「患者」は英語で何というのでしょうか?
医者も「doctor(ドクター)」だけではなく、様々な言い方があります。
医者の英語に関しては、『医者の英語|略や18種類の名称一覧と医師が話せるようになる勉強法』の記事をご参考下さい。
また同時に、容態、転院、入院患者、外来患者などの英語も覚えておけば会話で役立つ関連表現も多くあります。
目次
「患者」の英語と発音・略・複数形
※このページには広告が含まれています。
「患者(病人)」の英語は「patient」です。
「patient」の読み方(カタカナ)、発音、発音記号は下記となります。
略語は「pt」で、複数形は「patients」となります。
日本の病院では患者を、ドイツ語の「クランケ(Kranke)」という場合があります。
略語は「Kr」と表記しますが、英語では「Patient(PT)」と覚えましょう!
patientは「我慢強い・勤勉な」という形容詞にもなり英会話でもよく使われます。またその名詞形は「patience(ペイシェンス)」となり、「忍耐・我慢」と訳します。
また、患者を「case(ケース)」という場合もあります。
「患者」に関連する英語表現一覧
患者が症状を説明したり、訴える時に使うフレーズなどについては、『病気の症状の英語一覧|患者も医者も押さえよう!50以上の症状表現』を参考にして下さい。
また、診断後に病名を確定する必要がありますが、その場合は、『病気・病名の英語一覧|患者や医者にも役立つ100種類以上の表現』も確認してみましょう!
ここでは、それ以外の患者に関連する単語やフレーズをご紹介します。
- 重症患者(重病患者):seriously ill patient ※「serious case」や「patient with a serious disease」などでも同様です。
- 認知症患者:demented patient ※「dementia patient」でも同様です。
- ガン患者(癌患者):cancer patient
- 外来患者:outpatient
- 入院患者:inpatient
- 初診:the first medical examination
- 再診:re-examination
- 病歴:medical history
- 同意書:consent form
- 入院(する):be hospitalized ※名詞の病院は「hospitalization」です。
- 退院(する):be discharged from the hospital ※「leave the hospital」などの表現もあります。
- 病院:hospital/clinic ※hospitalとclinicの違いについては、『「病院」の英語|2つある表現と病気の症状や診療科の英語』をご参考下さい。
- 紹介状:a letter of reference
- カルテ:clinical record ※「clinical chart」でも同様です。
- 回復(する):recover from a disease(an illness)
- 感染(する):be infected ※感染は「infection」です。
- 看護婦・看護師:nurse ※男性も女性も関係なく「nurse」です。
- 危篤(状態)です:be in a critical condition
- 告知:notification ※「がん告知」は「cancer notification」となります。
- 通院(する):see a doctor ※「visit(attend) a hospital」
- 救急患者:emergency patient ※「救急」は「first-aid」でも表現できます。
- お見舞い(する):visit ~ in hospital ※「go to see ~ in hospital」でもOKです。「~」には人の名前などが入ります。
- 主治医:primary doctor ※「primary care physician(略:PCP)」でも同様です。
患者の英語だけではなく他の英語も押さえておこう!
「Patient(PT)」という単語を覚えるだけではなく、上記の関連英語も習得しておくと英語の幅が広がります。これは医者や患者の両方の立場でも同様です。
また、症状の言い方や病名もこの機会にそれらのフレーズに触れておくこともいいでしょう。
「患者」など医療英語が学べるオンライン英会話スクール
医療英会話をオンラインで時間のある時に気軽に勉強したい!と思ってもなかなか見つからないのではないでしょうか?
あったとしても、医療専門の先生が少なくて授業が出来ないケースは少なくありません。
その中でも比較的先生が揃っているオンライン教室をご紹介します。
しかし、ご自身に合うものなのかなど無料レッスンで一度試すことをおすすめしています。
医療英語専門のオンラインスクール「HLCA」
セブ島にある医療英語専門の語学学校「HLCA(ハルカ)」が運営する、医療英語に特化したオンライン英会話スクールです。
講師は、医療系の学位を取得した医療英語に精通している講師陣のみ。生徒一人につき3名程度の担当講師が付き、看護師や医療従事者向けに約20種類の医療職種に対応したカリキュラムを提供しています。
また、医療従事者の職種によって使われる英語も異なってくるのですが、その点に関しても、HLCAでは20のカリキュラムの中から個別にオーダーメイドされていて、各職種に最適化された英語が学べるようになっています。
医師 / 歯科医師 / 看護師 / 保健師 / 助産師 / 薬剤師 / 理学療法士 / 作業療法士 /言語聴覚士 / 柔道整復師 / 鍼灸師 / 救急救命士 / 臨床心理士 / 介護士 / 歯科衛生士 /医療通訳士 / CRA / MR / 栄養士 / 医療事務 |
HLCA受講生の職種内訳(割合)
HLCAオンラインスクール受講生の職種は、看護師が47%と多くて、次いで医師が22.6%となっています。
職種 | 割合 |
看護師 | 47.6% |
医師 | 22.6% |
薬剤師 | 8.8% |
助産師 | 5.9% |
PT・OT・ST | 5.0% |
その他 | 10.1% |
※PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)
また、受講生の一人ひとりには、担任の講師がついてくれます。マンツーマンでしっかりサポートしてくれたり、受講生のコミュニティも充実していて、卒業後のサポート卒業後もプロのキャリアカウンセラーが就職・転職などのサポートをしてくれます。
気になる方は、プロのカウンセラーから一度、無料カウンセリングが受けてみてはいかがでしょうか。
DMM英会話(メディカル英語)
オンライン英会話教室の大手「DMM英会話」でも医療英語が学べます。
ただし、DMM英会話では、医療英語に特化した専門コース自体はありませんので、医療英語を学べる教材と講師を選ぶことで、医療英語が学べます。
- 医療現場で使用する単語や英会話を学べる「健康とライフスタイル」
- 医療・健康に関する内容が組み込まれている「デイリーニュース」
しかし、メディカル専門として配属されている先生ではないので、一般の客とかぶって予約が取れないケースもあります。その点などはご自身で確認してみて下さい。
職業別レッスンプログラムが学べる「Mytutor」
「Mytutor」はIELTS・TOEFL・TOEIC・英検®など英語検定試験を教えられるプロフェッショナルの集団の講師陣が教えてくれるスクールです。
採用基準は、「履歴書審査」「4技能試験」「面接」ともに厳しく審査しております。特に、履歴では、政府公認英語教師資格者を多く採用します。
そして、Mytutorでは、英語資格以外にも「職業別レッスンプログラム」があり、その1つに医療英会話があります。
|
コースでの値段設定となっていますが、コース内容など問い合わせて確認してください。
先ずは無料トライアルで試すこともいいでしょう。
医師・看護師など医療現場の英語が学べる「EFイングリッシュライブ」
EFイングリッシュライブでは、レッスン単価も安いのに講師も英語母語かつ他スクールよりもより厳しい条件をクリアしたプロのネイティブが指導してくれて、さらに教材やカリキュラムもレベル別目的別で世界最高峰のメンバーで開発されたものになっています。
コースには、活動分野別の専門英語コースがあり、製薬・医療業界の専門英語コースでは、医師、看護師、救急隊員など医療現場で多く使われる医療用語が学べます。
しかも、日本人だけのグループレッスンではありません。世界中の生徒が一緒に参加するため、海外にでも語学留学したかのように授業に参加できます。
気になる方は、7日間無料で体験できるので世界最高峰のレッスンと教材に触れてみましょう。
コメント