「accept」とう単語のイメージがありますか?
コアなイメージを掴めば、様々なある「accpet」を使った英文のニュアンスがすぐに分かります。
これは派生語でもある名詞の「accpetance」でも同様です。
また、この機会に「accept」の同義語と反対語も覚えることで英語力に幅も出てきます。
目次
「accept」の発音と注意点
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「accept」の発音と発音記号は下記となります。
アクセントは後ろなのでその点がポイントと、スペルも「c」が2つあるのでそこも注意しておきましょう。
また、過去形と過去分詞は、規則変化動詞なので、「accpeted」となります。
「accept」の意味と使い方・例文
基本的に、目的語(~を)が必要な他動詞として使われます。
因みに、自動詞との違いは『自動詞と他動詞の違いと2つの正しい見分け方・両方使える動詞一覧』の記事を参考にして下さい。
引き受ける・受諾する・受け入れる
問題なく、快く人やモノなどを受け止めるというニュアンスです。
よって「accept」の単語自体のイメージとしては、包容力があり、体全体で包み込んであげるという感じです。
下記がその例文です。様々な表現があり、和訳も微妙に異なりますが、捉えるイメージは変わりません。
- Do you accept any credit card?(クレジットカードで払えますか?) ※「Do you accept cash for payment?(現金で払っていいですか?)」などの言い方もできます。
- They accepted my offer.(彼らは私の提案を受け入れました) ※「I will accept your offer.」と相手に返事する時は、「あなたの会社で働きます」などの意味になることもあります。契約で条件を受け入れる場合に「accept the conditions」という表現もあります。
- Please accept my apology.(どうぞ許して下さい) ※直訳は「どうぞ私の謝罪を受け入れて下さい」となり、丁寧に相手にお願いしている形です。
- I want you to accept me as a friend.(友達として認めてほしい) ※「accept A as B(BとしてAを快く受け入れる)」という形です。
- All we can do now is to accept the reality.(私たちにできることは、現実を受け止めることだ) ※「accept what’s going on」とカジュアルな表現もできます。
- You should accept that it will never happen again.(それは決してもう二度と起こらないことを認めるしかない) ※「accept that構文」の形です。
- He is accepted to the top team.(彼はトップチームに昇格しました) ※「He is accepted at the famous university in Germany.(彼はドイツの有名な大学に合格しました)」など、受け身(受動態)では目的語は不要で、「合格する・入会する」など、という意味でよく使われます。
など。
上記のどの例文も、嫌々ながらではなく、すんなりと受け入れているイメージを持ちましょう。
同義語
「accept」の同義語にも触れておくと英語力UPにも繋がりますね。
それぞれの単語とその使い方の例は下記の通りです。
- agree(同意する)・・・I agreed to your idea.(あなたのアイデアに賛成です) ※「I accepted your idea」と同じ意味になります。
- admit(認める)・・・He is admitted to the university.(彼はその大学に入学します) ※合格した意味と同じですので、「He is accepted at the university.」と同等のニュアンスとなります。
- approve(承認する)・・・They never approve my plan.(私の計画書を彼らは絶対承認しない) ※「They never accept my plan.」と同じです。
など。
他にも、「appreciate」や「give credit」などの表現もあります。『「認める」の英語|ビジネスでも使える15表現の発音・使い分けと例文』の記事も参考にしてみて下さい。
派生語の「accpectance」はどんな意味?
『2つの意味がある!「受付」の英語|発音と11個の関連英語』でも説明していますが、名詞の「accepttance(アクセプタンス)」は動詞の「accept」と一緒に覚えると効率的です。
意味としては、「承諾・受け入れ・容認」など動詞をそのまま名詞として使う形です。
下記がその例文です。
- I don’t like to ask for his acceptance.(彼に承諾を求めたくはない)
- I have received an acceptance letter.(合格通知書を受けとりました) ※「a letter of acceptance(合格通知書)」でも同様です。
- I don’t feel any acceptance here.(ここに受け入れらている感じがしない) ※認められていないイメージですね。
など。
場面によっては、同義語は「agreement」や「approval」などにもなります。先ほどの紹介した同義語の動詞がそのままスライドして名詞としても同義語として働く形ですね。
「accept」の反対語は?
「accept」の反対語(対義語)を表現したい場合に、一番簡単なのは「I can’t accept it.」や「I can hardly accept it.」など否定形にすればいいのですが、一単語でそれを表すこともできます。
しかし、「申し入れを受け入れる(I accept the offer.)」の反対の「申し入れを断る」という場合に、「I ( )the offer.」のカッコ内に入れる単語により、そのニュアンスが多少異なります。
いずれにしても、どの単語も快く受けれる「accept」とは真逆の意味です。
- refuse(リフューズ)・・・キッパリと断る
- reject(リジェクト)・・・強く断る ※「refuse」よりも強い拒絶となります
- decline(ディクライン)・・・丁寧に断る表現です
- turn down(ターン・ダウン)・・・カジュアルで口語的な断るという表現
など。
『「断る」の英語|違いやビジネスメールで使える10フレーズやスラング』でも詳しく解説していますので参考にしてみて下さい。
まとめ:「accept」が持つイメージを持つと簡単!
いかがでしたでしょうか?
「accpet」や「acceptance」が持つ意味から、それぞれの単語のイメージが掴めたかと思います。
それらの単語が使われた英文を和訳にする時に、細かな言い回しの違いがあるかもしれませんが、基本のイメージは同じです。
これはリスニングでもあなたが話す時のアウトプットでも同様の感覚で使えます。アバウトでもいいの、その感じを大切にして下さい。それが英語力アップのコツの1つです。