メールへの返信が遅れた時に、特にビジネスメールでは「返信が遅くなり申し訳ありません(ございません)」と謝罪するケースがあります。
カジュアルな言い方(返信遅れてごめん、など)もあるのですが、フォーマルな言い方の英語も覚えておくと恥をかかずにすみます。
また、返信についてだけ謝る表現と「添付」、「対応」、「提出」、「連絡」など具体的にお詫びするケースもあるので、そのような表現も知っておくと便利です。
「返信が遅くなり申し訳ありません)の基本英語と例文
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「返信」の英語は、『2つの「返信」の英語とメールで使える!返信フレーズ集』の記事にあるように、「reply」(リプライ)か「response」(リスポンス)を使います。
単純なメールの返信であれば「reply」、何かの回答での返信であれば「response」がベターです。また、「get back to ~」という熟語も使えます。
また、「遅れる」の英語は「late」(レイト)や「delay」(ディレイ)などを使います。
それと「申し訳ありません」と表現する場合は、「sorry」(ソーリー)や「apologize」(アポロジャイズ)」などを使います。
これらの単語を組み合わせることで、友達や家族などでのカジュアルな表現、またはビジネスメールなどで使えるフォーマルで丁寧な言い方にもなります。
カジュアル
友達に「遅れてごめんね」という場合は下記のような英文でOKです。もちろん、口頭でもそのまま使えます。
- Sorry for my late reply. ※「Sorry for the late reply.」や「Sorry for my late response.」など、「I’m」を省略した感じでOKです。
- I’m sorry (that) I replied late. ※「I’m sorry that I got back to you late.」など。上記の英文より多少丁寧になりますが、カジュアルには変わりありません。
- I’m sorry that I did not get back to you sooner. ※「すぐに返信できずにごめんなさい」という意味です。
フォーマルの場合(件名や理由)
ビジネスメールであればこれからご紹介する表現が基本となります。相手に不快な思いをさせなくて、謝罪の気持ちをシッカリと表すのがいいでしょう。
「連絡が遅くなり申し訳ありません」という場合にも使えますね。
色々な言い方があるので、例文を参考にしてみて下さい。
- I really apologize for my late reply. ※「apologize」は丁寧な英語となり、「謝罪する」という動詞です。
- I apologize for the delay in my response. ※「delay in ~(~の遅れ)」という意味です。「I apologize for the delayed reply.」でも同様です。
- I’m terribly sorry for the late reply. ※「I’m truly sorry for the late reply.」など。「心より深くお詫び申し上げます」、というニュアンスです。
- I’m so sorry for taking so long to get back to you. ※「返信するのに時間が掛かってしまって申し訳ございません」という意味です。
- Please accept my apogolgies for the late reply. ※「お許しください」というニュアンスで。「sincere apologies」などとしてもOKです。また「Please」の代わりに「Kindly」としても同じ意味合いになります。
返信が遅れた場合、そのメールの件名も謝罪がいいでしょう。
例えば、「Apologies for the late reply」など。
相手が返信を待っている場合は、一目で分かりますし、お詫びの気持ちがこもっています。特にビジネスメールは件名や書き出しなどマナーが必要なので、『英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点』の記事などでその書き方など参考にしてみて下さい。
また、基本的に返信や返答が遅れた理由は言わなくていいです。
特に、「確認漏れでした」、「失念しておりました(忘れておりました)」などは不要です。逆に相手を怒らせてしまう可能性もあります。
しかし、どうしてもその理由を伝えた方がいい場合もありますね。
例えば次のような場合は伝えてもいいでしょう。
- 結論を出すまでに時間がかかった:It took time to conclude.など
- 出張中でした:I was on a business trip.など
- サーバーがダウンしていた(不具合でした):Mail server was out.など
「because」や「due to」など接続詞や前置詞を使うのが一般的です。理由の書き方については、『「なぜなら」の英語|理由を伝えるbecause以外の12個の表現』を参考にしてみて下さい。
ビジネスで使える!「~が遅れて申し訳ございません」の英語例文
今回は返信や返答が遅れた場合の謝罪の仕方ですが、更に具体的に書類の添付が遅れた、提出が遅れた場合なども知っておくと便利です。
特にビジネスの場面で使う例文をいくつかピックアップしましたのでお役立て下さい。
- 送付が遅くなり申し訳ありません:I apologize for the delay in sending the attached file. ※複数の場合は「files」とします。
- 対応が遅れており申し訳ありません:I’m terribly sorry that I was late for the response. ※「response」は「対応」という場合にも使える単語です。
- 提出が遅くなり申し訳ありません:I apologize for being late to submit it. ※「it」を具体的に「report(報告書)」や「quotation(見積書)」などとしても構いません。「I’m so sorry for being late to ~.」という形でも構いません。
最後になりますが、「返信が遅くなり申し訳ありません(ございません)」は、カジュアルとフォーマルをシッカリと使い分けることがポイントです。相手に失礼が無いように心がけましょう!
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