「受付」を英語で言えますか?
会議やパーティーの「受付」や、ホテル、病院、企業の「受付」など、日常生活の中で様々な「受付」がありますよね。
「受付番号」や「24時間受付中」、「総合受付」などがその例です。
また、日本語の「受付」は「受付窓口」の意味だけでなく、「受け入れる」や「受諾する」などの意味もあります。
「受付」の基本英語と発音
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「受付」は英語で「reception」です。
「reception」の発音は下記となります。
「宴会」、「会議」、「結婚式」などの「受付」は「reception」です。
「reception」は「受付」以外にも「歓迎」、「歓迎会」、「接待」、「応接」、「レセプション」等、様々な意味があります。
「結婚披露宴」も「wedding reception」でこの「reception」を使います。
「応接室」は「reception room」です。日本語でも「レセプション」という単語は使われますが、「応接室」は日本語から意味が想像しにくいですね。
会社やホテルなどの「受付窓口」は「reception desk」です。「案内所」のような役割もある場合「information desk」という場合もあります。
日本語では「ホテルのフロント」と言いますが、これは和製英語です。
英語の「front」は「正面」「前面」等の意味があります。そのため、「ホテルのフロント」と言うと、「ホテルの前」と伝わってしまいます。
「front」を使う場合は、「front desk」か、「front office」が正しい表現です。
「受付係」は「receptionist」か、「information clerk」です。「front desk staff」(受付スタッフ)という場合もあります。
「受理する」という意味の「受付」の英語
「受理」という意味の「受付」は「acceptance」です。
「acceptance」の発音は下記となります。
「acceptance」の動詞形「受け付ける」は「accept」です。
「accept」の発音は下記となります。
「accept」は「acceptance」の「-ance」を除いただけなのでわかりやすいですね。セットで覚えてしまいましょう。
因みに、「accept」を使う表現の例を見てみましょう。
- 贈り物など物を「受け取る」 ※データなど物体以外も含みます。
- 招待、任命、申込の「受諾」
- 大学などの入学の「許可」(学生や会員の受け入れ)
- 学説、意見、説明などの受け入れ
- 条件の受け入れ(条件を呑む)
このように幅広く「受付」の意味で使える表現です。
「受付」の関連英語
「最終受付日」など「受付」に関する様々な英語表現を見てみましょう。
- 「24時間受付中」:24-hour reception
- 「受付開始」:start accepting
- 「受付期間」:period for acceptance
- 「条件を呑む(受け付ける)」:to accept the conditions ※「condition(コンディション)」は「条件」です。
- 「最終受付日」:deadline(デッドライン) ※「締切日」と同じ表現です。
- 「受付番号」:receipt number(レシート・ナンバー)
- 「最終受付」:last call(ラスト・コール) ※「最終入場受付」の場合は「last entry(ラスト・エントリー)」を使います。
- 「受付嬢」:lady at the reception desk ※日本語では「受付嬢」という言葉があり、「女性」に限定した表現があります。それをあえていう場合は上記の表現が使えます。ただし。欧米では「男女平等」の意識が高いため、職種であえて性別を特定して表現することはしません。「receptionist(受付係)」が主となります。
- 「団体受付」:group reception
- 「総合受付」:general reception ※「general(ジェネラル)」は「総合の・一般の」となります。
- 「(病院の)外来受付」:outpatient reception ※「patient(ペイシェント)」は「患者」で「outpatient(アウトペイシェント)」は「外来患者」という意味です。
まとめ:「受付」の英語はとにかくベーシックな言い方を覚える!
「受付」の表現は毎日の生活の様々な場所で使える表現ですので、基本を押さえておきましょう!
「受付」に関連して、ホテルやレストランなどの「予約」についての表現は【「予約」の英語|レストランやホテルなどで使えるフレーズ集】にまとめています。こちらもあわせて確認しておきましょう。
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