英語のリスニング時に、「知ってる単語が少ないから分からない」、「スペルや英文法を考えてしまう」など、困っていませんか?
リスニングをして意味を理解するには、瞬時に理解できるための英単語が必要なのは分かりますが、ではどれくらいの単語数が必要なのでしょうか?
また、日本語では単語(言葉)の文字(スペル)が浮かばないのに、英語だと変な癖が顔を出すのはどうしてなのでしょうか?
それらを解決できれば、リスニングがスムーズになるのは目に見えてますね。
目次
単語を知っているからリスニングが出来るは真っ赤な嘘!?
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あなたはどれくらい単語を知っていますか?
リスニングは多くの単語を知っていれば出来るという勘違いはどこかきたのでしょうか?
下記は日本人の英語をリスニングする時の特徴です。
- リスニングして意味は理解できないけど、その英文を見たら理解できることが多い
- リスニングは苦手だけど、ライティング(メールなど)で時間をかけるならその方が自信がある
など。特に英語初心者にある特徴です。
何を言いたいのかと言うと、「知っている単語数=リスニング力がある」ではないということです。
英会話に必要で、またそのリスニングで意味をある程度理解できる(80~90%程度)単語数は中1~中3で習う1200単語前後と言われてます。
それについては、『英語習得と英会話が上達!初心者に必要な285英単語と文法』でも解説していますが、先ずはその事実を知ることがとても大切です。
よってあなたが今やることは、英単語を覚えることではなく、「読んだら理解できる、知っている単語でメールも書けるのに、なぜリスニングが出来ていないのか」ということなのです。
それにはいくつかの原因があるので、それぞれを見ていきましょう。
せっかく単語を覚えても、それをリスニングや会話に活かせないのであれば全く意味がないので、是非この機会にその原因を解決していきましょう!
リスニングで英単語のスペルが頭に浮かぶ癖を解決する!
英語をリスニングしている時に、英文法や単語のスペル(綴り)が思い浮かぶことはありませんか?
これは日本の大きな英語教育の弊害の1つで、英語に最初に触れる時に基本は英単語やフレーズが文字で書かれている「教科書」だったからです。
でも、あなたが日本語を最初に触れた時は教科書や絵本でしたか?
ほとんどの方は、大人が話す内容を「聞くだけ」だったはずです。そこに書かれている文字は存在しないですね。
この英語を文字化する癖を無くすには、「動詞と名詞の単語イメージ化」から始めるととても効果が高いです。
単語のスペルや日本語(和訳)を介さずにリスニングには、このイメージする癖付けがとても大切です。
その方法はとても簡単です。
Googleなどで知らない単語を知らべる時に、その単語を「画像検索」するとその写真やイメージ画が検出されます。
和訳を調べずに、画像で捉える感覚です。効果的な方法の1つですので、是非一度この方法を試してみましょう!
知らない単語があってもリスニングで理解する癖を付ける
リスニングの時に知らない単語が聞こえたら耳が止まることはありませんか?
本当にもったいないリスニングの仕方ですね。
耳が止まった後に知っている単語が出てきても聞き逃してしまい、意味が理解できないなど。
『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』で詳しくその癖をなくす、聞き流しでは解決できない「数当てトレーニング」をいう方法を説明しています。
リスニングした時に、1つの英文がいくつの単語で構成されているかを数えるという単純ですが、耳を止めないための大切な解決法です。
そのことが何が起こるのか?
「耳を止めずに多くの単語をリスニングすることで予測して理解できる」からです。
この世にある全ての英単語を頭に入れることは不可能です。そうであれば、知っている単語をより多くイメージで理解することで大体の意味が分かってきます。
これを予測リスニングと言いますが、『英語リスニング|映画・海外ドラマが字幕なしで分かる!2つの勉強法』で解説してる、海外ドラマなどを使った方法でも効果的なので試してみましょう!
特にTOEICや英検などの資格や試験などの長文のリスニングには、この予測リスニングがとても役立ちます。
リスニングに必要な単語を身に付ける!おすすめのアプリ・教材
聞き流しをしないで、単語のイメージ化や知らない単語があっても予測リスニングの癖が付いてきたら、あとはドンドンこの癖を保持しながら新しい単語や表現に触れていけば問題ありません。
要するに「多聴」です。
先ほど触れた海外ドラマなどを沢山リスニングすることもいいのですが、偏り過ぎるのを避けるためにも、色々な教材をリスニングしていきましょう。
『英語リスニング教材|厳選!9つのおすすめ無料アプリ・サイト・動画』では無料で多聴できるおすすめのサイトや教材を紹介しているので、そのタイミングになったら参考にして下さい。
まとめ:資格独特の単語をリスニング練習することも忘れない!
いかがでしょうか?
ここではあるリスニングと単語の関係とある程度の解決方法を紹介しましたが、あなたに資格や就職などの目標あるのであれば、それらの特徴的な単語をリスニングすることもお勧めします。
TOEICの試験を受けるのに、日常会話ばかりを多聴してもせっかくの時間がもったいないですね。バランスが必要です。
英検でも過去問などが無料で解けるので是非それらも有効活用しましょう!
単語とリスニングは切っても切り離せない関係なので、正しく、そして効果的な方法で習得していきましょう!