「あくび(欠伸)が出る」、大事な話し合いの最中だったから「あくびを我慢する」などの表現がありますが、英語ではどういうのでしょうか?
また、あくびを擬音で表現する時、日本語では「アーア」や「アー」が一般的ですが、英語では違う表現をします。
これはくしゃみの疑問は日本語では「ハクション」ですが、英語では「Achoo!(アチュー)」というのと同じです。くしゃみについては、『「くしゃみ」の英語|発音・擬音やくしゃみをした後のおまじない!?』の記事を参考にしてください。
目次
「あくび」の英語と発音
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「あくび」は英語で「yawn」です。
「yawn」の発音と発音記号は下記となります。
数えられる可算名詞のあくびと「あくびをする(あくびが出る)」の動詞の両方で使います。
「あくびをする」は「give a yawn」でもOKです。
また、あくびだけではなく、「(地面の割れ目など)大きく開く」という動詞でもあります。
それと、「yawn」は「あくびをしながら~を言う」という場合にも使う表現です。
例えば、「トムはあくびをしながらお休みなさいと言いました」と表現したい場合は、「Tom yawned good night.」となります。
是非覚えておきましょう!
会話の中で、「それはつまらない(~の話はつまらない)」という場合は、退屈という単語の「boring(ボーリング)」を使うこともできますが、「yawn」を使って、「It makes me yawn.(直訳:それは私にあくびをさせる)」という言い方もできます。
退屈については、『8つある!「退屈」や「つまらない」の英語と正しい使い分け』の記事も参考にして下さい。
「あくび」の英語での擬音表現
冒頭でもありました、あくびを日本語の擬音で表現する際は、「アーア」や「アー」などを使いますが、英語では、「yawn」がそのまま使えます。
下記がその例文です。
- 英語:Yawn, I’m still sleepy.
- 日本語:アーア、まだ眠たい。
この場合も、「ヨーン(yawn)」とそのまま発音して擬音的に表現します。
「あくび」に関連する英語フレーズなど
「あくび」だの単語以外で英会話で使えるフレーズがあるので、その点も押さえておきましょう!
「あくびが止まらない」
~が止まらないという場合は、「can’t stop ~ing」という表現が一般的に使われます。
直訳で言うと、「~を止めることができない」となります。
これを「あくび」にあてはめると、「I can’t stop yawing.」となります。
あくびが止まらなかったと、過去形にする場合は「I couldn’t stop yawning.」です。
「あくびを我慢する」
大切な打ち合わせの際にも眠くなったり、つまらない話であればあくびもしたくなりますね。
生理現象を我慢する場合、例えば「しゃっくり(hiccup)」や「くしゃみ(sneeze)」などでも同様で、「hold (in) ~」という熟語が使えます。
下記がその例文です。
- 英語:I had to hold in a yawn.
- 日本語:あくびを我慢しないといけなかった。
生理現象以外で我慢するの場合は違う英語を使います。『我慢(する)の英語と発音|7個の単語・熟語の違いと使い分け・スラング』の記事を参考してみて下さい。
「あくびがうつる」
「もらいあくび」のことですが、それ自体は「contagious yawning(コンテイジャス・ヨーニング)」と言います。
「contagious」は「感染する」という単語です。
しかし、会話では次のような例文で口語表現します。
- 英語:He got my yawning.
- 日本語:彼は私のあくびがうつりました。 ※「I made him yawn.」とすると、彼が私の話につまらなくなってあくびをした、というニュアンスになるので注意しましょう。
「大あくび」
「big yawn」でそのまま「大あくび」を表現できます。
下記のような例文で使えます。
- He gave a big yawn.(彼は大あくびをしました)
- I yawned big.(私は大あくびをしました) ※動詞の「yawn」を使ったパターンです
「あくび」という一つの単語だけでも、これだけ色々な表現があります。
その単語だけ覚えるのではなく、それに関連した英語も身に付けるように心がけるだけで英語力が広がっていきます。
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