
あなたは、英語でありがとうと言われたら、どう返事を返せばいいのか迷っていませんか?
日本語で「どういたしまして」と同じ意味で使う英語があるのですが、日本人はどうしても、返事に困って無言になるシチュエーションが多々あります。
愛想笑いのみという場面です。
多くの方が経験があるのではないでしょうか?
または、「Thank you.」(ありがとう)の返事は「You’re welcome.」(どういたしまして)が有名すぎて、そればっかり使っちゃう人も多いのではないでしょうか?
詳しくは後ほど解説しますが、下記がその一覧となります。
簡単にできるカジュアルな返事、スラング、丁寧と3つの分野に分けています。今すぐ、そのまま使えるものばかりです。
1語、2語から簡単にできるカジュアルなお礼への返事一覧
一番使われている「どういたしまして」の英語 | |
「もちろん!」と一言で言えます | |
「問題ありません。おやすい御用です。」というニュアンス | |
「いつでもお手伝いします!」という意味 | |
「大丈夫ですよ」となります |
SNSやスラングでの「どういたしまして」の一覧
「いいってことよ!」というニュアンス | |
「全然、汗をかいていないよ」が直訳 | |
イギリス英語でよく使われる表現 | |
「You are welcome.」略語です | |
「OK」の略語です |
ビジネスメールなど丁寧な「どういたしまして」の一覧
「全然平気です」と謙遜した表現 | |
「お役に立てて嬉しいです」という意味 | |
「お気遣いなくどうぞ」というニュアンス | |
直訳は「お礼を言わなくて結構です」となります | |
最上級で「You are welcome.」の丁寧版です。 |
日本語でも「ありがとう」の返事は沢山使い分けますよね。
例えば、友達すごく仲がいい友達に軽く「ありがとうね!」って言われたら「どういたしまして」とかしこまっては言わないはず。「気にしないで!」「いつでも言って!」など状況によって使い分けますね。
英語でも同じで、ひと括りに「どういたしまして」と訳されるフレーズは実は「You’re welcome.」 以外にもたくさんあるんです。
もちろん、メールやSNS、チャットなどでも使える表現もあります。しかし、略語などを使うケースが多いです。
よって、ここではありがとうの意思表示に対して困ることがないような、英語での様々な「どういたしまして」を厳選してご紹介します。
最後には、どれくらい「どういたしまして」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
目次:
1.カジュアルな「どういたしまして」の英語を使い分け!|日常会話編
1-1.一般的でフランクな「どういたしまして」の英語(You are welcome.)
1-2.アメリカ英語でよく使わえる「どういたしまして」の英語2選(No problem.(Sure.)/You bet.)
1-3.イギリス英語でよく使わえる「どういたしまして」の英語(No worries.)
1-4.ホテル・レストランの接客でもよく聞く「どういたしまして」の英語(Anytime.)
1-5.一番簡単な「どういたしまして」の英語と発音(It’s O.K.)
1-6.SNSやメールで使える!「どういたしまして」の英語の略語(K/YM)
2.フォーマルな「どういたしまして」の英語を使い分け!|ビジネス編
2-1.正しく発音するとかっこいい!「どういたしまして」の英語(Not at all.)
2-2.目上の人など敬語として使える「どういたしまして」の英語(My pleasure.)
2-3.簡単で口語でもよく使われる「どういたしまして」の英語(Don’t worry about it.)
2-4.さらっと軽く言うのがポイント!「どういたしまして」の英語(Don’t mention it.)
2-5.最上級を使った「どういたしまして」の英語(You are most welcome.)
3.別の言い回しでの「どういたしまして」の英語
3-1.「こちらこそ、どういたしまして」の英語(Same here.など)
3-2.使えるとかっこいい!その他の「どういたしまして」の英語(It’s the least I could do.など)
まとめクイズ:英語の「どういたしまして」はハッキリと返事をしよう!
1.カジュアルな「どういたしまして」の英語を使い分け!|日常会話編

友達同士や家族などで使える、カジュアル英語の「どういたしまして」は全部で6つあります。
それぞれを見て使い分けましょう!
1-1.一般的でフランクな「どういたしまして」の英語
「You’re welcome.」は、カジュアルでもフォーマル(ビジネス)でも使える代表的な言い方です。
- 英文:You’re welcome.
- 解説:You areの短縮形を使う、一般的に多く使われる返事です。
- 音声:
更に砕けた表現の「Welcome.」だけでも、気軽な「どういたしまして」となります。
「You’re welcome.」のシリーズは、一番使いやすい言葉です。
様々な場面の「どういたしまして」に使えて、カジュアルすぎないため、目上の人にも使えますし、友人どうしでも使えます。どれを使うか迷ったら、「You’re welcome.」を使えばOKです。
でも、毎回毎回、このフレーズばかり使うとつまらないですし、なんだか機械的に言っているのではないかという印象を与えてしまうかもしれません。
基本を押さえて、これにプラスして使えるフレーズを覚えましょう。
1-2.アメリカ英語でよく使わえる「どういたしまして」の英語2選
先ず1つ目は「No problem.」で、2つ目が「You bet.」となります。
その1.「No problem.」
「No problem(問題ないよ!)」と相手に対して気さくに答えるとかっこいいですね。
- 英文:No problem.
- 解説:直訳は「問題ありません」となります。
- 音声:
アメリカでよく聞くフレーズです。
「これくらい、問題ないよ」、「たいしたことじゃないよ」、「おやすいご用です」という意味で「どういたしまして」と言う場面で使います。
これと同じようにカジュアルに使われるのが、「Sure.(もちろん)」です。
「Of course.」やここで紹介する他の表現(You bet./Not at all.など)も含まれている、『「もちろん」の英語|12個の表現をネイティブ並みに使う!』の記事も参考にしてみて下さい。
その2.「You bet.」
「You bet.」は、日本人が余り聞き慣れない表現かもしれませんが、ネイティブ同士で気軽に使っている表現です。
- 英文:You bet.
- 解説:とてもカジュアルな「どういたしまして」となります。
- 音声:
「bet」は「賭ける」という動詞です。
「You can bet money on that.」 (お金を賭けてもいいよ)の略ですが、いろんな場面で使われるスラングです。「どういたしまして」の場面で、「いいってことよ!」「もちろん!」くらいのすごくフランクな意味で使うことができます。
また、アメリカ英語のスラング(俗語)で「No sweat(ノー・スウェット)」というのもありますが、先ずはこの2つが代表的な「どういたしまして」となります。
1-3.イギリス英語でよく使わえる「どういたしまして」の英語
「No worries.」ですが、これも堅苦しくなく、気軽に使える表現の1つです。
- 英文:No worries.
- 解説:Don’t worry about it(心配しないで)よりも少しカジュアルな表現となります。
- 音声:
オーストラリアではとても良く使われるフレーズで、アメリカの「No problem.」に近い使い方をします。
「Thank you.」に対して「問題ないよ」「これくらい、心配しないで」という意味で使うフレーズです。
また、相手の「I’m sorry.」に対しても、その返事として「大丈夫!心配しないで。」という意味で使うこともできます。
1-4.ホテル・レストランの接客でもよく聞く「どういたしまして」の英語
「Anytime.」は、海外でのホテルのフロントに何かお願いした時、またはレストランで何度が水などをおかわりした時などに「Thank you.」の返事でよく聞くカジュアルなフレーズです。
また、ショッピング中に試着をする時などにも店員がよくいいます。
- 英文:Anytime.
- 解説:「いつでもいいよ」という表現です。
- 音声:
「いつでも言ってくれたらお手伝いしますよ!」「これくらいのことならいつでも言って」というニュアンスで使います。
また、同じ「Anytime!」の一言で、「どういたしまして」のシチュエーション以外でも、「いつ?」と聞れたときに「あなたの準備ができ次第いつでも(こちらは対応できます)!」という意味で使うこともできます。
1-5.一番簡単な「どういたしまして」の英語と発音
「It’s O.K.」も頻繁に使う表現で、日本語のカタカナ発音の「オーケー」でもそのまま通じます。
- 英文:It’s O.K.
- 解説:「大丈夫ですよ」という返事です。
- 音声:
「It’s OK」を下記の言い回しに変えても同じような意味になります。
- That’s all right.
- That’s ok.
- Ok.
発音も難しくなく、日本人の方にもすぐに使えて、気軽に使える「どういたしまして」です。
1-6.SNSやメールで使える!「どういたしまして」の英語の略語
SNS、チャットやショートメッセージ、メールなどには、特に略語は欠かせません。
基本的にビジネスでは使いませんが、友達同士などカジュアルな表現として使ってみましょう!
例えば、『英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個』の記事にもあるように、「OK」を「K」としたり、「You are welcome」は「YW」などで表示します。
2.フォーマルな「どういたしまして」の英語を使い分け!|ビジネス編
ここでご紹介する「どういたしまして」の英語フレーズは、多少フォーマルな言い方ですが、丁寧な返事の表現で日常英会話でも使えます。
2-1.正しく発音するとかっこいい!「どういたしまして」の英語
「Not at all.」の各単語をつなげて言うとかっこいいですよ。
これは英語の発音のリンキング(リエゾン)というもので、詳しい発音の仕方などは、『日本語訛りをすぐに解消!3つの英語発音矯正トレーニング』の記事で解説しています。
- 英文:Not at all.
- 解説:直訳は「全然平気ですよ」となりますが、どういたしましてとして表現します。
- 音声:
「お礼いわれることは全くしていないよ」と謙遜して言うことがありますよね。そんな場面で使えるフレーズです。
2-2.目上の人など敬語として使える「どういたしまして」の英語
「My pleasure.」は、ちょっとかっこつけて、堂々と表現するとクールですね。
- 英文:My pleasure.
- 解説:It was(It is) my pleasureとしても同様です。ビジネスで良く使う表現です。
- 音声:
丁寧な言い方としてはよく使われるフレーズです。
「pleasure」は「喜び」で、直訳すると「私の喜びです。」で、「お役に立てて嬉しいです。」という意味合いで、お礼の言葉への返答として使います。
2-3.簡単で口語としてもよく使われる「どういたしまして」の英語
「Don’t worry about it.」は、「No worries」をちゃんと文で伝えているものです。
これは口語でカジュアルな時でも使える便利な「どういたしまして」の英語です。
- 英文:Don’t worry about it.
- 解説:「心配しないで」という直訳ですが、「どういたしまして」と解釈します。
- 音声:
2-4.さらっと軽く言うのがポイント!「どういたしまして」の英語
「Don’t mention it.」の「mention」は「〜を発言する」という、「say」より多少フォーマルな言い方で、「どういたしまして」を表現します。
- 英文:Don’t mention it.
- 解説:「そんなこと言わないで」となりますが、カジュアルでも使えます。
- 音声:
「mention」は「言及する」「言う」という意味で、この文の直訳は「それを言うな」です。「そんなこと言わなくていいよ」という気持ちで、「どういたしまして」と言う場合に使うフレーズです。
2-5.最上級を使った「どういたしまして」の英語
「You are most welcome.」は、最上級である「most」を使って、相手に対してキッチリと敬意を払っている表現です。
- 英文:You are most welcome.
- 解説:You’re welcomeより更に丁寧な言い方となります。
- 音声:
他にも、下記の2つの言い方があります。
- You’re so welcome.(強調して)「どういたしまして。(とんでもございません。)」
- You’re very welcome. ※上の2つと同じく強調した言い方です。
どれも「You’re welcome.」を強調したフレーズです。意味もさほど変わりません。
目上の人に頼みごとをされた時などに、「とんでもございません!いつでもまた言ってください。」という気持ちで言うフレーズとしても使えます。
3.別の言い回しでの「どういたしまして」の英語
上記で解説した「どういたしまして」の他にも様々なものがあります。代表的な英語で「どういたしまして」をご紹介します。
また、「こちらこそ、どういたしまして」はどういうのでしょうか?
3-1.「こちらこそ、どういたしまして」の英語
「こちらこそ、ありがとうございます」という言い方で表現するのが通常です。
- Thank you, too.
- You, too.
- Same here.
などですが、今までご紹介した「どういたしまして」の表現をそのまま使っても問題ありません。
『「こちらこそありがとう」の英語|カジュアルや丁寧な言い方13選』の記事も参考にして下さい。
3-2.使えるとかっこいい!その他の「どういたしまして」の英語
下記のようなフレーズを使いこなせるようになると素晴らしいですね。
カジュアルでもフォーマルな場面でも使えます。
- It was nothing. ※直接的な意味は「それは何でもないこと」ですが、「本当に大したことじゃないから」、「何でもないことだよ」と言う時に使えるフレーズです。
- It’s the least I could do. ※直接的な意味合いは「私ができる最小限のこと」で、「私ができるせめてものこと」、「これくらい当然です」という意味で使うフレーズです。
- I’m glad(happy) to help. ※「My pleasure.」よりは頻度が低いですが、この文も使うことができます。「お役にたててうれしいです。」というそのままの意味合いで「どういたしまして」という場面で使うことができます。
まとめクイズ:英語の「どういたしまして」はハッキリと返事をしよう!
相手のありがとうの表現に何も返さないと、その相手はきっちりとあなたに感謝の気持ちが伝わったのか分かりません。
外国人との英会話の場合は、何も言わずに、にっこり笑うというだけではなく、しっかりと相手に「どういたしまして」を言いましょう。
また、「You’re welcome」だけではなく、様々な言い方をためしてみましょう。会話がもっと豊かになります。返事での意思表示も大事な会話の1つなのです。
それでは、最後に次の問題を解いてみましょう!
【問題】
- 「何でもないことだよ」の意味を含む「どういたしまして」の英語は?
- 「そんなこと言わなくていいよ」の意味を含む「どういたしまして」の英語は?
- 「私の喜びです」の意味を含む丁寧な「どういたしまして」の英語は?
- 「賭ける」という動詞を使ったカジュアルな「どういたしまして」の英語は?
- 「これくらいのことならいつでも言って」の意味を含む「どういたしまして」の英語は?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「どういたしまして」に関する英語でも、多少はてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- It was nothing.
- Don’t mention it.
- My pleasure.
- You bet.
- Anytime.
コメント