著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー
◆日経HR「英語コミュニケーション in Business」特別講師(2017年8月~)
◆日経メディカル「医師のためのDailyイングリッシュ」特別講師(2019年10月~)
◆公式動画チャンネル:マイスキ英語【たった3分で奇跡を起こす!】(2020年2月~)

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

「外科」の英語|発音と6種類の診療科や手術などの関連英語一覧

のべ10,639がこの記事を参考にしています!

「外科」は英語で何というのでしょうか?

しかし、「外科」と一言で言っても「脳外科(脳神経外科)」や「心臓外科」、「整形外科」など色んな種類の診療科があります。

また、「内科」と「外科」の違いは何なのでしょうか?

病院によって、ある診療科やない診療科、また名称が違う場合もあります。

しかしここでは、一般的に使われている外科の診療科や患者と医者の一般的なやりとり(捻挫、傷、手術の時など)のフレーズも紹介していますので、是非ご参考下さい。

また今回も、医療英語などについては、専門性が高いため下記の医師に監修して頂いております。

監修医師:佐久間郁行

東京医科歯科大学医学部卒
医学博士
日本内科学会総合内科専門医
日本消化器病学会専門医・指導医
ACP(American College of Physicians)正会員
Licensed Associates of the Faculty of Homeopathy(UK)

目次:

0.外科と内科の違いとは?

1.外科(外科医)の英語|発音と内科(内科医)
2.外科の種類と英語での診療科一覧
3.外科(打撲・捻挫・手術など)で使う関連英語一覧

0.外科と内科の違いとは?

AI英会話スピークバディ_画像

そもそも「外科」と「内科」は何が違うのでしょうか?

実は、それぞれの英語の表現を見れば一目瞭然です。

  • 内科・・・主に薬などの処方する診療科(英語:internal medicine/略:IM) ※「medicine」は薬という英語でも使います。
  • 外科 主に手術などで治療する診療科(英語:surgery) ※「surgery」は手術という英語でもあります。しかし、一般の整形外科のように必ず手術するわけでもありません。

しかし、症状、病院により診てもらう診療科が異なることもあるため、症状を正しく伝えるようにしましょう。

症状の英語については、『病気の症状の英語一覧|患者も医者も押さえよう!50以上の症状表現』の記事をご参考下さい。

1.外科(外科医)の英語|発音と内科(内科医)

先ほども説明したように、外科の英語は「surgery」です。

「surgery」の発音と発音記号は下記となります。

読み方
音声
発音記号
サージェリー
sə’ːrdʒəri

「surgery」は「手術」という単語でもあります。

また、「外科医」は「surgeon(サージョン)」と言います。

一方、内科は「internal medicine」で、内科医は「internist」や「physician」と言います。

内科についての詳しい情報は、『「内科」の英語|発音や略・13個の症状で患者とペラペラ医療英会話』をご参考下さい。

2.外科の種類と英語での診療科一覧

外科でも「一般外科」、「脳神経外科(脳外科)」など様々あります。

診療科の英語一覧|21種類の読み方や略・覚え方など』でも紹介していますが、ここでも確認しておきましょう!

  • 一般外科:「general surgery」
  • 消化器外科:「gastrointesinal surgery」(ギャストロインテスティナル・サージェリー) ※「digestive surgery(ダイジェスティヴ・サージェリー)」とも言います。
  • 脳神経外科(脳外科):「neurosurgery」(ニューロサージェリー)」 ※「brain surgery」とも言います。
  • 心臓血管外科(心臓外科・循環器外科):「cardiovascular surgery」(カーディオヴァスキュラー・サージェリー)※「cardiac surgery」とも言います。
  • 呼吸器外科:「thoracic surgery(ソーラーシック・サージェリー)」
  • 整形外科:「orthopedic surgery(オーソピーディック・サージェリー)」 ※または、「plastic surgery」です。形成外科も「plastic surgery」で表現します。形成外科も同様です。

3.外科(打撲・捻挫・手術など)で使う関連英語一覧

ここでは、一般的に外科で使う関連英語をピックアップしています。

  • ~の手術:「~ surgery」※「心臓手術」は「cardiac(heart) surgery」など。また、「operation」も手術の意味ですが、「~手術」はsurgeryを使うのが一般的です。
  • 手術室:operation(operating room) room
  • 摘出手術:surgery to remove +(癌腫瘍など) ※しかし、医学用語で「lumpectomy(腫瘍摘出手術)」、「子宮摘出術(hysterectomy)」などの表現もあります。
  • 捻挫:sprain ※足首の捻挫は「sprained ankle」など「sprain(捻挫する)」として使います。
  • 打撲:bruise
  • 骨折:fracture ※「ヒビ」でも使う用語です。「broken bone」も骨折(した骨)という表現です。
  • メス:surgical knife ※「scalpel(スキャルポル)」という英語もあります。
  • 麻酔:anesthesia(アネスシージア)
  • 止血:hemostasis(ヒーモステイシス) ※口語的には「stop bleeding」が一般的です。
  • 抜糸:to remove the stitches
  • 同意書:consent ※「informed consent(インフォームドコンセント)」も同様です。
  • 入院:hospitalization ※「be動詞 + admitted to hospital/be動詞 + hospitalized」で「入院する」になります。
  • 退院:to leave hospital ※「be動詞 + discharged from hospital」でも同様です。
  • 心電図検査:ECG (exam) ※「electrocardiography」の略です。
  • エコー検査:ultrasonography ※ultrasound (exam/scan)なども同様です。
  • MRI検査:MRI (exam) ※「magnetic resonance imaging」の「略」です。
  • CT検査:CT (exam) ※「computerized tomography」の略です。

上記の例のように外科手術の前には検査などが必要です。検査については、『「検査」の英語|病院で使う39個の医療英会話・医学フレーズと単語』でも紹介していますのでご参考下さい。

まとめ:外科の英語は内科とセットで覚えるのがコツ!

外科の診療科、内科の診療科だけ覚えるのではなく、かかりつけ、医者であれば担当の診療科から覚えるのがいいでしょう。

しかし、外科だけ、内科だけと偏って覚えないようにしましょう。

また、関連用語も覚えておいても英会話にも役立つものですので是非この機会に押さえておきましょう!

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