それぞれの病院の「診療科」を英語で言えますか?
「内科」、「外科」、「小児科」などなど。
外国人の患者に「~科」に行って下さい、という場合や、あなたが海外の病院で何科に行けばいいのか分からない場合など「診療科」の英語は必要になります。
目次
診療科の英語
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「診療科」自体を英語で表現すると「clinical department」となります。
病院内であれば「department」のみでも十分通じます。
よって下記のような英語フレーズで色々と表現できます。
- 日本語:どの診療科に行けばいいですか?:
- 英語:Which department should I go?
もちろん、「~科」はどこですか?と事前にどの診療科に行くのか分かっているのであれば、その診療科を直接表現したいですよね。
英語での診療科一覧と略・覚え方
ここでは、内科や外科など一般的に病院で使われている診療科をご紹介します。
何には「ENT」などの略語で表現する診療科もあるので覚えておきましょう。
診療科の覚え方とコツ
それと診療科の覚え方ですが、基本的に今全てを覚える必要はありません。
あなたが医者ならば現在の担当診療科名、あなたが患者(過去の通院とかも含めて)ならが、かかりつけ(かかりつけだった)の診療科を思い出して、先ずはそれから覚えるようにしましょう!無理をせずにとにかく身近な診療科から覚えることをスタートするのがコツです。
また、診療科別の医者の呼び方の「内科医」や「外科医」などの「~医」に関しては、『医者の英語|略や18種類の名称一覧と医師が話せるようになる勉強法』の記事をご参考下さい。
それでは次から英語での診療科をみていきましょう。
英語での診療科一覧:内科編
内科は「internal medicine」、略して「IM」と表現することもあります。
しかし内科にも様々な診療科に分かれています。主なものは下記となります。
- 一般内科:「general internal medicine」 ※「総合診療科」も同様に表現されることもあります。または「General practice」などの表現もあります。
- 消化器内科(胃腸内科):「gastroenterology」(ギャストロエントロロジー)
- 神経内科(脳神経):「neurology」(ニューロロジー)
- 循環器内科(心臓内科):「cardiology」(カーディオロジー)
- 心療内科:「psychosomatic medicine」(サイコソマティック・メディスン)
- 呼吸器内科:「respiratory medicine」(レスパラトリー・メディスン)
- 血液内科:「hematology」(ヘマトロジー)
- 肝臓内科:「hepatology」(ヘパトロジー)
- 腎臓内科:「nephrology」(ネフロロジー)
- 内分泌代謝内科:「metabolism and endocrinology」(メタボリズム・アンド・エンドクリノロジー)
英語での診療科一覧:外科編
外科は「surgery(サージェリー)」ですが、細かく分けると次のようなのがあります。
- 一般外科:「general surgery」
- 消化器外科:「gastrointesinal surgery」(ギャストロインテスティナル・サージェリー) ※「digestive surgery(
ダイジェスティヴ・サージェリー)」とも言います。 - 脳神経外科:「neurosurgery」(ニューロサージェリー)」
- 心臓血管外科:「cardiovascular surgery」(カーディオヴァスキュラー・サージェリー)
- 整形外科:「orthopedic surgery(オーソピーディック・サージェリー)」 ※または、「plastic surgery」です。形成外科も「plastic surgery」で表現します。
英語での診療科一覧:その他(小児科や歯科など)
内科や外科などに含まれる英語もありますが、確認してみましょう!
- 小児科:「pediatrics」(ピーディアトリクス)」 ※「小児外科」は「pediatric surgery」となります。
- 歯科:「dentistry」(デンティストリー) ※しかし一般的には「歯医者(dental clinic)」で表現することが多いですね。
- 眼科:「ophthalmology」((オフサ(ル)モロジー)
- 耳鼻咽喉科:「otorhinolaryngology」(オートライノラーリンゴロジー) ※しかし、「ear(耳), nose(鼻), throat(喉)」の頭文字をとって略して「ENT」を一般的に使います。
- 皮膚科「dermatology」(ダーマトロジー)
- リウマチ科:「rheumatology」(ルーマトロジー)
- 産婦人科:「obstetrics and gynecology」(オブステトリクス・アンド・ガイノコロジー)
- 乳腺外科:「breast surgery」(ブレスト・サージェリー)
「診療科」など医療英語が学べるオンライン英会話スクール
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HLCA受講生の職種内訳(割合)
HLCAオンラインスクール受講生の職種は、看護師が47%と多くて、次いで医師が22.6%となっています。
職種 | 割合 |
看護師 | 47.6% |
医師 | 22.6% |
薬剤師 | 8.8% |
助産師 | 5.9% |
PT・OT・ST | 5.0% |
その他 | 10.1% |
※PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)
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- 医療・健康に関する内容が組み込まれている「デイリーニュース」
しかし、メディカル専門として配属されている先生ではないので、一般の客とかぶって予約が取れないケースもあります。その点などはご自身で確認してみて下さい。
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採用基準は、「履歴書審査」「4技能試験」「面接」ともに厳しく審査しております。特に、履歴では、政府公認英語教師資格者を多く採用します。
そして、Mytutorでは、英語資格以外にも「職業別レッスンプログラム」があり、その1つに医療英会話があります。
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コースでの値段設定となっていますが、コース内容など問い合わせて確認してください。
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まとめ:先ずは身近な診療科の英語から覚えよう!
診療科の英語はなかなか馴染みがないので、すぐに忘れてしまいます。
よって担当の診療科、かかりつけの診療科の英語から覚えるようにしましょう。
しかし、内科と外科という一般的な「internal medicine」や「surgery」の単語は優先して押さえるようにしましょう!
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