環境を是非活用してみましょう!