「スケジュール」は仕事やプライベートなど、日常の様々な場面で出てくる表現ですね。
「スケジュールが押している」「スケジュール調整」など、ビジネスメールの場面でもスケジュールに関する様々な表現があり知っておくと便利です。
今すぐ使える例文集も用意していますので是非ご活用ください。
また、英語ではスケジュールに予定を書き込む時には、色々な略語を使います。
英語では略語は欠かせないものです。是非英語でスケジュールを書くことから略語にも慣れましょう!
目次
「スケジュール」の英語と発音
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「スケジュール」は英語で「schedule」です。
「schedule」の発音と発音記号は下記となります。
「schedule」は、学校の「時間割」や、電車やバスなどの「時刻表」という意味もあります。
また、「スケジュールに入れる(~を予定する)」という動詞にもなります。
英語で「スケジュール」を書こう!
スケジュール帳に英語でスケジュールを書く習慣をつけてみませんか?
スケジュールを英語で書くことで、気楽に毎日英語に触れられることができます。
また、スケジュールに書きいれる内容は日々の生活に直結していて、日常的に使う頻度の高いボキャブラリーを覚えることができます。
英語での「スケジュール」の書き方の基本
スケジュールはメモなのでできるだけ「簡潔に書く」ことがベストです。
基本的には自分が主語なので、「主語は省きます」。
「“a”や”the”などの冠詞も省く」でOKです。
スケジュールによく使う表現は下記となります。
- ~時から仕事:On from ~ am/pm
- ~と会議:Meeting with ~
- 給料日:Wage day, Eagle day, Pay day ※「eagle day」は、アメリカで使われている言い方で、アメリカ紙幣に「eagle(イーグル/ワシ)」が描かれていることからきています。
- 家賃の支払い:Pay rent
- ~とランチ:Lunch with ~
- ~とディナー:Dinner with ~
- ~(場所)でパーティー:Party at ~
- ~に電話する:Call ~
- ~とデート:Date with ~
- 引き落とし日:the date of deduction, the date of withdrawal ※「deduction(ディダクション)」は「引く」、「withdrawal(ウィジュローオル)」は「引き出す」という単語です。どちらでも通じます。
英語の「スケジュール」で良く使う略語(スケジュール帳・メール・SNS)
メモする時やスケジュールに書く時に使える定番の略語があります。
カジュアルなメールやチャット等で使えるものもあるので、覚えて置くと便利です。
- schedule(スケジュール):SKD
- and:n
- see:C
- for:4
- to:2
- at:@
- with:w/
- without:w/o
- between:bet.
- before:b4
- tonight:2nite
- after work(仕事の後):a/w
- weekend(週末):w/e
- because(なぜなら):b/c
- as soon as possible (大至急):ASAP
- double check(要確認):d/c
- boyfriend(彼氏):bf
- girlfriend(彼女):gf
- Birthday(誕生日):b-day
- homework(宿題):hw
- appointment(予約):app, appt
- meeting(会議):MTG
- meeting room(会議室):M.R.
- message(メッセージ):msg
- phone(電話):fone
- room(部屋):RM
- bank(銀行):B/K
- Estimated time of arrival(作業完了予定時刻):ETA ※本来の意味は「到着予定時刻」ですが、メモでは「作業完了予定時刻」の意味で使います。
- Work in progress(作業などが進行中):WIP
- deadline(締め切り日):D/L
使い方の例は下記となります。
- meet w/ Tom @ 1 pm:トムと1時に会う
- Lunch w/ Jessica @ Chinese restaurant:ジェシカと中華料理屋でランチ
ここでご紹介したのは一般的な略語ですが、自分オリジナルの略語を使ってももちろんOKです。
もちろん、月や曜日、その他にも色々な英語のスケジュールに使える略語は存在します。是非、『英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個』の記事も参考にしてみて下さい。
「スケジュール」に関連する英語表現
英語の「スケジュール」の様々な関連表現もあわせて確認しましょう。
- To doリスト:Things to do, Task list, To do list ※「task(タスク)」は「仕事」です。
- ハードスケジュール(スケジュールが厳しい):tight schedule, heavy schedule ※「tight(タイト)」は「きつい」、「heavy(へヴィー)」は「重い・負荷のある」です。その他にも、「tough(タフ/きつい」など様々な言い方があります。
- スケジュール帳:appointment book ※「appointment(アポイントメント)」は「約束・予約」です。日本語でも「アポ」と言いますね。約束ごとなどを書きとめて置く手帳のことです。
- スケジュール管理:schedule management ※「management(マネージメント)」は「管理」です。
- スケジュールを調整する:adjust the schedule ※「adjust(アジャスト)」は「順応する」という意味で、ここでは他動詞の「整える」、「調整する」の意味で使われています。『5つもある!「調整(する)」の英語の使い分けや関連表現』も参考にしてみて下さい。
- スケジュールを立てる:make out a schedule ※「create a schedule」でもOKです。「create(クリエイト)」は「作る」などの意味があります。
- スケジュールを組み直す(ずらす):to reschedule ※「schedule」に「re」を付けて「もう一度スケジュールし直す(reschedule/リスケジュール)」となります。
- スケジュールを守る:keep to the schedule
- スケジュール通り(に沿って):as per schedule ※スケジュール通りに行動が進んでいるという場合は「on time(on schedule)」や「as scheduled」を使います。
- スケジュールが押している(遅れている):behind schedule ※「behind(ビハンインド)」は「後ろ・遅れている」です。スケジュールより早く進んでいる場合は「ahead of schedule(アヘッド・オブ・スケジュール」となります。
- スケジュールを延長する:extend the schedule ※「extend(エクステンド)」は「延長する・伸ばす」です。
- スケジュールのずれ:schedule slippage ※「slippage(スリピッジ)」は「滑ること」や「ずれ」の意味で、ここではスケジュールの「遅延」の意味で使われています。
- スケジュール変更:rescheduling ※動詞は「reschedule」です。
- 流動的(不規則)なスケジュール:unsettled schedule ※「unsettled」は「安定していない」となります。他に、「fluid」や口語的では「The schedule is still up in the air」という表現も使えます。
- スケジュールを前倒しする:move up the schedule ※「move the schedule forward」も同様です。「後ろ倒しにする」は「move back the schedule」となります。
- スケジュールが重なっている(かぶる・混んでいる):conflicting schedule ※または「double booking(ダブルブッキング)」、「busy schedule」などの表現でもOKです。
- スケジュールを押さえる:reserve an appointment ※「予約する」という表現で問題ありません。予約するの英語は、『3つの「予約」の英語|ホテルやレストランで役立つ英語一覧』の記事を参考にしてみて下さい。
- スケジュールのお知らせ:notice of schedule ※「notice of~」の表現は色んな場面で使えます。メールの件名でもよく使います。
- スケジュールの検討中(計画中):schedule under adjustment ※「under construction(工事中)」などにも前置詞の「under」を使えます。
- スケジュールぎりぎり(間に合う):just in time ※ぎりぎり間に合うという表現です。締め切りぎりぎりという場合にも使えます。「just before deadline」などの表現もOKです。
- 具体的なスケジュール:specific schedule
- スケジュールを確認する(再確認):
- 無理のないスケジュール:not tight schedule ※直訳のreasonable scheduleでは少し違和感があるので「ヘビースケジュール」の否定形を使うのが自然です。
- スケジュールに変更はありません:no schedule change
- 納期のスケジュール:schedule of delivery(delivery schedule) ※他に支払い(payment)、打ち合わせ(meeting)など色々な場面で使えます。
- 全体スケジュール:entire schedule
- 一週間のスケジュール:weekly schedule ※一ヶ月間のスケジュールは「monthly schedule」となります。
ビジネスで使える!「スケジュール」の英語表現を使った例文集
上記の表現などを使ってパターン別に使える英語の例文をご紹介します。
カジュアルやビジネスでの口頭、またはメールでも是非そのままご活用ください。
ここでは区別して記載していますが、基本的にはどちらを使っても問題はありません。
連絡:「スケジュールが決まったら~」
スケジュールが決定したら相手に連絡したり、また連絡が欲しい場合がありますね。
「スケジュールが決まったら連絡します」
- カジュアル:I’ll let you know once I decide. ※スケジュールだけではなく、~が決まり次第連絡しますという場面で幅広く使えます。「decide(ディサイド)」は決定するという英語です。「decide on the schedule」でも構いません。みんなのスケジュールであれば主語を「We」に代えます。
- ビジネス:I’ll contact you once it is decided. ※「inform you」としてもOKです。この場合の「it」は「schedule」です。
「スケジュールが決まったら連絡下さい」
- カジュアル:Let me know when you decide. ※「decide」を「confirm(コンファーム/確定・確認する)」に代えてもOKです。
- ビジネス:Could you let me know once you confirm on the schedule? ※「連絡していただけますか?」と丁寧な言い方にしています。
確認その1:「スケジュール空いていますか?・大丈夫ですか?」と返答(返信)
相手のスケジュールの確認にはこの英語フレーズは欠かせません。
- カジュアル:Are you free on ~? ※「~」には「曜日・日付」などが入ります。
- ビジネス:Are you available on ~?
相手に聞かれてスケジュールが空いてる(都合がいい)、または埋まっている(都合が悪い)場合もありますね。
スケジュールが空いている(都合がいい)場合の返答(返信)
- カジュアル:O.K. ※「Yes」や「No problem」や「I’m free.」などでも大丈夫です。
- ビジネス:I’m fine with it. ※「Yes,I’m available.」などでもOKです。
スケジュールが埋まっている(都合が悪い)場合の返答(返信)
- カジュアル:I’m busy then. ※「then(その時・その日)」の代わりに、「曜日・日付」を入れてもOKです。
- ビジネス:I’m afraid not. ※「大変恐縮ですが申し訳ございません。」というニュアンスになります。「No, I have a tight schedule on that day.」などでも同様です。
確認その2:「スケジュール通りですか?」
スケジュール通りにプロジェクトなどが進んでいるのかメールなどでも確認する時がありますね。
- カジュアル:Are you(we)on schedule?
- ビジネス:Is it going as scheduled? ※「as per schedule?」や「スケジュールに変更はないですか?(Is there any change to the schedule?)」などでもOKです。
お詫び:「スケジュールの遅れ・変更・キャンセル」
スケジュールに何かしら調整が入ったりする場合、相手にお詫びすることが大切です。
「スケジュールが遅れている」
- カジュアル:I’m sorry that I(we)are behind schedule.
- ビジネス:I’ afraid that we are behind schedule. ※「I really apologize(心からお詫び申し上げます)」という表現を使ってもOKです。
「スケジュールを変更する」
- カジュアル:I think we have to change the schedule.
- ビジネス:I apologize(I must tell you)that there needs to be a change to the schedule. ※その後ろに「because~」、「due to~」と理由を付けるといいでしょう。
「スケジュール(予約)をキャンセルする」
- カジュアル:I have to cancel the appointment. ※「予約をキャンセルする」という表現にします。
- ビジネス:I’m afraid that we have to reschedule the appointment. ※「(打ち合わせなどの)予約を変更する」という場合にも使える表現です。
まとめ:英語でスケジュールを付ける習慣を!
スケジュールに関する英語表現やフレーズは、ビジネスなどで使う場面が多いので基本の表現は押さえておきましょう。
スケジュール帳に書くための略語は、全て覚える必要はありませんが、比較的使用頻度が高いものばかりなので、ひと通り意味を確認しておきましょう。
また、実際にスケジュールを英語で書いたり、「w/o」など略語も使うことで、英語マインドになることも出来るので英会話の上達にも役立ちます。是非トライしてみましょう!
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