
予定がありますか?など、日常会話で、「予定」の英語は欠かせない表現の1つです。
相手に予定を聞く時、自分自身が相手に予定を伝える時など、様々なシチュエーションで使える英語です。
しかし、「予定」には様々な英語があるのをご存知でしょうか?
最後には、どれくらい「予定」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
目次:
1.「予定」の英語
1-1.英語の「plan」を使って「予定」を表現
1-2.その他の「予定」の英語と違い
2.「予定」の英語を使ってみよう!厳選フレーズ集
2-1.「予定」を使った基本の英語
2-2.英会話やビジネスで使える「予定」の英語フレーズ
2-3.「予定している」を表現する「willとgoing to」の使い方と違い
3.英語での予定の書き方・例文(スケジュールで略語なども活用)
1.「予定」の英語

「予定」の英語で、皆さまがすぐに頭に浮かぶのは「plan(プラン)」ではないでしょうか?
日本語でも使っていますし、代表的な英語です。
しかしながら、その使い方、また他の英語でも「予定」を表現する英語は多く存在します。
それぞれの英語の違いや使い方を見てみましょう。
1-1.英語の「plan」を使って「予定」を表現
「plan」は、動詞の「予定する(計画する)」と名詞の「予定(計画)」の両方で使える英単語です。
「plan」を使うシチュエーションは、何かしらの計画を立てている場合などに使われる「予定」の英語です。
- business plan:事業計画
- carry out a plan:計画を実行する
- plan for a trip:旅行計画
など、色々なケースで使えるとても便利な英語です。また、「floor plan(平面図)」として使われる場合もあります。
1-2.その他の「予定」の英語と違い
「plan」以外にも、多くの「予定」があります。
ここでは、英会話でもすぐに使える名詞と動詞をご紹介します。
それぞれの使い方や違いを確認してみましょう。
- program(名詞):既に予定されている行事などそのものを指します。
- schedule(名詞):予定表、時間割など日時などを指す場合によく使われます。動詞としても使えます。
- expect(動詞):~するつもり(予定)です。※~を予期する、~を期待するという意味でも使われます
- intend(動詞):~するつもりです。※planやexpectより強調した言い方となります
- arrange(動詞):予定が既にあり、準備をするという時に使う単語です。
- be動詞+going to+動詞:英会話でも頻繁に使われる、~するつもり(予定)です、となります。
- will+動詞:こちらも~するつもり(予定)となりますが、going toよりも不確定の場合に使われます。こちらに関しては後ほど詳しく説明します。
2.「予定」の英語を使ってみよう!厳選フレーズ集
「予定する」や「予定」の英語だけ知っていても、英会話には限界があります。
よってここでは、「予定」の英語に関連するフレーズをご紹介します。
2-1.「予定」を使った基本の英語
先ずは基本のフレーズを押さえましょう!
- 予定がある(あります):have a plan ※「I’m not available.」という表現もあります。打ち合わせの時間を聞かれた時など、予定があり断る際に使えるフレーズです。
- 予定がない(ありません):否定形+have any(a) plan(または、have no plan) ※上記とは逆に、「OK」や「I’m available.(予定が空いています)」などで返答できます。
- 予定を空ける:keep(日付や曜日など)open ※「leave(日付など)open」のどちらでもOKです。「Kindly keep June 7th open for our meeting.」という使い方ができます。
2-2.英会話やビジネスで使える「予定」の英語フレーズ
次に、少し応用した形ですが、英会話やビジネス、またメールで頻繁に使われているフレーズを確認しましょう。
- 休み(夏休み、冬休み)の予定を考える:think about(of) a plan
- 今のところ〜の予定です:have a plan to(動詞の原形)for the time being ※「for the time being」は色々な場面で使える表現です。他に、currentlyやnowなどでも同様の意味になります
- 計画(予定)変更:a change of plan(a change of schedule) ※change a planやrescheduleで、予定を変更する、となります
- 予定が分かったら教えて下さい:Let me know when you find out(let me know when your schedule is fixed)などが良く使われます。 ※~の予定が無かったら教えてね、は「Let me know if you are free 〜(日付や曜日など)」という表現も英会話では役立ちます
- 明日、何か予定はありますか?:Are you free tomorrow? ※「Do you have a plan tomorrow?」よりもカジュアルに使えます。
- ~を予定しています:I’m plannning to ~. 「will」や「going to」も使えます。フォーマルの言い方は、「I’m scheduled to ~.」となります。
- 予定を合わせる:I adjust my schedule(plan) to yours.
- 予定が埋まっている(一杯・タイトです):I’m busy. ※「My schedule is very tight.」などでもOKです。
- ~の予定はいつですか?:「When do you plan to ~?」 ※「When are you going to ~?」でもOKです。
- 予定を伺う:ask for a schedule.
- 予定を前倒しする(繰り上げる):move up the schedule ※「move forward the schedule」でも同様です。予定より早いという場合は、「ahead of schedule」となります。
- 予定を後ろ倒しする(ずらす):push back the schedule ※延期する場合は「postpone」や「put off」を使います。
- 予定通りです:on schedule、または、as scheduled ※予定より遅いは、「behind schedule」となります。
- 予定を押させる:set up an appointment ※相手の打ち合わせの予定を押さえる時などに使えます。
- 予定は決まっていません(予定は未定):not yet decided. ※「Not yet confirmed」も同様で、返答の時に簡単に返答できます。
- 今週(今月・週末・夏休みなど)の予定は~です:I have a plan to ~ this week(this month/this weekend/during summer vacation).
- ~に参加予定です:I will attend ~ ※「I will attend the meeting.」などとなります。
- 予定を詰め込む:I have an ambitious schedule.
- 都合がいい:It is good for me. ※「I’m available on that day.(その日は都合がいいです)」でもOKです。
- (今週の)予定がはっきりしません:My schedule(this week) is still unclear.
- 予定をキャンセルします:I would like to cancel the appointment. ※打ち合わせの予定をキャンセルする時に使えるフレーズです。
- (本日の)彼の予定が分かりません:I’m not sure about his today’s schedule.
- ~の予定で大丈夫でしょうか?:Are you OK with ~? ※「Do you any problem with ~?」でもOKです。
- あなたの予定をアップデート(更新)して下さい:Please update your schedule.
その他にも、使える「予定」の英語表現があります。
- 予定表:scheduleやplan、programでOKです。 ※旅行予定表は、「itinerary」です。
- 出産予定日:expected date of birth ※(日付)に出産予定です、は「be動詞+expecting+on(日付)」となります。
- 納品(納入)予定日:estimated delivery date
- 入金予定日:expected date of deposit
- ~に結婚予定(です):We are going to get married on ~(日付など).」
- 予定営業時間:schedule open hours. ※「business hours」でも同様です。
- (工事など)予定のお知らせ:Notice of our schedule. ※「Notice of our plan」などとメールの件名にも使えます。
2-3.「予定している」を表現する「willとgoing to」の使い方と違い
ここでは特に口語の会話で頻繁に使われている「will」と「be動詞 going to」の違いを例文を見て確認してみましょう。
知っておくだけでも英会話の時に役立ちます。
それでは、「have lunch with CEO tomorrow(明日、CEOとランチをします)という文を「will」と「be動詞 going to」を使ってその違いを見てみましょう。
- 例文1.I will have lunch with CEO tomorrow.
- 例文2.I am going to have lunch with CEO tomorrow.
日本語では「~するでしょう・~の予定です」になりますが、英語では多少そのニュアンスがことなります。
例文1の「will」より、例文2の「be動詞 going to」の方がその確率(可能性)が高いニュアンスになります。
しかし、「I will definately have ~.」など「多分(ここではdefinately)」という副詞を使うことで、予定の確率を上げることもできます。
他にも「maybe」など会話には欠かせない表現もあります。『「多分(たぶん)」の英語|3つの基本英単語とその使い方』を参考にしてみて下さい。
3.英語での予定の書き方・例文(スケジュールで略語なども活用)
英語で予定を書く練習には予定表、つまりスケジュール帳がベストです。
打ち合わせの日時、会議の予定など略語を活用して短く書くことがコツです。『スケジュールの英語|ビジネスでも活用!18例文と略語など』の記事をご確認ください。
まとめクイズ:「予定」の英語を使いこなせるようになろう!
ここでご紹介した通り、「予定」の英語は、「plan」だけではありません。
それぞれのシチュエーションによって使い分けましょう!
「plan」のように、1つの表現だけ覚えればいいのが英語ではなく、ニュアンスの違いがあるため、その他の表現も同時に覚えるのがベターです。
外国人の友達との会話や、海外旅行などで知り合った現地の人たちと会話をする時など、様々な場面で使ってみましょう!
それでは、最後に次の問題を解いてみましょう!
【問題】
- 「予定がある」の英語フレーズは?
- 予定表、時間割など日時などを指す場合の「予定」の英語は?
- 「平面図」の英語は?
- 「予定より遅い」の英語フレーズは?
- planやexpectより強調した「~するつもりです」の動詞は?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「予定」に関する英語でも、多少はてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- have a plan
- schedule
- floor plan
- behind schedule
- intend
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