「明日(あす・みょうにち)」の英語は「tomorrow」ですが、品詞は何でしょうか?
名詞、形容詞、それとも副詞?
この使い方を知っておくだけでも、英会話で「明日」を使う時に幅が広がります。
また、この「tomorrow」ですが、実は日本人の多くが間違った発音をしています。
メールやSNSでは略語、また「ことわざ」としてもよく使う表現ですので、キッチリとした表現を身に付けましょう。
それと、「明後日(あさって)」、「明々後日(しあさって)や「一昨日(おととい)」などの関連した英語も同時に覚えることで語彙力もアップしますね。
目次
「明日」は英語でなんという?
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「明日」の英語は単純だけどポイントを押さえましょう。
「tomorrow」の英語の正しい発音と読み方
「明日」の英語は、「tomorrow」です。
「tomorrow」の発音と読み方、発音記号は下記となります。
発音のポイントは2つあります。
1つはアクセントの部分です。「tomorrow」の「mo」の真ん中の部分を強く発音します。
もう1つは、「R」の部分です。日本人が不得意な発音の1つですが、克服することでよりネイティブに近づくことが出来ます。「R」の発音については、『RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニング』の記事にてそのコツを解説していますので、今すぐにでもマスターしてみて下さい。
また、スペルにも注意が必要です。
これは私もよく間違えるのですが、「rr」と「r」2つnなのですが、「m」を2つにしてミススペルすることがあります。
因みに、「tomorrow」は、近い将来(the near future)の類義語としても活用されます。
「tomorrow’s Japan(日本の近い将来)」など。
「tomorrow」の品詞別の例文
「tomorrow」は、主に副詞、形容詞、名詞という頻度でよく使われます。
副詞(明日、明日は)
副詞は形容詞や動詞などを修飾する品詞です。
下記が例文です。
- See you tomorrow.(明日、会いましょう)
- Please call me tomorrow.(明日、電話下さい)
- Tomorrow, we will have a short test.(明日は小テストがあります)
など。
形容詞(明日の)
名詞を修飾する品詞です。
下記が例文です。
- we have a meeting tomorrow morning.(午前中、打合せがあります)
- Tomorrow evening would be fine.(明日の朝であれば大丈夫です)
など。
名詞(明日)
単独で、しかsも主語にもなることができる品詞です。
- Tomorrow is Tuesday.(明日は火曜日です)
- Let’s talk the day after tomorrow.(明後日、話し合いましょう)
など。
因みに、「tomorrow」は数えられない、不可算名詞です。
「tomorrow」と前置詞との関係
例えば、次のような英文があったとします。
「We have a meeting in the afternoon.(明日の午後に会議があります)」など。
これには、前置詞の「in」が必要です。
しかし、午後でも「明日の午後(tomorrow afternoon)」とすると、その前置詞が省略されます。
「We have a meeting tomorrow afternoon.」となります。
これは、todayやyesterdayでも同様で、前置詞は不要です。
明日の英語の略語・スラング
「tomorrow」にも、他の単語同様に略語が存在します。
基本的に下記の略語がメールやSNSで一般的に使われています。
- tmr
- tmrw
英語ではこのように友達同士などでも、略語でやり取りをすることが普通です。
ネイティブがよく使う略語については、『英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個』にてご紹介していますので、是非活用してみて下さい。
「明日」の英語|言い換え・関連英語
「明日」から派生や関係する英語も同時に吸収しましょう。
「明日」の英語|別の言い方・言い換え
明日は「今日の次の日」という意味で、「the next day」という表現もできます。
しかし、「tomorrow」の違いは、時間軸が今日に限定されているかいないかです。
- Tomorrow, I will go to your party.(明日、あなたのパーティーに行きます) ※「tomorrow」は今日を軸にしているので、必ず未来についての表現になります。
- The next day, I went to your party.(次の日、あなたのパーティーに行きました) ※何かがあった次の日という、この場合は時間軸が過去でも使えます。
また、前述にある「the near future(近い将来)」は、「明日以降の未来も含む」表現ですね。
「In near future, I will visit you.(近い将来、訪問しますね)」など。使う場面でシッカリと使い分けましょう。
「明後日」や「一昨日」の英語は?
「明日」だけではなく、「明後日」や「一昨日」も英会話では欠かせない表現です。
- 今日(きょう):today
- 昨日(きのう):yesterday
- 一昨日(おととい):the day before yesterday
- 明後日(あさって):the day after tomorrow
- 明々後日(しあさって):two days after tomorrow
※「明々後日」については、「three days from today」や「three days from now」などでも同じ表現になります。
よく使う!「明日」の英語のことわざ
仲間を励ましあったり、激励などする時に用いる、「tomorrow」を使ったことわざを2つご紹介します。
- 「Tomorrow is another day」/ 明日は明日の風が吹く
- 「Never put off until tomorrow what you can do today.」/ 今日できることは明日に延ばすな! ※「Tomorrow never comes.」と同じ表現です。
英会話にはとても便利なことわざで、知っているだけでも知的ですよ。他の有名なことわざについては、『英語のことわざ|楽しく学べる!テーマ別厳選34個の表現』でも多くご紹介してます。ネイティブが頻繁に使うものですので、是非参考にしてみて下さい。
まとめ:「明日」の英語は英会話には重要な言葉!
「See you tomorrow(また明日!)」や「I will do it tomorrow(明日やります)」など、多くの英文では欠かせない大事な英語の1つが「tomorrow」です。
よって、ここで正しい発音の仕方を習得して、色々な場面で使って下さい。勿論、ことわざや略語なども、学校ではなかなか教えてくれないものですが、英語社会では一般的な表現ですので、しっかりと活用してみましょう!
英会話がより豊かで楽しいものになるはずです。そのきっかけにしてみて下さい。
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